JP7113645B2 - 試料保持容器及びライトシート顕微鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、試料保持容器及びライトシート顕微鏡に関する。
近年、例えば薬剤の開発又は病態の評価等に用いられる試料として、生体内の細胞に近い三次元状の細胞(例えばスフェロイド)が注目されている。このような試料について評価等を行うために、励起光の照射に伴って試料から発せられる検出光を撮像して画像を取得する顕微鏡が用いられることがある。このような顕微鏡として、例えば落射顕微鏡又はライトシート顕微鏡が挙げられる。落射顕微鏡では、同一の対物レンズを用いて、励起光の試料への照射と、試料からの検出光の導光とが行われる。一方、ライトシート顕微鏡では、2つの対物レンズをそれぞれの光軸が互いに直交するように配置し、一方の対物レンズを用いてシート状の励起光を試料に照射し、他方の対物レンズを用いて試料からの検出光を撮像する。
非特許文献1には、ライトシート顕微鏡に用いられる、試料を固定するための容器が開示されている。非特許文献1では、この容器に試料を固定する手法として、試料をアガロースゲルに包埋し、アガロースゲルごと試料を容器に固定する手法が挙げられている。特許文献1には、三次元状の細胞を作製する円筒状の細胞培養容器が開示されている。細胞培養容器では、複数の窪みが底部に形成されており、それぞれの窪みに細胞を集めることにより細胞の凝集を促進している。
特許第6185816号公報
ビーエム機器株式会社 製品カタログ、LV SY UMBAS2、2016年4月20日
例えば三次元状の細胞のように厚さを有する試料の画像の取得に落射顕微鏡を用いる場合、試料の厚さ方向における各位置に同時に励起光が照射される。このため、試料において対物レンズの焦点面(試料の厚さ方向に垂直な面)に対応する部分からの検出光に加えて、試料において当該焦点面以外の位置に対応する部分からの検出光が同時に発せられる。しかし、このような場合、試料において当該焦点面以外の位置に対応する部分からの検出光の影響によって、撮像された画像にボケが生じやすくなり、画像の解像度が低下するおそれがある。一方、このような試料の画像の取得にライトシート顕微鏡を用いる場合、励起光がシート状であるため、試料の当該焦点面に対応する部分のみに励起光を照射することができる。このため、試料の当該焦点面に対応する部分から発せられる検出光のみを撮像することができる。その結果、撮像された画像の解像度の低下を抑えることができる。
ライトシート顕微鏡を用いた試料観察では、試料をゲルに包埋してゲルごと試料を容器に固定することが考えられる(例えば非特許文献1)。しかし、このように試料をゲルに包埋すると、ゲル内において試料の位置が安定せず、試料を観察視野内に収めることが困難となり得る。その結果、試料の画像の取得に手間及び時間がかかるという問題が生じ得る。また、例えば生きている細胞を試料としてゲルに包埋する場合、細胞が死滅するおそれがあるので、細胞を経時的に観察することができなくなるといった問題も生じ得る。また、試料を保持する容器として円筒状の容器(例えば特許文献1)を用いた場合、容器の曲面状の側面においてレンズ効果等が発生し、当該側面から外部に出力された検出光が発散しやすくなる。このような場合、撮像対象となる検出光を対物レンズに十分に集めることが難しくなり、撮像された試料の画像の解像度が低下するおそれがある。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、試料の位置の安定化により、試料の画像の容易かつ高解像度な取得を可能にする試料保持容器及びライトシート顕微鏡を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る試料保持容器は、試料を保持する試料保持容器であって、一端側に開口部が設けられた中空かつ筒状の本体部と、開口部と対向するように本体部の筒内に設けられ、試料の保持領域を有するメッシュ状部材と、を備え、本体部の側面には、保持領域に向けて光が入力される光入力面と、保持領域からの光が出力される光出力面とが設けられ、光入力面及び光出力面のうち、少なくとも光出力面が平坦面となっている。
