JP7091192B2 - プリントヘッド及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、プリントヘッド及び画像形成装置に関する。
電子写真プロセスを用いたプリンタ、複写機、及び複合機(MFP:Multi-Functional Peripheral)が知られている。これら機器の露光手段(露光ユニット)として、プリントヘッドが知られている。プリントヘッドでは、LED(Light Emitting Diode)などの複数の発光素子が出力する光によって感光体ドラムが露光される。
プリントヘッドは、複数の発光素子から出る光をロッドレンズアレイと呼ばれる正立像を結ぶ小型レンズを用いて感光体ドラム上に結像させる構造を取るため小型化が可能である。また、可動部が無いため、消費エネルギーが少なく、静かな露光ユニットである。
プリントヘッドには、LEDを用いたもの(LEDチップを並べたもの)以外に有機EL(OLED:Organic Light Emitting Diode )を用いたものも開発されている。
LEDを用いたプリントヘッドは、プリント基板上にLEDチップを並べたものが一般的である。有機ELは、マスクを用いて基板上に有機ELを一括で形成するもので、精度よく発光素子を並べることができる。例えば、ガラス基板上に有機ELからなる複数の発光素子を形成した例が知られている。
プリントヘッドの複数の発光素子が主走査方向の1列に対応し、各発光素子はページメモリから読み出される画素情報に基づき発光する。
例えば、1200dpi、A3サイズに対応するプリントヘッドは、1列に並ぶ15400個の発光素子を備えるが、これら発光素子の光量にバラつきがあると、プリント画像に濃度ムラが出ることがある。そこで、各発光素子の光量補正値に基づき光量を補正して、各発光素子の光量を均一にする技術が採用されている。
特開2014-176970号公報
プリントヘッドは、各発光素子の光量補正のため、各発光素子の電流値と光量実測値との関係を示す光量特性データを記憶し、光量特性データから算出される補正値に基づき各発光素子を発光する。上記したように、発光素子の数は非常に多く、これら発光素子のそれぞれについて光量特性データが記憶される。このような背景から、光量特性データの効率的な保持についての技術改善が要望されている。
本発明の目的は、光量特性データを効率良く保持することができるプリントヘッド及び画像形成装置を提供することにある。
実施形態に係るプリントヘッドは、メモリと、入出力部と、複数の発光素子とを備えるプリントヘッド。メモリは、第1の測定用基準値に対応する第1の基準電流値の供給により発光する各発光素子の光量の測定により得られる第1の光量値を記憶し、第2の測定用基準値に対応する第2の基準電流値の供給により発光する各発光素子の光量の測定により得られる第2の光量値と前記第1の光量値との光量差分値を記憶する。入出力部は、前記第1の光量値及び前記光量差分値を出力し、前記第1の光量値及び前記光量差分値から得られる補正値を入力する。複数の発光素子は、前記補正値に対応する補正電流値により発光する。
図1は、各実施形態に共通のプリントヘッドの概略構成の一例を示す図である。 図2は、各実施形態に共通のプリントヘッドと感光体ドラムの位置関係の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るプリントヘッドの発光素子の光量と電流値の特性の一例を示す図である。 第2の実施形態に係るプリントヘッドの発光素子の光量と電流値の特性の一例を示す図である。 第3の実施形態に係るプリントヘッドの発光素子の光量と電流値の特性の一例を示す図である。 図6は、各実施形態に共通のプリントヘッドを適用した画像形成装置の一例を示す図である。 図7は、各実施形態に共通のプリントヘッドを適用した画像形成装置の制御システムの一例を示すブロック図である。 図8は、各実施形態に共通の画像形成装置における光量制御の一例を示すフローチャートである。 図9は、各実施形態に共通のデータ量削減の効果を説明するための図である。
図1は、各実施形態に共通のプリントヘッドの概略構成の一例を示す図である。
図1に示すように、プリントヘッド1は、透明基板11を備える。透明基板11は、光を透過するガラス基板であり、透明基板11上の中央部には発光素子列13が、透明基板11の長手方向に沿って形成される。発光素子列13は、複数の発光素子131(OLED)により構成される。例えば、1200dpi、A3サイズに対応するプリントヘッド1は、1列に並ぶ15400個の発光素子131を備える。
