JP7076349B2 - マッサージ機 - Google Patents

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この発明は、マッサージ機に関する。
特許文献1には、一対の施療子(揉み玉)と、揉み用モータを含み、両施療子を接近離間方向に往復移動させることによって揉み動作を行うための揉み機構と、揉み用モータを制御する制御部とを備えたマッサージ機が開示されている。特許文献1には、特許文献1の図10~図16に示されるパターンで、揉み用モータが正転および逆転されることが開示されている。
特開2006-204666号公報
この発明の目的は、新規な揉み動作が得られるマッサージ機を提供することである。
この発明によるマッサージ機は、一対の施療子と、揉み用モータを含みかつ前記両施療子を接近離間方向に往復移動させることによって揉み動作を行うための揉み機構と、前記揉み用モータを制御する制御部とを備えており、前記制御部は、前記両施療子の間隔が所定の第1間隔から所定の第2間隔に変化した後、前記第2間隔から前記第1間隔まで変化するように、前記揉み用モータを正転逆転制御する第1正転逆転制御処理と、前記両施療子の間隔が前記第1間隔から所定の第3間隔に変化した後、前記第3間隔から前記第1間隔まで変化するように、前記揉み用モータを正転逆転制御する第2正転逆転制御処理とを交互に行うように構成されており、前記第1間隔と前記第2間隔との差の絶対値と、前記第1間隔と前記第3間隔との差の絶対値が異なる。
この構成では、第1間隔と第2間隔との差の絶対値と、第1間隔と第3間隔との差の絶対値が異なるので、新規な揉み動作が得られるマッサージ機を実現できる。
また、この構成では、第1正転逆転制御処理による両施療子の往復移動パターンと、第2正転逆転制御処理による両施療子の往復移動パターンとが異なるようになるため、被施療者に今までにない新鮮な揉み感を与えることが可能となる。
この発明の一実施形態では、前記両施療子の間隔が比較的広い所定の間隔を第4間隔とし、前記両施療子の間隔が比較的狭い所定の間隔を第6間隔とし、前記第4間隔と前記第6間隔との間の所定の間隔を第5間隔とすると、前記第1正転逆転制御処理は、前記両施療子間隔が前記第4間隔から前記第5間隔となるまで前記揉み用モータを正転させる第1制御処理と、前記第1制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第5間隔から前記第4間隔となるまで前記揉み用モータを逆転させる第2制御処理とからなり、前記第2正転逆転制御処理は、前記両施療子間隔が前記第4間隔から前記第5間隔まで前記揉み用モータを正転させる第3制御処理と、前記第3制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第5間隔から前記第6間隔まで前記揉み用モータを正転させる第4制御処理と、前記第4制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第6間隔から前記第5間隔となるまで前記揉み用モータを逆転させる第5制御処理と、前記第5制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第5間隔から前記第4間隔となるまで前記揉み用モータを逆転させる第6制御処理とからなる。
この発明の一実施形態では、前記第1~第6制御処理のうちの時間的に隣接する2つの前記制御処理間において、前記揉み用モータが所定時間停止される停止区間が挿入されている。
この発明の一実施形態では、前記両施療子の間隔が比較的広い所定の間隔を第4間隔とし、前記両施療子の間隔が比較的狭い所定の間隔を第6間隔とし、前記第4間隔と前記第6間隔との間の所定の間隔を第5間隔とすると、前記第1正転逆転制御処理は、前記両施療子間隔が前記第6間隔から前記第5間隔となるまで前記揉み用モータを逆転させる第1制御処理と、前記第1制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第5間隔から前記第6間隔となるまで前記揉み用モータを正転させる第2制御処理とからなり、前記第2正転逆転制御処理は、前記両施療子間隔が前記第6間隔から前記第5間隔まで前記揉み用モータを逆転させる第3制御処理と、前記第3制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第5間隔から前記第4間隔まで前記揉み用モータを逆転させる第4制御処理と、前記第4制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第4間隔から前記第5間隔となるまで前記揉み用モータを正転させる第5制御処理と、前記第5制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第5間隔から前記第6間隔となるまで前記揉み用モータを正転させる第6制御処理からなる。