この試料保持容器では、開口部から本体部の筒内に導入した試料を本体部の筒内のメッシュ状部材によって容易かつ安定して保持することができる。これにより、この試料保持容器では、三次元細胞などを試料として用いた場合においても、開口部から培地と共に三次元細胞を本体部の筒内に供給し、メッシュ状部材で保持した三次元細胞を培地内に位置させることで、生きたままの三次元細胞の観察が可能となる。また、この試料保持容器では、光入力面及び光出力面のうち、少なくとも光出力面が平坦面となっている。このため、光出力面から出力される光にレンズ効果が生じることを抑制でき、試料の観察画像の解像度が低下することを抑制できる。
また、メッシュ状部材には、疎水性コーティングが施されていてもよい。この場合、本体部の筒内に導入した試料がメッシュ状部材に吸着されやすくなるので、メッシュ状部材によって試料をより確実に保持することが可能となる。
また、メッシュ状部材には、親水性コーティングが施されていてもよい。この場合、本体部の筒内に導入した試料をメッシュ状部材により保持しつつ、メッシュ状部材上で回転させることが可能となるので、試料の観察画像を多面的に取得することができる。
また、光入力面及び光出力面の双方が平坦面となっていてもよい。これにより、光入力面及び光出力面でレンズ効果が生じることを抑制できる。したがって、光入力面に入力した光の照射位置の調整が容易となり、試料の観察画像の解像度が低下することを抑制できる。
また、本体部の他端側には、開口部と対向する底部が設けられていてもよい。この構成によれば、開口部から培地と共に試料を本体部の筒内に供給した場合に、培地及び試料を本体部の筒内に留めることができる。これにより、本体部の筒内に培地及び試料を収容した状態で試料保持容器を持ち運ぶことができる。この場合、観察後の試料を試料培養用のインキュベータに移すことができ、観察後の試料をインキュベータにて培養し続けることができる。その結果、長期間にわたって試料を経時的に観察することができる。
また、底部には、本体部の筒内と連通する開閉自在の孔部が設けられていてもよい。この構成によれば、培地と共に試料が本体部の筒内に収容されている場合に、孔部の開放によって本体部の筒内から外部に培地を排出することができる。これにより、本体部の筒内から試料を取り出すことなく、本体部の筒内に新たな培地を供給することができる。その結果、試料の構造を壊すことなく、本体部の筒内の培地を交換することができる。また、底部の孔部を利用して本体部の筒内の培地をかん流させることも可能となる。また、孔部から薬剤を本体部の筒内に投与して試料を刺激することも可能となる。
また、メッシュ状部材は、光入力面に対して傾斜していてもよい。これにより、メッシュ状部材に保持する複数の試料の位置を光入力面に対してずらすことが可能となる。したがって、光入力面から入力した光を各試料に照射することができ、試料容器を代えずに複数の試料の観察画像を取得することができる。
また、本体部は、断面矩形状をなしており、光入力面と光出力面とが直交していてもよい。これにより、試料保持容器の形状の簡単化が図られる。
本発明の一側面に係るライトシート顕微鏡は、上述したいずれかの試料保持容器と、試料に向けてシート状の光を導光する励起光学系と、試料からの検出光を導光する検出光学系と、検出光学系によって導光された検出光を検出する光検出器と、を備え、励起光学系は、光入力面に対向して配置され、光入力面を介して励起光を試料保持容器内の保持領域に入力する第1の対物レンズを有し、検出光学系は、光出力面に対向して配置され、光出力面を介して保持領域から試料保持容器外に出力される検出光を光検出器に導光する第2の対物レンズを有している。
このライトシート顕微鏡では、第1の対物レンズにより導光される励起光は、光入力面を介して、試料保持容器内の保持領域に保持される試料に入力する。試料に励起光が入力すると、試料から検出光が発せられる。この検出光は、光出力面を介して試料保持容器外に出力され、第2の対物レンズによって光検出器に導光される。このライトシート顕微鏡は上述したいずれかの試料保持容器を備えるので、上述したように、生きたままの三次元細胞の観察が可能となる。また、このライトシート顕微鏡では、開口部から本体部の筒内に導入した試料をメッシュ状部材によって安定して保持することができる。このため、第2の対物レンズの観察視野内に試料を収めることが容易となり、試料の観察画像を容易に取得することができる。また、このライトシート顕微鏡では、第2の対物レンズが、試料保持容器の平坦な光出力面を介して試料からの検出光を導光するので、光出力面から試料保持容器外に出力される検出光にレンズ効果が生じることを抑制でき、試料の観察画像の解像度が低下することを抑制できる。
