JP7086221B2 - 逆止弁、逆止弁構造及び液圧システム - Google Patents

逆止弁、逆止弁構造及び液圧システム Download PDF

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Description

本発明は、逆止弁、逆止弁構造及び液圧システムに関する。
液圧システムには、逆止弁等が適宜備えられる。特開2014-77461号公報には、エアレーションを防止するためのチェックバルブが備えられた油圧制御回路が開示されている。
しかしながら、逆止弁が必ずしも良好に動作し得ない場合がある。かかる場合、設計変更を行うことが考えられるが、レイアウトの大幅な変更を伴う設計変更には膨大なコストを要する場合がある。
本発明の目的は、簡便に備え得る逆止弁、その逆止弁を含む逆止弁構造、及び、その逆止弁を有する液圧システムを提供することにある。
本発明の一態様による逆止弁構造は、液路の一部を含む第1孔を画定する隔壁と、前記第1孔に挿入される逆止弁とを含む逆止弁構造であって、前記逆止弁は、前記第1孔の開口端を塞ぐ基部と、一端が前記基部に接続されるとともに前記基部と一体に形成された筒状部とを有する基体と、前記筒状部の他端に当接可能な球体とを備え、前記筒状部には、前記第1孔に接続された第2孔に連通する第1貫通孔が形成され、前記第1孔を画定する隔壁には、第2貫通孔が形成され、前記筒状部には、前記第2貫通孔に挿入される部材の先端が挿入される第2溝が更に前記筒状部の周方向に形成され、前記基部には、第3溝が前記周方向に形成され、前記第3溝内にはパッキンが備えられている。
本発明の他の態様による液圧システムは、上記のような逆止弁構造を有する。
本発明の更に他の態様による逆止弁は、液路の一部を含む第1孔に挿入される逆止弁であって、前記第1孔の開口端を塞ぐ基部と、一端が前記基部に接続されるとともに前記基部と一体に形成された筒状部とを有する基体と、前記筒状部の他端に当接可能な球体とを備え、前記筒状部には、前記第1孔に接続された第2孔に連通する第1貫通孔が形成され、前記第1孔を画定する隔壁には、第2貫通孔が形成され、前記筒状部には、前記第2貫通孔に挿入される部材の先端が挿入される第2溝が更に前記筒状部の周方向に形成され、前記基部には、第3溝が前記周方向に形成され、前記第3溝内にはパッキンが備えられている。
本発明によれば、簡便に備え得る逆止弁、その逆止弁を含む逆止弁構造、及び、その逆止弁を有する液圧システムを提供することができる。
一実施形態による液圧システムが備えられた車両を示すブロック図である。 一実施形態による逆止弁が備えられた液圧システムの一部を示す断面図である。 一実施形態による液圧システムを示す斜視図である。 一実施形態による液圧システムを示す斜視図である。 変形実施形態による逆止弁が備えられた液圧システムの一部を示す断面図である。
本発明による逆止弁、逆止弁構造及び液圧システムについて、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
[一実施形態]
一実施形態による逆止弁、逆止弁構造及び液圧システムについて図面を用いて説明する。図1は、本実施形態による液圧システムが備えられた車両を示すブロック図である。図2は、本実施形態による逆止弁が備えられた液圧システムの一部を示す断面図である。図3及び図4は、本実施形態による液圧システムを示す斜視図である。
図1に示すように、車両10には、本実施形態による液圧システム12と、ECU(Electronic Control Unit)14と、液体パン16と、液体クーラ18と、被冷却部20とが備えられている。車両10には、これらの構成要素以外の構成要素も備えられているが、ここでは説明を省略する。なお、ここでは、エネルギーの伝達媒体としてオイルを用いる場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。オイル以外の液体をエネルギーの伝達媒体として適宜用い得る。
液圧システム(液圧供給装置、油圧供給装置)12には、液圧回路(油圧回路)22と、ストレーナ24とが備えられている。液圧回路22には、2つの液体ポンプ(オイルポンプ)、即ち、第1液体ポンプOP1と、第2液体ポンプOP2とが備えられている。液圧回路22には、リリーフバルブ26と、逆止弁28、30、32とが更に備えられている。液圧回路22には、第1液路L1、第2液路L2、第3液路L3、第4液路L4、分岐液路L1A及び分岐液路L4Aを含む液路Lが備えられている。液路(油路)一般について説明する際には、符号Lを用い、個々の液路について具体的に説明する際には、符号L1~L5、L1A、L4Aを用いることとする。液路Lは、液圧システム12のハウジング34(図2参照)の隔壁80(図2参照)によって画定されている。
