JP7093265B2 - クリップ - Google Patents

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Description

本開示は、クリップに関する。
特許文献1は、ショルダーベルトのスロットに脱着可能に掛けられるフックを開示する。同文献は、更に、スロット幅がフック幅に一致することを開示する。特許文献2は、バックパックの左右のストラップのための保持具を開示する。このストラップ保持具は、一端に閉ループ構造を有し、他端に開ループ構造を具備する(特許文献2の図4参照)。
米国特許第8,403,193号明細書 特開2013-46756号公報
クリップの保持性能の低下を抑制しつつ、クリップのより簡単な取り外し及び/又は取り付けを促進することが望まれる。
本開示の一態様に係るクリップは、第1及び第2延在部と、第1及び第2延在部の各基端部が結合した結合部を備える。第1及び第2延在部が結合部から離間するように延びて両者の間に保持空間が形成される。また、第1延在部の先端部が、第2延在部に対向して保持空間への挿入口が画定される。挿入口と結合部の間の位置において第2延在部に括れ部又は開口が形成され、これに応じて第2延在部が撓みやすく構成される。
幾つかの実施形態では、第1延在部の先端部が第2延在部から離れるようにクリップが操作される時、第1延在部の撓み量が、第2延在部の撓み量よりも小さい。
幾つかの実施形態では、第2延在部は、結合部から挿入口に向けて一定厚で延びる部分を含む。
幾つかの実施形態では、括れ部の最小幅部分の位置又は開口の中心位置が、第1延在部の先端部の先端位置と比較して第1及び第2延在部の内面を接続する結合部の内壁面寄りに位置付けられる。
幾つかの実施形態では、括れ部の最小幅部分の位置と第1延在部の先端部の先端位置の間の第1間隔をD1とし、括れ部の最小幅部分の位置と第1及び第2延在部の内面を接続する結合部の内壁面の位置の間の第2間隔をD2とする時、0.4<(D2/D1)<2.3を満足する。追加又は代替として、開口の中心位置と第1延在部の先端部の先端位置の間の第3間隔をD3とし、開口の中心位置と第1及び第2延在部の内面を接続する結合部の内壁面の位置の間の第4間隔をD4とする時、0.4<(D4/D3)<2.3を満足する。
幾つかの実施形態では、第1延在部の先端部には第2延在部に向けて突出した突起が設けられ、括れ部の最小幅部分の位置又は開口の中心位置が、突起の先端位置と比較して第1及び第2延在部の内面を接続する結合部の内壁面寄りに位置付けられる。
第1延在部の先端部には第2延在部に向けて突出した突起が設けられ、括れ部の最小幅部分の位置と突起の先端位置の間の第5間隔をD5とし、括れ部の最小幅部分の位置と第1及び第2延在部の内面を接続する結合部の内壁面の位置の間の第6間隔をD6とする時、0.4<(D6/D5)<2.3を満足する。追加又は代替として、開口の中心位置と突起の先端位置の間の第7間隔をD7とし、開口の中心位置と第1及び第2延在部の内面を接続する結合部の内壁面の位置の間の第8間隔をD8とする時、0.4<(D8/D7)<2.3を満足する。
幾つかの実施形態では、第2延在部が、括れ部を形成するように結合した第1及び第2テーパー部を含み、第1テーパー部は、結合部から離れるに応じて幅狭になり、第2テーパー部は、第1テーパー部から離れるに応じて幅広になる。
幾つかの実施形態では、第1延在部の先端部には第2テーパー部の幅広端寄りの部分に向けて突出した突起が設けられる。
幾つかの実施形態では、第1及び第2延在部は、結合部から離れるに応じて第1及び第2延在部間の間隔が徐々に増加するように延びる。
幾つかの実施形態では、第1延在部の内面は、第2延在部の内面に関して傾斜して設けられる。
幾つかの実施形態では、第1延在部の先端部には第2延在部に向けて突出した突起が設けられ、突起の突出高さは、第1延在部の先端部の最小厚よりも大きい。
幾つかの実施形態では、第1延在部は、結合部に向けて延びるに応じて下り傾斜する上面を有する。
幾つかの実施形態では、結合部は、第1延在部から離れるに応じて下り傾斜する上面を有する。
幾つかの実施形態では、結合部は、第1及び第2延在部とは反対方向に延びる少なくとも1つのガイド突起を有する。
幾つかの実施形態では、第1延在部は、その基端部とその先端部の間の位置に形成された開口を有し、この第1延在部の開口を介して第2延在部の括れ部又は開口の視認が可能である。
