JP7088246B2 - 端末装置及びプログラム - Google Patents

端末装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7088246B2
JP7088246B2 JP2020152442A JP2020152442A JP7088246B2 JP 7088246 B2 JP7088246 B2 JP 7088246B2 JP 2020152442 A JP2020152442 A JP 2020152442A JP 2020152442 A JP2020152442 A JP 2020152442A JP 7088246 B2 JP7088246 B2 JP 7088246B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
display unit
switching
displayed
operation icon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020152442A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022046843A (ja
Inventor
鉄平 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2020152442A priority Critical patent/JP7088246B2/ja
Publication of JP2022046843A publication Critical patent/JP2022046843A/ja
Priority to JP2022092003A priority patent/JP7484964B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7088246B2 publication Critical patent/JP7088246B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

本発明は、端末装置及びプログラムに関する。
従来、店舗、倉庫の商品などの管理用の各種情報の入力を行う携帯式の情報処理端末(端末装置)としてのハンディターミナルが知られている。近年、スマートフォンのような全面タッチパネル式のハンディターミナルが増えてきている。タッチパネル式のハンディターミナルは電池駆動であり、なるべく多くの動作時間を確保するために、ユーザが最後にタッチ操作してから一定時間経過すると「減光モード(LCD(Liquid Crystal Display)の表示部のバックライト消灯)」又は「スリープモード(表示部の画面非点灯)」の待機モードに移行して電池消費量を低下させる機能を有する。
また、スリープモードの状態(スリープ状態)から直接的に所定のアプリケーションを起動させる技術として、タッチセンサにより指紋を読み取ることが可能なタッチパネルを備えた携帯端末装置がスリープ状態である場合に、タッチパネルへの指のタッチに基づいて読み取られた指紋のデータと予め記憶された指紋データとの照合を行い、照合の結果が一致した場合にアプリケーションを起動させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-59080号公報
しかし、特許文献1の技術では、所定のアプリケーションのセキュリティを担保することはできるが、指紋データの照合に時間がかかってしまい、スリープ状態から直接的に所定の処理を実行させるのにも時間を要していた。
そこで、本発明の課題は、タッチパネル入力による操作性を向上させるとともに、処理実行の時間を短縮することである。
上記課題を解決するために、本発明の端末装置は、タッチパネル式の表示部においてユーザによるタッチ操作を検出する検出手段と、前記検出手段により前記表示部に表示された操作アイコンのタッチ操作が検出された際に前記操作アイコンに対応する処理を実行可能な第1モードと、前記第1モードよりも省電力な待機モードであって前記検出手段により前記タッチ操作が検出された際に前記第1モードに切り替わる第2モードと、の切り替えを制御する切替手段と、前記切替手段によって前記第1モードから前記第2モードに切り替わる場合に特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたか否か判別する判別手段と、前記判別手段によって前記特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたと判別されている状態で、前記第2モードにおいて前記タッチ操作が検出された場合に、前記切替手段による前記第2モードから前記第1モードへの切り替えに併せて、前記特定の操作アイコンに対応する処理を実行する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、タッチパネル入力による操作性を向上させることができるとともに、処理実行の時間を短縮できる。
本発明の第1の実施の形態のハンディターミナルの正面の外観図である。 ハンディターミナルの機能構成を示すブロック図である。 第1の減光モード処理を示すフローチャートである。 (a)は、通常モードにおけるシンボル読み取り前のハンディターミナルのシンボル読取画面を示す図である。(b)は、第1の実施の形態の減光モードにおけるハンディターミナルの待機画面を示す図である。(c)は、通常モードにおけるシンボル読み取り後のハンディターミナルのシンボル読取画面を示す図である。 (a)は、従来の通常動作時のタッチパネル入力、端末動作、スキャナ部動作を示すタイミングチャートである。(b)は、第1の実施の形態の待機モード時のタッチパネル入力、端末動作、スキャナ部動作を示すタイミングチャートである。 第1のスリープモード処理を示すフローチャートである。 第2の減光モード処理を示すフローチャートである。 (a)は、通常モードにおけるシンボル読み取り前のハンディターミナルのシンボル読取画面を示す図である。(b)は、第2の実施の形態の減光モードにおけるハンディターミナルの待機画面を示す図である。(c)は、通常モードにおけるシンボル読み取り後のハンディターミナルのシンボル読取画面を示す図である。 第2のスリープモード処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る第1、第2の実施の形態を順に詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1~図6を参照して、本発明に係る第1の実施の形態を説明する。まず、図1、図2を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態のハンディターミナル10の正面の外観図である。図2は、ハンディターミナル10の機能構成を示すブロック図である。
