JP7078524B2 - 釣糸ガイド及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、釣竿に装着されて釣糸を案内する釣糸ガイドに関し、特に、釣糸が挿通されるガイドリングとフレームとの固定形態に特徴を有する釣糸ガイドに関する。
一般に、釣糸ガイドは、釣竿の外周面に装着されるフレームと、フレームに止着されて実際に釣糸が挿通されるガイドリングとを備える。前記フレームには、前記ガイドリングを保持するためのリング保持部と、釣竿の外表面に装着するための固定部とが一体形成されている。
前記リング保持部に保持されるガイドリングは一般に硬質金属やセラミックなどにより形成されるが、前記リング保持部に対するガイドリングの取り付けは、例えば、特許文献1に開示されるように、リング保持部の保持穴にガイドリングを手作業で圧入することによって行なわれ、あるいは、特許文献2に開示されるように、リング保持部の保持穴(リング装着孔)の内壁面に該壁面の周方向に沿って螺旋状の溝を形成し、この螺旋状の溝に接着剤を塗布した状態でガイドリングをリング保持部の保持穴に嵌め込むことによって行なわれる。
実開2016-149993号 特開2018-007598号
しかしながら、特許文献1に開示されるように、リング保持部の保持穴にガイドリングを圧入する場合には、ガイドリングの製造上の寸法誤差に起因して、ガイドリングを保持穴に圧入することができない虞があり、あるいは、保持穴に取り付けたガイドリングが外れてしまう虞がある。
一方、特許文献2に開示されるように、リング保持部の保持穴の螺旋状の溝に接着剤を塗布して保持穴にガイドリングを嵌め込む場合には、螺旋状の溝が接着剤を十分に溜め込んでおくことができるほどのものではないため、リング保持部に対してガイドリングを強固に接着させるべく接着剤の塗布量を多くすると、接着剤がリング保持部からはみ出し、そのはみ出した接着剤を拭き取るなどの後処理が新たに必要になる。また、はみ出した接着剤が残存したまま固化した場合には、その固化部分がその後の釣糸の挿通に支障を来す虞もある。或いは、螺旋状の溝に塗布される接着剤の粘度が高い場合には、螺旋状の溝に接着剤を完全に充填させることが難しく、リング保持部に対するガイドリングの接着力が低下してしまう場合もある。更にその場合、ガイドリングが小さいと、リング保持部の保持穴の中心に対してガイドリングの中心がずれてしまう虞がある。
本発明は、上記した問題に基づいてなされたものであり、ガイドリングの寸法誤差の影響を受けることなく接着剤を伴わなくてもガイドリングをリング保持部に対して強固に且つ精度良く固定できる釣糸ガイド及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明は、釣竿の外周面に装着されるとともに強化繊維に合成樹脂を含侵して成るプリプレグによって形成されるフレームと、前記フレームのリング保持部に保持されるとともに釣糸が挿通されるガイドリングとを備える釣糸ガイドであって、前記フレームと前記ガイドリングとの一体成形時の成形圧による前記合成樹脂の流動によって前記強化繊維が前記ガイドリングに係止固定されて成る係止固定部を有することを特徴とする。
上記構成によれば、フレームとガイドリングとが、圧入ではなく或いは接着剤による接着固定でもなく、フレームとガイドリングとの一体成形時の成形圧による合成樹脂の流動によって強化繊維がガイドリングに係止固定されて成る係止固定部によって一体的に取り付け固定されているため、ガイドリングの寸法誤差の影響を受けることなく接着剤を伴わなくてもガイドリングをリング保持部に対して強固に且つ精度良く固定できる。
すなわち、本発明によれば、リング保持部にガイドリングを圧入せずに済むため、ガイドリングの製造上の寸法誤差に起因するガイドリングの取り付け不能又はガイドリングの脱落といった不都合を回避できる。また、本発明によれば、接着剤を伴わないため、リング保持部からの接着剤のはみ出し及びそれに伴う接着剤の拭き取り処理を回避できる。更に、残存する接着剤の固化に伴って釣糸の挿通に支障を来たすこともなくなり、また、接着不良によるガイドリングの接着固定力の低下を招くこともない。また、成形時にガイドリングの心出しを行なうことにより、リング保持部の保持穴の中心に対してガイドリングの中心がずれるといった不都合も回避可能となる。結果として、圧入及び接着固定作業を排除できることから、フレームに対するガイドリングの取り付けを自動化することも可能となる。