幾つかの実施形態では、括れ部又は開口は、挿入口を介した保持空間への挿入方向に平行な軸線に関して対称に構成される。
幾つかの実施形態では、結合部の近傍における第2延在部の幅をW1とし、括れ部の最小幅をW2とする時、(W2/W1)≦0.8を満足する。追加又は代替として、結合部の近傍における第2延在部の幅をW3とし、開口により隔てられた複数の部分の合計幅をW4とする時、(W4/W3)≦0.8を満足する。
本開示の一態様によれば、クリップの保持性能の低下を抑制しつつ、クリップのより簡単な取り外し及び/又は取り付けを促進することができる。
本開示の一態様に係るクリップの非限定の使用例を示す概略図である。 本開示の一態様に係るクリップの概略的な斜視図である。 本開示の一態様に係るクリップの概略的な側面図である。 本開示の一態様に係るクリップの概略的な上面図である。 本開示の一態様に係るクリップの概略的な断面図であり、図4の一点鎖線X5-X5に沿う断面を示す。 本開示の一態様に係るクリップの下面図である。 本開示の一態様に係るクリップの後側面図である。 本開示の一態様に係るクリップの前側面図である。 本開示の一態様に係るクリップの操作前の状態を示す概略的な側面図である。 本開示の一態様に係るクリップの概略的な側面図であり、第2延在部が撓み、クリップの挿入口の開口高さが増加した状態を示す。 本開示の一態様に係るクリップをショルダーストラップに取り付ける過程を示す概略図である。 本開示の別態様に係るクリップの概略的な斜視図である。 本開示の別態様に係るクリップの概略的な上面図である。 本開示の別態様に係るクリップの概略的な断面図であり、図13の一点鎖線X14-X14に沿う断面を示す。 本開示の別態様に係るクリップの下面図である。 本開示の別態様に係るクリップの概略的な斜視図である。 本開示の別態様に係るクリップの概略的な上面図である。 本開示の別態様に係るクリップの概略的な断面図であり、図17の一点鎖線X18-X18に沿う断面を示す。 本開示の別態様に係るクリップの下面図である。
以下、図1乃至図19を参照しつつ、本開示に係る非限定の実施形態及び特徴について説明する。当業者は、過剰説明を要せず、各実施形態及び/又は各特徴を組み合わせることができ、この組み合わせによる相乗効果も理解可能である。実施形態間の重複説明は、原則的に省略する。参照図面は、発明の記述を主たる目的とするものであり、作図の便宜のために簡略化されている場合がある。各特徴は、他の特徴との組み合わせを必要としない独立した個別の特徴として理解され、さもなければ1以上の他の個別の特徴との組み合わせとして理解される。個別の特徴の全組み合わせを記述することは当業者には冗長である他なく、省略される。個別の特徴は、例えば、図面に開示されたクリップにのみ有効であるものではなく、他の様々なクリップにも通用する普遍的な特徴として理解される。
図1は、クリップ1の非限定の使用例を示す概略図である。図1に示すように、チェストストラップ2をショルダーストラップ3に取り外し可能な態様で取り付けるために本開示のクリップ1を用いることができるが、クリップ1の用途は、これに限定されるべきではない。別例では、クリップ1がバックルの雄部材又は雌部材に連結され、これにより、帯材及び/又は紐材に対するバックルの(取り外し可能な)簡単な取り付けが促進される。バックルの代替として他のパーツ、例えば、フックパーツ(所謂、なす環)が用いられる形態も想定される。少なくとも2つのクリップが連結してストラップ不要のチェストストラップが構成される形態も想定される。クリップ1は、帯や紐や紙を束ねるために用いることもできる。
更なる別例では、プラスチック製のホイッスルといったアイテムにクリップ1が連結される。このアイテムは、そのクリップ部を介してバックパックのストラップに対して(取り外し可能に)取り付けることができる。クリップ1は、ストラップからのクリップ1のより簡単な取り外しを促進するべく構成される。従って、非常事態に際してストラップからアイテムをより短時間に取り外し、より早く警笛を鳴らすことが促進される。
更なる別例では、ズボンのベルトといった帯材及び/又は紐材に対して所望アイテムを掛けるためにクリップ1が用いられる。所望アイテムの一例として、スマートフォン又は財布を入れる袋が挙げられるが、これに限られるべきではない。帯材及び/又は紐材に掛けられるアイテムは、軽量物に限られず、重量物であり得る。クリップ1は、クリップ1の保持性能(グリップ能力又は保持能力と呼んでも良い)の低下を抑制しつつ、クリップ1のより簡単な取り付け及び/又は取り外しを促進するように構成される。従って、ある程度の重量のアイテム(例えば、工具)をベルトに吊り下げる目的でクリップ1が用いられる形態も想定される。繰り返すが、上述したクリップ1の用途又は使用態様は、単なる非限定の一例であり、クリップ1の用途又は使用態様を何ら限定するものではない。