図1に示す端末装置(携帯端末)としてのハンディターミナル10は、スーパーマーケット、量販店などの店舗や、商品を格納する倉庫などの導入先で使用され、当該導入先の店員、管理担当者などのユーザに操作されて情報が入力される携帯式の情報処理端末である。ハンディターミナル10は、シンボル(バーコード、2次元コード)のスキャン(読み取り)機能を有する。
図1に示すように、ハンディターミナル10は、筐体10a上に、操作部12と、表示部14と、シンボル読取手段としてのスキャナ部17と、を有する。操作部12は、タッチパネル121と、物理キー部122と、を備える。タッチパネル121は、筐体10aの正面側の表示部14の表示パネル上に設けられた静電容量式のタッチパネルであり、ユーザのタッチ入力(タッチ操作)を受け付ける。なお、タッチパネル121は、抵抗膜式など、他の方式のタッチパネルとしてもよい。
物理キー部122は、物理トリガーキー122aと、物理キー群122bと、電源キー122cと、を有する。物理トリガーキー122aは、筐体10aの両側面にそれぞれ設けられ、ユーザからのスキャナ部17のスキャン実行入力を受け付ける物理キー(ハードキー)としてのトリガーキーである。物理キー群122bは、筐体10aの正面側に設けられ、ユーザからの各種入力を受け付ける複数の物理キーであり、例えば、ホーム画面の表示の入力を受け付けるホームキー、1つ前の表示画面に戻るためのバックキーなどを有する。電源キー122cは、ユーザからの電源オン/オフの入力を受け付ける物理キーである。
表示部14は、LCDの表示パネルを有し、当該表示パネルに各種表示を行う。表示部14は、表示パネルとして、液晶部141及びバックライト142を有する。液晶部141は、マトリクス状の画素ごとにRGBのカラーフィルターのフィルタリングをして透過光によりカラー画像を生成し表示する液晶基板である。バックライト142は、液晶部141の背面(裏面)側に配置され、液晶部141に光を出射してカラー画像を表示させる光源である。
ハンディターミナル10は、全ての各部が動作する通常モードと、通常モードの待機モードとしての、減光モード及びスリープモードと、を有するものとする。通常モードでは、タッチパネル121を介するユーザからの、表示部14に表示された操作アイコンの領域へのタッチ入力に応じて、当該操作アイコンに対応する処理が実行可能である。減光モードは、表示部14の液晶部141を動作したまま、バックライト142を消灯する待機モードである。スリープモードは、CPU(Central Processing Unit)11(後述)を除き、表示部14を含むハンディターミナル10の各部の一部を停止(休止)(例えば、表示部14の液晶部141及びバックライト142を停止し、画面非点灯)する待機モードである。
減光モード及びスリープモードは、通常モードよりも省電力なモードである。また、スリープモードは、減光モードよりも省電力なモードである。通常モードから、減光モード及びスリープモードへの移行は、通常モードの状態において、操作部12への操作入力が、予め設定された所定時間ないことにより行われるものとする。例えば、通常モードにおいて、操作入力が第1の所定時間(例えば、3分)ない場合に、減光モードに移行され、操作入力が第1の所定時間よりも長い第2の所定時間(例えば、5分)ない場合に、スリープモードに移行される。
本実施の形態では、基本的に、減光モードにおいて、タッチパネル121へのタッチ入力を含む操作部12への操作入力がある場合に、通常モードに復帰されるものとし、スリープモードにおいて、電源キー122cへの押下入力がある場合に、通常モードに復帰されるものとする。
スキャナ部17は、筐体10aの天面に設けられ、エイマー光の発光素子と、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージャなどの撮像素子と、を有し、被写体であるシンボル(バーコード、2次元コード)を撮像して、当該シンボルを読み取るスキャナ部である。例えば、ユーザにより、ハンディターミナル10のスキャナ部17がエイマー光内にシンボルを位置するように向けられ、ユーザによる物理トリガーキー122aの押下入力、又は表示部14に表示されたソフトキーとしての仮想トリガーキーのタッチ入力により、当該シンボルが撮像されて読み取られる。
ついで、図2を参照して、ハンディターミナル10の内部の機能構成を説明する。ハンディターミナル10は、検出手段、切替手段、制御手段、判別手段としてのCPU11と、操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、記憶部15と、無線通信部16と、スキャナ部17と、カメラ部18と、出力部19と、電池20と、計時部21と、を備える。ハンディターミナル10の各部は、バス22を介して接続されている。
CPU11は、ハンディターミナル10の各部を制御する。CPU11は、記憶部15に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM13に展開し、当該展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
操作部12は、タッチパネル121、物理キー部122を有し、ユーザからのタッチパネル121へのタッチ入力、物理キー部122へのキー入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。
RAM13は、揮発性のメモリであり、各種のデータやプログラムを一時的に格納するワークエリアを形成する。
表示部14は、CPU11から指示された表示情報に従い、液晶部141及びバックライト142を制御して、LCDの表示パネルに表示情報を表示する。
記憶部15は、情報を読み出し及び書き込み可能なフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶部である。記憶部15には、各種データ及びプログラムが記憶されている。特に、記憶部15には、アプリケーションプログラムとして、後述する第1の減光モード処理を実行するための第1の減光モードプログラムP1と、後述する第1のスリープモード処理を実行するための第1のスリープモードプログラムP2と、が記憶されているものとする。
無線通信部16は、各種無線通信方式のアンテナ、変復調回路、信号処理回路などを有し、通信先と無線通信を行う少なくとも一つの無線通信部である。無線通信部16の各無線通信部の無線通信方式は、Wi-Fi(登録商標)などの無線LAN(Local Area Network)、ワイヤレスWAN(Wide Area Network)、NFC(Near Field Communication)などである。例えば、CPU11は、無線通信部16を介して、Wi-fi通信により、アクセスポイントとの無線送受信を行い、当該アクセスポイントにネットワーク接続された通信先の機器と情報の送受信を行う。
