JP7084892B2 - 無人飛行体 - Google Patents

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本発明は、無人飛行体に関する。本発明は、より具体的には、駆動源からの駆動力によってワイヤの巻き取りを行うウインチを備えた無人飛行体に関する。
電動モータ等の駆動源からの駆動力を利用してワイヤの巻き取りを行うウインチを備えた無人飛行体が知られている。この種の無人飛行体は、貨物を運搬するために用いられることがある。貨物の運搬時には、ワイヤをウインチに巻き取ることにより当該ワイヤの先端に取り付けられた貨物を飛行に支障のない高さまで引き上げた後に、無人飛行体を目的地上空まで飛行させる。そして、目的地上空で無人飛行体をホバリングさせながらワイヤを繰り出すことにより、当該ワイヤに取り付けられた貨物を目的地に降下させる。
特開2017-87898号公報及び国際公開第2017/078118号に、貨物を運搬することができる無人飛行体が開示されている。この無人飛行体には、ワイヤの繰り出し及び巻き取りを行うウインチが設けられている。このウインチの巻き取り及び繰り出しの制御は、操縦者が送受信器を介して行うか、または、自律飛行プログラムの一機能としてプログラムに従って自動的に行うとされている。
特開2017-087898号公報 国際公開第2017/078118号
貨物を吊り下げるワイヤが弛んでいるときにウインチで巻き取りが行われると、ワイヤがウインチのスプール以外の部分や無人飛行体の機体に絡まってしまうおそれがある。ワイヤの巻き取りが操縦者の操作に応じて行われる場合には、操縦者がワイヤの弛みの有無を確認してから巻き取り操作を行うことでワイヤの絡まりを防ぐことが考えられる。しかしながら、ワイヤの巻き取りは、無人飛行体が操縦者から十分に視認できない位置で行われることがある。このため、操縦者の操作に依拠したのでは、ワイヤの絡まりを防止する対策としては不十分である。
本発明の目的の一つは、ウインチによる巻き取り時におけるワイヤの絡まりを防止又は抑制することができる無人飛行体を提供することである。本発明の上記以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態による無人飛行体は、機体と、前記機体に設けられている複数の回転翼と、前記機体から物体を吊り下げるためのワイヤと、前記ワイヤが巻かれたスプールを回転可能に支持し、前記スプールを正転方向に回転させることにより前記ワイヤを巻き取るウインチと、前記ワイヤに作用する張力を検出するセンサと、前記張力が所定値以下のときに、前記スプールの前記正転方向への回転を制限するとともに、前記機体を上昇させるコントローラと、を備える。
本発明の一実施形態において、前記コントローラは、前記張力が前記閾値よりも大きくなるまで前記機体を上昇させる。
本発明の一実施形態において、前記コントローラは、前記張力が所定値以下のときに、前記機体に対する揚力が増加するように前記複数の回転翼を制御する。
本発明の一実施形態において、前記コントローラは、前記機体の加速度の鉛直方向上方の成分が所定値以上のときに、前記スプールの前記正転方向への回転を制限する。
本発明の実施形態による無人飛行体によって、ウインチによる巻き取り時にワイヤの絡まりを防止又は抑制することができる。
本発明の一実施形態による無人飛行体を模式的に示す斜視図である。 図1の無人飛行体の機能を説明するためのブロック図である。 図1の無人飛行体からのワイヤの繰り出し及び巻き取りを説明するための図である。図3においては、ワイヤが弛んでいる。 図1の無人飛行体からのワイヤの繰り出し及び巻き取りを説明するための図である。図4においては、ワイヤが弛んでいない。
以下、適宜図面を参照し、本発明の様々な実施形態を説明する。なお、各図面において共通する構成要素に対しては同一の参照符号が付されている。各図面は、説明の便宜上、必ずしも正確な縮尺で記載されているとは限らない点に留意されたい。