図2は、クリップ1の概略的な斜視図である。図3は、クリップ1の概略的な側面図である。図4は、クリップ1の概略的な上面図である。図5は、クリップ1の概略的な断面図であり、図4の一点鎖線X5-X5に沿う断面を示す。図6は、クリップ1の下面図である。図7は、クリップ1の後側面図である。図8は、クリップ1の前側面図である。図9は、クリップ1の操作前の状態を示す概略的な側面図である。図10は、クリップ1の概略的な側面図であり、第2延在部が撓み、クリップ1の挿入口の開口高さが増加した状態を示す。図11は、クリップ1をショルダーストラップ3に取り付ける過程を示す概略図である。
図2の両方向矢印LRが左右方向を示し、両方向矢印FBが前後方向を示し、両方向矢印UDが上下方向を示す。後述の記述から分かるように、左右方向は、第1延在部10と第2延在部20により挟まれる帯材又は紐材の延在方向に一致する。前後方向は、結合部30に向かう又はそこから離れるように延びる第1及び第2延在部10,20の延在方向に一致する。上下方向は、ここで述べた左右方向と前後方向に直交する方向である。左右、前後、及び上下方向は、クリップ1に関する以下の記述に照らして再定義可能である。図1に示したクリップ1の取り付け状態を前提とすると、左右方向は、ショルダーストラップ3の延在方向に一致する。前後方向は、チェストストラップ2の延在方向に一致する。上下方向は、ショルダーストラップ3の延在方向とチェストストラップ2の延在方向に対して直交する方向に一致する。
クリップ1は、第1及び第2延在部10,20と、第1及び第2延在部10,20の各基端部が結合した結合部30を有する。第1及び第2延在部10,20が結合部30から離間するように(つまり、後方に)延びて両者の間に保持空間(40)が形成される。第1延在部10の先端部が、第2延在部20(特には、その中間部25)に対向して保持空間40への挿入口41が画定される。第1及び第2延在部10,20間の保持空間40には挿入口41を介して帯材又は紐材が挿入されて保持され得る。第1及び第2延在部10,20の間で帯材又は紐材が保持される時、第1及び第2延在部10,20の間の保持空間40において帯材又は紐材が左右方向に変位可能であるが、必ずしもこの限りではない。なお、第1延在部10を上部延在部と呼び、第2延在部20を下部延在部と呼んでも良い。
第1延在部10は、結合部30に結合した基端部11と、(前後方向において)基端部11とは反対側の先端部12を有する。第1延在部10の基端部11を前端部と呼び、先端部12を後端部と呼んでも良い。第2延在部20は、結合部30に結合した基端部21と、前後方向において基端部21とは反対側の反対端部22を有する。第2延在部20の基端部21を前端部と呼び、反対端部22を後端部と呼んでも良い。
第2延在部20は、その基端部21と反対端部22の間を延びる中間部25を有する。反対端部22にはチェストストラップ2の挿通開口27が設けられるが、これに限られるべきではない。上述のように、反対端部22が他のパーツ(例えば、バックルの雄又は雌部材、又は、別のクリップ)に射出成形により一体的に結合する態様も想定される。第1延在部10の先端部12が、第2延在部20(端的には、その中間部25)に対向し、第1及び第2延在部10,20の間の保持空間40への挿入口41が画定される。オプションとして、第1延在部10の先端部12には、第2延在部20(端的には、その中間部25)に向けて突出した突起70が設けられる。突起70によりクリップ1の挿入口41が部分的に閉鎖される。典型的には、クリップ1は、プラスチック・パーツであり、溶融樹脂の射出成形により製造可能である。
第1延在部10は、必ずしもこの限りではないが、基端部11と先端部12の間に形成された1以上の開口19を有することができる。幾つかの場合、第1延在部10は、1つの開口19を周囲する枠状部分である。第1延在部10が枠状部分である時、第1延在部10と第2延在部20の間に挟まれる帯材又は紐材の視認が可能である。また、第1延在部の開口60を介して後述の第2延在部20の括れ部50又は開口60の視認が可能である。幾つかの場合、第1延在部10の左右幅W10は、結合部30に向かって小さくなり、これにより、クリップ1の挿入容易性、例えば、ショルダーハーネス4とショルダーストラップ3の間の隙間への挿入容易性が促進される。
