JP7085364B2 - ライトシート顕微鏡及び試料観察方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ライトシート顕微鏡及び試料観察方法に関する。
シート状の励起光を試料に照射し、励起光の照射に伴って試料から発せられる検出光を検出するライトシート顕微鏡が知られている(例えば特許文献1参照)。このようなライトシート顕微鏡では、試料を収容する容器がホルダによって保持されており、試料の観察の際には、ホルダを移動又は回転させることにより、試料に対する励起光の照射位置が走査される。
特表2006-509246号公報
しかしながら、上述したようなライトシート顕微鏡では、観察中に試料が揺れ動くおそれがあり、試料を安定的に観察することができない場合がある。また、励起光の走査速度がホルダの移動速度で決まるため、観察を高速化することは難しい。試料をステージ上に配置し、ステージを移動又は回転させることも考えられるが、安定性及び高速化の観点においてホルダを移動又は回転させる場合と同様の課題がある。
本発明は、高速且つ安定的な観察を実現することができるライトシート顕微鏡及び試料観察方法を提供することを目的とする。
本発明のライトシート顕微鏡は、試料を励起させる波長を含む励起光を試料に照射する照射光学系と、励起光の照射に伴って試料から発せられる検出光を導光する検出光学系と、検出光学系によって導光された検出光を検出する光検出器と、を備え、照射光学系は、励起光を出力する光源と、光源から出力された励起光が入射する偏向面を有し、時間と共に出射角が変化するように励起光を偏向面で偏向させて出射する光偏向器と、偏向面から焦点距離と等しい距離だけ離れて配置され、光偏向器から出射された励起光が出射角に応じた入射角で入射するシリンドリカルレンズを含むリレー光学系と、リレー光学系によって導光された励起光を集光し、シート状の励起光を試料に照射する第1対物レンズと、を有する。
このライトシート顕微鏡では、光偏向器の偏向面から焦点距離と等しい距離だけ離れてシリンドリカルレンズが配置されている。そして、時間と共に出射角が変化するように励起光が偏向面で偏向されて光偏向器から出射され、光偏向器から出射された励起光が当該出射角に応じた入射角でシリンドリカルレンズに入射する。これにより、シート状の励起光の照射位置を試料に対して走査することができる。その結果、観察の際に試料を移動又は回転させる必要がないため、試料が揺れ動くのを抑制することができ、試料を安定的に観察することができる。また、光偏向器及びシリンドリカルレンズを用いて試料に対する励起光の照射位置を走査するため、試料に対する励起光の走査を高速化することができる。よって、このライトシート顕微鏡によれば、高速且つ安定的な観察を実現することができる。
本発明のライトシート顕微鏡では、光偏向器は、入力される変調信号に応じて励起光を偏向させてもよい。この構成によれば、試料に対する励起光の走査を一層高速化することができる。
本発明のライトシート顕微鏡では、光偏向器は、音響光学素子であってもよいし、電気光学素子であってもよい。これらの構成によれば、試料に対する励起光の走査を高速化することができるとの上記作用効果が好適に奏される。
本発明のライトシート顕微鏡では、検出光学系は、検出光が入射する第2対物レンズと、光偏向器から出射される励起光の出射角の変化と同期して、第2対物レンズの焦点位置を変化させる焦点位置調節器と、を有していてもよい。この構成によれば、試料に対する励起光の照射位置を高速に走査した場合でも、検出光を精度良く検出することができる。
本発明のライトシート顕微鏡では、焦点位置調節器は、液体レンズであってもよい。この構成によれば、試料に対する励起光の照射位置を高速に走査した場合でも、検出光を精度良く検出することができるとの上記作用効果が好適に奏される。
本発明のライトシート顕微鏡は、偏向面とシリンドリカルレンズとの間の位置関係を維持しつつ、光源、光偏向器及びシリンドリカルレンズをシリンドリカルレンズの光軸に沿って移動させる移動機構を更に備えてもよい。この構成によれば、第1対物レンズから出射される励起光のビームウェストの位置、すなわち試料に対する励起光の照射方向におけるシート状の励起光の形成位置を調整することができる。
本発明のライトシート顕微鏡では、第1対物レンズから出射された励起光を試料に向けて反射する反射部を更に備えてもよい。また、本発明のライトシート顕微鏡では、試料が配置される容器を更に備え、容器には、反射部が設けられていてもよい。この構成によれば、容器の壁部の影響なく、試料に対してシート状の励起光を照射することができる。