本発明によれば、試料の位置の安定化により、試料の画像の容易かつ高解像度な取得を可能にする。
試料保持容器の一実施形態を示す斜視図である。 図1のII-II線断面図である。 図1に示した試料保持容器を適用したライトシート顕微鏡の構成の一例を示すブロック図である。 図3に示したライトシート顕微鏡の要部拡大斜視図である。 ライトシート顕微鏡の変形例を示す要部拡大斜視図である。 試料保持容器の変形例を示す斜視図である。 試料保持容器の別の変形例を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一側面に係る試料保持容器及びライトシート顕微鏡の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
図1は、試料保持容器1の一実施形態を示す斜視図である。同図には、理解の容易のため、XYZ直交座標系が示されている。また、同図は、試料保持容器1内に培地2及び試料Sが収容された状態を示している。試料保持容器1は、例えばライトシート顕微鏡等の顕微鏡による観察に用いられる容器であって、観察対象となる試料Sを保持する容器である。試料Sは、例えば、蛍光色素又は蛍光遺伝子等の蛍光物質を含む三次元細胞(例えばスフェロイド)又は生体等のサンプルである。試料Sは、所定の波長域の光が照射された場合に、例えば蛍光等の検出光L2を発する。試料Sが例えばスフェロイドである場合、スフェロイドの大きさは、例えば200μm~900μmである。
試料保持容器1は、図1に示されるように、本体部10と、メッシュ状部材20とを備えている。本体部10は、中空の角筒状をなしている。本実施形態では、本体部10は、Z方向における一端側に矩形状の開口部Aが設けられた有底矩形筒状をなしており、本体部10のXY断面は矩形状をなしている。本体部10のX方向における幅は例えば7.0mm以内であり、本体部10のY方向における幅は例えば6.6mm以内であり、本体部10のZ方向における高さは例えば1.5cm以上である。
本体部10は、開口部AからZ方向に沿って延びる矩形板状の4つの側壁部(側面)10a,10b,10c,及び10dと、開口部Aとは反対側の一端に接する矩形板状の底壁部(底部)10eとを有している。各側壁部10a,10b,10c,及び10dのそれぞれは、例えばガラス又はプラスチックによって形成され、蛍光観察に用いられる波長の光に対して透過性を有している。各側壁部10a,10b,10c,及び10dの厚さは、例えばカバーガラスと同程度の厚さであり、例えば0.12mm~0.18mmである。
側壁部10a及び10bのそれぞれは、YZ平面に沿って延びており、X方向において互いに対向している。一例では、側壁部10a及び10bのそれぞれは、YZ平面に平行である。側壁部10c及び10dのそれぞれは、XZ平面に沿って延びており、Y方向において互いに対向している。一例では、側壁部10c及び10dのそれぞれは、XZ平面に平行であり、側壁部10a及び10bと直交している。
側壁部10a,10b,10c,及び10dには、本体部10の外部から励起光L1(後述する図4参照)が入力する光入力面S1、及び、本体部10の外部へ検出光L2(後述する図4参照)を出力する光出力面S2が設けられている。本実施形態では、側壁部10aに光入力面S1が設けられており、側壁部10dに光出力面S2が設けられている。光入力面S1及び光出力面S2のうち少なくとも光出力面は、平坦面となっている。本実施形態では、光入力面S1及び光出力面S2の双方が平坦面となっている。光入力面S1は、少なくとも励起光L1に対して透過性を有しており、光出力面S2は、少なくとも検出光L2に対して透過性を有している。光出力面S2が設けられる側壁部10dは、例えばガラスにより形成されることが好ましい。
