JP7077655B2 - 電池パック及びそれを備えた電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電池パック及び前記電池パックを備えた電気機器に関する。
電動工具等の電気機器は、リチウムイオン電池等の二次電池を用いて駆動されるようになりコードレス化が進んでいる。例えば、モータにより先端工具を駆動する手持ち式の電動工具においては、複数の二次電池セルを収容した電池パックが用いられ、電池パックに蓄電された電気エネルギによってモータを駆動する。電池パックは電動工具本体に着脱可能に構成され、放電によって電圧が低下すると電池パックを電動工具本体から取り外して、外部の充電装置を用いて充電される。このような電池パックを用いた電動工具は例えば特許文献1に記載されている。
特開2014-037018号公報
近年、電池パックを用いたコードレス式の電気機器は、高出力化や一充電当たりの長時間使用等の要求が高まっており、それに伴い電池パックの大容量化が進み、電池パックが大型化して重量も重くなる傾向にある。また、電気機器本体も高出力化に伴う大型化により、落下時等における衝突エネルギが増々大きくなる傾向にあるため、破損対策としての補強が重要になる。また、電池パックの大型化により、インパクトレンチ等の振動が大きな電気機器は高出力化に伴い増々振動が増加する傾向にあり、電池パックが受ける負荷によって電池ケースの破損や電池パックと電気機器本体との相対移動を抑制することが重要になる。
そこで、本発明は、電池パックの破損や変形を抑制することが可能な電池パック及び電気機器を提供することを目的としている。
本発明の一つの特徴によれば、上面において前後方向に互いに略平行に延びる一対の電池側レール部を有するケースと、前記ケースに収容される複数の電池セルと、を備えた電池パックであって、前記電池側レール部は、前記上面から上方に突出し側面を有する第1部分と、前記第1部分の側面から左右方向に突出し下面を有する第2部分と、前記側面と前記下面とを接続する接続部と、を有し、前記接続部に、左右方向において、前記側面よりも前記第2部分が突出する方向と反対側に凹んだ曲面を有する凹部を設けたことを特徴とする。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記曲面の中心は、前記側面の延長線上から左右方向で前記第2部が突出する方向にずれて位置してもよい。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記電池側レール部は、前後方向の一端側が開放されると共に他端側が閉鎖されており、前記凹部は前記電池側レール部の長手方向において、少なくとも前記開放端側に設けられてもよい。また、前記凹部は前記電池側レール部の長手方向の全域に設けてもよい。また、前記第1部分の前記開放側の端部は曲面形状となっており、前記凹部の凹み寸法は前記曲面形状の曲面よりも小さくてもよい。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記凹部の前記側面からの凹み寸法を、前記第1部分の左右方向の幅寸法に対して2%以上且つ15%以下としてもよい。また、前記曲面の半径を、前記第1部分の左右方向の幅寸法に対して15%以上且つ25%以下としてもよい。また、前記側面の延長上に位置する前記凹部の上下方向の寸法を、前記上面と前記下面との間の寸法に対して15%以上且つ30%以下としてもよい。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記凹部の曲面において、前記側面よりも前記第2部分が突出する方向に位置する長さは、前記側面から前記第2部分の反側面側の端部までの長さに対して20%以下としてもよい。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記電池側レール部は、前後方向の一端側が開放されると共に他端側が閉鎖されており、前記第2部分は、前記開放端側において前記下面が上方に傾斜又は湾曲された角部を有し、前記凹部は前記第1部分が延びる前後方向に沿って形成されるようにしてもよい。
