JP7083604B2 - 携帯型情報コード表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯型情報コード表示装置に関するものである。
現在、バーコードやQRコード(登録商標)などの情報コードが様々な用途で使用されており、その使用目的も多様化しつつある。特に、近年では、QRコードなどの普及に応じて、小売店、コンビニエンスストア等でも、決済用やクーポン用としてスマートフォン等の携帯端末の表示画面に表示させた情報コードを読み取らせることが一般的になってきている。
上述のように画面表示した情報コードを読取装置に読み取らせる技術として、例えば、下記特許文献1に開示される読み取り装置が知られている。この読み取り装置では、画面表示された情報コードをスキャナ装置によりスキャンすることで情報コードを含む画像データを取得し、この画像データから抽出される矩形領域が長方形となるように歪み補正及び回転補正を行うことで、読み取り容易な情報コードの画像データを生成している。
特開2009-140207号公報
ところで、上述のように画面表示した情報コードを読取装置に読み取らせる場合、情報コードが表示される表示画面を読取装置の読取口に向ける必要があるため、この状態では、ユーザは、情報コードが表示される表示画面を見ることができない。そうすると、携帯端末を把持している指が意図せず表示画面にかかったために情報コードの一部が隠されていると、その情報コードのデコードが失敗してしまう可能性がある。携帯端末は、チケット等の用紙よりも重いことからしっかり把持する必要があるため、把持している指が表示画面された情報コードにかかりやすいからである。
特に、ユーザは、表示画面が読取口に向けられているために情報コードの一部が隠されている状態であることを認識できない場合があり、このような場合には、デコード不可能な表示状態の情報コードを読取口に翳し続けた後にデコード失敗が報知等されることとなる。このため、デコード失敗の原因がわからないだけでなく、情報コードを翳している時間が無駄に過ぎるだけで迅速な情報コードの読み取りの妨げになるという問題がある。特に、円滑な情報コードの読み取りが求められる入場ゲート等で上述のようにデコード不可能な表示状態の情報コードを読取口に翳し続けていると、スムーズな入場が阻害されてしまうという問題が生じる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、画面表示した情報コードの読み取り失敗を抑制し得る構成を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の携帯型情報コード表示装置(10)は、
情報コード(C)を表示画面(24a)の所定の表示範囲(So,S)に表示する表示部(24)と、
前記表示画面に対してタッチされているタッチ範囲(T)を検出する検出部(24)と、
前記検出部により検出される前記タッチ範囲の少なくとも一部が前記所定の表示範囲に重複する重複状態であるか否かについて判定する判定部(21)と、
前記判定部により前記重複状態と判定されると、前記表示画面において前記タッチ範囲との重複面積を減らすように前記所定の表示範囲を変更する表示制御部(21)と、
前記表示画面が向いている方向を検出する画面方向検出部と、
を備え、
前記検出部は、前記画面方向検出部により検出される前記表示画面が向いている方向が所定の角度範囲内である場合に、前記タッチ範囲に応じて表示制御を行い、前記画面方向検出部により検出される前記表示画面が向いている方向が前記所定の角度範囲外である場合には、前記所定の表示範囲が変更されないことを特徴とする。
また、請求項4に記載の携帯型情報コード表示装置(10)は、
情報コード(C)を表示画面(24a)の所定の表示範囲(So)に表示する表示部(24)と、
前記表示画面に対してタッチされているタッチ範囲(T)を検出する検出部(24)と、
前記検出部により検出される前記タッチ範囲の少なくとも一部が前記所定の表示範囲に重複する重複状態であるか否かについて判定する判定部(21)と、
前記判定部により前記重複状態と判定されると、前記表示画面がタッチされるタッチ状
態の解消を促す報知を行う報知部(26,27)と、
前記表示画面が向いている方向を検出する画面方向検出部と、
を備え、