スキャナ部17は、CPU11の制御に従い、シンボルを被写体として撮像してその画像データを生成し、CPU11に出力する。CPU11は、スキャナ部17により撮像されたシンボルの画像データをデコードして当該シンボルに含まれるコード情報を取得する。なお、スキャナ部17は、シンボルとしてのバーコードにレーザー光を照射して走査しその反射光の入力により得られた信号をデコードして当該バーコードに含まれたデータを得るレーザースキャナとしてもよい。
カメラ部18は、光学系、撮像素子を有し、CPU11の制御に従い、被写体を撮像して画像データを生成するデジタルカメラ部である。
出力部19は、LED(Light Emitting Diode)などの発光部や、アンプ、スピーカーなどの音出力部を有し、CPU11の制御に従い、発光部の点灯/消灯や、音出力部による音出力を行う。
電池20は、リチウムイオン電池などの充電池(2次電池)であり、ハンディターミナル10の各部に電源電力の供給を行う。また、電池20は、CPU11の制御に従い、ハンディターミナル10の各部への電源電力の供給をオフ(電源オフ)する。
計時部21は、リアルタイムクロックであり、現在の日時を計時し、現在日時情報をCPU11に出力する。
つぎに、図3~図6を参照して、ハンディターミナル10の動作を参照する。図3は、第1の減光モード処理を示すフローチャートである。図4(a)は、通常モードにおけるシンボル読み取り前のハンディターミナル10のシンボル読取画面30を示す図である。図4(b)は、本実施の形態の減光モードにおけるハンディターミナル10の待機画面40を示す図である。図4(c)は、通常モードにおけるシンボル読み取り後のハンディターミナル10のシンボル読取画面30を示す図である。図5(a)は、従来の通常動作時のタッチパネル入力、端末動作、スキャナ部動作を示すタイミングチャートである。図5(b)は、本実施の形態の待機モード時のタッチパネル121入力、端末動作、スキャナ部17動作を示すタイミングチャートである。図6は、第1のスリープモード処理を示すフローチャートである。
まず、図3を参照して、ハンディターミナル10で実行される第1の減光モード処理を説明する。ハンディターミナル10において、例えば、ユーザからの電源キー122cの押下入力による電源オンをトリガーとして、CPU11は、記憶部15から読み出され適宜RAM13に展開された第1の減光モードプログラムP1との協働で、第1の減光モード処理を実行する。ハンディターミナル10は、電源オンにより、通常モードで動作しているものとする。
図3に示すように、まず、CPU11は、計時部21から入力される現在日時情報を用いて、電源オン又は最後に操作入力があってから、ユーザから操作部12を介する操作入力が第1の所定時間なく、減光モードへ移行するか否かを判別する(ステップS11)。減光モードへ移行しない場合(ステップS11;NO)、ステップS11に移行される。
減光モードへ移行する場合(ステップS11;YES)、CPU11は、表示部14に表示中の表示画面の画面情報を取得し、バックライト142を減光して減光モードに移行する(ステップS12)。減光モードへの移行直前の表示部14には、各種の表示画面が表示されうる。この表示画面として、例えば、図4(a)に示すシンボル読み取り前のシンボル読取画面30が表示される。シンボル読取画面30は、コード情報表示欄31と、トリガーキー32,33と、を有する。
コード情報表示欄31は、スキャナ部17を用いたシンボル読み取りにより得られた、当該シンボルに含まれるコード情報(文字情報)の表示欄であり、シンボル読み取り前にはコード情報が表示されていない。トリガーキー32,33は、スキャナ部17を用いたシンボル読み取りのトリガー入力を受け付ける操作アイコンとしてのソフトキーである仮想トリガーキーである。トリガーキー32,33の表示領域を、それぞれ、領域AR1,AR2とする。通常モードでは、タッチパネル121上のトリガーキー32,33(領域AR1,AR2)がタッチ入力されることにより、スキャナ部17を用いたシンボル読み取りが実行される。なお、減光モードへの移行直前の表示部14には、トリガーキーが含まれない表示画面(例えば、各種設定画面)も表示されうる。
ステップS12により、減光モードへの移行直前のシンボル読取画面30は、減光モードへの移行により、図4(b)に示す待機画面40に遷移して表示部14に表示される。待機画面40は、液晶部141において、シンボル読取画面30と同様の表示画面が生成されているが、バックライト142が減光されているため、ユーザは、コード情報表示欄31及びトリガーキー32,33を視認できない、もしくは、視認しにくい状態となっている。しかし、タッチパネル121上の領域AR1,AR2は、トリガーキーとして機能している。
そして、CPU11は、タッチパネル121を介して、ユーザからタッチ入力があるか否かを判別する(ステップS13)。タッチ入力がない場合(ステップS13;NO)、ステップS13に移行される。タッチ入力がある場合(ステップS13;YES)、CPU11は、ステップS12で取得した画面情報を参照して、減光モード移行直前に表示部14に表示されていた表示画面上にトリガーキー(仮想トリガーキー)が表示されていたか否かを判別する(ステップS14)。
トリガーキーが表示されていた場合(ステップS14;YES)、CPU11は、ステップS14でのタッチ入力の位置座標情報を計算する(ステップS15)。そして、CPU11は、ステップS15で計算された位置座標情報が、減光モード移行直前に表示されていたトリガーキーの領域(例えば、領域AR1,AR2)内であるか否かを判別する(ステップS16)。
トリガーキーの領域内である場合(ステップS16;YES)、CPU11は、スキャナ部17によりシンボルを読み取る(ステップS17)。ステップS17では、例えば、CPU11は、スキャナ部17によりシンボルを撮像して得られた画像データをデコードして、当該シンボルに含まれるコード情報(文字情報)を取得し、当該コード情報をコード情報表示欄31内に配置して液晶部141に表示する。
そして、CPU11は、バックライト142を点灯し(ステップS18)、通常モードに移行(復帰)し、ステップS11に移行する。ステップS18では、例えば、図4(c)に示すように、ステップS17で読み取られたシンボルのコード情報を有するコード情報表示欄31を含む、シンボル読み取り後のシンボル読取画面30が表示部14に表示され、ユーザがシンボル読取画面30を視認できる。
