JP7079177B2 - Pachinko machine - Google Patents
Pachinko machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP7079177B2 JP7079177B2 JP2018160766A JP2018160766A JP7079177B2 JP 7079177 B2 JP7079177 B2 JP 7079177B2 JP 2018160766 A JP2018160766 A JP 2018160766A JP 2018160766 A JP2018160766 A JP 2018160766A JP 7079177 B2 JP7079177 B2 JP 7079177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display unit
- stereoscopic
- optical
- player
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Description
本発明は、遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine.
従来、遊技機では遊技者の遊技への注目度を高くするために様々な演出を実行している。例えば下記の特許文献1には、右目用画像と左目用画像とを元画像として表示する液晶表示パネルの手前側に、視差バリア画像を表示する液晶表示パネルを配置することで、右目用画像と左目用画像に基づく立体像を仮想表示する遊技機が記載されている。この遊技機は、仮想表示技術を用いて立体感のある演出を実行し、遊技者の遊技に対する注目度を高めようとしている。
Conventionally, in a gaming machine, various effects are performed in order to raise the attention of the player to the game. For example, in
しかしながら、上記従来の遊技機では、立体表示は遊技者に目新しさを感じさせることができる一方、遊技時間が長くなるにつれて目新しさが損なわれ、遊技者を十分に楽しませることが出来なくなるおそれがある。 However, in the above-mentioned conventional gaming machine, while the stereoscopic display can make the player feel novel, the novelty may be impaired as the playing time becomes longer, and the player may not be able to fully entertain. be.
本発明は、上記事情に鑑み、立体的な表示を利用して遊技者の目を十分に楽しませることが可能な遊技機を提供することを目的とする。 In view of the above circumstances, it is an object of the present invention to provide a gaming machine capable of sufficiently entertaining the eyes of a player by using a three-dimensional display.
本発明の遊技機は、遊技者が視認可能に立体像を表示可能な遊技機である。この遊技機は、視覚的な情報である視覚情報を遊技者に提示する情報提示部に加えて、立体像を表示する立体表示部を備えている。この遊技機が表示する立体像は、遊技者側から見て、その少なくとも一部が、視覚情報の提示エリアの手前側に重なって位置している。 The gaming machine of the present invention is a gaming machine capable of displaying a stereoscopic image so that the player can visually see it. This gaming machine includes a stereoscopic display unit that displays a stereoscopic image in addition to an information presentation unit that presents visual information, which is visual information, to the player. The three-dimensional image displayed by the gaming machine is located so that at least a part of the three-dimensional image displayed by the gaming machine overlaps with the front side of the visual information presentation area when viewed from the player side.
本発明の遊技機は、視覚情報に重ねて立体像を提示可能である。この遊技機によれば、視覚情報に立体像を重ね合わせることで従来にない斬新な演出を実行可能である。
このように本発明の遊技機によれば、視覚情報に対する立体像の組合せにより遊技者を十分に楽しませることができる。立体像の組み合わせ方や、組み合わせるタイミング等の工夫により、多彩な演出が可能であり、遊技時間が長くなっても目新しさを持続できる。
The gaming machine of the present invention can present a stereoscopic image on top of visual information. According to this gaming machine, it is possible to perform an unprecedented novel effect by superimposing a three-dimensional image on visual information.
As described above, according to the gaming machine of the present invention, the player can be sufficiently entertained by combining the three-dimensional images with respect to the visual information. Various effects are possible by devising how to combine the three-dimensional images and the timing of the combination, and the novelty can be maintained even if the game time is long.
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、遊技者が視認可能に立体像を表示可能なパチンコ遊技機(遊技機)1に関する例である。この内容について、図1~図7を用いて説明する。
Embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the following examples.
(Example 1)
This example is an example relating to a pachinko gaming machine (gaming machine) 1 capable of displaying a stereoscopic image so that the player can visually display it. This content will be described with reference to FIGS. 1 to 7.
図1に例示のパチンコ遊技機1は、大当たり抽選に当選したときに大当たり状態を発生させる遊技機である。このパチンコ遊技機1では、始動口12への入賞に応じて大当たり状態(特別遊技状態)の抽選(大当たり抽選、特図判定)が実行され、抽選結果を表す図柄変動が実行される、いわゆるセブン機である。このパチンコ遊技機1では、大当たり状態以外の遊技状態として、遊技者側の有利度合いが低い通常状態のほか、特図判定の当選確率が高くなる確率変動状態(確変状態)、大当たり図柄の変動時間が短くなる時短状態等が設定されている。
The
パチンコ遊技機1は、台枠1Bに取り付けられた開閉扉13を有し、その内側の遊技盤130Aの表面に略円形状の遊技領域130が形成された遊技機である。遊技領域130の左側下部にはスピーカ131が配置され、遊技領域130の下側には上皿135及び下皿137が遊技者側に張り出すように設けられている。上皿135は、入賞に応じて払い出された賞球や、貸玉等を受け入れて玉を貯留する受け皿である。下皿137は、上皿135の収容限度を超える玉を受け入れる皿である。上皿135の右下には、上皿135の玉を遊技領域130に向けて発射するための操作ハンドル15が立設されている。
The
開閉扉13は、パチンコ遊技機1に対面して左側に位置するヒンジ133を介して回動可能な状態で台枠1Bに固定されている。開閉扉13には、遊技領域130に対応する略円形状の透明窓139と、透明窓139の上部両側に配置された装飾ランプ部136と、が設けられている。開閉扉13のうち、遊技領域130の外側右下に当たる部分には、遊技者側に張り出す張出部17が設けられている。この張出部17は、遊技領域130の手前側に立体像560を表示する立体表示部の一例である後述の立体表示ユニット5の収容スペースを形成している。張出部17では、遊技領域130側に当たる内側面170Aが開口面となっている。
The opening /
遊技領域130は、遊技媒体である玉が流下する領域である。遊技領域130をなす盤面(遊技盤)130Aは、始動口12、通過ゲート14、大入賞口160、風車等の役物や、釘が設けられた透明アクリル板によって形成されている。そして、盤面(遊技盤)130Aをなす透明アクリル板の裏側には、大画面の液晶表示パネルであるメイン液晶パネル19が設けられている。本例のメイン液晶パネル19は、視覚的な情報である視覚情報を遊技者に提示する情報提示部の一例である。
The
始動口12や大入賞口160など、遊技領域130から機械内部に至る玉の流路が必要な役物については、裏側のメイン液晶パネル19を避けて配置されている。一方、通過ゲート14や風車や釘など、遊技領域130の盤面(遊技盤)130Aに沿って玉の流路を形成する構成物については、メイン液晶パネル19の前面にも配置されている。パチンコ遊技機1では、メイン液晶パネル19による表示画像の手前を玉が横切るように流下する。
The accessory that requires a flow path of balls from the
さらに、本例のパチンコ遊技機1では、メイン液晶パネル19の表示画面190の側縁部が遊技領域130の外周部にまで拡がっている。そして、遊技者側から見て表示画面190の右下領域の手前側に、立体表示ユニット5による立体像560が表示される。なお、遊技者が視認可能に立体像560を表示するパチンコ遊技機(遊技機)1用の演出装置である立体表示ユニット(立体表示部)5の構成については、後で詳しく説明する。
Further, in the
通過ゲート14は、遊技者側から見て遊技領域130の左方の領域に配置されている。遊技領域130の下方の領域には、始動口12と大入賞口160とが上下2段で配置されている。また、遊技領域130の最下部には、入賞することなく流下した玉を回収するための玉排出口138が開口している。
The
通過ゲート14は、通過玉を検知するゲートである。玉を通過させるのみの通過ゲート14には、賞球の払出が設定されていない。通過ゲート14を玉が通過すると、普通図柄の当否判定(以下、普図判定という。)用の抽選用乱数が抽出され、普図判定が実行される。普図判定の当選確率である普図当選確率は、通常状態では1/30、確変状態及び時短状態では1/1となっている。
The
始動口12は、特図判定の契機となる入賞口(払出3玉)である。始動口12に玉が入賞(始動入賞)すると、特図判定の抽選用乱数が抽出され大当たり状態を発生させるか否かの抽選(特図判定)が実行される。この始動口12は、一対の可動羽根121を開口部120に設けた電チュー(電動チューリップ)により構成された可変入賞口となっている。
The starting
通常時の一対の可動羽根121は、隙間を空けて相互に対面するように起立する状態(図1中、点線で示す状態。)にある。この状態では、上方に向けて開口する玉1個分の隙間を介してのみ玉が入賞する可能性がある。一方、相互に離隔するように回動した一対の可動羽根121(同図中、実線で示す状態。)は、開口部120への玉の流入をガイドする受け皿のように作用する。このような開放状態では、始動口12への入賞が容易に発生する。始動口12は、上記の普図当選に応じて開放し、その開放時間は、通常状態では0.2秒、確変状態では1.5秒×3回となっている。
The pair of
大入賞口160は、アタッカーとも呼ばれる可変入賞装置である。大入賞口160は、始動口12の下側に配置されている。横長の大入賞口160には、開閉可能な蓋部材161が設けられている。大入賞口160は、遊技領域130をなす盤面(遊技盤)130Aと略面一をなすように蓋部材161が位置したとき、閉鎖状態となる。蓋部材161が手前側に回動すると大入賞口160が開放状態となり、大入賞口160に玉を導くための受け皿として蓋部材161が機能する。なお、大入賞口160に入賞したときの払出は15玉となっている。
The
メイン液晶パネル19は、大当たり抽選(特図判定)の結果を報知する機能を有している。メイン液晶パネル19は、例えば3つの数字図柄195の組合せにより大当たり抽選の結果を報知する。また、表示画面190の右上部には、普図表示部192及び普図保留表示部193が配置されている。表示画面190の下部には、4個の丸印が水平方向に配列された特図保留表示部194が配置されている。
The main
普図表示部192は、普図判定結果の表示部である。普図表示部192は、丸印とバツ印を交互に表示する図柄変動の後、丸印を表示することで普図当選を表示し、バツ印の表示に応じてハズレを表示する。なお、普図の変動時間は通常状態で30秒、時短状態で1秒となっている。
普図保留表示部193及び特図保留表示部194は、4個の丸印のうち点灯中のように表示される個数により、普図保留数あるいは特図保留数を表示する。なお、普図保留数及び特図保留数は、いずれも上限保留数が4個となっている。
The normal
The normal figure
メイン液晶パネル19は、数字図柄195を所定時間に亘って変動表示した後、停止表示された数字図柄195の組合せに応じて大当たり抽選の当否を報知する。大当たり抽選の当否としては、大当たり状態の契機となる大当たり(大当たり当選、特図当選)のほか、ハズレがある。
The main
大当たりの場合には、所定の図柄変動時間(図柄変動の実行時間)に亘る図柄の変動表示の後、ゾロ目の3桁の数字図柄(1~9のいずれか)195が表示される。特に、奇数の数字図柄195のゾロ目は、確変大当たり状態の契機となる確変大当たり図柄となっている。偶数の数字図柄195のゾロ目は、通常大当たり状態の契機となる通常大当たり図柄となっている。
In the case of a big hit, after displaying the variation of the symbol over a predetermined symbol variation time (execution time of the symbol variation), a three-digit number symbol (any of 1 to 9) 195 of doublet is displayed. In particular, the doublet of the
なお、メイン液晶パネル19による報知演出では、左と右で同じ数字図柄195が停止した後、中央の図柄が変動中というリーチ状態を含むリーチ演出が実行される場合がある。さらに、このリーチ演出の中には、立体像560の表示を含む特別演出である期待度の高い特定リーチ演出が含まれている。この特定リーチ演出の内容については後で説明する。
In the notification effect by the main
次に、パチンコ遊技機1の電気的な構成について、図2を参照して説明する。パチンコ遊技機1は、主回路20を中心として構成されている。主回路20に対しては、玉の払出を制御する払出制御回路33、玉の打込を制御する発射制御回路34、遊技演出を制御する演出制御部35、メイン液晶パネル19等を制御する表示制御回路36、入賞玉あるいは通過玉の検出センサ311~313、始動口12の可動羽根121を駆動する電チューソレノイド321、大入賞口160を開放させる大入賞口ソレノイド324、外部に各種信号を出力する信号出力部38、電力供給のための電源回路328、等が電気的に接続されている。
Next, the electrical configuration of the
入賞玉あるいは通過玉の検出センサとしては、始動口12への入賞玉を検出する特図始動センサ311、通過ゲート14の通過玉を検出する普図始動センサ312、及び大入賞口160への入賞玉を検出する大入賞センサ313がある。特図始動センサ311は、始動口12に入賞した玉を検出できるように取り付けられている。大入賞センサ313は、大入賞口160に流入した入賞玉を検出できるように取り付けられている。
As the winning ball or passing ball detection sensor, the special drawing start sensor 311 that detects the winning ball to the starting
払出制御回路33は、始動口12あるいは大入賞口160への玉の入賞が発生したとき、玉を払い出す払出手段の一例である払出装置331を制御し、所定数の玉の払出により入賞に対して特典を付与する。
発射制御回路34は、操作ハンドル15の操作量に応じて、上皿135の玉を発射する発射手段の一例である発射装置341を制御することで、玉の打ち出し強さをコントロールする。
The
The
演出制御部35は、遊技演出動作を制御するための副制御部としての機能を有し、後述する主回路20と同様、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含んで構成されている。演出制御部35には、スピーカ131を駆動するアンプ351や装飾ランプ部136が電気的に接続されているほか、表示制御回路36が通信可能に接続されている。表示制御回路36には、メイン液晶パネル19のほか、立体表示ユニット5を構成する後述する小型の液晶表示ユニット51やハーフミラー53を収納するための駆動モータ531等が接続されている。演出制御手段の一例である演出制御部35は、メイン液晶パネル19の画像情報(視覚情報)と立体像560との間に関連性が生じるようにメイン液晶パネル(情報提示部)19及び立体表示ユニット(立体表示部)5のうちの少なくともいずれか一方を制御する。
The
演出制御部35のROMは、CPUに実行させる各種の処理プログラムを記憶しているほか、特図判定の当否を報知するための報知演出の種類を決定するための演出抽選テーブルを記憶している。演出抽選テーブルは、上記の特定リーチ演出を含む各種の演出の当選乱数が規定された抽選テーブルである。演出制御部35は、立体像560の提示を含む特定リーチ演出を実行するか否か、及び実行する特定リーチ演出の種類等を抽選により決定する演出抽選手段としての機能を備えている。
The ROM of the
図2に示す主回路20は、CPU21、記憶素子であるROM22・RAM24、所定範囲の乱数を発生する乱数発生部27、抽選用乱数を抽出する乱数抽出部26、及び入出力インタフェースをなすI/O(Input/Output)25等を備えている。
The
ROM22は、CPU21に実行させる各種の処理プログラムを記憶しているほか、図示しない特図判定用の抽選テーブル及び普図判定用の抽選テーブルを記憶している。
特図判定用の抽選テーブルでは、通常状態及び時短状態での特図当選の当選乱数と、確変状態での特図当選の当選乱数と、が規定されている。確変状態での特図当選の当選乱数の数は、通常状態等での特図当選の当選乱数よりも多く設定され、これにより、確変状態における特図当選の確率が1/60となり、通常状態及び時短状態の当選確率1/300よりも高くなっている。なお、特図当選の当選乱数の振分割合は、確変大当たりが50%、通常大当たりが50%となっている。
The
In the lottery table for determining the special figure, the winning random number of the special figure winning in the normal state and the time saving state and the winning random number of the special figure winning in the probable change state are defined. The number of winning random numbers of the special figure winning in the probabilistic state is set to be larger than the winning random numbers of the special figure winning in the normal state, etc., so that the probability of winning the special figure in the probabilistic state becomes 1/60, and the normal state And the winning probability in the time saving state is higher than 1/300. In addition, the distribution ratio of the winning random numbers of the special figure winning is 50% for the probabilistic jackpot and 50% for the normal jackpot.