底壁部10eは、本体部のZ方向における他端側に設けられており、Z方向において開口部Aと対向している。底壁部10eは、XY平面に沿って延びている。一例では、底壁部10eは、各側壁部10a,10b,10c,及び10dと直交している。試料Sは、底壁部10eと各側壁部10a,10b,10c,及び10dとによって画定される収容空間内(本体部10の筒内)に培地2と共に収容されている。開口部Aは、各側壁部10a,10b,10c,及び10dにおいて底壁部10eとは反対側に位置する縁部によって画定されている。開口部Aの大きさは、培地2及び試料Sを受け入れ可能な大きさとなっている。本体部10には、開口部Aを塞ぐ蓋が着脱自在に設けられてもよい。この場合、開口部Aを蓋で塞ぐことにより、本体部10の筒内に収容される培地2の蒸発や汚染(黴菌によるコンタミネーション)を抑制できる。
図2は、図1に示されるII-II線に沿った断面図である。図2に示されるように、本体部10の内壁面11(すなわち、各側壁部10a,10b,10c,及び10dの内側面)には、Z方向において底壁部10eと開口部Aとの間にZ方向における開口部A側を向く段差面11aが設けられている。段差面11aは、本体部10の内壁面11の全周にわたって設けられている。
メッシュ状部材20は、図1に示されるように、Z方向に貫通する多数の孔20aが設けられたメッシュ状の部材である。メッシュ状部材20の材質は、例えば、四フッ化エチレン-エチレン共重合体(ETFE)、四フッ化エチレン-六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、ポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)、熱可塑性エラストマー(TPE)、又はポリ四フッ化エチレン樹脂(TFE)等である。
メッシュ状部材20は、本体部10の筒内に配置され、XY平面に沿って延びている。一例では、メッシュ状部材20は、XY平面に対して平行であり、平坦となっている。メッシュ状部材20の各孔20aの大きさは、試料Sの大きさ(最大寸法)よりも小さくなっており、例えば100μm~800μmである。メッシュ状部材20は、本体部10の筒内に配置された試料Sを保持する保持領域Rを有する。保持領域Rは、例えばZ方向から見てメッシュ状部材20の全面に位置する。
メッシュ状部材20の周縁部は、図2に示されるように、Z方向において本体部10の段差面11aに当接すると共に、例えば医療用の接着剤によって段差面11aに固定されている。メッシュ状部材20のZ方向における高さは、段差面11aのZ方向における高さによって調整することが可能である。メッシュ状部材20のZ方向における高さは、例えば、第1及び第2の対物レンズ48,51(後述する図4参照)の観察視野に応じて設定される。メッシュ状部材20には、試料Sを保持するためのコーティング20bが施されている。コーティング20bは、例えば、疎水性コーティングであってもよく、親水性コーティングであってもよい。コーティング20bは、少なくともメッシュ状部材20の保持領域Rに施されていればよいが、本実施形態では、メッシュ状部材20の全体にわたって施されている。
図3は、図1に示した試料保持容器1を適用したライトシート顕微鏡30の構成の一例を示すブロック図である。図3に示されるライトシート顕微鏡30は、シート状(面状)の励起光L1を試料Sに照射し、励起光L1の照射に伴って試料Sから発せられる検出光L2を検出することで、試料Sの画像を取得する装置である。ライトシート顕微鏡30では、励起光L1の光軸と直交する方向(例えばY方向)に沿って励起光L1の集光位置が試料Sに対して走査され、各集光位置において試料Sの画像が取得される。ライトシート顕微鏡30では、励起光L1が試料Sに照射される領域が狭いため、例えば光退色又は光毒性等の試料Sの劣化を抑制することができると共に、画像取得を高速化することができる。
図3に示されるように、ライトシート顕微鏡30は、試料保持容器1と、励起光学系40と、検出光学系50と、光検出器60とを備えている。試料保持容器1は、例えば、水が収容されたチャンバーC内に配置される。励起光学系40は、試料保持容器1の本体部10の筒内の試料Sに励起光L1を照射する。検出光学系50は、励起光L1の照射に伴って試料Sから発せられる検出光L2を光検出器60へ導光する。光検出器60は、検出光学系50によって導光された検出光L2を検出して撮像する。