前記検出部は、前記画面方向検出部により検出される前記表示画面が向いている方向が所定の角度範囲内である場合に、前記タッチ範囲に応じて表示制御を行い、前記画面方向検出部により検出される前記表示画面が向いている方向が前記所定の角度範囲外である場合には、前記所定の表示範囲が変更されないことを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、表示部により情報コードが表示画面の所定の表示範囲に表示され、検出部により検出される表示画面に対するタッチ範囲の少なくとも一部が所定の表示範囲に重複する重複状態であると判定部により判定されると、表示画面においてタッチ範囲との重複面積を減らすように所定の表示範囲が表示制御部により変更される。
これにより、携帯端末を把持している指が意図せず表示画面にタッチしているために情報コードの一部が隠されていると、表示画面内において情報コードが表示される位置を指に隠され難い位置に変更することができる。したがって、画面表示した情報コードの読み取り失敗を抑制することができる。
請求項2の発明では、判定部により重複状態と判定されると、表示画面においてタッチ範囲との重複をなくすため、表示画面においてタッチ範囲と重複しない位置で最も大きくなるように所定の表示範囲が表示制御部により変更される。これにより、表示画面内の指がタッチしていない位置にて情報コードをより大きく表示することができるので、画面表示した情報コードの読み取り失敗を確実に抑制することができる。
請求項3の発明では、表示制御部により変更された所定の表示範囲の大きさが所定の大きさ未満であると、表示画面がタッチされるタッチ状態の解消を促す報知が報知部により行われる。このため、上記所定の大きさを、通常の読取装置で読み取り可能なセルサイズが確保され得る情報コードの大きさに設定した場合には、例えば、表示画面内の指がタッチしていない位置にて表示した情報コードのセルサイズが通常の読取装置で読み取り不能になっていると、タッチ状態の解消を促す報知が行われる。これにより、上記報知を受けたユーザがタッチ状態を解消するように把持し直すことで、表示画面の情報コードを隠され難くすることができる。その一方で、表示制御部により変更された所定の表示範囲の大きさが所定の大きさ以上となれば、その変更後の表示状態で情報コードが読み取り可能であるとして、タッチ状態の解消を促す報知が行われることもないので、不要な報知をなくすことができる。
請求項4の発明では、表示部により情報コードが表示画面の所定の表示範囲に表示され、検出部により検出される表示画面に対するタッチ範囲の少なくとも一部が所定の表示範囲に重複する重複状態であると判定部により判定されると、表示画面がタッチされるタッチ状態の解消を促す報知が報知部により行われる。
このため、携帯端末を把持している指が意図せず表示画面にタッチしているために情報コードの一部が隠されていると、そのタッチ状態の解消を促す報知がなされる。これにより、上記報知を受けたユーザがタッチ状態を解消するように把持し直したために、表示画面の情報コードが隠されなくなることで、画面表示した情報コードの読み取り失敗を抑制することができる。
請求項5の発明では、タッチ範囲と所定の表示範囲との重複面積が所定値を超えると、重複状態と判定部により判定される。このため、例えば、表示される情報コードが誤り訂正機能を有することから、上記所定値を誤り訂正可能な範囲に応じて設定した場合には、タッチ範囲と所定の表示範囲とが一部重複していても誤り訂正可能な表示状態の情報コードであれば、重複状態と判定されることなく、その表示状態のまま読取装置に読み取らせることができる。これにより、読み取り可能な表示状態の情報コードの位置までも不要に変更するような処理をなくすことができる。
請求項1,4の発明では、画面方向検出部により検出される表示画面が向いている方向が所定の角度範囲内である場合に、タッチ範囲に応じて表示制御を行い、画面方向検出部により検出される表示画面が向いている方向が上記所定の角度範囲外である場合には、上記所定の表示範囲が変更されない。このため、例えば、上記所定の角度範囲を、表示画面を読取装置に向けていることが推定される角度範囲に応じて設定した場合には、表示画面をユーザに向けているような検出状態では、所定の表示範囲が変更されることもない。すなわち、表示画面を読取装置に向けていないことが推定されるような場合では、そもそも情報コードの位置を変更すること自体が不要であり、そのような状態での不要な処理をなくすことができる。
