JP7083263B2 - メイクアップ保護化粧料 - Google Patents

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本発明は、メイクアップ保護効果、負担感の無さ、ベタつきのなさ、噴霧時の霧の細かさ、速乾性に優れるメイクアップ保護化粧料に関するものである。
汗や、衣服とのこすれ等によって生じる化粧崩れを防ぎたいという要望は、メイクアップ化粧料に強く求められるものである。そのため、化粧料そのものの化粧もち効果を高める技術が、数多く開発されてきた。しかしながら、消費者の中には、自分の手持ちの化粧料でのメイクアップの化粧もちを向上させたい、普段のメイクアップの化粧もちを向上させたいという要望も強い。このような要望をかなえるために、化粧崩れを起こすことなく、メイクの化粧もちを高めるため、化粧を施した顔の上から塗布して使用することができる保護化粧料の開発が求められている。これまでにも、化粧崩れを防ぐ目的で化粧をした上から直接塗布する化粧料(特許文献1)等が開発されてきた。
しかし、特許文献1の技術のように、指などを用いて直接肌上に塗布する方法では、化粧膜を引きずる力が働いてしまうため化粧膜のヨレや剥がれが起きてしまうという課題がある。ミスト化粧料は肌に直接触れることなく霧状に吐出・塗布することが可能であるため、化粧膜に影響を与えることなく塗布できる点で有効な形態である。ミスト化粧料に用いられる化粧もち成分としては、水溶性高分子を用いる方法(特許文献2)が知られている。しかし、植物由来などの水溶性高分子を用いると、ベタつきのなさや霧の細かさ、化粧持ちが十分ではない傾向がある。また、水溶性皮膜形成剤によって化粧もちを高める方法(特許文献3)等も検討されてきた。しかし、水溶性皮膜形成剤を用いると特有のベタつきや乾きの遅さ、膜の硬さによる負担感が生じることが課題であった。従って、化粧膜に影響を与えることなく塗布することができ、高い化粧持ち効果を持ちながらも、負担感の無さやベタつきのなさなどの使用感に優れる化粧料の開発が待ち望まれている。
特開2007-320905号公報 特開2014-237615号公報 特開2002-138030号公報
従って本発明は、高いメイクアップ保護効果を持ちながらも、霧の細かさ、負担感の無さ、ベタつきのなさ、速乾性に優れるメイクアップ保護化粧料を提供するものである。
かかる実情において、本発明者は上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、アクリル樹脂アルカノールアミンとアルキレングリコール、エタノール、水を組み合わせることにより、高いメイクアップ保護効果を持ちながらも、霧の細かさ、負担感の無さ、ベタつきのなさ、速乾性に優れた使用感となることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は以下のものである。
次の成分(A)~(E)、
(A)アクリル樹脂アルカノールアミン 0.3~5質量%
(B)アルキレングリコール 1~15質量%
(C)エタノール 10~25質量%
(D)水
を含有し、成分(C)と(D)の合計含量に対する成分(C)の質量比(C)/((C)+(D))が0.1~0.3であるメイクアップ保護化粧料。
本発明のメイクアップ保護化粧料は、高いメイクアップ保護効果を持ちながらも、霧の細かさ、負担感の無さ、ベタつきのなさ、速乾性に優れるものである。化粧膜に影響を与えることなく塗布することができ、化粧持ち効果と優れた使用性を兼ね備えるため、高機能なメイクアップ保護化粧料として有用である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる成分(A)アクリル樹脂アルカノールアミンは、アクリル樹脂をアミノメチルプロパンジオール、アミノメチルプロパノール、トリエタノールアミン等で中和したものである。アクリル樹脂アルカノールアミンとしては通常の化粧料に使用できるものであれば、いずれのものも使用でき、例えば(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1-18)/アルキル(C1-8)アクリルアミド)コポリマーAMPなどが挙げられる。これらの市販品としては、プラスサイズL-9909B、プラスサイズL―9540B、プラスサイズー9715、プラスサイズL-6330、プラスサイズL-6740B(互応化学株式会社製)等が例示できる。かかるアクリル樹脂アルカノールアミンは1種又は2種類以上のものを組み合わせることもできる。
本発明における成分(A)はべたつきのない、柔らかい膜を作ることができるが、親水部が多くなるとべたつきを感じる傾向がある。構造中にアクリル酸アルキルを含む(アクリル酸/アクリル酸アルキル/アルキル)アクリルアミドコポリマーであると、べたつきを感じにくくなり好ましく、長鎖のアルキル基を含むものであるとより好ましい。具体的には(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1-18)/アルキル(C1-8)アクリルアミド)コポリマーAMPがあげられる。