励起光学系40は、光源41と、ミラー42と、第1の光学系43と、スリット部44と、シリンドリカルレンズ45と、光走査部46と、第2の光学系47と、第1の対物レンズ48とを有している。光源41は、試料Sを励起させる波長を含む励起光L1を出力する。光源41は、例えば、コヒーレント光又はインコヒーレント光を出射する。コヒーレント光源としては、例えば、レーザダイオード(LD)といったレーザ光源等が挙げられる。インコヒーレント光源としては、例えば発光ダイオード(LED)、スーパールミネッセントダイオード(SLD)、ランプ系光源等が挙げられる。レーザ光源としては、連続波(Continuous Wave)を発振する光源が好ましく、超短パルス光等のパルス光を発振する光源が用いられてもよい。パルス光を発振する光源としては、パルス光を出力する光源と、光シャッタ又はパルス変調用のAOM(Acousto-Optic Modulator)とを組み合わせたユニットが用いられてもよい。光源41は、複数の波長域を含む励起光L1を出力するように構成されてもよい。この場合、音響光学可変フィルタ(Acousto-Optic Tunable Filter)等の光学フィルタにより励起光L1の波長の一部を選択的に透過させてもよい。
ミラー42には、光源41から出力された励起光L1が入射する。ミラー42は、入射した励起光L1を第1の光学系43に向けて反射する。第1の光学系43は、ミラー42によって反射された励起光L1のビーム径を調整しつつ、励起光L1をコリメート(平行化)する。第1の光学系43は、ミラー42によって反射された励起光L1のビーム径を拡大する発散レンズ43aと、発散レンズ43aからの励起光L1をコリメートするコリメートレンズ43bとを有する。コリメートレンズ43bは、その光軸方向に沿って移動可能に構成されており、発散レンズ43aとコリメートレンズ43bとの距離を調整することによって、励起光L1のビーム径を調整することが可能となる。
スリット部44は、コリメートレンズ43bとシリンドリカルレンズ45との間の光路上に配置されている。スリット部44は、Z方向に延びる方向に開口が設けられ、開口を通過した励起光L1をシート状に整形する。シリンドリカルレンズ45は、励起光L1のZ方向成分に対してはレンズとして機能せず、励起光L1のX方向成分に対してはレンズとして機能する。この機能を利用することで、シリンドリカルレンズ45は、スリット部44により整形された励起光L1のシート形状を更に整えることが可能となる。
光走査部46には、シリンドリカルレンズ45から出力されたシート状の励起光L1が入射する。光走査部46は、励起光L1の進行方向を変更することで、励起光L1を試料Sに対して走査する光スキャナである。これにより、第2の光学系47及び第1の対物レンズ48を介して試料Sに照射される励起光L1の照射位置が、第1の対物レンズ48の光軸(励起光L1の光軸)と直交するY方向に沿って試料Sの面上で走査される。光走査部46は、例えば、ガルバノミラー、レゾナントスキャナ、ポリゴンミラー、MEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラー、又はAOM,AOD(Acousto-Optic Deflector)等の音響光学素子等である。
第2の光学系47は、光走査部46から出力された励起光L1が第1の対物レンズ48に導光されるように、光走査部46と第1の対物レンズ48とを光学的に結合している。第2の光学系47は、光走査部46からの励起光L1を第1の対物レンズ48の瞳で集光させるように構成されたレンズ47a及び48bを有し、両側テレセントリック光学系を構成している。
第1の対物レンズ48は、照明用の対物レンズであり、第2の光学系47によって導光された励起光L1を集光する。第1の対物レンズ48は、例えば水浸対物レンズであり、チャンバーC内の水に浸かるように配置される。第1の対物レンズ48が水浸対物レンズである場合、第1の対物レンズ48のワーキングディスタンスは、例えば3.5mmである。
図4は、図3に示したライトシート顕微鏡30を適用した試料保持容器1の要部拡大斜視図である。同図では、チャンバーCが省略して示されている。第1の対物レンズ48は、図4に示されるように、X方向において側壁部10aの光入力面S1と対向して配置されている。一例では、第1の対物レンズ48は、その光軸が光入力面S1と直交するように配置される。第1の対物レンズ48は、光入力面S1を介してシート状の励起光L1を試料Sに照射する。第1の対物レンズ48は、ピエゾアクチュエータ又はステッピングモータ等の駆動素子により、その光軸に沿って移動可能となっている。これにより、励起光L1の集光位置が調整可能となっている。