本発明によれば、電池パックの破損や変形を抑制することができる電池パック及び電気機器を提供することができる。また、角部R形状を変更するだけで効果を得ることができ、電池パックの大型化や新たに部品を追加することもなく、電気機器側を変更する必要もないので高価格化も回避できる。
本発明となる電気機器の一例である電動工具の断面図である。 図1の電気機器を構成する電気機器本体の電池パック装着部であり、(1)は底面図、(2)は正面図である。 本発明となる電池パックの上方斜視図である。 本発明となる電池パックの下方斜視図である。 本発明となる電池パックの電池側レール部の部分拡大図である。 本発明となる電池パックの断面図である。 電気機器が落下した場合および電気機器使用時の荷重方向を示す図である。 電池側レール部の応力解析を行う際の簡易モデルを示す図である。 図8の応力解析から得た電池側レール部の形状の有効範囲を示す図である。 図9の有効範囲から外れた形状の一例を示す図である。
以下、本発明の第1の実施の形態にかかる電気機器の一形態となる電動工具の一例であるインパクトドライバ1について、図1及び図2に基づき説明する。インパクトドライバ1は、図示しないビット等の先端工具に回転力や軸方向の打撃力を加えることにより、被加工材(鉄鋼、木材等)に止具(ネジ等)を締結するための電動式の電動工具である。
以下の説明において、図1に示されている「上」を上方向、「下」を下方向、「前」を前方向、「後」を後方向と定義する。また、インパクトドライバ1を後から見た場合の「右」を右方向、「左」を左方向と定義する。本明細書において寸法、数値等に言及した場合には、当該寸法及び数値等と完全に一致する寸法及び数値だけでなく、略一致する寸法及び数値等(例えば、製造誤差の範囲内である場合)を含むものとする。「同一」、「直交」、「平行」、「一致」、「面一」等についても同様に「略同一」、「略直交」、「略平行」、「略一致」、「略面一」等を含むものとする。
インパクトドライバ1(電気機器)は、電動工具本体(電気機器本体)2と電池パック3により構成され、モータ4による回転駆動力を用いて機構部を介して先端工具や作業機器を駆動する。電動工具本体2の機構部は、減速機構5と打撃機構6を含んで構成され、打撃機構6の出力軸先端に形成される先端工具装着部7にビット等の図示しない先端工具が装着される。
電動工具本体2の本体部は、外形を形成する外枠たる樹脂製の本体ハウジング20を備える。本体ハウジング20は、モータ4、減速機構5、打撃機構6を収容する胴体部20aと、胴体部20aと一体に形成され胴体部20aから下方に延びて作業者が把持するためのハンドル部20bと、ハンドル部20bと一体に形成されハンドル部20bの下端部から前方に延びるように形成されて電池パック3を装着するための電池パック装着部20cから構成される。
モータ4はブラシレスモータであり、ブラシレスモータ(ロータ)の回転位置を検知するための磁気センサとブラシレスモータの回転を制御するためのスイッチング素子を有するインバータ回路とが実装されたインバータ回路基板部4aがステータの後部に固定されている。また、モータ4の前方で減速機構5の後方の位置にファン4bがモータ4の回転軸に固定されている。
ハンドル部20bの上端付近(胴体部20aとの接続部分)には、作業者が把持した状態で操作が可能なトリガスイッチ8が設けられ、ハンドル部20bの内部には、後述する制御部10に接続されているスイッチ機構9が設けられている。
電池パック装着部20cには、電池パック3が装着された状態で電池パック3の図示せぬ端子部と電気的に接続される電池接続端子部22を有するターミナルホルダ21(図2参照)が設けられている。更に、電池パック装着部20c内には、モータ4を制御するマイコン等の各種回路が実装された制御基板を有する制御部10が固定されている。制御部10はスイッチ機構9やインバータ回路基板部4aと電気的に接続されている。電池パック装着部20cの詳細は後述する。