なお、上記構成において、ガイドリングの素材は問わない。例えばガイドリングが金属やセラミック等によって形成されてもよい。また、上記構成において、係止固定部の形態、すなわち、合成樹脂の流動に伴うガイドリングに対する強化繊維の係止固定形態は、どのような形態であってもよい。例えば、成形形態やガイドリングの形状又は素材などに応じて、強化繊維が合成樹脂と共にガイドリングの内側(例えば、ガイドリングの外周の環状凹溝内など)に入り込むような形態であってもよく、或いは、強化繊維が合成樹脂と共にガイドリングの外周縁上に乗り上がる又は食い込むような形態であってもよい。
また、上記構成において、プリプレグを形成する強化繊維は、プリプレグの補強効果を高めるべく、フレームのリング保持部の幅寸法よりも長い、例えばガイドリング外径よりも長い2.0mm以上の長さの長繊維であることが好ましく、また、ガイドリングに対する係止固定を促進させるべく合成樹脂の流動方向(MD)に対して垂直な方向(TD)に延びる繊維を少なくとも含むことが望ましい。また、プリプレグの形態も任意である。例えば、プリプレグは、所定形状のフレームを成形できれば、板状のシートであってもよく、或いは、柱状体(例えば中実体)や管状体であっても構わない。或いは、プリプレグ自体がそのままフレームの形状を成していてもよい。そのようなフレーム形状のプリプレグは、切断加工、ミシン加工等を含む様々な成形手法によって実現できる。
また、上記構成では、ガイドリングとフレームとがプレス成形によって一体的に熱融着又は熱接着されていることが好ましい。これによれば、ガイドリングとフレームとの強固な一体成形を効果的に実現できる。また、上記構成では、接着作用を有するプライマーがフレームとガイドリングとの間に介在してもよい。これによれば、ガイドリングとフレームとの固定強度を更に一層高めることができる。
また、上記構成では、プリプレグが繊維強化樹脂の積層体によって形成されてもよく、また、プリプレグの合成樹脂が熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂であってもよい。この場合、積層体は、3~15個の層によって形成されることが好ましく、また、積層体を形成する最も外側の層は、織布層又はフレームの外周に沿って延在する繊維を含む層であることが好ましい。最外層を織布層にすると、強度向上及び構造的安定性を確保でき、また、最外層がフレームの外周に沿って延在する繊維を含むと、ガイドリングに対する強化繊維の係止固定の促進に寄与できるとともに、強度向上を図ることができる。
また、本発明は、前述した特徴を有する釣糸ガイドの製造方法も提供する。
本発明によれば、ガイドリングの寸法誤差の影響を受けることなく接着剤を伴わなくてもガイドリングをリング保持部に対して強固に且つ精度良く固定できる釣糸ガイド及びその製造方法が得られる。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドの縦断面図である。 図1のA方向から見た釣糸ガイドの正面図である。 図1の釣糸ガイドを釣竿(竿杆)に装着した状態を示す図である。 フレームを構成するプリプレグの積層構造を示す断面図である。 複数のフレームが切り出されるようになっているプリプレグの板状体の平面図である。 (a)は、積層構造を成すプリプレグの最外層がフレームの外周に沿って延在する繊維を含む釣糸ガイドの正面図、(b)は、積層構造を成すプリプレグの最外層が織布層である釣糸ガイドの正面図である。 プレス成形用金型内にプリプレグシートとガイドリングとがセットされた状態を示す断面図である。 図7のA部に対応する部分拡大図であり、(a)は、図7に係るプレス成形前の金属製の外周溝付きガイドリングとプリプレグシートとの配置状態を示す模式的な概略断面図、(b)は、図7に係るプレス成形によって一体化された金属製の外周溝付きガイドリング及びプリプレグシートを示す模式的な概略断面図である。 