JP7085039B1 - 予測モデル作成装置、排ガス濃度制御システム、予測モデル作成方法、及び排ガス濃度制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(炉の構成)
図1は、第1実施形態に係る予測モデル作成装置1が設置された炉100の構成を概略的に示す図である。図1に例示する形態では、炉100は、都市ごみ、産業廃棄物、又はバイオマスなどを固体燃料Fsとするストーカ式のごみ焼却炉である。尚、炉100は、ストーカ式のごみ焼却炉に限定されない。以下において、炉100内を固体燃料Fsが移動する方向を移動方向W1とする。
上述した炉100に設置される予測モデル作成装置1は、撮像装置116及びガス分析計140のそれぞれからデータ(画像、及び気体成分の濃度)を取得し、この取得したデータに基づいて、炉100から排出される排ガスEgに含まれる気体成分の濃度を予測する排ガス濃度予測モデルを作成する。尚、予測モデル作成装置1は、撮像装置116及びガス分析計140のそれぞれと電気的に接続され、リアルタイムでデータを取得するように構成されてもよい。あるいは、撮像装置116及びガス分析計140のそれぞれから予め取得したデータをデータベースに記憶させ、予測モデル作成装置1はデータベースからデータを取得するように構成されてもよい。
本発明者らの知見によれば、炉100から排出される排ガスEgに含まれる気体成分の濃度は、炉100の燃焼領域130が撮像された画像から得られる情報のうち、色情報に応じて複数の色領域Aに区分された色画像データ160から抽出される合計画素数と高い相関を持つ。
本開示の第2実施形態に係る予測モデル作成装置1について説明する。第2実施形態は、プロセスデータ取得部10がさらに設けられている点で第1実施形態とは異なるが、それ以外の構成は第1実施形態で説明した構成と同じである。第2実施形態において、第1実施形態の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
まず、第2実施形態に係る予測モデル作成装置1が設置される炉100の構成について説明する。図4は、第2実施形態に係る予測モデル作成装置1が設置された炉100の構成を概略的に示す図である。第2実施形態に係る炉100は、炉100のプロセスデータを計測するために圧力計142、温度センサ144、及び熱回収ボイラ146をさらに備える。
図5は、第2実施形態に係る予測モデル作成装置1の概略的な機能ブロック図である。図4及び図5に例示するように、予測モデル作成装置1は、撮像装置116、ガス分析計140、圧力計142、温度センサ144、及び熱回収ボイラ146のそれぞれからデータ(画像、炉100内の温度・圧力、蒸気量、及び気体成分の濃度)を取得し、この取得したデータに基づいて、炉100から排出される排ガスEgに含まれる気体成分の濃度を予測する排ガス濃度予測モデルを作成する。
炉100から排出される排ガスEgに含まれる気体成分の濃度は、プロセスデータとも高い相関を持つ。第2実施形態によれば、排ガス濃度予測モデルはプロセスデータも考慮して作成されているので、排ガス濃度予測モデルの予測精度をさらに向上させることができる。
本開示の第3実施形態に係る排ガス濃度制御システム50について説明する。排ガス濃度制御システム50は、上述した予測モデル作成装置1によって作成された排ガス濃度予測モデルを用いて、炉100から排出される排ガスEgに含まれる気体成分の濃度を制御する。第3実施形態では、排ガス濃度制御システム50は、第1実施形態に係る予測モデル作成装置1によって作成された排ガス濃度予測モデルを用いて、酸素の濃度を制御する。別の実施形態では、排ガス濃度制御システム50は、第2実施形態に係る予測モデル作成装置1によって作成された排ガス濃度予測モデルを用いて、酸素の濃度を制御する。尚、排ガス濃度制御システム50が制御する気体成分の濃度は、酸素の濃度に限定されず、例えば、一酸化炭素の濃度や窒素酸化物(NOx)の濃度であってもよい。
図6は、第3実施形態に係る排ガス濃度制御システム50の構成を概略的に示す図である。図6に示すように、排ガス濃度制御システム50は、撮像装置52と、調整装置54と、を備える。