胴体部20aの前方には、減速機構5、打撃機構6、先端工具装着部7の後方部分を収容するハンマケース11が設けられている。ハンマケース11は、アルミニウム製であり略円筒形状をなしている。ハンマケース11は、減速機構5、打撃機構6及び先端工具装着部7の一部を前方に向かう方向において当該順序で収容している。本発明において、本体ハウジング20及びハンマケース11がハウジングに相当し、インパクトドライバ本体(電気機器本体又は電動工具本体)と電池パック3を合わせたものが電気機器に相当する。
図2は電池パック装着部20cの形状を示す図であって、(a)は電池パック装着部20cの底面図、(b)は電池パック装着部2cの正面図である。
電池パック3は、電池パック装着部20cに対して前方から後方に向かってスライドすることで電池パック装着部2cに装着される。電池パック装着部20cの下側部分には電気機器本体側の電池接続端子部22を有するターミナルホルダ21が設けられる。ターミナルホルダ21は主に合成樹脂の成形品により形成(鋳込み形成)され、合成樹脂製の基体部23に板状の金属端子、即ち、正極入力端子231、負極入力端子232、及び電池パック3からの異常信号が入力される異常信号端子233が配置される。
正極入力端子231、負極入力端子232、異常信号端子233は薄い板状であって、その面が基体部23に対して鉛直方向になって電池パック3の装着方向(前後方向)に長手方向が位置するように配置される。
本体ハウジング20は左右方向で2つに分割されたハウジング片を、複数の箇所でネジによって固定して構成される。なお、図1の本体ハウジング20は左側ハウジング片を示している。電池パック装着部20cの前方下面には、ネジボスを兼ねた突起部11が突出しており、突起部11が左右のハウジング片の固定箇所の一つとなる。
ターミナルホルダ21の基体部23は、本体ハウジング20の各ハウジング片の凹状の挟持部200、200によって挟まれるようにして保持される。なお、ターミナルホルダ21は本体ハウジング20(電池パック装着部20c)に対して強固に保持するようにしてもよいし、本体ハウジング20に対してわずかに相対移動ができるように緩やかに保持するようにしてもよい。
電池パック装着部20cには、電池パック3の一対の電池側レール部(後述)と係合する一対の機器側レール溝部210と、電池パック3の一対の電池側レール溝部(後述)と係合する一対の機器側レール部211とが形成される。機器側レール溝部210及び機器側レール部211は前後方向(電池パック3のスライド方向)に延びている。機器側レール部211は、機器側レール溝部210より下方に位置して内側に突出している。すなわち、機器側レール部211は電池パック装着部20cの外郭に対して内側に形成され、その底面212は電池接続端子部22(正極入力端子231、負極入力端子232、異常信号端子233)よりも下方に位置する。機器側レール部211には後述する電池パック3の係止部42が係合する凹部211aが形成される。なお、機器側レール部211は、本実施の形態のように、電動工具本体2の外郭に対して内側に突出するように形成してもよいし、電動工具本体2の外郭に対して外側に突出するよう形成してもよい。
次に、電池パック3について図3乃至図6に基づき説明する。図3は電池パック3の上方斜視図、図4は電池パック3の下方斜視図、図5は電池パック3の電池側レール部の部分拡大図、図6は電池パック3の断面図である。なお電池パック3を単体で見た際の前後左右、上下の方向は、図3に示す方向として説明する。
電池パック3は、上下方向に分割可能な上ケース31と下ケース32からなるケースによって外郭となる筐体が形成される。なお、筐体は上ケースと下ケースから構成される必要はなく、左右又は前後に分割されたケースや、筐体の一部が電池セルを保持するセパレータによって構成されていてもよい。本実施の形態では上ケース31と下ケース32からなるケースを筐体として説明する。上ケース31には、電動工具本体2の電池パック装着部20cに形成された一対のレール溝部210(機器側レール溝部)と係合するための2本(一対)の電池側レール部33aと、電池側レール部33aの下側において電池パック装着部20cに形成された一対の機器側レール部211と係合する一対の電池側レール溝部33bが形成され、電池側レール部を構成している。