本発明のライトシート顕微鏡では、検出光学系は、検出光が入射する第2対物レンズを有し、第2対物レンズの光軸は、第1対物レンズの光軸と平行であってもよい。この構成によれば、倒立顕微鏡又は正立顕微鏡等の顕微鏡への組み込みを容易化することができる。
本発明の試料観察方法は、試料を励起させる波長を含む励起光を試料に照射するステップと、励起光の照射に伴って試料から発せられる検出光を導光するステップと、検出光を検出するステップと、を備え、励起光を試料に照射するステップは、励起光が光源から出力されるステップと、光源から出力された励起光が光偏向器に入射し、時間と共に出射角が変化するように励起光が偏向されて光偏向器から出射するステップと、光偏向器から出射された励起光が出射角に応じた入射角でシリンドリカルレンズに入射するステップと、シリンドリカルレンズを含むリレー光学系によって導光された励起光が集光され、シート状の励起光が試料に照射されるステップと、を含む。
この試料観察方法では、時間と共に出射角が変化するように励起光が偏向されて光偏向器から出射され、光偏向器から出射された励起光が当該出射角に応じた入射角でシリンドリカルレンズに入射する。これにより、シート状の励起光の照射位置を試料に対して走査することができる。その結果、観察の際に試料を移動又は回転させる必要がないため、試料が揺れ動くのを抑制することができ、試料を安定的に観察することができる。また、光偏向器及びシリンドリカルレンズを用いて試料に対する励起光の照射位置を走査するため、試料に対する励起光の走査を高速化することができる。よって、この試料観察方法によれば、高速且つ安定的な観察を実現することができる。
本発明によれば、高速且つ安定的な観察を実現することができるライトシート顕微鏡及び試料観察方法を提供することができる。
実施形態に係るライトシート顕微鏡の構成を示す図である。 光偏向器を説明するための図である。 X軸方向から見た場合の照射光学系を示す図である。 (a)及び(b)は、Y軸方向から見た場合の照射光学系を示す図である。 (a)~(c)は、ビームウェストの位置の調整について説明するための図である。 (a)及び(b)は、試料が配置される容器周辺の構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
図1に示されるライトシート顕微鏡1は、シート状(面状)の励起光L1を試料Sに照射し、励起光L1の照射に伴って試料Sから発せられる検出光L2を検出することで、試料Sの画像を取得する装置である。ライトシート顕微鏡1では、励起光L1の照射位置が試料Sに対して走査され、各照射位置において試料Sの画像が取得される。ライトシート顕微鏡1では、励起光L1が試料Sに照射される領域が狭いため、例えば光退色又は光毒性等の試料Sの劣化を抑制することができると共に、画像の取得を高速化することができる。
試料Sは、例えば、蛍光色素又は蛍光遺伝子等の蛍光物質を含む細胞又は生体等のサンプルである。試料Sは、所定の波長域の光が照射された場合に、例えば蛍光等の検出光L2を発する。試料Sは、例えば、少なくとも励起光L1及び検出光L2に対する透過性を有する容器5内に配置されている。容器5の詳細については後述する。
図1に示されるように、ライトシート顕微鏡1は、照射光学系10と、検出光学系20と、光検出器30と、制御部40と、を備えている。照射光学系10は、励起光L1を試料Sに照射する。検出光学系20は、励起光L1の照射に伴って試料Sから発せられる検出光L2を光検出器30へ導光する。光検出器30は、検出光学系20によって導光された検出光L2を検出する。制御部40は、照射光学系10、検出光学系20及び光検出器30等の動作を制御する。
照射光学系10は、光源11と、光偏向器12と、ダンパ13と、リレー光学系14と、第1対物レンズ15と、を有している。リレー光学系14は、シリンドリカルレンズ16と、レンズ17と、を含んでいる。