トリガーキーが表示されていない場合(ステップS14;NO)、又はトリガーキーの領域内でない場合(ステップS16;NO)、CPU11は、バックライト142を点灯し(ステップS19)、通常モードに復帰し、ステップS11に移行する。
なお、第1の減光モード処理において、減光モード中に、CPU11は、ユーザから物理キー部122の押下入力が行われることに応じて、バックライト142を点灯して通常モードに復帰するものとし、後述する第1のスリープモード処理(図6)でも同様とする。
また、図3の第1の減光モード処理において、ステップS13と、ステップS14と、の実行順序を逆にする構成としてもよい。具体的には、ステップS12の後、減光モード移行直前にトリガーキーが表示されていたか否かが判別され、トリガーキーが表示されていたと判別された場合に、タッチ入力の有無が判別され、タッチ入力があると判別された場合に、ステップS15に移行される。同様に、前記トリガーキーが表示されていないと判別された場合に、タッチ入力の有無が判別され、タッチ入力があると判別された場合に、ステップS19に移行される。
ここで、従来の減光モードと、第1の減光モード処理とにおいて、待機モードとしての減光モードの状態から、シンボルとしてのバーコードを読み取る動作を比較する。図5(a)に示すように、従来のハンディターミナルにおける従来の減光モードにおいて、ユーザによりタッチパネルに1回目のタッチ入力をされると、減光モードから通常モードに復帰して表示画面が点灯し、さらにユーザによりタッチパネルのトリガーキーに2回目のタッチ入力をされると、スキャナ部によりバーコードがスキャン(読み取り)される。
これに対し、図5(b)に示すように、ハンディターミナル10における第1の減光モード処理の減光モードにおいて、ユーザによりタッチパネル121のトリガーキーの領域が1回目のタッチ入力をされると、減光モードから通常モードに復帰して表示画面が点灯し、かつスキャナ部17によりバーコードがスキャンされる。このため、バーコードスキャンまでのタッチ入力の操作回数が少なくなり、バーコードスキャンまでの時間も短縮される。
ついで、図6を参照して、ハンディターミナル10で実行される第1のスリープモード処理を説明する。ハンディターミナル10において、例えば、ユーザからの電源キー122cの押下入力による電源オンをトリガーとして、CPU11は、記憶部15から読み出され適宜RAM13に展開された第1のスリープモードプログラムP2との協働で、第1のスリープモード処理を実行する。ハンディターミナル10は、電源オンにより、通常モードで動作しているものとする。
図6に示すように、まず、CPU11は、計時部21から入力される現在日時情報を用いて、電源オン又は最後に操作入力があってから、ユーザから操作部12を介する操作入力が第2の所定時間なく、スリープモードへ移行するか否かを判別する(ステップS31)。スリープモードへ移行しない場合(ステップS31;NO)、ステップS31に移行される。
スリープモードへ移行する場合(ステップS31;YES)、CPU11は、表示部14に表示中の表示画面の画面情報を取得し、ハンディターミナル10の表示部14などの一部の部品を停止してスリープモードに移行する(ステップS32)。このスリープモードでは、CPU11、操作部12は、停止されないものとする。また、この表示画面として、例えば、シンボル読取画面30が表示されるものとし、スリープモードへの移行直前の表示部14には、トリガーキーが含まれない表示画面も表示されうる。ステップS32により、例えば、シンボル読取画面30は、スリープモードへの移行により、待機画面40に遷移して表示部14に表示される。ただし、第1のスリープモード処理における待機画面40では、液晶部141及びバックライト142がともに停止されており、完全な消灯画面となっている。
そして、CPU11は、ユーザから電源キー122cの押下入力があるか否かを判別する(ステップS33)。電源キー122cが押下入力されていない場合(ステップS33;NO)、CPU11は、タッチパネル121を介して、ユーザからタッチ入力があるか否かを判別する(ステップS34)。タッチ入力がない場合(ステップS34;NO)、ステップS33に移行される。
タッチ入力がある場合(ステップS34;YES)、CPU11は、ステップS32で取得した画面情報を参照して、スリープモード移行直前に表示部14に表示されていた表示画面上にトリガーキー(仮想トリガーキー)が表示されていたか否かを判別する(ステップS35)。トリガーキーが表示されていない場合(ステップS35;NO)、ステップS33に移行される。
トリガーキーが表示されていた場合(ステップS35;YES)、CPU11は、ステップS34でのタッチ入力の位置座標情報を計算する(ステップS36)。そして、CPU11は、ステップS15で計算された位置座標情報が、スリープモード移行直前に表示されていたトリガーキーの領域内であるか否かを判別する(ステップS37)。トリガーキーの領域内でない場合(ステップS37;NO)、ステップS33に移行される。
トリガーキーの領域内である場合(ステップS37;YES)、CPU11は、ハンディターミナル10の全ての各部を起動して通常モードに移行(復帰)する(ステップS38)。そして、CPU11は、スキャナ部17によりシンボルを読み取り(ステップS39)、ステップS31に移行する。ステップS39では、例えば、CPU11は、スキャナ部17によりシンボルを撮像して得られた画像データをデコードして、当該シンボルに含まれるコード情報(文字情報)を取得し、当該コード情報をコード情報表示欄31内に配置して表示部14に表示(バックライト142点灯)する。
電源キー122cが押下入力された場合(ステップS33;YES)、CPU11は、ハンディターミナル10の全ての部分を起動して通常モードに復帰し(ステップS40)、ステップS31に移行する。なお、第1のスリープモード処理では、電源キーの押下を検出した場合にCPU11が端末を起動させていたが、第1の減光モード処理と同様に、スリープモード中に単にタッチ入力を受け付けた場合にも端末を起動させるよう制御してもよい。
また、図6の第1のスリープモード処理において、ステップS33,S34と、ステップS35と、の実行順序を逆にする構成としてもよい。具体的には、ステップS32の後、スリープモード移行直前にトリガーキーが表示されていたか否かが判別され、トリガーキーが表示されていたと判別された場合に、電源キー122cの押下入力の有無が判別され、電源キー122cの押下入力がないと判別された場合に、タッチ入力が判別され、タッチ入力があると判別された場合に、ステップS36に移行される。このトリガーキーが表示されていないと判別された場合に、電源キー122cの押下入力の有無が判別され、電源キー122cの押下入力があると判別された場合に、ステップS40に移行される。
