JP7076617B2 - コンタクトセンターシステムにおけるl3ペアリングおよび労働力管理のための技法 - Google Patents

コンタクトセンターシステムにおけるl3ペアリングおよび労働力管理のための技法 Download PDF

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Description

本開示は、概して、コンタクトセンターにおいてコンタクトおよびエージェントをペアリングすることに関し、より具体的には、コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングおよび労働力管理のための技法に関する。
典型的なコンタクトセンターは、コンタクトセンターに着信するコンタクトを、それらのコンタクトを処理するために利用可能なエージェントにアルゴリズム的に割り当てる。ある時は、コンタクトセンターは、利用可能であって、インバウンドまたはアウトバウンドコンタクト(例えば、通話、インターネットチャットセッション、電子メール)への割当を待機するエージェントを有し得る。またある時は、コンタクトセンターは、エージェントが割当のために利用可能になるまで1つまたはそれを上回る待ち行列にコンタクトを待機させ得る。
いくつかの典型的なコンタクトセンターでは、コンタクトは、着信時間に基づいてエージェントに割り当てられ、エージェントは、それらのエージェントが利用可能になるときの時間に基づいてコンタクトを受信する。本方略は、「先入れ先出し」、「FIFO」、または「ラウンドロビン」方略と称され得る。他の典型的なコンタクトセンターでは、「実績ベースルーティング」または「PBR」方略等の他の方略も、使用され得る。
典型的なコンタクトセンターは、全体的エージェントアイドル時間および全体的コンタクト待機時間を優先的に最小限にする。その目的で、コンタクトが待ち行列内で待機している場合、コンタクトは、エージェントが割当のために利用可能になった直後にエージェントに割り当てられるであろう。同様に、エージェントがアイドル状態であり、コンタクトの着信を待機している場合、エージェントは、コンタクトが割当のために利用可能になった直後にコンタクトに割り当てられるであろう。
しかしながら、コンタクトセンターが、複数の可能なペアリング間から選定するように設計されるペアリング方略を使用する場合、コンタクト保留時間またはエージェントアイドル時間を最小限にするために、第1の利用可能なペアリングを選定することは、非効率的であり得る。
前述に照らして、複数の可能なペアリング間から選定するように設計されるペアリング方略の効率および実績を向上させるために、利用可能な選択肢の量を改良することを可能にするシステムの必要性があり得ることを理解されたい。
コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための技法が、開示される。一特定の実施形態では、本技法は、コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、割当を待機する複数のコンタクトを識別するステップを含む、コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための方法として実現され得る。本方法はまた、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、割当のために利用可能な複数のエージェントを識別するステップを含み得る。本方法はさらに、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、コンタクトセンターシステム内での割当および接続のために、複数のコンタクトのうちの少なくとも1つとともに複数のエージェントのうちの少なくとも1人を選択するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、複数のエージェントおよびコンタクトからのエージェントならびにコンタクトの少なくとも2つのペアが、同時に選択され得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、選択するステップは、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、挙動ペアリング方略を複数のエージェントの少なくともいくつかおよび複数のコンタクトの少なくともいくつかに適用するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、選択するステップは、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、対角線方略を複数のエージェントの少なくともいくつかおよび複数のコンタクトの少なくともいくつかに適用するステップを含み得る。
別の特定の実施形態では、本技法は、コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、割当を待機する第1のコンタクトおよび割当のために利用可能な第1のエージェントを識別するステップを含む、コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための方法として実現され得る。本方法はまた、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、少なくとも第2のコンタクトがコンタクトセンターシステムに着信するまで、または第2のエージェントが割当のために利用可能になるまで、割当を延期するステップを含み得る。本方法はさらに、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、コンタクトセンターシステム内での割当および接続のために、第1のコンタクトならびに少なくとも第1および第2のエージェントのうちの1人または第1のエージェントならびに少なくとも第1および第2のコンタクトのうちの1つを選択するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、延期するステップは、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、少なくとも第2のコンタクトがコンタクトセンターシステムに着信し、第2のエージェントが割当のために利用可能になるまで、選択を延期するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、選択するステップは、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、コンタクトセンターシステム内での割当および接続のために、第1のコンタクトならびに少なくとも第1および第2のエージェントのうちの1人と、第1のエージェントならびに少なくとも第1および第2のコンタクトのうちの1つとを選択するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、選択するステップは、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、挙動ペアリング方略を複数のエージェントの少なくともいくつかおよび複数のコンタクトの少なくともいくつかに適用するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、選択するステップは、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、対角線方略を複数のエージェントの少なくともいくつかおよび複数のコンタクトの少なくともいくつかに適用するステップを含み得る。
別の特定の実施形態では、本技法は、コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、第1のコンタクトを識別するステップを含む、コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための方法として実現され得る。本方法はまた、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、第1のコンタクトへの割当のために利用可能な第1のエージェントを識別するステップを含み得る。本方法はさらに、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、第1のコンタクトについての情報を、第1のエージェントについての情報と比較するステップを含み得る。本方法は、加えて、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、比較に基づいて、第1のエージェントの割当および第1のコンタクトの割当を第1の遅延周期だけ延期するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、第1の遅延周期は、少なくとも30秒である、または30秒以下である。
本特定の実施形態の他の側面によると、第1の遅延周期は、少なくとも2分である、または2分以下である。
本特定の実施形態の他の側面によると、第1の遅延周期は、第2のエージェントが割当のために利用可能になった後、または第2のコンタクトがコンタクトセンターシステムに着信した後に終了し得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、第1の遅延周期は、少なくとも2つの付加的エージェントが割当のために利用可能になった後、または少なくとも2つの付加的コンタクトがコンタクトセンターシステムに着信した後に終了し得る。
別の特定の実施形態では、本技法は、コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、最小量のエージェント選択肢を判定するステップを含む、コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための方法として実現され得る。本方法はまた、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、最大量の遅延を判定するステップを含み得る。本方法はさらに、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、以下の条件、すなわち、(a)最大量の遅延が経過すること、または(b)最小量のエージェント選択肢に到達することのうちの少なくとも1つが満たされるまで、エージェント選択を延期するステップを含み得る。本方法は、加えて、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、コンタクトセンターシステム内で利用可能なコンタクトへの接続のために、1つまたはそれを上回るエージェント間のあるエージェントを選択するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、最大量の遅延は、30秒を下回る、および/または最小量のエージェント選択肢は、3人の利用可能なエージェントを上回る。