本発明の第1実施形態に係る携帯端末を概略的に示す斜視図である。 図1の携帯端末の電気的構成を概略的に示すブロック図である。 第1実施形態において携帯端末にて実行される情報コード表示処理の流れを例示するフローチャートである。 図4(A)は、初期表示範囲にて画面表示される情報コードに対して指がかかっている状態を説明する説明図であり、図4(B)は、変更した表示範囲にて情報コードを等倍にて画面表示している状態を説明する説明図である。 図5(A)は、初期表示範囲にて画面表示される情報コードに対して指がかかっている状態を説明する説明図であり、図5(B)は、変更した表示範囲にて情報コードを縮小して画面表示している状態を説明する説明図である。 図6(A)は、初期表示範囲にて画面表示される情報コードに対して指がかかっている状態を説明する説明図であり、図6(B)は、変更した表示範囲にて情報コードを縮小にて画面表示している状態を説明する説明図である。 第2実施形態において携帯端末にて実行される情報コード表示処理の流れを例示するフローチャートである。 第4実施形態において携帯端末にて実行される情報コード表示処理の流れを例示するフローチャートである。 表示画面を読取装置に向けた状態と画面方向との関係を説明する説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る携帯型情報コード表示装置を適用した携帯端末について、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示す携帯端末10は、読取装置1に読み取らせる情報コードCを画面表示するための携帯型情報コード表示装置であり、例えば、所定のアプリケーションプログラムがインストールされた携帯電話(スマートフォン)により構成することができる。図1に示すように、携帯端末10は、片手により把持可能であって、表示画面24aが設けられる前面11aとこの前面11aに平行な後面11bとの距離(厚さ)が小さい薄箱状のケース11により外郭が構成されている。
この携帯端末10は、図2に示すように、CPU等を備えてなる制御部21、ROM,RAM、不揮発性メモリなどからなる記憶部22、受光センサ(例えば、C-MOSエリアセンサ、CCDエリアセンサ等)を備えたカメラとして構成される撮像部23、タッチパネル24、操作部25、スピーカ26、バイブレータ27、加速度センサ28、外部機器(図示略)と通信するための通信インタフェースとして構成される通信部29などを備えている。
記憶部22には、読取装置1に読み取らせる情報コードC又はその情報コードCを生成するための情報等が予め記憶されるとともに、この情報コードCを画面表示する際になされる情報コード表示処理を実行するためのアプリケーションプログラムが制御部21により実行可能に予め格納されている。また、記憶部22には、情報コードCの表示画面24aに対して最初に表示する際の表示位置や大きさ等に関する情報が初期表示範囲として記憶されている。
タッチパネル24は、公知のタッチパネル型の表示装置として構成されており、液晶表示器等の公知の表示デバイスとして構成される表示部と、この表示部の表示画面24aに重ねられて当該表示画面24aに対してタッチ(接触)している範囲(以下、単にタッチ範囲Tともいう)を検出可能な検出部として機能する透明性のパネルとを備えている。このタッチパネル24は、制御部21によって表示部の表示内容が制御され、表示画面24aに対するタッチ範囲Tに応じた信号を制御部21に出力するように構成されている。
スピーカ26は、公知のスピーカによって構成されており、制御部21による制御に応じて予め設定された音声やブザー音等の所定の音を放音(発音)するように構成されている。バイブレータ27は、携帯端末に搭載される公知のバイブレータによって構成されており、制御部21による制御に応じて所定の振動を発生させるように構成されている。
加速度センサ28は、3軸方向の加速度を検出可能な公知の3軸加速度センサ(3軸モーションセンサ)であって、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向のそれぞれの方向の加速度を検出し、この検出結果に応じた加速度信号を制御部21に出力するように構成されている。この加速度センサ28により、3軸方向(X軸方向、Y軸方向,Z軸方向)の加速度が検出されることで、当該携帯端末10の3軸方向に関する位置や表示画面24aが向いている方向(以下、画面方向Fともいう)を検出(算出)することができる。
次に、本実施形態において、情報コードCを読取装置1に読み取らせる際に携帯端末10の制御部21にて実行される情報コード表示処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
情報コードCを表示画面24aに表示させるために携帯端末10に対して所定の操作がなされることで制御部21にて情報コード表示処理が開始されると、まず、図3のステップS101に示す表示処理がなされる。この処理では、記憶部22に記憶される情報コードCやその初期表示範囲に関する情報に基づいて、情報コードCが表示画面24a内における初期表示範囲Soに表示される。なお、初期表示範囲Soは、変更前の「所定の表示範囲」の一例に相当し得る。