電池側レール部33a及び電池側レール溝部33bは互いに略平行に形成され、一対の電池側レール部33a間を繋いだ面が上段面34となる。上ケース31の前方側には平らな下段面35が形成され、下段面35と上段面34は階段状に形成され、それらの接続部分には鉛直面となる段差部36が形成される。段差部36から上段面34にかけて、前方から後方まで切り欠かれるような複数のスロット37が形成される。複数のスロット37は、段差部36から後方側に延びるように電池パック装着方向(前後方向)に所定の長さを有するように切り欠かれた部分であって、装着方向と平行な上面と鉛直面にそれぞれ切り欠きが形成された部分には、電動工具本体2又は外部の充電装置(図示せず)の機器側端子と嵌合可能な複数の接続端子38(図6参照)が配置される。
上段面34の後方側には、隆起するように形成された隆起部39が形成される。隆起部39はその外形が上段面34より上側に隆起する形状である、その中央付近に窪み状のストッパ部40が形成される。ストッパ部40は、電池パック3を、電池パック装着部20cに装着した際に、電池パック装着部20cの突起部11(図2参照)に突き当てられる面となる。電動工具本体2側の突起部11がストッパ部40に当接する位置まで相対移動すると、電動工具本体2に配設された複数の端子231~233(電池接続端子部22である機器側端子)と電池パック3に配設された複数の接続端子38が接触して導通状態となる。同時に、電池パック3のラッチ41の係止部42がばねの作用により電池側レール部33aの下部に形成された電池側レール溝部33b内で左右方向に飛び出して、電動工具本体2の機器側レール部211に形成された凹部211aと係合することにより、電池パック3の脱落が防止される。隆起部39(ストッパ40)の後方には、電池パック3の残容量を表示するための表示部45が設けられる。
一対の電池側レール部33aは下段面35の上面から上方に延びた部分(第1部分)と、且つ、第1部分から直交方向外側に凸状に延びるように形成された部分(第2部分)で形成され、電池パック3の前方から後方まで直線状に形成される。電池側レール部33aの前方側端部は開放端となり、後方側端部は隆起部39の前側壁面と接続された閉鎖端となる。電池側レール部33aと電動工具本体2の機器側レール溝部210とが係合し、電池側レール溝部33bと電動工具本体2の機器側レール部211とが係合する。電池パック3を電動工具本体2から取り外すときは、左右両側にあるボタン状のラッチ41を押すことにより、係止部42が電池側レール溝部33bの内側に移動して機器側レール部211の凹部211aとの係止状態が解除されるので、その状態のまま電池パック3を装着方向と反対側に移動させればよい。
電池パック3のケース内部には、定格電圧3.6Vのリチウムイオン電池セル43が上段に5本、下段に5本の計10本が上下二段で収容される。本実施の形態では、セル43は隣接するセルが電極の向きが逆になるように交互に配置され、それらを接続片によって接続することで、10本のセルのうち5本が直列に接続され、2組の直列セル組が並列に接続されて定格電圧18Vの電池パック3を構成している。なお、低容量の電池パックは上下方向に一段として5本のセルを直列に接続するのみとすればよく、逆に高容量の電池パックは上下方向に二段以上の電池セルを並列接続すればよい。各セルは不図示のセパレータによりケース内で保持されている。上段のセルの上には回路基板44が下ケース32の底面と略平行に設けられ、回路基板44に複数の接続端子38が固定される。なお、回路基板44はセパレータの上面に固定される。また、セパレータが筐体(ケース)の一部を構成する場合でも電池セルが筐体内に収容されると考えることができる。
次に電池パック3のケース(上ケース31及び下ケース32)の構造について説明する。上ケース31は外郭を形成する上側壁部を有する。上側壁部は、上ケース31の上段部34、下段部35、隆起部39等が設けられ電池パック3の上面となる上部31aと、上ケース31の前部において上ケース上部31aから下方に延びる前壁311と、上ケース31の左右両側において上ケース上部31aから下方に延びる一対の側壁312と、上ケース31の後部において上ケース上部31aから下方に延びる後壁313と、から構成される。