第1のスリープモードにおいても、図5(b)に示すように、ハンディターミナル10における待機モードとしてのスリープモードにおいて、ユーザによりタッチパネル121のトリガーキーの領域が1回目のタッチ入力をされると、スリープモードから通常モードに復帰して表示画面が点灯し、かつスキャナ部17によりバーコードがスキャンされる。このため、バーコードスキャンまでのタッチ入力の操作回数が少なくなりバーコードスキャンまでの時間が短縮される。
以上、本実施の形態によれば、ハンディターミナル10は、タッチパネル121によるタッチパネル式の表示部14においてユーザによるタッチ操作を検出し、表示部14に表示された操作アイコンのタッチ操作が検出された際に前記操作アイコンに対応する処理を実行可能な第1モードとしての通常モードと、通常モードよりも省電力な待機モードであってタッチ操作が検出された際に通常モードに切り替わる第2モードとしての待機モードと、の切り替えを制御し、通常モードから待機モードに切り替わる場合に特定の操作アイコンとしてのシンボルの読み取りのトリガーキー(トリガーキー32,33)が表示部14に表示されていたか否か判別し、トリガーキーが表示部14に表示されていたと判別されている状態で、待機モードにおいてタッチ操作が検出された場合に、待機モードから通常モードへの切り替えに併せて、トリガーキーに対応する処理としてのスキャナ部17を用いたシンボルの読み取り処理を実行するCPU11と、を備える。
このため、待機モードから通常モードへの切り替え時に、指紋照合を行うことなくまた複数回でなく1回のタッチ入力により、シンボルの読み取り処理を実行できるので、タッチパネル121のタッチ入力による操作性を向上させることができるとともに、シンボルの読み取り処理の実行の時間を短縮できる。また、トリガーキーが表示されてタッチ操作によりシンボルの読み取りが可能な状態で通常モードから待機モードへ切り替えた場合に、シンボルの読み取り処理を適切に実行できるとともに、トリガーキーが表示されていなくタッチ操作によりシンボルの読み取りが可能でない状態で通常モードから待機モードへ切り替えた場合に、適切でないシンボルの読み取り処理の実行を防ぐことができる。
また、CPU11は、待機モードにおいて表示部14のトリガーキーに対応する領域(領域AR1,AR2)内にタッチ操作が検出された場合に、待機モードから通常モードへの切り替えに併せてトリガーキーに対応するシンボルの読み取り処理を実行する。このため、トリガーキーに対応する領域内のタッチ操作により、ユーザの意図に応じたシンボルの読み取り処理を適切に実行できるとともに、トリガーキーに対応する領域外のタッチ操作では、ユーザが意図しないシンボルの読み取り処理の実行を防ぐことができる。
また、待機モードは、表示部14の光源としてのバックライト142を減光する減光モード、又は表示部14の表示を休止するスリープモードである。このため、減光モード又はスリープモードから通常モードへの切り替え時に、シンボルの読み取り処理を適切に実行できる。
(第2の実施の形態)
図7~図9を参照して、本発明に係る第2の実施の形態を説明する。まず、本実施の形態の装置構成は、第1の実施の形態と同様に、端末装置としてのハンディターミナル10を用いる。ただし、記憶部15には、第1の減光モードプログラムP1、第1のスリープモードプログラムP2に代えて、第2の減光モードプログラムP3、第2のスリープモードプログラムP4(いずれも図示略)が記憶されているものとする。
つぎに、図7~図9を参照して、ハンディターミナル10の動作を説明する。図7は、第2の減光モード処理を示すフローチャートである。図8(a)は、通常モードにおけるシンボル読み取り前のハンディターミナル10のシンボル読取画面30を示す図である。図8(b)は、本実施の形態の減光モードにおけるハンディターミナル10の待機画面50を示す図である。図8(c)は、通常モードにおけるシンボル読み取り後のハンディターミナル10のシンボル読取画面30を示す図である。図9は、第2のスリープモード処理を示すフローチャートである。
まず、図7を参照して、ハンディターミナル10で実行される第2の減光モード処理を説明する。ハンディターミナル10において、例えば、ユーザからの電源キー122cの押下入力による電源オンをトリガーとして、CPU11は、記憶部15から読み出され適宜RAM13に展開された第2の減光モードプログラムP3との協働で、第2の減光モード処理を実行する。ハンディターミナル10は、電源オンにより、通常モードで動作しているものとする。
図7に示すように、ステップS51~S57は、それぞれ、図3の第1の減光モード処理のステップS11~S14、S17~S19と同様である。例えば、ステップS52において、減光モード移行直前に表示部14に表示されている、図8(a)に示すシンボル読み取り前のシンボル読取画面30は、減光モード移行後に、図8(b)に示す待機画面50に遷移されて、表示部14に表示される。
待機画面50は、図4(b)の減光モードの待機画面40と同様であるが、タッチパネル121上の全画面領域の領域AR3が、トリガーキーとして機能している。このため、ステップS53における領域AR3内のタッチ入力に応じて、ステップS55におけるシンボル読取が実行され、ステップS56で、図8(c)に示す読み取られたコード情報を含むコード情報表示欄31を有する、シンボル読み取り後のシンボル読取画面30が表示部14に表示される。
なお、図7の第2の減光モード処理において、第1の減光モード処理と同様に、ステップS53と、ステップS54と、の実行順序を逆にする構成としてもよい。
ついで、図9を参照して、ハンディターミナル10で実行される第2のスリープモード処理を説明する。ハンディターミナル10において、例えば、ユーザからの電源キー122cの押下入力による電源オンをトリガーとして、CPU11は、記憶部15から読み出され適宜RAM13に展開された第2のスリープモードプログラムP4との協働で、第2のスリープモード処理を実行する。ハンディターミナル10は、電源オンにより、通常モードで動作しているものとする。
図9に示すように、ステップS61~S68は、それぞれ、図6のステップS31~S35、S38~S40と同様である。例えば、ステップS62において、スリープモード移行直前に表示部14に表示されている図8(a)に示すシンボル読み取り前のシンボル読取画面30は、スリープモード移行後に、図8(b)に示す待機画面50に遷移されて、表示部14に表示される。ただし、待機画面50は、スリープモードにおける表示部14が停止された完全な消灯画面となっている。ステップS64における待機画面50の領域AR3のタッチ入力に応じて、ステップS67におけるシンボル読取が実行され、図8(c)に示す読み取られたコード情報を含むコード情報表示欄31を有する、シンボル読み取り後のシンボル読取画面30が表示部14に表示される。