発光素子列13の近傍には、ドライブ回路列14が形成される。ドライブ回路列14は、複数の発光素子131に対応する複数のドライブ回路を備え、ドライブ回路は、発光素子131を駆動し発光させる。図1では、発光素子列13を中心とした両脇にドライブ回路列14を配置した例を示したが、ドライブ回路列14を片側に配列するようにしても良い。
また、透明基板11は、制御回路15を備え、制御回路15は、第1のメモリ151、第2のメモリ152を備える。例えば、第1のメモリ151は、不揮発性メモリであり、光量実測値等のデータを記憶する。第2のメモリ152は、揮発性メモリであり、補正値等を記憶する。光量実測値及び補正値等については後に詳しく説明する。さらに、制御回路15は、D/A(digital to analog)変換回路、セレクタ、及びアドレスカウンタなどを備える。D/A変換回路、セレクタ、及びアドレスカウンタは、各発光素子131の発光強度やオン/オフをコントロールする信号をドライブ回路列14の各ドライブ回路へ供給する。
また、透明基板11は、コネクタ16を備える。コネクタ16は、プリントヘッド1とプリンタ、複写機、又は複合機等の画像形成装置とを電気的に接続する信号の入出力部である。例えば、コネクタ16は、第1のメモリ151に記憶されるデータを画像形成装置へ出力し、また、画像形成装置からのデータを入力する。第2のメモリ152は、コネクタ16を介して入力されるデータを記憶する。例えば、透明基板11には、各発光素子、ドライブ回路などが外気に触れないよう封止するための基板が取り付けられている。
図2は、各実施形態に共通のプリントヘッドと感光体ドラムの位置関係の一例を示す図である。図2に示すように、画像形成装置は、感光体ドラム111を備え、プリントヘッド1を搭載可能に構成される。画像形成装置にプリントヘッド1が搭載される場合、搭載されたプリントヘッド1は、感光体ドラム111に対向する。
プリントヘッド1の複数の発光素子131からの光は、ロッドレンズアレイの入射面(レンズ面)で入射し、ロッドレンズアレイを通過し感光体ドラム111上に焦点を結ぶ。
感光体ドラム111は、帯電器によって一様に帯電し、複数の発光素子131からの光によって露光されることで、その電位が下がる。つまり、複数の発光素子131の発光及び非発光を制御することで、感光体ドラム111上に静電潜像を形成することができる。
図3は、第1の実施形態に係るプリントヘッドの発光素子の光量と電流値の特性の一例を示す図である。
プリントヘッドを製造した後に、光量測定装置により、全ての画素に対応する全ての発光素子131の光量と電流値の特性を検出して特性検出結果を記録する。図3に示すように、発光素子の光量と電流値の特性はほぼ直線で示される。従って、2点をプロットできれば特性グラフ(y=ax+b)を推定でき、目標光量を得るための入力値(電流値)を計算することができる。本実施形態では、説明を分かり易くするため、二つ画素(Pix1、Pix2)に着目し、二つの画素に対応する第1及び第2の発光素子の光量と電流値の特性を検出して特性検出結果を記録するケースを中心に説明する。
図3に示すように、光量測定装置は、測定用基準値RefL(第1の測定用基準値)に対応する第1の基準電流値、及び測定用基準値RefH(第2の測定用基準値)に対応する第2基準電流値を第1の発光素子へ供給し、第1の発光素子を発光させる。例えば、第1の基準電流値は、第2の基準電流値より低い値であるとする。光量測定装置は、第1の基準電流値で発光する第1の発光素子の光量である第1の光量実測値1Lを測定し記録する。また、光量測定装置は、第2の基準電流値で発光する第1の発光素子の光量である第2の光量実測値1Hを測定し記録する。
同様に、光量測定装置は、測定用基準値RefL(第1の測定用基準値)に対応する第1の基準電流値、及び測定用基準値RefH(第2の測定用基準値)に対応する第2の基準電流値を第2の発光素子へ供給し、第2の発光素子を発光させる。光量測定装置は、第1の基準電流値で発光する第2の発光素子の光量である第1の光量実測値2Lを測定し記録する。また、光量測定装置は、第2の基準電流値で発光する第2の発光素子の光量である第2の光量実測値2Hを測定し記録する。
また、光量測定装置は、光量実測値を変換して記録する。例えば、光量測定装置は、第1の光量実測値1L及び第2の光量実測値1Hに基づき光量差分値Δ1を算出する(Δ1=1H-1L)。なお、「Δ」はデルタである。また、光量測定装置は、第1の光量実測値1L及び算出された光量差分値Δ1を記録する(光量特性データD11:1L, Δ1)。
