JP7077846B2 - ブース及び自動取引装置 - Google Patents
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[1-1.現金自動預け払い機の構成]
図1(A)、(B)に、第1の実施の形態による現金自動預け払い機(ATM)1の外観構成を示す。現金自動預け払い機1は、店舗などに設置され、利用者との間で入金取引や出金取引などの現金に関する取引を行う装置である。この現金自動預け払い機1は、ATM本体部2とATM本体部2を部分的に覆う基本ブース部3とを有していて、ATM本体部2に基本ブース部3が取り付けられた状態で店舗などに設置されるブース一体型ATMである。尚、ここでは、利用者と対峙する側を現金自動預け払い機1の前側、その反対側を現金自動預け払い機1の後側、現金自動預け払い機1の前側に対峙する利用者から見て上側、下側、左側、右側を、それぞれ現金自動預け払い機1の上側、下側、左側、右側と定義する。
次に、ATM本体部2とともに設置済みの基本ブース部3に対して、拡張ブース部4を取り付ける際の取り付け方について説明する。基本ブース部3に拡張ブース部4を取り付ける場合、まず基本ブース部3の左側面から仕切板24Lを取り外す。次に、図6(A)に簡易的な断面図を示すように、基本ブース部3の左側面板部21Lに対して拡張ブース部4を前端側から近づけていき、拡張ブース部4の前端側に位置する突起部40を左側面板部21Lの前端側に位置する差込溝26Lに前方から差し込んでいく。このとき、左側面板部21Lの差込溝26Lには、拡張ブース部4の突起部40が差込溝26Lの幅方向(左右方向の長さ)に傾いた状態で差し込まれる。ゆえに、左側面板部21Lの差込溝26Lの幅は、突起部40が傾いた状態で差し込まれることを考慮して、突起部40の幅より広く形成されている。
ここまで説明したように、第1の実施の形態の現金自動預け払い機1は、ATM本体部2に取り付けられた基本ブース部3に拡張ブース部4を取り付けるだけで新たな機能を追加することができる。また、現金自動預け払い機1は、基本ブース部3に拡張ブース部4を取り付ける際に、基本ブース部3の差込溝26Lに拡張ブース部4の突起部40を差し込み、拡張ブース部4の上面のオーバーラップ部33を基本ブース部3の上面に乗せるとともに、拡張ブース部4の後面のオーバーラップ部34を基本ブース部3の後面に被せるだけで、位置決め用の冶具などを用いることなく基本ブース部3に対して拡張ブース部4を位置決めできるので、拡張ブース部4を基本ブース部3に容易に取り付けることができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、基本ブース部と拡張ブース部の構成が、第1の実施の形態とは異なる実施の形態である。ゆえに、ここでは、主に基本ブース部と拡張ブース部の構成について説明する。
図7、図8に、第2の実施の形態による、現金自動預け払い機100の外観構成を示す。現金自動預け払い機100は、ATM本体部101と基本ブース部102と拡張ブース部103とを有している。ATM本体部101は、第1の実施の形態のATM本体部2と同一構成のため、説明は省略する。
次に、ATM本体部101とともに設置済みの基本ブース部102に対して、拡張ブース部103を取り付ける際の取り付け方について説明する。基本ブース部102に拡張ブース部103を取り付ける場合、まず基本ブース部102の左側面から仕切板24Lを取り外す。次に、図11(A)に簡易的な上面図を示すように、基本ブース部102の上面に設けられた差込溝110の前方に、拡張ブース部103のオーバーラップ部33に設けられた突起部111が位置するように拡張ブース部103を基本ブース部102の左斜め前に配置する。さらにこの位置から拡張ブース部103を矢印Ar3で示す後方へ移動させていくことにより、拡張ブース部103のオーバーラップ部33を基本ブース部102の上面に乗せながら、オーバーラップ部33の突起部111を基本ブース部102の上面側の差込溝110に前方から差し込んでいく。
ここまで説明したように、第2の実施の形態の現金自動預け払い機100も、第1の実施の形態の現金自動預け払い機1と同様、ATM本体部101に取り付けられた基本ブース部102に拡張ブース部103を取り付けるだけで新たな機能を追加することができる。また、現金自動預け払い機100は、基本ブース部102に拡張ブース部103を取り付ける際に、拡張ブース部103のオーバーラップ部33を基本ブース部102の上面に乗せながらオーバーラップ部33の突起部111を基本ブース部102の上面側の差込溝110に差し込むとともに、拡張ブース部103の前端側の突起部40を基本ブース部102の前端側の差込溝26Lに差し込むだけで、位置決め用の冶具などを用いることなく基本ブース部102に対して拡張ブース部103を位置決めできるので、拡張ブース部103を基本ブース部102に容易に取り付けることができる。