本特定の実施形態の他の側面によると、エージェントを選択するステップは、挙動ペアリング方略を適用するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、利用可能なコンタクトは、エージェントへの割当を待機する複数のコンタクトの1つのコンタクトであり得る。
別の特定の実施形態では、本技法は、コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、最小量のコンタクト選択肢を判定するステップを含む、コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための方法として実現され得る。本方法はまた、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、最大量の遅延を判定するステップを含み得る。本方法はさらに、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、以下の条件、すなわち、(a)最大量の遅延が経過すること、または(b)最小量のコンタクト選択肢に到達することのうちの少なくとも1つが満たされるまで、コンタクト選択を延期するステップを含み得る。本方法は、加えて、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、コンタクトセンターシステム内で利用可能なエージェントへの接続のために、1つまたはそれを上回るコンタクト間のあるコンタクトを選択するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、最大量の遅延は、30秒を下回る、および/または最小量のコンタクト選択肢は、割当を待機する3つのコンタクトを上回る。
本特定の実施形態の他の側面によると、コンタクトを選択するステップは、挙動ペアリング方略を適用するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、利用可能なエージェントは、コンタクトへの割当を待機する複数のエージェントの1人のエージェントであり得る。
別の特定の実施形態では、本技法は、コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、最大量の遅延を判定するステップを含む、コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための方法として実現され得る。本方法はまた、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、第1のエージェントと第1のコンタクトとの間の第1の好ましいペアリングの第1のスコアを判定するステップを含み得る。本方法はさらに、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、以下の条件、すなわち、(a)最大量の遅延が経過すること、または(b)第1の好ましいペアリングよりも良好な第2の好ましいペアリングの出現をもたらす、少なくとも第2のエージェントまたは少なくとも第2のコンタクトの着信のうちの少なくとも1つが満たされるまで、ペアリング選択を延期するステップを含み得る。本方法は、加えて、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、コンタクトセンターシステム内での接続のために、第2の好ましいペアリングを選択するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、最大量の遅延は、30秒を下回る。
本特定の実施形態の他の側面によると、第1および第2の好ましいペアリングを判定するステップは、挙動ペアリング方略を適用するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、第2のエージェントおよび第2のコンタクトの着信は、第2のエージェントと、第2のコンタクトとから成る、第2の好ましいペアリングの出現をもたらし得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、第2のエージェントの着信は、第2のエージェントと、第1のコンタクトとから成る、第2の好ましいペアリングの出現をもたらし得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、第2のコンタクトの着信は、第2のコンタクトと、すでに利用可能であった第1のエージェントとは異なるエージェントとから成る、第2の好ましいペアリングの出現をもたらし得る。
別の特定の実施形態では、本技法は、コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサを備える、コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのためのシステムとして実現され得、少なくとも1つのコンピュータプロセッサはさらに、上記の方法ステップを実施するように構成される。
別の特定の実施形態では、本技法は、非一過性コンピュータプロセッサ可読媒体と、媒体上に記憶される命令とを備える、コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための製造品として実現され得、命令は、コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって媒体から可読であるように構成され得、それによって、少なくとも1つのコンピュータプロセッサを上記の方法ステップを実施するように動作させる。
コンタクトセンターシステムにおける労働力管理のための技法もまた、開示される。一特定の実施形態では、本技法は、コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、コンタクトセンターシステムのエージェント労働力容量に関する履歴労働力データを生成するステップを含む、コンタクトセンターシステムにおける労働力管理のための方法として実現され得る。本方法はまた、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、利用可能なエージェントまたは待機するコンタクト間の選択肢の量を増加させるために、履歴労働力データに少なくとも部分的に基づいて、コンタクトセンターシステムのエージェント労働力の増加または減少を開始するステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、増加が、開始され得、エージェント余剰の増加が、予期される。
本特定の実施形態の他の側面によると、減少が、開始され得、コンタクト待ち行列サイズの増加が、予期され、コンタクトセンター実績の増加が、予期される。
本特定の実施形態の他の側面によると、本方法はさらに、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、開始された増加または減少に基づいて、第1の量だけエージェント労働力を増加または減少させるステップを含み得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、本方法はさらに、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、コンタクトセンターシステムの実績に関する履歴実績データを生成するステップを含み得、エージェント労働力の開始された増加または減少は、履歴実績データに部分的に基づき得る。
本特定の実施形態の他の側面によると、増加が、開始され得、L1状態において費やされる時間の増加された量が、予期される。
本特定の実施形態の他の側面によると、増加が、開始され得、L2状態において費やされる時間の増加された量が、予期される。
別の特定の実施形態では、本技法は、コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサを備える、コンタクトセンターシステムにおける労働力管理のためのシステムとして実現され得、少なくとも1つのコンピュータプロセッサはさらに、上記の方法ステップを実施するように構成される。
別の特定の実施形態では、本技法は、非一過性コンピュータプロセッサ可読媒体と、媒体上に記憶される命令とを備える、コンタクトセンターシステムにおける労働力管理のための製造品として実現され得、命令は、コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって媒体から可読であるように構成され得、それによって、少なくとも1つのコンピュータプロセッサを上記の方法ステップを実施するように動作させる。
本開示は、ここで、付随の図面に示されるようなその特定の実施形態を参照してより詳細に説明されるであろう。本開示は、特定の実施形態を参照して以下に説明されるが、本開示は、それに限定されないことを理解されたい。本明細書の教示を利用できる当業者は、付加的実装、修正、および実施形態、ならびに他の使用分野を認識し、これらは、本明細書に説明されるように本開示の範囲内であり、それらに関して、本開示は、有意に有用であり得る。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための方法であって、
上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、割当を待機する複数のコンタクトを識別するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、割当のために利用可能な複数のエージェントを識別するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、上記コンタクトセンターシステム内での割当および接続のために、上記複数のコンタクトのうちの少なくとも1つとともに上記複数のエージェントのうちの少なくとも1人を選択するステップと
を含む、方法。
(項目2)
上記複数のエージェントおよびコンタクトからのエージェントならびにコンタクトの少なくとも2つのペアが、同時に選択される、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記選択するステップは、上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、挙動ペアリング方略を上記複数のエージェントの少なくともいくつかおよび上記複数のコンタクトの少なくともいくつかに適用するステップを含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