同様に、光量測定装置は、第1の光量実測値2L及び第2の光量実測値2Hに基づき光量差分値Δ2を算出する(Δ2=2H-2L)。また、光量測定装置は、第1の光量実測値2L及び算出された光量差分値Δ2を記録する(光量特性データD12:2L, Δ2)。
プリントヘッド1の複数の発光素子131の光量を実質的に均一にするためには、図3に示すように目標光量値を設定し、画像形成装置等に搭載されるプロセッサは、第1の光量実測値1L及び光量差分値Δ1から、目標光量値を得るための補正値Pix1aを算出する。同様に、プロセッサは、第1の光量実測値2L及び光量差分値Δ2から目標光量値を得るための補正値Pix2aを算出する。プリントヘッド1は、補正値Pix1aに対応する第1の補正電流値を第1の発光素子へ供給し、また、補正値Pix2aに対応する第2の補正電流値を第2の発光素子へ供給する。これにより、プリントヘッド1の第1及び第2の発光素子から目標光量を得ることができる。
なお、光量測定の精度、補正値演算の精度、及び電流値可変制御の精度等の各種の要因により、全ての発光素子131の光量を目標光量に完全一致させることは難しく、これら要因を考慮し、プリント画像の濃度ムラが目視で確認できない程度に、全ての発光素子131の光量を目標光量に実質的に均一にすることができればよい。実質的に均一の許容範囲は、プリント画像に対して要求される品質に応じて狭く設定してもよいし、広めに設定してもよい。
光量測定装置は、プリントヘッド1に対して、光量特性データD11及びD12を出力する。プリントヘッド1は、コネクタ16を介して、光量特性データD11及びD12を受け取り、第1のメモリ151は、光量特性データD11及びD12を記憶する。このようにして、プリントヘッド1は、複数の発光素子131の光量と電流値の特性検出結果を保持する。なお、プリントヘッド1は、プリントヘッド1の個体毎に光量と電流値の特性が異なり、また、発光素子の個体毎にも光量と電流値の特性が異なる。よって、光量測定装置は、各プリントヘッド1の各発光素子について特性を検出し、所定のプリントヘッド1の各発光素子の特性検出結果は、同じ所定のプリントヘッド1に保持させる。
図4は、第2の実施形態に係るプリントヘッドの発光素子の光量と電流値の特性の一例を示す図である。
第2の実施形態は、第1の実施形態との相違点を中心に説明し、第1の実施形態との共通点についての説明は適宜省略する。
図4に示すように、予め発光素子の光量と電流値の関係から、オフセット基準値P_offsetを設定する。オフセット基準値P_offsetは、各発光素子の光量の個体差を加味した上で、測定用基準値RefLに対応して得られる光量より低い値とする。
オフセット基準値P_offsetを設定した上で、光量測定装置は、光量実測値を変換して記録する。例えば、光量測定装置は、オフセット基準値P_offset及び第1の光量実測値1Lに基づき光量差分値Δ1Lを算出する(Δ1L=1L-P_offset)。また、光量測定装置は、第1の光量実測値1L、及び第2の光量実測値1Hに基づき光量差分値Δ1を算出する(Δ1=1H-1L)。光量測定装置は、算出された光量差分値Δ1L及び光量差分値Δ1を記録する(光量特性データD21:Δ1L, Δ1)。
同様に、光量測定装置は、オフセット基準値P_offset及び第1の光量実測値2Lに基づき光量差分値Δ2Lを算出する(Δ2L=2L-P_offset)。また、光量測定装置は、第1の光量実測値2L及び第2の光量実測値2Hに基づき光量差分値Δ2を算出する(Δ2=2H-2L)。光量測定装置は、算出された光量差分値Δ2L及び光量差分値Δ2を記録する(光量特性データD22:Δ2L, Δ2)。
プリントヘッド1の複数の発光素子131の光量を実質的に均一にするためには、図4に示すように目標光量値を設定し、画像形成装置等に搭載されるプロセッサは、第1の光量実測値Δ1L及び光量差分値Δ1から、目標光量値を得るための補正値Pix1aを算出する。同様に、プロセッサは、第2の光量実測値Δ2L及び光量差分値Δ2から目標光量値を得るための補正値Pix2aを算出する。
光量測定装置は、プリントヘッド1に対して、オフセット基準値P_offset、光量特性データD21、及びD22を出力する。プリントヘッド1は、コネクタ16を介して、オフセット基準値P_offset、光量特性データD21、及びD22を受け取り、第1のメモリ151は、オフセット基準値P_offset、光量特性データD21、及びD22を記憶する。このようにして、プリントヘッド1は、複数の発光素子131の光量と電流値の特性検出結果を保持する。
図5は、第3の実施形態に係るプリントヘッドの発光素子の光量と電流値の特性の一例を示す図である。
第3の実施形態は、第1及び第2の実施形態との相違点を中心に説明し、これら第1及び第2の実施形態との共通点についての説明は適宜省略する。