普図判定用の抽選テーブルでは、通常状態での普図当選の当選乱数と、時短状態及び確変状態での普図当選の当選乱数と、が規定されている。通常状態での普図当選の当選乱数の数よりも、時短状態等での普図当選の当選乱数の方が多く設定され、通常状態での普図当選1/30に対して、時短状態及び確変状態での普図当選の当選確率が1/1となっている。 In the lottery table for determining the normal figure, the winning random number of the normal figure winning in the normal state and the winning random number of the normal figure winning in the time saving state and the probable change state are defined. The number of winning random numbers for the normal map is set to be larger than the number of random numbers for the regular map in the normal state. The winning probability of winning a normal figure in a probabilistic state is 1/1.
RAM24は、CPU21のワークエリアや一時書き込みに利用される読み書き可能な記憶素子である。RAM24の記憶エリアには、特図保留エリア241、普図保留エリア243、及び各1データ分の特図読出エリア245、普図読出エリア246が割り当てられている。RAM24は、始動口12への始動入賞に応じた特図判定の抽選結果を記憶する後述の記憶手段としての機能を備えている。
The
特図保留エリア241は、特図判定の当否を表す保留乱数の記憶領域である。普図保留エリア243は、普図判定の保留乱数の記憶領域である。特図保留エリア241、普図保留エリア243には、それぞれ4データ分の保留エリアが設定されている。
The special
主回路20は、ROM22から読み出したプログラムをCPU21に実行させることにより、以下の各機能を実現している。
(1)抽選手段:予め定められた抽選条件が成立した場合に、大当たり状態を発生させるか否かの抽選処理である特図判定を実行する手段。抽選手段は、始動口12への玉の入賞という抽選条件が成立したとき、特図判定用の抽選用乱数を抽出することで、遊技者に有利な大当たり状態を発生させるか否かの特図判定を実行する。
(2)記憶手段:特図判定用に抽出された抽選用乱数を保留乱数として記憶する手段。記憶手段は、始動口12への始動入賞に応じた特図判定用の抽選用乱数を上記特図保留エリア241に記憶する。なお、上限である4データ分の保留乱数が保留された状態で対応する抽選用乱数が新たに抽出された場合、記憶手段は、その抽選用乱数を保留することなくそのまま消去する。このような抽選用乱数の保留処理は、普図判定についても同様である。
(3)読出手段:特図保留エリア241、普図保留エリア243の保留乱数を、特図読出エリア245あるいは普図読出エリア246に読み出す手段。読出手段は、特図保留エリア241、普図保留エリア243の保留乱数である特図保留あるいは普図保留を1つずつ読み出し、保留数を減少させる。
(4)特典付与手段:特図判定の抽選結果が大当たり状態の発生という特典の付与に対応する特図当選(大当たり)である場合に、大当たり状態の発生という特典を遊技者に付与する手段。
The
(1) Lottery means: A means for executing a special figure determination, which is a lottery process for whether or not to generate a big hit state when a predetermined lottery condition is satisfied. The lottery means is a special figure of whether or not to generate a jackpot state advantageous to the player by extracting a lottery random number for determining a special figure when the lottery condition of winning a ball to the starting
(2) Storage means: A means for storing a lottery random number extracted for special figure determination as a hold random number. The storage means stores in the special figure holding area 241 a random number for lottery for determining a special figure according to the start winning prize to the
(3) Reading means: A means for reading the reserved random numbers of the special
(4) Bonus granting means: A means for granting a bonus to a player that a jackpot state has occurred when the lottery result of the special figure determination is a special figure winning (big hit) corresponding to the granting of the bonus that a jackpot state has occurred.