第1液体ポンプOP1は不図示の電動モータによって駆動される。第1液体ポンプOP1の駆動軸(ポンプシャフト)35(図4参照)は、不図示の電動モータによって駆動される。
第2液体ポンプOP2は、車両10の駆動軸(車軸)の回転に伴って駆動する。第2液体ポンプOP2の駆動軸36(図4参照)に固定された液体ポンプギヤ38(図4参照)は、不図示のファイナル従動ギヤに噛み合せられる。車両10が前進している際には、第2液体ポンプOP2は例えば正方向に回転し、車両10が後退している際には、第2液体ポンプOP2は例えば逆方向に回転する。
液圧回路22の吐出ポート40には、液体クーラ(オイルクーラ)18が接続されている。液圧回路22の吐出ポート40から吐出される液体(オイル)は、液体クーラ18によって冷却される。液体クーラ18によって冷却された液体は、第5液路L5を介して、被冷却部20に供給される。被冷却部20は、例えば、モータ21等を含む。なお、ここでは、液圧回路22の吐出ポート40が液体クーラ18に接続されている場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。
ECU14は、演算部42と、記憶部44とを有する。演算部42には、例えばCPU(Central Processing Unit)が備えられている。記憶部44には、例えば不揮発性メモリと揮発性メモリとが備えられている。不揮発性メモリとしては、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。揮発性メモリとしては、例えばRAM(Random Access Memory)等が挙げられる。記憶部44には、演算部42によって実行される各種演算プログラムが記憶される。また、記憶部44には、各種テーブル、演算結果等が記憶される。モータ21及び液圧回路22は、ECU14によって制御される。
液体パン16に蓄えられる液体が、液体吸入配管90を用いてストレーナ24に供給されるようになっている。液体吸入配管90の一端は、液体パン16側に位置している。液体吸入配管90の他端は、ストレーナ24の吸入ポート45に接続されている。
ストレーナ24の吐出ポート(吐出部)46は、液圧回路22の吸入ポート(吸入部)86に接続されている。ストレーナ24の吐出ポート46と、液圧回路22の吸入ポート86とは、パッキン88(図2参照)によって封止されている。液圧回路22の吸入ポート86は、図3に示すように、全体として、液体ポンプOP1と液体ポンプOP2との間に位置している。
ストレーナ24の吐出ポート46は、吸入ポート86及び第1液路L1を介して、第1液体ポンプOP1の吸入ポート48に連通している。第1液体ポンプOP1の吐出ポート50は、第2液路L2を介して、逆止弁32の吸入ポート52に連通している。逆止弁32の吐出ポート54は、第3液路L3に接続されている。第1液体ポンプOP1が駆動されると、液体パン16から液体が汲み上げられる。液体パン16から汲み上げられた当該液体は、ストレーナ24、第1液路L1、第1液体ポンプOP1、第2液路L2、逆止弁32及び第3液路L3を介して、液体クーラ18等に供給される。
ストレーナ24の吐出ポート46は、吸入ポート86及び第1液路L1を介して、第2液体ポンプOP2の吸入ポート56に連通している。第2液体ポンプOP2の吐出ポート58は、第4液路L4を介して、逆止弁30の吸入ポート60に連通している。逆止弁30の吐出ポート62は、第3液路L3に接続されている。車両10が前進すると、第2液体ポンプOP2が正方向に回転する。第2液体ポンプOP2が正方向に回転すると、液体パン16から液体が汲み上げられる。液体パン16から汲み上げられた当該液体は、ストレーナ24、第1液路L1、第2液体ポンプOP2、第4液路L4、逆止弁30及び第3液路L3を介して、液体クーラ18等に供給される。
第2液体ポンプOP2の吸入ポート56は、第1液路L1から分岐した分岐液路L1Aを介して、逆止弁28の吸入ポート64に連通している。第2液体ポンプOP2の吐出ポート58は、第4液路L4から分岐した分岐液路L4Aを介して、逆止弁28の吐出ポート66に連通している。