なお、図9の第2のスリープモード処理において、第1のスリープモード処理と同様に、ステップS63,S64と、ステップS65と、の実行順序を逆にする構成としてもよい。
以上、本実施の形態によれば、CPU11は、待機モードにおいて表示部14の画面全体の領域(領域AR3)内にタッチ操作が検出された場合に、待機モードから通常モードへの切り替えに併せてトリガーキーに対応するシンボルの読み取り処理を実行する。このため、待機モードにおいて表示されていないトリガーキーの位置をユーザが分からなくても、ユーザの意図に応じてシンボルの読み取り処理を適切に実行できる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶部を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-ROMなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る端末装置及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。例えば、各実施の形態を適宜組み合わせる構成としてもよい
また、上記実施の形態において、表示部14は、LCDとしたが、これに限定されるものではなく、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなど、他の方式の表示部としてもよい。ELディスプレイは、EL基板を有し、EL基板そのものが光源として発光して表示パネルとなり、バックライトがない。このため、減光モードは、表示部14のEL基板を例えば最低輝度に減光したモードとなり、スリープモードは、表示部14のEL基板を停止し消灯したモードとなる。
また、上記各実施の形態では、通常モードから待機モードへのモード移行前に表示された特定の操作アイコンを、シンボル読み取りのトリガーキーとし、特定の操作アイコンに対応する処理を、スキャナ部17を用いたシンボルの読み取り処理としたが、これに限定されるものではない。例えば、特定の操作アイコンを、被写体撮影のトリガーキーとし、特定の操作アイコンに対応する処理を、カメラ部18を用いた被写体の撮影処理とする構成や、特定の操作アイコンを、所定アプリケーションプログラム起動のトリガーキーとし、特定の操作アイコンに対応する処理を、当該所定アプリケーションプログラムの起動処理とする構成としてもよい。
また、上記実施の形態におけるハンディターミナル10の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
タッチパネル式の表示部においてユーザによるタッチ操作を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記表示部に表示された操作アイコンのタッチ操作が検出された際に前記操作アイコンに対応する処理を実行可能な第1モードと、前記第1モードよりも省電力な待機モードであって前記検出手段により前記タッチ操作が検出された際に前記第1モードに切り替わる第2モードと、の切り替えを制御する切替手段と、
前記切替手段によって前記第1モードから前記第2モードに切り替わる場合に特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたか否か判別する判別手段と、
前記判別手段によって前記特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたと判別されている状態で、前記第2モードにおいて前記タッチ操作が検出された場合に、前記切替手段による前記第2モードから前記第1モードへの切り替えに併せて、前記特定の操作アイコンに対応する処理を実行する制御手段と、
を備えたことを特徴とする端末装置。
<請求項2>
前記制御手段は、前記判別手段によって前記特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたと判別されている状態で、前記第2モードにおいて前記表示部の前記特定の操作アイコンに対応する領域内に前記タッチ操作が検出された場合に、前記切替手段による前記第2モードから前記第1モードへの切り替えに併せて、前記特定の操作アイコンに対応する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
<請求項3>
前記制御手段は、前記判別手段によって前記特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたと判別されている状態で、前記第2モードにおいて前記表示部の画面全体の領域内に前記タッチ操作が検出された場合に、前記切替手段による前記第2モードから前記第1モードへの切り替えに併せて、前記特定の操作アイコンに対応する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
<請求項4>
前記第2モードは、前記表示部を減光する減光モード、又は前記表示部の表示を休止するスリープモードであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の端末装置。
<請求項5>
前記特定の操作アイコンは、シンボルの読み取りのトリガーキーであり、
前記特定の操作アイコンに対応する処理は、シンボルを読み取るシンボル読取手段を用いた当該シンボルの読み取り処理であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の端末装置。
<請求項6>
コンピュータを、
タッチパネル式の表示部においてユーザによるタッチ操作を検出する検出手段、
前記検出手段により前記表示部に表示された操作アイコンのタッチ操作が検出された際に前記操作アイコンに対応する処理を実行可能な第1モードと、前記第1モードよりも省電力な待機モードであって前記検出手段により前記タッチ操作が検出された際に前記第1モードに切り替わる第2モードと、の切り替えを制御する切替手段、
前記切替手段によって前記第1モードから前記第2モードに切り替わる場合に特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたか否か判別する判別手段、
前記判別手段によって前記特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたと判別されている状態で、前記第2モードにおいて前記タッチ操作が検出された場合に、前記切替手段による前記第2モードから前記第1モードへの切り替えに併せて、前記特定の操作アイコンに対応する処理を実行する制御手段、
