JP7083536B1 - 射出成形金型及び射出成形装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スライドコアの開閉方向に直交すると共にパーティング面に沿って伸びる同一軸線上に所定間隔をあけ、コイルスプリング152,152により互いに接近する方向に付勢された状態のフックピン153,153を備えると共に、2次側の固定側コアブロックに対して、型締め時にフックピン間に割り込んで押し広げ得る厚さを有し、型開きする際にフックピンをスライドコアを開く方向へ移動させる形状の凹部172,172が両側面に形成されたアンギュラカム171を装着する。フックピンは、型開き動作によって凹部のテーパ゜面に誘導されてスライドコアを開く方向に移動する一方、スライドコアを閉じた状態で型締めする際には、先端部のテーパ面の誘導作用によってアンギュラカムに乗り上げ、スライドコアを閉じたままの型締めを実行することできる。
【選択図】 図7
Description
(1A)前記可動金型は、パーティング面に沿って開閉するスライドコアと、前記固定金型と可動金型とを型締め又は型開きするに際して、前記スライドコアを開閉方向に移動させるスライドコア受けとを備えていること。
(1B)前記スライドコア受けは、前記スライドコアの開閉方向に直交すると共に前記パーティング面に沿って伸びる同一軸線上に所定間隔をあけて設置される一対の挟持部材と、該一対の挟持部材を互いに近接させる方向に付勢する一対の付勢部材とを、前記固定金型に対面する側に備えていること。
(1C)固定金型設置側の所定位置に、前記一対の付勢部材の付勢力に抗して前記一対の挟持部材の間に割り込んで前記間隔を押し広げ得る厚さを有すると共に、前記一対の挟持部材の各先端を受け入れ可能な深さの凹部が両側面に形成された割り込み部材が設置されていること。
(1D)前記凹部は、型締め状態において前記スライドコアを閉じた位置に維持する様に前記一対の挟持部材の先端を受け入れると共に、当該型締め状態から型開きを開始したときに前記一対の挟持部材を前記スライドコアを開かせる方向へと前記スライドコア受けを誘導するテーパ面を備えていること。
(1E)前記一対の挟持部材の各先端部には、前記スライドコアを開閉方向に移動させることなく、前記付勢部材の付勢力に抗して前記割り込み部材の側面への乗り上げを誘導する乗り上げ誘導面が形成されていること。
分離される固定金型と可動金型とからなり、前記可動金型がスライドコア受けの移動に伴って前記パーティング面に沿って開閉されるスライドコアを備える金型であって、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(2A)前記スライドコア受けには、固定金型設置側に突設され、前記一対の挟持部材を出没可能に収容する突出部が備えられていること。
(2B)固定金型設置側の所定位置で前記突出部に当接し得る様に設置された当接部材を備えていること。
(2C)前記当接部材と前記突出部との当接部分には、型締め動作に伴って前記スライドコア受けを前記スライドコアを閉じる方向に移動させると共に、型締め完了時に前記スライドコアを閉じた位置に維持する様に前記当接部材と前記突出部とを当接させた状態となるテーパ面が備えられていること。
(3A)前記可動金型は、パーティング面に沿って開閉するスライドコアと、前記固定金型と可動金型とを型締め又は型開きするに際して、前記スライドコアを開閉方向に移動させるスライドコア受けとを備えていること。
(3B)前記スライドコア受けは、前記スライドコアの開閉方向に直交すると共に前記パーティング面に沿って伸びる同一軸線上に所定間隔をあけて設置される一対の挟持部材と、該一対の挟持部材を互いに近接させる方向に付勢する一対の付勢部材とを、前記固定金型に対面する側に備えていること。
(3C)前記スライドコア受けには、固定金型設置側に突設され、前記一対の挟持部材を出没可能に収容する突出部が備えられていること。
(3D)固定金型設置側の2次側の所定位置に、前記一対の付勢部材の付勢力に抗して前記一対の挟持部材の間に割り込み得る厚さを有すると共に、前記一対の挟持部材の各先端を受け入れ可能な深さの凹部が両側面に形成された割り込み部材が設置されていること。(3E)前記凹部は、型締め状態において前記スライドコアを閉じた位置に維持する様に前記一対の挟持部材の先端を受け入れると共に、当該型締め状態から型開きを開始したときに前記一対の挟持部材を前記スライドコアを開かせる方向へと前記スライドコア受けを誘導するテーパ面を備えていること。