車両10が後退すると、第2液体ポンプOP2が逆方向に回転する。第2液体ポンプOP2が逆方向に回転すると、第2液体ポンプOP2の吐出ポート58から第4液路L4の液体が吸引され、第4液路L4が負圧となり、逆止弁28が開く。そうすると、分岐液路L1Aの液体が、逆止弁28の吐出ポート66から吐出される。逆止弁28の吐出ポート66から吐出される当該液体は、分岐液路L4A、第4液路L4及び吐出ポート58を介して、第2液体ポンプOP2に供給される。第2液体ポンプOP2に供給される液体は、逆止弁28に供給される。こうして、液体の循環が行われる。車両10が後退した際に、液体がこのように循環するため、車両10が後退した際であっても、分岐液路L4Aに負圧が生じるのを防止することができ、第2液体ポンプOP2の負荷を抑制することができる。このため、液体による潤滑が不足するのを防止することができる。
図2に示すように、本実施形態による逆止弁構造27は、液路Lの一部を含む孔68を画定する隔壁80と、孔68に挿入される逆止弁28とを含む。孔68は、例えば縦孔である。即ち、孔68の長手方向は、鉛直方向である。孔68は、縦孔に限定されるものではないが、確実に動作し得る逆止弁28を得るという観点からは、孔68が縦孔であることが好ましい。ここでは、孔68が縦孔である場合を例に説明することとする。
孔68の一端、即ち、孔68の下端は、ハウジング34の表面、より具体的には、ハウジング34の下面に達している。ハウジング34の下面には、孔68の開口端68Aが位置している。逆止弁28は、全体として、液体ポンプOP1と液体ポンプOP2との間に位置している。
孔68の他端、即ち、孔68の上部は、逆止弁28の吐出ポート66に対応している。孔68の上部は、分岐液路L4Aに接続されている。孔68は、当該孔68の上部と当該孔68の下部との間において、孔(第2孔)78に接続されている。孔78は、例えば横孔である。即ち、孔78の長手方向は、水平方向である。なお、孔78は横孔に限定されるものではない。孔78は、逆止弁28の吸入ポート64に対応している。孔78は、液路Lの他の一部を構成している。
逆止弁28は、基体(本体)71と、球体70とを有する。基体71は、孔68の開口端68Aを塞ぐ。球体70は、孔68内に配され、基体71によって支持される。基体71は、基部73と筒状部76とを含む。基部73は、孔68の下端に位置する。基部73と筒状部76とは、一体的に形成されている。筒状部76の側壁76Aは、例えば円筒状である。筒状部76の一端は、基部73によって塞がれており、閉塞端74となっている。筒状部76の他端は、開口端72となっている。筒状部76の側壁76Aの内径は、開口端72の近傍において、開口端72に近づくに伴って徐々に大きくなっている。即ち、開口端72には、テーパ面77が形成されている。球体70は、筒状部76の他端、即ち、筒状部76の開口端72に当接し得る。球体70の直径は、開口端72における筒状部76の内径より大きく設定されている。球体70は、開口端72に形成されたテーパ面77に当接し得る。
基部73には、パッキン92を配するための溝94が形成されている。溝94内には、パッキン92が備えられている。基部73と孔68の内壁とは、パッキン92によって封止されている。
筒状部76の側壁76Aには、複数の貫通孔(第1貫通孔)82が形成されている。複数の貫通孔82は、筒状部76の周方向に配列されている。孔78に連通する溝(第1溝)84が、孔68の内壁の周方向に形成されている。換言すれば、溝84が、全体として環状に形成されている。溝84は、孔78に連通している。孔78は、ハウジング34の隔壁80を貫通している。複数の貫通孔82のうちの孔78に対向する貫通孔82は、孔78に直接連通する。複数の貫通孔82のうちの孔78に対向しない貫通孔82は、溝84を介して孔78に連通する。貫通孔82が孔78に連通するため、吸入ポート64に対応する孔78に供給される液体は、貫通孔82を介して、筒状部76の内側に供給される。筒状部76の内側に液体が供給されると、球体70が液体によって持ち上げられ、逆止弁28が開く。上述したように、孔68の上部は、吐出ポート66に対応している。逆止弁28が開くことにより、吐出ポート66を介して液体が吐出される。