光源11は、試料Sを励起させる波長を含む励起光L1を出力する。光源11は、例えば、コヒーレント光又はインコヒーレント光を出射する。コヒーレント光源としては、例えば、レーザダイオード(LD)といったレーザ光源等が挙げられる。インコヒーレント光源としては、例えば、発光ダイオード(LED)、スーパールミネッセントダイオード(SLD)、ランプ系光源等が挙げられる。光源11としては、連続波(Continuous Wave)を発振する光源が用いられてもよいし、超短パルス光等のパルス光を発振する光源、強度変調光を出力する光源が用いられてもよい。更に、これらの光源と、光シャッタ又はパルス変調用のAOM(Acousto-Optic Modulator)とを組み合わせたユニットが用いられてもよい。
光源11は、出力する励起光L1の波長が可変である波長可変光源であってもよい。例えば、光源11は、複数の波長域の間で励起光L1の波長域を切り替え可能に構成されてもよい。これら複数の波長域は、互いに重なっていてもよいし、互いに重なっていなくてもよい。光源11が波長可変光源である場合、AOTF(Acousto-Optic Tunable Filter)等の光学フィルタにより特定の波長域の励起光L1を選択的に透過させてもよい。光源11が波長可変光源である場合、複数の波長域の励起光L1を試料Sに照射することができ、複数種の試料Sを観察することが可能となる。
図1及び図2に示されるように、光偏向器12は、光源11から出力された励起光L1が入射する偏向面12aを有し、励起光L1を偏向面12aで偏向させて出射する。光偏向器12は、偏向面12aがシリンドリカルレンズ16の光軸と直交するように、配置されている。本実施形態では、光偏向器12は、AOD(Acousto-Optic Deflector)、AOM、AOTF等の音響光学素子であり、入力される変調信号MSの周波数或いは振幅に応じて励起光L1を偏向させる。
例えば、光偏向器12には、制御部40に電気的に接続されたドライバ(図示略)を介して、所定の周波数に変調された電気信号が変調信号MSとして入力される。変調信号MSは、例えば、ステップ状の鋸歯状波によって周波数変調された信号である。また、変調信号MSは、周波数シンセサイザより出力された信号を電力増幅し、ステップ状に用いてもよい。光偏向器12は、変調信号MSの周波数に応じて内部の媒質の屈折率を変化させ、偏向面12aに入射した励起光L1を回折(偏向)させる。これにより、光偏向器12から出射する励起光L1の出射角θは、変調信号MSの周波数に対応した角度となる。出射角θは、例えば、偏向面12aに入射する励起光L1の光軸に対する、偏向面12aから出射する励起光L1の光軸の角度である。光偏向器12は、出射角θがシリンドリカルレンズ16の有効径内に収まるように配置されていればよく、光偏向器12の偏向面12aとシリンドリカルレンズ16の光軸とは、必ずしも直交していなくてもよい。
ライトシート顕微鏡1では、光偏向器12に入力される変調信号MSの周波数を時間と共に変化することで、光偏向器12から出射する励起光L1の出射角θが時間と共に変化する。図2では、互いに異なる出射角θで光偏向器12から出射された3つの励起光L1が例示されている。ダンパ13は、光偏向器12の近傍に配置されており、偏向面12aで回折されずに直進した0次光を遮断する。図1では当該0次光が破線で示されている。
光偏向器12から出射された励起光L1は、出射角θに応じた入射角でシリンドリカルレンズ16に入射する。シリンドリカルレンズ16は、光偏向器12の偏向面12aからシリンドリカルレンズ16の焦点距離と等しい距離(光学距離)だけ離れて配置されている。シリンドリカルレンズ16に入射した励起光L1は、レンズ17を介して第1対物レンズ15へ導光される。第1対物レンズ15は、リレー光学系14によって導光された励起光L1を集光し、シート状の励起光L1を試料Sに照射する。第1対物レンズ15及びレンズ17は、シリンドリカルレンズ16の光軸上に配置されている。
図3及び図4を参照しつつ、照射光学系10によって励起光L1がシート状に成形される様子を説明する。シリンドリカルレンズ16の表面は、シリンドリカルレンズ16の光軸Cと直交する一の方向(以下、X軸方向という)に沿って湾曲している一方、光軸C及びX軸方向と直交する方向(以下、Y軸方向)に沿っては湾曲しておらず直線状に形成されている。図3は、X軸方向から見た場合の照射光学系10を示す図であり、図4(a)及び図4(b)は、Y軸方向から見た場合の照射光学系10を示す図である。
図3に示されるように、光偏向器12から出力される励起光L1のうちY軸方向成分に対しては、シリンドリカルレンズ16はレンズとして機能しない。X軸方向から見た場合、シリンドリカルレンズ16を透過した励起光L1は、レンズ17によって第1対物レンズ15の瞳に集光される。レンズ17は、例えば、両凸レンズ、平凸レンズ等の凸レンズである。これにより、第1対物レンズ15からは、一定の幅(Y軸方向における幅)Wを有する帯状の励起光L1が出射される。この幅Wは、試料Sに照射されるシート状の励起光L1の幅Wである。シート状の励起光L1の幅Wは、レンズ17の焦点距離によって調整することができる。なお、レンズ17は、色消しレンズであるタブレットレンズであってもよい。
図4(a)及び図4(b)に示されるように、光偏向器12から出力される励起光L1のうちX軸方向成分に対しては、シリンドリカルレンズ16はレンズとして機能する。Y軸方向から見た場合、シリンドリカルレンズ16及びレンズ17は瞳伝送光学系を構成しており、シリンドリカルレンズ16に入射した励起光L1は、レンズ17を介して第1対物レンズ15の瞳に伝送される。これにより、第1対物レンズ15からは、光軸Cと平行な線状の励起光L1が出射される。よって、3次元的に見た場合、第1対物レンズ15から出射される励起光L1は、シート状を呈する。
図4(b)に示されるように、上述した出射角θは、Y軸方向から見た場合における光偏向器12からの励起光L1の出射角である。すなわち、光偏向器12は、Y軸方向から見た場合に時間と共に出射角θが変化するように、励起光L1を偏向面12aで偏向させて出射する。
第1対物レンズ15から出射されるシート状の励起光L1の高さ(X軸方向における光軸Cからの距離)Hは、シリンドリカルレンズ16に入射する励起光L1の入射角に対応する。これは、リレー光学系14によって第1対物レンズ15の瞳面が偏向面12aと共役関係となるためである。すなわち、高さHは、光偏向器12から出射される励起光L1の出射角θに対応する。換言すれば、照射光学系10では、出射角θが、第1対物レンズ15から出射されるシート状の励起光L1の高さHに変換される。したがって、光偏向器12に入力する変調信号MSの周波数を高速に変化させ、光偏向器12から出射される励起光L1の出射角θを高速に変化させることで、第1対物レンズ15から出射されるシート状の励起光L1の高さHを高速に変化させることができる。
図5(a)~図5(c)を参照しつつ、第1対物レンズ15から出射される励起光L1のビームウェスト(Y軸方向から見た場合にシート状の励起光の厚さが最小となる部分)Bの位置の調整について説明する。ビームウェストBにおける励起光L1がシート状の励起光L1として試料Sに照射される。すなわち、ビームウェストBの位置は、試料Sに対する励起光L1の照射方向におけるシート状の励起光L1の形成位置に相当する。
ビームウェストBの位置を調整するための手段として、ライトシート顕微鏡1は、光偏向器12の偏向面12aとシリンドリカルレンズ16との間の位置関係(光学距離)を維持しつつ、光源11、光偏向器12及びシリンドリカルレンズ16を光軸Cに沿って移動させる移動機構3を更に備えている。移動機構3は、例えば可動ステージ等である。移動機構3は、制御部40と電気的に接続されており、制御部40によってその駆動が制御される。
図5(a)及び図5(b)に示されるように、移動機構3によって光源11、光偏向器12及びシリンドリカルレンズ16をレンズ17から遠ざかるように移動させることにより、ビームウェストBを第1対物レンズ15側に移動させることができる。図5(a)及び図5(c)に示されるように、移動機構3によって光源11、光偏向器12及びシリンドリカルレンズ16をレンズ17に近づくように移動させることにより、ビームウェストBを第1対物レンズ15とは反対側に移動させることができる。なお、光源11は、ファイバ、コリメータレンズ等の光学部材を介して光偏向器12と光学的に接続されていてもよく、その場合、それらの光学部材も移動機構3によって光源11、光偏向器12及びシリンドリカルレンズ16と一体的に移動させられる。
図6(a)及び図6(b)に示されるように、試料Sは容器5内に配置されている。容器5は、例えばガラス又はプラスチック等によって構成されており、底壁部51及び側壁部52を有している。底壁部51は、例えばカバーガラス又はガラスボトムディッシュ等である。側壁部52は、例えば、底壁部51の縁部から底壁部51と直交する方向に沿って延在し、円筒状又は角筒状を呈している。容器5は、例えば、底壁部51が側壁部52に対して鉛直下側に位置するように配置されている。試料Sは、例えば、底壁部51と側壁部52とによって画定される収容空間内に培養液と共に配置されている。試料Sは、底壁部51上に載置されている。なお、試料が乾燥物の場合、容器5は用いられなくてもよい。