本発明における成分(A)の含有量は、0.3~5質量%(以下「%」と略す場合がある。)であるが、さらには1~3%が好ましい。この範囲であれば、十分なメイクアップ保護効果効果がありながらも負担感のない使用感のメイクアップ保護化粧料を得ることができる。
本発明に用いられる成分(B)アルキレングリコールは、通常化粧料に使用できるものであれば、いずれのものも使用でき、好ましいアルキレンは炭素数1~10であり、炭素数1~5がより好ましく。例えば、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類等が挙げられる。成分(B)は、成分(A)の膜に柔軟性を与えることができるほかに、肌に保湿感を与え、化粧料が肌に与える負担感を軽減することができる。中でもトリプロピレングリコールを用いると、べたつきのない使用感が実現できる点において好ましい。
本発明における成分(B)の含有量は1~15%であるが、さらには5~13%が好ましい。この範囲であれば、乾燥感が無く、保湿感に優れながらもベタつきのないメイクアップ保護化粧料を得ることができる。
本発明のメイクアップ保護化粧料においては、成分(A)と成分(B)の質量割合は、(A)/(B)が0.01~0.5であることが好ましく、より好ましくは0.1~0.4の範囲である。この範囲であると、メイクアップ保護効果、負担感のなさの点において好ましい。
本発明に用いられる成分(C)のエタノールは、成分(A)を溶解することができ、本発明のメイクアップ保護化粧料の乾きを早めることができる。また、成分(C)が揮発する際に、さっぱりとした清涼感も得ることができる。
本発明における成分(C)の含有量は10~25%であるが、10~20%が好ましく、さらには15~20%が好ましい。この範囲であれば、過度な乾燥を感じることなく乾きの早さに優れるメイクアップ保護化粧料を得ることができる。
本発明には成分(D)として水を含有する。水は精製水のほか、イオン交換水、海水や海洋深層水、植物の水蒸気蒸留水も用いることができる。
本発明における成分(D)の含有量は特に限定されないが55~80%が好ましく、55~75%がより好ましく、さらには60~75%が好ましい。この範囲であれば、成分(A)の溶解性を確保し、析出等の安定性不良を生じることなく、ベタつきのないメイクアップ保護化粧料を得ることができる。
本発明のメイクアップ保護化粧料においては、成分(C)と(D)の合計含量に対する成分(C)の質量割合(C)/((C)+(D))が0.1~0.3である。この範囲であると、肌上での乾燥が速やかであり、メイクアップを崩しにくい。成分(C)が多くなると、肌での過度な乾燥を感じる場合があり、成分(C)が少ないと乾燥に時間がかかり、メイクアップが崩れてしまう場合がある。
本発明においては、更に成分(E)重量平均分子量150~500のエステル油及び炭化水素油から選ばれる油剤を含有することができる。成分(E)は、通常化粧料に使用できるものであれば、いずれのものも使用できる。具体的には、ミリスチン酸イソプロピル(重量平均分子量270)、イソノナン酸イソノニル(重量平均分子量284)、オレイン酸エチル(重量平均分子量310)、イソノナン酸イソトリデシル(重量平均分子量341)、コハク酸ジエチルヘキシル(重量平均分子量343)、エチルヘキサン酸セチル(重量平均分子量369)、ジカプリン酸プロピレングリコール(重量平均分子量385)、トリエチルヘキサン酸グリセリル(重量平均分子量471)等のエステル油類、ポリイソブテン、スクワラン等の炭化水素油類が挙げられる。
本発明における成分(E)の含有量は、特に限定されるものではないが、0.1~3%が好ましい。この範囲であれば、エモリエント感を付与しながらも相分離することがなく安定性に優れるメイクアップ保護化粧料を得ることができる。
本発明のメイクアップ保護化粧料には、上記(A)~(E)の他に、通常の化粧料に使用する成分を、本発明の効果を損なわない範囲であれば必要に応じて含有することができる。例えば、界面活性剤、油剤、アルコール類や水溶性高分子等の水性成分、保湿剤、増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、香料、薬効成分等を挙げることができる。水溶性高分子はとしては、グアーガム、スクレロチウムガム、ジェランガム、ペクチン、寒天、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、(アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリンナトリウム)共重合体、(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー等が挙げられ、これらを1種又は2種以上用いることができる。
水性成分としては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、ソルビトール、マルチトール、グルコースなどの糖アルコール類、成分(C)以外のの低級アルコール類等があげられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。
成分(E)以外の油性成分としては、化粧品に一般に使用される動物油、植物油、合成油等の起源の固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類等が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ポリイソブチレン、ポリブテン等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、精油、香料等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。
酸化防止剤としては、例えばα-トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、パラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール、アルカンジオール、クロルフェネシン等が挙げられ、これらより1種又は2種以上用いることができる。pH調整剤としては、乳酸、クエン酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、又はこれらの塩、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が、清涼剤としてはL-メントール、カンファー等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。
本発明のメイクアップ保護化粧料の製造方法は、特に限定されず、通常公知の方法で製造可能であり、特に限定されないが、例えば成分(A)~(E)及びその他の成分を均一に混合し、ディスペンサー付きの容器に充填し、得ることができる。
本発明のメイクアップ保護化粧料は、ファンデーション等のベースメイクや、アイシャドウ、チーク等のメイクアップを施した顔面に使用するものであるが、ミスト状で噴霧することが好ましい。ミスト状で使用することから、液状化粧料であることが好ましく、化粧料の粘度は25℃において、B型粘度計、ローター2号、6rpm、1分間平均値測定で1500mPa・s以下であることが好ましく、さらには1000mPa・s以下であると霧の細かさに優れるためより好ましい。
次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。
実施例1~9、比較例1~8:メイクアップ保護化粧料
表1及び2に示す組成のメイクアップ保護料を下記の製造方法により調製し、以下に示す評価方法及び判定基準により評価判定し、結果を併せて表1及び2に示した。
Figure 0007083263000001
Figure 0007083263000002
(製造方法)
A:成分1~11を均一に溶解する。
B:Aに予め均一に混合した成分12~17を添加し、均一に混合する。
C:スプレーノズル付きの容器に充填し、メイクアップ保護料を得た。
(評価方法)
化粧品評価専門パネル10名が、実施例及び比較例の各メイクアップ保護料をファンデーションとアイメイクのメイクアップを施した全顔に本品を5プッシュ噴霧し、「イ.霧の細かさ」、「ロ.乾きの早さ」、「ハ.ベタツキのなさ」、「二.負担感のなさ」、「ホ.メイクアップ保護効果」ついて、下記の評価基準に従って5段階評価を行い、評点を付けた。イ~ニの項目については、使用中及び直後に、ホについては、使用後通常の生活を送ってもらい8時間後にメイクアップの化粧もちについて評価を行った。その後、全パネルの評点の平均点を算出し、下記の判定基準に従って判定した。
[評価基準]
イ.霧の細かさ
[評点]:[評価結果]
5点 :非常に霧の粒子が細かい。
4点 :適度に霧の粒子が細かい。
3点 :やや霧の粒子が大きい。
2点 :霧の粒子が大きい。
1点 :霧状に吐出しない。

ロ.乾きのはやさ
[評点]:[評価結果]
5点 :非常に乾きが早い。
4点 :やや乾きが早い。
3点 :どちらでもない。
2点 :やや乾きが遅い。
1点 :非常に乾きが遅い。

ハ.べたつきのなさ
[評点]:[評価結果]
5点 :全くべたつきがない。
4点 :ほぼべたつきがない。
3点 :どちらでもない。
2点 :ややべたつきがある。
1点 :非常にべたつきがある。

ニ.負担感のなさ
[評点]:[評価結果]
5点 :全く負担感がない。
4点 :負担感がない。
3点 :どちらでもない。
2点 :やや負担感がある。
1点 :非常に負担感がある。

ホ.メイクアップ保護効果
[評点]:[評価結果]
5点 :塗布後8時間後に全く化粧の崩れがみられない。
4点 :塗布後8時間後にほとんど化粧崩れがみられない。
3点 :塗布後8時間後にやや化粧崩れがみられる。
2点 :塗布後8時間後に化粧崩れがみられる。
1点 :塗布後8時間後に非常に化粧崩れがみられる。

[判定基準]
[ 評点の平均点] :[ 判 定]
4.5以上 : ◎
3.5以上~4.5未満 : ○
1.5以上~3.5未満 : △
1.5未満 : ×
表1の結果から明らかなように、実施例1~11のメイクアップ保護料は、噴霧時の霧の細かさ、噴霧後の乾きの早さ、ベタツキのなさ、肌への負担感のなさ、メイクアップ保護効果、のすべての項目に関して優れたものであった。霧が細かく顔全体にふんわりと噴霧され、施されたメイクアップを損なうものではなかった。
これに対して、成分(A)アクリル樹脂アルカノールアミンの含有量が少ない比較例1及び含有量が多い比較例2は、メイクアップ保護効果や皮膜形成剤特有のべたつきや負担感が劣る結果となった。成分(A)の代わりに異なる水溶性皮膜形成剤を用いた比較例3及び4では、負担感のなさが大きく損なわれる結果となった。成分(A)の代わりに水溶性高分子を用いた比較例5及び6では、霧状に細かく吐出することが出来ず、メイクアップ保護効果も損なわれた。成分(B)の含有量が少ない比較例7及び含有量が多い比較例8は、負担感のなさとべたつきなさや乾きの早さを両立することは出来なかった。成分(C)の含有量が少ない比較例9は、乾きの早さやべたつきが劣るものであった。
実施例12:ミストローション
(成分) (%)
1.トリプロピレングリコール 10
2.オレイルアルコール 0.1
3.塩化ジココイルジメチルアンモニウム 0.5
4.(アクリレーツ/アクリル酸アルキルC1-18/
アルキルC1-8アクリルアミド)コポリマーAMP 2
5.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.) 0.1
6.N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(2-オクチルドデシル) 0.1
7.エチルヘキサン酸セチル 0.2
8.エタノール 10
9.ヒドロキシエチルセルロース 0.1
10.精製水 残量
11.メチルパラベン 0.1
12.カチオン化セルロース 0.1
13.クエン酸 0.01
14.ホスホリルコリン基重合体 *3 0.05
15.香料 0.1
*3:LIPIDURE-PMB(日油社製)
(製造方法)
A:成分1~7を70℃にて均一に溶解する。
B:Aに成分8~15を加え均一に混合する。
C:Bをボトル容器に充填してミストローションを得た。
以上のようにして得られた実施例12のミストローションは噴霧時の霧の細かさ、噴霧後の乾きの早さ、ベタツキのなさ、肌への負担感のなさ、メイクアップ保護効果に優れたものであった。
実施例13:メイクキープスプレー
(成分原液) (%)
1 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(10E.O.) 2.5
2 (アクリレーツ/アクリル酸アルキルC1-18/
アルキルC1-8アクリルアミド)コポリマーAMP 0.4
3 イソノナン酸イソノニル 0.5
4 香料 0.5
5 椿油 0.5
6 メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.1
7 アルガニアスピノサ核油 0.1
8 L-セリン 0.5
9 1,3-ブチレングリコール 5
10 水 残量
11 エタノール 25
(製造方法)
A:成分1~10加熱し均一混合後35℃まで冷却し、11を加えて混合する。
B:Aの原液45部に対し、噴射剤(ジメチルエーテル)55部をエアゾール容器に充填
し、メイクキープスプレーを得た。
本発明の実施品である実施例13のメイクキープスプレーは、噴霧時の霧の細かさ、噴霧後の乾きの早さ、ベタツキのなさ、肌への負担感のなさ、メイクアップ保護効果に優れたものであった。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)~():
    (A)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1-18)/アルキル(C1-8)アクリルアミド)コポリマーAMP0.3~5質量%
    (B)プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、及びポリエチレングリコールから選択されるアルキレングリコール1~15質量%
    (C)エタノール10~25質量%
    (D)水
    を含有し、成分(C)と(D)の合計含量に対する成分(C)の質量比(C)/((C)+(D))が0.1~0.3である、ミスト状で使用するメイクアップ保護化粧料。
  2. 前記成分(B)がトリプロピレングリコールである請求項1に記載の、ミスト状で使用するメイクアップ保護化粧料。
  3. 更に、成分(E)を含み、該成分(E)が、重量平均分子量150~500のエステル油及び炭化水素油から選ばれる1種又は2種以上の油剤を0.1~3質量%含有する請求項1又は2に記載の、ミスト状で使用するメイクアップ保護化粧料。
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