図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態による無人飛行体1について説明する。図1は、本発明の一実施形態による無人飛行体1を模式的に示す斜視図であり、図2は、無人飛行体1の機能を説明するためのブロック図である。
本明細書において、「無人飛行体」とは、人が飛行体に搭乗して操縦することなく遠隔的に操縦可能な又は自立的に飛行可能な飛行体のことである。無人飛行体1は、例えば、複数の回転翼を有するマルチコプターである。
図1に示されているように、本発明の一実施形態に係る無人飛行体1は、本体10と、本体10から外側に延びる6本のアーム11と、この6本のアームの各々の外端に設けられた6つの支持体12と、この支持体12の各々に設けられた6つの回転翼13と、を備える。回転翼13は、アーム11及び支持体12を介して本体10に設けられている。無人飛行体1は、ウインチ15と、フック16と、ワイヤ20と、をさらに備えることができる。無人飛行体1の機体は、本体10、アーム11、及び支持体12を含む。
支持体12は、回転翼13を回転可能に支持する。支持体12は、回転翼13に回転駆動力を与える駆動源を収容する。この駆動源は、例えば後述するモータ12aである。回転翼13は、回転時に無人飛行体1の機体に揚力や推力を与えるように構成及び配置される。
図示の実施形態において、無人飛行体1は、ワイヤ20により物体Mを吊り下げている。無人飛行体1から吊り下げられる物体Mは、無人飛行体1が吊り下げ可能な任意の物体である。物体Mは、例えば、カメラ、照明装置、スピーカー、マイク、センサー、消火装置、貨物、及びこれら以外の物体である。
ワイヤ20は、その一端がウインチ15に取り付けられ、その他端がフック16に取り付けられる。ワイヤ20は、ウインチ15の下面に設けられたガイド部材を介してウインチ15からフック16へ案内される。
ワイヤ20は、金属材料、合成樹脂材料、又はこれら以外の材料から成る。ワイヤ20は、単線であってもよいし、撚線であってもよい。ワイヤ20は、吊り下げる物体Mの重量、使用環境、又はこれら以外の要素に応じて適したものが選択される。ワイヤ20は、ウインチ15からガイド部材を介してフック16まで引き回すことができる程度の可撓性を有していることが望ましい。
ウインチ15は、一対の板状のフランジ15aと、この一対のフランジ15aの間に設けられたスプール15bと、を有する。ワイヤ20は、ウインチ15のスプール15bの外周面上に巻かれている。スプール15bは、回転軸の周りで回転可能に一対のフランジ15aに支持される。ウインチ15が駆動されると、スプール15bが回転軸の周りに正転又は逆転する。スプール15bが正転方向に回転するとワイヤがスプール15bに巻き取られる。これとは逆に、スプール15bが逆転方向に回転するとワイヤがスプール15bから繰り出される。ウインチ15を駆動するための駆動電力は、本体10に収容されているバッテリから供給されてもよい。ウインチ15の繰り出し及び巻き取りは、所定のアルゴリズムに従って行われてもよく、遠隔にいる操縦者からの指令に基づいて行われてもよい。
フック16は、物体Mを保持可能に構成される。フック16は、フック本体16aと、軸16cの周りでフック本体16aに対して回転可能な可動部材16bと、を備えることができる。可動部材16bは、軸16c周りで回転することにより、可動部材16bの軸16cと反対側の端部がフック本体16aに接することでフック本体16aと可動部材16bとにより閉ループが画定される閉姿勢、及び、可動部材16の軸16cと反対側の端部がフック本体16aから離間している開姿勢のいずれかの姿勢を取ることができる。可動部材16bは、フック16が貨物Mを保持する際には閉姿勢をとり、フック16から貨物Mを取り外すときには開姿勢をとるように制御されてもよい。