再び、図3を参照する。検出光学系50は、第2の対物レンズ51と、フィルタ52と、レンズ53とを有している。第2の対物レンズ51は、観察用の対物レンズである。第2の対物レンズ51は、例えば水浸対物レンズであり、チャンバーC内の水に浸かるように配置される。第2の対物レンズ51が水浸対物レンズである場合、第2の対物レンズ51のワーキングディスタンスは、例えば3.3mmである。
第2の対物レンズ51は、図4に示されるように、Y方向において側壁部10dの光出力面S2と対向して配置されている。一例では、第2の対物レンズ51の光軸は、光出力面S2と直交すると共に、第1の対物レンズ48の光軸と直交している。第2の対物レンズ51は、第1の対物レンズ48からの励起光L1の照射に伴って試料Sから発せられる検出光L2を光出力面S2を介して光検出器60に導光する。第2の対物レンズ51は、ピエゾアクチュエータ又はステッピングモータ等の駆動素子により、その光軸に沿って移動可能となっている。これにより、第2の対物レンズ51の焦点位置が調整可能となっている。
第1及び第2の対物レンズ48及び51のそれぞれは、乾燥対物レンズであってもよい。第1及び第2の対物レンズ48及び51のそれぞれが乾燥対物レンズである場合、試料保持容器1並びに第1及び第2の対物レンズ48及び51のそれぞれは、例えば、水が容れられていない状態のチャンバーC内に配置される。この場合、第1の対物レンズ48のワーキングディスタンスは、例えば10.0mmとなり、第2の対物レンズ51のワーキングディスタンスは、例えば2.1mmとなる。
図3に示されるように、フィルタ52は、第2の対物レンズ51と光検出器60との間の光路上に配置されている。フィルタ52は、第2の対物レンズ51により導光された光から励起光L1と検出光L2とを分離し、抽出された検出光L2を光検出器60側に出力するための光学フィルタである。レンズ53は、第2の対物レンズ51から出力された検出光L2が光検出器60に導光されるように、第2の対物レンズ51と光検出器60とを光学的に結合している。レンズ53は、第2の対物レンズ51からの検出光L2を光検出器60の受光面で結像する。
光検出器60は、第2の対物レンズ51によって導光された検出光L2を検出して撮像する。光検出器60としては、例えば、CMOSカメラ、CCDカメラ、マルチアノードの光電子増倍管、SPAD(Single Photon Avalanche Diode)等の2次元イメージセンサ、又はラインセンサ等が挙げられる。或いは、光検出器60は、アバランシェフォトダイオード等のポイント光センサ、又は分光器であってもよい。
次に、本実施形態に係る試料保持容器1及びライトシート顕微鏡30によって得られる効果を説明する。試料保持容器1では、開口部Aから本体部10の筒内に導入した試料Sを本体部10の筒内のメッシュ状部材20によって容易かつ安定して保持することができる。これにより、この試料保持容器1では、三次元細胞などを試料Sとして用いた場合においても、開口部Aから培地2と共に三次元細胞を本体部10の筒内に供給し、メッシュ状部材20で保持した三次元細胞を培地2内に位置させることで、生きたままの三次元細胞の観察が可能となる。また、試料保持容器1では、光出力面S2が平坦面となっている。このため、光出力面S2から出力される検出光L2にレンズ効果が生じることを抑制でき、試料Sの観察画像の解像度が低下することを抑制できる。
また、メッシュ状部材20に施されるコーティング20bは、疎水性コーティングであってもよい。この場合、本体部10の筒内に導入した試料Sがメッシュ状部材20に吸着されやすくなるので、メッシュ状部材20によって試料Sをより確実に保持することが可能となる。
また、メッシュ状部材20に施されるコーティング20bは、親水性コーティングであってもよい。この場合、本体部10の筒内に導入した試料Sを、メッシュ状部材20により保持しつつメッシュ状部材20上で回転させることが可能となるので、試料Sの観察画像を多面的に取得することができる。
また、光入力面S1及び光出力面S2の双方が平坦面となっている。これにより、光入力面S1及び光出力面S2でレンズ効果が生じることを抑制できる。したがって、光入力面S1に入力した励起光L1の照射位置の調整が容易となり、試料Sの観察画像の解像度が低下することを抑制できる。