この発明の一実施形態では、前記第1~第6制御処理のうちの時間的に隣接する2つの前記制御処理間において、前記揉み用モータが所定時間停止される停止区間が挿入されている。
図1は、この発明の実施形態に係る椅子型マッサージ機の外観を示す一部切り欠き斜視図である。 図2は、マッサージユニットの構成を図解的に示す斜視図である。 図3A~図3Cは、揉み機構の概略構成を図解的に示す模式図であって、図3Aは左右の施療子の間隔が最も広い間隔となる状態を、図3Cは左右の施療子の間隔が最も狭い間隔となる状態を、図3Bは左右の施療子の間隔がそれらの間の中央となる状態をそれぞれ示す模式図である。 図4は、揉み用モータを回転させた場合の、左右の施療子の軌跡を示す模式図である。 図5は、椅子型マッサージ機の電気的構成を示すブロック図である。 図6は、揉み用モータの第1制御パターンを説明するための模式図である。 図7は、揉み用モータの第2制御パターンを説明するための模式図である。 図8は、揉み用モータの第3制御パターンを説明するための模式図である。 図9は、揉み用モータの第4制御パターンを説明するための模式図である。
以下、この発明を椅子型マッサージ機に適用した場合の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る椅子型マッサージ機1の外観を示す一部切り欠き斜視図である。
椅子型マッサージ機1は、座部11と、背もたれ部12と、肘掛部13と、脚載部(オットマン)14と、これらの土台となる基台部10とを含む。
以下の説明において、前後方向、左右方向および上下方向とは、被施療者が椅子型マッサージ機1に通常の姿勢で着座したときに、その被施療者から見た場合の前後方向、左右方向および上下方向をそれぞれいうものとする。
座部11は、基台部10上に配置されている。背もたれ部12は、座部11の後部に配置されている。肘掛部13は、座部11の左右両側に配置されている。脚載部14は、座部11の前側に配置されている。背もたれ部12は、背もたれ回動用アクチュエータ15(図5参照)により、座部11に対して、傾動可能に支持されている。また、脚載部14は、脚載部回動用アクチュエータ16(図5参照)により、座部上部近傍に設けられた左右方向に延びる支軸を中心として回動できるようになっている。
背もたれ部12には、マッサージユニット17が内蔵されている。マッサージユニット17は、左右一対の施療子(揉み玉)41を使用した各種マッサージを行うためのものである。背もたれ部12には、上下方向に延びる左右一対の断面U形状のガイドレール19,20(図2参照)が設けられており、マッサージユニット17はガイドレール19,20に沿って上下方向に移動できるようになっている。マッサージユニット17の詳細な構成については、後述する。
座部11、背もたれ部12、肘掛部13および脚載部14には、エアバック(図示略)が設けられている。各エアバッグは、エアポンプ(図示略)から電磁弁(図示略)を介して空気が供給されることにより膨張する。各エアバッグは、収縮時は偏平な形態であり、適宜膨張することで、被施療者に対して押圧の刺激を加える。
一方の肘掛部13には、操作装置支持部材21および表示装置支持部材22が取り付けられている。操作装置支持部材21には、被施療者が椅子型マッサージ機1を操作するための操作装置23が取外し自在に取り付けられている。表示装置支持部材22には、表示装置24が取外し自在に取り付けられている。表示装置24は、例えば液晶ディスプレイである。
図2は、マッサージユニット17の構成を図解的に示す斜視図である。
マッサージユニット17は、ガイドレール19,20に対して昇降自在に取り付けられている。マッサージユニット17は、矩形枠状のメインフレーム31を含む。メインフレーム31は、左右一対の側壁と、これらの側壁の上端どうしおよび下端どうしをそれぞれ結合する天壁および底壁とからなる。メインフレーム31には、左右方向に延びたガイド軸32および昇降用駆動軸33が回転自在に取り付けられている。ガイド軸32は、メインフレーム31の上部に配置され、昇降用駆動軸33はメインフレーム31の下部に配置されている。ガイド軸32および昇降用駆動軸33の両端部は、メインフレーム31の両側壁から外方に突出している。ガイド軸32の両端部には、ガイドレール19,20によって案内されるガイドローラ34が取り付けられている。昇降用駆動軸33の両端部には、ガイドレール19,20に設けられたラック(図示略)と噛み合うピニオンギヤ35が取り付けられている。メインフレーム31には、昇降用駆動軸33を回転させるための昇降用モータ36が取り付けられている。昇降用モータ36は、昇降用駆動軸33にギヤ機構37を介して連結されている。昇降用モータ36が回転されることによって、マッサージユニット17はガイドレール19,20に沿って昇降される。
