JP7082591B2 - 使い捨ておむつ及びその製造方法 - Google Patents
使い捨ておむつ及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7082591B2 JP7082591B2 JP2019103914A JP2019103914A JP7082591B2 JP 7082591 B2 JP7082591 B2 JP 7082591B2 JP 2019103914 A JP2019103914 A JP 2019103914A JP 2019103914 A JP2019103914 A JP 2019103914A JP 7082591 B2 JP7082591 B2 JP 7082591B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- design
- absorber
- horizontal stripe
- production line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/49—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
- A61F13/496—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers in the form of pants or briefs
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/15577—Apparatus or processes for manufacturing
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/51—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the outer layers
- A61F13/514—Backsheet, i.e. the impermeable cover or layer furthest from the skin
Description
しかし、上記のような濃い色味を用いた横縞デザインを液不透過性シートに採用した場合、吸収体がない部分にも濃い横縞デザインがきた場合、吸収体があると判断され、吸収体の位置が正しく検出できないという課題があった。
他の課題は、製造過程で、吸収体(吸収コア)の配置が適切であるかを確認できる態様を得ることにある。
他の課題は以下の実施の形態から判断できよう。
本発明の基本思想は、デザインシートに濃い色味の横縞デザインを形成し、商品の訴求力を高める(例えば若者らしさを強調する)ことができるようにするものである。
他方で、製造過程で、半製品又は製品に対する吸収体(吸収コア)の配置が適切であるかを確認できるようにするために、デザインシート端縁と吸収体の端縁との間に、横縞デザインが形成されていない、又は、横縞デザインが形成されているが、当該横縞デザインの明度L*が、前記デザイン付与シートの地色の明度L*との明度差が小さいものとするものである、
この基本思想に基づく、本発明の態様として、
デザイン付与シートに幅方向の横縞デザインを、おむつの前後方向に間隔を置いて複数形成し、この横縞デザインは外部から視認可能とされているデザインシートを有し、
前記デザインシートに対して、その全長より短い長さの吸収体が配置され、
前記デザインシート端縁と前記吸収体の端縁との間に、
前記横縞デザインが形成されていない、又は、
前記横縞デザインが形成されているが、当該横縞デザインの明度L*と、前記デザイン付与シートの地色の明度L*との明度差Δが10以内である、
態様を挙げることができる。
前記レジマークは、横縞デザインの横縞の間に形成することも可能であるが、デザインの観点からレジマークは可能な限り目立たないのが好ましい。したがって、横縞デザインの横縞の両端部において少なくとも一部が、より望ましくは全体が重なって着色印刷されたものであると、横縞中にレジマークが存在することで目立たないようになる。
すなわち、使用面側の液透過性トップシートと裏面側の液不透過性シートとの間に吸収体が介在された使い捨ておむつの製造方法において、
前記使い捨ておむつは、製造ライン方向と直交する方向に沿いかつ製造ライン方向に間隔を置いて形成した横縞デザインを、デザイン付与シートに形成したデザインシートを有し、製品状態で前記吸収体より裏面側に位置し、前記横縞デザインは製品状態で外部から視認可能とされるものであり、
連続する前記デザインシートに対して、前記吸収体が製造ライン方向に間欠的に配置され、その後に製造ライン方向に隣接する吸収体間の位置において、前記デザインシートを横切断する工程を有し、
前記デザインシートに対して、その全長より短い長さの吸収体が配置され、
前記デザインシート端縁と前記吸収体の端縁との間に、
前記横縞デザインが形成されていない、又は、
前記横縞デザインが形成されているが、当該横縞デザインの明度L*が、前記デザイン付与シートの地色の明度L*との明度差Δが10以内である、
ことを特徴とする使い捨ておむつの製造方法を採るのが望ましい。
所定長さ範囲内であるとき、前記吸収体が正規状態で配置されており、前記所定長さ範囲内でないとき、前記吸収体が非正規状態で配置されている、
と判断することができ、吸収体の位置が非正規である商品(不良品)の出荷を防止できる。
<第一のパンツタイプ使い捨ておむつ>
図1~図6は、第一のパンツタイプ使い捨ておむつの一例100を示している。断面図における点模様部分はその表側及び裏側に位置する各構成部材を接合する接合手段としての接着剤を示しており、ホットメルト接着剤のベタ、ビード、カーテン、サミット若しくはスパイラル塗布、又はパターンコート(凸版方式でのホットメルト接着剤の転写)などにより、あるいは弾性部材の固定部分はこれに代えて又はこれとともにコームガンやシュアラップ塗布などの弾性部材の外周面への塗布により形成されるものである。ホットメルト接着剤としては、例えばEVA系、粘着ゴム系(エラストマー系)、オレフィン系、ポリエステル・ポリアミド系などの種類のものが存在するが、特に限定無く使用できる。各構成部材を接合する接合手段としてはヒートシールや超音波シール等の素材溶着による手段を用いることもできる。
