JP7077675B2 - 梱包装置 - Google Patents

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Description

本発明は、梱包装置に関する。
例えばテレビ、冷蔵庫などの家電製品または工業用製品などを輸送する際に梱包装置が用いられている。梱包装置において、耐衝撃性を高めるために、例えば発泡スチロールなどで作られた緩衝体を使用したものがある。発泡スチロールの表面には、発泡ビーズ同士の間に形成される凹部が生ずる。このため、緩衝体の表面には多少の凹凸がある。
輸送または保管の過程において、複数の梱包装置が積み重ねて置かれることがある。そのような場合には、被梱包物である製品の表面と緩衝体の表面との間に圧力が生ずる。緩衝体の表面が被梱包物の表面に押し付けられると、緩衝体の表面の凹凸によって、被梱包物の表面に、擦れ痕または圧痕が発生する場合がある。そのような擦れ痕または圧痕は、被梱包物である製品の美観を低下させる。
下記特許文献1には、緩衝体の割れを防止するために、筒状の熱収縮性合成樹脂フィルムを緩衝体に被せ、この熱収縮性合成樹脂フィルムを加熱収縮させて緩衝体の表面に密着させた緩衝装置が開示されている。
特開昭59-103870号公報
特許文献1の技術には、以下のような課題がある。熱収縮性合成樹脂フィルムを加熱する際に、緩衝体にも熱が伝わるために、緩衝体が熱により変形する可能性がある。緩衝体が変形すると、被梱包物と緩衝体の間に隙間が発生したり、緩衝体と外装箱との間に隙間が発生したりすることで、保護性能が低下する可能性がある。また、熱により変形した緩衝体自体の緩衝性能が低下する可能性がある。また、緩衝体のほぼ全体を熱収縮性合成樹脂フィルムにより覆っているので、熱収縮性合成樹脂フィルムの使用量が多く、コストが増加しやすい。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、被梱包物の表面に緩衝体との接触による擦れ痕または圧痕が発生することを防止することに有利な梱包装置を提供することを目的とする。
本発明に係る梱包装置は、被梱包物の方を向く第一面と、第一面の反対側の第二面とを有する緩衝体と、第一面の少なくとも一部を覆う保護材と、緩衝体と保護材とが溶着または接着された接合部と、を備える梱包装置であって、保護材は、被梱包物に接する保護表面を有し、保護表面の表面粗さが、保護材に覆われていない場合の第一面の表面粗さよりも小さく、緩衝体は、被梱包物に接しない第三面を有し、第三面に対して保護材が溶着または接着された接合部を備え、保護材の、保護表面を有する部位と、第三面に対して溶着または接着された部位とは、つながっており、保護表面の裏面は、第一面に対して、溶着も接着もされておらず、接合されていないものである。
また、本発明に係る梱包装置は、被梱包物の方を向く第一面と、第一面の反対側の第二面とを有する緩衝体と、第一面の少なくとも一部を覆う保護材と、緩衝体と保護材とが溶着または接着された接合部と、を備える梱包装置であって、保護材は、被梱包物に接する保護表面を有し、保護表面の表面粗さが第二面の表面粗さよりも小さく、緩衝体は、被梱包物に接しない第三面を有し、第三面に対して保護材が溶着または接着された接合部を備え、保護材の、保護表面を有する部位と、第三面に対して溶着または接着された部位とは、つながっており、保護表面の裏面は、第一面に対して、溶着も接着もされておらず、接合されていないものである。
本発明によれば、被梱包物の表面に緩衝体との接触による擦れ痕または圧痕が発生することを防止することに有利な梱包装置を提供することが可能となる。
実施の形態1による梱包装置を示す断面図である。 実施の形態1による梱包装置を示す斜視図である。 図2に示す梱包装置1の一部を拡大して示す断面図である。 実施の形態2による梱包装置を示す分解斜視図である。 実施の形態3による梱包装置を示す分解斜視図である。 実施の形態4による梱包装置を示す斜視図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得る。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による梱包装置を示す断面図である。図1に示すように、梱包装置1は、緩衝体2及び箱6を備える。被梱包物50及び緩衝体2が箱6内に収納されている。被梱包物50は、いかなるものでもよいが、典型的には、例えばテレビ、冷蔵庫のような家電製品または工業用製品である。箱6は、段ボール製でもよい。緩衝体2は、箱6の内壁と被梱包物50との間にある。緩衝体2は、例えば発泡スチロールのような発泡プラスチックで作られている。緩衝体2は、輸送時などに発生する衝撃力から被梱包物50を保護する。
輸送または保管の過程において、複数の梱包装置1が積み重ねて置かれることがある。図1は、二つの梱包装置1が積み重ねられた状態を表している。図示の例では、一つの梱包装置1が複数の緩衝体2を備える。各緩衝体2は、被梱包物50の角部と、箱6の内面の角部との間に配置されている。図示の例では、緩衝体2は、L字状の断面形状を有するが、緩衝体2の形状は特に限定されるものではない。
図1中の矢印は、緩衝体2と被梱包物50との間に作用する圧力を表している。被梱包物50の荷重により、緩衝体2を被梱包物50に対して押し付けるような圧力が作用する。特に、複数の梱包装置1が積み重ねられた状態では、複数の被梱包物50の荷重が箱6だけではなく緩衝体2にも作用するので、緩衝体2と被梱包物50との間の圧力が高くなりやすい。
図2は、実施の形態1による梱包装置1を示す斜視図である。図2では、箱6の図示を省略するとともに、緩衝体2を一つのみ示している。図2は、緩衝体2の上に被梱包物50を置く前の状態を表している。
図2に示すように、本実施の形態の梱包装置1は、保護材3及び接合部4をさらに備える。緩衝体2は、被梱包物50の方を向く第一面2aを有する。図示の構成では、緩衝体2は、互いに垂直に配置された二つの第一面2aを有している。図示の例では、第一面2aが平面であるが、第一面2aの少なくとも一部が曲面になっていてもよい。
保護材3は、第一面2aの少なくとも一部を覆うシート状または板状の部材である。保護材3は、被梱包物50に接する保護表面3aを有する。保護材3は、プラスチック製であることが望ましい。二つの第一面2aを覆う保護材3は、1枚につながっていてもよいし、2枚に分離していてもよい。
接合部4は、緩衝体2と保護材3とが溶着された部分である。図示の例では、接合部4は、保護表面3aの裏面と第一面2aとが溶着された部分である。接合部4は、例えば、熱溶着、超音波溶着、高周波溶着のうちのいずれかにより形成されたものでもよい。図示の例では、一つの第一面2aに対して四箇所に局所的な接合部4が形成されている。このような構成に代えて、第一面2aと保護材3との接触面を全面的に溶着した接合部を形成してもよい。
緩衝体2は、第二面2bを有する。第二面2bは、第一面2aの反対側の面である。第二面2bは、箱6の内壁の方を向く面でもよい。第二面2bが箱6の内壁に接してもよい。
保護表面3aの表面粗さは、保護材3に覆われていない場合の第一面2aの表面粗さよりも小さい。なお、本明細書において「表面粗さ」とは、算術平均粗さRaを意味するものとする。表面粗さは、例えばJIS B0601に基づいて測定することができる。保護材3は、細孔を有しない中実体により形成されている。このため、保護表面3aの表面粗さを、第一面2aの表面粗さよりも小さくすることは容易である。
保護表面3aの表面粗さは、第二面2bの表面粗さよりも小さい。一般に、緩衝体2の表面の表面粗さは、おおむね一定であると考えられる。このため、保護材3に覆われていない場合の第一面2aの表面粗さは、第二面2bの表面粗さにほぼ等しいと考えることができる。
図3は、図2に示す梱包装置1の一部を拡大して示す断面図である。図3は、緩衝体2に保護材3を接合する前の状態を表している。図3に示すように、被梱包物50は、保護表面3aに接する物体表面50aを有する。図3は、物体表面50aが保護表面3aに接する前の状態を表している。
緩衝体2は発泡プラスチックのような多孔質体で作られているので、保護材3に覆われていない場合の第一面2aには微小な凹凸がある。また、第一面2aには、発泡ビーズ2d同士の間に形成される、比較的大きい凹部2cが存在する。
仮に、保護材3がないとすると、緩衝体2の第一面2aが物体表面50aに接触することにより、物体表面50aに擦れ痕あるいは圧痕が発生しやすい。特に、緩衝体2と被梱包物50との間に圧力が作用すると、凹部2c以外の位置では圧力が高くなり、凹部2cの位置では圧力が低くなる。そのような圧力の不均一により、物体表面50aに圧痕が発生しやすい。被梱包物50がビニール袋で覆われているような場合であっても、上記のような擦れ痕あるいは圧痕の発生を確実に防止することは困難である。
これに対し、本実施の形態であれば、第一面2aあるいは第二面2bよりも小さい表面粗さを有する保護表面3aを備えた保護材3を設けたことにより、以下の効果が得られる。緩衝体2の第一面2aが物体表面50aに直接接触することを防止できるので、物体表面50aに擦れ痕あるいは圧痕が発生することを確実に防止できる。特に、凹部2cに起因する、緩衝体2と物体表面50aとの間の圧力の不均一を緩和できるので、物体表面50aに圧痕が発生することを確実に防止できる。よって、被梱包物50となる製品の美観の低下を確実に抑制できる。
熱収縮性フィルムによる保護材で緩衝体2を包むような構成においては、熱収縮性フィルムの収縮時に緩衝体2が変形しやすい。その結果、被梱包物50と緩衝体2との間に隙間が発生したり、緩衝体2と箱6との間に隙間が発生したりすることで、保護性能が低下する可能性がある。これに対し、本実施の形態であれば、溶着によって保護材3を緩衝体2に接合するので、緩衝体2の変形を抑制できる。このため、上記のような隙間の発生を確実に防止できる。