マッサージユニット17には、昇降用駆動軸33の回転量を検出することによって、マッサージユニット17の昇降位置(上下方向位置)を検出するための昇降位置センサ38が設けられている。昇降位置センサ38は、昇降用駆動軸33の回転量を検出するためのロータリーエンコーダからなる。
昇降用駆動軸33の長さ中間部には、揺動フレーム39が前後方向に揺動自在に取り付けられている。揺動フレーム39には、左右一対の施療子41およびその駆動機構を備えた施療子駆動ユニット40が取り付けられている。メインフレーム31には、揺動フレーム(施療子駆動ユニット)を前後方向に進退させるための施療子駆動ユニット進退機構が設けられている。
施療子駆動ユニット進退機構について説明する。メインフレーム31には、ガイド軸32の下側に配置されかつ左右方向に延びた進退軸42が回転自在に取り付けられている。メインフレーム31の一方の側部には、進退軸42を回転させるための進退用モータ43が取り付けられている。進退用モータ43は、ギヤ機構44を介して進退軸42に連結されている。進退軸42の長さ中間部には、左右一対のピニオンギヤ45が取り付けられている。揺動フレーム39の上部には、左右一対のピニオンギヤ45と噛み合う円弧状ラック46がそれぞれ設けられている。進退用モータ43によって進退軸42が回転されると、ピニオンギヤ45が回転し、円弧状ラック46が移動する。これにより、揺動フレーム39が昇降用駆動軸33を中心として揺動する。これにより、施療子駆動ユニット40(施療子41)が前後方向に進退する。
マッサージユニット17には、進退軸42の回転量を検出することによって、施療子駆動ユニット40の前後位置を検出するための前後位置センサ47が設けられている。前後位置センサ47は、進退軸42の回転量を検出するためのエンコーダからなる。
施療子駆動ユニット40は、施療子41を偏心回動させることによって揉み動作を行う揉み機構と、施療子41を前後方向に揺動させることによって叩き動作を行う叩き機構とを備えている。揉み機構は、アクチュエータ(駆動源)としての揉み用モータ48を含んでいる。叩き機構は、アクチュエータ(駆動源)としての叩き用モータ49を含んでいる。このような揉み機構および叩き機構は、周知である。
以下、図3A~図3Cを参照して、揉み機構の概略的な構成について簡単に説明する。
左右の施療子41は、それぞれ左右のアーム52に回転自在に支持されている。揉み機構は、左右のアーム52を回転自在に支持する揉み軸53と、図示しない揉み用減速機を介して揉み軸53を回転させる揉み用モータ48(図2参照)とを備えている。具体的には、揉み軸53には、左右のカム体54が、揉み軸53に対して偏心しかつ互いに対称的に傾斜した状態で固定されている。左右のアーム52は、それぞれ左右のカム体54に回転自在に支持されている。
なお、図示しないが、左右のアーム52は、叩き用モータ49(図2参照)によって動かされる連結リンク(図示略)にボールジョイント(図示略)を介して連結されている。揉み機構の基本的な構成は、特開2004-24911号公報に記載の揉み機構または特許文献1に記載の揉み手段の構成と類似している。
揉み軸53が回転されると、左右のカム体54が回転する。左右のアーム52は、連結リンクに連結されているので、カム体54との一体的回転が制限される。このため、左右のアーム52に取り付けられた左右の施療子41は、揉み軸53の回転に伴って、図4に示すように、左右の施療子41が楕円軌道を描きながら、互いに接近、離間するように、往復移動する。図4において、矢印Aは、揉み用モータ48が正転された場合の施療子41の移動方向を示し、矢印Bは、揉み用モータ48が逆転された場合の施療子41の移動方向を示している。
図4において、0°、90°、180°および270°は、左右の施療子41の間隔が最も広い状態の揉み軸53の回転角度位置を基準位置(0°)として、基準位置から各施療子41を矢印Aの方向に移動させた場合の揉み軸53の回転角度を示している。