同様に、下ケース32は上ケース31と共に外郭を形成する下側壁部を有する。下側壁部は、電池パック3の底面となる底壁321と、下ケース32の前部において底壁321から上方に延びる前壁322と、下ケース32の左右両側において底壁321から上方に延びる一対の側壁323と、下ケース32の後部において底壁321から上方に延びる後壁324と、から構成される。
下ケース32の内部に電池セル43、セパレータ、回路基板44、接続端子38等からなるセルユニットを収容した状態で、上ケース31を上方からかぶせて、不図示のネジによって両ケースを接続することで電池パック3が構成される。
ここで、電池パック3の電池側レール部33a、電池側レール溝部33bの構造について説明する。従来から、電池パックのレール部分の角部には微小な曲面Rが設けられている。すなわち、レール側面とレール上面とは曲面Rを介して接続されている。曲面Rは半径Rの円を示す。図7の上図のように、電池パックと電動工具本体を接続した状態で電池パックから先に地面W等に落下した場合、電池パックのレール部分には荷重F1が加わり、電動工具本体によってレール部分が引っ張られレール部分に応力が集中しレール部分が破損する可能性が生じる。また、図7の下図のように、電動工具を使用中の振動により電池パックのレール部分には荷重F2が加わる。そのため、レール部分の破損を抑制するために曲面Rを設けている。この曲面Rを大きくするほど応力集中は低減され破損の可能性は低くなるが、一方で曲面Rを大きくすると、その局面に合わせて機器側のレール部分の角部を削る必要がある。そのため、電池パックと電動工具本体とのレール部分同士の接触面積が小さくなってしまう。また、レール部のレール下面33dを上方に凹ませる(抉る)構成も、電池パックと電動工具本体とのレール部分同士の接触面積が小さくなってしまう。従って、電動工具の使用時に発生する振動等によりレール部分に変形や摩耗が発生した際にガタが発生し易くなり、その結果、電池パックの振動が増加することで端子間のチャタリングにより電気的な接続が途切れたり、最悪は電動工具の使用時に電池パックが電動工具本体から外れてしまうことも考えられる。
更に、曲面Rを大きくすることは既存の電動工具本体に接続できず互換性が維持できなくなる可能性があり、曲面Rが大きい電池パックを使用する際は専用の電動工具本体を使用しなければならなくなり、使用者にとっては非常に不便である。
また、電池パックのレール部分に加わる応力を低減するための手段として、レール部分を全体的に大きく且つ長くすることも考えられるが、電動工具本体を含めた電動工具の全体的な大型化に繋がると共に、従来の電動工具本体との互換性の観点から望ましくない。
そこで、本発明においては、電池パックの角部の曲面Rを内側に凹んだ凹部として曲面を有する抉り形状とすることで大型化することなく従来の電動工具本体との互換性も維持することが可能な構成とした。
図4及び図5に示すように、電池パック3は電池側レール部33aと電池側レール溝部33bを備えている。電池側レール部33aの第1部分(電池側レール溝部33b)の側面となるレール側面33cと電池側レール部33a(第2部分)の下面となるレール下面33dとの接続部分となる角部33eを、内側に凹んで曲面Rを有する抉り形状とした。更に、電池側レール部33aの開放端に曲面又はテーパ状の角部33fを設けると共に、電池側レール溝部33bの開放端にもテーパ状の角部33gを設けた。ここで、曲面Rは、半径Rの円の中心がレール側面33cの延長線上に位置せず、左右方向にずれた位置、具体的にはレール側面33cから外側にずれて位置させた状態で円を描いた際の曲面Rを示している。
上記したように、角部33eに応力集中が発生することを抑制するために、曲面Rを設けることは一般的な手段である。しかしながら、抉り形状を適正な形状としなければ、応力集中の抑制効果が低下するばかりか、場合によっては逆効果になってしまうこともある。更に応力が低下したとしてもレール部分の剛性も低下してレール部分が大きく変形し易くなってしまうと、電池パックの振動が大きくなったり電池パック3が電池パック装着部20cから外れ易くなったりするため、性能低下や作用性の低下を招くことに繋がる。