一実施形態においては、可動部材16bは、図1に示されているように貨物Mがフック16に保持されており可動部材16bに対して一定以上の荷重が作用するときに閉姿勢を保持し、可動部材16bに作用する荷重が所定値よりも小さくなったとき又は可動部材16bにかかる荷重がなくなったときに自動的に閉姿勢から開姿勢に切り替えられてもよい。荷重が一定値よりも小さくなったことが検知された場合に可動部材を開姿勢に切り替えて貨物を開放するように構成された自動解除フックは公知である。自動解除フックは、無負荷釈放型フック又は自動荷役フックとも呼ばれる。かかる自動解除フックは、特開昭61-257889号公報、特開2000-335870号公報、及び特開2002-128455号公報に開示されている。フック16として、これらの自動解除フックを用いることができる。フック16として、自動解除フックではなく、貨物Mの保持時には貨物が外れないようにロックされ、荷下ろし時に手動で当該ロックを解除するフックを用いることもできる。手動でロックを解除するタイプのフックとしては、例えば、カラビナフックが用いられ得る。
次に、図2を参照して、無人飛行体1の機能についてより詳細に説明する。図示のとおり、無人飛行体1は、コントローラ50と、回転翼13に回転駆動力を出力するモータ12aと、ウインチ15に回転駆動力を出力するモータ12bと、センサ14と、ウインチ15と、を備えている。
コントローラ50は、コンピュータプロセッサ51と、メモリ52と、ストレージ53と、を有する。コンピュータプロセッサ51は、ストレージ53又はそれ以外のストレージから飛行制御アルゴリズムを規定する飛行制御プログラムをメモリ52にロードし、ロードした飛行制御プログラムに含まれる命令を実行する演算装置である。コンピュータプロセッサ51は、飛行制御プログラム以外にも無人飛行体1の機能の実現に関連する様々なプログラムを実行することが可能である。コントローラ50は、PWM信号をモータ12a及びモータ12bに出力することによりモータ12a及びモータ12bの回転数を制御するように構成されてもよい。
一実施形態において、センサ14は、ワイヤ20に作用する張力を検出する張力センサである。センサ14として、例えば歪みゲージが用いられ得る。無人飛行体1は、機体の加速度を検出する加速度センサを備えても良い。無人飛行体1は、センサ14及び加速度センサ以外にも、ジャイロセンサ、地磁気センサ、気圧センサ、及びこれら以外の各種センサを備えてもよい。これらのセンサは、必要に応じてコントローラ50と接続される。
コントローラ50、モータ12b、センサ14、通信装置、及びバッテリは、本体10に収容されてもよい。無人飛行体1は、図示されている構成要素以外にも、通信装置、バッテリ、及びこれら以外の無人飛行体1の運用に必要となる様々な装置を備え得る。これらの構成要素は、必要に応じてコントローラ50と接続される。
コントローラ50は、無人飛行体1に備えられている各種センサの検出情報に基づき、飛行制御アルゴリズムに従って回転翼13の回転数を制御することにより、無人飛行体1の姿勢や位置をコントロールするように構成されてもよい。
ストレージ53には、スプール15bの回転を制限するための閾値が記憶されてもよい。ストレージ53には、例えば、スプール15bの正転方向における回転を制限するための閾値S1が記憶されてもよい。一実施形態において、閾値S1として、フック16に作用する重力m1と運搬する貨物Mに作用する重力m2とを合計した合計の重力(m1+m2)よりもやや小さな値が設定される。つまり、S1<(m1+m2)とされる。S1は、(m1+m2)の0.5倍~0.95倍の範囲にある値、0.6倍~0.9倍の範囲にある値、又は0.7倍~0.8倍の範囲にある値とすることができる。閾値S1は、無人飛行体1の操縦者やそれ以外の貨物Mの運搬に関与する作業者により変更されてもよい。例えば、フック16に代えてワイヤ20に別のフックを取り付ける場合には、当該新しいフックの重量に応じて閾値S1の値を変更してもよい。また、運搬する貨物Mの重量に応じて閾値S1を変更してもよい。