なお、図3Aは、左右の施療子41の間隔が最も広い間隔(以下、幅広間隔という)となる状態(以下、幅広状態という)を示している。言い換えれば、図3Aは、揉み軸53の回転角度が0°である状態を示している。幅広間隔は、本発明の第4間隔の一例である。
図3Cは、左右の施療子41の間隔が最も狭い間隔(以下、幅狭間隔という)となる状態(以下、幅狭状態という)を示している。言い換えれば、図3Cは、揉み軸53の回転角度が180°である状態を示している。幅狭間隔は、本発明の第6間隔の一例である。
図3Bは、被施療者に近い側において、施療子41の間隔が幅広状態と幅狭状態との間の中央の間隔(幅中間隔)となる状態(以下て、幅中状態という)を示している。言い換えれば、図3Bは、揉み軸53の回転角度が90°である状態を示している。幅中間隔は、本発明の第5間隔の一例である。
図3Aを参照して、揉み軸53の所要箇所には、マグネット55が取り付けられている。メインフレーム31には、施療子41の間隔が幅広状態にあるときに、マグネット55と対向する位置にリードスイッチ56が設けられている。揉み用モータ48の回転は、レゾルバ、エンコーダ等からなる回転角センサ57(図5参照)によって検出される。
回転角センサ57によって検出される回転角に基づいて、リードスイッチ56がマグネット55を検出したときの揉み用モータ48の回転角度位置からの揉み用モータ48の正逆回転量(正逆回転角)を演算することができる。揉み用モータ48の正逆回転量を揉み用減速機の減速比で除算することによって、リードスイッチ56がマグネット55を検出したときの揉み軸53の回転角度位置(基準位置)からの揉み軸53の正逆回転量(正逆回転角)を演算することができる。これにより、左右の施療子41の間隔を検出することができる。
つまり、リードスイッチ56の出力信号と回転角センサ57によって検出される回転角とに基づいて、左右の施療子41の間隔が、幅広状態(図4の0°に相当する)にあるか、幅狭状態(図4の180°に相当する)にあるか、幅中状態(図4の90°に相当する)であるかを検出することができる。
図5は、椅子型マッサージ機1の電気的構成を示すブロック図である。図5おいては、説明の便宜上、各エアバッグを膨張収縮させるためのエアポンプおよびその駆動回路ならびに電磁弁およびその駆動回路は省略されている。
椅子型マッサージ機1の内部には、椅子型マッサージ機1を制御するための制御部60が内蔵されている。制御部60は、マイクロコンピュータを含み、CPU、メモリ(RAM、ROM、不揮発性メモリ)等を備えている。メモリには、椅子型マッサージ機1を制御するためのプログラム、必要なデータ等が記憶される。また、制御部60は、内部時計を備えている。
制御部60には、操作装置23、表示装置24、背もたれ回動用アクチュエータ15の駆動回路71および脚載部回動用アクチュエータ16の駆動回路72が接続されている。制御部60には、さらに、マッサージユニット17内の昇降用モータ36の駆動回路73、進退用モータ43の駆動回路74、揉み用モータ48の駆動回路75および叩き用モータ49の駆動回路76が接続されている。制御部60には、さらに、マッサージユニット17内の昇降位置センサ38、前後位置センサ47、回転角センサ57およびリードスイッチ56が接続されている。
制御部60は、操作装置23の操作等に基づいて、各アクチュエータ15,16の駆動回路71,72を制御する。また、制御部60は、操作装置23の操作等に基づいて、各モータ36,43,48,49の駆動回路73~76、エアポンプの駆動回路(図示略)および電磁弁の駆動回路(図示略)を制御する。これにより、椅子型マッサージ機1は、各種のマッサージを行えるようになっている。
また、制御部60は、前述したように、リードスイッチ56の出力信号と回転角センサ57によって検出される回転角とに基づいて、左右の施療子41の間隔が、幅広状態にあるか、幅狭状態にあるか、幅中状態であるかを検出する。
マッサージモードには、自動モードと手動モードとがある。自動モードでは、複数種類のマッサージコースの中から被施療者によって選択されたマッサージコースに従ったマッサージが行われる。手動モードでは、被施療者によって選択されたマッサージ種類のマッサージが行われる。メモリには、複数種類のマッサージコースに応じた複数種類のマッサージプログラムが記憶されている。
この実施形態では、制御部60は、揉み動作時において、次のような条件C1およびC2を満たすように、揉み用モータ48の駆動回路75を制御する。
条件C1:両施療子41の間隔が所定の第1間隔から所定の第2間隔に変化した後、第2間隔から第1間隔まで変化するように、揉み用モータ48を正転逆転制御する第1正転逆転制御処理と、両施療子41の間隔が第1間隔から所定の第3間隔に変化した後、第3間隔から第1間隔まで変化するように、揉み用モータ48を正転逆転制御する第2正転逆転制御処理とを交互に行うこと