また、本実施の形態であれば、緩衝体2の全体を保護材3で覆う必要はないので、保護材3の使用量を少なくすることができる。また、本実施の形態であれば、緩衝体2及び保護材3はどちらもプラスチック製であるため、廃棄時に分別することも不要である。
第一面2aにおいては、保護材3により覆われた部分の面積が、保護材3により覆われていない部分の面積よりも大きいことが望ましい。これにより、物体表面50aに擦れ痕あるいは圧痕が発生することをより確実に防止できる。第一面2aの全面が保護材3により覆われていてもよい。また、緩衝体2の表面のうちの第一面2a以外の表面においては、保護材3により覆われた部分の面積が、保護材3により覆われていない部分の面積よりも小さいことが望ましい。これにより、保護材3の使用量をより確実に少なくすることができる。なお、「第一面2a以外の表面」とは、物体表面50aに接しない表面である。第一面2a以外の表面は、保護材3により覆われた部分を有していなくてもよい。
保護材3の縦弾性係数は、緩衝体2の縦弾性係数よりも高いことが好ましい。そのようにすることで、物体表面50aに擦れ痕あるいは圧痕が発生することをより確実に防止できる。
保護材3の厚さtは、0.1mm以上であることが好ましい。そのような厚さにすることで、物体表面50aに擦れ痕あるいは圧痕が発生することをより確実に防止できる。保護材3の厚さtは、2mm以下が好ましく、1mm以下がより好ましい。そのような厚さにすることで、保護材3の使用量を確実に抑制できる。
保護表面3aの表面粗さが物体表面50aの表面粗さよりも小さくてもよい。そのようにすることで、物体表面50aに擦れ痕あるいは圧痕が発生することをより確実に防止できる。
あるいは、保護表面3aの表面粗さが物体表面50aの表面粗さよりも大きくてもよい。保護表面3aの表面粗さが物体表面50aの表面粗さより多少大きくても、物体表面50aに擦れ痕あるいは圧痕が発生することを十分に防止可能である。
保護材3の縦弾性係数は、物体表面50aを形成する材料の縦弾性係数よりも低くてもよい。そのようにすることで、保護表面3aが物体表面50aに比べて柔軟になるので、物体表面50aに擦れ痕あるいは圧痕が発生することをより確実に防止できる。
あるいは、保護材3の縦弾性係数は、物体表面50aを形成する材料の縦弾性係数よりも高くてもよい。そのようにすることで、保護材3が変形しにくくなるので、緩衝体2と物体表面50aとの間の圧力の不均一をより確実に緩和できる。その結果、物体表面50aに圧痕が発生することをより確実に防止できる。
実施の形態2.
次に、図4を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図4は、実施の形態2による梱包装置1Aを示す分解斜視図である。図4は、緩衝体2に保護材3を接合する前の状態を表している。
図4に示すように、実施の形態2による梱包装置1Aが備える接合部4は、保護表面3aの裏面と第一面2aとの間に配置される両面粘着テープにより形成される。粘着テープが有する粘着剤は、接着剤の一種である。本実施の形態における接合部4は、緩衝体2と保護材3とが接着された部分に相当する。
図4では、二つの第一面2aのうちの一方の第一面2aにのみ保護材3を設けているが、他方の第一面2aにも保護材3を設けてもよい。
本実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、本実施の形態であれば、溶着加工を必要としないため、実施の形態1よりも製造費用を安価にしやすい。ただし、廃棄時には、粘着テープを分別して廃棄しなければならない可能性がある。
実施の形態3.
次に、図5を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図5は、実施の形態3による梱包装置1Bを示す分解斜視図である。図5は、緩衝体2に保護材3を接合する前の状態を表している。
図5に示すように、実施の形態3による梱包装置1Bが備える接合部4は、保護表面3aの裏面と第一面2aとの間に配置される接着剤により形成される。本実施の形態における接合部4は、緩衝体2と保護材3とが接着された部分に相当する。図示の例では、一つの第一面2aに対して保護材3の四箇所を接着剤で接着した接合部4を形成している。このような構成に代えて、第一面2aと保護材3との接触面を全面的に接着剤で接着した接合部を形成してもよい。
図5では、二つの第一面2aのうちの一方の第一面2aにのみ保護材3を設けているが、他方の第一面2aにも保護材3を設けてもよい。
本実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、本実施の形態であれば、溶着加工を必要としないため、実施の形態1よりも製造費用を安価にしやすい。接着剤をプラスチック由来のものとするとともに緩衝体2及び保護材3をプラスチック製にすれば、廃棄時にそれらを分別する必要も無い。
実施の形態4.