孔68を画定する隔壁80には、貫通孔(第2貫通孔)96が形成されている。筒状部76の側壁76Aのうちの外面側には、貫通孔96に挿入される部材98の先端が挿入される溝100が形成されている。部材98は、基体71が孔68から抜け落ちるのを防止するためのものである。
こうして、逆止弁28を含む逆止弁構造27を有する液圧システム12が構成されている。
このように、本実施形態によれば、液路Lの一部を含む孔68に球体70及び基体71を挿入することによって逆止弁構造27が構成される。このため、本実施形態によれば、簡便に逆止弁28を備えることができる。
しかも、かかる孔68は、ハウジング34の下面に到達するように既存の孔を設計変更することによって形成し得る。このため、本実施形態によれば、大幅な設計変更を伴うことなく逆止弁28を備え得る。
しかも、本実施形態によれば、筒状部76の上端に球体70が当接するため、逆止弁28は確実に動作し得る。従って、本実施形態によれば、良好な液圧システム12を提供することができる。
[変形実施形態]
本発明についての好適な実施形態を上述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
例えば、図5に示すように、基部73のうちの孔68の外側に位置する部位の厚さを大きくするようにしてもよい。具体的には、基部73の下面がストレーナ24の上面と接するようにしてもよいし、基部73の下面がストレーナ24の上面に近接するようにしてもよい。図5は、変形実施形態による逆止弁が備えられた液圧システムの一部を示す断面図である。基部73の下面がストレーナ24の上面と接するようにすれば、部材98が抜け落ちた場合であっても、基体71がストレーナ24によって支持され、基体71が下側にずれない。また、基部73の下面がストレーナ24の上面に近接するようにすれば、基体71が若干下側にずれた状態で、基体71がストレーナ24によって支持される。基体71が過度に下側にずれないため、貫通孔82と孔78との連通は確保され、逆止弁28は正常に動作し得る。このように、基部73のうちの孔68の外側に位置する部位の厚さを大きくするようにしてもよい。
また、上記実施形態では、孔68の長手方向が鉛直方向である場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。孔68の長手方向が水平方向に対して交差する方向であれば、比較的良好に動作し得る逆止弁構造27が得らえる。
また、上記実施形態では、孔78の長手方向が水平方向である場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。但し、孔78の長手方向は、孔68の長手方向に対して交差する。
上記実施形態をまとめると以下のようになる。
逆止弁構造(27)は、液路(L)の一部を含む第1孔(68)を画定する隔壁(80)と、前記第1孔に挿入される逆止弁(28)とを含む逆止弁構造であって、前記逆止弁は、前記第1孔の開口端(68A)を塞ぐ基部(73)と、一端が前記基部に接続された筒状部(76)とを有する基体(71)と、前記筒状部の他端に当接可能な球体(70)とを備え、前記筒状部には、前記第1孔に接続された第2孔(78)に連通する第1貫通孔(82)が形成されている。このような構成によれば、第1孔に基体と球体とを挿入することによって逆止弁構造が構成される。このため、このような構成によれば、簡便に逆止弁を備えることができる。
前記第1孔の長手方向は、水平方向に対して交差する方向であり、前記第2孔の長手方向は、前記第1孔の前記長手方向に対して交差する方向であり、前記開口端は、前記第1孔の底部に位置し、前記球体は、前記筒状部の前記他端上に配されるようにしてもよい。このような構成によれば、球体が筒状部の他端上に配されるため、良好に動作し得る逆止弁構造が得られる。
前記第2孔は、前記第1孔の一端と前記第1孔の他端との間において前記第1孔に接続されているようにしてもよい。
前記筒状部には、前記筒状部の周方向に配列された複数の前記第1貫通孔が形成されており、前記第1孔の内壁には、前記第2孔に連通する第1溝(84)が前記第1孔の前記内壁の周方向に形成されており、前記複数の前記第1貫通孔のうちの少なくともいずれかは、前記第1溝を介して、前記第2孔に連通するようにしてもよい。このような構成によれば、複数の第1貫通孔のうちの少なくともいずれかを確実に第2孔に連通させることができる。
前記第1孔を画定する隔壁には、第2貫通孔(96)が形成されており、前記筒状部には、前記第2貫通孔に挿入される部材(98)の先端が挿入される第2溝(100)が更に形成されているようにしてもよい。このような構成によれば、基体が第1孔から抜け落ちるのを確実に防止することができる。