図6(a)に示されるように、第1対物レンズ15は、例えば水浸対物レンズであり、培養液内に浸かるように配置されている。容器5の底壁部51には、第1対物レンズ15から出射された励起光L1を試料Sに向けて所定角度で(例えば垂直に)反射するミラー(反射部)53が設けられている。ミラー53は、第1対物レンズ15の光軸及び底壁部51のそれぞれに対して45度傾斜して延在する反射面54aを有している。試料Sに対するシート状の励起光L1の走査方向は、矢印Aで示される方向(第1対物レンズ15の光軸(光軸C)に沿った方向)である。なお、ミラー(反射部)53は、容器5に設けられなくてもよい。例えば、ミラー53は、第1対物レンズ15にアタッチメントを介して取り付けられてもよい。
図6(b)に示されるように、第1対物レンズ15は、乾燥対物レンズであってもよく、培養液の外部に配置されてもよい。乾燥対物レンズのワーキングディスタンスは、水浸対物レンズのワーキングディスタンスよりも長い。この場合、容器5の底壁部51には、第1対物レンズ15から出射された励起光L1を試料Sに向けて所定角度で(例えば垂直に)反射するプリズム(反射部)54が設けられる。プリズム54は、第1対物レンズ15の光軸及び底壁部51のそれぞれに対して45度傾斜して延在する反射面54aを有している。試料Sに対するシート状の励起光L1の走査方向は、矢印Aで示される方向である。なお、プリズム(反射部)54は、容器5に設けられなくてもよい。例えば、プリズム54は、第1対物レンズ15にアタッチメントを介して取り付けられてもよい。
反射部がミラー53である場合、ワーキングディスタンスが短い水浸対物レンズを用いることができる。この場合、第1対物レンズ15と試料Sとの間に同一の媒質が存在し、異種の媒質の界面を通過する際に発生する収差を補正する必要がないため、第1対物レンズ15の開口数(NA)を高めることができる。一方、反射部がプリズム54である場合、ワーキングディスタンスの長い乾燥対物レンズを用いることができる。この場合、レンズ洗浄の手間を省くことができると共に、試料Sを頻繁に交換するような測定、第1対物レンズ15を侵襲する液体を用いた測定、及び長期間の測定等を容易に行うことができる。
検出光学系20は、第2対物レンズ21と、液体レンズ(焦点位置調節器)22と、を有している。第2対物レンズ21は、励起光L1の照射に伴って試料Sから発せられる検出光L2を光検出器30側へ導光する。第2対物レンズ21は、底壁部51を介して試料Sと対向するように配置されている。図1、図6(a)及び図6(b)に示されるように、第2対物レンズ21の光軸は、第1対物レンズ15の光軸と平行であり、試料Sに照射されるシート状の励起光L1が形成される平面と直交している。本実施形態では、第1対物レンズ15から出射され、鉛直方向下向きに進行する励起光L1が、ミラー53又はプリズム54によって反射されて水平方向に進行し、試料Sに照射される。励起光L1の照射に伴って試料Sから発せられ、鉛直方向下向きに進行する検出光L2が、第2対物レンズ21に入射する。
液体レンズ22は、入力信号に応じて焦点距離が可変なレンズである。検出光学系20では、液体レンズ22の焦点距離を変化させることで、第2対物レンズ21の焦点位置を調節することができる。ライトシート顕微鏡1では、第2対物レンズ21の焦点位置が試料Sに対する励起光L1の照射位置に一致するように、光偏向器12から出射される励起光L1の出射角θの変化と同期して、液体レンズ22の焦点距離が変化する。これにより、検出光L2を光検出器30に結像させることが可能となる。従って、試料Sに対する励起光L1の照射位置を高速に走査した場合でも、検出光L2を精度良く検出することができる。なお、検出光学系20は、第2対物レンズ21と液体レンズ22との間に配置された凸レンズを更に有していてもよい。この場合、液体レンズ22による第2対物レンズ21の焦点位置の調節範囲を拡大することができる。
光検出器30は、第2対物レンズ21によって導光された検出光L2を撮像する。光検出器30としては、例えば、CMOSカメラ、CCDカメラ、マルチアノードの光電子増倍管、SPAD(Single Photon Avalanche Diode))等の2次元イメージセンサ、又はラインセンサ等が挙げられる。或いは、光検出器30は、アバランシェフォトダイオード等のポイント光センサ、又は分光器であってもよい。