本発明ではこれらの問題を解決するために適正な抉り形状を決定するために、応力解析を行うことで最適な抉り形状とすることができた。図8乃至図10を用いて最適な抉りを説明する。図8(a)は図3の電池パック3のレール部分(電池側レール部33a及び電池側レール溝部33b)を前方(電池パック装着部20cに最初に挿入される側)から見た形状を簡易モデルに置き換えたものである。電池パック3の下面(下段面35に相当)を拘束(固定)し、レール下面33dの左右方向の開放側端部に、下方側から上方側に向けて一定荷重F3を与えた状態を示している。ここで荷重F3は電池パック3を電池パック装着部20cに接続した状態で電池側レール部33a(レール下面33d)が機器側レール部211から受ける荷重を想定している。
図8(b)は、電池パック図1のレール部分を簡易モデルに置き換えたものであり、角部33eの曲面Rを抉り形状としている。ここで各部の寸法について、レール部分の横幅をB1、縦方向の本体側レール部が挿入される箇所(電池側レール溝部33b)の高さをH1、電池側レール部33aのレール側面33cから外側への突出量をW1とし、レール側面33cからの角部33eの抉り幅(抉り部の横方向の寸法)をB2、抉り部の抉り高さ(上下方向においてレール側面33cからレール下面33dまでの抉りRの高さ方向の寸法)をH2、レール側面33cから抉り部分がレール下面33dと接続する箇所までの幅寸法(飛び出し幅)をW2とする。ここで、上記したように抉り部は半円形状ではない、すなわち、曲面の中心がレース側面33cから外側にずれて位置していることに注意されたい。
この簡易モデルを用いて応力解析を行った結果、剛性を維持しつつ応力集中を抑制できる効果が大きい範囲を示したものが図9(a)及び(b)である。図9(a)は、横軸を横(左右)方向の抉り幅B2とレール部分の幅B1との比B2/B1(%)とし、縦軸を高さ(上下)方向の抉り高さH2とレール部分の溝部の高さH1との比H2/H1(%)としてグラフ化したものである。図9(b)は横軸を同図(a)と同様B2/B1(%)とし、縦軸を曲面Rの寸法と横方向の抉り幅B1との比R/B1(%)としてグラフ化したものである。
図9において、斜線部分(有効範囲)は応力を5%以上低減しつつレール部の変形量の増加を20%以下に抑えることができる範囲であり、レール変形量の増加を最小に抑えつつ応力低減させることができる。この範囲内では応力を15%低減しつつレール変形量の増加を5%に抑えることができ、最も大きな効果を得ることができた。
図9(a)において、斜線部分(有効範囲)から外れた場合、外れた方向によって不具合の現象は異なっており領域A~Dに大別される。領域Aは図8の抉り幅B2が小さく抉り高さH2が大きい場合である。この場合、角部33eの抉りRとレール下面33dとを連続的に接続することができずエッジ(角)になってしまうか、又は、連続的に接続できるように抉り部とレール下面33dとの接続箇所の飛び出し幅W2を大きくするしかなくなり、どちらの場合も応力や変形が大きくなり望ましくない形状となってしまう。また、飛び出し幅W2や抉り高さH2を大きくすることは上記したように電動工具本体のレール部との接触面積が小さくなり、両レール部間の摩耗の増加や電池パックの外れ易さを招くことから好ましくはない。
領域Bは飛び出し幅H2、抉り幅B2ともに大きくなり図8の荷重F3に対して変形が過大となり、応力も曲げに対する厚みの減少から曲面Rを大きくしても効果は小さく有効とはいえない。領域Cは飛び出し幅H2、抉り量B2ともに小さくなり効果を得ることはできない。領域Dは飛び出し幅H2が小さく、抉り量B2が大きくなるため小さい曲面Rになり易く応力が過大となってしまう。
図9(b)においても同様に、斜線部分(有効範囲)を外れた場合、外れた方向によって不具合の現象は異なっており、同図(a)と同様に領域A~Dに大別される。領域Aは図8の抉り幅B2が小さく角部33eの曲面Rが大きい場合である。これを実現するには角部33eの曲面Rとレール下面33dとを連続的に接続することができずエッジになってしまうか、又は、連続的に接続できるように抉り部とレール下面33dとの接続箇所の飛び出し幅W2を大きくするしかなくなり、どちらの場合も応力や変形が大きくなり望ましくない形状となってしまう。また、飛び出し幅W2や抉り高さH2を大きくすることは上記したように電動工具本体のレール部との接触面積が小さくなり、両レール部間の摩耗の増加や電池パックの外れ易さを招くことから好ましくはない。