図5に示すように、オフセット基準値P_offsetを設定した上で、光量測定装置は、光量実測値を変換して記録する。例えば、光量測定装置は、オフセット基準値P_offset及び第1の光量実測値1Lに基づき光量差分値Δ1Lを算出する(Δ1L=1L-P_offset)。また、光量測定装置は、オフセット基準値P_offset及び第2の光量実測値1Hに基づき光量差分値Δ1Hを算出する(Δ1H=1H-P_offset)。光量測定装置は、算出された光量差分値Δ1L及び光量差分値Δ1Hを記録する(光量特性データD31:Δ1L, Δ1H)。
同様に、光量測定装置は、オフセット基準値P_offset及び第1の光量実測値2Lに基づき光量差分値Δ2Lを算出する(Δ2L=2L-P_offset)。また、光量測定装置は、オフセット基準値P_offset及び第2の光量実測値2Hに基づき光量差分値Δ2Hを算出する(Δ2H=2H-P_offset)。光量測定装置は、算出された光量差分値Δ2L及び光量差分値Δ2Hを記録する(光量特性データD32:Δ2L, Δ2H)。
プリントヘッド1の複数の発光素子131の光量を実質的に均一にするためには、図5に示すように目標光量値を設定し、画像形成装置等に搭載されるプロセッサは、第1の光量実測値Δ1L及び光量差分値Δ1Hから、目標光量値を得るための補正値Pix1aを算出する。同様に、プロセッサは、第2の光量実測値Δ2L及び光量差分値Δ2Hから目標光量値を得るための補正値Pix2aを算出する。
光量測定装置は、プリントヘッド1に対して、オフセット基準値P_offset、光量特性データD31、及びD32を出力する。プリントヘッド1は、コネクタ16を介して、オフセット基準値P_offset、光量特性データD31、及びD32を受け取り、第1のメモリ151は、オフセット基準値P_offset、光量特性データD31、及びD32を記憶する。このようにして、プリントヘッド1は、複数の発光素子131の光量と電流値の特性検出結果を保持する。
図6は、各実施形態に共通のプリントヘッドを適用した画像形成装置の一例を示す図である。図6は、4連タンデム型のカラー画像形成装置の一例であるが、本実施形態のプリントヘッド1は、モノクロの画像形成装置に適用することもできる。
図6に示すように、例えば、画像形成装置100は、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成ユニット102-Y、マゼンタ(M)の画像を形成する画像形成ユニット102-M、シアン(C)の画像を形成する画像形成ユニット102-C、ブラック(K)の画像を形成する画像形成ユニット102-Kを備えている。画像形成ユニット102-Y、102-M、102-C、102-Kは、それぞれがイエロー、シアン、マゼンダ、ブラックの画像を形成し、転写ベルト103に転写する。これにより、転写ベルト103上でフルカラー画像が形成される。
画像形成ユニット102-Yは、感光体ドラム111-Y周辺に、帯電チャージャ112-Y、プリントヘッド1-Y、現像器113-Y、転写ローラ114-Y、クリーナ116-Yを備えている。画像形成ユニット102-M、102-C、102-Kについても同様の構成である。
なお、図6においては、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成ユニット102-Yの構成については、「-Y」の符号を付与している。マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成ユニット102-Mの構成については、「-M」の符号を付与している。シアン(C)の画像を形成する画像形成ユニット102-Cの構成については、「-C」の符号を付与している。ブラック(K)の画像を形成する画像形成ユニット102-Kの構成については、「-K」の符号を付与している。
帯電チャージャ112-Y、112-M、112-C、112-Kは、それぞれ感光体ドラム111-Y、111-M、111-C、111-Kを一様に帯電する。プリントヘッド1-Y、1-M、1-C、1-Kは、それぞれの発光素子131の発光により、それぞれの感光体ドラム111-Y、111-M、111-C、111-Kを露光し、感光体ドラム111-Y、111-M、111-C、111-K上に静電潜像を形成する。現像器113-Yはイエロートナーを、現像器113-Mはマゼンタトナーを、現像器113-Cはシアントナーを、現像器113-Kはブラックトナーを、それぞれの感光体ドラム111-Y、111-M、111-C、111-Kの静電潜像部分に付着させる(現像する)。