第2延在部20は、括れ部50が形成された中間部25を有する(図6参照)。括れ部50は、クリップ1の挿入口41と結合部30の間の位置において第2延在部20(端的には、その中間部25)に形成され、これに応じて第2延在部20が撓みやすく構成される。第2延在部20が撓む時、第2延在部20は、弧状形状をとり得る。より具体的には、第2延在部20は、第1延在部10側に括れ部50が反り出た形状をとり得る。第2延在部20が相対的に硬質であって、従って、その弧状形状の深さは極浅いものであり得る。
オプションとして、結合部30の近傍における第2延在部20(端的には、その中間部25)の幅をW1とし、括れ部50の最小幅をW2とする時、(W2/W1)≦0.8を満足する。これにより第2延在部20の変形容易性が促進される。なお、結合部30の近傍における第2延在部20(端的には、その中間部25)の幅は、括れ部50の最小幅よりも結合部30側の部分における最大幅、端的には、後述の第1テーパー部51の最大幅で読み替えることができる。
第2延在部20、端的にはその中間部25は、結合部30から挿入口41に向けて一定厚で延びる部分を含むことができる。これにより、第2延在部20の変形容易性が促進される。幾つかの場合、中間部25全体が平板状である。第2延在部20(端的には、その中間部25)の下面24に1以上の凹部26を設け、第2延在部20の変形容易性が更に促進され得る。第2延在部20の内面23に凹部26を設けない分、第2延在部20の内面23の平坦さも同時に確保される。なお、第2延在部20の中間部25は、凹部26を画定する1以上の枠部を含み得る。また、第2延在部20の厚みを第1延在部10の厚みよりも薄く形成することで、さらに変形容易性を促進することもできる。
括れ部50の具体的な態様は様々である。幾つかの場合、括れ部50は、挿入口41を介した保持空間40への挿入方向(前後方向)に平行な軸線AXに関して対称に構成される。追加又は代替として、括れ部50は、第2延在部20の第1及び第2テーパー部51,52により形状付けられる。具体的には、第2延在部20は、括れ部50を形成するように結合した第1及び第2テーパー部51,52を含む。第1テーパー部51は、結合部30から(後方に)離れるに応じて幅狭になり、第2テーパー部52は、第1テーパー部51から(後方に)離れるに応じて幅広になる。第1テーパー部51の左右の傾斜エッジ51m,51nの左右間隔は、結合部30から(後方に)離れるに応じて減少する。第2テーパー部52の左右の傾斜エッジ52m,52nの左右間隔は、第1テーパー部51から(後方に)離れるに応じて増加する。第1テーパー部51の左右の傾斜エッジ51m,51nがテーパー状であり、第2テーパー部52の左右の傾斜エッジ52m,52nが逆テーパー状であるとも言える。なお、第1延在部10の先端部12の突起70は、第2テーパー部52の幅広端寄りの部分に向けて突出する。第1テーパー部51を前側テーパー部と呼び、第2テーパー部52を後側テーパー部と呼んでも良い。
第1テーパー部51の左側の傾斜エッジ51mと第2テーパー部52の左側の傾斜エッジ52mにより左側凹部54mが形成される。第1テーパー部51の右側の傾斜エッジ51nと第2テーパー部52の右側の傾斜エッジ52nにより右側凹部54nが形成される。左側凹部54mの底部と右側凹部54nの底部の間で括れ部50の最小幅部分53が画定される。なお、左右の凹部54m,54nの底部が左右方向に平行な同一の軸線上に配置されることなく、前後方向において互いにオフセットする形態も想定される。なお、このような場合においても、左側凹部54mの底部と右側凹部54nの底部の間で括れ部50の最小幅部分53が画定されることに変わりない。第1テーパー部51と第2テーパー部52の間に左右幅が一定の棒状部分が設けられる形態も想定される。
幾つかの場合、クリップ1は、結合部30を挿入端として隙間に挿入しやすいように構成される。図1の一例では、クリップ1は、ショルダーハーネス4とショルダーストラップ3の間の隙間に挿入しやすく構成される。別例では別の隙間にクリップ1が挿入しやすく構成される。なお、以下、クリップ1がショルダーハーネス4とショルダーストラップ3の間の隙間に挿入されることを前提として説明する場合があるが、これに限定する意図はない。