条件C2:第1間隔と第2間隔との差の絶対値と、第1間隔と第3間隔との差の絶対値が異なること
以下、自動モード時または手動モード時において制御部60によって実行可能な揉み用モータ48の制御パターンについて具体的に説明する。
[第1制御パターン]
図6は、揉み用モータ48の第1制御パターンを説明するための模式図である。
第1制御パターンは、第1制御処理A1、第2制御処理A2、第3制御処理A3、第4制御処理A4、第5制御処理A5および第6制御処理A6をこの順番で繰り返すように、揉み用モータ48が制御されるパターンである。
第1~第6制御処理A1~A6は、以下の通りである。
A1:幅広状態から幅中状態となるまで揉み用モータ48を正転させる制御処理
A2:幅中状態から幅広状態となるまで揉み用モータ48を逆転させる制御処理
A3:幅広状態から幅中状態まで揉み用モータ48を正転させる制御処理
A4:幅中状態から幅狭状態まで揉み用モータ48を正転させる制御処理
A5:幅狭状態から幅中状態となるまで揉み用モータ48を逆転させる制御処理
A6:幅中状態から幅広状態となるまで揉み用モータ48を逆転させる制御処理
この場合、前述の第1正転逆転制御処理は、第1制御処理A1および第2制御処理A2からなる。また、前述の第2正転逆転制御処理は、第3~第6制御処理A3~A6からなる。
[第2制御パターン]
図7は、揉み用モータ48の第2制御パターンを説明するための模式図である。
第2制御パターンは、図6に示す第1制御パターンに対して、時間的に隣接する2つの制御処理間に、揉み用モータ48を所定時間Tだけ停止する停止区間Sが挿入されたパターンである。
所定時間(停止時間)Tは、例えば、0.2秒以上1.0秒以下の範囲内の時間に設定される。
[第3制御パターン]
図8は、揉み用モータ48の第3制御パターンを説明するための模式図である。
第1制御パターンは、第1制御処理B1、第2制御処理B2、第3制御処理B3、第4制御処理B4、第5制御処理B5および第6制御処理B6をこの順番で繰り返すように、揉み用モータ48が制御されるパターンである。
第1~第6制御処理B1~B6は、以下の通りである。
B1:幅狭状態から幅中状態となるまで揉み用モータ48を逆転させる制御処理
B2:幅中状態から幅狭状態となるまで揉み用モータ48を正転させる制御処理
B3:幅狭状態から幅中状態まで揉み用モータ48を逆転させる制御処理
B4:幅中状態から幅広状態まで揉み用モータ48を逆転させる制御処理
B5:幅広状態から幅中状態となるまで揉み用モータ48を正転させる制御処理
B6:幅中状態から幅狭状態となるまで揉み用モータ48を正転させる制御処理
この場合、前述の第1正転逆転制御処理は、第1制御処理B1および第2制御処理B2からなる。また、前述の第2正転逆転制御処理は、第3~第6制御処理B3~B6からなる。
[第4制御パターン]
図9は、揉み用モータ48の第4制御パターンを説明するための模式図である。
第4制御パターンは、図8に示す第3制御パターンに対して、時間的に隣接する2つの制御処理間に、揉み用モータ48を所定時間Tだけ停止する停止区間Sが挿入されたパターンである。
所定時間(停止時間)Tは、例えば、0.2秒以上1.0秒以下の範囲内の時間に設定される。
前述の実施形態では、第1間隔と第2間隔との差の絶対値と、第1間隔と第3間隔との差の絶対値が異なるので、新規な揉み動作が得られるマッサージ機を実現できる。また、前述の実施形態では、第1正転逆転制御処理による両施療子41の往復移動パターンと、第2正転逆転制御処理による両施療子41の往復移動パターンとが異なるようになるため、被施療者に今までにない新鮮な揉み感を与えることが可能となる。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。例えば、前述の実施形態では、揉み用モータ48の制御パターンとして、第1~第4の4つの制御パターンが示されている、しかし、揉み用モータ48の制御パターンは、前述の条件C1およびC2を満たす制御パターンであれば、これら4つの制御パターン以外の制御パターンを採用することができる。
また、前述の実施形態では、この発明を椅子型マッサージ機1に適用した場合について説明したが、この発明は、両施療子41を接近離間方向に往復移動させることによって揉み動作を行うための揉み機構を備えたマッサージ機であれば、椅子型以外のマッサージ機(例えば、シート状マッサージ機)にも適用することができる。また、この発明は、エアバックを備えていないマッサージ機にも適用することができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 椅子型マッサージ機