図7は、第3実施形態に係る排ガス濃度制御システム50の作用・効果を説明するための図である。図7には、縦軸を酸素濃度とし、横軸を時間とするグラフが示されている。実線は、排ガス濃度予測モデルから出力された酸素の濃度(予測値X1)である。一点鎖線は、ガス分析計140からリアルタイムで取得される酸素の濃度(以下、実測値X2とする)である。点線は、一点鎖線を設定時間tの分だけずらした酸素の濃度(以下、補正値X3とする)である。
第3実施形態では、調整装置54は、炉100に供給する空気の量を調整していたが、これに代わり、又はこれとともに、炉100に供給する固体燃料Fsの量を調整してもよい。図8は、第3実施形態の変形例に係る排ガス濃度制御システム50の構成を概略的に示す図である。図8に示すように、調整装置54は、フィーダ104と電気的に接続されており、フィーダ104に電気的な信号を送信することで、フィーダ104の往復速度を調整可能となっている。
本開示に係る予測モデル作成方法は、炉100から排出される排ガスEgに含まれる気体成分の濃度を予測する排ガス濃度予測モデルを作成する方法である。図9は、一実施形態に係る予測モデル作成方法を示すフローチャートである。図9に示すように、予測モデル作成方法は、画像取得ステップS2と、特徴量抽出ステップS4と、濃度取得ステップS6と、モデル作成ステップS8と、を備える。
本開示に係る排ガス濃度制御方法は、上述した予測モデル作成方法によって作成された排ガス濃度予測モデルを用いて、炉100から排出される排ガスEgに含まれる気体成分の濃度を制御する方法である。図10は、一実施形態に係る排ガス濃度制御方法を示すフローチャートである。図10に示すように、排ガス濃度制御方法は、撮像ステップS52と、調整ステップS54と、を備える。
炉(100)から排出される排ガス(Eg)に含まれる気体成分の濃度を予測する排ガス濃度予測モデルを作成する予測モデル作成装置であって、
前記炉の燃焼領域(130)が撮像された画像を取得する画像取得部(2)と、
前記画像を色画像データ(160)に変換し、該色画像データから特徴量を抽出する抽出部(4)と、
前記画像が撮像された時間より予め設定された設定時間が経過した後の前記排ガスに含まれる前記気体成分の濃度を前記燃焼領域よりも後流において取得する排ガス濃度取得部(6)と、
前記抽出部によって抽出された前記特徴量と、前記排ガス濃度取得部によって取得された前記気体成分の濃度と、が対応付けられた学習データを機械学習することによって、前記排ガス濃度予測モデルを作成するモデル作成部(8)と、を備える。
前記色画像データは、前記画像をクラスタリング処理により色情報に応じて複数の色領域(A)に区分されたことを含む。
前記特徴量は、前記複数の色領域のうちの少なくとも1つの前記色領域の面積を含む。
前記炉内の温度、前記炉内の圧力、及び前記炉内における燃料の燃焼によって発生させる蒸気量のうち少なくとも1つを含むプロセスデータを取得するプロセスデータ取得部(10)をさらに備え、
前記モデル作成部は、前記抽出部によって抽出された前記特徴量と、前記排ガス濃度取得部によって取得された前記気体成分の濃度と、前記プロセスデータ取得部によって取得された前記プロセスデータと、が対応付けられた学習データを機械学習することによって、前記排ガス濃度予測モデルを作成する。
前記排ガス濃度取得部は、前記画像が撮像された時間の前記排ガスに含まれる前記気体成分の濃度である補正前濃度をさらに取得し、
前記モデル作成部は、前記抽出部によって抽出された前記特徴量と、前記排ガス濃度取得部によって取得された前記気体成分の濃度及び前記補正前濃度と、前記プロセスデータ取得部によって取得された前記プロセスデータと、が対応付けられた学習データを機械学習することによって、前記排ガス濃度予測モデルを作成する。
上記[1]から[5]の何れか1つに記載の予測モデル作成装置によって作成された前記排ガス濃度予測モデルを用いて、前記炉から排出される前記排ガスに含まれる気体成分の濃度を制御する排ガス濃度制御システムであって、
前記炉の前記燃焼領域を撮像する撮像装置(52)と、
前記撮像装置によって撮像された撮像画像から抽出した前記特徴量を前記排ガス濃度予測モデルに入力することで出力される前記気体成分の濃度に基づいて、前記炉に供給する空気の量および前記炉に供給する燃料の量のうちの少なくとも一方を調整するように構成された調整装置(54)と、を備える。
前記気体成分は酸素を含み、
前記調整装置は、前記排ガス濃度予測モデルから出力される酸素の濃度が、前記調整装置の基準値より小さくなった場合、前記炉に供給する空気の量を増加する。
前記炉に供給する空気の量は、前記排ガス濃度予測モデルから出力される酸素の濃度と予め設定されている目標値との差に応じて決められる。
前記調整装置は、前記排ガス濃度予測モデルから出力される酸素の濃度が、前記調整装置の基準値まで戻ると、前記炉に供給する空気の量を減少する。
前記気体成分は酸素を含み、
前記調整装置は、前記排ガス濃度予測モデルから出力される酸素の濃度が、前記調整装置の基準値より小さくなった場合、前記炉に供給する燃料の量を減少する。
炉から排出される排ガスに含まれる気体成分の濃度を予測する排ガス濃度予測モデルを作成する予測モデル作成方法であって、
前記炉の燃焼領域が撮像された画像を取得するステップ(S2)と、
前記画像をクラスタリング処理により色情報に応じて複数の色領域に区分された色画像データに変換し、該色画像データから特徴量を抽出するステップ(S4)と、
前記画像が撮像された時間より予め設定された前記設定時間が経過した後の前記排ガスに含まれる前記気体成分の濃度を前記燃焼領域よりも後流において取得するステップ(S6)と、
前記特徴量と、前記画像が撮像された時間より設定時間が経過した後の前記排ガスに含まれる前記気体成分の濃度と、が対応付けられた学習データを機械学習することによって、前記排ガス濃度予測モデルを作成するステップ(S8)と、を備える。
上記[11]に記載の予測モデル作成方法によって作成された前記排ガス濃度予測モデルを用いて、前記炉から排出される前記排ガスに含まれる気体成分の濃度を制御する排ガス濃度制御方法であって、
前記炉の前記燃焼領域を撮像する撮像ステップ(S52)と、
前記撮像ステップで撮像された撮像画像から抽出した前記特徴量を前記排ガス濃度予測モデルに入力することで出力される前記気体成分の濃度に基づいて、前記炉に供給する空気の量および前記炉に供給する燃料の量のうちの少なくとも一方を調整する調整ステップ(S54)と、を備える。
2 画像取得部
4 抽出部
6 排ガス濃度取得部
8 モデル作成部
10 プロセスデータ取得部
50 排ガス濃度制御システム
52 撮像装置
54 調整装置
100 炉
116 撮像装置
130 燃焼領域
140 ガス分析計
142 圧力計
144 温度センサ
146 熱回収ボイラ
160 色画像データ
A 色領域
Eg 排ガス
S2 画像取得ステップ
S4 特徴量抽出ステップ
S6 濃度取得ステップ
S8 モデル作成ステップ
S52 撮像ステップ
S54 調整ステップ
Claims (10)
- 炉から排出される排ガスに含まれる気体成分の濃度を予測する排ガス濃度予測モデルを作成する予測モデル作成装置であって、
前記炉の燃焼領域が撮像された画像を取得する画像取得部と、
前記画像をクラスタリング処理によりRGB値に応じて複数の色領域に区分した色画像データに変換し、前記複数の色領域のうち前記気体成分の濃度と所定以上の相関を有する少なくとも1つの前記色領域の合計画素数を特徴量として抽出する抽出部と、
前記画像が撮像された時間より予め設定された設定時間が経過した後の前記排ガスに含まれる前記気体成分の濃度を前記燃焼領域よりも後流において取得する排ガス濃度取得部と、
前記抽出部によって抽出された前記特徴量と、前記排ガス濃度取得部によって取得された前記気体成分の濃度と、が対応付けられた学習データを機械学習することによって、前記排ガス濃度予測モデルを作成するモデル作成部と、を備える、
予測モデル作成装置。 - 前記炉内の温度、前記炉内の圧力、及び前記炉内における燃料の燃焼によって発生させる蒸気量のうち少なくとも1つを含むプロセスデータを取得するプロセスデータ取得部をさらに備え、