上記選択するステップは、上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、対角線方略を上記複数のエージェントの少なくともいくつかおよび上記複数のコンタクトの少なくともいくつかに適用するステップを含む、項目1に記載の方法。
(項目5)
コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための方法であって、
上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、割当を待機する第1のコンタクトおよび割当のために利用可能な第1のエージェントを識別するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、少なくとも第2のコンタクトが上記コンタクトセンターシステムに着信するまで、または第2のエージェントが割当のために利用可能になるまで、割当を延期するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、上記コンタクトセンターシステム内での割当および接続のために、上記第1のコンタクトならびに少なくとも上記第1および第2のエージェントのうちの1人または上記第1のエージェントならびに少なくとも上記第1および第2のコンタクトのうちの1つを選択するステップと
を含む、方法。
(項目6)
上記延期するステップは、上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、少なくとも上記第2のコンタクトが上記コンタクトセンターシステムに着信し、上記第2のエージェントが割当のために利用可能になるまで、選択を延期するステップを含む、項目5に記載の方法。
(項目7)
上記選択するステップは、上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、上記コンタクトセンターシステム内での割当および接続のために、上記第1のコンタクトならびに少なくとも上記第1および第2のエージェントのうちの1人と、上記第1のエージェントならびに少なくとも上記第1および第2のコンタクトのうちの1つとを選択するステップを含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
上記選択するステップは、上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、挙動ペアリング方略を上記複数のエージェントの少なくともいくつかおよび上記複数のコンタクトの少なくともいくつかに適用するステップを含む、項目5に記載の方法。
(項目9)
上記選択するステップは、上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、対角線方略を上記複数のエージェントの少なくともいくつかおよび上記複数のコンタクトの少なくともいくつかに適用するステップを含む、項目5に記載の方法。
(項目10)
コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのためのシステムであって、
上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される、少なくとも1つのコンピュータプロセッサであって、
割当を待機する複数のコンタクトを識別することと、
割当のために利用可能な複数のエージェントを識別することと、
上記コンタクトセンターシステム内での割当および接続のために、上記複数のコンタクトのうちの少なくとも1つとともに上記複数のエージェントのうちの少なくとも1人を選択することと
を行うようにさらに構成される、少なくとも1つのコンピュータプロセッサ
を備える、システム。
(項目11)
上記複数のエージェントおよびコンタクトからのエージェントおよびコンタクトの少なくとも2つのペアが、同時に選択される、項目10に記載のシステム。
(項目12)
上記選択するステップは、挙動ペアリング方略を上記複数のエージェントの少なくともいくつかおよび上記複数のコンタクトの少なくともいくつかに適用するステップを含む、項目10に記載のシステム。
(項目13)
上記選択するステップは、対角線方略を上記複数のエージェントの少なくともいくつかおよび上記複数のコンタクトの少なくともいくつかに適用するステップを含む、項目10に記載のシステム。
(項目14)
コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのためのシステムであって、
上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される、少なくとも1つのコンピュータプロセッサであって、
割当を待機する第1のコンタクトおよび割当のために利用可能な第1のエージェントを識別することと、
少なくとも第2のコンタクトが上記コンタクトセンターシステムに着信するまで、または第2のエージェントが割当のために利用可能になるまで、割当を延期することと、
上記コンタクトセンターシステム内での割当および接続のために、上記第1のコンタクトならびに少なくとも上記第1および第2のエージェントのうちの1人または上記第1のエージェントならびに少なくとも上記第1および第2のコンタクトのうちの1つを選択することと
を行うようにさらに構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサ
を備える、システム。
(項目15)
上記延期するステップは、少なくとも上記第2のコンタクトが上記コンタクトセンターシステムに着信し、上記第2のエージェントが割当のために利用可能になるまで、選択を延期するステップを含む、項目14に記載のシステム。
(項目16)
上記選択するステップは、上記コンタクトセンターシステム内での割当および接続のために、上記第1のコンタクトならびに少なくとも上記第1および第2のエージェントのうちの1人と、上記第1のエージェントならびに少なくとも上記第1および第2のコンタクトのうちの1つとを選択するステップを含む、項目15に記載のシステム。
(項目17)
上記選択するステップは、挙動ペアリング方略を上記複数のエージェントの少なくともいくつかおよび上記複数のコンタクトの少なくともいくつかに適用するステップを含む、項目14に記載のシステム。
(項目18)
上記選択するステップは、対角線方略を上記複数のエージェントの少なくともいくつかおよび上記複数のコンタクトの少なくともいくつかに適用するステップを含む、項目14に記載のシステム。
(項目19)
項目1に記載される方法を実施するためのコンピュータプロセスを実行するように少なくとも1つのプロセッサに命令するために、上記少なくとも1つのプロセッサによって可読であるように構成される命令のコンピュータプログラムを記憶する、少なくとも1つのコンピュータプロセッサ可読記憶媒体。
(項目20)
項目5に記載される方法を実施するためのコンピュータプロセスを実行するように少なくとも1つのプロセッサに命令するために、上記少なくとも1つのプロセッサによって可読であるように構成される命令のコンピュータプログラムを記憶する、少なくとも1つのコンピュータプロセッサ可読記憶媒体。
(項目21)
コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための方法であって、
上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、第1のコンタクトを識別するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、上記第1のコンタクトへの割当のために利用可能な第1のエージェントを識別するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、上記第1のコンタクトについての情報を、上記第1のエージェントについての情報と比較するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、上記比較に基づいて、上記第1のエージェントの割当および上記第1のコンタクトの割当を第1の遅延周期だけ延期するステップと
を含む、方法。
(項目22)
上記第1の遅延周期は、少なくとも30秒である、項目21に記載の方法。
(項目23)
上記第1の遅延周期は、少なくとも2分である、項目21に記載の方法。
(項目24)
上記第1の遅延周期は、30秒以下である、項目21に記載の方法。
(項目25)
上記第1の遅延周期は、2分以下である、項目21に記載の方法。
(項目26)
上記第1の遅延周期は、第2のエージェントが割当のために利用可能になった後、または第2のコンタクトが上記コンタクトセンターシステムに着信した後に終了する、項目21に記載の方法。
(項目27)
上記第1の遅延周期は、少なくとも2つの付加的エージェントが割当のために利用可能になった後、または少なくとも2つの付加的コンタクトが上記コンタクトセンターシステムに着信した後に終了する、項目21に記載の方法。
(項目28)
コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのためのシステムであって、
上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される、少なくとも1つのコンピュータプロセッサであって、
第1のコンタクトを識別することと、
上記第1のコンタクトへの割当のために利用可能な第1のエージェントを識別することと、
上記第1のコンタクトについての情報を、上記第1のエージェントについての情報と比較することと、
上記比較に基づいて、上記第1のエージェントの割当および上記第1のコンタクトの割当を第1の遅延周期だけ延期することと
を行うようにさらに構成される、少なくとも1つのコンピュータプロセッサ
を備える、システム。
(項目29)
上記第1の遅延周期は、少なくとも30秒である、項目28に記載のシステム。
(項目30)
上記第1の遅延周期は、少なくとも2分である、項目28に記載のシステム。
(項目31)
上記第1の遅延周期は、30秒以下である、項目28に記載のシステム。
(項目32)
上記第1の遅延周期は、2分以下である、項目28に記載のシステム。
(項目33)
上記第1の遅延周期は、第2のエージェントが割当のために利用可能になった後、または第2のコンタクトが上記コンタクトセンターシステムに着信した後に終了する、項目28に記載のシステム。