17 マッサージユニット
24 表示装置
40 施療子駆動ユニット
41 施療子
36 昇降用モータ
43 進退用モータ
48 揉み用モータ
49 叩き用モータ
52 アーム
53 揉み軸
54 カム体
55 マグネット
56 リードスイッチ
57 回転角センサ
60 制御部

Claims (4)

  1. 一対の施療子と、
    揉み用モータを含みかつ前記両施療子を接近離間方向に往復移動させることによって揉み動作を行うための揉み機構と、
    前記揉み用モータを制御する制御部とを備えており、
    前記制御部は、前記両施療子の間隔が所定の第1間隔から所定の第2間隔に変化した後、前記第2間隔から前記第1間隔まで変化するように、前記揉み用モータを正転逆転制御する第1正転逆転制御処理と、前記両施療子の間隔が前記第1間隔から所定の第3間隔に変化した後、前記第3間隔から前記第1間隔まで変化するように、前記揉み用モータを正転逆転制御する第2正転逆転制御処理とを交互に行うように構成されており、
    前記第1間隔と前記第2間隔との差の絶対値と、前記第1間隔と前記第3間隔との差の絶対値が異なる、マッサージ機。
  2. 前記両施療子の間隔が比較的広い所定の間隔を第4間隔とし、前記両施療子の間隔が比較的狭い所定の間隔を第6間隔とし、前記第4間隔と前記第6間隔との間の所定の間隔を第5間隔とすると、
    前記第1正転逆転制御処理は、前記両施療子間隔が前記第4間隔から前記第5間隔となるまで前記揉み用モータを正転させる第1制御処理と、前記第1制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第5間隔から前記第4間隔となるまで前記揉み用モータを逆転させる第2制御処理とからなり、
    前記第2正転逆転制御処理は、前記両施療子間隔が前記第4間隔から前記第5間隔まで前記揉み用モータを正転させる第3制御処理と、前記第3制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第5間隔から前記第6間隔まで前記揉み用モータを正転させる第4制御処理と、前記第4制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第6間隔から前記第5間隔となるまで前記揉み用モータを逆転させる第5制御処理と、前記第5制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第5間隔から前記第4間隔となるまで前記揉み用モータを逆転させる第6制御処理とからなる、請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記両施療子の間隔が比較的広い所定の間隔を第4間隔とし、前記両施療子の間隔が比較的狭い所定の間隔を第6間隔とし、前記第4間隔と前記第6間隔との間の所定の間隔を第5間隔とすると、
    前記第1正転逆転制御処理は、前記両施療子間隔が前記第6間隔から前記第5間隔となるまで前記揉み用モータを逆転させる第1制御処理と、前記第1制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第5間隔から前記第6間隔となるまで前記揉み用モータを正転させる第2制御処理とからなり、
    前記第2正転逆転制御処理は、前記両施療子間隔が前記第6間隔から前記第5間隔まで前記揉み用モータを逆転させる第3制御処理と、前記第3制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第5間隔から前記第4間隔まで前記揉み用モータを逆転させる第4制御処理と、前記第4制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第4間隔から前記第5間隔となるまで前記揉み用モータを正転させる第5制御処理と、前記第5制御処理後に行われ、前記両施療子間隔が前記第5間隔から前記第6間隔となるまで前記揉み用モータを正転させる第6制御処理からなる、請求項1に記載のマッサージ機。
  4. 前記第1~第6制御処理のうちの時間的に隣接する2つの前記制御処理間において、前記揉み用モータが所定時間停止される停止区間が挿入されている、請求項2または3に記載のマッサージ機。
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