(3F)前記一対の挟持部材の各先端部には、前記スライドコアを開閉方向に移動させることなく、前記付勢部材の付勢力に抗して前記割り込み部材の側面への乗り上げを誘導する乗り上げ誘導面が形成されていること。
(3G)固定金型設置側の1次側の所定位置に、前記突出部に当接し得る様に設置された当接部材を備えていること。
(3H)前記当接部材と前記突出部との当接部分には、型締め動作に伴って前記スライドコア受けを前記スライドコアを閉じる方向に移動させると共に、型締め完了時に前記スライドコアを閉じた位置に維持する様に前記当接部材と前記突出部とを当接させた状態となるテーパ面が備えられていること。
(3I)固定金型設置側の所定位置に、前記突出部に当接し、型締め動作に伴って前記スライドコア受けを前記スライドコアを閉じる方向に移動させるテーパ面を備えた当接部材が設置され、前記テーパ面は、型締め完了時に前記スライドコアを閉じた位置に維持する様に前記スライドコア受けの突出部に対して当接した状態となる様に形成されていること。
(4)前記当接部材と前記突出部との当接部分に備えられるテーパ面と前記割り込み部材のテーパ面は、型締め動作又は型開き動作に際して前記一対の挟持部材に対して当接する範囲が、前記スライドコアが前記パーティング面に沿って開閉方向に移動する距離と設計上一致する様に設定されていること。
(5A)前記固定金型と前記可動金型がそれぞれパーティング面に沿って開閉するスライドコアを備え、前記各スライドコアには、型締め状態の合わせ面に、前記パーティング面に対して直交する方向に伸びる態様のキャビティを形成するための凹所が形成されていること。
(5B)前記第2の樹脂を射出する部分は、前記固定金型のスライドコアの凹所に備えられていること。
(5C)前記1次成形体が、前記パーティング面に直交する方向に伸びる軸部材と、該軸部材の一部から膨出する膨出部とを備え、前記可動金型のスライドコア同士の合わせ面には、前記膨出部を封じ込める態様の凹所が形成されていること。
(5D)前記1次成形体が、前記軸部材を複数本備え、前記膨出部が前記複数本の軸部材同士を前記パーティング面に沿って連結する連結部材であること。
Claims (4)
- パーティング面で分離される固定金型と可動金型とからなる金型であって、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする射出成形金型。
(1A)前記可動金型は、パーティング面に沿って開閉するスライドコアと、前記固定金型と可動金型とを型締め又は型開きするに際して、前記スライドコアを開閉方向に移動させるスライドコア受けとを備えていること。
(1B)前記スライドコア受けは、前記スライドコアの開閉方向に直交すると共に前記パーティング面に沿って伸びる同一軸線上に所定間隔をあけて設置される一対の挟持部材と、該一対の挟持部材を互いに近接させる方向に付勢する一対の付勢部材とを、前記固定金型に対面する側に備えていること。
(1C)固定金型設置側の所定位置に、前記一対の付勢部材の付勢力に抗して前記一対の挟持部材の間に割り込んで前記間隔を押し広げ得る厚さを有すると共に、前記一対の挟持部材の各先端を受け入れ可能な深さの凹部が両側面に形成された割り込み部材が設置されていること。
(1D)前記凹部は、型締め状態において前記スライドコアを閉じた位置に維持する様に前記一対の挟持部材の先端を受け入れると共に、当該型締め状態から型開きを開始したときに前記一対の挟持部材を前記スライドコアを開かせる方向へと前記スライドコア受けを誘導するテーパ面を備えていること。
(1E)前記一対の挟持部材の各先端部には、前記スライドコアを開閉方向に移動させることなく、前記付勢部材の付勢力に抗して前記割り込み部材の側面への乗り上げを誘導する乗り上げ誘導面が形成されていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型。
(2A)前記スライドコア受けには、固定金型設置側に突設され、前記一対の挟持部材を出没可能に収容する突出部が備えられていること。
(2B)固定金型設置側の所定位置で前記突出部に当接し得る様に設置された当接部材を備えていること。