(項目34)
上記第1の遅延周期は、少なくとも2つの付加的エージェントが割当のために利用可能になった後、または少なくとも2つの付加的コンタクトが上記コンタクトセンターシステムに着信した後に終了する、項目28に記載のシステム。
(項目35)
コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための製造品であって、
非一過性コンピュータプロセッサ可読媒体と、
上記媒体上に記憶される命令と、
を備え、
上記命令は、上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって上記媒体から可読であるように構成され、それによって、上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサを、
第1のコンタクトを識別することと、
上記第1のコンタクトへの割当のために利用可能な第1のエージェントを識別することと、
上記第1のコンタクトについての情報を、上記第1のエージェントについての情報と比較することと、
上記比較に基づいて、上記第1のエージェントの割当および上記第1のコンタクトの割当を第1の遅延周期だけ延期することと
を行うように動作させる、製造品。
(項目36)
上記第1の遅延周期は、少なくとも30秒である、項目35に記載の製造品。
(項目37)
上記第1の遅延周期は、少なくとも2分である、項目35に記載の製造品。
(項目38)
上記第1の遅延周期は、2分以下である、項目35に記載の製造品。
(項目39)
上記第1の遅延周期は、第2のエージェントが割当のために利用可能になった後、または第2のコンタクトが上記コンタクトセンターシステムに着信した後に終了する、項目35に記載の製造品。
(項目40)
上記第1の遅延周期は、少なくとも2つの付加的エージェントが割当のために利用可能になった後、または少なくとも2つの付加的コンタクトが上記コンタクトセンターシステムに着信した後に終了する、項目35に記載の製造品。
(項目41)
コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための方法であって、
上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、最小量のエージェント選択肢を判定するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、最大量の遅延を判定するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、以下の条件、すなわち、
(a)上記最大量の遅延が経過すること、または
(b)上記最小量のエージェント選択肢に到達すること
のうちの少なくとも1つが満たされるまで、エージェント選択を延期するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、上記コンタクトセンターシステム内で利用可能なコンタクトへの接続のために、1つまたはそれを上回るエージェント間のあるエージェントを選択するステップと
を含む、方法。
(項目42)
上記最大量の遅延は、30秒を下回る、項目41に記載の方法。
(項目43)
上記最小量のエージェント選択肢は、3人の利用可能なエージェントを上回る、項目41に記載の方法。
(項目44)
上記エージェントを選択するステップは、挙動ペアリング方略を適用するステップを含む、項目41に記載の方法。
(項目45)
上記利用可能なコンタクトは、エージェントへの割当を待機する複数のコンタクトの1つのコンタクトである、項目41に記載の方法。
(項目46)
コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための方法であって、
上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、最小量のコンタクト選択肢を判定するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、最大量の遅延を判定するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、以下の条件、すなわち、
(a)上記最大量の遅延が経過すること、または
(b)上記最小量のコンタクト選択肢に到達すること
のうちの少なくとも1つが満たされるまで、コンタクト選択を延期するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、上記コンタクトセンターシステム内で利用可能なエージェントへの接続のために、1つまたはそれを上回るコンタクト間のあるコンタクトを選択するステップと
を含む、方法。
(項目47)
上記最大量の遅延は、30秒を下回る、項目46に記載の方法。
(項目48)
上記最小量のコンタクト選択肢は、割当を待機する3つのコンタクトを上回る、項目46に記載の方法。
(項目49)
上記コンタクトを選択するステップは、挙動ペアリング方略を適用するステップを含む、項目46に記載の方法。
(項目50)
上記利用可能なエージェントは、コンタクトへの割当を待機する複数のエージェントの1人のエージェントである、項目46に記載の方法。
(項目51)
コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのための方法であって、
上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、最大量の遅延を判定するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、第1のエージェントと第1のコンタクトとの間の第1の好ましいペアリングの第1のスコアを判定するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、以下の条件、すなわち、
(a)上記最大量の遅延が経過すること、または
(b)上記第1の好ましいペアリングよりも良好な第2の好ましいペアリングの出現をもたらす、少なくとも第2のエージェントまたは少なくとも第2のコンタクトの着信
のうちの少なくとも1つが満たされるまで、ペアリング選択を延期するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、上記コンタクトセンターシステム内での接続のために、上記第2の好ましいペアリングを選択するステップと
を含む、方法。
(項目52)
上記最大量の遅延は、30秒を下回る、項目51に記載の方法。
(項目53)
上記第1および第2の好ましいペアリングを判定するステップは、挙動ペアリング方略を適用するステップを含む、項目51に記載の方法。
(項目54)
上記第2のエージェントおよび上記第2のコンタクトの着信は、上記第2のエージェントと、上記第2のコンタクトとから成る、第2の好ましいペアリングの出現をもたらす、項目51に記載の方法。
(項目55)
上記第2のエージェントの着信は、上記第2のエージェントと、上記第1のコンタクトとから成る、第2の好ましいペアリングの出現をもたらす、項目51に記載の方法。
(項目56)
上記第2のコンタクトの着信は、上記第2のコンタクトと、すでに利用可能であった上記第1のエージェントとは異なるエージェントとから成る、第2の好ましいペアリングの出現をもたらす、項目51に記載の方法。
(項目57)
コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングのためのシステムであって、
上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される、少なくとも1つのコンピュータプロセッサであって、
最小量のエージェント選択肢を判定することと、
最大量の遅延を判定することと、
以下の条件、すなわち、
(a)上記最大量の遅延が経過すること、または
(b)上記最小量のエージェント選択肢に到達すること
のうちの少なくとも1つが満たされるまで、エージェント選択を延期することと、
上記コンタクトセンターシステム内で利用可能なコンタクトへの接続のために、1つまたはそれを上回るエージェント間のあるエージェントを選択することと
を行うようにさらに構成される、少なくとも1つのコンピュータプロセッサ
を備える、システム。
(項目58)
上記最小量のエージェント選択肢は、3人の利用可能なエージェントを上回る、項目57に記載のシステム。
(項目59)
上記エージェントを選択するステップは、挙動ペアリング方略を適用するステップを含む、項目57に記載のシステム。
(項目60)
上記利用可能なコンタクトは、エージェントへの割当を待機する複数のコンタクトの1つのコンタクトである、項目57に記載のシステム。
(項目61)
項目41に記載される方法を実施するためのコンピュータプロセスを実行するように少なくとも1つのプロセッサに命令するために、上記少なくとも1つのプロセッサによって可読であるように構成される命令のコンピュータプログラムを記憶する、少なくとも1つのコンピュータプロセッサ可読記憶媒体。
(項目62)
項目46に記載される方法を実施するためのコンピュータプロセスを実行するように少なくとも1つのプロセッサに命令するために、上記少なくとも1つのプロセッサによって可読であるように構成される命令のコンピュータプログラムを記憶する、少なくとも1つのコンピュータプロセッサ可読記憶媒体。
(項目63)
項目51に記載される方法を実施するためのコンピュータプロセスを実行するように少なくとも1つのプロセッサに命令するために、上記少なくとも1つのプロセッサによって可読であるように構成される命令のコンピュータプログラムを記憶する、少なくとも1つのコンピュータプロセッサ可読記憶媒体。
(項目64)
コンタクトセンターシステムにおける労働力管理のための方法であって、
上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、上記コンタクトセンターシステムのエージェント労働力容量に関する履歴労働力データを生成するステップと、
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、利用可能なエージェントまたは待機するコンタクト間の選択肢の量を増加させるために、上記履歴労働力データに少なくとも部分的に基づいて、上記コンタクトセンターシステムのエージェント労働力の増加または減少を開始するステップと
を含む、方法。
(項目65)
増加が、開始され、エージェント余剰の増加が、予期される、項目64に記載の方法。(項目66)
減少が、開始され、コンタクト待ち行列サイズの増加が、予期され、コンタクトセンター実績の増加が、予期される、項目64に記載の方法。
(項目67)