転写ローラ114-Y、114-M、114-C、114-Kは、感光体ドラム111-Y、111-M、111-C、111-Kに現像されたトナー画像を転写ベルト103に転写する。クリーナ116-Y、116-M、116-C、116-Kは、感光体ドラム111-Y、111-M、111-C、111-Kの転写されずに残ったトナーをクリーニングし、次の画像形成の待機状態となる。
第1サイズ(小サイズ)の用紙(被画像形成媒体)P1は用紙供給手段である用紙カセット117-1に格納されている。第2サイズ(大サイズ)の用紙(被画像形成媒体)P2は用紙供給手段である用紙カセット117-1に格納されている。
用紙カセット117-1又は117-2から取り出された用紙P1又はP2には、転写手段である転写ローラ対118で転写ベルト103からトナー像が転写される。トナー像が転写された用紙P1又はP2は定着部119の定着ローラ120で加熱および加圧される。定着ローラ120での加熱と加圧により、トナー像は用紙P1又はP2にしっかりと定着する。以上のプロセス動作を繰り返すことにより、画像形成動作が連続的に行なわれる。
図1及び図2のプリントヘッド1は、図6のプリントヘッド1-Y、1-M、1-C、及び1-Kに対応する。また、図6では、プリントヘッド1-Y、1-M、1-C、及び1-Kに対応するロッドレンズアレイ2-Y、2-M、2-C、及び2-Kも図示している。
図7は、各実施形態に共通のプリントヘッドを適用した画像形成装置の制御システムの一例を示すブロック図である。図7に示すように、画像形成装置100は、画像読取部171、画像処理部172、画像形成部173、制御部174、ROM(読み出し専用メモリ、Read Only Memory)175、RAM(書き換え可能メモリ、Random Access Memory)176、不揮発性メモリ177、通信I/F178、コントロールパネル179、ページメモリ180-Y、180-M、180-C、180-K、色ずれセンサ181、メカニカルコントロールドライバ182を備える。なお、画像形成部173は、画像形成ユニット102-Y、102-M、102-C、102-Kを含む。
制御部174には、ROM175、RAM176、不揮発性メモリ177、通信I/F178、コントロールパネル179、色ずれセンサ181、メカニカルコントロールドライバ182が接続される。
画像データバス183には、画像読取部171、画像処理部172、ページメモリ180-Y、180-M、180-C、180-Kが接続される。ページメモリ180-Y、180-M、180-C、180-Kには、それぞれに対応するプリントヘッド1-Y、1-M、1-C、1-Kが接続される。
制御部174は、1以上のプロセッサにより構成され、ROM175及び不揮発性メモリ177の少なくとも一方に記憶される各種のプログラムに沿って、画像読取り、画像処理、及び画像形成等の動作を制御する。画像形成の動作は、プリントヘッド1の発光素子131の発光を含み、制御部174は、画像データに基づき、プリントヘッド1の発光素子131の発光を制御する。
ROM175は、制御部174の制御に必要な各種のプログラム等を記憶する。RAM176は、制御部174の制御で必要なデータを一時的に記憶する。不揮発性メモリ177は、更新されたプログラム、及び各種パラメータ等を記憶する。なお、不揮発性メモリ177が、各種のプログラムの一部又は全部を記憶してもよい。
メカニカルコントロールドライバ182は、制御部174の指示に従い、プリント時に必要なモータなどの動作を制御する。通信I/F178は、画像形成装置100の外部へ各種情報を出力したり、外部からの各種情報を入力したり、また、画像形成装置100の各部へ各種情報を出力したり、各部からの各種情報を入力したりする。例えば、画像形成装置100は、プリント機能により、通信I/F178を介して入力される画像データをプリントする。コントロールパネル179は、ユーザ及びサービスマンからの操作入力を受け付ける。
画像読取部171は、光学的に原稿の画像を読み取り画像データを取得し、画像処理部172へ画像データを出力する。画像処理部172は、通信I/F178を介して入力される画像データ、又は画像読取部171からの画像データに対して各種画像処理(補正等含む)を施す。ページメモリ180-Y、180-M、180-C、及び180-Kは、画像処理部172で処理された画像データの各色成分(YMCK)を記憶する。制御部174は、画像データの各色成分をページメモリ180-Y、180-M、180-C、及び180-Kへ展開し、プリントヘッド1-Y、1-M、1-C、及び1-Yによる画像形成を制御する。画像形成部173は、プリントヘッド1-Y、1-M、1-C、1-Kを備え、ページメモリ180-Y、180-M、180-C、180-Kに展開された画像データの各色成分に基づき画像を形成する。