第1及び第2延在部10,20は、結合部30から離れるに応じて第1及び第2延在部10,20間の間隔(上下間隔)が徐々に増加するように延びる。追加又は代替として、第1延在部10の内面17は、第2延在部20の内面23に関して傾斜して設けられる。これらの条件のいずれか又は両方を満足する時、クリップ1の挿入容易性が促進される。なお、第1延在部10の先端部12に突起70が設けられる場合、クリップ1の保持性能(例えば、ショルダーストラップ3を保持し続ける能力)の低下が突起70により抑制される。突起70は、第2延在部20の中間部25に向けて突出する。幾つかの場合、突起70の突出高さH70は、第1延在部10の先端部12の最小厚THmin1よりも大きい。この特徴は、クリップ1の挿入容易性とクリップ1の保持性能の両立を意味する。なお、突起70の突出高さH70は、突起70と第2延在部20の最小間隔よりも大きい。
第1延在部10の内面17を第1延在部10の下面と呼ぶこともできることに留意されたい。同様、第2延在部20の内面23を第2延在部20の上面と呼ぶこともできる。第1延在部10の内面17と第2延在部20の内面23は、少なくとも部分的に対向して配置される。第1延在部10の内面17と第2延在部20の内面23の間で保持空間40が少なくとも部分的に画定される。
クリップ1の第1延在部10は、結合部30に向けて延びるに応じて下り傾斜する上面16を有する。追加又は代替として、結合部30は、第1延在部10から離れるに応じて(結合部30の前端に向かって)下り傾斜する上面31を有する。第1延在部10の上面16及び/又は結合部30の上面31の下り傾斜のおかげで、クリップ1は、ショルダーハーネス4とショルダーストラップ3の間の隙間に円滑に進入可能である。第1延在部10の上面16及び/又は結合部30の上面31の追加又は代替として、クリップ1の第2延在部20(中間部25又は括れ部50)の下面24と結合部30の下面32が面一である。ショルダーハーネス4の一面においてショルダーストラップ3の隙間に向けてクリップ1が円滑に摺動可能である。なお、第2延在部20において中間部25の下面24と反対端部22の下面22jの間には段差があるが、クリップ1の円滑な摺動に支障は無い。
オプションとして、結合部30は、第1及び第2延在部10,20とは反対方向に延びる少なくとも1つのガイド突起34を有する。ガイド突起34は、ガイド突起34の前端に向かって下り傾斜する上面31を有し得る。ガイド突起34の厚みは、前方に向かって薄くなり得る。これにより、クリップ1全体の円滑な進入が促進される。幾つかの場合、結合部30は、左右一対のガイド突起34を有する。左右一対のガイド突起34の間の空間分だけ結合部30の前後方向の厚みが薄くなり、結合部30が過度に硬くなることが抑制される。
幾つかの場合、括れ部50の最小幅部分53の位置P53が、第1延在部10の先端部12の先端位置(後端位置)P1と比較して第1及び第2延在部10,20の内面17,23を接続する結合部30の内壁面33寄りに位置付けられる(図3参照)。追加又は代替として、括れ部50の最小幅部分53の位置P53と第1延在部10の先端部12の先端位置P1の間の第1間隔をD1とし、括れ部50の最小幅部分53の位置P53と第1及び第2延在部10,20の内面17,23を接続する結合部30の内壁面33の位置P33の間の第2間隔をD2とする時、0.4<(D2/D1)<2.3を満足する。より好ましくは、0.7<(D2/D1)<1.5を満足する。上述の条件のいずれか又は両方を満足する場合、第2延在部20の変形容易性が促進される。
第1延在部10の先端部12の先端位置P1は、前後方向に直交する平面を第2延在部20の反対端部22から結合部30に向けて前進させる時、その平面が第1延在部10の先端部12に最初に交差する位置であり得る。結合部30の内壁面33の位置P33は、前後方向に直交する平面を結合部30の前方位置から第2延在部20の反対端部22に向けて後進させた時、その平面が結合部30の内壁面33に最初に交差する位置であり得る。