また、本体部10の他端側には、開口部Aと対向する底壁部10eが設けられている。この構成によれば、開口部Aから培地2と共に試料Sを本体部10の筒内に供給した場合に、培地2及び試料Sを本体部10の筒内に留めることができる。これにより、本体部10の筒内に培地2及び試料Sを収容した状態で試料保持容器1を持ち運ぶことができる。この場合、観察後の試料Sを細胞培養用のインキュベータに移すことができ、観察後の試料Sをインキュベータにて培養し続けることができる。その結果、長期間にわたって試料Sを経時的に観察することができる。
また、本体部10は、断面矩形状をなしており、光入力面S1と光出力面S2とが直交していてもよい。これにより、試料保持容器1の形状の簡単化が図られる。
図5は、ライトシート顕微鏡30の変形例を示す要部拡大斜視図である。上記実施形態では、第1の対物レンズ48はシート状の励起光L1を試料Sに照射していたが、本変形例では、第1の対物レンズ48はライン状の励起光L1を試料Sに照射している。本変形例では、励起光L1の光軸と直交するZ方向に沿って励起光L1の集光位置を試料Sに対して走査したのち、励起光L1の光軸と直交するY方向に沿って励起光L1の集光位置を移動し、再びZ方向に沿って励起光L1の集光位置を試料Sに対して走査する。この走査を繰り返すことで、各集光位置において試料Sの画像が取得される。試料Sに照射される励起光L1の照射位置は、例えば光走査部46によって走査される。このような形態であっても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
図6は、試料保持容器1の変形例を示す斜視図である。上記実施形態と本変形例との相違点は、底壁部の構成である。本変形例の試料保持容器1Aでは、本体部10Aの底壁部10fに孔部10gが設けられている。孔部10gは、底壁部10fをZ方向に貫通しており、本体部10Aの筒内と本体部10Aの外部とに連通している。孔部10gには、孔部10gを開閉自在に構成された円筒状の管部10hが取り付けられる。孔部10gのXY平面における位置は、特に限定されず、底壁部10fの中央部分であってもよく、底壁部10fの周縁部であってもよい。また、孔部10gは、底壁部10fの一部に設けられてもよく、底壁部10fの全体に設けられてもよい。また、複数の孔部10gが底壁部10fに設けられてもよい。また、孔部10gは、側壁部10a,10b,10c,又は10dに設けられてもよい。この場合、孔部10gは、側壁部10a,10b,10c,又は10dにおいて試料Sの観察に影響を与えない部分に設けられることが好ましい。例えば、孔部10gは、側壁部10a,10b,10c,又は10dにおいて光入力面S1及び光出力面S2を除く部分に設けられることが好ましい。
本変形例の構成によれば、培地2と共に試料Sが本体部10Aの筒内に収容されている場合に、孔部10g及び管部10hの開放によって本体部10Aの筒内から外部に培地2を排出することができる。これにより、本体部10Aの筒内から試料Sを取り出すことなく、本体部10Aの筒内に新たな培地2を供給することができる。その結果、試料Sの構造を壊すことなく、本体部10Aの筒内の培地2を交換することができる。また、孔部10g及び管部10hを利用して本体部10Aの筒内の培地2をかん流させることも可能となる。また、孔部10g及び管部10hから薬剤を本体部10Aの筒内に投与して試料Sを刺激することも可能となる。
図7は、第3変形例による試料保持容器1Bの近傍を拡大して示す斜視図である。上記実施形態と本変形例との相違点は、メッシュ状部材の角度、及び試料Sの保持数である。本変形例では、メッシュ状部材20Aは、光入力面S1に対して、開口部A側に傾斜している。また、本変形例では、メッシュ状部材20Aは、複数(例えば3つ)の試料Sを保持している。複数の試料Sは、メッシュ状部材20A上において、Z方向に互いに異なる位置に配置されている。本変形例では、メッシュ状部材20Aに保持する複数の試料Sの位置を光入力面S1に対してずらすことが可能となる。したがって、例えば試料保持容器1Bの位置をZ方向に移動させることによって、光入力面S1からの励起光L1を複数の試料Sのそれぞれに照射させることができ、試料保持容器1Bを代えずに複数の試料Sのそれぞれの観察画像を取得することができる。