また、制御部174は、ページメモリ180-Y、180-M、180-C、及び180-K上にテストパターンを入力し、テストパターンを形成する。色ずれセンサ181は、転写ベルト103上に形成されたテストパターンを検知し、制御部174に検知信号を出力する。制御部174は、色ずれセンサ181の入力から、各色のテストパターンの位置関係を認識することができる。
制御部174は、メカニカルコントロールドライバ182を通して、画像を形成する用紙を給紙する用紙カセット117-1又は117-2を選択する。
図8は、各実施形態に共通の画像形成装置における光量制御の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、ユーザのパワースイッチの操作により画像形成装置100へ電力が供給されると、画像形成装置100が起動する(ACT101)。画像形成装置100の制御部174は、ROM175等に記憶されたプログラムに基づき初期設定を行う(ACT102)。
ここで、画像形成装置100による目標光量値の記憶について説明する。例えば、不揮発性メモリ177は、プリントヘッド1のための目標光量値を記憶する。目標光量値は、画像形成装置100の動作性能等に応じて設定される値であり、高速プリントに対応した画像形成装置100の目標光量値と通常速度プリントに対応した画像形成装置100の目標光量値とは異なる。画像形成装置100の出荷時には、不揮発性メモリ177は、動作性能に応じた目標光量値を記憶している。また、出荷後は、通信I/F178が、外部サーバ等から目標光量値を受信し、不揮発性メモリ177に記憶された目標光量値を、受信した目標光量値へ更新するようにしてもよい。或いは、制御部174は、プリント枚数に基づく経年劣化による光量低下を予測し、不揮発性メモリ177に記憶された目標光量値を更新するようにしてもよい。このように、目標光量値は固定値ではなく、動作性能又は使用状況に応じて更新される値である。
制御部174は、通信I/F178を介してプリントヘッド1と通信し、プリントヘッド1の制御回路15は、第1のメモリ151の光量特性データを読み出し(ACT201)、コネクタ16は、光量特性データを出力する(ACT202)。第1の実施形態のプリントヘッド1であれば、光量特性データとして、1L, Δ1, 2L, Δ2, …が出力される。第2の実施形態のプリントヘッド1であれば、光量特性データとして、Δ1L, Δ1, Δ2L, Δ2, …が出力される。第3の実施形態のプリントヘッド1であれば、光量特性データとして、Δ1L, Δ1H, Δ2L, Δ2H, …が出力される。
制御部174は、通信I/F178を介して、プリントヘッド1からの光量特性データを受け取り、光量特性データから、不揮発性メモリ177に記憶された目標光量値を得るための補正値を算出する(ACT103)。第1の実施形態のプリントヘッド1が適用されるケースであれば、目標光量値と光量特性データ(1L, Δ1, 2L, Δ2, …)に基づき、補正値Pix1a,補正値Pix2a, …が算出される。第2の実施形態のプリントヘッド1が適用されるケースであれば、目標光量値と光量特性データ(Δ1L, Δ1, Δ2L, Δ2, …)に基づき、仮の補正値Pix1a,仮の補正値Pix2a, …が算出される。第3の実施形態のプリントヘッド1が適用されるケースであれば、目標光量値と光量特性データ(Δ1L, Δ1, Δ2L, Δ2, …)に基づき、仮の補正値Pix1a,仮の補正値Pix2a, …が算出される。
なお、第2の実施形態では、オフセット基準値P_offsetが利用され、光量特性データの一部(Δ1L, Δ2L, …)はシフトされた値であるため実際に使用できる補正値ではなく、仮の補正値が算出される。同様に、第3の実施形態では、オフセット基準値P_offsetが利用され、光量特性データ(Δ1L, Δ1H, Δ2L, Δ2H, …)はシフトされた値であるため実際に使用できる補正値ではなく、仮の補正値が算出される。
制御部174は、通信I/F178を介して、補正値を出力する(ACT104)。プリントヘッド1は、コネクタ16を介して、補正値を入力し、第2のメモリ152は、補正値を記憶する(ACT203)。
画像形成装置100がプリントの実行要求を受けていない場合(ACT105、NO)、待機状態へ移行する(ACT106)。画像形成装置100がプリントの実行要求を受けている場合(ACT105、YES)、制御部174は、プリントの実行を指示し(ACT107)、画像データを出力し(ACT108)、画像形成部173により画像形成が実行される。