コントローラ50は、センサ14によって検出されたワイヤ20に作用する張力Tが閾値S1以下か否かを判定するように構成されてもよい。一実施形態において、コントロール50は、ワイヤ20に作用する張力Tが閾値S1以下のときにスプール15bが正転方向に回転しないようにモータ12bの回転を制御する。つまり、ワイヤ20に作用する張力Tが閾値S1以下のときに、ウインチ15によるワイヤ20の巻き取りが禁止され、ワイヤ20がスプール15bに巻き取られない。一実施形態において、コントローラ50は、センサ14によって検出されたワイヤ20に作用する張力Tが閾値S1以下のときに無人飛行体1の機体が上昇するように回転翼13の回転数を制御する。言い換えると、コントローラ50は、センサ14によって検出されたワイヤ20に作用する張力Tが閾値S1以下のときに回転翼13によって生成される揚力が増加するように回転翼13の回転を制御する。コントローラ50は、センサ14により検出されるワイヤ20に作用する張力Tを監視し、この張力Tが閾値S1よりも大きくなるまで無人飛行体1の機体を上昇させてもよい。
一実施形態において、ワイヤ20に働く張力が閾値S1よりも大きいときに、コントローラ50は、スプール15bの正転方向への回転を許容する。言い換えると、コントローラ50は、ワイヤ20に働く張力が閾値S1よりも大きいときにスプール15bの正転方向への回転の制限を解除する。
別の実施形態において、コントローラ50は、ワイヤ20に働く張力が閾値S1よりも大きくても、無人飛行体1の機体の鉛直方向上方への加速度が閾値S2よりも大きい場合には、スプール15bの正転方向への回転を制限する。つまり、コントローラ50は、ワイヤ20に働く張力が閾値S1よりも大きく、無人飛行体1の機体の鉛直方向上方への加速度が閾値S2よりも大きい場合に、ウインチ15によるワイヤ20の巻き取りを禁止してもよい。
コントローラ50は、スプール15bの正転方向への回転が許容されているときにウインチ15に制御信号を出力することにより、スプール15bを正転方向に回転させてワイヤ20をスプール15bに巻き取ることができる。
続いて、図3及び図4を参照して、貨物Mが取り付けられたワイヤ20の巻き取りについて説明する。図3及び図4においては、ワイヤ20にフック16を介して運搬対象の貨物Mが取り付けられていることが想定されている。
無人飛行体1により貨物Mを運搬するときに、貨物Mを吊り下げるためのワイヤ20が図3に示すように弛むことがある。例えば、貨物Mが地表Gに接しているときには、貨物Mの重量の少なくとも一部が地表Gによって支持されるため、ワイヤ20に作用する張力が小さくなり、その結果ワイヤ20が弛むことがある。ワイヤ20が弛んでいるときにウインチ15が巻き取り動作を行うと、ワイヤ20が無人飛行体1の回転翼13や機体の一部に絡まってしまうことがある。このため、ワイヤ20が弛んでいるときには、ウインチ15によるワイヤ20の巻き取りが禁止される。より具体的には、センサ14によって検出されたワイヤ20に作用する張力Tが閾値S1以下のときにワイヤ20が弛んでいると判定され、コントローラ50の制御により、ウインチ15の巻き取り動作が禁止される。上述のように、閾値S1は、S1<(m1+m2)となるように設定されてもよい。
検出された張力T及び閾値S1に基づいてワイヤ20が弛んでいると判定されたときには、ウインチ15による巻き取りを行わずに図4に示すようにワイヤ20の弛みがなくなるまで無人飛行体1の機体を上昇させる。ワイヤ20の弛みがなくなると、ワイヤ20に対しては、フック16に作用する重力と貨物Mに作用する重力との合計よりもワイヤ20の自重だけ大きな張力Tが作用する。よって、ワイヤ20が弛んでいないときには、ワイヤ20に作用する張力Tについて、T>(m1+m2)が成り立つ。閾値S1をS1<(m1+m2)となるように設定しておくことにより、ワイヤ20の弛みがなくなったときに検出される張力Tが閾値S1よりも大きくなる。このため、ワイヤ20の弛みがなくなったときに、ウインチ15によるワイヤ20の巻き取りを行うことができる。