次に、図3及び図4を用いて立体表示ユニット(立体表示部)5について説明する。この立体表示ユニット5は、遊技領域130の手前側の空間56Aに立体像560を表示するためのパチンコ遊技機1用の演出装置である。立体表示ユニット5は、略L字状の角筒をなすダクト50を備えるユニットである。略L字状のダクト50の一方の端部には、小型の液晶表示ユニット51が開口端を塞ぐように配設され、他方の端部には、可動式のハーフミラー(半透明鏡部材)53が取り付けられている。液晶表示ユニット51は、立体像560の元となる元像を表示する元像表示部の一例である。ハーフミラー53は、光の進行方向を変える光学的特性、及び光を通過させる光学的特性を併せ持つ第1の光学手段の一例である。
Next, the three-dimensional display unit (three-dimensional display unit) 5 will be described with reference to FIGS. 3 and 4. The
立体表示ユニット5の略L字状のダクト50は、液晶表示ユニット51が表示する元像からの光を遊技者側に伝達する経路である光路590の一部をなしている。ダクト50内の角部には、略L字状のダクト50に沿って光を直角に曲げるための第2の光学手段の一例であるミラー55が斜めに取り付けられている。そして、液晶表示ユニット51を上流側としたときのミラー55の下流側には、凸レンズの機能を備えるシート状のフレネルレンズ57が設けられている。光路590に対して直交するように配設されるフレネルレンズ57は、液晶表示ユニット51の光を焦点距離fで集めるように機能する集光部の一例である。
The substantially L-shaped
略L字状のダクト50の下流側の端部に設けられた上記の可動式のハーフミラー53は、フレネルレンズ57の下流側に位置している。このハーフミラー53は、ダクト50の開口端をなす矩形状の4辺のうち、盤面130Aに沿う1辺に沿う支持軸530により回動可能に軸支されている。
The
ハーフミラー53は、ダクト50の外側に斜めに張り出す展開位置(図4中、実線で示す状態。)と、ダクト50の開口端を塞ぐように位置する収納位置(同図中、点線で示す状態。)と、のいずれかに位置できる。展開位置は、メイン液晶パネル19の表示画面190の一部を覆う位置である。収納位置は、メイン液晶パネル19の表示画面190を覆わない位置である。ハーフミラー53を回動駆動する上記の駆動モータ531や、ハーフミラー53を回動可能に支持する支持軸530などの組合せにより、表示画面190(提示エリア)を覆わない位置にハーフミラー(第1の光学手段)53を収納するための収納機構が構成されている。なお、遊技者がハーフミラー53に手を触れることがないよう、ハーフミラー53が回動する空間を覆う透明カバーを設けることも良い。
The
展開位置のハーフミラー53は、フレネルレンズ57を通過した光を、遊技者側に向けて反射する。ハーフミラー53が展開位置にあるときの立体表示ユニット5は、略L字状のダクト50がなす光路590Aと、ハーフミラー53により反射されて遊技者側に向かう光路590Bと、の組合せにより、全体としてクランク状の光路590を形成する。
The
以上のような構成の立体表示ユニット5は、略L字状のダクト50のうち、液晶表示ユニット51が配設された筒部50Aがパチンコ遊技機1の奥行方向に一致し、ハーフミラー53が取り付けられた筒部50Bが遊技領域130よりも遊技者側に張り出す状態でパチンコ遊技機1に組み込まれる。筒部50Bは、開閉扉13に立設された張出部17に収容されている。上記のように張出部17の遊技領域130側の内側面170Aは開口面となっており、筒部50Bの開口端がこの開口面に位置している。そして、本例の構成では、元像表示部の一例である液晶表示ユニット51は、メイン液晶パネル(情報提示部)19の背面側に配置され、光の進行方向を変える光学的特性を備える第2の光学手段の一例であるミラー55を利用して液晶表示ユニット51からハーフミラー(第1の光学手段)53に至る光路が形成されている。
In the three-
展開位置のハーフミラー53は、張出部17から外側に張り出し、遊技領域130及びメイン液晶パネル19の手前側に位置する状態となる。このハーフミラー53は、半透明鏡部材であるので、メイン液晶パネル19等の表示を遮蔽することなく、遊技者側から視認できるように光を透過する。一方、収納位置のハーフミラー53は、張出部17に収納された状態となり、張出部17の開口面を塞ぐように機能する。
The
ここで、立体表示ユニット5が実現する光学的な機能を図5を用いて説明する。同図は、遊技者に相当する観者69が凸レンズ61を介して火のついたロウソク62を見込む状況を例示している。ロウソク62と凸レンズ61との距離dが、凸レンズ61の焦点距離fよりも長ければ、観者69の側に実像63が結像する。一方、距離dが焦点距離fよりも短いと、観者69とは反対側、すなわちロウソク62の側に虚像が現れる。
Here, the optical function realized by the
例えば図5(a)のロウソク62は、凸レンズの焦点距離fの2倍の位置(距離d=2fの位置)に配置されている。このロウソク62の光は、凸レンズ61を通過する際に屈折し、観者69側の焦点距離fの2倍に当たる位置に集められる。これにより観者69は、凸レンズ61の焦点距離fの2倍に当たる位置に結像する実像63を観察できる。この実像63は、ロウソク62の上下が逆さまになっており、実際のロウソク62と等しい大きさの倒立像である。
For example, the
ロウソク62と凸レンズ61との距離dが変化すると、実像63が結像する位置と、実像63の大きさに変化が生じる。
図5(b)のようにf<d<2fの場合、実際のロウソク62よりも大きな実像63が、焦点距離fの2倍よりも離れた位置に結像する。また、図5(c)のようにd>2fのときは、実際のロウソク62よりも小さい実像63が、焦点距離fの2倍よりも近い位置に結像する。
When the distance d between the
When f <d <2f as shown in FIG. 5B, a
本例で集光部として例示するフレネルレンズ57は、上記のごとく、凸レンズの機能を備えている。そのため、立体表示ユニット5においても、液晶表示ユニット51にて表示した元像とフレネルレンズ57により形成された光路590によって、実像を結像させることができる。本例の立体表示ユニット5の構成は、図5(a)の構成に対応している。すなわち本例の構成では、元像表示部である液晶表示ユニット51は、光路590におけるフレネルレンズ(集光部)57との間隔である距離dが焦点距離fよりも大きくなるように光路590においてフレネルレンズ57と対面して配置されている。特に、本例の構成では、距離d=2fであるので、図5(a)と同様、焦点距離fの2倍に当たる位置に、元像と同じ大きさの立体像560が現れる。なお、図5(b)、(c)は、参考例となっている。
The
本例の立体表示ユニット5では、光路590の途中にあるミラー55及びハーフミラー53の反射により、遊技者側へ光路590を曲げることができる。ハーフミラー(第1の光学手段)53は、遊技者側から見て表示画面190の手前側に配置されるとき、光路590が遊技者側に向かうように光の進行方向を変える。また、ミラー55やハーフミラー53などの光学的な部品を配置する位置や角度を調整することにより、遊技者側から見てメイン液晶パネル19の手前側に重なるように立体像560を結像させている。これにより本例の構成では、遊技者側から見たとき、メイン液晶パネル(情報提示部)19による画像情報(視覚情報)の提示エリアである表示画面190の手前側に、立体像560の少なくとも一部が重なって位置している。
In the
(パチンコ遊技機の動作)
次に、以上のような構成のパチンコ遊技機1の動作について、遊技の流れに沿って説明する。
パチンコ遊技機1は、操作ハンドル15が右回転方向に操作されたとき、その操作量に応じた強度で玉を発射する。発射された玉は、始動口12等が配置された遊技領域130を流下する。始動口12や大入賞口160等に入賞しなかった玉は、遊技領域130の最下部に設けられた玉排出口138から回収される。
(Operation of pachinko gaming machine)
Next, the operation of the
When the operation handle 15 is operated in the clockwise rotation direction, the
主回路20は、通過ゲート14を通過する玉を検出したとき、乱数発生部27が発生する乱数の中から普図判定用の抽選用乱数を抽出する抽選を実行する。主回路20は、この抽選用乱数を普図判定用の抽選テーブル(図示略)と照合し、普図判定の当否を決定する。普図判定に当選したとき、メイン液晶パネル19の普図表示部192の図柄変動の後、丸印が表示される。ハズレの場合には、図柄変動の後、バツ印が表示される。普図判定に当選すると、主回路20は、可動羽根121を外側に回動させ、これにより、始動口12が開放されて入賞確率が高められる。
When the
始動口12に玉が流入して始動入賞が発生した場合には、主回路20は、特図判定用の抽選用乱数を抽出することで特図判定を実行する。主回路20は、抽出した特図判定用の抽選用乱数を特図保留として記憶する。抽選用乱数は、上限保留数の一例である4個を限度として保留される。保留数が4個となっている場合、始動口12への入賞に応じて抽出された新たな抽選用乱数は特図保留として記憶されることなく消去される。なお、特図保留の個数は、メイン液晶パネル19の特図保留表示部194の丸印の点灯個数により表示される。
When a ball flows into the start opening 12 and a start prize is generated, the
主回路20は、メイン液晶パネル19に表示される図柄変動が停止しており、かつ、大当たり状態の発生中でもないとき、特図保留エリア241に記憶された保留乱数を1つずつ読み出し、図示しない特図判定用の抽選テーブルと照合して特図判定の当否を判定する。保留乱数の読み出しに当たっては、記憶時点(入賞時点)が古い保留乱数から順番に1つずつ読み出される。
The