プリントヘッド1は、コネクタ16を介して画像データを受け取り、ドライブ回路列14は、画像データ及び補正値に基づき、各発光素子131の発光を制御し(ACT204)、各発光素子131は、画像データ及び補正値に応じた補正電流値に応じて目標光量で発光する(ACT205)。なお、第2及び第3の実施形態の場合には、オフセット基準値P_offsetに基づき仮の補正値を実際に使用される補正値へ変換し、変換された補正値及び画像データに基づき、各発光素子131の発光を制御する。
上記説明では、プリントヘッド1の第1のメモリ151がオフセット基準値P_offsetを保持し、オフセット基準値P_offsetに基づき仮の補正値を実際に使用される補正値へ変換するケースについて説明したが、画像形成装置100の不揮発性メモリ177等がオフセット基準値P_offsetを保持し、オフセット基準値P_offsetに基づき仮の補正値を実際に使用される補正値へ変換するようにしてもよい。
画像データが無くなるまで(ACT206、NO)、各発光素子131は、画像データに応じて目標光量で発光し(ACT205)、画像データが無くなると(ACT206、YES)、発光は停止し、プリントヘッド1の動作は終了する。また、画像形成装置100の制御部174は、プリントの実行要求に応じたプリントを終えて(ACT109、YES)、次のプリントの実行要求がなければ、画像形成装置100の動作は終了する。
ここで各種の動作について補足する。上記説明したように、画像形成装置100においてプリントの実行要求が発生する前の初期設定の段階で光量特性データを読み出し、出力することにより、プリントの実行要求が発生する前に補正値を記憶することができ、プリント動作の効率化を図ることができる。
また、制御部174は、算出した補正値を不揮発性メモリ177に記憶するようにしてもよい。次回の起動時には、制御部174は、補正値の算出を省略し、不揮発性メモリ177に記憶した補正値をプリントヘッド1へ出力し、プリント動作の効率化を図ることができる。或いは、プリントヘッド1が、第1のメモリ151に補正値を記憶し、次回の起動時には、光量特性データの読み出し、出力を省略するようにしてもよい。
また、制御部174は、プリント枚数に基づく経年劣化による光量低下を予測し、補正値を算出するようにしてもよい。例えば、制御部174は、プリント枚数が所定枚数を超えた場合に、所定枚数を超える前の第1の補正値より高い値の第2の補正値を出力する。例えば、不揮発性メモリ177に第1の補正値が記憶されている場合には、制御部174は、不揮発性メモリ177の第1の補正値を第2の補正値へ更新する。また、プリントヘッド1の第1のメモリ151に第1の補正値が記憶されている場合には、制御部174は、第2の補正値を出力し、プリントヘッド1は、第1のメモリ151の第1の補正値を第2の補正値へ更新する。
次に、各実施形態の光量特性データの保存による作用効果について説明する。例えば、比較例として、第1の光量実測値1L及び第2の光量実測値1Hを記録し(光量特性データD01:1L, 1H)、及び第1の光量実測値2L及び第2の光量実測値2Hを記録する(光量特性データD02:2L, 2H)ケースを想定する。つまり、2点での光量実測値を記録するケースを想定する。この比較例に照らして、各実施形態の光量特性データの保存による作用効果を説明する。
第1の実施形態で説明した光量特性データ(D11, D12)は、一部において光量差分値を採用しているので、データ量の削減を図ることができる。また、比較例と同様のデータ量を使用する場合には、データ精度を上げることができる。高精度な光量差分値を持つことにより、各発光素子の光量の均一化を高精度に実現することができ、画質向上にも貢献する。また、補正値の演算をする際に、傾き(1H-1L)/(RefH-RefL)を計算するステップで差分(1H-1L)の計算が不要になるためで、補正処理の性能向上にも貢献できる。
第2の実施形態で説明した光量特性データ(D21, D22)及び第3の実施形態で説明した光量特性データ(D31, D32)は、オフセット基準値P_offsetを採用しているので、第1の実施形態に比べてさらにデータ量の削減を図ることができる。また、比較例と同様のデータ量を使用する場合には、データ精度をさらに上げることができる。高精度な光量差分値を持つことにより、各発光素子の光量の均一化をさらに高精度に実現することができ、さらなる画質向上にも貢献する。また、第1の実施形態と同様に、補正値の演算をする際の補正処理の性能向上にも貢献できる。