以上のように、ワイヤ20が弛んでいるときにはウインチ15による巻き取りではなく機体の上昇によりワイヤ20の弛みをなくし、ワイヤ20の弛みがなくなった後にウインチ15での巻き取りが許容される。
続いて、上記実施形態が奏する作用効果について説明する。上記の一実施形態においては、コントローラ50の制御により、ワイヤ20に作用する張力Tに基づいてワイヤ20が弛んでいるか否かが判定され、ワイヤ20が弛んでいる場合にはスプール15bの正転方向への回転が制限される(つまり、スプール15bの正転方向への回転が禁止される)。これにより、弛んでいるワイヤ20が無人飛行体1の機体や回転翼13に絡まることを防止又は抑制できる。
上記の一実施形態において、コントローラ50は、無人飛行体1の機体の加速度の鉛直方向上方の成分が所定値以上のときに、前記スプールの前記正転方向への回転を制限する。無人飛行体1が鉛直方向上方へ加速しているときにウインチ15でワイヤ20を巻き取ると、ワイヤ20に対して貨物M及びフック16の荷重による張力だけでなく、無人飛行体1の加速に起因する張力が作用する。このため、無人飛行体1が鉛直方向上方へ加速しているときにウインチ15で巻き取りを行うと、巻き取り開始時にワイヤ20に作用する張力が大きくなって、ワイヤ20が破断する原因となり得る。そこで、無人飛行体1の機体の鉛直方向上方への加速度が閾値S2よりも大きい場合にスプール15bの正転方向への回転を制限してワイヤ20の巻き取りを禁止することにより、無人飛行体1の上方への加速によるワイヤ20の破断を防止又は抑制することができる。
本明細書で説明された各構成要素の寸法、材料、及び配置は、実施形態中で明示的に説明されたものに限定されず、この各構成要素は、本発明の範囲に含まれうる任意の寸法、材料、及び配置を有するように変形することができる。また、本明細書において明示的に説明していない構成要素を、説明した実施形態に付加することもできるし、各実施形態において説明した構成要素の一部を省略することもできる。
上記の各実施形態は、適宜組み合わされてもよい。複数の実施形態を組み合わせることで実現される態様も、本発明の一実施形態となり得る。
1 無人飛行体
10 本体
11 アーム
12 支持体
12a,12b モータ
13 回転翼
14 センサ
15 ウインチ
16 フック
20 ワイヤ
50 コントローラ
M 貨物

Claims (4)

  1. 機体と、
    前記機体に設けられている複数の回転翼と、
    前記機体から物体を吊り下げるためのワイヤと、
    前記ワイヤが巻かれたスプールを回転可能に支持し、前記スプールを正転方向に回転させることにより前記ワイヤを巻き取るウインチと、
    前記ワイヤに作用する張力を検出するセンサと、
    前記張力が所定値以下のときに、前記スプールの前記正転方向への回転を制限するとともに、前記機体を上昇させるコントローラと、
    を備える無人飛行体。
  2. 前記コントローラは、前記張力が前記閾値よりも大きくなるまで前記機体を上昇させる、
    請求項1に記載の無人飛行体。
  3. 前記コントローラは、前記張力が所定値以下のときに、前記機体に対する揚力が増加するように前記複数の回転翼を制御する、
    請求項1又は請求項2に記載の無人飛行体。
  4. 前記コントローラは、前記機体の加速度の鉛直方向上方の成分が所定値以上のときに、前記スプールの前記正転方向への回転を制限する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無人飛行体。
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