制御部40は、例えば、プロセッサ及びメモリ等を含むコンピュータにより構成されている。制御部40は、プロセッサにより、移動機構3、光源11、光偏向器12、液体レンズ22及び光検出器30等の動作を制御し、各種の制御を実行する。例えば、制御部40は、光偏向器12から出射される励起光L1の出射角θが時間と共に変化するように、光偏向器12に入力される変調信号MSの周波数を時間と共に変化させる。また、制御部40は、第2対物レンズ21の焦点位置が試料Sに対する励起光L1の照射位置に一致するように、光偏向器12から出射される励起光L1の出射角θの変化と同期して、液体レンズ22の焦点距離を変化させる。なお、第1対物レンズ15及び第2対物レンズ21の少なくとも一方は、ピエゾアクチュエータ又はステッピングモータ等の駆動素子により、その光軸に沿って移動可能となっていてもよい。この場合、制御部40は、当該駆動素子の動作をも制御する。
以上説明したように、ライトシート顕微鏡1では、光偏向器12の偏向面12aから焦点距離と等しい距離だけ離れてシリンドリカルレンズ16が配置されている。そして、時間と共に出射角θが変化するように励起光L1が偏向面12aで偏向されて光偏向器12から出射され、光偏向器12から出射された励起光L1が当該出射角θに応じた入射角でシリンドリカルレンズ16に入射する。これにより、シート状の励起光L1の照射位置を試料Sに対して走査することができる。その結果、観察の際に試料Sを移動又は回転させる必要がないため、試料Sが揺れ動くのを抑制することができ、試料Sを安定的に観察することができる。また、光偏向器12及びシリンドリカルレンズ16を用いて試料Sに対する励起光L1の照射位置を走査するため、試料Sに対する励起光L1の走査を高速化することができる。よって、ライトシート顕微鏡1によれば、高速且つ安定的な観察を実現することができる。また、例えばガルバノミラー等を用いて試料Sに対するシート状の励起光L1の照射位置を機械的に走査する場合と比べて、安定性に優れると共に部品の寿命が長く、しかも、一層の高速化を図ることができる。
ライトシート顕微鏡1では、光偏向器12が入力される変調信号MSに応じて励起光L1を偏向させる。これにより、試料Sに対する励起光L1の走査を一層高速化することができる。
ライトシート顕微鏡1では、光偏向器12が音響光学素子である。これにより、試料Sに対する励起光L1の走査を高速化することができるとの上記作用効果が好適に奏される。
ライトシート顕微鏡1では、検出光学系20が、光偏向器12から出射される励起光L1の出射角θの変化と同期して、第2対物レンズ21の焦点位置を変化させる液体レンズ22(焦点位置調節器)を有している。これにより、試料Sに対する励起光L1の照射位置を高速に走査した場合でも、検出光L2を精度良く検出することができる。
ライトシート顕微鏡1は、偏向面12aとシリンドリカルレンズ16との間の位置関係を維持しつつ、光源11、光偏向器12及びシリンドリカルレンズ16を光軸Cに沿って移動させる移動機構3を備えている。これにより、第1対物レンズ15から出射される励起光L1のビームウェストBの位置、すなわち試料Sに対する励起光L1の照射方向におけるシート状の励起光L1の形成位置を調整することができる。反射部がプリズム54である場合、励起光L1にプリズム54を通過させることにより、光路長が変化してビームウェストBの位置がずれるのを抑制することができる。
ライトシート顕微鏡1では、容器5には、第1対物レンズ15から出射された励起光L1を試料Sに向けて反射するミラー53又はプリズム54(反射部)が設けられている。これにより、容器5の側壁部52の影響なく、試料Sに対してシート状の励起光L1を照射することができる。また、励起光L1を導光するための反射部を容器5に一体化することができ、部品数の低減及び装置の小型化を図ることができる。また、反射部が容器5と別体である場合と比べて、励起光L1を試料Sに対して確実に精度良く照射することができる。なお、ミラー53又はプリズム54は、容器5に設けられなくてもよい。例えば、ミラー53又はプリズム54は、第1対物レンズ15にアタッチメントを介して取り付けられてもよい。また、第1対物レンズ15及び第2対物レンズ21を互いの光軸が平行となるように配置することができ、倒立顕微鏡又は正立顕微鏡等の顕微鏡への組み込みを容易化することができる。すなわち、光偏向器12による角度変調を高さ変調に変換して、シート状の励起光L1の進行方向を変えることで、汎用の顕微鏡への組み込みを容易化することができる。また、反射部による反射角度を設定することで、第1対物レンズ15及び第2対物レンズ21を互いに干渉しない範囲で3次元的に自在に配置することが可能となる。また、マイクロセルチャンバ又はマイクロ流路との組み合わせを容易化することができ、確実な観察を実現することができる。