として機能させるためのプログラム。
10 ハンディターミナル
10a 筐体
11 CPU
12 操作部
121 タッチパネル
122 物理キー部
122a 物理トリガーキー
122b 物理キー群
122c 電源キー
13 RAM
14 表示部
141 液晶部
142 バックライト
15 記憶部
16 無線通信部
17 スキャナ部
18 カメラ部
19 出力部
20 電池
21 計時部
22 バス

Claims (6)

  1. タッチパネル式の表示部においてユーザによるタッチ操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記表示部に表示された操作アイコンのタッチ操作が検出された際に前記操作アイコンに対応する処理を実行可能な第1モードと、前記第1モードよりも省電力な待機モードであって前記検出手段により前記タッチ操作が検出された際に前記第1モードに切り替わる第2モードと、の切り替えを制御する切替手段と、
    前記切替手段によって前記第1モードから前記第2モードに切り替わる場合に特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたか否か判別する判別手段と、
    前記判別手段によって前記特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたと判別されている状態で、前記第2モードにおいて前記タッチ操作が検出された場合に、前記切替手段による前記第2モードから前記第1モードへの切り替えに併せて、前記特定の操作アイコンに対応する処理を実行する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  2. 前記制御手段は、前記判別手段によって前記特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたと判別されている状態で、前記第2モードにおいて前記表示部の前記特定の操作アイコンに対応する領域内に前記タッチ操作が検出された場合に、前記切替手段による前記第2モードから前記第1モードへの切り替えに併せて、前記特定の操作アイコンに対応する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記制御手段は、前記判別手段によって前記特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたと判別されている状態で、前記第2モードにおいて前記表示部の画面全体の領域内に前記タッチ操作が検出された場合に、前記切替手段による前記第2モードから前記第1モードへの切り替えに併せて、前記特定の操作アイコンに対応する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記第2モードは、前記表示部を減光する減光モード、又は前記表示部の表示を休止するスリープモードであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の端末装置。
  5. 前記特定の操作アイコンは、シンボルの読み取りのトリガーキーであり、
    前記特定の操作アイコンに対応する処理は、シンボルを読み取るシンボル読取手段を用いた当該シンボルの読み取り処理であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の端末装置。
  6. コンピュータを、
    タッチパネル式の表示部においてユーザによるタッチ操作を検出する検出手段、
    前記検出手段により前記表示部に表示された操作アイコンのタッチ操作が検出された際に前記操作アイコンに対応する処理を実行可能な第1モードと、前記第1モードよりも省電力な待機モードであって前記検出手段により前記タッチ操作が検出された際に前記第1モードに切り替わる第2モードと、の切り替えを制御する切替手段、
    前記切替手段によって前記第1モードから前記第2モードに切り替わる場合に特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたか否か判別する判別手段、
    前記判別手段によって前記特定の操作アイコンが前記表示部に表示されていたと判別されている状態で、前記第2モードにおいて前記タッチ操作が検出された場合に、前記切替手段による前記第2モードから前記第1モードへの切り替えに併せて、前記特定の操作アイコンに対応する処理を実行する制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
JP2020152442A 2020-09-11 2020-09-11 端末装置及びプログラム Active JP7088246B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020152442A JP7088246B2 (ja) 2020-09-11 2020-09-11 端末装置及びプログラム
JP2022092003A JP7484964B2 (ja) 2020-09-11 2022-06-07 端末装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020152442A JP7088246B2 (ja) 2020-09-11 2020-09-11 端末装置及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022092003A Division JP7484964B2 (ja) 2020-09-11 2022-06-07 端末装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022046843A JP2022046843A (ja) 2022-03-24
JP7088246B2 true JP7088246B2 (ja) 2022-06-21

Family

ID=80780027

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020152442A Active JP7088246B2 (ja) 2020-09-11 2020-09-11 端末装置及びプログラム
JP2022092003A Active JP7484964B2 (ja) 2020-09-11 2022-06-07 端末装置及びプログラム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022092003A Active JP7484964B2 (ja) 2020-09-11 2022-06-07 端末装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP7088246B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005295399A (ja) 2004-04-02 2005-10-20 Smk Corp タッチパネル入力装置