主回路20が特図判定の当否を判定したとき、図柄変動が実行されるようにメイン液晶パネル19が制御される。メイン液晶パネル19の表示画面190では、演出用の3つの数字図柄195の変動表示がスタートし、その後、演出抽選により決定された報知演出の実行を経て停止表示された3桁の数字図柄195の組み合わせによって特図判定の当否が報知される。
When the
このとき、演出抽選によってリーチ演出の実行が決定していれば、左→右→中央の順番で数字図柄195が停止する過程において、左と右で同じ数字図柄195が停止し、中央の図柄が変動表示中というリーチ状態が発生する(図6(a)参照。)。その後、中央に同じ数字図柄195が停止すれば、大当たりとなるので、リーチ状態では遊技者の期待感が高揚される。特図判定の結果が大当たり(特図当選)の場合には、大当たり図柄の停止表示によって大当たりが報知される(図6(b))。一方、特図当選の結果がハズレの場合には、中央に異なる数字図柄195が停止して、ハズレが確定する(図6(c))。
At this time, if the execution of the reach effect is determined by the effect lottery, the
さらに、演出抽選により特定リーチ演出が決定していれば、リーチ状態に移行した後、図柄変動途中でのシーン切替等により、例えば人物や動物やロボットなどのキャラクターが現れ、キャラクターを主人公とするストーリー性のある動画による演出が開始される。特定リーチ演出としては、出現するキャラクターの種類や、ストーリー展開の種類などが異なる複数種類の演出が用意されている。さらに、特定リーチ演出の中には、立体表示ユニット5を利用した演出が設けられている。なお、立体表示ユニット5を利用する特定リーチ演出の内容については、後で詳しく説明する。
Furthermore, if a specific reach production is decided by the production lottery, after shifting to the reach state, characters such as people, animals, and robots will appear by switching scenes in the middle of the symbol change, and the story will have the character as the main character. The production with a sexual video is started. As specific reach effects, there are multiple types of effects that differ in the types of characters that appear and the types of story development. Further, in the specific reach effect, an effect using the three-
大当たり状態の契機となる特図当選のとき、メイン液晶パネル19の表示画面190には、ゾロ目の組合せである大当たり図柄(例えば図6(b)参照。)が停止表示されて特図当選が報知される。なお、確変大当たりが当選した場合の大当たり図柄は奇数のゾロ目であり、通常大当たりの場合の大当たり図柄は偶数のゾロ目である。
When the special figure is won, which triggers the big hit state, the big hit symbol (for example, see FIG. 6B), which is a combination of doublets, is stopped and displayed on the
大当たり図柄の停止表示によって大当たり(特図当選)が報知されると、まず、15秒間に亘ってオープニング演出が実行され、その後、大当たり状態が開始される。大当たり状態では、大入賞口160が開放されて玉が入賞可能になるラウンドが繰り返し実行される。なお、主回路20は、大当たり状態の発生中に、その旨を表す大当たり信号を外部出力する。
When the jackpot (special figure winning) is notified by the stop display of the jackpot symbol, the opening effect is first executed for 15 seconds, and then the jackpot state is started. In the big hit state, the round in which the big winning
大当たり状態の実行中に大入賞口160が開放されるラウンドの繰返し回数は、確変大当たり状態であるか通常大当たり状態であるかによらず15回となっている。1回のラウンドは、大入賞口160に玉が10玉入賞するか、30秒経過したときに終了する。ラウンド15回分の平均的な出玉は約1500玉となっている。大当たり状態においてラウンドが15回消化されると、10秒間に亘るエンディング演出が実行されて大当たり状態が終了する。
The number of repetitions of the round in which the big winning
確変大当たり状態の終了後には、特図当選の確率が高くなる確変状態が発生する。この確変状態は、通常大当たり状態に対応する通常大当たり当選(通常大当たりの特図当選)に応じて終了し、確変大当たり当選(確変大当たりの特図当選)の場合には、対応する確変大当たり状態の終了後に確変状態が再開されて継続する。通常大当たり状態の終了後には、図柄変動50回転に亘る時短状態が発生し、50回転の図柄変動を消化すると通常状態に復帰する。 After the end of the probability change jackpot state, a probability change state occurs in which the probability of winning the special figure is high. This probabilistic state ends in response to the normal jackpot winning (normal jackpot special figure winning) corresponding to the normal jackpot state, and in the case of the probabilistic jackpot winning (probabilistic jackpot special figure winning), the corresponding probabilistic jackpot state. After the end, the probabilistic state is restarted and continues. After the end of the normal jackpot state, a time saving state over 50 rotations of the symbol variation occurs, and when the symbol variation of 50 rotations is digested, the normal state is restored.
(特定リーチ演出)
次に、上記の演出抽選での当選に応じて実行される特定リーチ演出の演出内容について説明する。この特定リーチ演出は、立体表示ユニット5を利用する特別演出である。
図7に例示する特定リーチ演出は、サッカー選手がゴールを目指してシュートを放つシーンを含む特定リーチ演出である。この特定リーチ演出は、図7(a)のリーチ状態が発生した後、シュートシーンへの切替に応じて開始される(同図(b))。このとき、ハーフミラー53が外側に回動し、図4中、実線で示す展開位置となる。上記のごとくハーフミラー53は、半透明鏡部材であるため、メイン液晶パネル19の視認性を阻害するおそれが少なくなっている。そして、図7に例示する特定リーチ演出では、メイン液晶パネル19の表示画面190に表示されるサッカー選手がシュートのために足を振り上げた後、予め用意された2通りの演出パターンのうちのいずれかが実行される。
(Specific reach production)
Next, the production content of the specific reach effect executed in response to the winning in the above-mentioned effect lottery will be described. This specific reach effect is a special effect using the three-
The specific reach effect illustrated in FIG. 7 is a specific reach effect including a scene in which a soccer player shoots at a goal. This specific reach effect is started in response to the switching to the shoot scene after the reach state of FIG. 7 (a) occurs (FIG. 7 (b)). At this time, the
第1の演出パターンは、サッカー選手が蹴ったボールがメイン液晶パネル19の表示画面190から飛び出すように見せるシュート成功のパターンである。サッカー選手が遊技者側に向かって蹴ったボールは、メイン液晶パネル19の表示画面190の中で次第に大きく表示された後、空間56Aの立体像560に切り替わる。遊技者側では、サッカー選手が蹴ったボールが自分の方に飛び出して来るように見える(図7(c))。
The first effect pattern is a successful shooting pattern in which the ball kicked by the soccer player appears to pop out from the
第2の演出パターンは、サッカー選手がボールを蹴り損ねてシュートに失敗するパターである(図7(d))。このシュート失敗パターンでは、メイン液晶パネル19の表示画面190に「失敗…残念。」の文字が表示される一方、空間56Aにおいて立体像560の表示は実行されない。
The second production pattern is a putter in which a soccer player fails to kick the ball and fails to shoot (FIG. 7 (d)). In this shoot failure pattern, the characters "Failure ... sorry." Are displayed on the
上記の特定リーチ演出における2通りの演出パターンは、大当たり当選の期待値を示唆する演出となっている。シュート成功の演出パターン(図7(c))は、大当たりの当選確率が高い(期待値が高い)ことを示唆する演出のパターンである。一方、シュート失敗の演出パターン(図7(d))は、大当たりの当選確率が低い(期待値が低い)ことを示唆する演出のパターンである。どちらの演出パターンも、特定リーチ演出の終了に応じて図柄変動表示に復帰し、その後、停止表示された数字図柄195の組み合わせにより特図判定結果が報知される。
The two types of production patterns in the above-mentioned specific reach production are productions that suggest the expected value of winning a big hit. The effect pattern of successful shooting (FIG. 7 (c)) is an effect pattern suggesting that the probability of winning a big hit is high (expected value is high). On the other hand, the effect pattern of shooting failure (FIG. 7 (d)) is an effect pattern suggesting that the winning probability of the jackpot is low (expected value is low). Both effect patterns return to the symbol variation display according to the end of the specific reach effect, and then the special symbol determination result is notified by the combination of the
シュート成功の演出パターン(図7(c))が現れた場合には、その後、図7(e)のように大当たり図柄が停止表示される期待度が高く、シュート失敗の演出パターン(図7(d))が現れた場合には、その後、図7(f)のハズレ図柄が停止表示される可能性が高いということになる。特定リーチ演出の演出パターンが図7(c)及び(d)のうちのいずれであるかに応じて特図判定結果が確定する訳ではない。シュート成功の特定リーチ演出が実行された場合であってもその後、ハズレが報知される場合が設けられている。同様に、シュート失敗の特定リーチ演出についてもその後、大当たりが報知される場合が設定されている。 When the effect pattern of successful shooting (FIG. 7 (c)) appears, there is a high expectation that the jackpot symbol will be stopped and displayed as shown in FIG. 7 (e), and the effect pattern of shooting failure (FIG. 7 (Fig. 7)). When d)) appears, it is highly likely that the lost symbol of FIG. 7 (f) will be stopped and displayed thereafter. The special figure determination result is not determined depending on which of FIGS. 7 (c) and 7 (d) the effect pattern of the specific reach effect is. Even when the specific reach effect of the successful shot is executed, there is a case where the loss is notified after that. Similarly, for the specific reach effect of the shoot failure, the case where the big hit is notified after that is set.
ここで、本例のパチンコ遊技機1では、メイン液晶パネル19の表示画面190の手前側の位置で、立体像560が結像するように立体表示ユニット5が組み込まれている。さらに、立体像560を提示する際、略L字状のダクト50を経由して来た光を遊技者側に反射するために、メイン液晶パネル19の表示画面190の手前側に覆い被さるように回動するハーフミラー53は、半透明鏡になっている。そのため、立体像560による演出中であっても、遊技者は、ハーフミラー53を透かしてメイン液晶パネル19の表示内容を視認できる。さらに、立体像560が表示される空間56Aは、メイン液晶パネル19による表示画面190の手前側に配置され、メイン液晶パネル19の表示画面190に重ねて立体像560がオーバーレイ表示されるようになっている。立体像560のオーバーレイ表示による演出によれば、メイン液晶パネル19の表示内容に立体像560が連動する演出効果を一層高めることができる。
Here, in the
以上のような構成のパチンコ遊技機1は、元像表示部の一例である液晶表示ユニット51に対して集光部の一例であるフレネルレンズ57を対面させるという極めて簡単な構成によって立体的な表示が可能な表示装置である立体表示ユニット5を備えている。この立体表示ユニット5によれば、上記の簡単な構成によって立体的な表示が可能であり、低コストで立体像560の表示を実現できる。そして、この立体表示ユニット5が組み込まれたパチンコ遊技機1は、コスト上昇を抑えながら立体表示を可能とした価格競争力の高い遊技機となっている。
The
特に、立体表示ユニット5は、立体像560を光学的に結像させる原理のため、立体像560を視認する際の視線方向の変動に対して、立体像560の見え方や位置の変動が少ないという利点を備えている。立体表示ユニット5の原理は、例えば右目用画像と左目用画像とを表示する液晶表示パネルの手前側に、視差バリア画像を表示する液晶表示パネルや、レンチキュラーレンズ等を配置し、立体像を仮想的に知覚させる構成とは原理が異なっている。そのため、本例の立体像560は、遊技者の視線の方向が変動しても揺らぎ等が生じるおそれが少ない。したがって、本例の立体表示ユニット5では、立体像560を見て遊技者が目を回してしまったり、船酔いのような不快感を遊技者側に誘発するおそれが少なくなっている。
In particular, since the
以上のように、パチンコ遊技機1が備える立体表示ユニット5は、シンプルな構成により立体像560を表示可能な低コストの表示装置である。そして、この立体表示ユニット5を備えるパチンコ遊技機1は、コストを抑えながら立体像560の表示により効果的な演出を実行可能な優れた特性の遊技機となっている。パチンコ遊技機1によれば、立体的な表示を利用して遊技者の目を十分に楽しませることが可能である。特にこのパチンコ遊技機1では、メイン液晶パネル19との表示内容に連動して立体像560を表示可能であるため、遊技時間が長くなったときに目新しさが損なわれる度合いを抑制でき、遊技者を十分に楽しませることができる。
As described above, the
また、パチンコ遊技機1は、メイン液晶パネル19の表示画面190を覆わない位置にハーフミラー53を収納するための収納機構を備えている。この収納機構によれば、立体像560を表示しないときハーフミラー53を収納することで、表示画面190の視認性を向上できる。さらに、立体像560の表示に先立ってハーフミラー53に回動変位が生じるため、この回動変位に応じて特定リーチ演出の発生に対する遊技者の期待感を高揚できる。
Further, the
本例の構成では、元像表示部である液晶表示ユニット51は、情報提示部であるメイン液晶パネル19の背面側に配置されている。そして、ミラー55を利用して液晶表示ユニット51からハーフミラー53に至る光路が形成されている。この場合には、パチンコ遊技機1の奥行方向の寸法を有効に活用して、フレネルレンズ57と液晶表示ユニット51との距離dを確保し易くなる。さらに、ミラー55を採用すれば、遊技領域130の外側を回り込んで遊技領域130の外周近くに至る光路を効率良く形成できる。
In the configuration of this example, the liquid
本例の構成に代えて、あるいは加えて以下のような構成を採用することも良い。また、以下の各構成を適宜組み合わせて採用することも良い。
本例では、パチンコ遊技機1について例示したが、その他の遊技機に適用しても良い。例えば玉が封入してあり、得点を消費して玉を発射する封入式パチンコ遊技機や、メダルを消費して抽選を行うことでゲームが進行するスロットマシンや、得点を消費して抽選を行うことでゲームが進行するクレジット式スロットマシン等が考えられる。なお、大当たり状態やボーナスゲームの発生を特典の付与とする構成について説明したが、この構成に代えて、あるいは加えて、メダル、玉、及び得点のいずれかを付与する構成を特典の付与に対応させることも可能である。
Instead of or in addition to the configuration of this example, the following configuration may be adopted. In addition, the following configurations may be appropriately combined and adopted.
In this example, the
本例では、メイン液晶パネル19の表示画面190のうちの右下の領域で立体像560を表示しているが、立体像560の表示位置は、本例には限定されない。例えば、表示画面190のうちの上方の領域で立体像560を表示しても良く、下方の領域で立体像560を表示しても良く、左方の領域で立体像560を表示しても良い。
また、透明窓139と、メイン液晶パネル19と、の間の空間に、立体像560を表示しても良い。立体表示ユニット5の略L字状のダクト50の下流側の端部、すなわちハーフミラー53が取り付けられた端部を、透明窓139とメイン液晶パネル19との間の空間に位置させれば、上記のごとく透明窓139とメイン液晶パネル19との間の空間に立体像560を表示可能である。この場合には、透明窓139の内側で、ハーフミラー53が回動することになる。透明窓139とメイン液晶パネル19との間の空間にダクト50の下流側の端部を位置させる一方、透明窓139よりも手前側(遊技者側)に立体像が表示されるように構成しても良い。
In this example, the
Further, the
本例では、視覚情報を遊技者に提示する情報提示部として、液晶ディスプレイを利用するメイン液晶パネル19を例示している。情報提示部は、液晶ディスプレイを利用するものに限定されない。情報提示部としては、例えば、図柄を変動表示する回転リールであっても良く、静止画像を表示する絵や模様であっても良く、遊技者が視認可能な造形や構造物であっても良い。
In this example, a main
本例では、立体像560を表示するために凸レンズとしてのフレネルレンズ57を利用したが、立体像560を表示する方法は、凸レンズを利用して立体像を結像させる方法に限らず、他の方法であっても良い。直交反射板や、再帰反射板等を利用して立体像を結像させる方法であっても良い。左目用画像と右目用画像とを利用して像を立体的に知覚させる方法であっても良い。
In this example, the
なお、立体像560を表示している最中にハーフミラー53を回動変位させることも良い。この場合には、ハーフミラー53の回動に応じて立体像560の位置を変動でき、立体像560に左右方向の変位を与えることができる。
It is also possible to rotate and displace the
(実施例2)
本例は、実施例1のパチンコ遊技機1に基づいて、立体像560の大きさを変動可能なように立体表示ユニット5の構成を変更した例である。この内容について、図5、図7、図8及び図9を参照して説明する。
(Example 2)
This example is an example in which the configuration of the
立体像560の大きさを変動させるに当たって、実施例1において図5を参照して説明した光学的な原理を利用している。すなわち、液晶表示ユニット51が表示する元像と、フレネルレンズ57と、の距離dに応じて、結像する実像の大きさ及び位置が変動するという光学的な原理を利用している。
In varying the size of the
本例の立体表示ユニット(立体表示部)5は、元像表示部である液晶表示ユニット51を光路に沿って変位させることにより距離dを変化させる機構を備え、距離dの変化に応じて立体像560の大きさを変化させることが可能である。なお、液晶表示ユニット51に代えて、あるいは加えて、集光部であるフレネルレンズ57を変位させることで距離dを変化させることも良い。
The stereoscopic display unit (stereoscopic display unit) 5 of this example is provided with a mechanism for changing the distance d by displacing the liquid
本例の図8の立体表示ユニット5では、略L字状のダクト50の内壁面に取り付けられたスライドレール510を介して、液晶表示ユニット51が進退可能に保持されている。液晶表示ユニット51は、図示しない駆動モータにより駆動され、光路の方向に対して垂直をなす姿勢を維持しつつ、光路の方向に進退可能である。
In the three-
液晶表示ユニット51が光路の方向に進退すると、光路中において、液晶表示ユニット51とフレネルレンズ57との距離dが変動する。フレネルレンズ57の焦点距離fの2倍よりもこの距離dが短くなれば、立体像560の大きさが、液晶表示ユニット51の元像よりも大きくなる(図5(b)参照。)。このとき、立体像560が結像する位置は、光路において、フレネルレンズ57から離れる下流側の位置に移動する。一方、この距離dが焦点距離fの2倍よりも長くなると、立体像560の大きさが液晶表示ユニット51の元像よりも小さくなる(図5(c)参照。)。このとき、立体像560が結像する位置は、光路において、フレネルレンズ57に近づく上流側の位置に移動する。
When the liquid
例えば、実施例1で例示した図7(c)のシュート成功の演出パターンの実行中に、液晶表示ユニット51をフレネルレンズ57側に前進させることも良い。このように液晶表示ユニット51を前進させると、図9(c1)→図9(c2)に例示するように、メイン液晶パネル19の表示画面190に表示されたキャラクターが蹴り出した立体像560のボールがどんどん大きくなりながら、遊技者側に迫って来る演出を実現できる。例えば、立体像560のボールが到達する大きさ、及びどこまで迫って来るか、によって大当たりの期待度を示唆することも良い。例えば、メイン液晶パネル19のキャラクターが蹴り出したボールが図9(c2)の大きさに達した場合には、同図(c1)の大きさで立体像560の表示が終了した場合よりも、大当たりの期待度が高いと判断できる。
For example, the liquid
このように立体像560の位置や大きさの変動を含む演出によれば、より多彩な演出を実現でき、遊技者の目を一層楽しませることが可能である。
なお、その他の構成及び作用効果については実施例1と同様である。
As described above, according to the effect including the change in the position and size of the three-
The other configurations and effects are the same as in Example 1.
以上、実施例のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形、変更あるいは適宜組み合わせた技術を包含している。 Although the specific examples of the present invention have been described in detail as in the examples, these specific examples merely disclose an example of the technique included in the claims. Needless to say, the scope of claims should not be construed in a limited manner by the composition and numerical values of specific examples. The scope of claims includes techniques that are variously modified, modified, or appropriately combined with the above-mentioned specific examples by utilizing known techniques, knowledge of those skilled in the art, and the like.
1 パチンコ遊技機(遊技機)
130 遊技領域
17 張出部
19 メイン液晶パネル(情報提示部)
190 表示画面(提示エリア)
35 演出制御部(演出制御手段)
5 立体表示ユニット(立体表示部)
50 ダクト
51 液晶表示ユニット(元像表示部)
510 スライドレール
53 ハーフミラー(第1の光学手段)
530 支持軸(収納機構)
531 駆動モータ(収納機構)
55 ミラー(第2の光学手段)
560 立体像
57 フレネルレンズ(集光部)
590 光路
1 Pachinko game machine (game machine)
130
190 Display screen (presentation area)
35 Staging control unit (staging control means)
5 3D display unit (3D display unit)
50
510
530 Support shaft (storage mechanism)
531 Drive motor (storage mechanism)
55 Mirror (second optical means)
560
590 optical path
Claims (4)
視覚的な情報である視覚情報を遊技者に提示する情報提示部と、
前記立体像を表示する立体表示部と、を備え、
遊技者側から見たとき、前記立体像は、少なくとも一部が、前記情報提示部による視覚情報の提示エリアの手前側に重なって位置しており、
前記立体表示部は、前記立体像の元となる元像を表示する元像表示部と、
前記元像からの光を遊技者側に伝達する経路である光路と、
焦点距離fで光を集める集光部と、
光の進行方向を変える光学的特性、及び光を通過させる光学的特性を併せ持つ第1の光学手段と、を含み、
前記元像表示部は、前記光路における前記集光部との間隔である距離dが焦点距離fよりも大きくなるように前記光路において前記集光部と対面して配置されていると共に、前記情報提示部の背面側に配置され、
前記第1の光学手段は、遊技者側から見て前記提示エリアの手前側に配置されるとき、前記光路が遊技者側に向かうように光の進行方向を変えるように構成され、
光の進行方向を変える光学的特性を備える第2の光学手段を利用して前記元像表示部から前記第1の光学手段に至る光路が形成されていることを特徴とする遊技機。 It is a gaming machine that can display a stereoscopic image so that the player can see it.
An information presentation unit that presents visual information, which is visual information, to the player,
A stereoscopic display unit for displaying the stereoscopic image is provided.
When viewed from the player side, at least a part of the three-dimensional image is located so as to overlap the front side of the visual information presentation area by the information presentation unit .
The stereoscopic display unit includes an original image display unit that displays the original image that is the source of the stereoscopic image.
An optical path, which is a path for transmitting light from the original image to the player side,
A condensing unit that collects light at the focal length f,
Includes a first optical means that has both optical properties that change the direction of travel of light and optical properties that allow light to pass through.
The original image display unit is arranged so as to face the condensing unit in the optical path so that the distance d, which is the distance from the condensing unit in the optical path, is larger than the focal length f, and the information. Located on the back side of the presentation section,
When the first optical means is arranged on the front side of the presentation area when viewed from the player side, the first optical means is configured to change the traveling direction of light so that the optical path is directed toward the player side.
A gaming machine characterized in that an optical path from the original image display unit to the first optical means is formed by using a second optical means having optical characteristics for changing the traveling direction of light .
視覚的な情報である視覚情報を遊技者に提示する情報提示部と、
前記立体像を表示する立体表示部と、
前記情報提示部及び前記立体表示部のうちの少なくともいずれか一方を制御する演出制御手段と、を備え、
遊技者側から見たとき、前記立体像は、少なくとも一部が、前記情報提示部による視覚情報の提示エリアの手前側に重なって位置しており、
前記演出制御手段は、前記視覚情報と前記立体像との間に関連性が生じるように前記情報提示部及び前記立体表示部のうちの少なくともいずれか一方を制御し、
前記立体表示部は、前記立体像の元となる元像を表示する元像表示部と、
前記元像からの光を遊技者側に伝達する経路である光路と、
焦点距離fで光を集める集光部と、
光の進行方向を変える光学的特性、及び光を通過させる光学的特性を併せ持つ第1の光学手段と、を含み、
前記元像表示部は、前記光路における前記集光部との間隔である距離dが焦点距離fよりも大きくなるように前記光路において前記集光部と対面して配置されていると共に、前記情報提示部の背面側に配置され、
前記第1の光学手段は、遊技者側から見て前記提示エリアの手前側に配置されるとき、前記光路が遊技者側に向かうように光の進行方向を変えるように構成され、
光の進行方向を変える光学的特性を備える第2の光学手段を利用して前記元像表示部から前記第1の光学手段に至る光路が形成されていることを特徴とする遊技機。 It is a gaming machine that can display a stereoscopic image so that the player can see it.
An information presentation unit that presents visual information, which is visual information, to the player,
A stereoscopic display unit that displays the stereoscopic image and
A staging control means for controlling at least one of the information presentation unit and the stereoscopic display unit is provided.
When viewed from the player side, at least a part of the three-dimensional image is located so as to overlap the front side of the visual information presentation area by the information presentation unit .
The staging control means controls at least one of the information presenting unit and the stereoscopic display unit so that a relationship occurs between the visual information and the stereoscopic image.
The stereoscopic display unit includes an original image display unit that displays the original image that is the source of the stereoscopic image.
An optical path, which is a path for transmitting light from the original image to the player side,
A condensing unit that collects light at the focal length f,
Includes a first optical means that has both optical properties that change the direction of travel of light and optical properties that allow light to pass through.
The original image display unit is arranged so as to face the condensing unit in the optical path so that the distance d, which is the distance from the condensing unit in the optical path, is larger than the focal length f, and the information. Located on the back side of the presentation section,
When the first optical means is arranged on the front side of the presentation area when viewed from the player side, the first optical means is configured to change the traveling direction of light so that the optical path is directed toward the player side.
A gaming machine characterized in that an optical path from the original image display unit to the first optical means is formed by using a second optical means having optical characteristics for changing the traveling direction of light .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018160766A JP7079177B2 (en) | 2018-08-29 | 2018-08-29 | Pachinko machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018160766A JP7079177B2 (en) | 2018-08-29 | 2018-08-29 | Pachinko machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020031856A JP2020031856A (en) | 2020-03-05 |
JP7079177B2 true JP7079177B2 (en) | 2022-06-01 |
Family
ID=69666107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018160766A Active JP7079177B2 (en) | 2018-08-29 | 2018-08-29 | Pachinko machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7079177B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7084832B2 (en) * | 2018-09-07 | 2022-06-15 | ダイコク電機株式会社 | Pachinko machine |
JP7084831B2 (en) * | 2018-09-07 | 2022-06-15 | ダイコク電機株式会社 | Pachinko machine |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001170298A (en) | 1999-12-17 | 2001-06-26 | Samii Kk | Game machine displaying stereoscopic image |
JP2009153673A (en) | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Sanyo Product Co Ltd | Game machine |
JP2009163200A (en) | 2007-12-11 | 2009-07-23 | Mitaka Koki Co Ltd | Stereomicroscope |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2825568B2 (en) * | 1989-12-16 | 1998-11-18 | 株式会社大一商会 | Pachinko machine information display device |
-
2018
- 2018-08-29 JP JP2018160766A patent/JP7079177B2/en active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001170298A (en) | 1999-12-17 | 2001-06-26 | Samii Kk | Game machine displaying stereoscopic image |
JP2009163200A (en) | 2007-12-11 | 2009-07-23 | Mitaka Koki Co Ltd | Stereomicroscope |
JP2009153673A (en) | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Sanyo Product Co Ltd | Game machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020031856A (en) | 2020-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3726881B2 (en) | Slot game device | |
JP6069807B1 (en) | Game machine | |
JP4926194B2 (en) | Game machine | |
JP7144938B2 (en) | game machine | |
JP6607702B2 (en) | Game machine | |
JP6458288B2 (en) | Game machine | |
JP2009089813A (en) | Game machine | |
JP7079177B2 (en) | Pachinko machine | |
JP2007319237A (en) | Game apparatus | |
JP5782790B2 (en) | Game machine | |
JP7118763B2 (en) | game machine | |
JP2012217497A (en) | Game machine | |
JP7084831B2 (en) | Pachinko machine | |
JP2020039500A (en) | Performance device for game machine and game machine | |
JP6606419B2 (en) | Game machine | |
JP7084832B2 (en) | Pachinko machine | |
JP2010264113A (en) | Game apparatus | |
JP5084028B2 (en) | Bullet ball machine | |
JP7160476B2 (en) | game machine | |
JP7481311B2 (en) | Gaming Machines | |
JP7481031B2 (en) | Gaming Machines | |
JP7428687B2 (en) | gaming machine | |
JP7168379B2 (en) | game machine | |
JP7160477B2 (en) | game machine | |
JP6273623B2 (en) | Game machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210525 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220520 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7079177 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |