JP7084169B2 - 絶縁電線及びワイヤーハーネス - Google Patents

絶縁電線及びワイヤーハーネス Download PDF

Info

Publication number
JP7084169B2
JP7084169B2 JP2018047862A JP2018047862A JP7084169B2 JP 7084169 B2 JP7084169 B2 JP 7084169B2 JP 2018047862 A JP2018047862 A JP 2018047862A JP 2018047862 A JP2018047862 A JP 2018047862A JP 7084169 B2 JP7084169 B2 JP 7084169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber layer
covering portion
wire
plated
insulated wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018047862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019160677A (ja
Inventor
聡子 本江
宏樹 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2018047862A priority Critical patent/JP7084169B2/ja
Publication of JP2019160677A publication Critical patent/JP2019160677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7084169B2 publication Critical patent/JP7084169B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Description

本発明は、絶縁電線及びワイヤーハーネスに関する。
従来、EV自動車の増加等の理由から大電流が流れる絶縁電線が増加しつつある。しかし、絶縁電線は大電流が流されると発熱してしまい、許容電流値が低下してしまう。このため、電線の放熱対策が必要となっている。
そこで、冷媒を備えた循環経路を電線被覆に沿わせたもの(例えば特許文献1,2参照)や、電線を収納するシース内の空隙部分に炭素繊維やシリコン系材料を充填したもの(例えば特許文献3参照)が提案されている。
しかし、特許文献1~3に記載の電線では、循環経路を電線被覆に沿わせたり、炭素繊維やシリコン系材料を充填したりすることから、電線径の過度な増大を招いてしまうこととなる。
そこで、絶縁電線の周囲に金属メッキが施された炭素繊維を電線長手方向に沿わせた複数回路ケーブルが提案されている(例えば特許文献4参照)。この複数回路ケーブルは、第1の信号又は電力を伝送する内側伝送体と、内側伝送体の外周を覆う内側絶縁体と、内側絶縁体の外側に配置され、第2の信号又は電力を伝送する外側伝送体と、外側伝送体の外周を覆う外側絶縁体とを備えている。外側伝送体は、導電性を有する複数本の導電性繊維によって構成されている。導電性繊維には、金属メッキが施された炭素繊維が採用可能である。
このような複数回路ケーブルは、外側伝送体が第2の信号又は電力を伝送するものであるものの、内側伝送体での発熱時には炭素繊維と金属メッキとによって好適に放熱することができる。詳細に説明すると、炭素繊維は繊維長手方向に熱伝導率が高く繊維径方向に低い傾向がある。しかし、炭素繊維に金属メッキを施すことで繊維径方向にも好適に熱伝達することができる。よって、上記複数回路ケーブルは、繊維長手方向にも繊維径方向にも熱伝達させて好適な放熱を行い得るものとなっている。
特開平10-106362号公報 特開昭59-56311号公報 特開2012-146542号公報 特開2016-12496号公報
しかし、特許文献4に記載のケーブルは、金属メッキされた炭素繊維が電線(内側伝送体及び内側絶縁体)の長手方向に沿って配列している関係上、電線に対して緩やかに接触しているに過ぎず、金属メッキされた炭素繊維と電線とに隙間が生じやすくなる。金属メッキされた炭素繊維と電線とに隙間が生じた場合には、電線からの熱が金属メッキされた炭素繊維側に伝わり難くなって放熱性が低下してしまう。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、電線径の過度の増大を抑えると共に、放熱性の向上を図ることが可能な絶縁電線及びワイヤーハーネスを提供することにある。
本発明の絶縁電線は、導電性の導体部と、導体部上に被覆される絶縁性の被覆部と、被覆部の周囲に巻かれ、金属メッキが施された炭素繊維を有する繊維層と、を備えている。繊維層は、被覆部に対する巻き付け圧力が0.6MPa以上とされている
本発明によれば、金属メッキが施された炭素繊維を有する繊維層が被覆部に対して0.6MPa以上で巻かれているため、循環経路を沿わせたり炭素繊維やシリコン系材料を充填したりすることがなく、且つ、繊維層を被覆部に対して好適に接触させることとなり、両者間の隙間の発生頻度を少なくすることとなる。従って、電線径の過度の増大を抑えると共に、放熱性の向上を図ることが可能な絶縁電線及びワイヤーハーネスを提供することができる。
本発明の実施形態に係る絶縁電線を含むワイヤーハーネスを示す構成図である。 図1に示した絶縁電線を示す構造図である。 図1に示した絶縁電線の変形例を示す構造図である。 実施例1,2及び比較例1,2に係る絶縁電線の実験結果を示す図表である。 実施例3~6及び比較例2,3に係る絶縁電線の実験結果を示す図表である。 図1に示した絶縁電線の第2変形例を示す構成図である。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