US20140176469A1 (en) 2012-12-20 2014-06-26 Pantech Co., Ltd. Apparatus and method for controlling dim state
JP2015002428A (ja) 2013-06-14 2015-01-05 富士通株式会社 携帯端末装置、機能制御方法および機能制御プログラム
JP2017005313A (ja) 2015-06-04 2017-01-05 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
US20180039318A1 (en) 2014-08-11 2018-02-08 Google Technology Holdings LLC Method and apparatus for adjusting a sleep mode display mechanism of an electronic device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6804939B2 (ja) 2016-11-02 2020-12-23 ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 情報処理装置及び情報処理方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005295399A (ja) 2004-04-02 2005-10-20 Smk Corp タッチパネル入力装置
US20140176469A1 (en) 2012-12-20 2014-06-26 Pantech Co., Ltd. Apparatus and method for controlling dim state
JP2015002428A (ja) 2013-06-14 2015-01-05 富士通株式会社 携帯端末装置、機能制御方法および機能制御プログラム
US20180039318A1 (en) 2014-08-11 2018-02-08 Google Technology Holdings LLC Method and apparatus for adjusting a sleep mode display mechanism of an electronic device
JP2017005313A (ja) 2015-06-04 2017-01-05 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7484964B2 (ja) 2024-05-16
JP2022046843A (ja) 2022-03-24
JP2022118038A (ja) 2022-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE49323E1 (en) Mobile client device, operation method, and recording medium
US9703403B2 (en) Image display control apparatus and image display control method
US7420541B2 (en) Wireless mouse
US6822683B1 (en) Image sensing apparatus and method of controlling operation thereof
CN214896630U (zh) 指纹感测装置
TW201510772A (zh) 手勢判斷方法及電子裝置
CN109521940B (zh) 移动终端装置、操作方法和存储介质
US8533520B2 (en) Electronic device, method for controlling electronic device, and recording medium
JP5696071B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、制御プログラム及び記録媒体
JP7088246B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP2000253219A (ja) 同時マルチモード取り込みボタンを用いた画像取り込み方法及び装置
US11763594B2 (en) Driver integrated circuit for fingerprint sensing, touch sensing and display driving and driving method thereof
JP7468580B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP2016110634A (ja) 携帯型情報コード表示装置
US10356613B2 (en) Information processing device and information processing system that executes a process based on a user operation received from an operator
US20190129609A1 (en) Electronic apparatus
JP6177613B2 (ja) 端末装置および端末装置の制御方法
CN106558148A (zh) 画面转移控制方法以及画面转移控制装置
KR20200068634A (ko) 제한된 실행 환경에서 결제 기능을 수행하기 위한 방법 및 장치
JP5106226B2 (ja) 携帯端末装置
JP2024089761A (ja) 情報読取装置、情報削除方法及びプログラム
JP2015035179A (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2019008380A (ja) 情報処理装置、デバイス起動制御方法およびデバイス起動制御プログラム
JP4265107B2 (ja) 情報コード読取装置
JP2024097874A (ja) 端末装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7088246

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150