[3-1.他の実施の形態1]
尚、上述した第1の実施の形態では、基本ブース部3の左側面に拡張ブース部4を取り付けるようにした。これに限らず、拡張ブース部4と左右対称の拡張ブース部(図示せず)を用意して、この拡張ブース部を、拡張ブース部4と同様にして基本ブース部3の右側面に取り付けるようにしてもよい。第2の実施の形態についても、基本ブース部102の上面右端に差込溝を追加して、基本ブース部102の右側面に、拡張ブース部103と左右対称の拡張ブース部を取り付けるようにしてもよい。
また、上述した第1の実施の形態では、拡張ブース部4に、それぞれ別々の機能を有する3個の引き出し部36t、36c、36bを設けるようにしたが、これら3個の引き出し部36t、36c、36bのうちの少なくとも1つを、これら3個の引き出し部36t、36c、36bとは異なる機能を有する引き出し部と交換することで、拡張ブース部4が備える機能を変更するようにしてもよい。例えば、監視カメラ機能を有する引き出し部36tを、電話機能を有する引き出し部と交換することで、拡張ブース部4が備える監視カメラ機能を電話機能に変更するなどしてもよい。
さらに、上述した第1の実施の形態では、ATM本体部2に基本ブース部3が取り付けられた状態で店舗などに設置されるブース一体型ATMである現金自動預け払い機1に本発明を適用したが、これに限らず、店舗などに先に設置されたATMブースに後からATM本体部が取り付けられるブース分離型ATMである現金自動預け払い機に適用してもよい。この場合、ブース分離型ATMのATMブースを、基本ブース部3及び拡張ブース部4と同様の構成とすればよい。第2の実施の形態についても同様に、ブース分離型ATMである現金自動預け払い機に適用してもよい。
さらに、上述した第1の実施の形態では、基本ブース部3と拡張ブース部4とをネジ41、42により固定するようにしたが、これに限らず、ネジ41、42とは異なる固定具により基本ブース部3と拡張ブース部4とを固定するようにしてもよい。第2の実施の形態についても同様に、基本ブース部102と拡張ブース部103とをネジ41とは異なる固定具により固定するようにしてもよい。
さらに、上述した第1の実施の形態では、基本ブース部3の左側面板部21Lの前端全体のうち、下側部分21Lbの前端にのみ差込溝26Lを設けたが、これに限らず、左側面板部21Lの前端全体に差込溝26Lを設けたり、左側面板部21Lの上側部分21Laの前端にのみ差込溝26Lを設けたりしてもよい。一方、拡張ブース部4の突起部40については、差込溝26Lの上下方向の位置及び大きさに合わせるようにすればよい。
さらに、上述した第1の実施の形態では、本発明を、自動取引装置の具体例である、現金自動預け払い機1、100に適用したが、これに限らず、自動取引装置本体部及び装置本体部としてのATM本体部とブースとで構成される自動取引装置であれば、現金自動預け払い機1、100とは異なる自動取引装置に適用してもよい。例えば、本発明を、現金の引き出しと残高照会のみを行う現金自動支払い機に適用するなどしてもよい。また、第1の実施の形態として上述したATM本体部2、基本ブース部3及び拡張ブース部4の大きさ及び形状については、一例であり、これらATM本体部2、基本ブース部3及び拡張ブース部4の大きさ及び形状を、第1の実施の形態と同様の効果が得られる範囲で変更するようにしてもよい。第2の実施の形態についても同様に、ATM本体部101、基本ブース部102及び拡張ブース部103の大きさ及び形状を、第2の実施の形態と同様の効果が得られる範囲で変更するようにしてもよい。
さらに、上述した各実施の形態では、基本ブース部の上部の一側面及び自動取引装置本体部の一側面を覆う板状の一側面板部の具体例として、左側面板部21Lを用いたが、これに限らず、基本ブース部の上部の一側面及び自動取引装置本体部の一側面を覆う板状の部材であれば、左側面板部21Lとは形状などが異なる部材を用いてもよい。
さらに、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した第1及び第2の実施の形態と他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。例えば、第2の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様、拡張ブース部103の後面側にオーバーラップ部34を設けて、このオーバーラップ部34を基本ブース部102の後面にネジ留めするようにしてもよい。また一方で、第1の実施の形態でも、第2の実施の形態と同様、拡張ブース部4の後面側のオーバーラップ部34を省略するようにしてもよい。
Claims (8)
- 自動取引装置本体部を部分的に覆う基本ブース部と、
前記基本ブース部の一側面に取り付けられる拡張ブース部とを備え、
前記基本ブース部は、
前記自動取引装置本体部の上面を覆う略箱型の上部と、前記上部の一側面と前記自動取引装置本体部の一側面を覆う板状の一側面板部とを有し、さらに前記一側面板部の前端に差込溝が設けられ、
前記拡張ブース部は、
前記基本ブース部の前記一側面板部を覆う略箱型であり、前記基本ブース部の前記一側面板部の前端に設けられた前記差込溝と対応する箇所に当該差込溝に差し込まれる突起部が設けられ、さらに上面の前記基本ブース部側の一端部が、前記基本ブース部の上面に重なるオーバーラップ部となっている
ことを特徴とするブース。 - 前記基本ブース部は、
前記上部の上面に差込溝が設けられ、
前記拡張ブース部は、
前記オーバーラップ部に、前記基本ブース部の前記上部の上面に設けられた前記差込溝に差し込まれる突起部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のブース。 - 前記拡張ブース部は、
後面の前記基本ブース部側の一端部が、前記基本ブース部の後面に重なるオーバーラップ部となっている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のブース。 - 前記拡張ブース部は、
所定の機能を有する引き出し可能な引き出し部を少なくとも1個以上有している
ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のブース。 - 前記拡張ブース部は、
所定の機能を有する前記引き出し部を、当該引き出し部とは別の機能を有する引き出し部に交換可能となっている
ことを特徴とする請求項4に記載のブース。 - 前記拡張ブース部は、
前記引き出し部を引き出すことで内部にアクセス可能であり、当該内部に前記基本ブース部の前記一側面板部と固定される固定箇所が設けられている
ことを特徴とする請求項4又は5に記載のブース。 - 前記拡張ブース部は、
前記基本ブース部側の一側面が開口部となっている
ことを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載のブース。 - 装置本体部と、
前記装置本体部を部分的に覆う基本ブース部と、
前記基本ブース部の一側面に取り付けられる拡張ブース部とを備え、
前記基本ブース部は、
前記装置本体部の上面を覆う略箱型の上部と、前記上部の一側面と前記装置本体部の一側面を覆う板状の一側面板部とを有し、さらに前記一側面板部の前端に差込溝が設けられ、
前記拡張ブース部は、
前記基本ブース部の前記一側面板部を覆う略箱型であり、前記基本ブース部の前記一側面板部の前端に設けられた前記差込溝と対応する箇所に当該差込溝に差し込まれる突起部が設けられ、さらに上面の前記基本ブース部側の一端部が、前記基本ブース部の上面に重なるオーバーラップ部となっている
ことを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018140898A JP7077846B2 (ja) | 2018-07-27 | 2018-07-27 | ブース及び自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018140898A JP7077846B2 (ja) | 2018-07-27 | 2018-07-27 | ブース及び自動取引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020017161A JP2020017161A (ja) | 2020-01-30 |
JP7077846B2 true JP7077846B2 (ja) | 2022-05-31 |
Family
ID=69580534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018140898A Active JP7077846B2 (ja) | 2018-07-27 | 2018-07-27 | ブース及び自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7077846B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20100091345A (ko) | 2009-02-10 | 2010-08-19 | 안준성 | 현금 지급기용 부스 |
-
2018
- 2018-07-27 JP JP2018140898A patent/JP7077846B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20100091345A (ko) | 2009-02-10 | 2010-08-19 | 안준성 | 현금 지급기용 부스 |
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