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、上記開始された増加または減少に基づいて、第1の量だけ上記エージェント労働力を増加または減少させるステップをさらに含む、項目64に記載の方法。
(項目68)
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって、上記コンタクトセンターシステムの実績に関する履歴実績データを生成するステップをさらに含み、
上記エージェント労働力の開始された増加または減少は、上記履歴実績データに部分的に基づく、項目64に記載の方法。
(項目69)
増加が、開始され、L1状態において費やされる時間の増加された量が、予期される、項目64に記載の方法。
(項目70)
増加が、開始され、L2状態において費やされる時間の増加された量が、予期される、項目64に記載の方法。
(項目71)
コンタクトセンターシステムにおける労働力管理のためのシステムであって、
上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される、少なくとも1つのコンピュータプロセッサであって、
上記コンタクトセンターシステムのエージェント労働力容量に関する履歴労働力データを生成することと、
利用可能なエージェントまたは待機するコンタクト間の選択肢の量を増加させるために、上記履歴労働力データに少なくとも部分的に基づいて、上記コンタクトセンターシステムのエージェント労働力の増加または減少を開始することと
を行うようにさらに構成される、少なくとも1つのコンピュータプロセッサ
を備える、システム。
(項目72)
増加が、開始され、エージェント余剰の増加が、予期される、項目71に記載のシステム。
(項目73)
減少が、開始され、コンタクト待ち行列サイズの増加が、予期され、コンタクトセンター実績の増加が、予期される、項目71に記載のシステム。
(項目74)
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサはさらに、上記開始された増加または減少に基づいて、第1の量だけ上記エージェント労働力を増加または減少させるように構成される、項目71に記載のシステム。
(項目75)
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサはさらに、上記コンタクトセンターシステムの実績に関する履歴実績データを生成するように構成され、
上記エージェント労働力の開始された増加または減少は、上記履歴実績データに部分的に基づく、
項目71に記載のシステム。
(項目76)
増加が、開始され、L1状態において費やされる時間の増加された量が、予期される、項目71に記載のシステム。
(項目77)
増加が、開始され、L2状態において費やされる時間の増加された量が、予期される、項目71に記載のシステム。
(項目78)
コンタクトセンターシステムにおける労働力管理のための製造品であって、
非一過性コンピュータプロセッサ可読媒体と、
上記媒体上に記憶される命令と
を備え、
上記命令は、上記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって上記媒体から可読であるように構成され、それによって、上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサを、
上記コンタクトセンターシステムのエージェント労働力容量に関する履歴労働力データを生成することと、
利用可能なエージェントまたは待機するコンタクト間の選択肢の量を増加させるために、上記履歴労働力データに少なくとも部分的に基づいて、上記コンタクトセンターシステムのエージェント労働力の増加または減少を開始することと
を行うように動作させる、製造品。
(項目79)
増加が、開始され、エージェント余剰の増加が、予期される、項目78に記載の製造品。
(項目80)
減少が、開始され、コンタクト待ち行列サイズの増加が、予期され、コンタクトセンター実績の増加が、予期される、項目78に記載の製造品。
(項目81)
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサはさらに、上記開始された増加または減少に基づいて、第1の量だけ上記エージェント労働力を増加または減少させるように動作させられる、項目78に記載の製造品。
(項目82)
上記少なくとも1つのコンピュータプロセッサはさらに、上記コンタクトセンターシステムの実績に関する履歴実績データを生成するように動作させられ、
上記エージェント労働力の開始された増加または減少は、上記履歴実績データに部分的に基づく、
項目78に記載の製造品。
(項目83)
増加が、開始され、L1状態において費やされる時間の増加された量が、予期される、項目78に記載の製造品。
(項目84)
増加が、開始され、L2状態において費やされる時間の増加された量が、予期される、項目78に記載の製造品。
本開示のより完全な理解を促進するために、ここで、同様の要素が同様の番号を用いて参照される、付随の図面を参照する。これらの図面は、本開示の限定として解釈されるべきではなく、例証にすぎないことが意図される。
図1は、本開示の実施形態による、コンタクトセンターのブロック図を示す。 図2は、本開示の実施形態による、コンタクトセンターシステムタイムラインの概略表現を描写する。 図3は、本開示の実施形態による、選択肢ベースのペアリング方略の概略表現を描写する。 図4は、本開示の実施形態による、L3ペアリング方法のフロー図を示す。 図5は、本開示の実施形態による、L3ペアリング方法のフロー図を示す。 図6は、本開示の実施形態による、L3ペアリング方法のフロー図を示す。
複数の可能なペアリング間から選定するように設計されるペアリング方略の一実施例は、「挙動ペアリング」または「BP」方略であり、その下では、コンタクトおよびエージェントは、後続コンタクト-エージェントペアの割当を可能にする方式で意図的に(優先的に)ペアリングされ得、したがって、BP方略下の全ての割当の利益が合計されると、それらは、FIFOおよび実績ベースルーティング(「PBR」)方略等の他の方略のものを超え得る。BPは、スキル待ち行列内のエージェントの均衡した利用を促すように設計されるが、それにもかかわらず、同時に、FIFOまたはPBR方法が可能にするであろうものを超えて全体的コンタクトセンター実績を向上させる。これは、BPがFIFOおよびPBR方法と同一の呼出ならびに同一のエージェントに作用し、FIFOが提供するようにほぼ均一にエージェントを利用し、全体的コンタクトセンター実績をさらに向上させるため、優れた成果である。BPは、例えば、米国特許第9,300,802号(参照することによって本明細書に組み込まれる)に説明されている。BP方略を使用するペアリングまたはマッチングモジュール(時として、「サティスファクションマッピング」、「SATMAP」、「ルーティングシステム」、「ルーティングエンジン」等とも称される)に関するこれらおよび他の特徴についての付加的情報が、例えば、米国特許第8,879,715号(参照することによって本明細書に組み込まれる)に説明されている。
いくつかの実施形態では、コンタクトセンターは、少なくとも2つの異なるペアリング方略間(例えば、FIFOとL3ペアリング方略との間)を周期的に切り替え得る(または「循環する」)。加えて、各コンタクト-エージェント対話の成果は、どのペアリング方略(例えば、FIFOまたはL3を用いてイネーブルにされるBP)がその特定のコンタクト-エージェントペアを割り当てるために使用されたかの識別とともに記録され得る。どの対話がどの結果を生産したかを追跡することによって、コンタクトセンターは、第1の方略(例えば、FIFO)に起因する実績および第2の方略(例えば、L3を伴うBP)に起因する実績を測定し得る。このように、1つの方略の相対的実績が、他のものに対してベンチマーキングされ得る。コンタクトセンターは、異なるペアリング方略間を切り替える多くの周期にわたって、実績利得が1つの方略または他のものにより確実に起因すると考え得る。ベンチマーキングペアリング方略は、例えば、2016年4月18日に出願された米国特許出願第15/131,915号(参照することによって本明細書に組み込まれる)に説明されている。
図1は、本開示の実施形態による、コンタクトセンターシステム100のブロック図を示す。本明細書の説明は、1つまたはそれを上回るモジュールを含み得るコンタクトセンターシステムをシミュレートするためのシステムならびに方法のネットワーク要素、コンピュータ、および/もしくはコンポーネントを説明する。本明細で使用されるように、用語「モジュール」は、コンピューティングソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、および/またはそれらの種々の組み合わせを指すように理解され得る。しかしながら、モジュールは、ハードウェア、ファームウェア上に実装されない、またはプロセッサ可読記録可能記憶媒体上に記録されないソフトウェアとして解釈されるべきではない(すなわち、モジュールは、それ自体はソフトウェアではない)。モジュールは、例示的であることに留意されたい。モジュールは、種々の用途をサポートするために、組み合わせられる、統合される、分離される、および/または複製され得る。また、特定のモジュールにおいて実施されるように本明細書に説明される機能が、特定のモジュールにおいて実施される機能の代わりに、またはそれに加えて、1つもしくはそれを上回る他のモジュールにおいて、および/または1つもしくはそれを上回る他のデバイスによって実施され得る。さらに、モジュールは、相互にローカルまたは遠隔の複数のデバイスおよび/もしくは他のコンポーネントを横断して実装され得る。加えて、モジュールは、1つのデバイスから移動され、別のデバイスに追加され得る、および/または両方のデバイス内に含まれ得る。
図1に示されるように、コンタクトセンターシステム100は、中央スイッチ110を含み得る。中央スイッチ110は、着信するコンタクト(例えば、発信者)を受信する、または遠隔通信ネットワーク(図示せず)を介してコンタクトへのアウトバウンド接続をサポートし得る。中央スイッチ110は、他のインターネットベース、クラウドベース、または別様にネットワーク化されたコンタクト-エージェントハードウェアもしくはソフトウェアベースのコンタクトセンターソリューションを含む、1つもしくはそれを上回るコンタクトセンター間で、または1つもしくはそれを上回るPBX/ACDもしくは他の待ち行列もしくは切替コンポーネントにコンタクトをルーティングすることに役立てるためのコンタクトルーティングハードウェアおよびソフトウェアを含み得る。