ライトシート顕微鏡1では、第2対物レンズ21の光軸が第1対物レンズ15の光軸と平行である。これにより、倒立顕微鏡又は正立顕微鏡等の顕微鏡への組み込みを容易化することができる。
ライトシート顕微鏡1による試料観察方法は、試料Sを励起させる波長を含む励起光L1を試料Sに照射するステップと、励起光L1の照射に伴って試料Sから発せられる検出光L2を導光するステップと、検出光学系20によって導光された検出光L2を検出するステップと、を備える。励起光L1を試料Sに照射するステップは、励起光L1が光源11から出力されるステップと、光源11から出力された励起光L1が光偏向器12に入射し、時間と共に出射角θが変化するように励起光L1が偏向されて光偏向器12から出射するステップと、光偏向器12から出射された励起光L1が出射角θに応じた入射角でシリンドリカルレンズ16に入射するステップと、シリンドリカルレンズ16を含むリレー光学系14によって導光された励起光L1が集光され、シート状の励起光L1が試料Sに照射されるステップと、を含む。この試料観察方法によれば、上述した理由により、高速且つ安定的な観察を実現することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、各構成の材料及び形状には、上述した材料及び形状に限らず、様々な材料及び形状を採用することができる。
上記実施形態では、光偏向器12が、音響光学効果を用いた音響光学素子であったが、光偏向器12は、電気光学効果を用いた電気光学素子であってもよい。この場合にも、光偏向器12は、入力される変調信号MSに応じて励起光L1を偏向させる。或いは、光偏向器12は、空間光変調器(SLM:Spatial Light Modulator)によって構成されてもよい。これらの変形例によっても、上記実施形態の場合と同様に、高速且つ安定的な観察を実現することができる。
上記実施形態において、液体レンズ22が省略されてもよい。この場合、第2対物レンズ21がピエゾアクチュエータ等によって機械的に移動させられてもよいし、第2対物レンズ21と光検出器30との間に配置されたズームレンズが機械的に移動させられてもよい。ただし、上記実施形態では、液体レンズ22を用いた電気的な制御によって第2対物レンズ21の焦点位置を高速に変化させるため、第2対物レンズ21の焦点位置を、光偏向器12から出射される励起光L1の出射角θの変化に確実に同期させることができる。或いは、液体レンズ22が省略される場合、第2対物レンズ21として焦点深度が深い対物レンズを用い、第2対物レンズ21の焦点深度内において試料Sに対してシート状の励起光L1を走査してもよい。この場合、第2対物レンズ21の焦点位置の調節を省略することができる。
光源11は、一定の波長域の光を出力するものであってもよい。或いは、照射光学系10が、互いに波長域が異なる光を励起光L1として出力する複数の光源11を有していてもよい。この場合でも、複数の波長域の励起光L1を試料Sに照射することができ、複数種の試料Sを観察することが可能となる。シリンドリカルレンズ16は、シリンドリカルレンズに対応した位相パターンに従って励起光L1を変調する空間光変調器によって構成されてもよい。光偏向器12及びシリンドリカルレンズ16が1つの空間光変調器によって構成されてもよい。焦点位置調節器は、第2対物レンズ21の焦点位置を調節可能であればよく、液体レンズ22以外によって構成されてもよい。移動機構3は省略されてもよい。ミラー53又はプリズム54は、容器5とは別体に構成されてもよい。第1対物レンズ15の光軸と第2対物レンズ21の光軸とは、互いに交差(例えば直交)していてもよい。検出光学系20は、例えば第2対物レンズ21と液体レンズ22との間に、第2対物レンズ21により導光された光から励起光L1と検出光L2とを分離し、抽出された検出光L2を光検出器30側へ出力する光学フィルタを更に有していてもよい。