領域Bは曲面R、抉り幅B2ともに大きくなり図8の荷重F3に対して変形が過大となり、応力も曲げに対する厚みの減少から曲面Rを大きくしても効果は小さく有効とはいえない。領域Cは曲面R、抉り幅B2ともに小さくなり効果を得ることはできない。領域Dは曲面Rが小さく、抉り幅B2が大きくなるため応力が過大となってしまう。
図10は、図9(a)及び(b)において有効範囲を外れた形状の一例を示したものである。これらの形状は、抉り幅B2、抉り高さH2、飛び出し幅W2の寸法が元の形状(従来の形状)に比べて大きすぎても小さすぎても効果が得られないことを示したものであり、図9(a)及び(b)の領域A~Dのそれぞれに対応している。
なお、図8(b)は最適な形状の一例である。具体的には、B2/B1は適正値2~15%に対して6.7%、H2/H1は適正値15~30%に対して18.9%、R/B1は適正値15~35%に対して17.8%、W2/W1は適正値5~20%に対して11.0%である。なお、この値は公差を考慮し多少のばらつきが発生しても問題ない値としている。
図9は簡易モデルで検討を行った結果であるが、実際の電池パック3のレール形状は、図5において、角部33eの抉り幅B2は、レール側面33cと、レール側面33cと垂直なレール部の開放端(入口側)の端面との角部33gに設けられた曲面Rの値よりも同等以下とすることが望ましい。すなわち、抉り幅B2方向において、角部33gの曲面Rの範囲内に抉り部が位置することが望ましい。言い方を変えると角部33gの曲面Rよりも内側(図5の左側)に抉り部が形成されていないことが望ましい。角部33eに角部33gに設けられた曲面Rの値よりも抉り幅B2の値が大きくなると、角部33gと角部33eとの交差部分に直角となる領域が存在してしまうため、その領域に応力集中が発生し、レール部の破損が懸念されるからである。
また、角部33eに設けられた抉り部の領域は機器側レール部の挿入方向(レール部が延びる方向)から見て一様としており、レール側面33cの上部から外側方向に設けたレール下面33dを有し、レール下面33dの開放端(入口側)は機器側レール部を挿入しやすいように、レール下面33dから上方に広がる方向に傾斜させた角部33fとなっている。また、レール側面33cから内側に抉られた角部33eは、レール下面33dをレール部の開放端側(入口側)で上方向に傾斜させる際に傾斜させた角部33fから分岐してレール下面33dに沿って真っすぐにレール部の開放端(入口)側に延ばすように形成することが望ましい。この構成により、レール部の入口側において比較的高い応力が発生し易い個所において、応力を分散させる効果が見込める。
なお、図4はレール部の角部33eが入口側(開放端側)から根元側(閉鎖端側)まで一様に抉り部を設けた場合を示しているが、応力が比較的低い個所においては、必ずしもこの抉り部を設ける必要ない。例えば、レール部の入口付近および根元付近の角部33eにのみ抉り部を設け、それらの間に位置する角部33eには抉り部を設けず通常の曲面Rとしても、レール下面33dが必要以上に変形することを抑制することができる。
以上から、本発明によれば、電池パック3に大きな負荷(応力)が発生した場合においてもレール部の変形や破損を抑制することができ、良好な状態を維持することが可能な電池パック及び電気機器を提供することができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、電気機器本体としてトリガスイッチとモータを有する電動工具本体を用いて説明したが、電動工具本体に限らずに電池パックからの電力を利用して動作する駆動部(ライト、スピーカ等)を有するその他の電動工具本体や、照明器具、音響機器、電動機器などの電気機器に幅広く利用することができる。また、電池パック側のスロットの配置や形状、電気機器本体側の端子の配置や形状は上述した構成だけに限られずに、その他の構成であってもよい。