図1は、本発明の実施形態に係る絶縁電線を含むワイヤーハーネスを示す構成図である。図1に示すように、ワイヤーハーネスWHは、以下に詳細に説明する絶縁電線1と、他の電線100とを備えて構成されている。
絶縁電線1は、放熱性に優れる構成となっており、他の電線100については、導電性の導体部と、導体部上に被覆される絶縁性の被覆部とを有するものであって、絶縁電線1と同様の放熱構造(後述の繊維層30)を有しない構成となっている。これらの絶縁電線1及び他の電線100は互いに隣接して接触状態となっている。絶縁電線1及び他の電線100には、例えば、端子(図示せず)が圧着等されたうえで端子がコネクタCに収容されてワイヤーハーネスWHが構成されている。なお、絶縁電線1と他の電線100とは、コルゲートチューブ(図示せず)等の外装部材が取り付けられたり、他の部材を備えていたりしてもよい。また、ワイヤーハーネスWHにはコネクタCが必須ではない。
図2は、図1に示した絶縁電線1を示す構造図である。図2に示すように、絶縁電線1は、導体部10と、被覆部20と、繊維層30とを備えて構成されている。
導体部10は、例えば軟銅線、銀メッキ軟銅線、錫メッキ軟銅線、及び錫メッキ銅合金線等の導電性金属によって構成されている。なお、本実施形態において導体部10は1本の金属線によって構成されているが、これに限らず、例えば複数本の撚線によって構成されていてもよい。
被覆部20は、導体部10上に被覆される部材であって、例えばPVC(Polyvinyl Chloride)、PE(Polyethylene)又はPP(Polypropylene)等の絶縁性部材によって構成されている。
繊維層30は、被覆部20の表面の全域を覆うように巻かれる部材であって、金属メッキが施された炭素繊維によって構成されている。この繊維層30は、被覆部20を介して導体部10の熱を受領すると共に受領した熱を外部に放出するものとして機能する。
ここで、メッキされる金属は、炭素繊維の繊維径方向への熱伝導率よりも高い熱伝導率を有するものであり、本実施形態においては銅が採用されている。本実施形態において炭素繊維の径は例えば5μm以上7μm以下である。なお、メッキは異なる金属によって2層以上に施されるようになっていてもよい。
また、本実施形態において繊維層30は、被覆部20に対して0.6MPa以上で巻き付けられている。このため、繊維層30は被覆部20に対して比較的隙間が少ない状態で巻き付けられていることとなり、導体部10からの熱を好適に受領することができる。
また、繊維層30は、被覆部20に対して2.5MPa以上で巻き付けられていることが好ましい。2.5MPa以上で巻き付けられている場合には、炭素繊維が被覆部20に食い込むように巻き付けられることとなり、より一層導体部10からの熱を好適に受領することができるからである。
さらに、繊維層30は、金属メッキが施された炭素繊維束が被覆部20に螺旋状に巻かれて形成されていることが好ましい。金属メッキが施された炭素繊維束が螺旋巻きされる場合には、繊維層30を被覆部20に締め付けるように巻き付け易くなり、被覆部20に対する巻き付け圧力を0.6MPa以上にし易くすることができるからである。
なお、繊維層30は金属メッキが施された炭素繊維束が螺旋巻きされて形成される場合に限らず、例えば金属メッキが施された炭素繊維がシート状とされシートが縦添えされて形成されていてもよい。
図3は、図1に示した絶縁電線1の変形例を示す構造図である。図3に示すように、繊維層30は、被覆部20の表面の全域を覆うように巻かれる場合に限らず、被覆部20の長手方向に隙間Sを有した状態で螺旋状に巻かれていてもよい。この場合において、繊維層30の隙間Sから露出する被覆部20の表面積の割合は、被覆部20の全体表面積に対して50%以下とされることが好ましい。
次に、図4及び図5を参照して、実施例及び比較例を説明する。図4は、実施例1,2及び比較例1,2に係る絶縁電線の実験結果を示す図表である。
実施例1に係る絶縁電線は、導体部として純銅を用い、被覆部としてPVCを用いた。繊維層には銅メッキが施された炭素繊維束を用い、これを被覆部に対して螺旋状に隙間なく巻き付けて繊維層を形成した。なお、被覆部と繊維層との間には0.6MPaで反応する感圧紙を配置し、感圧紙が反応するように銅メッキが施された炭素繊維束を巻き付けた。すなわち、巻き付け圧力を0.6MPa以上とした。
実施例2に係る絶縁電線については、被覆部と繊維層との間には2.5MPaで反応する感圧紙を配置し、感圧紙が反応するように銅メッキが施された炭素繊維束を巻き付けた。すなわち、巻き付け圧力を2.5MPa以上とした。他については実施例1と同じとした。
比較例1に係る絶縁電線については、被覆部と繊維層との間には0.2MPaで反応する感圧紙を配置し、感圧紙が反応しないように銅メッキが施された炭素繊維束を巻き付けた。すなわち、巻き付け圧力を0.2MPa未満とした。他については実施例1と同じとした。
比較例2に係る絶縁電線については特許文献4に記載の複数回路ケーブルであって、純銅により構成される内部伝送体上に、PVCにより構成される内部絶縁体を設けた。内部絶縁体上には、銅メッキが施された炭素繊維束を引き揃えて(すなわち内部絶縁体の長手方向に沿って)配置すると共に、銅メッキが施された炭素繊維束上にシースを設けた。
このような実施例1,2及び比較例1,2に係る絶縁電線に対して3Aの電流を1分間だけ流したときの導体部(内部伝送体)の温度と繊維層(銅メッキされた炭素繊維)の温度とを測定した。
実施例1において導体部の温度は34.1℃となり、銅メッキされた炭素繊維の温度は31.7℃となった。実施例2において導体部の温度は32.4℃となり、銅メッキされた炭素繊維の温度は29.1℃となった。比較例1において導体部の温度は42.5℃となり、銅メッキされた炭素繊維の温度は39.4℃となった。比較例2において導体部(内部伝送体)の温度は40.8℃となり、銅メッキされた炭素繊維の温度は35.4℃となった。
このため、実施例1,2のように、巻き付け圧力が0.6MPa以上であると比較例2(特許文献4に記載の複数回路ケーブル)よりも導体部の温度を下げることができ、高い放熱性を得られることがわかった。特に、実施例2のように巻き付け圧力が2.5MPa以上であると、更に高い放熱性が得られることがわかった。一方、比較例1のように、巻き付け圧力が0.2MPa未満であると、比較例2よりも放熱性が低下することがわかった。
図5は、実施例3~6及び比較例2,3に係る絶縁電線の実験結果を示す図表である。
実施例3に係る絶縁電線は、導体部として純銅を用い、被覆部としてPVCを用いた。繊維層には銅メッキが施された炭素繊維束を用い、これを被覆部に対して螺旋状に隙間なく巻き付けて繊維層を形成した。巻き付け圧力を0.6MPaとした。
実施例4に係る絶縁電線は、被覆部の露出面積の割合(被覆部の表面積全体に対する割合)が30%となるように、銅メッキが施された炭素繊維束を螺旋状に巻き付けて繊維層を形成した。他については実施例3と同じとした。
実施例5に係る絶縁電線は、被覆部の露出面積の割合が50%となるように、銅メッキが施された炭素繊維束を螺旋状に巻き付けて繊維層を形成した。他については実施例3と同じとした。
実施例6に係る絶縁電線は、被覆部の露出面積の割合が70%となるように、銅メッキが施された炭素繊維束を螺旋状に巻き付けて繊維層を形成した。他については実施例3と同じとした。
比較例2に係る絶縁電線は、図4に示したものと同じである。
比較例3に係る絶縁電線は、繊維層を設けないものとし、他を実施例3と同じとした。
このような実施例3~6及び比較例2,3に係る絶縁電線に対して3Aの電流を1分間だけ流したときの導体部の温度と繊維層(銅メッキされた炭素繊維)の温度(但し比較例3については被覆部の表面温度)とを測定した。
実施例3において導体部の温度は31.7℃となり、銅メッキされた炭素繊維の温度は28.3℃となった。実施例4において導体部の温度は34.8℃となり、銅メッキされた炭素繊維の温度は28.7℃となった。実施例5において導体部の温度は37.4℃となり、銅メッキされた炭素繊維の温度は32.8℃となった。実施例6において導体部の温度は46.3℃となり、銅メッキされた炭素繊維の温度は41.5℃となった。
比較例2においては上記したように、導体部(内部伝送体)の温度が40.8℃となり、銅メッキされた炭素繊維の温度が35.4℃となった。比較例3において導体部の温度は52.5℃となり、被覆部の表面温度は37.4℃となった。
このため、実施例3~6に係る絶縁電線は、比較例3に係る絶縁電線よりも導体部の温度を下げることができ、放熱性が向上することがわかった。特に、実施例3~5のように、露出面積割合を50%以下とすると、比較例2よりも導体部の温度を下げることができ、高い放熱性が得られることがわかった。
なお、実施例6については、比較例2よりも導体部の温度が高くなっている。しかし、比較例2については被覆部の全域を覆うように銅メッキされた炭素繊維が配置されており、実施例6は30%しか覆っておらず、同じ割合で覆った場合には実施例6の放熱性が比較例2よりも優れていることも確認できた(図示せず)。
このようにして、本実施形態に係る絶縁電線1によれば、金属メッキが施された炭素繊維を有する繊維層30が被覆部20に対して0.6MPa以上で巻かれているため、循環経路を沿わせたり炭素繊維やシリコン系材料を充填したりすることがなく、且つ、繊維層30を被覆部20に対して好適に接触させることとなり、両者間の隙間の発生頻度を少なくすることとなる。従って、電線径の過度の増大を抑えると共に、放熱性の向上を図ることが可能な絶縁電線1を提供することができる。
また、繊維層30は、金属メッキが施された炭素繊維が、被覆部20の周囲に螺旋状に巻かれて形成されているため、繊維層30を被覆部20に締め付けるように巻き付け易くなり、被覆部20に対する巻き付け圧力を0.6MPa以上にし易くすることができる。
また、金属メッキが施された炭素繊維が、被覆部20の長手方向に隙間Sを有した状態で螺旋状に巻かれ、繊維層30の隙間Sから露出する被覆部20の表面積の割合は、被覆部20の全体表面積に対して50%以下とされている。このため、所定以上の放熱性を確保することができる絶縁電線1を提供することができる。
さらに、本実施形態に係るワイヤーハーネスWHによれば、上記絶縁電線1と他の電線100とを備えるため、絶縁電線1の放熱性を利用して他の電線100の放熱を行うことも可能となり、ワイヤーハーネスWHの全体の放熱性の向上を図ることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、周知及び公知の技術を組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態において繊維層30は外気に曝される構造となっているが、これに限らず、例えば繊維層30の熱を他の部材に逃がすための金属線等が更に設けられて、他の部材から積極的な放熱を行うようになっていてもよい。更には金属線等を備えることなく、繊維層30を他の部材に接触させて他の部材から積極的な放熱を行うようになっていてもよい。
さらに、上記実施形態において繊維層30は、金属メッキされた炭素繊維の1束を被覆部20上に螺旋状に巻き付けて構成することを想定したが、これに限らず、2束以上を巻き付けて構成してもよい。
加えて、絶縁電線1は図6に示すように構成されていてもよい。図6は、図1に示した絶縁電線1の第2変形例を示す構成図である。図6に示すように、繊維層30は、複数の導体部10のそれぞれを被覆する複数の被覆部20に対して一括して巻き付けられている。すなわち、繊維層30は複数本の電線に跨るようにして巻き付けられるものであってもよい。さらに、図6では、2本の電線に対して一括して巻き付けられているが、これに限らず、3本以上に一括して巻き付けられていてもよい。
1 :絶縁電線
10 :導体部
20 :被覆部
30 :繊維層
100 :他の電線
WH :ワイヤーハーネス

Claims (5)

  1. 導電性の導体部と、
    前記導体部上に被覆される絶縁性の被覆部と、
    前記被覆部の周囲に巻かれ、金属メッキが施された炭素繊維を有する繊維層と、を備え、
    前記繊維層は、前記被覆部に対する巻き付け圧力が0.6MPa以上とされている
    ことを特徴とする絶縁電線。
  2. 前記繊維層は、金属メッキが施された炭素繊維が、前記被覆部の周囲に螺旋状に巻かれて形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の絶縁電線。
  3. 前記繊維層は、金属メッキが施された炭素繊維が、前記被覆部の長手方向に隙間を有した状態で螺旋状に巻かれ、
    前記繊維層の隙間から露出する前記被覆部の表面積の割合は、前記被覆部の全体表面積に対して50%以下とされている
    ことを特徴とする請求項2に記載の絶縁電線。
  4. 前記繊維層は、複数の前記導体部のそれぞれを被覆する複数の前記被覆部に対して一括して巻き付けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の絶縁電線。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の絶縁電線と、
    導電性の導体部と、前記導体部上に被覆される絶縁性の被覆部とを有し、前記繊維層を有しない他の電線と、
    を備えることを特徴とするワイヤーハーネス。
JP2018047862A 2018-03-15 2018-03-15 絶縁電線及びワイヤーハーネス Active JP7084169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018047862A JP7084169B2 (ja) 2018-03-15 2018-03-15 絶縁電線及びワイヤーハーネス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018047862A JP7084169B2 (ja) 2018-03-15 2018-03-15 絶縁電線及びワイヤーハーネス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019160677A JP2019160677A (ja) 2019-09-19
JP7084169B2 true JP7084169B2 (ja) 2022-06-14