コンタクトセンターが1つしか存在しない、またはPBX/ACDルーティングコンポーネントが1つしか存在しない場合等、中央スイッチ110は、コンタクトセンターシステム100において必要ではない場合がある。1つを上回るコンタクトセンターがコンタクトセンターシステム100の一部である場合、各コンタクトセンターは、少なくとも1つのコンタクトセンタースイッチ(例えば、コンタクトセンタースイッチ120Aおよび120B)を含み得る。コンタクトセンタースイッチ120Aおよび120Bは、中央スイッチ110に通信可能に結合され得る。実施形態では、ルーティングおよびネットワークコンポーネントの種々のトポロジが、コンタクトセンターシステムを実装するように構成され得る。
コンタクトセンター毎の各コンタクトセンタースイッチは、複数のエージェント(またはその「集団」)に通信可能に結合され得る。各コンタクトセンタースイッチは、ある数のエージェント(または「座席」)が1度にログインするようにサポートし得る。任意の所与の時点で、ログインしたエージェントは、利用可能であり、コンタクトに接続されることを待機し得る、またはログインしたエージェントは、別のコンタクトに接続されている、呼出についてのロギング情報等のある呼出後機能を実施している、もしくは休憩している等のいくつかの理由のいずれかのために利用不可能であり得る。
図1の実施例では、中央スイッチ110は、それぞれ、コンタクトセンタースイッチ120Aおよびコンタクトセンタースイッチ120Bを介して、2つのコンタクトセンターのうちの1つにコンタクトをルーティングする。コンタクトセンタースイッチ120Aおよび120Bはそれぞれ、各2人のエージェントとともに示される。エージェント130Aおよび130Bが、コンタクトセンタースイッチ120Aにログインし得、エージェント130Cおよび130Dが、コンタクトセンタースイッチ120Bにログインし得る。
コンタクトセンターシステム100はまた、例えば、サードパーティベンダからの統合サービスに通信可能に結合され得る。図1の実施例では、L3ペアリングモジュール140は、中央スイッチ110、コンタクトセンタースイッチ120A、またはコンタクトセンタースイッチ120B等、コンタクトセンターシステム100のスイッチシステムにおける1つまたはそれを上回るスイッチに通信可能に結合され得る。いくつかの実施形態では、コンタクトセンターシステム100のスイッチは、複数のL3ペアリングモジュールに通信可能に結合され得る。いくつかの実施形態では、L3ペアリングモジュール140は、コンタクトセンターシステムのコンポーネント内に埋設され得る(例えば、スイッチ内に埋設される、または別様にそれと統合される)。L3ペアリングモジュール140は、スイッチにログインしたエージェント(例えば、エージェント130Aおよび130B)について、および別のスイッチ(例えば、中央スイッチ110)を介して、またはいくつかの実施形態では、ネットワーク(例えば、インターネットまたは遠隔通信ネットワーク)(図示せず)から着信するコンタクトについての情報を、スイッチ(例えば、コンタクトセンタースイッチ120A)から受信し得る。
コンタクトセンターは、複数のペアリングモジュール(例えば、BPモジュールおよびFIFOモジュール)(図示せず)を含み得、1つまたはそれを上回るペアリングモジュールが、1つまたはそれを上回る異なるベンダによって提供され得る。いくつかの実施形態では、1つまたはそれを上回るペアリングモジュールは、L3ペアリングモジュール140または中央スイッチ110もしくはコンタクトセンタースイッチ120Aおよび120B等の1つもしくはそれを上回るスイッチのコンポーネントであり得る。いくつかの実施形態では、L3ペアリングモジュールは、どのペアリングモジュールが特定のコンタクトに対するペアリングを処理し得るかを判定し得る。例えば、L3ペアリングモジュールは、BPモジュールを介してペアリングをイネーブルにすることとFIFOモジュールを用いてペアリングをイネーブルにすることとの間を交互に行い得る。他の実施形態では、1つのペアリングモジュール(例えば、BPモジュール)が、他のペアリング方略をエミュレートするように構成され得る。例えば、L3ペアリングモジュールまたはBPモジュール内のBPコンポーネントと統合されたL3ペアリングコンポーネントが、BPモジュールが特定のコンタクトに対してBPペアリングまたはエミュレートされたFIFOペアリングのいずれかを使用し得ることを判定し得る。本場合では、「BPオン」は、BPモジュールがBPペアリング方略を適用しているときの時間を指し得、「BPオフ」は、BPモジュールが異なるペアリング方略(例えば、FIFO)を適用しているときの他の時間を指し得る。
いくつかの実施形態では、ペアリング方略が別個のモジュールによって処理されるかどうかにかかわらず、またはいくつかのペアリング方略が単一のペアリングモジュール内でエミュレートされる場合、単一のペアリングモジュールは、任意のまたは全てのペアリング方略下で成されるペアリングについての情報を監視および記憶するように構成され得る。例えば、BPモジュールは、FIFOモジュールによって成されるFIFOペアリングについてのデータを観察および記録し得る、またはBPモジュールは、FIFOエミュレーションモードにおいて動作するBPモジュールによって成されるエミュレートされたFIFOペアリングについてのデータを観察および記録し得る。
図2は、本開示の実施形態による、コンタクトセンターシステムタイムラインの概略表現を描写する。所与の時間周期において(例えば、数分、数時間、1日にわたって)、コンタクトに接続するために空いている、もしくは利用可能なエージェントの数または待ち行列内で待機するコンタクトの数は、コンタクトがコンタクトセンターシステムに着信し、離脱するにつれて、連続的に変動するであろう。図2の実施例は、時間「0」~時間「50」(例えば、0分~50分)のx軸に沿った時間周期にわたるコンタクトセンターシステムの容量を描写する。y軸は、それぞれ、x軸の上方および下方で、空いているエージェントの数または待ち行列内のコンタクトの数を描写する。
時間0において(例えば、コンタクトセンターが1日の始まりに最初に開くとき)、10人のエージェントが利用可能であり、コンタクトが着信することを待機している。コンタクトセンターが利用可能なエージェントの余剰を有するときの時間周期は、「L1」環境と称される。BP等の選択肢ベースのペアリング方略が使用される場合、選択肢ベースのペアリング方略は、コンタクトが着信すると、利用可能なエージェントのいずれか(またはサブセット)の間から選定し得る。
コンタクトが着信し、エージェントがそれらのコンタクトと通信しながら占有された状態になると、利用可能なエージェントの数は、図2に示されるように、時間0からおおよそ時間5に減少し得る。コンタクトセンターは、本持続時間全体にわたってL1環境において動作しているが、BPまたは別の選択肢ベースのペアリング方略に利用可能な選択肢は、ますます限定された状態になり、選定するために利用可能な10人もの(またはそれを上回る)エージェントを有する代わりに、おおよそ時間5まで、2人または3人のエージェントしか選定できない。
他の時間周期において、エージェントの不足が存在し得、コンタクトは、列を成し始め、図2に示されるように、おおよそ時間7からおおよそ時間21まで、エージェントが接続のために利用可能になるまで待機する。コンタクトセンターが利用可能なエージェントの不足を有するときの時間周期は、「L2」環境と称される。BP等の選択肢ベースのペアリング方略が使用される場合、選択肢ベースのペアリング方略は、エージェントが利用可能になると、待機するコンタクトのいずれかの(またはサブセット)間から選定し得る。
エージェントが待ち行列内で待機するコンタクトと接続するために利用可能になると、待ち行列のサイズは、図2に示されるように、おおよそ時間14からおおよそ時間21まで減少し得る。コンタクトセンターは、本持続時間全体にわたってL2環境において動作しているが、BPまたは別の選択肢ベースのペアリング方略に利用可能な選択肢は、ますます限定された状態になり、おおよそ時間14において選定するために利用可能な10個もの(またはそれを上回る)コンタクトを有する代わりに、おおよそ時間21まで、待ち行列内の2つまたは3つのコンタクトしか選定できない。
いくつかの時点で、コンタクトセンターは、L1状態からL2状態(例えば、おおよそ時間6における点210Aおよびおおよそ時間40における点210C)に遷移し、逆もまた同様に、L2状態からL1状態(例えば、おおよそ時間23における点210B)に遷移するであろう。x軸(「1:1」ラインと標識化される)に沿ったこれらの交差点は、いかなる選択肢もBPまたは別の選択肢ベースのペアリング方略に利用可能ではないときに起こる。例えば、待ち行列内で待機する単一のコンタクトが存在し得、これは、次に偶然空いた状態になるいずれかのエージェントとペアリングされ得る。また、アイドル状態で待機する単一のエージェントが存在し得、これは、次にコンタクトセンターに偶然着信するいずれかのコンタクトとペアリングされ得る。
いくつかの状況(図示せず)では、コンタクトセンターは、「1:1」ラインに到達し、次いで、L1へと上方に反騰し得る(またはL2へと下方に反落する)。いかなるL1-L2またはL2-L1遷移も起こらないが、依然として、いかなる選択肢もBPに利用可能ではない時間が存在する。
いくつかの状況(図示せず)では、コンタクトセンターは、長い時間周期にわたって「1:1」ラインに沿ったままであり得る。実際には、典型的なコンタクトセンターは、本ラインを、コンタクトセンターが、所与のレベルの要求(例えば、コンタクトセンターに着信するコンタクトの数、頻度、および持続時間)に関するエージェントの余剰または不足のいずれも伴わない、「完全な」容量において動作しているときを示すと見なし得る。これらの状況では、BPペアリング方略が、「1エージェント:1コンタクト」デフォルト選択肢以外で利用可能ないかなる選択肢も伴わない長い時間周期にわたって継続し得る。
コンタクトセンターが利用可能なエージェントの余剰または不足のいずれも有しておらず、コンタクトセンターが「1:1」ラインに沿って動作しているときのこれらの時点(または時間周期)は、「L0」環境と称される。
図3は、本開示の実施形態による、選択肢ベースのペアリング方略の概略表現を描写する。選択肢が限定されると、選択肢ベースのペアリング方略は、準最適実績に悩まされ得る。図3は、選択肢ベースのペアリング方略の実績推定値または実績シミュレーションの実施例を示す。多くのコンタクトが待ち行列内に存在するとき(図3のような「待ち行列内の呼出」)(例えば、点320において)または多くのエージェントが空いているとき(例えば、点330において)、BPまたは別の選択肢ベースのペアリング方略は、最適に(例えば、「100%」またはそれに近接した瞬間的実績もしくは効率において)実施し得る。