1は電気機器、2は電気機器本体、3は電池パック、4はモータ、5は減速機構、6は打撃機構、7は先端工具装着部、8はトリガスイッチ、9はスイッチ機構、10は制御部、11はハンマケース、20は本体ハウジング、21はターミナルホルダ、22は電池接続端子部、23は基体部、33aは電池側レール部、33bは電池側レール溝部、33cはレール側面、33dはレール下面、33e,33f,33gは角部である。

Claims (10)

  1. 一対の機器側レール部が形成された電池パック装着部を有する電気機器本体に装着可能な電池パックであって、
    外郭を形成し、上面において前後方向に互いに略平行に延びる一対の電池側レール部を有する筐体と、
    前記筐体に収容される複数の電池セルと、を備え、
    前記電池側レール部は、前記上面から上方に突出し側面を有する第1部分と、前記第1部分の側面から左右方向に突出し下面を有する第2部分と、前記側面と前記下面とを接続する接続部と、を有し、
    前記接続部に、左右方向において、前記側面よりも前記第2部分が突出する方向と反対側に凹み、前記側面の延長線上から前記第2部分が突出する方向に中心が位置する曲面を有する凹部を設けたことを特徴とする電池パック。
  2. 前記電池側レール部は、前後方向の一端側が開放されると共に他端側が閉鎖されており、
    前記凹部は前記電池側レール部の長手方向において、少なくとも前記開放端側に設けられることを特徴とする請求項に記載の電池パック。
  3. 前記凹部は前記電池側レール部の長手方向の全域に設けられることを特徴とする請求項に記載の電池パック。
  4. 前記電池側レール部は、前後方向の一端側が開放されると共に他端側が閉鎖されており、
    前記第1部分の前記開放側の端部は曲面形状となっており、
    前記凹部の凹み寸法は前記曲面形状の曲面よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電池パック。
  5. 前記凹部の前記側面からの凹み寸法を、前記第1部分の左右方向の幅寸法に対して2%以上且つ15%以下とすることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電池パック。
  6. 前記曲面の半径を、前記第1部分の左右方向の幅寸法に対して15%以上且つ35%以下とすることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電池パック。
  7. 前記側面の延長上に位置する前記凹部の上下方向の寸法を、前記上面と前記下面との間の寸法に対して15%以上且つ30%以下とすることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電池パック。
  8. 前記凹部の曲面において、前記側面よりも前記第2部分が突出する方向に位置する長さは、前記側面から前記第2部分の反側面側の端部までの長さに対して20%以下とすることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電池パック。
  9. 前記電池側レール部は、前後方向の一端側が開放されると共に他端側が閉鎖されており、
    前記第2部分は、前記開放端側において前記下面が上方に傾斜又は湾曲された角部を有し、
    前記凹部は前記第1部分が延びる前後方向に沿って形成されることを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  10. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の電池パックと、
    前記電池パック装着される前記電池パック装着部、前記電池パック装着部装着された前記電池パックによって駆動する駆動部と、を有する電気機器本体と、
    を備えることを特徴とする電気機器
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