Family

ID=67993507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018047862A Active JP7084169B2 (ja) 2018-03-15 2018-03-15 絶縁電線及びワイヤーハーネス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7084169B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005038665A (ja) 2003-07-17 2005-02-10 Hirakawa Hewtech Corp 線材のテープ巻回装置及びテープ巻絶縁線心の作製システム
JP2012146542A (ja) 2011-01-13 2012-08-02 Yazaki Corp ケーブル
JP2013175452A (ja) 2012-01-25 2013-09-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 多芯ケーブル
US20170287597A1 (en) 2016-04-04 2017-10-05 Minnesota Wire Elastomeric and flexible cables

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005038665A (ja) 2003-07-17 2005-02-10 Hirakawa Hewtech Corp 線材のテープ巻回装置及びテープ巻絶縁線心の作製システム
JP2012146542A (ja) 2011-01-13 2012-08-02 Yazaki Corp ケーブル
JP2013175452A (ja) 2012-01-25 2013-09-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 多芯ケーブル
US20170287597A1 (en) 2016-04-04 2017-10-05 Minnesota Wire Elastomeric and flexible cables

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019160677A (ja) 2019-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106057348A (zh) 差动信号传输缆线以及多芯差动信号传输缆线
CN104103371B (zh) 一种防水变频抗拉电力电缆
CN102237156A (zh) 屏蔽电缆
US20130269971A1 (en) Conducting line shield structure
US20160314875A1 (en) Noise reduction cable
US9460833B2 (en) Conducting line shield structure
JP7084169B2 (ja) 絶縁電線及びワイヤーハーネス
WO2014185468A1 (ja) 信号用ケーブル及びワイヤハーネス
CN109599211A (zh) 2芯线屏蔽电缆和线束
CN217361193U (zh) 防火防鼠蚁地下电缆
JP2018032597A (ja) シールドケーブル、シールドケーブルを備えたワイヤハーネス、及びシールドケーブル製造方法
JP2020021620A (ja) 絶縁電線、ケーブル
JP7407627B2 (ja) 複合ケーブル
JP2019061767A (ja) 差動伝送ケーブル及びワイヤーハーネス
JP7339042B2 (ja) 差動伝送ケーブル及びワイヤーハーネス
US11158439B2 (en) Shielded two-core electric wire routing structure which can be rerouted by bent-twisting the electric wire at a number of points per unit length
JP6713712B2 (ja) 多芯ケーブル
CN111834034A (zh) 线缆、组合线缆
CN212161339U (zh) 防线芯短路型光伏电缆
CN217361161U (zh) 一种抗电磁脉冲电缆
CN215954866U (zh) 用于新能源汽车的耐霉菌电缆
US20230411044A1 (en) Duplex twisted shielded cable, and wire harness
CN208271637U (zh) 新能源汽车交流用方形电缆束
CN216353428U (zh) 一种机器人拖链电缆
JP7476767B2 (ja) 複合ケーブル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7084169

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350