内装体200は任意の形状を採ることができるが、図示の形態では長方形である。内装体200は、図3~図5に示されるように、身体側となるトップシート30と、液不透過性シート11と、これらの間に介在された吸収要素50とを備えているものであり、吸収機能を担う本体部である。符号40は、トップシート30を透過した液を速やかに吸収要素50へ移行させるために、トップシート30と吸収要素50との間に設けられた中間シート(セカンドシート)を示しており、符号60は、内装体200の両脇に排泄物が漏れるのを防止するために、内装体200の両側に設けられた、身体側に起立する立体ギャザー60を示している。
トップシート30は、液を透過する性質を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンボンド法、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、エアスルー法、ポイントボンド法、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
トップシート30を透過した液を速やかに吸収体へ移行させるために、トップシート30より液の透過速度が速い、中間シート(「セカンドシート」とも呼ばれている)40を設けることができる。この中間シート40は、液を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した液の吸収体からの「逆戻り」現象を防止し、トップシート30上を常に乾燥した状態とすることができる。中間シート40は省略することもできる。
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。液不透過性シート11には、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。この他にも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができる。
立体ギャザー60は、内装体200の両側部に沿って前後方向全体にわたり延在する帯状部材であり、トップシート30上を伝わって横方向に移動する排泄物を遮断し、横漏れを防止するために設けられているものである。本実施の形態の立体ギャザー60は、内装体200の側部から起立するように設けられ、付け根側の部分は幅方向中央側に向かって斜めに起立し、中間部より先端側の部分は幅方向外側に向かって斜めに起立するものである。
吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の全体を包む包装シート58とを有する。包装シート58は省略することもできる。
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100~300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30~120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1~16dtex、好ましくは1~10dtex、さらに好ましくは1~5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、2.54cm当たり5~75個、好ましくは10~50個、さらに好ましくは15~50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いることができる。吸収体56中には高吸収性ポリマー粒子を分散保持させるのが好ましい。
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子54としては、この種の使い捨ておむつに使用されるものをそのまま使用でき、例えば500μmの標準ふるい(JIS Z8801-1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)でふるい上に残る粒子の割合が30重量%以下のものが望ましく、また、180μmの標準ふるい(JIS Z8801-1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)でふるい上に残る粒子の割合が60重量%以上のものが望ましい。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS、SSMMS等)が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などを使用できる。目付けは、5~40g/m2、特に10~30g/m2のものが望ましい。
外装体12F,12Bは、前身頃Fを構成する部分である前側外装体12Fと、後身頃Bを構成する部分である後側外装体12Bとからなり、前側外装体12F及び後側外装体12Bは股間側で連続しておらず、前後方向に離間されている。この離間距離12dは150~250mm程度とすることができる。この離間部分における内装体200の裏面の露出部分の一部(例えば前側外装体12Fと後側外装体12Bとの間に露出する部分の前後方向全体にわたるが、内装体200の前後端まで延びず、また幅方向両側縁も内装体200の両側縁までは達しない程度)又は全体を覆うように、不織布等からなる股間部カバーシート12Mを貼り付けることが望ましいが、省略することもできる。また、図7及び図8に示すように、外装体12が、前身頃Fから後身頃Bにかけて股間を通り連続する一体的なものとすることもできる。つまり、前身頃F及び後身頃Bを個別に構成する外装体12F,12Bが前者の形態に相当し、前身頃F及び後身頃Bを一体的に構成する外装体12が後者の形態に相当する。