幾つかの場合、第1延在部10の先端部12には第2延在部20(端的には、その中間部25)に向けて突出した突起70が設けられる。括れ部50の最小幅部分53の位置P53が、突起70の先端位置(下端位置)P2と比較して第1及び第2延在部10,20の内面17,23を接続する結合部30の内壁面33寄りに位置付けられ得る。追加又は代替として、括れ部50の最小幅部分53の位置P53と突起70の先端位置P2の間の第5間隔をD5とし、括れ部50の最小幅部分53の位置P53と第1及び第2延在部10,20の内面17,23を接続する結合部30の内壁面33の位置P33の間の第6間隔をD6とする時、0.4<(D6/D5)<2.3を満足する。より好ましくは、0.7<(D6/D5)<1.5を満足する。上述の条件のいずれか又は両方を満足する場合、第2延在部20の変形容易性が促進される。なお、突起70の先端位置(下端位置)P2は、前後方向に直交する平面を第2延在部20の反対端部22から結合部30に向けて前進させた時、その平面が突起70の先端(下端)に最初に交差する位置であり得る。
図9を参照すると、第2延在部20が存在する平面L1に対して第1延在部10の先端部12の先端位置P1と括れ部50の最小幅部分53の位置P53を結ぶ軸線L2のなす角θ1は、23°~45°の範囲内の任意の角度であるが、これに限られるべきではない。括れ部50の最小幅部分53の適切な位置付けにより第2延在部20の変形容易性が促進される。
図9及び図10の比較から分かるように挿入口41の開口高さH41を増加させるようにクリップ1を操作する時、第1延在部10よりも第2延在部20が大きく撓む。より端的には、第1延在部10の先端部12が第2延在部20(特には、その中間部25)から離れるようにクリップ1が操作される時、第1延在部10の撓み量が、第2延在部20の中間部25の撓み量よりも小さい。例えば、ショルダーストラップ3に対してクリップ1が取り付けられた状態で片手の親指で第1延在部10の先端部12がショルダーハーネス4から離れるように押される。第2延在部20は、結合部30から延びる片持ち梁であるため、結合部30を起点として撓み始める。第2延在部20の中間部25に括れ部50が形成されているため、括れ部50よりも結合部30に近い部分(つまり、第1テーパー部51)よりも括れ部50よりも結合部30から遠い部分(つまり、第2テーパー部52)が大きく変位する。従って、括れ部50の最小幅部分53が第1延在部10側に反り出る。クリップ1の挿入口41の開口高さH41が増加し、ショルダーストラップ3からクリップ1を外すことができる。なお、ショルダーストラップ3にクリップ1を取り付ける際、突起70がショルダーストラップ3により押圧され、第1延在部10がショルダーハーネス4から離れるように押され、上述の場合と同様にして第2延在部20が撓む。
図11は、クリップ1をショルダーストラップ3に取り付ける過程を示す概略図である。図示の便宜上、ショルダーハーネス4の図示が省略されている。まず、図11(a)及び(b)に示すように、ショルダーハーネス4とショルダーストラップ3の間の隙間にクリップ1を挿入する。クリップ1の挿入容易性を高める上述の1以上の特徴の採用が有利である。次に、図11(c)及び(d)に示すように、ショルダーハーネス4とショルダーストラップ3の隙間を通過したクリップ1を反対方向に動かし、クリップ1の挿入口41を介してクリップ1の保持空間40にショルダーストラップ3を挿入する。この時、上述のように、ショルダーストラップ3により第1延在部10の先端部12がショルダーハーネス4から離れるように押され、これに応じて第2延在部20が撓む。
図12乃至図19に示すように、上述した括れ部50の代替として、第2延在部20の中間部25に開口60を設けることもできる。上述したクリップ1の特徴は、第2延在部20の中間部25に開口60を設ける形態にも当てはまり、重複説明は省略する。
図15及び図19に示すように、結合部30の近傍における第2延在部20(端的には、その中間部25)の幅をW3とし、開口60により隔てられた複数の部分の合計幅をW4とする時、W4/W3≦0.8を満足する。なお、図15及び図19に示す場合、合計幅W4=W4a+W4bである。これにより第2延在部20の変形容易性が促進される。オプションとして、中間部25が、結合部30から挿入口41に向けて一定厚で延びる部分を含み、及び/又は、第2延在部20(中間部25)の下面24に1以上の凹部26を設けられる。凹部26は、開口60の外周に形成され得る。