しかしながら、待ち行列内のコンタクトまたは空いているエージェントの数が漸減するにつれて、BPに利用可能な選択肢は、より少なくなり、BPの実績または効率は、低下し得る。L0環境において(例えば、点310において)、BPの瞬間的実績または効率は、BP(L3ペアリングを伴わない)が、任意の他の非L3ペアリング方略が成し得るペアリングとは異なる選定を行うことが不可能である限りにおいて、0%であると見なされる。言い換えると、1つのコンタクトのみがエージェントを待機し、1人のエージェントのみがコンタクトを待機している場合、FIFOおよびBPの両方が、いかなる他の選択肢も伴わず、その1つのコンタクトをその1人のエージェントとペアリングするであろう。選択肢が増加するにつれて、コンタクトがL2環境において待ち行列を埋めるか、またはより多くのエージェントがL1環境において利用可能になるかのいずれかにつれて、実績は、最適な瞬間的実績に向けて着実に増加する。
図3の実施例では、待ち行列内の50個の呼出および空いている50人のエージェントが、点320および330にあり、本ペアリング方略は、ピーク実績に到達することが予期される。しかしながら、他の実施形態または現実世界のコンタクトセンターシステムでは、ピーク実績は、可変レベルのエージェント不足または余剰において到達され得る(例えば、3個の利用可能な選択肢を上回る、7個の利用可能な選択肢を上回る、20個の利用可能な選択肢を上回る等)。
BPに利用可能な選択肢が過剰に限定されるL0環境等の状況では、エージェントをコンタクトに接続することを遅延または別様に延期することが、有利であり得る。遅延を導入することは、別のエージェントまたは別のコンタクトが利用可能になる時間を可能にし得る。コンタクトセンターがL0において動作しており、別のエージェントが着信する場合、コンタクトセンターは、デフォルト選択を強制される代わりに、選定する2人のエージェントを伴うL1環境に入るであろう。同様に、コンタクトセンターがL0において動作しており、別のエージェントが着信する場合、コンタクトセンターは、デフォルト選択を強制される代わりに、選定する2つのコンタクトを伴うL2環境に入るであろう。
いくつかの実施形態では、コンタクトセンターがいくつかの選択肢をすでに有する(例えば、すでにL1またはL2において動作している)が、選択肢が限定される場合であっても、遅延させることが、望ましくあり得る。例えば、エージェントが利用可能になるとき、10個のコンタクトのみが待ち行列内で待機している場合、図3のペアリング方略は、わずか60%の瞬間的実績を有することが予期される。20個前後のコンタクトが待機するまで遅延させることが、望ましくあり得、その点において、予期される瞬間的実績は、80%前後であろう。
遅延が可能にされると、純粋なL1または純粋なL2のいずれでもないハイブリッド環境に入ることが、可能である。例えば、2つのコンタクトが待ち行列内に存在し、1人のエージェントのみが利用可能であるコンタクトセンターを検討する。遅延に続いて、第2のエージェントが、利用可能になり、待ち行列内の複数のコンタクトおよび接続のために利用可能な複数のエージェントが存在する環境をもたらし得る。コンタクトセンターが待ち行列内の複数のコンタクトおよび複数の空いているエージェントを有するときの時間周期は、「L3」環境と称される。本開示では、L3ペアリングモジュールは、コンタクトセンターシステム内にL3環境を引き起こし、それを処理することが可能なペアリングモジュールである。
図4は、本開示の実施形態による、L3ペアリング方法400のフロー図を示す。ブロック410において、待ち行列内の第1のコンタクトが、識別され得る。L0およびL1環境では、第1のコンタクトは、待ち行列内で待機する唯一のコンタクトであり得る。
ブロック420において、第1の利用可能なエージェントが、識別され得る。L0およびL2環境では、第1の利用可能なエージェントは、唯一の利用可能なエージェントであり得る。
この時点で、典型的なコンタクトセンターは、第1のコンタクトを第1のエージェントと接続し得る。コンタクトセンターがBP等の選択肢ベースのペアリング方略を使用している場合、本接続は、準最適であり得、選択肢ベースのペアリング方略は、低い瞬間的実績または効率において動作するであろう。代わりに、ブロック430において、L3ペアリング方法400は、第2のコンタクトが着信すること、または第2のエージェントが利用可能になることを待機し、それによって、BPまたは別の選択肢ベースのペアリング方略に利用可能な選択肢の量を増加させ得る。いくつかの状況では、本待機または遅延ステップは、L3環境において動作しているコンタクトセンターをもたらし得る。
いくつかの実施形態では、L3ペアリング方法は、ブロック430において、ある閾値量の時間にわたって待機し得、その間、1つを上回るコンタクトが、着信し得る、または1人を上回るエージェントが、利用可能になり得る。他の実施形態では、L3ペアリング方法は、ブロック430において、最大量の時間まで待機し得、その後、これは、付加的選択肢がペアリング方略に利用可能にされたかどうか、またはその量にかかわらず、接続を成す。
ブロック440において、ペアリングの選定が、行われ得る。第2のコンタクトが到着した実施形態では、第1の利用可能なエージェントは、好ましくは、少なくとも第1および第2のコンタクトのうちの選択された1つとペアリングされ得る。第2のエージェントが利用可能になった状況では、第1のコンタクトは、好ましくは、少なくとも第1および第2のエージェントのうちの選択された1つとペアリングされ得る。複数のエージェントおよび複数のコンタクトが存在する状況(L3)では、少なくとも第1および第2のエージェントのうちの選択された1つが、好ましくは、少なくとも第1および第2のコンタクトのうちの選択された1つとペアリングされ得る。
図5は、本開示の実施形態による、L3ペアリング方法500のフロー図を示す。L3ペアリング方法500は、これが選択肢を増加させるために遅延機構を使用する限りにおいて、L3ペアリング方法400(図4)と類似する。しかしながら、ペアリング方法400がL3環境をもたらすことができる一方、ペアリング方法500は、L3環境を強制する。
ブロック510において、第1のコンタクトが、識別され得る。
ブロック520において、第1の利用可能なエージェントが、識別され得る。
ブロック530において、L3ペアリング方法500は、第2のコンタクトが着信することを待機し得、ブロック540において、ペアリング方法500は、第2のエージェントが着信することを待機し得、複数のエージェントおよび複数のコンタクトがペアリングのために利用可能であるL3環境をもたらす。
ブロック550において、いくつかの実施形態では、少なくとも第1および第2のコンタクトのうちの選択された1つが、少なくとも第1および第2のエージェントのうちの選択された1つとペアリングされ得る。他の実施形態では、BPは、第1のエージェントと第1および第2のコンタクトのうちの一方ならびに第2のエージェントと第1および第2のコンタクトのうちの他方の両方をペアリングすること等によって、ペアリングを「バッチ処理」し得る。このように、BPは、さらなる遅延を伴わずに、複数の高実績/効率ペアリングを一度に成し得る。いくつかの実施形態では、コンタクトセンターシステムは、L3ペアリングモジュールからの単一のバッチ命令等によって、これらのペアリング/接続のそれぞれを同時に、またはほぼ同時にもたらすことが可能であり得る。他の実施形態では、L3ペアリングモジュールは、これらの複数のペアリングのそれぞれをもたらすために、複数のペアリング/接続命令をシリアライズし得る。シリアライズされた命令は、ほぼ同時に成され得、したがって、1つの接続および次のものをルーティングする間に、いかなる遅延も存在しない、または最小限の遅延しか存在しない。
いくつかの実施形態では、図4に関して上記に説明されるL3ペアリング方法400はまた、L3環境が生じる状況において、バッチペアリングを実施するように構成され得る。
L3環境が、遅延を導入することなく、またはペアリングを選択/選定することを延期することなく生じることが可能である。例えば、複数のコンタクトが待ち行列内に存在するとき、2人またはそれを上回るエージェントが、同時またはほぼ同時に利用可能になり、L2からL3への遷移をもたらし得る。同様に、2つまたはそれを上回るコンタクトが、同時またはほぼ同時に着信し、L1からL3への遷移をもたらし得る。いくつかのコンタクトセンターシステムでは、労働力は、瞬間的に増加され得る。例えば、多くのコンタクトが待ち行列内で待機している場合、コンタクトセンターは、1人を上回るエージェントを集団に追加するために、ログインしたエージェントの集団を修正し得る。これらの新しく追加されたエージェントはそれぞれ、同時またはほぼ同時に利用可能になり、L2からL3への遷移をもたらすであろう。
図6は、本開示の実施形態による、L3ペアリング方法600のフロー図を示す。ブロック610において、割当のために待ち行列内で待機する複数のコンタクトが、識別され得る。ブロック620において、複数のコンタクトのいずれか(または少なくともいくつか)への割当のために利用可能な複数のエージェントが、識別され得る。
その結果、コンタクトセンターは、これが遅延技法またはL3をもたらす他の状況を通して達成されたかどうかにかかわらず、現在、L3環境にある。ブロック630において、いくつかの実施形態では、複数のエージェントのうちの1人は、最も早く着信したコンタクトではない複数のコンタクトのうちの1つとペアリングされ得る。いくつかの実施形態では、L3ペアリング方法600は、複数のエージェントを複数のコンタクトとバッチペアリングし得、いくつかの状況では、いずれの優先的にペアリングされたコンタクトも、最も早く着信したコンタクトではない場合もあり得る。
同様に、いくつかの実施形態では、複数のコンタクトのうちの1つは、FIFOベースの公平性メトリック(またはPBR方略)に従って選択されたであろう、最長待機エージェント(または最良実績エージェント)ではない複数のエージェントのうちの1人とペアリングされ得る。いくつかの実施形態では、L3ペアリング方法600は、複数のコンタクトを複数のエージェントとバッチペアリングし得、いくつかの状況では、いずれの優先的にペアリングされたエージェントも、最長待機エージェント(または最良実績エージェント等)ではない場合もあり得る。