前記モデル作成部は、前記抽出部によって抽出された前記特徴量と、前記排ガス濃度取得部によって取得された前記気体成分の濃度と、前記プロセスデータ取得部によって取得された前記プロセスデータと、が対応付けられた学習データを機械学習することによって、前記排ガス濃度予測モデルを作成する、
請求項1に記載の予測モデル作成装置。 - 前記排ガス濃度取得部は、前記画像が撮像された時間の前記排ガスに含まれる前記気体成分の濃度である補正前濃度をさらに取得し、
前記モデル作成部は、前記抽出部によって抽出された前記特徴量と、前記排ガス濃度取得部によって取得された前記気体成分の濃度及び前記補正前濃度と、前記プロセスデータ取得部によって取得された前記プロセスデータと、が対応付けられた学習データを機械学習することによって、前記排ガス濃度予測モデルを作成する、
請求項2に記載の予測モデル作成装置。 - 請求項1から3の何れか一項に記載の予測モデル作成装置によって作成された前記排ガス濃度予測モデルを用いて、前記炉から排出される前記排ガスに含まれる気体成分の濃度を制御する排ガス濃度制御システムであって、
前記炉の前記燃焼領域を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置によって撮像された撮像画像から抽出した前記特徴量を前記排ガス濃度予測モデルに入力することで出力される前記気体成分の濃度に基づいて、前記炉に供給する空気の量および前記炉に供給する燃料の量のうちの少なくとも一方を調整するように構成された調整装置と、を備える、
排ガス濃度制御システム。 - 前記気体成分は酸素を含み、
前記調整装置は、前記排ガス濃度予測モデルから出力される酸素の濃度が、前記調整装置の基準値より小さくなった場合、前記炉に供給する空気の量を増加する、
請求項4に記載の排ガス濃度制御システム。 - 前記炉に供給する空気の量は、前記排ガス濃度予測モデルから出力される酸素の濃度と予め設定されている目標値との差に応じて決められる、
請求項5に記載の排ガス濃度制御システム。 - 前記調整装置は、前記排ガス濃度予測モデルから出力される酸素の濃度が、前記調整装置の基準値まで戻ると、前記炉に供給する空気の量を減少する、
請求項5又は6に記載の排ガス濃度制御システム。 - 前記気体成分は酸素を含み、
前記調整装置は、前記排ガス濃度予測モデルから出力される酸素の濃度が、前記調整装置の基準値より小さくなった場合、前記炉に供給する燃料の量を減少する、
請求項4から7の何れか一項に記載の排ガス濃度制御システム。 - 炉から排出される排ガスに含まれる気体成分の濃度を予測する排ガス濃度予測モデルを作成する予測モデル作成方法であって、
前記炉の燃焼領域が撮像された画像を取得するステップと、
前記画像をクラスタリング処理によりRGB値に応じて複数の色領域に区分した色画像データに変換し、前記複数の色領域のうち前記気体成分の濃度と所定以上の相関を有する少なくとも1つの前記色領域の合計画素数を特徴量として抽出するステップと、
前記画像が撮像された時間より予め設定された設定時間が経過した後の前記排ガスに含まれる前記気体成分の濃度を前記燃焼領域よりも後流において取得するステップと、
前記特徴量と、前記画像が撮像された時間より前記設定時間が経過した後の前記排ガスに含まれる前記気体成分の濃度と、が対応付けられた学習データを機械学習することによって、前記排ガス濃度予測モデルを作成するステップと、を備える、
予測モデル作成方法。 - 請求項9に記載の予測モデル作成方法によって作成された前記排ガス濃度予測モデルを用いて、前記炉から排出される前記排ガスに含まれる気体成分の濃度を制御する排ガス濃度制御方法であって、
前記炉の前記燃焼領域を撮像する撮像ステップと、
前記撮像ステップで撮像された撮像画像から抽出した前記特徴量を前記排ガス濃度予測モデルに入力することで出力される前記気体成分の濃度に基づいて、前記炉に供給する空気の量および前記炉に供給する燃料の量のうちの少なくとも一方を調整する調整ステップと、を備える、
排ガス濃度制御方法。
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