次に、ステップS103に示すタッチ範囲検出処理がなされ、表示画面24aに対するタッチ範囲Tを検出するための処理がなされる。続いて、ステップS105の判定処理にて、検出されるタッチ範囲Tの少なくとも一部が初期表示範囲Soに重複する重複状態であるか否かについて判定される。なお、上記ステップS105の判定処理を行う制御部21は、「判定部」の一例に相当し得る。
ここで、ケース11を把持する指が表示画面24aに触れていないためにタッチ範囲Tが検出されないか、ケース11を把持する指が表示画面24aに触れているために検出されたタッチ範囲Tが初期表示範囲Soに重複していない場合には、重複状態でないとしてステップS105にてNoと判定される。この場合には、所定の終了操作等がなされるまで、ステップS115にてNoと判定されて、情報コードCが表示画面24aに表示される状態が継続される。
一方、図4(A)に示すように、ケース11を把持する指が表示画面24aに触れているために検出されたタッチ範囲Tが初期表示範囲Soの少なくとも一部に重複している場合には、重複状態であるとしてステップS105にてYesと判定される。この場合には、ステップS107に示す表示範囲算出処理がなされ、表示画面24aにおいて検出されたタッチ範囲Tとの重複をなくすため、表示画面24aにおいて初期表示範囲Soと相似形状であって上記タッチ範囲Tと重複しない位置で最も大きくなる範囲が表示範囲Sとして算出される。
そして、ステップS109に示す判定処理にて、上述のように算出された表示範囲Sが所定の大きさ未満であるか否かについて判定される。本実施形態では、上記所定の大きさは、その情報コードを構成する複数種類のセルのセル数に応じたもので、通常の読取装置で読み取り可能なセルサイズが確保され得る最小限程度の情報コードの大きさであって初期表示範囲Soも小さくなるように設定されている。すなわち、上記所定の大きさよりも小さくなる表示範囲にて表示される情報コードでは、撮像された情報コードを構成する各セルが小さいために、通常の読取装置で読み取りが困難になる可能性が高くなる。
ここで、上述のように算出された表示範囲Sが初期表示範囲So以上となることから上記所定の大きさ以上であると判定されると(S109でNo)、ステップS111に示す表示位置変更処理がなされる。この場合には、図4(B)に示すように、上述のように算出された位置の表示範囲Sに対して情報コードCが初期表示範囲Soと同じ大きさで表示されるように、情報コードCの表示位置が変更される。これにより、表示画面24a内において情報コードCが表示される位置を指に隠されない位置に変更することができる。その後、所定の終了操作等がなされるまで(S115でNo)、情報コードCが上述のように変更された表示位置にて表示画面24aに表示され、再び重複状態と判定されるまでその表示位置での表示状態が継続される。なお、上記ステップS111の処理を行う制御部21は、「表示制御部」の一例に相当し得る。
また、図5(A)に示すように、検出されたタッチ範囲Tが上記図4(A)の状態よりも大きくなるために、上述のように算出された表示範囲Sが初期表示範囲So未満であっても、その表示範囲Sが上記所定の大きさ以上であると判定されると(S109でNo)、上述した表示位置変更処理がなされる(S111)。この場合には、図5(B)に示すように、上述のように算出された位置の表示範囲Sに対して情報コードCが初期表示範囲Soよりも縮小されて表示されるように、情報コードCの表示位置が変更される。このようにしても、表示画面24a内において情報コードCが表示される位置を指に隠されない位置に変更することができる。その後、所定の終了操作等がなされるまで(S115でNo)、情報コードCが上述のように縮小変更された表示位置にて表示画面24aに表示され、再び重複状態と判定されるまでその表示位置での表示状態が継続される。
一方、図6(A)に示すように、検出されたタッチ範囲Tが上記図5(A)の状態よりも大きくなるために、上述のように算出された表示範囲Sが上記所定の大きさ未満であると判定されると(S109でYes)、ステップS113に示す報知処理がなされる。この処理では、仮に、上述のように算出された位置の表示範囲Sに対して情報コードCが縮小されて表示されても、図6(B)に示すように、読み取り可能なセルサイズが確保され難い表示状態になるとして、その表示状態を図6(A)の状態から変更することなく、タッチ状態の解消を促すための報知がスピーカ26による発音やバイブレータ27による振動等を利用して報知される。その後、所定の終了操作等がなされていない場合には(S115でNo)、上記ステップS101からの処理がなされる。なお、スピーカ26及びバイブレータ27は、「報知部」の一例に相当し、タッチ状態の解消を促すためのスピーカ26による発音として、例えば、「画面から指を離してください」等の音声を採用してもよいし、タッチ状態の解消を促すためのバイブレータ27による振動として、通常の振動と振動周期等が異なる報知用の振動を採用してもよい。
そして、上述のようなスピーカ26やバイブレータ27を利用した報知を受けたユーザがタッチ状態を解消するように把持し直すことで、上述した重複状態が解消すると(S105でNo)、読み取り可能な情報コードCが表示画面24aに表示される表示状態であるとして、報知が終了し、その表示状態が継続される。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯端末10では、タッチパネル24により情報コードCが表示画面24aの初期表示範囲Soに表示され、検出される表示画面24aに対するタッチ範囲Tの少なくとも一部が初期表示範囲Soに重複する重複状態であると判定されると(S105でYes)、表示画面24aにおいてタッチ範囲Tとの重複をなくすように初期表示範囲Soが表示範囲Sに変更される(S111)。
これにより、携帯端末10を把持している指が意図せず表示画面24aにタッチしているために情報コードCの一部が隠されていると、表示画面24a内において情報コードCが表示される位置を指のタッチされていない位置に変更することができる。したがって、画面表示した情報コードCの読み取り失敗を抑制することができる。
さらに、上記ステップS105の判定処理にて重複状態と判定されると(S105でYes)、表示画面24aにおいてタッチ範囲Tとの重複をなくすため、表示画面24aにおいてタッチ範囲Tと重複しない位置で最も大きくなるように初期表示範囲Soが表示範囲Sに変更される。これにより、表示画面24a内の指がタッチしていない位置にて情報コードCをより大きく表示することができるので、画面表示した情報コードCの読み取り失敗を確実に抑制することができる。
特に、変更された表示範囲Sの大きさが上記所定の大きさ未満であると、表示画面24aがタッチされるタッチ状態の解消を促す報知が報知部として機能するスピーカ26の音声やバイブレータ27の振動等を利用してより行われる。これにより、上記報知を受けたユーザがタッチ状態を解消するように把持し直すことで、表示画面24aの情報コードCを隠され難くすることができる。その一方で、変更された表示範囲Sの大きさが上記所定の大きさ以上となれば、その変更後の表示状態で情報コードCが読み取り可能であるとして、タッチ状態の解消を促す報知が行われることもないので、不要な報知をなくすことができる。
[第2実施形態]
次に、本第2実施形態に係る携帯型情報コード表示装置を適用した携帯端末について、図7を参照して説明する。
本第2実施形態では、重複状態と判定されると、その表示状態を変更することなくタッチ状態の解消を促すための報知が行われる点が、上記第1実施形態と主に異なる。
以下、第2実施形態において、情報コードCを読取装置1に読み取らせる際に携帯端末10の制御部21にて実行される情報コード表示処理について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
上記第1実施形態と同様に、情報コードCが表示画面24aの初期表示範囲Soに表示され(図7のS101)、検出されたタッチ範囲Tが初期表示範囲Soの少なくとも一部に重複していることから重複状態であると判定されると(S105でYes)、ステップS113に示す報知処理がなされる。この処理では、上記第1実施形態と同様に、その表示状態を変更することなく、タッチ状態の解消を促すための報知がスピーカ26による発音やバイブレータ27による振動等を利用して報知される。
このように、重複状態と判定された際に表示範囲Sの算出やその算出に応じた情報コードCの表示変更等を行わなくても、上記報知を受けたユーザがタッチ状態を解消するように把持し直したために、表示画面24aの情報コードが隠されなくなることにより、画面表示した情報コードCの読み取り失敗を抑制することができる。
なお、重複状態と判定されるとその表示状態を変更することなく上記報知を行う本実施形態の特徴的構成は、他の実施形態等にも適用することができる。
[第3実施形態]
次に、本第3実施形態に係る携帯型情報コード表示装置を適用した携帯端末について、説明する。
本第3実施形態では、重複状態と判定される条件を変更している点が、上記第1実施形態と主に異なる。
表示画面24aに表示される情報コードCとして、誤り訂正機能を有するQRコード等を採用する場合、タッチ範囲Tと初期表示範囲Soとが重複していてもその重複面積が十分に小さい場合には、情報コードCの表示位置を変更しなくても、誤り訂正を利用することで、その表示状態のまま読取装置1に読み取らせることができる。
そこで、本実施形態における情報コード表示処理では、検出されるタッチ範囲Tの少なくとも一部が初期表示範囲Soに重複することで重複状態と判定する第1実施形態と異なり、タッチ範囲Tと初期表示範囲Soとの重複面積が所定値を超えることで、重複状態と判定する。
具体的には、上記所定値を、画面表示すべき情報コードCの誤り訂正可能な範囲(誤り訂正レベル)に応じてその情報コードCごとに設定することで、重複面積が当該所定値以下であり誤り訂正可能な程度にタッチ範囲Tと初期表示範囲Soとが重複している状態であれば、ステップS105の判定処理において、重複状態と判定しない。
このように、表示される情報コードCが誤り訂正機能を有することから、タッチ範囲Tと初期表示範囲Soとが一部重複していても誤り訂正可能な表示状態の情報コードCであれば、重複状態と判定されることなく、その表示状態のまま読取装置1に読み取らせることができる。これにより、読み取り可能な表示状態の情報コードCの位置までも不要に変更するような処理をなくすことができる。
なお、ステップS105の判定処理では、初期表示範囲Soに表示される情報コードCのうち位置検出パターン等の誤り訂正を利用できない特徴パターンに重複している場合には、重複面積が上記所定値以下であっても重複状態と判定してもよい。
また、ステップS107の表示範囲算出処理では、表示画面24aにおいて検出されたタッチ範囲Tとの重複をなくすように表示範囲Sが算出されることに限らず、誤り訂正可能な範囲を考慮して、検出されたタッチ範囲Tとの重複を誤り訂正可能な範囲程度まで減らすようにして表示範囲Sが算出されてもよい。
なお、タッチ範囲Tと初期表示範囲Soとの重複面積が上記所定値を超えることで重複状態と判定する本実施形態の特徴的構成は、他の実施形態等にも適用することができる。
[第4実施形態]
次に、本第4実施形態に係る携帯型情報コード表示装置を適用した携帯端末について、図8及び図9を参照して説明する。
本第4実施形態では、表示画面24aが向いている画面方向Fを検出することで表示画面24aを読取装置1に向けていることが推定されない場合には情報コードCの表示位置を変更しない点が、上記第1実施形態と主に異なる。
以下、第4実施形態において、情報コードCを読取装置1に読み取らせる際に携帯端末10の制御部21にて実行される情報コード表示処理について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
上記第1実施形態と同様に、情報コードCが表示画面24aの初期表示範囲Soに表示されると(図8のS101)、タッチ範囲Tが検出される(S103)。続いて、ステップS104に示す判定処理にて、加速度センサ28を利用して検出される画面方向Fが所定の角度範囲内であるか否かについて判定される。なお、加速度センサ28は、「画面方向検出部」の一例に相当し得る。
ここで、上記所定の角度範囲は、表示画面24aを読取装置1の読取口2に向けていることが推定される角度範囲に応じて設定される。より具体的には、上記所定の角度範囲は、図9に示すように、水平状態の携帯端末10をユーザ側が下側となるように傾斜させた傾斜角度θa(例えば、水平方向に対して30°)での画面方向Faとユーザ側が上側となるように傾斜させた傾斜角度θb(例えば、水平方向に対して-30°)での画面方向Fbとを下限と上限とするように設定される。
そして、加速度センサ28を利用して検出される画面方向FがFa以上Fb以下であれば、画面方向Fが所定の角度範囲内であるとして(S104でYes)、表示画面24aを読取装置1の読取口2に向けていることが推定されて、上記ステップS105以降の処理がなされる。一方、加速度センサ28を利用して検出される画面方向FがFa以上Fb以下であれば、画面方向Fが所定の角度範囲内でないとして(S104でNo)、表示画面24aを読取装置1の読取口2に向けていないことが推定されて、情報コードCの表示位置を変更することなく、上記ステップS115以降の処理がなされる。
このように、検出される表示画面24aが向いている画面方向Fが所定の角度範囲内である場合に、タッチ範囲Tが検出されるため、例えば、表示画面24aをユーザに向けているような検出状態では、画面方向Fが所定の角度範囲外となりタッチ範囲Tが検出されることはなく、初期表示範囲Soが変更されることもない。すなわち、表示画面24aを読取装置1に向けていないことが推定されるような場合では、そもそも情報コードCの位置を変更すること自体が不要であり、そのような状態での不要な処理をなくすことができる。特に、表示画面24aに対するタッチ操作中に、その表示画面24aを読取口2に翳していないのに情報コードCの表示位置が意図せずに変更されてしまうことを防止でき、操作しにくい状態を防ぐことができる。
なお、検出される画面方向Fから表示画面24aを読取装置1に向けていることが推定されない場合には情報コードCの表示位置を変更しない本実施形態の特徴的構成は、他の実施形態等にも適用することができる。
なお、本発明は上記各実施形態及び変形例に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)タッチパネル24の表示画面に表示される情報コードCは、QRコードに限らず、例えば、バーコード等の一次元コードやデータマトリックスコード、マキシコード等の二次元コードなどの他の種別の情報コードであってもよい。
(2)本発明は、タッチパネルを有する携帯電話(スマートフォン)に適用されることに限らず、例えば、タッチパネルに情報コードを表示させる専用の携帯端末等、タッチパネルを有する携帯型情報コード表示装置であれば適用することができる。
10…携帯端末(携帯型情報コード表示装置)
21…制御部(判定部,表示制御部)
24…タッチパネル(表示部,検出部)
24a…表示画面
26…スピーカ(報知部)
27…バイブレータ(報知部)
28…加速度センサ(画面方向検出部)
C…情報コード
F…画面方向
S…表示範囲
So…初期表示範囲

Claims (5)

  1. 情報コードを表示画面の所定の表示範囲に表示する表示部と、
    前記表示画面に対してタッチされているタッチ範囲を検出する検出部と、
    前記検出部により検出される前記タッチ範囲の少なくとも一部が前記所定の表示範囲に重複する重複状態であるか否かについて判定する判定部と、
    前記判定部により前記重複状態と判定されると、前記表示画面において前記タッチ範囲との重複面積を減らすように前記所定の表示範囲を変更する表示制御部と、
    前記表示画面が向いている方向を検出する画面方向検出部と、
    を備え、
    前記検出部は、前記画面方向検出部により検出される前記表示画面が向いている方向が所定の角度範囲内である場合に、前記タッチ範囲に応じて表示制御を行い、前記画面方向検出部により検出される前記表示画面が向いている方向が前記所定の角度範囲外である場合には、前記所定の表示範囲が変更されないことを特徴とする携帯型情報コード表示装置。
  2. 前記表示制御部は、前記判定部により前記重複状態と判定されると、前記表示画面において前記タッチ範囲との重複をなくすため、前記表示画面において前記タッチ範囲と重複しない位置で最も大きくなるように前記所定の表示範囲を変更することを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報コード表示装置。
  3. 前記表示制御部により変更された前記所定の表示範囲の大きさが所定の大きさ未満であると、前記表示画面がタッチされるタッチ状態の解消を促す報知を行う報知部を備えることを特徴とする請求項2に記載の携帯型情報コード表示装置。
  4. 情報コードを表示画面の所定の表示範囲に表示する表示部と、
    前記表示画面に対してタッチされているタッチ範囲を検出する検出部と、
    前記検出部により検出される前記タッチ範囲の少なくとも一部が前記所定の表示範囲に重複する重複状態であるか否かについて判定する判定部と、
    前記判定部により前記重複状態と判定されると、前記表示画面がタッチされるタッチ状態の解消を促す報知を行う報知部と、
    前記表示画面が向いている方向を検出する画面方向検出部と、
    を備え、
    前記検出部は、前記画面方向検出部により検出される前記表示画面が向いている方向が所定の角度範囲内である場合に、前記タッチ範囲に応じて表示制御を行い、前記画面方向検出部により検出される前記表示画面が向いている方向が前記所定の角度範囲外である場合には、前記所定の表示範囲が変更されないことを特徴とする携帯型情報コード表示装置。
  5. 前記判定部は、前記タッチ範囲と前記所定の表示範囲との重複面積が所定値を超えると、前記重複状態と判定することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の携帯型情報コード表示装置。
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