図7のA部に対応する部分拡大図であり、(a)は、図7に係るプレス成形前のセラミック製のガイドリングとプリプレグシートとの配置状態を示す模式的な概略断面図、(b)は、図7に係るプレス成形によって一体化されたセラミック製のガイドリング及びプリプレグシートを示す模式的な概略断面図である。 (a)は、上側に図9の(a)の図に対応する図を示し、下側に図9の(a)の状態におけるガイドリング及びプリプレグシートの周縁部の模式的な概略断面図(上側のB部の部分拡大図)を示し、また、(b)は、上側に図9の(b)の図に対応する図を示し、下側に図9の(b)の状態におけるガイドリング及びプリプレグシートの周縁部の模式的な概略断面図(上側のB部の部分拡大図)を示す。 (a)は係止固定部の第1の変形例を示す模式的な概略拡大断面図、(b)は係止固定部の第2の変形例を示す模式的な概略拡大断面図、(c)は係止固定部の第3の変形例を示す模式的な概略拡大断面図である。
以下、本発明に係る釣糸ガイドの一実施形態について、添付図面を参照しながら具体的に説明する。なお、添付図面において、図1の矢印A方向は、釣糸ガイドが釣竿に装着された際、釣竿の軸長方向と一致しており、また、図3は、元竿側から穂先竿側を見た図となっている。
図1~図3に示されるように、釣糸ガイド1は、強化繊維に合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグ(以下、単にプリプレグと称する)によって形成されるフレーム3を備える(プリプレグの構成、及び、フレーム3の詳細な製造方法については後述する)。このフレーム3は、釣竿(竿管)40(図3参照)の外表面に装着される固定部5と、釣糸が挿通されるガイドリング6が取り付け保持されるリング保持部7と、リング保持部7と固定部5との間を連結する支脚部8とを有する。
固定部5は、フレーム3の下端において、釣竿40の表面に固定される部位であり、本実施形態では軸長方向に延び、その裏側の当接面5aが釣竿40の表面に載置された状態で、糸止め、接着等によって固定される。
リング保持部7は、釣竿40の表面から離間した状態で釣糸を案内させるべく、ガイドリング6を止着させる部位である。リング保持部7には、ガイドリング6を一体に取り付けるための開口(保持穴)7aが形成されており、全体として略円形の外形状を備えている。また、開口7aに一体に取り付けられるガイドリング6は、円環状に形成され、その内周面である釣糸案内面6a部分での摺動抵抗が小さい材料、例えば、チタン、アルミ、SUS、セラミックス等によって形成される。なお、図1~図3に示されるガイドリング6は、金属製であり、その外周面に環状凹溝6bを有する。また、このようなガイドリング6は、後述するように、フレーム3が前記プリプレグにより一体形成された後、リング保持部7の開口7aに対応するプリプレグの部位に位置決めされた状態でプリプレグと一体成形される。
また、支脚部8は、ガイドリング6を釣竿の表面から離間させるように、固定部5とリング保持部7とを連結する部位である。
なお、フレーム3には、少なくとも1つ以上の屈曲部が形成されている。本実施形態では、固定部5と支脚部8との間の境界部分に第1屈曲部10aが形成され、更に、支脚部8のリング保持部7側に、第1屈曲部10aよりも緩やかに屈曲した第2屈曲部10bが形成されている。この場合、前記境界部分は、実際に釣竿の外表面に対して固定状態となる固定部5の端部から、リング保持部7に向けて立ち上がる領域が該当する。
また、フレーム3は、後述するように、屈曲部10a,10bが形成された状態のプリプレグ(加熱成形後は板状体となっている)から、プレス加工等によって形成されるが、その際、所定の外形を有するように形成される。本実施形態では、図2に示されように、フレーム3は、固定部5の端部から第1屈曲部10aを介して立ち上がる支脚部8が上方に移行するにしたがって次第に幅広となっており、この支脚部8は、ガイドリング6が一体に取り付けられる開口7aが形成された略円形のリング保持部7に一体的に連結される。この場合、図示のように、支脚部8には、軽量化を図るために、開口(肉抜き)8aを形成しておいてもよい。
次に、前述した形態のフレーム3を形成する方法について説明する。まず最初に、全体的な製造工程について説明する。
前述したように、フレーム3は、強化繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグによって形成される。この場合、プリプレグは、例えば、炭素繊維やガラス繊維などの強化繊維が所定の方向に引き揃えられた状態或いは編成されたシート状に構成されており、熱硬化性樹脂(例えば、エポキシ樹脂)や熱可塑性樹脂(例えば、ナイロン)をマトリックス樹脂として含浸した構成となっている。
最初に、前述したようなプリプレグを所定形状に裁断し、これを複数層となるように重ね合わせる。重ね合わせるプリプレグの枚数(層数)や、個々のプリプレグの構成については特に限定されることはないが、前述したように、フレーム3に屈曲部10a,10bを形成すること、使用時においてフレーム3には負荷が加わること、装着される釣竿の特性や装着部分等を考慮し、プリプレグの種類や重ねる条件が任意に調整される。
このように積層されるプリプレグ(プリフォーム)は、ガイドリング6と共に図7に示されるようなプレス成形用の金型50内にセットされる。本実施形態の金型50は、上下に型割りされる上型(第2の金型)51と下型(第1の金型)52によって構成されており、積層されたプリプレグ(符号20で示されている)が下型52の所定位置にセットされる。この場合、下型52には、ガイドリング6を嵌着して心出しするための凸部52cが設けられ、凸部52cに嵌着されたガイドリング6の周囲にリング保持部7の開口7aに対応するプリプレグ20の部位が位置決めされる。言い換えると、プリプレグ20が下型52内にセットされるとともに、リング保持部7の開口(保持穴)7aを形成するプリプレグ20の部位にガイドリング6がセットされる。
また、このような位置決めを容易にするとともにその後のプレス成形に伴う材料の流動を促進するために、プリプレグ20のリング保持部7の開口7aの内径は、ガイドリング6の外径よりも0.1~0.5mm大きく設定され、また、図8にも明確に示されるように、下型52には、ガイドリング6の外周端縁を保持するための環状の段部52dが凸部52cの周囲に設けられる。更に、下型52には、プリプレグ20の屈曲部10a,10bが載置される位置に屈曲形成凸部52a,52bが形成され、それに応じて、上型51にも、屈曲形成凸部52a,52bに対応する位置に屈曲形成凹部51a,51bが形成されている。なお、金型50の成形面領域には離型剤がコーティングされる。また、プリプレグ20とガイドリング6との固定強度を高めるために、接着作用を有するプライマーがプリプレグ20(フレーム3)とガイドリング6との間に介在されてもよい。
また、このように下型52にセットされる積層構造のプリプレグ20は、図8の(a)に模式的に示されているが、リング保持部7の開口7aが予め形成されており、一度に全体を重ね合わせた状態で下型52にセットされてもよく、或いは、1枚ずつセットされる等、複数回に分けて積層されてもよい。なお、本実施形態では、前述のように、金型50を上下割りにしているため、プリプレグ20を下型52に載置して、金型の形状に合わせて所定形状に保持されるが、勿論、金型については、一例を示したに過ぎず、型割りの方向については、左右方向としたり、傾斜方向にする等、任意の形態にすることが可能である。例えば、支脚部8が2つあるような釣糸ガイド場合には、上型51が左右に分割されてもよい。
そして、このようにプリプレグ20及びガイドリング6を下型52にセットした後、プリプレグ20の合成樹脂が流動して強化繊維がガイドリング6に係止固定されるようにプリプレグ20及びガイドリング6に対して上型51を押し付けることによりプリプレグ20とガイドリング6とを一体的に加圧成形する。具体的には、本実施形態の場合、この加圧成形によって、図8の(b)に示されるように、プリプレグ20及びガイドリング6がその厚さ方向Tで圧縮され、プリプレグ20の強化繊維20aが合成樹脂20bと共にガイドリング6の外周の環状凹溝6b内に入り込むようになる。これにより、釣糸ガイド1には、フレーム(プリプレグ20)3とガイドリング6との一体成形時の成形圧による合成樹脂20bの流動によって強化繊維20aがガイドリング6に係止固定されて成る係止固定部19が形成される。また、このような加圧成形では、合成樹脂20bの流動によって強化繊維20aの密度が高くなり、応力集中し易い屈曲した釣糸ガイド本体の強度が向上する。なお、本実施形態では、プリプレグ20の補強効果を高めるとともに合成樹脂20bの流動に伴うガイドリング6に対する強化繊維20aの係止固定に寄与するべく、強化繊維20aが、フレーム3のリング保持部7の幅寸法H(図2も参照)よりも長い、例えばガイドリング6の外径よりも長い2.0mm以上の長さの長繊維であることが好ましい。
その後、加熱工程を施し、合成樹脂20b(マトリックス樹脂)を成形(これにより、ガイドリング6とフレーム3(プリプレグ20)とが熱融着又は熱接着される)した後、成形品(屈曲部10a,10bとガイドリング6とを伴う板状体30(図5参照)となっている)を金型50から取り出す。
次に、板状体30から所定の形状となるようにフレーム3を切り出す。前述したように、プリプレグ20は、加熱処理後に屈曲部10a,10bが形成された板状体30となっているため、プレス加工による切り出し、液体(ウォータージェット等)による切り出し、或いは刃具(エンドミル等)による切り出し等、任意の方法を採用することで、図5に示される1枚の板状体30から複数のフレーム3を切り出すことが可能となり、軽量で高強度の釣糸ガイドを効率良く製造することが可能となる。
なお、この加工時において、フレーム3の基本的な外形状、すなわち、開口8aを有する支脚部8等を同時に形成することが好ましいが、これらを別々の工程で形成しても良い。また、板状体30に関しては、一枚の単純な平面形状に限らず、積層厚さを位置によって変化させたり、板状部分が複数方向に延びる形状(T字形状や逆Y字形状等)としたり、曲面形状を含んでいたり、更には、複数の板状の部分が組み合わされていてもよい。
次に、必要に応じて細部加工を施す。この細部加工は、例えば、固定部5の形状を釣竿に載置し易いように曲面状に形成したり、糸巻き・糸止めし易いように、固定部の端部を研磨等することが該当する。
次に、フレーム3の表面処理を施す。例えば、バレル加工を施すことで、表面のバリを除去すると共に、表面の光沢が得られる程度に仕上げ研磨を施す。この研磨の程度については、釣糸ガイドのサイズや形状、材質特性などによって研磨剤や研磨時間などを任意に調整することが可能である。このようなバレル加工を施すことにより、強化繊維を切断することなく、フレーム3を研磨することが可能となり、強度の安定化が図れると共に、外観の優れた釣糸ガイドとすることが可能となる。
なお、このような研磨工程を施すに際しては、フレームの表面に強化繊維が一部露出しマトリックス樹脂が一部残るように研磨することが好ましい。こうすることで、研磨表面の光沢をより一層向上することが可能となる。
次に、必要に応じて、フレーム3の全体又は一部分に被膜を形成する。例えば、外観向上やフレーム本体の保護のために塗装を行なうことや、金属やセラミックスを蒸着等することも可能である。
なお、本実施形態では、プレス成形時に金型50にセットされるプリプレグが板状のプリプレグシートであるが、セットされるプリプレグ自体がそのままフレーム3の形状を成していてもよい。そのようなフレーム形状のプリプレグは、切断加工、ミシン加工等を含む様々な成形手法によって実現できる。
次に、前述のようなプリプレグ20によってフレーム3を形成するに際して、そのプリプレグ20の好ましい配置態様等について説明する。
本実施形態のフレーム3は、強化繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグを積層した複数の繊維強化樹脂層から構成されている。本実施形態では、一例として、図4に示されるように、釣竿の軸長方向に沿って強化繊維を引き揃えた軸長方向繊維樹脂層21と、釣竿の軸長方向に対して所定の角度を有する交差方向に強化繊維を引き揃えた斜向繊維樹脂層22a,22bと、強化繊維を編成した織布層23とを有する。
具体的には、本実施形態では、フレーム3の厚さの中間位置となる中立軸エリア(図4において、中立軸をXで示す)に、強化繊維を軸長方向に引き揃えたプリプレグによって軸長方向繊維樹脂層21が配設され、その外側(両側)に、軸長方向に対して所定の角度(傾斜角度は任意であるが15~75度が好ましく、より好ましくは30~60度)に強化繊維を引き揃えたプリプレグによって斜向繊維樹脂層22a,22bが配設され、更に、最外層(両側の全面となっているが部分的に最外となる領域でもよい)に強化繊維を編成したプリプレグによって織布層23が配設されている。なお、前記軸長方向繊維樹脂層21は、複数層(1層~4層)あっても良い(積層体は全体として3~20個の層によって形成されることが好ましい)。また、前記斜向繊維樹脂層22a,22bについては、それぞれの層における強化繊維の指向方向は異なっていてもよい。
このように最外層に織布層23(編み込んで編成された強化繊維20a”)を配置した釣糸ガイド1は図6の(b)にも示されているが、ガイドリング6に対する強化繊維の係止固定の促進に寄与できるとともに強度向上を図ることができるように、最外層が図6の(a)に示されるようにフレーム3の外周に沿って延在する繊維20a’を含む層であってもよい。いずれにしても、プリプレグ20は、ガイドリング6に対する強化繊維の係止固定を促進させるべく合成樹脂の流動方向に沿って延びる繊維を少なくとも含む。
このように、繊維強化樹脂製の釣糸ガイド1を形成するに際しては、フレーム3自体を平面視した際、少なくとも三方向に強化繊維が指向した状態となるようなプリプレグを選択し、積層することが好ましい。すなわち、強化繊維の指向方向を三方向以上とすることで、効率良く、軽量で強度的に優れた釣糸ガイドを形成することが可能となる。
前述のプリプレグの配置構成のように、フレーム3の最外層に織布層23を配設することは有効である。これは、フレーム3の表面が、他物と接触し易く、剥離などし易い部分であること、及び、実釣時において、釣糸の張力によってフレームが撓む等、フレーム端部から強化繊維が剥離したり、破損する可能性があることから、この表面領域に強化繊維が編成された織布層を配設しておくことで、強化繊維の裂けや剥離が効果的に防止でき、強度の向上、及び安定化が図れるようになるからである。
以上は、外周面に環状凹溝6bを有する金属製のガイドリング6とフレーム3とのプレス成形による一体構造についての説明であったが、ガイドリング6がセラミックから形成される場合にも、プレス成形によって前述した係止固定部19を形成することができる。そのような一例が図9及び図10に示されている。
図9は、図7のA部に対応する部分拡大図であり、図9の(a)は、図7に係るプレス成形前のセラミック製のガイドリング6とプリプレグシート20との配置状態を示す模式的な概略断面図、図9の(b)は、図7に係るプレス成形によって一体化されたセラミック製のガイドリング6及びプリプレグシート20を示す模式的な概略断面図である。また、図10の(a)は、上側に図9の(a)の図に対応する図を示し、下側に図9の(a)の状態におけるガイドリング及びプリプレグシートの周縁部の模式的な概略断面図(上側のB部の部分拡大図)を示し、また、図10の(b)は、上側に図9の(b)の図に対応する図を示し、下側に図9の(b)の状態におけるガイドリング及びプリプレグシートの周縁部の模式的な概略断面図(上側のB部の部分拡大図)を示している。これらの図から分かるように、プリプレグ20及びガイドリング6を下型52にセットした後、プリプレグ20の合成樹脂が流動して強化繊維がガイドリング6に係止固定されるようにプリプレグ20及びガイドリング6に対して上型51(図7参照)を押し付けることによりプリプレグ20とガイドリング6とを一体的に加圧成形する。具体的には、この加圧成形によって、図9の(b)及び図10の(b)に示されるように、プリプレグ20及びガイドリング6がその厚さ方向Tで圧縮され、プリプレグ20の強化繊維20aが合成樹脂20bと共にガイドリング6の外周縁上に(例えばガイドリング6の外表面と面一になるように)乗り上がる又は食い込むようになる。これにより、釣糸ガイド1には、フレーム(プリプレグ20)3とガイドリング6との一体成形時の成形圧による合成樹脂20bの流動によって強化繊維20aがガイドリング6に係止固定されて成る係止固定部19が形成される。なお、このような強化繊維20aの係止固定を容易にするために、セラミック製のガイドリング6の表面を粗面に形成することが好ましい。そのようにすると、粗面の凹凸に強化繊維が入り込むように係止し、係止固定部19の形成が促される。
図11には係止固定部19の3つの変形例が示されている。これらの変形例はいずれも、ガイドリング6の外周縁に加工を施すことによってガイドリング6に対する強化繊維20aの係止固定を促進させるようにしている。すなわち、図11の(a)に示される第1の変形例では、ガイドリング6の外周縁に段差部6cを形成することによってこの段差部6cに強化繊維20aが係止固定されるようにしている。また、図11の(b)に示される第2の変形例では、ガイドリング6の外周縁にテーパ部6dを形成することによってこのテーパ部6dに強化繊維20aが係止固定されるようにしている。更に、図11の(c)に示される第3の変形例では、ガイドリング6の外周縁に円弧状のR面部6eを形成することによってこのR面部6eに強化繊維20aが係止固定されるようにしている。
以上説明したように、本実施形態によれば、フレーム3とガイドリング6とが、圧入ではなく或いは接着剤による接着固定でもなく、フレーム3とガイドリング6との一体成形時の成形圧による合成樹脂の流動によって強化繊維がガイドリング6に係止固定されて成る係止固定部19によって一体的に取り付け固定されているため、ガイドリング6の寸法誤差の影響を受けることなく接着剤を伴わなくてもガイドリング6をフレーム3のリング保持部7に対して強固に且つ精度良く固定できる。
すなわち、本実施形態によれば、リング保持部7にガイドリング6を圧入せずに済むため、ガイドリング6の製造上の寸法誤差に起因するガイドリング6の取り付け不能又はガイドリング6の脱落といった不都合を回避できる。また、本実施形態によれば、接着剤を伴わないため、リング保持部7からの接着剤のはみ出し及びそれに伴う接着剤の拭き取り処理を回避できる。更に、残存する接着剤の固化に伴って釣糸の挿通に支障を来たすこともなくなり、また、接着不良によるガイドリング6の接着固定力の低下を招くこともない。また、成形時にガイドリング6の心出しを行なうため、リング保持部7の開口7aの中心に対してガイドリング6の中心がずれるといった不都合も回避可能となる。結果として、圧入及び接着固定作業を排除できることから、フレーム3に対するガイドリング6の取り付けを自動化することも可能となる。
以上、添付図面に関連して本発明の実施形態を説明してきたが、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。例えば、釣糸ガイドは、支脚部が2つあるもの、段差の無い3D構造など、様々な形態を成していてもよく、したがって、それに対応するプリプレグを使用できる。また、釣竿の装着位置に応じて、フレームに屈曲部を形成しなくてもよく、また、フレームを形成するプリプレグについては、織布層の単層構造にしてもよい。勿論、前述したような積層構造としてもよく、別途、屈曲部を形成してもよい。また、前述したように、フレームを構成するプリプレグは、積層した状態において、平面視した際に強化繊維の指向方向が三方向以上となっていれば、軽量化を図りつつ、効率的に強度を向上することが可能となるが、各層を構成するプリプレグの強化繊維の指向方向や、その積層位置については特に限定されることはなく、適宜変形することが可能である。この場合、前述したように、フレームの最外層については、破損などが効果的に防止できるように、織布層を配設しておくことが好ましい。
1 釣糸ガイド
3 フレーム
6 ガイドリング
7 リング保持部
19 係止固定部
20 プリプレグ
20a 強化繊維
20b 合成樹脂
40 釣竿

Claims (12)

  1. 釣竿の外周面に装着されるとともに強化繊維に合成樹脂を含侵して成るプリプレグによって形成されるフレームと、前記フレームのリング保持部に保持されるとともに釣糸が挿通されるガイドリングとを備える釣糸ガイドであって、
    前記フレームと前記ガイドリングとの一体成形時の成形圧による前記合成樹脂の流動によって前記強化繊維が前記合成樹脂と共に前記ガイドリングの外周の環状凹部内に入り込むように前記ガイドリングに係止固定されて成る係止固定部を有することを特徴とする釣糸ガイド。
  2. 釣竿の外周面に装着されるとともに強化繊維に合成樹脂を含侵して成るプリプレグによって形成されるフレームと、前記フレームのリング保持部に保持されるとともに釣糸が挿通されるガイドリングとを備える釣糸ガイドであって、
    前記フレームと前記ガイドリングとの一体成形時の成形圧による前記合成樹脂の流動によって前記強化繊維が前記合成樹脂と共に前記ガイドリングの外周縁上に乗り上がる又は食い込むように前記ガイドリングに係止固定されて成る係止固定部を有することを特徴とする釣糸ガイド。
  3. 前記ガイドリングの外周縁には、前記ガイドリングに対する前記強化繊維の係止固定を促進させる段差部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の釣糸ガイド。
  4. 前記ガイドリングの外周縁には、前記ガイドリングに対する前記強化繊維の係止固定を促進させるテーパ部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の釣糸ガイド。
  5. 前記ガイドリングの外周縁には、前記ガイドリングに対する前記強化繊維の係止固定を促進させる円弧状面部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の釣糸ガイド。
  6. 前記ガイドリングと前記フレームとがプレス成形によって一体的に熱融着又は熱接着されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の釣糸ガイド。
  7. 接着作用を有するプライマーが前記フレームと前記ガイドリングとの間に介在することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の釣糸ガイド。
  8. 前記プリプレグは、前記フレームの形状を成す繊維強化樹脂の積層体によって形成されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の釣糸ガイド。
  9. 前記積層体を形成する最も外側の層は、織布層又は前記フレームの外周に沿って延在する繊維を含む層であることを特徴とする請求項に記載の釣糸ガイド。
  10. 前記プリプレグの前記合成樹脂が熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の釣糸ガイド。
  11. 釣竿の外周面に装着されるとともに強化繊維に合成樹脂を含侵して成るプリプレグによって形成されるフレームと、前記フレームのリング保持部に保持されるとともに釣糸が挿通されるガイドリングとを備える釣糸ガイドの製造方法であって、
    前記プリプレグを第1の金型内にセットするとともに、前記リング保持部の保持穴を形成する前記プリプレグの部位に、環状凹部を外周に有する前記ガイドリングをセットする工程と、
    前記プリプレグの合成樹脂が流動して前記強化繊維が前記合成樹脂と共に前記ガイドリングの前記環状凹部内に入り込むように前記ガイドリングに係止固定されるべく前記第1の金型にセットされた前記プリプレグ及び前記ガイドリングに対して第2の金型を押し付けることにより加熱を伴って前記プリプレグと前記ガイドリングとを一体的に加圧成形する工程と、
    を含むことを特徴とする製造方法。
  12. 釣竿の外周面に装着されるとともに強化繊維に合成樹脂を含侵して成るプリプレグによって形成されるフレームと、前記フレームのリング保持部に保持されるとともに釣糸が挿通されるガイドリングとを備える釣糸ガイドの製造方法であって、
    前記プリプレグを第1の金型内にセットするとともに、前記リング保持部の保持穴を形成する前記プリプレグの部位に前記ガイドリングをセットする工程と、
    前記プリプレグの合成樹脂が流動して前記強化繊維が前記合成樹脂と共に前記ガイドリングの外周縁上に乗り上がる又は食い込むように前記ガイドリングに係止固定されるべく前記第1の金型にセットされた前記プリプレグ及び前記ガイドリングに対して第2の金型を押し付けることにより加熱を伴って前記プリプレグと前記ガイドリングとを一体的に加圧成形する工程と、
    を含むことを特徴とする製造方法。
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