次に、図6を参照して、実施の形態4について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図6は、実施の形態4による梱包装置1Cを示す斜視図である。
図6に示すように、緩衝体2は、被梱包物50に接しない第三面2eを有する。第三面2eは、被梱包物50の方を向かない面でもよい。保護材3は、第三面2eの一部を覆う部位3bを有する。接合部4は、第三面2eに対して保護材3の部位3bが溶着または接着された部分である。保護表面3aの裏面は、第一面2aに対して接合されていない。保護表面3aを有する部位と、部位3bとはつながっている。図6では見えていない、第三面2eと反対側の面にも、上記と同様の部位3b及び接合部4が設けられている。
図6では、二つの第一面2aのうちの一方の第一面2aにのみ保護材3を設けているが、他方の第一面2aにも保護材3を設けてもよい。
本実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、さらに以下の効果が得られる。保護表面3aの裏面と第一面2aとの間に接合部4を配置する必要がないので、接合部4に起因する凹凸が保護表面3aに生じることをより確実に防止できる。このため、物体表面50aに擦れ痕あるいは圧痕が発生することをより確実に防止できる。
以上説明した実施の形態では、緩衝体2が発泡プラスチック製である例について説明したが、緩衝体2は、例えば段ボールのような紙製であってもよい。また、緩衝体2は、発泡プラスチックのような多孔質体と、段ボールとの両方を用いて作られたものでもよい。それらの場合においても、上記効果に類似した効果が得られる。
1 梱包装置、 1A 梱包装置、 1B 梱包装置、 1C 梱包装置、 2 緩衝体、 2a 第一面、 2b 第二面、 2c 凹部、 2d 発泡ビーズ、 2e 第三面、 3 保護材、 3a 保護表面、 3b 部位、 4 接合部、 6 箱、 50 被梱包物、 50a 物体表面

Claims (5)

  1. 被梱包物の方を向く第一面と、前記第一面の反対側の第二面とを有する緩衝体と、
    前記第一面の少なくとも一部を覆う保護材と、
    前記緩衝体と前記保護材とが溶着または接着された接合部と
    を備える梱包装置であって、
    前記保護材は、前記被梱包物に接する保護表面を有し、
    前記保護表面の表面粗さが、前記保護材に覆われていない場合の前記第一面の表面粗さよりも小さく、
    前記緩衝体は、前記被梱包物に接しない第三面を有し、
    前記第三面に対して前記保護材が溶着または接着された前記接合部を備え、
    前記保護材の、前記保護表面を有する部位と、前記第三面に対して溶着または接着された部位とは、つながっており、
    前記保護表面の裏面は、前記第一面に対して、溶着も接着もされておらず、接合されていない梱包装置。
  2. 被梱包物の方を向く第一面と、前記第一面の反対側の第二面とを有する緩衝体と、
    前記第一面の少なくとも一部を覆う保護材と、
    前記緩衝体と前記保護材とが溶着または接着された接合部と
    を備える梱包装置であって、
    前記保護材は、前記被梱包物に接する保護表面を有し、
    前記保護表面の表面粗さが前記第二面の表面粗さよりも小さく、
    前記緩衝体は、前記被梱包物に接しない第三面を有し、
    前記第三面に対して前記保護材が溶着または接着された前記接合部を備え、
    前記保護材の、前記保護表面を有する部位と、前記第三面に対して溶着または接着された部位とは、つながっており、
    前記保護表面の裏面は、前記第一面に対して、溶着も接着もされておらず、接合されていない梱包装置。
  3. 前記保護材の厚さが、0.1mm以上、2mm以下である請求項1または請求項2に記載の梱包装置。
  4. 前記緩衝体は、多孔質体と、段ボールとの少なくとも一方により形成されており、
    前記保護材は、細孔を有しない中実体により形成されている請求項1から請求項のいずれか一項に記載の梱包装置。
  5. 前記第一面においては、前記保護材により覆われた部分の面積が、前記保護材により覆われていない部分の面積よりも大きく、
    前記緩衝体の表面のうちの前記第一面以外の表面においては、前記保護材により覆われた部分の面積が、前記保護材により覆われていない部分の面積よりも小さい請求項1から請求項のいずれか一項に記載の梱包装置。
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