(2C)前記当接部材と前記突出部との当接部分には、型締め動作に伴って前記スライドコア受けを前記スライドコアを閉じる方向に移動させると共に、型締め完了時に前記スライドコアを閉じた位置に維持する様に前記当接部材と前記突出部とを当接させた状態となるテーパ面が備えられていること。 - パーティング面で分離される固定金型と可動金型とを、第1の樹脂による1次成形を行う1次側と第2の樹脂による2次成形を行う2次側のそれぞれに備えさせ、前記パーティング面で分離した状態にて、1次側の可動金型を2次側の固定金型に対面させると共に2次側の可動金型を1次側の固定金型に対面させた状態へと可動側の金型を回転させる可動型回転機構を備える射出成形装置であって、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする射出成形装置。
(3A)前記可動金型は、パーティング面に沿って開閉するスライドコアと、前記固定金型と可動金型とを型締め又は型開きするに際して、前記スライドコアを開閉方向に移動させるスライドコア受けとを備えていること。
(3B)前記スライドコア受けは、前記スライドコアの開閉方向に直交すると共に前記パーティング面に沿って伸びる同一軸線上に所定間隔をあけて設置される一対の挟持部材と、該一対の挟持部材を互いに近接させる方向に付勢する一対の付勢部材とを、前記固定金型に対面する側に備えていること。
(3C)前記スライドコア受けには、固定金型設置側に突設され、前記一対の挟持部材を出没可能に収容する突出部が備えられていること。
(3D)固定金型設置側の2次側の所定位置に、前記一対の付勢部材の付勢力に抗して前記一対の挟持部材の間に割り込み得る厚さを有すると共に、前記一対の挟持部材の各先端を受け入れ可能な深さの凹部が両側面に形成された割り込み部材が設置されていること。
(3E)前記凹部は、型締め状態において前記スライドコアを閉じた位置に維持する様に前記一対の挟持部材の先端を受け入れると共に、当該型締め状態から型開きを開始したときに前記一対の挟持部材を前記スライドコアを開かせる方向へと前記スライドコア受けを誘導するテーパ面を備えていること。
(3F)前記一対の挟持部材の各先端部には、前記スライドコアを開閉方向に移動させることなく、前記付勢部材の付勢力に抗して前記割り込み部材の側面への乗り上げを誘導する乗り上げ誘導面が形成されていること。
(3G)固定金型設置側の1次側の所定位置に、前記突出部に当接し得る様に設置された当接部材を備えていること。
(3H)前記当接部材と前記突出部との当接部分には、型締め動作に伴って前記スライドコア受けを前記スライドコアを閉じる方向に移動させると共に、型締め完了時に前記スライドコアを閉じた位置に維持する様に前記当接部材と前記突出部とを当接させた状態となるテーパ面が備えられていること。
(3I)固定金型設置側の所定位置に、前記突出部に当接し、型締め動作に伴って前記スライドコア受けを前記スライドコアを閉じる方向に移動させるテーパ面を備えた当接部材が設置され、前記テーパ面は、型締め完了時に前記スライドコアを閉じた位置に維持する様に前記スライドコア受けの突出部に対して当接した状態となる様に形成されていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項3に記載の射出成形装置。
(4)前記当接部材と前記突出部との当接部分に備えられるテーパ面と前記割り込み部材のテーパ面は、型締め動作又は型開き動作に際して前記一対の挟持部材に対して当接する範囲が、前記スライドコアが前記パーティング面に沿って開閉方向に移動する距離と設計上一致する様に設定されていること。
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CN206614761U (zh) * | 2017-03-16 | 2017-11-07 | 台州市黄岩梵科模具有限公司 | 带有抽芯机构的用于生产呼吸罩的双色模具 |
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JPH08174596A (ja) * | 1994-12-27 | 1996-07-09 | Tokyo Seat Kk | 部分加飾用成形装置及び基材に部分加飾する部分加飾成形方法 |
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