本発明の試料保持容器及びライトシート顕微鏡は、上述した実施形態及び各変形例に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上述した実施形態及び各変形例を、必要な目的及び効果に応じて互いに組み合わせてもよい。また、上述した実施形態及び各変形例において、試料保持容器の本体部は底壁部を有していたが、底壁部を有していなくてもよい。また、本体部は、四角筒状をなしていたが、光入力面及び光出力面が設けられていれば他の形状をなしていてもよい。例えば、本体部は、三角筒状、五角筒状、六角筒状等の多角筒状をなしていてもよい。すなわち、本体部のXY断面が、例えば、三角形状、五角形状、六角形状等の多角形状であってもよい。また、本体部の一部(例えば光入力面及び光出力面を除く部分)が円形状、湾曲形状をなしていてもよい。
1,1A,1B…試料保持容器、2…培地、10…本体部、10a~10d…側壁部、10e,10f…底壁部、10g…孔部、10h…管部、11…内壁面、11a…段差面、20,20A…メッシュ状部材、20a…孔、20b…コーティング、30…ライトシート顕微鏡、40…励起光学系、41…光源、48…第1の対物レンズ、50…検出光学系、51…第2の対物レンズ、60…光検出器、A…開口部、L1…励起光、L2…検出光、R…保持領域、S…試料、S1…光入力面、S2…光出力面。

Claims (9)

  1. 試料を保持する試料保持容器と、
    前記試料に向けてシート状の励起光を導光する励起光学系と、
    前記試料からの検出光を導光する検出光学系と、
    前記検出光学系によって導光された前記検出光を検出する光検出器と、を備え、
    前記試料保持容器は、
    一端側に開口部が設けられた中空かつ筒状の本体部と、
    前記開口部と対向するように前記本体部の筒内に設けられ、前記試料の保持領域を有するメッシュ状部材と、を有し、
    前記本体部の側面には、前記保持領域に向けて光が入力される光入力面と、前記保持領域からの光が出力される光出力面とが設けられ、
    前記光入力面及び前記光出力面のうち、少なくとも前記光出力面が平坦面となっており、
    前記メッシュ状部材は、前記光入力面に対して傾斜しており、
    前記励起光学系は、前記光入力面に対向して配置され、前記光入力面を介して前記励起光を前記試料保持容器内の前記保持領域に入力する第1の対物レンズを有し、
    前記検出光学系は、前記光出力面に対向して配置され、前記光出力面を介して前記保持領域から前記試料保持容器外に出力される前記検出光を前記光検出器に導光する第2の対物レンズを有している、ライトシート顕微鏡。
  2. 前記メッシュ状部材には、疎水性コーティングが施されている、請求項1に記載のライトシート顕微鏡。
  3. 前記メッシュ状部材には、親水性コーティングが施されている、請求項1に記載のライトシート顕微鏡。
  4. 前記光入力面及び前記光出力面の双方が平坦面となっている、請求項1~3のいずれか一項に記載のライトシート顕微鏡。
  5. 前記本体部の他端側には、前記開口部と対向する底部が設けられている、請求項1~4のいずれか一項に記載のライトシート顕微鏡。
  6. 前記底部には、前記本体部の筒内と連通する開閉自在の孔部が設けられている、請求項5に記載のライトシート顕微鏡。
  7. 前記本体部は、断面矩形状をなしており、
    前記光入力面と前記光出力面とが直交している、請求項1~6のいずれか一項に記載のライトシート顕微鏡。
  8. 前記メッシュ状部材は、複数の前記試料を保持し、
    複数の前記試料は、前記メッシュ状部材上において、前記本体部が延びる方向に互いに異なる位置に配置されている、請求項1~7のいずれか一項に記載のライトシート顕微鏡。
  9. 前記励起光学系は、
    前記励起光を出力する光源と、
    前記光源からの前記励起光をコリメートする第1の光学系と、
    前記第1の光学系からの前記励起光を前記第1の対物レンズに導光する第2の光学系と、
    前記第1の光学系と前記第2の光学系との間の光路上に配置され、前記励起光をシート状に整形するスリット部と、を更に有する、請求項1~8のいずれか一項に記載のライトシート顕微鏡。
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