コンタクトセンターシステムがL3状態にある間、L3ペアリングモジュールが、FIFOまたはFIFOのようなペアリング方略を実施もしくは別様にエミュレートすることが可能である。これらの状況では、L3ペアリングモジュールは、常時、待ち行列内の他のコンタクトおよび利用可能なコンタクトにかかわらず、例えば、待ち行列の先頭における最長待機コンタクト(またはより高い優先順位のコンタクト)を、例えば、最長待機エージェントとペアリングし得る。この意味で、FIFOペアリング方略は、L1(エージェント余剰)、L2(エージェント不足)、およびL3(複数のエージェントおよび複数のコンタクト)環境と無関係であり、L0状態と同様の効率で動作する。しかしながら、増加された選択肢を伴うL1/L2/L3状態が可能であるとき、L3を伴うBP等のL3対応選択肢ベースのペアリング方略は、より高い平均実績/効率において動作することができる。
いくつかの実施形態では、L3ペアリングモジュール(例えば、L3ペアリングモジュール140)または類似するモジュールは、コンタクトセンターシステム内で自動化労働力管理推奨または決定を行うことが可能であり得る。例えば、コンタクトセンターを、限定された量の選択肢を伴うL0またはL1およびL2の周期にわたって推移させる、コンタクト保留時間およびエージェント空き時間を優先的に最小限にしようとする代わりに、コンタクトセンターシステムは、コンタクトセンターシステムを多選択肢環境に保つ可能性が高い、ある数のエージェントを使用するように助言または命令され得る。いくつかの状況では、推奨は、多選択肢L1において費やされる時間の予期される量を増加させるために、付加的エージェント(例えば、10人の付加的エージェント、100人の付加的エージェント等)をスタッフ配置することであり得る。他の状況では、推奨は、多選択肢L2において費やされる時間の予期される量を増加させるために、より少ないエージェント(例えば、10人のより少ないエージェント、100人のより少ないエージェント等)をスタッフ配置することであり得る。
いくつかの実施形態では、労働力管理命令または推奨は、コンタクト待機時間を削減する利益に対して、付加的エージェントを採用し、エージェント空き時間を増加させるコストを均衡させる、またはコンタクト待機時間を増加させるコストに対して、より少ないエージェントを採用し、エージェント空き時間を減少させるコスト節約を均衡させ得る。これらの推奨は、最適化するための所望のメトリックを考慮し得る。例えば、コンタクトセンター管理者が顧客満足を最適化することを所望する場合、多選択肢L2(エージェント不足)ではなく、多選択肢L1(エージェント余剰)にあることに逸れる推奨を行うことが、望ましくあり得る。いずれの場合も、推奨または命令は、より多い選択肢のL1、L2、またはL3環境において動作するBPまたは別の選択肢ベースのペアリング方略の向上された実績/効率に対して、エージェント空き時間を増加させる、またはコンタクト待機時間を増加させるコストを均衡させ、デフォルト選択肢のみが利用可能である非効率的なL0環境を回避し得る。
この時点で、上記に説明されるような本開示による、コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングは、入力データの処理および出力データの生成をある程度伴い得ることに留意されたい。本入力データ処理および出力データ生成は、ハードウェアまたはソフトウェアにおいて実装され得る。例えば、具体的電子コンポーネントが、上記に説明されるような本開示による、コンタクトセンターシステムにおけるL3ペアリングと関連付けられる機能を実装するために、L3ペアリングモジュールまたは類似もしくは関連する回路において採用され得る。代替として、命令に従って動作する1つまたはそれを上回るプロセッサが、上記に説明されるような本開示による、コンタクトセンターシステムにおけるBPと関連付けられる機能を実装し得る。そのような場合では、そのような命令は、1つもしくはそれを上回る非一過性プロセッサ可読記憶媒体(例えば、磁気ディスクまたは他の記憶媒体)上に記憶される、または1つもしくはそれを上回る搬送波において具現化される1つもしくはそれを上回る信号を介して1つもしくはそれを上回るプロセッサに伝送され得ることが、本開示の範囲内である。
本開示は、本明細書に説明される具体的実施形態によって範囲を限定されるべきではない。実際には、本明細書に説明されるものに加えて、本開示の他の種々の実施形態および修正が、前述の説明および付随の図面から当業者に明白となるであろう。したがって、そのような他の実施形態および修正は、本開示の範囲内に該当することが意図される。さらに、本開示は、少なくとも1つの特定の目的のための少なくとも1つの特定の環境における少なくとも1つの特定の実装の文脈において本明細書に説明されたが、当業者は、その有用性が、それに限定されず、本開示が、有益なこととして、任意の数の目的のために任意の数の環境において実装され得ることを認識するであろう。故に、以下に記載される請求項は、本明細書に説明されるような本開示の完全な範囲および精神に照らして解釈されるべきである。

Claims (12)

  1. コンタクトセンターシステムにおけるペアリングのための方法であって、前記方法は、
    コンタクトセンターシステムにおいて、複数コンタクトについての情報を受信することと、
    前記コンタクトセンターシステムにおいて、複数エージェントについての情報を受信することと、
    前記コンタクトセンターシステムに通信可能に結合されかつ前記コンタクトセンターシステムにおいて動作するように構成されている少なくとも1つのプロセッサが、前記複数コンタクトおよび前記複数エージェントの間で複数の利用可能なペアリングを識別することであって、前記複数の利用可能なペアリングは、前記複数のコンタクトのコンタクト数と、前記複数のエージェントのエージェント数とに基づく数のペアリングを含む、ことと、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、前記識別することに基づいて、前記ペアリングを延期することを決定することと、
    前記ペアリングを延期した後、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記コンタクトセンターシステムのスイッチにおいて、前記複数コンタクトを前記複数エージェントにペアリングすることと
    を含み、
    記複数コンタクトの各々および前記複数エージェントの各々は、前記識別することの前にペアリングのために利用可能であった、方法。
  2. 前記複数の利用可能なペアリングを識別した後に、前記識別することに基づいて、予期される実績を決定することと、
    前記予期される実績が閾値実績メトリックよりも大きいか否かを決定することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記予期される実績が前記閾値実績メトリックよりも大きくないことを決定したことに基づいて、持続時間の間、前記ペアリングを延期することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ペアリングは、限定された数の利用可能なペアリングが存在するときに延期される、請求項1に記載の方法。
  5. コンタクトセンターシステムにおけるペアリングのためのシステムであって、前記システムは、
    メモリと、
    前記メモリに結合された処理回路と
    を備え、前記システムは、
    複数コンタクトについての情報を受信することと、
    複数エージェントについての情報を受信することと、
    前記処理回路を使用して、前記複数コンタクトおよび前記複数エージェントの間で複数の利用可能なペアリングを識別することであって、前記複数の利用可能なペアリングは、前記複数のコンタクトのコンタクト数と、前記複数のエージェントのエージェント数とに基づく数のペアリングを含む、ことと、
    前記処理回路を使用して、前記識別することに基づいて、前記ペアリングを延期することを決定することと、
    前記ペアリングを延期した後、前記処理回路を使用して、前記複数コンタクトを前記複数エージェントにペアリングすることと
    を行うように構成され、
    前記複数コンタクトの各々および前記複数エージェントの各々は、前記識別することの前にペアリングのために利用可能であった、システム。
  6. 前記システムは、
    前記複数の利用可能なペアリングを識別した後に、前記識別することに基づいて、予期される実績を決定することと、
    前記予期される実績が閾値実績メトリックよりも大きいか否かを決定することと
    を行うようにさらに構成されている、請求項に記載のシステム。
  7. 前記システムは、前記予期される実績が前記閾値実績メトリックよりも大きくないことを決定したことに基づいて、持続時間の間、前記ペアリングを延期するようにさらに構成されている、請求項に記載のシステム。
  8. 前記ペアリングは、限定された数の利用可能なペアリングが存在するときに延期される、請求項に記載のシステム。
  9. 命令を記憶する非一過性コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令は、システムの処理回路によって実行されると、
    複数コンタクトおよび複数エージェントの間で複数の利用可能なペアリングを識別することであって、前記複数の利用可能なペアリングは、前記複数のコンタクトのコンタクト数と、前記複数のエージェントのエージェント数とに基づく数のペアリングを含む、ことと、
    前記識別することに基づいて、前記ペアリングを延期することを決定することと、
    前記ペアリングを延期した後、前記複数コンタクトを前記複数エージェントにペアリングすることと
    を前記システムに行わせ、
    記複数コンタクトの各々および前記複数エージェントの各々は、前記識別することの前にペアリングのために利用可能であった、コンピュータプログラム製品。
  10. 前記非一過性コンピュータ可読媒体は、命令をさらに記憶し、前記命令は、前記システムの前記処理回路によって実行されると、
    前記複数の利用可能なペアリングを識別した後に、前記識別することに基づいて、予期される実績を決定することと、
    前記予期される実績が閾値実績メトリックよりも大きいか否かを決定することと
    を前記システムに行わせる、請求項に記載のコンピュータプログラム製品。
  11. 前記非一過性コンピュータ可読媒体は、命令をさらに記憶し、前記命令は、前記システムの前記処理回路によって実行されると、前記予期される実績が前記閾値実績メトリックよりも大きくないことを決定したことに基づいて、持続時間の間、前記ペアリングを延期することを前記システムに行わせる、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  12. 前記ペアリングは、限定された数の利用可能なペアリングが存在するときに延期される、請求項に記載のコンピュータプログラム製品。
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