図9は、各実施形態に共通のデータ量削減の効果を説明するための図である。ここで、図9の横軸(入力階調)について補足する。例えば、8ビットデータからD/A変換された信号がドライブ回路へ入力され、ドライブ回路は入力信号に基づく電流値を発光素子へ印加する。横軸は、発光素子に印加される最大電流値を256とし、印加される電流値の比を示す。電流値の可変範囲は1~256とする。
例えば、縦軸0~80[nW/dot]を8ビットで表現するケースに比べて、実施形態で説明した光量特性データを採用し、20~50[nW/dot]を8ビットで表現することにより、データ精度の向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
第1の測定用基準値に対応する第1の基準電流値の供給により発光する各発光素子の光量の測定により得られる第1の光量値を記憶し、第2の測定用基準値に対応する第2の基準電流値の供給により発光する各発光素子の光量の測定により得られる第2の光量値と前記第1の光量値との光量差分値を記憶するメモリと、
前記第1の光量値及び前記光量差分値を出力し、前記第1の光量値及び前記光量差分値から得られる補正値を入力する入出力部と、
前記補正値に対応する補正電流値により発光する複数の発光素子と、
を備えるプリントヘッド。
[C2]
前記第1の光量値は、各発光素子の光量の測定により得られる第1の光量実測値であり、
前記第2の光量値は、各発光素子の光量の測定により得られる第2の光量実測値である[C1]のプリントヘッド。
[C3]
前記第1の光量値は、各発光素子の光量の測定により得られる第1の光量実測値からオフセット基準値を減算した値であり、
前記第2の光量値は、各発光素子の光量の測定により得られる第2の光量実測値から前記オフセット基準値を減算した値である[C1]のプリントヘッド。
[C4]
前記補正値は、各発光素子の光量と電流値の特性に基づき各発光素子から実質的に均一の目標光量を得るための値である[C1]乃至[C3]の何れか一つのプリントヘッド。
[C5]
[C1]乃至[C4]の何れか一つのプリントヘッドを含む画像形成部と、
前記第1の光量値及び前記光量差分値から前記補正値を算出する制御部と、
を備え、
前記プリントヘッドの各発光素子は、画像データ及び前記補正電流値に基づき発光し、
前記画像形成部は、各発光素子の発光に基づき前記画像データに対応する画像を形成する画像形成装置。
1…プリントヘッド
11…透明基板
13…発光素子列
14…ドライブ回路列
15…制御回路
16…コネクタ
100…画像形成装置
131…発光素子
151…第1のメモリ
152…第2のメモリ
173…画像形成部
174…制御部(プロセッサ)
177…不揮発性メモリ

Claims (4)

  1. 第1の測定用基準値に対応する第1の基準電流値の供給により発光する各発光素子の光量の測定により得られる第1の光量値を記憶し、第2の測定用基準値に対応する第2の基準電流値の供給により発光する各発光素子の光量の測定により得られる第2の光量値と前記第1の光量値とから算出された光量差分値を記憶するメモリと、
    前記第1の光量値及び前記光量差分値を出力し、前記第1の光量値及び前記光量差分値から得られる補正値を入力する入出力部と、
    前記補正値に対応する補正電流値により発光する複数の発光素子と、
    を備え
    前記第1の光量値は、各発光素子の光量の測定により得られる第1の光量実測値からオフセット基準値を減算した値であり、
    前記第2の光量値は、各発光素子の光量の測定により得られる第2の光量実測値から前記オフセット基準値を減算した値であるプリントヘッド。
  2. 前記第1の光量値は、各発光素子の光量の測定により得られる第1の光量実測値であり、
    前記第2の光量値は、各発光素子の光量の測定により得られる第2の光量実測値である請求項1のプリントヘッド。
  3. 前記補正値は、各発光素子の光量と電流値の特性に基づき各発光素子から実質的に均一の目標光量を得るための値である請求項1又は2のプリントヘッド。
  4. 請求項1乃至の何れか一つのプリントヘッドを含む画像形成部と、
    前記第1の光量値及び前記光量差分値から前記補正値を算出する制御部と、
    を備え、
    前記プリントヘッドの各発光素子は、画像データ及び前記補正電流値に基づき発光し、
    前記画像形成部は、各発光素子の発光に基づき前記画像データに対応する画像を形成する画像形成装置。
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