そして、外装体12F,12Bには、装着者の胴周りに対するフィット性を高めるために、外側シート層12S及び内側シート層12H間に糸ゴム等の細長状弾性部材15~19が設けられ、弾性部材の伸縮を伴って幅方向に弾性伸縮する伸縮領域が形成されている。この伸縮領域では、自然長の状態では外側シート層12S及び内側シート層12Hが弾性部材の収縮に伴って収縮し、皺又は襞が形成されており、弾性部材の長手方向に伸長すると、外側シート層12S及び内側シート層12Hが皺なく伸び切る所定の伸長率まで伸長が可能である。細長状弾性部材15~19としては、合成ゴムを用いても、天然ゴムを用いても良い。外装体12F,12Bにおける外側シート層12S及び内側シート層12Hの貼り合わせや、その間に挟まれる細長状弾性部材15~19の固定には、種々の塗布方法によるホットメルト接着剤及びヒートシールや超音波シール等の素材溶着による固定手段の少なくとも一方を用いることができる。外装体12F,12B全面を強固に固定すると柔軟性を損ねるため、細長状弾性部材15~19の接着部以外の部分は接着しないか弱く接着するのが好ましい。図示形態では、コームガンやシュアラップノズル等の塗布手段により細長状弾性部材15~19の外周面にのみホットメルト接着剤を塗布して両シート層12S,12H間に挟むことにより、当該細長状弾性部材15~19の外周面に塗布したホットメルト接着剤のみで、両シート層12S,12Hへの細長状弾性部材15~19の固定と、両シート層12S,12H間の固定とを行う構造となっている。弾性部材15~19は伸縮領域における伸縮方向の両端部のみ、外側シート層12S及び内側シート層12Hに固定することができる。
伸縮領域A2及び非伸縮領域A1は、内側シート層12Hと、内面に表示シート25をホットメルト接着剤H1,H2により固定した外側シート層12Sとの間に、弾性部材15~17,19を供給し、弾性部材15,16,19を伸縮領域A2における少なくとも伸縮方向の両端部でホットメルト接着剤を介して固定し、非伸縮領域A1となる領域では固定せず、非伸縮領域A1となる領域において、弾性部材15,16,19を幅方向中間の1か所で加圧及び加熱により切断するか、又は弾性部材15,16,19のほぼ全体を加圧及び加熱により細かく切断し、伸縮領域A2に伸縮性を残しつつ非伸縮領域A1では伸縮性を殺すことにより構築することができる。
外部からの製品の訴求力を高めるために、デザインが視認可能なデザインシートを設けることが望ましい。このデザインシートとしては、デザイン付与シートにデザインを通常は着色印刷したものである。
このデザインシートは上記構成素材と別のシートとして組み込むことが可能であるが、前記液不透過性シート11の裏面側に着色印刷し、デザインシートとするのが経済的である。
デザイン付与シートとしての液不透過性シート11に幅方向の横縞デザインHSを、使い捨ておむつの前後方向に間隔を置いて形成し、この横縞デザインを使用状態において、外部から例えば股間部カバーシート12M、外側シート層12S及び内側シート層12Hを通して視認可能とされているものである。
図11に示されている形態は、白黒の濃淡で図示されているが、一つの例は濃い青01、赤色02、中間青色03、さらに淡い青色04の横縞デザインHSと、黒色のレジマークRが印刷されたものである。
なお、白黒の濃淡で図示では、黒色のレジマークRは、濃い青01の横縞との区別が表現できないので、レジマークRとの区画をあらわすために白抜き線を付してある。
図11に示されている形態は、レジマークRは、横縞デザインHSと全体が重なっている例であるが、一部で重なっていてもよい。
レジマークRの使用例は後に説明する。
図1~図6に示された、第一のパンツタイプ使い捨ておむつは、前後の外装体12F,12B間に跨がって内装体200を設けた構造である。
この第一のパンツタイプ使い捨ておむつに代えて、図7~図10に示すように、前後に分割されない外側シート層12S及び内側シート層12Hの内側に内装体200を設けた構造をもった、第二のパンツタイプ使い捨ておむつであってもよい。
第二のパンツタイプ使い捨ておむつの構成素材と第一のパンツタイプ使い捨ておむつの構成素材とが実質的に同一の場合には同一の符号を付して説明を省略する。
このデザインシートの例は、前述のように、例えばデザイン付与シートとしての液不透過性シート11とし、その幅方向の横縞デザインHSを、使い捨ておむつの前後方向に間隔を置いて形成し、この横縞デザインを使用状態において、第一のパンツタイプ使い捨ておむつにおいては、外部から例えば股間部カバーシート12M、外側シート層12S及び内側シート層12Hを通して、第二のパンツタイプ使い捨ておむつにおいては、外側シート層12S及び内側シート層12Hを通して、それぞれ視認可能とされているものである。
すなわち、概念的な説明図である図12に示すように、製品状態で吸収体56より裏面側に位置し、製造ライン方向に連続して流れるデザインシートとしての液不透過性シート11に対して、相対的に吸収体56がライン方向に間欠的に配置され、その後に製造ライン方向に隣接する吸収体56,56間の位置において、液不透過性シート11を横切断する工程を有する製造過程である。
吸収体56の配置後に、液不透過性シート11は、切断位置CPにおいて横切断される。
前記所定長さ範囲内でないとき、吸収体56が製造ライン方向に間欠的に非正規状態で配置されている、と判断することができる。
吸収体56の位置が非正規である半製品又は製品については、製造ラインから排除するなどして、非正規商品(不良品)の出荷を防止できる。
これに対して、淡い青色04による横縞では、吸収体56が存在すると誤って判断することはないことが知見された。
その結果、横縞デザインの明度L*と、デザイン付与シートの地色(白色厚紙を当てたときにおける)の明度L*との明度差Δが10以内であることが必要であることが判明した。
[吸収体(吸収コア)56長さ+2×Z-15]mm<デザインシート長<[吸収体(吸収コア)56長さ+2×Z-5]mm
上記例はパンツタイプ使い捨ておむつに対する適用例であるが、テープタイプ使い捨ておむつや、パッドタイプ使い捨ておむつ全般に適用することができる。
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
Claims (4)
- デザイン付与シートに幅方向の横縞デザインを、おむつの前後方向に間隔を置いて複数形成し、この横縞デザインは外部から視認可能とされているデザインシートを有し、
前記デザインシートに対して、その全長より短い長さの吸収体が配置され、
前記デザインシート端縁と前記吸収体の端縁との間に、前記横縞デザインが形成されていない、又は、
前記横縞デザインが形成されているが、当該横縞デザインの明度L*と、前記デザイン付与シートの地色の明度L*との明度差Δが10以内であり、