括れ部50に関して述べたD1、D2、D5、D6と同様、第2延在部20(端的には、その中間部25)に形成された開口60についても同様の関係が成立し得る。具体的には、開口60の中心位置P60と第1延在部10の先端部12の先端位置P1の間の第3間隔をD3とし、開口60の中心位置P60と第1及び第2延在部10,20の内面を接続する結合部30の内壁面33の位置P33の間の第4間隔をD4とする時、0.4<(D4/D3)<2.3を満足する。より好ましくは、0.7<(D4/D3)<1.5を満足する。追加又は代替として、開口60の中心位置P60と突起70の先端位置P2の間の第7間隔をD7とし、開口60の中心位置P60と第1及び第2延在部10,20の内面を接続する結合部30の内壁面33の位置P33の間の第8間隔をD8とする時、0.4<(D8/D7)<2.3を満足する。より好ましくは、0.7<(D8/D7)<1.5を満足する。
開口60の具体的な態様は様々である。幾つかの場合、開口60は、括れ部50と同様、挿入口41を介した保持空間40への挿入方向(前後方向)に平行な軸線AXに関して対称に構成される。図15の形態を含む幾つかの場合、クリップ1の挿入容易性と第2延在部20の変形容易性の両立のため、結合部30から離れる方向において第2延在部20の中間部25の左右幅と開口60の左右幅が同調に増加する。端的には、第2延在部20の中間部25が結合部30から離れるに応じて幅広になり、また、開口60が結合部30から離れるに応じて幅広になる。第2延在部20の右エッジ28と開口60の右エッジ61が平行であり、第2延在部20の左エッジ29と開口60の左エッジ62が平行である。なお、図19に示すように、第2延在部20が一定の左右幅で前後方向に延び、開口60も同様に一定の左右幅で前後方向に延びることも想定される。
上述の教示を踏まえると、当業者をすれば、各実施形態に対して様々な変更を加えることができる。請求の範囲に盛り込まれた符号は、参考のためであり、請求の範囲を限定解釈する目的で参照されるべきものではない。
1 クリップ
10 第1延在部
20 第2延在部
25 中間部
30 結合部
40 保持空間
41 挿入口
50 括れ部
60 開口

Claims (18)

  1. 第1及び第2延在部(10,20)と、前記第1及び第2延在部(10,20)の各基端部が結合した結合部(30)を備え、前記第1及び第2延在部(10,20)が前記結合部(30)から離間するように延びて両者の間に保持空間(40)が形成され、また、前記第1延在部(10)の先端部が、前記第2延在部(20)に対向して前記保持空間(40)への挿入口(41)が画定されるクリップ(1)であって、
    前記挿入口(41)と前記結合部(30)の間の位置において前記第2延在部(20)に括れ部(50)又は開口(60)が形成され、これに応じて前記第2延在部(20)が撓みやすく構成される、クリップ。
  2. 前記第1延在部(10)の先端部が前記第2延在部(20)から離れるように前記クリップ(1)が操作される時、前記第1延在部(10)の撓み量が、前記第2延在部(20)の撓み量よりも小さい、請求項1に記載のクリップ。
  3. 前記第2延在部(20)は、前記結合部(30)から前記挿入口(41)に向けて一定厚で延びる部分を含む、請求項1又は2に記載のクリップ。
  4. 前記括れ部(50)の最小幅部分(53)の位置(P53)又は前記開口(60)の中心位置(P60)が、前記第1延在部(10)の先端部の先端位置(P1)と比較して前記第1及び第2延在部(10,20)の内面を接続する前記結合部(30)の内壁面(33)寄りに位置付けられる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のクリップ。
  5. 前記括れ部(50)の最小幅部分(53)の位置(P53)と前記第1延在部(10)の先端部の先端位置(P1)の間の第1間隔をD1とし、前記括れ部(50)の最小幅部分(53)の位置(P53)と前記第1及び第2延在部(10,20)の内面を接続する前記結合部(30)の内壁面(33)の位置(P33)の間の第2間隔をD2とする時、0.4<(D2/D1)<2.3を満足し、又は、
    前記開口(60)の中心位置(P60)と前記第1延在部(10)の先端部の先端位置(P1)の間の第3間隔をD3とし、前記開口(60)の中心位置(P60)と前記第1及び第2延在部(10,20)の内面を接続する前記結合部(30)の内壁面(33)の位置(P33)の間の第4間隔をD4とする時、0.4<(D4/D3)<2.3を満足する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のクリップ。