1…ライトシート顕微鏡、3…移動機構、5…容器、10…照射光学系、11…光源、12…光偏向器、12a…偏向面、14…リレー光学系、15…第1対物レンズ、16…シリンドリカルレンズ、20…検出光学系、21…第2対物レンズ、22…液体レンズ(焦点位置調節器)、30…光検出器、53…ミラー(反射部)、54…プリズム(反射部)、B…ビームウェスト、C…光軸、L1…励起光、L2…検出光、MS…変調信号、S…試料、θ…出射角。

Claims (11)

  1. 試料を励起させる波長を含む励起光を前記試料に照射する照射光学系と、
    前記励起光の照射に伴って前記試料から発せられる検出光を導光する検出光学系と、
    前記検出光学系によって導光された前記検出光を検出する光検出器と、を備え、
    前記照射光学系は、
    前記励起光を出力する光源と、
    前記光源から出力された前記励起光が入射する偏向面を有し、時間と共に出射角が変化するように前記励起光を前記偏向面で偏向させて出射する光偏向器と、
    前記偏向面から焦点距離と等しい距離だけ離れて配置され、前記光偏向器から出射された前記励起光が前記出射角に応じた入射角で入射するシリンドリカルレンズを含むリレー光学系と、
    前記リレー光学系によって導光された前記励起光を集光し、シート状の前記励起光を前記試料に照射する第1対物レンズと、を有し、
    前記リレー光学系は、前記シリンドリカルレンズに入射した前記励起光を、前記第1対物レンズの瞳が前記偏向面と共役関係となるように前記第1対物レンズの瞳に伝送する瞳伝送光学系を構成している、ライトシート顕微鏡。
  2. 前記光偏向器は、入力される変調信号に応じて前記励起光を偏向させる、請求項1に記載のライトシート顕微鏡。
  3. 前記光偏向器は、音響光学素子である、請求項1又は2に記載のライトシート顕微鏡。
  4. 前記光偏向器は、電気光学素子である、請求項1又は2に記載のライトシート顕微鏡。
  5. 前記検出光学系は、前記検出光が入射する第2対物レンズと、前記光偏向器から出射される前記励起光の前記出射角の変化と同期して、前記第2対物レンズの焦点位置を変化させる焦点位置調節器と、を有する、請求項1~4のいずれか一項に記載のライトシート顕微鏡。
  6. 前記焦点位置調節器は、液体レンズである、請求項5に記載のライトシート顕微鏡。
  7. 前記偏向面と前記シリンドリカルレンズとの間の位置関係を維持しつつ、前記光源、前記光偏向器及び前記シリンドリカルレンズを前記シリンドリカルレンズの光軸に沿って移動させる移動機構を更に備える、請求項1~6のいずれか一項に記載のライトシート顕微鏡。
  8. 前記第1対物レンズから出射された前記励起光を前記試料に向けて反射する反射部を更に備える、請求項1~7のいずれか一項に記載のライトシート顕微鏡。
  9. 前記試料が配置される容器を更に備え、
    前記容器には、前記反射部が設けられている、請求項8に記載のライトシート顕微鏡。
  10. 前記検出光学系は、前記検出光が入射する第2対物レンズを有し、
    前記第2対物レンズの光軸は、前記第1対物レンズの光軸と平行である、請求項1~9のいずれか一項に記載のライトシート顕微鏡。
  11. 試料を励起させる波長を含む励起光を前記試料に照射するステップと、
    前記励起光の照射に伴って前記試料から発せられる検出光を導光するステップと、
    前記検出光を検出するステップと、を備え、
    前記励起光を前記試料に照射するステップは、
    前記励起光が光源から出力されるステップと、
    前記光源から出力された前記励起光が光偏向器に入射し、時間と共に出射角が変化するように前記励起光が前記偏向器の偏向面で偏向されて前記光偏向器から出射するステップと、
    前記光偏向器から出射された前記励起光が前記出射角に応じた入射角でシリンドリカルレンズに入射するステップと、
    前記シリンドリカルレンズを含むリレー光学系によって導光された前記励起光が第1対物レンズによって集光され、シート状の前記励起光が前記第1対物レンズから前記試料に照射されるステップと、を含み、
    前記リレー光学系は、前記シリンドリカルレンズに入射した前記励起光を、前記第1対物レンズの瞳が前記偏向面と共役関係となるように前記第1対物レンズの瞳に伝送する瞳伝送光学系を構成している、試料観察方法。
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