液圧システム(12)は、上記のような逆止弁構造を有する。
逆止弁は、液路の一部を含む第1孔に挿入される逆止弁であって、前記第1孔の開口端を塞ぐ基部と、一端が前記基部に接続された筒状部とを有する基体と、前記筒状部の他端に当接可能な球体とを備え、前記筒状部には、前記第1孔に接続された第2孔に連通する第1貫通孔が形成されている。
10…車両 12…液圧システム
14…ECU 16…液体パン
18…液体クーラ 20…被冷却部
21…モータ 22…液圧回路
24…ストレーナ 26…リリーフバルブ
27…逆止弁構造 28、30、32…逆止弁
34…ハウジング 35、36…駆動軸
38…液体ポンプギヤ
40、46、50、54、58、62、66…吐出ポート
42…演算部 44…記憶部
45、48、52、56、60、64、86…吸入ポート
68、78…孔 68A、72…開口端
70…球体 71…基体
73…基部 74…閉塞端
76…筒状部 76A…側壁
77…テーパ面 80…隔壁
82、96…貫通孔 84、94、100…溝
88、92…パッキン 90…液体吸入配管
98…部材 L1~L5…液路
L1A、L4A…分岐液路 OP1、OP2…液体ポンプ

Claims (6)

  1. 液路(L)の一部を含む第1孔(68)を画定する隔壁(80)と、前記第1孔に挿入された逆止弁(28)とを含む逆止弁構造であって、
    前記逆止弁は、前記第1孔の開口端(68A)を塞ぐ基部(73)と、一端が前記基部に接続されるとともに前記基部と一体に形成された筒状部(76)とを有する基体(71)と、前記筒状部の他端に当接可能な球体(70)とを備え、
    前記筒状部には、前記第1孔に接続された第2孔(78)に連通する第1貫通孔(82)が形成され
    前記第1孔を画定する隔壁には、第2貫通孔(96)が形成され、
    前記筒状部には、前記第2貫通孔に挿入される部材(98)の先端が挿入される第2溝(100)が更に前記筒状部の周方向に形成され、
    前記基部には、第3溝(94)が前記周方向に形成され、前記第3溝内にはパッキン(92)が備えられている、逆止弁構造(27)。
  2. 請求項1に記載の逆止弁構造において、
    前記第1孔の長手方向は、水平方向に対して交差する方向であり、
    前記第2孔の長手方向は、前記第1孔の前記長手方向に対して交差する方向であり、
    前記開口端は、前記第1孔の底部に位置し、
    前記球体は、前記筒状部の前記他端上に配される、逆止弁構造。
  3. 請求項1又は2に記載の逆止弁構造において、
    前記第2孔は、前記第1孔の一端と前記第1孔の他端との間において前記第1孔に接続されている、逆止弁構造。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の逆止弁構造において、
    前記筒状部には、前記筒状部の周方向に配列された複数の前記第1貫通孔が形成されており、
    前記第1孔の内壁には、前記第2孔に連通する第1溝(84)が前記第1孔の前記内壁の周方向に形成されており、
    前記複数の前記第1貫通孔のうちの少なくともいずれかは、前記第1溝を介して、前記第2孔に連通する、逆止弁構造。
  5. 請求項1~のいずれか1項に記載の逆止弁構造を有する、液圧システム(12)。
  6. 液路の一部を含む第1孔に挿入される逆止弁であって、
    前記第1孔の開口端を塞ぐ基部と、一端が前記基部に接続されるとともに前記基部と一体に形成された筒状部とを有する基体と、
    前記筒状部の他端に当接可能な球体とを備え、
    前記筒状部には、前記第1孔に接続された第2孔に連通する第1貫通孔が形成され
    前記第1孔を画定する隔壁には、第2貫通孔が形成され、
    前記筒状部には、前記第2貫通孔に挿入される部材の先端が挿入される第2溝が更に前記筒状部の周方向に形成され、
    前記基部には、第3溝が前記周方向に形成され、前記第3溝内にはパッキンが備えられている、逆止弁。
JP2020559744A 2018-12-04 2019-09-25 逆止弁、逆止弁構造及び液圧システム Active JP7086221B2 (ja)

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