  6. 前記第1延在部(10)の先端部には前記第2延在部(20)に向けて突出した突起(70)が設けられ、前記括れ部(50)の最小幅部分(53)の位置(P53)又は前記開口(60)の中心位置(P60)が、前記突起(70)の先端位置(P2)と比較して前記第1及び第2延在部(10,20)の内面を接続する前記結合部(30)の内壁面(33)寄りに位置付けられる、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のクリップ。
  7. 前記第1延在部(10)の先端部には前記第2延在部(20)に向けて突出した突起(70)が設けられ、
    前記括れ部(50)の最小幅部分(53)の位置(P53)と前記突起(70)の先端位置(P2)の間の第5間隔をD5とし、前記括れ部(50)の最小幅部分(53)の位置(P53)と前記第1及び第2延在部(10,20)の内面を接続する前記結合部(30)の内壁面(33)の位置(P33)の間の第6間隔をD6とする時、0.4<(D6/D5)<2.3を満足する、又は、
    前記開口(60)の中心位置(P60)と前記突起(70)の先端位置(P2)の間の第7間隔をD7とし、前記開口(60)の中心位置(P60)と前記第1及び第2延在部(10,20)の内面を接続する前記結合部(30)の内壁面(33)の位置(P33)の間の第8間隔をD8とする時、0.4<(D8/D7)<2.3を満足する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のクリップ。
  8. 前記第2延在部(20)が、前記括れ部(50)を形成するように結合した第1及び第2テーパー部(51,52)を含み、前記第1テーパー部(51)は、前記結合部(30)から離れるに応じて幅狭になり、前記第2テーパー部(52)は、第1テーパー部(51)から離れるに応じて幅広になる、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のクリップ。
  9. 前記第1延在部(10)の先端部には前記第2テーパー部の幅広端寄りの部分に向けて突出した突起(70)が設けられる、請求項8に記載のクリップ。
  10. 前記第1及び第2延在部(10,20)は、前記結合部(30)から離れるに応じて前記第1及び第2延在部(10,20)間の間隔が徐々に増加するように延びる、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のクリップ。
  11. 前記第1延在部(10)の内面は、前記第2延在部(20)の内面に関して傾斜して設けられる、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のクリップ。
  12. 前記第1延在部(10)の先端部には前記第2延在部(20)に向けて突出した突起(70)が設けられ、前記突起(70)の突出高さは、前記第1延在部(10)の先端部の最小厚よりも大きい、請求項1乃至11のいずれか一項に記載のクリップ。
  13. 前記第1延在部(10)は、前記結合部(30)に向けて延びるに応じて下り傾斜する上面を有する、請求項1乃至12のいずれか一項に記載のクリップ。
  14. 前記結合部(30)は、前記第1延在部(10)から離れるに応じて下り傾斜する上面を有する、請求項1乃至13のいずれか一項に記載のクリップ。
  15. 前記結合部(30)は、前記第1及び第2延在部(10,20)とは反対方向に延びる少なくとも1つのガイド突起(34)を有する、請求項1乃至14のいずれか一項に記載のクリップ。
  16. 前記第1延在部(10)は、その基端部とその先端部の間の位置に形成された開口(19)を有し、この第1延在部の開口(19)を介して前記第2延在部(20)の括れ部(50)又は開口(60)の視認が可能である、請求項1乃至15のいずれか一項に記載のクリップ。
  17. 前記括れ部(50)又は前記開口(60)は、前記挿入口(41)を介した前記保持空間(40)への挿入方向に平行な軸線に関して対称に構成される、請求項1乃至16のいずれか一項に記載のクリップ。
  18. 前記結合部(30)の近傍における前記第2延在部(20)の幅をW1とし、前記括れ部(50)の最小幅をW2とする時、(W2/W1)≦0.8を満足し、又は
    前記結合部(30)の近傍における前記第2延在部(20)の幅をW3とし、前記開口(60)により隔てられた複数の部分の合計幅をW4とする時、(W4/W3)≦0.8を満足する、請求項1乃至17のいずれか一項に記載のクリップ。
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