前記横縞デザインの横縞の両端部において、少なくとも一部が重なってレジマークが着色印刷されている、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。 - 使用面側の液透過性トップシートと裏面側の液不透過性シートとの間に吸収体が介在された使い捨ておむつの製造方法において、
前記使い捨ておむつは、製造ライン方向と直交する方向に沿いかつ製造ライン方向に間隔を置いて形成した横縞デザインを、デザイン付与シートに形成したデザインシートを有し、製品状態で前記吸収体より裏面側に位置し、前記横縞デザインは製品状態で外部から視認可能とされるものであり、
連続する前記デザインシートに対して、前記吸収体が製造ライン方向に間欠的に配置され、その後に製造ライン方向に隣接する吸収体間の位置において、前記デザインシートを横切断する工程を有し、
前記デザインシートに対して、その全長より短い長さの吸収体が配置され、
前記デザインシート端縁と前記吸収体の端縁との間に、
前記横縞デザインが形成されていない、又は、
前記横縞デザインが形成されているが、当該横縞デザインの明度L*が、前記デザイン付与シートの地色の明度L*との明度差Δが10以内である、
ことを特徴とする使い捨ておむつの製造方法。 - 前記製造ラインに前記吸収体に対する透過光量検出手段を配置しておき、前記デザインシートとともに吸収体が流れる過程で、前記透過光量検出手段による透過光量が閾値以上の光量を示す製造ライン方向の長さが、
所定長さ範囲内であるとき、前記吸収体が正規状態で配置されており、前記所定長さ範囲内でないとき、前記吸収体が非正規状態で配置されている、
と判断する請求項2記載の使い捨ておむつの製造方法。 - 横縞デザインの横縞の両端部において、少なくとも一部が重なってレジマークが着色印刷されており、このレジマークに基づき 前記デザインシートに対する吸収体の配置が制御される請求項2記載の使い捨ておむつの製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019103914A JP7082591B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | 使い捨ておむつ及びその製造方法 |
CN202080032819.XA CN113766901B (zh) | 2019-06-03 | 2020-06-02 | 一次性尿布及其制造方法 |
PCT/JP2020/021713 WO2020246450A1 (ja) | 2019-06-03 | 2020-06-02 | 使い捨ておむつ及びその製造方法 |
TW109118408A TW202045112A (zh) | 2019-06-03 | 2020-06-02 | 拋棄式尿布及其製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019103914A JP7082591B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | 使い捨ておむつ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020195587A JP2020195587A (ja) | 2020-12-10 |
JP7082591B2 true JP7082591B2 (ja) | 2022-06-08 |
Family
ID=73648596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019103914A Active JP7082591B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | 使い捨ておむつ及びその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7082591B2 (ja) |
CN (1) | CN113766901B (ja) |
TW (1) | TW202045112A (ja) |
WO (1) | WO2020246450A1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013146370A (ja) | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Unicharm Corp | 吸水性物品 |
JP2017205193A (ja) | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
JP2017536915A (ja) | 2014-12-18 | 2017-12-14 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 低彩度内側ベルト縁部及び脚部開口部縁部領域を備えた吸収性物品を製造するための装置及び方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5235515A (en) * | 1992-02-07 | 1993-08-10 | Kimberly-Clark Corporation | Method and apparatus for controlling the cutting and placement of components on a moving substrate |
ITBO20070431A1 (it) * | 2007-06-19 | 2008-12-20 | Gdm Spa | Macchina e metodo per la realizzazione di articoli assorbenti. |
JP5848068B2 (ja) * | 2011-09-07 | 2016-01-27 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨て着用物品 |
US9597235B2 (en) * | 2012-05-01 | 2017-03-21 | The Procter & Gamble Company | Methods and apparatuses for rejecting defective absorbent articles from a converting line |
WO2014078247A2 (en) * | 2012-11-13 | 2014-05-22 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles with channels and signals |
JP6193448B1 (ja) * | 2016-06-09 | 2017-09-06 | 大王製紙株式会社 | パンツタイプ使い捨ておむつ |
JP7029899B2 (ja) * | 2017-07-31 | 2022-03-04 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
-
2019
- 2019-06-03 JP JP2019103914A patent/JP7082591B2/ja active Active
-
2020
- 2020-06-02 CN CN202080032819.XA patent/CN113766901B/zh active Active
- 2020-06-02 WO PCT/JP2020/021713 patent/WO2020246450A1/ja active Application Filing
- 2020-06-02 TW TW109118408A patent/TW202045112A/zh unknown
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013146370A (ja) | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Unicharm Corp | 吸水性物品 |
JP2017536915A (ja) | 2014-12-18 | 2017-12-14 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 低彩度内側ベルト縁部及び脚部開口部縁部領域を備えた吸収性物品を製造するための装置及び方法 |
JP2017205193A (ja) | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN113766901A (zh) | 2021-12-07 |
WO2020246450A1 (ja) | 2020-12-10 |
TW202045112A (zh) | 2020-12-16 |
CN113766901B (zh) | 2023-03-07 |
JP2020195587A (ja) | 2020-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI721175B (zh) | 吸收性物品 | |
JP6226434B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP6446082B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6057355B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ及びその製造方法 | |
JP5992568B1 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP6193448B1 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
TWI733832B (zh) | 短褲型拋棄式尿布 | |
JP5964389B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP6767222B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP2018050913A5 (ja) | ||
JP7042186B2 (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP6860308B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP7082591B2 (ja) | 使い捨ておむつ及びその製造方法 | |
JP6338277B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6860295B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2018033748A5 (ja) | ||
WO2020241825A1 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP2020156590A (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ及びその製造方法 | |
JP2016021989A5 (ja) | ||
JP2019054939A5 (ja) | ||
JP2020018483A (ja) | パンツタイプ使い捨て着用物品 | |
JP6820708B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP7022561B2 (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP2017205193A5 (ja) | ||
JP6860393B2 (ja) | 吸収性物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220318 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220513 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220527 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7082591 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |