JP7073117B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法、及び、プログラムに関する。
従来、デジタルカメラのような動画撮影機能を持ち、TFT液晶(薄膜トランジスタ液晶)やEVF(電子ビューファインダ)等の表示装置を持った表示制御装置において、表示方法が多様になってきている。例えば、表示制御装置には、光学ファインダ表示とTFT表示によるライブビュー表示を行ったり、カメラ内部の表示部への表示と動画データを外部表示装置への表示とを切り替えて表示したりするものがある。また、表示制御装置には、表示の制御が可能な表示部と外部装置が有する表示部とに画像を表示させる、いわゆる二画面同時出力を行うものもある。
ここで、特許文献1には、光学ファインダにて画像を表示する光学ファインダモードと背面モニタにて画像を表示するライブビューモードとの2種類の表示モードを有するデジタル一眼レフカメラが記載されている。特許文献1のデジタル一眼レフカメラは、光学ファインダモードで記憶された測光値、測距値及び位置情報について、ライブビューモードで反映させる設定がなされているかどうかを判断する。そして、特許文献1のデジタル一眼レフカメラは、反映させる設定がなされている場合には記憶された測光値及び位置情報に基づき露出制御を行った後に、記憶された測距値及び位置情報に基づき合焦を行う。
特開2006-163094号公報
しかしながら、表示制御装置は、表示の制御が可能な第1の表示部と外部装置が有する第2の表示部とに同時に画像を表示させる際、次のようになることがある。すなわち、第1の表示部に表示される画像に対する操作が外部装置に出力する画像に影響し、ユーザが意図しない画像が外部装置の第2の表示部に表示されてしまうことがある。このため、ユーザの利便性に欠けることがある。特許文献1は、光学ファインダモードとライブビューモードとの切替えに関する技術であり、特許文献1には同時に2つの表示部に画像を表示させる際の技術についての記載はない。
本発明の撮像装置は、撮像部と、前記撮像部により撮影された画像を表示するための表示手段と、二画面表示が設定されている場合に、前記表示手段に1つの画像を表示するとともに、前記表示手段に表示される画像と同じ1つの画像を外部表示装置に表示させるように制御する制御手段と、ユーザから画像処理の設定を受け付ける第1の受付手段と、前記第1の受付手段により受け付けた前記画像処理の設定を確定するユーザ操作を受け付ける第2の受付手段と、を有し、前記二画面表示が設定されている場合に、前記制御手段は、表示中の画像に対する画像処理の設定を受け付ける際に、前記表示手段には前記画像に重畳して画像処理の設定を受け付けるためのメニュー画面を表示し、前記外部表示装置には前記メニュー画面を表示せずに画像を表示するように制御し、前記第1の受付手段により画像処理の設定を受け付けたことに応じて、前記受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理が行われた第1の画像を前記表示手段に表示すると共に、前記受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理が行われていない第2の画像を前記外部表示装置に表示するよう制御し、前記第1の受付手段により受け付けた前記画像処理の設定を確定する操作を前記第2の受付手段により受け付けたことに応じて、前記第1の受付手段により受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理が行われた第3の画像を前記外部表示装置に表示するように制御する、ことを特徴とする
本発明によれば、ユーザの利便性を向上させることができる。
表示制御装置、及び、外部表示装置の構成の一例を示す図である。 画像表示処理の一例を示すフローチャートである。 表示制御装置、及び、外部表示装置の画像表示の一例を示す図である。 設定反映ボタン出現処理の一例を示すフローチャートである。 表示制御装置、及び、外部表示装置の画像表示の一例を示す図である。 設定変更処理の一例を示すフローチャートである。 表示制御装置、及び、外部表示装置の画像表示の一例を示す図である。 設定変更処理の一例を示すフローチャートである。 表示制御装置、及び、外部表示装置の画像表示の一例を示す図である。 再生動作処理の一例を示すフローチャートである。 表示制御装置、及び、外部表示装置の画像表示の一例を示す図である。
(第1の実施形態)
まず、図1を参照して、第1の実施形態のシステムを構成する表示制御装置100、及び、外部表示装置120のハードウェア構成について説明する。図1は、表示制御装置100、及び、外部表示装置120の構成の一例を示す図である。
表示制御装置100は、入力端子101と画像処理回路102と画像メモリ103とストリームバッファ104と通信部105とメモリ106と操作部107と表示部108とCPU109と撮像素子110とを有する。また、表示制御装置100は、媒体制御部111と不揮発性メモリ112とを有する。また、表示制御装置100は、表示制御装置100の各部を接続するバス113を有する。表示制御装置100として、撮像装置であるデジタルカメラにより実現した例について説明するが、PDA(携帯情報端末)やスマートフォン、タブレット端末等の電子機器により実現してもよい。
入力端子101は、外部装置から静止画や動画等の画像データを受信するインタフェースである。
画像処理回路102は、入力端子101が受信した画像や撮像素子110が撮像した画像に対して、色情報の変換等の定められた画像処理を施す。
画像メモリ103は、画像処理回路102で画像処理される対象の画像データや画像処理回路102で画像処理された画像データを、表示用及び記憶処理用に一時的に記憶する。
ストリームバッファ104は、一時記憶用のメモリである。CPU109の制御により、画像メモリ103に記憶された画像データがストリームバッファ104に一時的に記憶される。ストリームバッファ104に記憶された画像データは、CPU109の制御により、ファイル化されて媒体制御部111を介して、表示制御装置100に接続したメモリカード114に記憶される。また、ストリームバッファ104に記憶された画像データは、表示用データにされて表示部108より表示されたり、通信部105を介して外部表示装置120へ送信されたりする。
通信部105は、CPU109の制御により、外部表示装置120等の外部装置との通信を行う。通信部105が行う通信は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)接続等の有線での通信でもよく、WiFi等の無線での通信でもよい。
メモリ106は、撮像素子110で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部108の画像表示用メモリ、CPU109の作業領域等として使用される。
操作部107は、表示制御装置100に対するユーザの操作を受け付ける。操作部107は、表示制御装置100の筐体に取り付けられたボタンやスイッチ、及び、表示部108と一体化されたタッチパネルを含む。
表示部108は、TFT液晶(薄膜トランジスタ液晶)等のディスプレイであり、画像等を表示する。表示部108は、第1の表示部の一例である。
CPU109は、表示制御装置100の全体を制御する。CPU109が、不揮発性メモリ112に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、表示制御装置100の各種の機能や、図2、4、6、8、10の処理が実現される。
撮像素子110は、CPU109の制御により、光学像を電気信号に変換する。撮像素子110として、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)が使われる。撮像素子110は、撮像部の一例である。
媒体制御部111は、メモリカード114等の記憶媒体へのデータの書き込みや記憶媒体からのデータの読み込みを行う。
不揮発性メモリ112は、電気的に消去・記憶可能な不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ112は、CPU109で実行されるプログラム等を記憶する。不揮発性メモリ112は、記憶媒体の一例である。
表示制御装置100は、入力端子101が受信した画像データや、撮像素子110が撮像した画像データを、通信部105を介して、外部表示装置120に送信できる。表示制御装置100が外部表示装置120に送信する画像データは、リアルタイムに更新される画像データでもよく、メモリカード114等に記憶された静止画や動画でもよい。
表示制御装置100の各種の設定は、CPU109が即座に画像処理回路102等へ伝えることで即座に反映される場合もあり、メモリ106に一次保存されてから反映される場合もある。
外部表示装置120は、画像処理回路121と画像メモリ122と通信部123と操作部124と表示部125とCPU126とメモリ127と不揮発性メモリ128とこれらを接続するバス129とを有する。
画像処理回路121は、画像データに対して、色情報の変換等の定められた画像処理を施す。
画像メモリ122は、画像処理回路121で画像処理される対象の画像データや画像処理回路121で画像処理された画像データを、表示用及び記憶処理用に一時的に記憶する。
通信部123は、CPU126の制御により、表示制御装置100等の外部装置との通信を行う。通信部123が行う通信は、HDMI接続等の有線の通信でもよく、WiFi等の無線の通信でもよい。
操作部124は、外部表示装置120に対するユーザの操作を受け付ける。操作部124は、例えば、キーボードやマウスを含む。操作部124は、表示部125と一体化されたタッチパネルを含んでいてもよい。
表示部125は、TFT液晶等のディスプレイであり、画像等を表示する。表示部125は、第2の表示部の一例である。
CPU126は、外部表示装置120の全体を制御する。CPU126が、不揮発性メモリ128に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、外部表示装置120の各種の機能や処理が実現される。
メモリ127は、表示部125の画像表示用メモリ、CPU126の作業領域等として使用される。
不揮発性メモリ128は、電気的に消去・記憶可能な不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ128は、CPU126で実行されるプログラム等を記憶する。不揮発性メモリ128は、記憶媒体の一例である。
外部表示装置120は、表示制御装置100の通信部105より送信された画像データを通信部123で受信する。そして、CPU126の制御により、画像処理回路121は、受信した画像データを表示部125が表示できる画像データに変換して、メモリ127に一時的に記憶する。そして、表示部125は、メモリ127に記憶されたデータを使用して画像を表示する。
以上、表示制御装置100、及び、外部表示装置120の構成について説明したが、必ずしもこの構成に限定されない。例えば、装置制御やデータの記憶等は、必ずしも1つのハードウェアで行う必要はなく、複数のハードウェアが処理を分担し、1つの手段として機能してもよい。逆に、1つのハードウェアが種々の処理を行うことで、複数の手段として機能してもよい。
次に、図2を参照して、画像表示処理について説明する。図2は、画像表示処理の一例を示すフローチャートである。
S201において、表示制御装置100のCPU109は、撮像素子110から画像データを取得して、ストリームバッファ104に記憶する。S201で取得する画像データが、ライブビュー画像となる。
S202において、CPU109は、外部表示装置120と通信接続しているか否かを判定する。CPU109は、通信部105が有線で外部表示装置120と接続していて外部表示装置120と通信できる状態の場合、又は、通信部105が無線で外部表示装置120と通信できる状態の場合に、外部表示装置120と通信接続していると判定する。CPU109は、外部表示装置120と通信接続していると判定した場合、処理をS203に進め、外部表示装置120と通信接続していないと判定した場合、処理をS206に進める。
S203において、CPU109は、S201でストリームバッファ104に記憶した画像データを外部表示装置120用に処理する。より具体的には、CPU109は、画像処理回路102を制御して、後に説明する図6のS606、又は、図8のS808で反映された画像処理の設定に対応する画像処理を、S201でストリームバッファ104に記憶した画像データに対して行う。そして、CPU109は、画像データを通信部105が送信できる状態にして、メモリ106に記憶する。こうして、CPU109は、外部表示装置120用に画像処理する。
S204において、CPU109は、S203で外部表示装置120用に処理した画像データを外部表示装置120に出力する。より具体的には、CPU109は、通信部105を制御して、S203で外部表示装置120用に処理した画像データを、外部表示装置120に送信する。外部表示装置120のCPU126は、通信部123を介して表示制御装置100から画像データを受信して、受信した画像データを用いて、表示部125に画像を表示するよう制御する。
S205において、CPU109は、メモリ106や不揮発性メモリ112を参照して、二画面表示の設定になっているか否かを判定する。二画面表示とは、画像を、表示制御装置100の表示部108、及び、外部表示装置120の表示部125に表示することである。CPU109は、二画面表示の設定になっていると判定した場合、処理をS206に進め、二画面表示の設定になっていないと判定した場合、処理をS209に進める。図2の処理において、二画面表示の設定になっていない場合は、画像を外部表示装置120の表示部125にのみ表示する設定になっている場合に対応する。
S206において、CPU109は、表示制御装置100での表示用にS201で取得した画像データを処理する。より具体的には、CPU109は、画像処理回路102を制御して、後に説明する図6のS604、又は、図8のS810で反映された画像処理の設定に対応する画像処理を、S201でストリームバッファ104に記憶した画像データに対して行う。こうして、CPU109は、表示制御装置100用に画像処理する。
S207において、CPU109は、S206で表示制御装置100用に処理した画像データを、表示制御装置100の表示部108に表示するよう制御する。より具体的には、CPU109の制御によって、表示制御装置100用に処理された画像データが表示部108に送られる。
S208において、表示部108は、S207で送られた画像データを表示する。
S209において、CPU109は、操作部107を介したユーザの指示等に基づいて、画像表示処理を継続するか否かを判定する。CPU109は、画像表示処理を継続すると判定した場合、処理をS201に進め、画像表示処理を継続しないと判定した場合、図2の処理を終了する。
図2の画像表示処理によって、表示制御装置100、及び、外部表示装置120の少なくとも何れかにライブビュー画像が表示される。
次に、図3を参照して、図2の画像表示処理による表示制御装置100、及び、外部表示装置120の表示例について説明する。図3は、表示制御装置100、及び、外部表示装置120の画像表示の一例を示す図である。
図3(a)は、表示制御装置100が外部表示装置120と通信接続しておらず、表示制御装置100の表示部108のみに画像が表示されている状態を示す。
図3(b)は、表示制御装置100が、第1の外部表示装置120aと有線で通信接続しており、図2のS202で外部表示装置120と通信接続していると判定され、S205で二画面表示の設定がされていないと判定された場合の例を示す。第1の外部表示装置120aは、外部表示装置120の1つであるディスプレイである。図3(b)は、表示制御装置100の表示部108には画像が表示されず、第1の外部表示装置120aの表示部125に画像が表示されている状態を示す。
図3(c)は、表示制御装置100が、第1の外部表示装置120aと有線で通信接続しており、S202で外部表示装置120と通信接続していると判定され、S205で二画面表示の設定がされていると判定された場合の例を示す。図3(c)は、表示制御装置100の表示部108、及び、第1の外部表示装置120aの表示部125に画像が表示されている状態を示す。
図3(d)は、表示制御装置100が、第2の外部表示装置120bと無線で通信接続しており、S202で外部表示装置120と通信接続していると判定され、S205で二画面表示の設定がされていると判定された場合の例を示す。第2の外部表示装置120bは、外部表示装置120の1つであるスマートフォンである。図3(d)は、表示制御装置100の表示部108、及び、第2の外部表示装置120bの表示部125に画像が表示されている状態を示す。図3(d)では、表示制御装置100が、中継装置であるアクセスポイント300を介して、第2の外部表示装置120bと無線で通信できる状態になっている。
次に、図4を参照して、設定反映ボタン出現処理について説明する。図4は、設定反映ボタン出現処理の一例を示すフローチャートである。
S401において、表示制御装置100のCPU109は、表示制御装置100の操作部107に対する操作に基づいてクイックメニューボタン、メニューボタン、及び、再生ボタンの何れかの選択を検出する。CPU109は、これらのボタンの選択を検出しない場合、S401でこれらのボタンの選択を検出するまで待機する。後に説明するように、クイックメニューボタンは、表示部108に表示されるオブジェクトである。CPU109は、操作部107のタッチパネルを介して、このオブジェクトの選択を検出する。クイックメニューボタン、メニューボタン、及び、再生ボタンは、表示制御装置100の設定が変更される可能性があるモードに移行するためのボタンである。
S402において、CPU109は、外部表示装置120と通信接続しているか否かを判定する。CPU109は、外部表示装置120と通信接続していると判定した場合、処理をS403に進め、外部表示装置120と通信接続していないと判定した場合、図4の処理を終了する。
S403において、CPU109は、メモリ106や不揮発性メモリ112を参照して、二画面表示の設定になっているか否かを判定する。CPU109は、二画面表示の設定になっていると判定した場合、処理をS404に進める。二画面表示の設定になっていない場合、図3(b)のように外部表示装置120でのみ画像が表示されるので表示制御装置100に対する設定を即座に外部表示装置120での表示に反映させてもよい。このため、CPU109は、二画面表示の設定になっていないと判定した場合、図4の処理を終了する。
S404において、CPU109は、表示制御装置100の表示部108に、図5に示す設定反映ボタン510を表示するよう制御する。設定反映ボタン510は、表示部108に表示されるオブジェクトであり、表示制御装置100に対する設定を、外部表示装置120での表示に反映させるためのボタンである。
次に、図5を参照して、設定反映ボタン出現処理で設定反映ボタン510が表示部108に表示される例について説明する。
図5(a)は、ユーザがクイックメニューボタン、メニューボタン、及び、再生ボタンの何れかを選択する前の、表示制御装置100の表示部108の画像表示の一例を示す。図5(a)では、表示部108に撮像素子110で撮像された画像データを用いたライブビュー画像が表示されている。
図5(b)、(c)は、クイックメニューボタンが押下された場合に、CPU109の制御により表示部108に表示されるクイックメニュー画面500を示す。クイックメニュー画面500では、ライブビュー画像に重畳されたクイックメニュー501が表示される。図5(d)、(e)は、メニューボタンが押下された場合に、CPU109の制御により表示部108に表示されるメニュー画面520を示す。クイックメニュー画面500、及び、メニュー画面520は、それぞれ、設定画面の一例である。図5(f)、(g)は、再生ボタンが押下された場合に、CPU109の制御により表示部108に表示される再生画面530を示す。クイックメニュー501は、設定用のオブジェクトの一例である。
図5(b)、(d)、(f)は、表示制御装置100のみの表示の場合の例であり、図4の処理により、設定反映ボタン510は表示されない。また、図3(b)のように、外部表示装置120のみの表示の場合、押下されたボタンに応じた図5(b)、(d)、(f)に示す画面の何れかが、外部表示装置120の表示部125に表示されてもよい。
図5(c)、(e)、(g)は、表示制御装置100、及び、外部表示装置120の両方で表示されている二画面表示の場合の例であり、図4の処理により、設定反映ボタン510が表示部108に表示される。したがって、図5(c)のクイックメニュー501、図5(e)のメニュー画面520、図5(f)の再生画面530に設定反映ボタン510が追加表示される。
このように、二画面表示の場合にのみ、表示制御装置100の表示部108に設定反映ボタン510が表示される。ユーザは、表示制御装置100の設定を変更後、設定反映ボタン510を選択することで、表示制御装置100の設定を、外部表示装置120で表示する画像データに反映することができる。
次に、図6、7を参照して、二画面表示されている場合の設定変更処理について説明する。図6は、設定変更処理の一例を示すフローチャートである。図7は、表示制御装置100、及び、外部表示装置120の画像表示の一例を示す図である。図2の画像表示処理が実行され、図7(a)に示すように、設定変更処理の前には、表示制御装置100の表示部108、及び、外部表示装置120の表示部125には、ライブビュー画像が表示されており、二画面表示の状態になっているものとする。図7(b)は、表示制御装置100の表示部108に表示される画面を示し、図7(c)は、外部表示装置120の表示部125に表示される画面を示す。また、設定変更処理の実行中にも図2の画像表示処理が実行されて、ライブビュー画像が更新される。
S601において、表示制御装置100のCPU109は、ユーザによるクイックメニューボタン700の選択を受け付ける。クイックメニューボタン700は、図7(a)に示すように、表示制御装置100の表示部108に表示されたオブジェクトである。
S602において、CPU109は、表示制御装置100の表示部108に、図7(b)に示す画面705を表示するよう制御する。画面705は、図5(b)を参照して説明したクイックメニュー画面500であり、ライブビュー画像に重畳したクイックメニュー501を含む。また、二画面表示の状態であるため、CPU109は、図4の設定反映ボタン出現処理により、画面705に設定反映ボタン510を表示する。S602が処理されているとき、図2の画像表示処理も行われている。このため、外部表示装置120の表示部125には、図7(c)に示す画面708が表示される。画面708は、画面705と同様にライブビュー画像が表示される。画面705に表示されるライブビュー画像は、第4の画像の一例である。
S603において、CPU109は、操作部107のタッチパネルを介して、表示制御装置100の画像処理の設定を受け付ける。S603の処理は、第1の受付け処理の一例である。画像処理として、モノクロやセピア、彩度強調画像の色変換、複数画像のレイアウト、ホワイトバランス補正、ノイズ除去、その他自動で画像を好ましい色や輝度に補正する処理等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
S604において、CPU109は、S603で受け付けた設定を表示制御装置100の表示部108への表示に反映させる。これにより、図2のS206において、CPU109は、画像処理回路102を制御して、表示制御装置100用に、S603で受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理を、表示制御装置100に表示させる画像データに対して行う。そして、CPU109は、表示制御装置100用に処理した画像データを、表示制御装置100の表示部108に表示するよう制御する。こうして、CPU109は、例えば、図7(b)の画面706に示すように、S603で受け付けた設定に対応する画像処理が行われたライブビュー画像を含むクイックメニュー画面を表示部108に表示させる。画面706に表示されるライブビュー画像は、第1の画像の一例である。
ただし、S604では、CPU109は、S603で受け付けた設定を外部表示装置120への表示には反映させない。よって、図2のS203において、CPU109は、S603で受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理を、外部表示装置120に表示させる画像データに対して行わない。したがって、例えば、外部表示装置120の表示部125には、図7(c)の画面709に示すように、S603で設定を受け付ける前の設定に対応する画像処理が行われたライブビュー画像が表示される。画面706に表示されるライブビュー画像は、第2の画像の一例である。
S605において、CPU109は、操作部107に対するユーザの操作を受け付けて、操作部107のタッチパネルを介して設定反映ボタン510が選択されたか否かを判定する。CPU109は、設定反映ボタン510が選択されたと判定した場合、処理をS606に進め、設定反映ボタン510が選択されていないと判定した場合、処理をS607に進める。S605でCPU109が受け付ける操作は、定められた操作の一例である。S605でCPU109が操作を受け付ける処理は、第2の受付処理の一例である。
S606において、CPU109は、S603で受け付けた設定を外部表示装置120への表示に反映させる。これにより、図2のS203において、CPU109は、画像処理回路102を制御して、外部表示装置120用に、S603で受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理を、外部表示装置120に表示させる画像データに対して行う。そして、CPU109は、外部表示装置120用に処理した画像データを、外部表示装置120に出力。こうして、CPU109は、例えば、図7(c)の画面710に示すように、S603で受け付けた設定に対応する画像処理が行われたライブビュー画像を含む画面を表示部125に表示させる。画面710に表示されるライブビュー画像は、第3の画像の一例である。このとき、CPU109は、表示制御装置100の表示部108の設定反映ボタン510を、図7(b)の画面707に示すように、選択されたことが分かるように、色を変更する等により、画面706とは異なる表示にする。S606の処理は、S603で受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理が行われていない画像の代わりに、この画像処理が行われた画像を表示部125に表示するよう制御する処理の一例である。
S607において、CPU109は、操作部107に対する操作に基づいて、クイックメニュー501の表示を終了するか否かを判定する。CPU109は、クイックメニュー501の表示を終了すると判定した場合、表示部108へのクイックメニュー501の表示を終了して図6の処理を終了する。CPU109は、クイックメニュー501の表示を終了しないと判定した場合、処理をS602に進める。
以上説明したように、CPU109は、表示制御装置100、及び、外部表示装置120にライブビュー画像を表示させている場合に、表示制御装置100の画像処理の設定を受け付けると、表示制御装置100での表示に設定を反映させる。そして、CPU109は、外部表示装置120での表示には設定を反映させない。よって、表示制御装置100では、外部表示装置120の表示に影響されずに、設定が変更されることになる。したがって、画像処理の設定が固まっておらず、ユーザが画像処理の設定を調整している段階の画像等、ユーザが意図しない画像が外部表示装置120で表示されることが回避できる。このため、ユーザの利便性が向上する。
また、CPU109は、設定反映ボタン510の選択を受け付けた場合、表示制御装置100の画像処理の設定を表示制御装置100での表示に反映させる。よって、ユーザが画像処理の設定の調整を終了して画像処理の設定が固まった後に、この設定が外部表示装置120で表示に反映されることになる。したがって、ユーザが意図する画像が外部表示装置120で表示されることになり、ユーザの利便性が向上する。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態のシステムを構成する表示制御装置100、及び、外部表示装置120について説明する。第2の実施形態の表示制御装置100、及び、外部表示装置120の構成は、第1の実施形態と同様である。第2の実施形態に特有の点について、図8、9を参照して説明する。図8は、設定変更処理の一例を示すフローチャートである。図9は、表示制御装置100、及び、外部表示装置120の画像表示の一例を示す図である。図9(a)に示すように、図2の画像表示処理が実行されることで、設定変更処理の前には、表示制御装置100の表示部108、及び、外部表示装置120の表示部125に、ライブビュー画像が表示されており、二画面表示の状態になっているものとする。図9(b)は、表示制御装置100の表示部108に表示される画面を示し、図9(c)は、外部表示装置120の表示部125に表示される画面を示す。また、設定変更処理の実行中にも図2の画像表示処理が実行されて、ライブビュー画像が更新される。
S801において、表示制御装置100のCPU109は、ユーザによるメニューボタン902の選択(押下)を受け付ける。メニューボタン902は、図9(a)に示すように、表示制御装置100の筐体に設けられたボタンである。
S802において、CPU109は、表示制御装置100の表示部108へのライブビュー画像の表示を停止するよう制御する。この制御により、図2の画像表示処理では、表示部108に画像を表示する処理が停止する。
S803において、CPU109は、表示制御装置100の表示部108にメニュー画面を表示するよう制御する。CPU109は、二画面表示の状態になっているため、図4の設定反映ボタン出現処理により、表示部108に設定反映ボタン510を表示するよう制御する。
S802、S803の処理により、図9(b)に示すように、表示部108に表示される画面が、画面905から画面906に遷移する。画面906は、図5(e)を参照して説明したメニュー画面520であり、設定反映ボタン510が表示されている。
一方、S802、S803の処理が行われている間、表示制御装置100はライブユー画像を継続して外部表示装置120に送信する。このため、図9(c)の画面909、画面910に示すように、外部表示装置120の表示部125には、ライブビュー画像の表示が継続する。
S804において、CPU109は、メニュー画面を介しての、操作部107に対するユーザの操作に基づいて、表示制御装置100の画像処理の設定の変更を受け付ける。
S805において、CPU109は、メニュー画面を介しての、操作部107に対するユーザの操作に基づいて、表示制御装置100の画像処理の設定の決定を受け付ける。S804やS805でCPU109が受け付ける操作は、変更操作の一例である。
S806において、CPU109は、S805で決定された表示制御装置100の画像処理の設定の情報をメモリ106に記憶する。
S807において、CPU109は、操作部107のタッチパネルを介して設定反映ボタン510が選択されたか否かを判定する。CPU109は、設定反映ボタン510が選択されたと判定した場合、処理をS808に進め、設定反映ボタン510が選択されていないと判定した場合、処理をS809に進める。S807でCPU109が受け付ける操作は、画像処理の設定を確定させる確定操作の一例である。
S808において、CPU109は、S806で記憶された設定を外部表示装置120への表示に反映させる。これにより、図2のS203において、CPU109は、画像処理回路102を制御して、外部表示装置120用に、S805で決定された設定に対応する画像処理を、外部表示装置120に表示させる画像データに対して行う。そして、CPU109は、外部表示装置120用に処理した画像データを、外部表示装置120に出力する。こうして、CPU109は、例えば、図9(c)の画面911に示すように、S805で決定された設定に対応する画像処理が行われたライブビュー画像が外部表示装置120の表示部125に表示される。このとき、CPU109は、表示制御装置100の表示部108の設定反映ボタン510を、図9(c)の画面907に示すように、選択されたことが分かるように、色を変更する等により、画面906とは異なる表示にする。
S809において、CPU109は、操作部107に対するユーザの操作に基づいて、メニュー画面の表示を終了するか否かを判定する。CPU109は、メニュー画面の表示を終了すると判定した場合、処理をS810に進め、メニュー画面の表示を終了しないと判定した場合、処理をS804に進める。
S810において、CPU109は、S806でメモリ106に記憶した画像処理の設定の情報を読み出す。そして、CPU109は、読み出した設定の情報に基づいて、S805で決定された設定を表示制御装置100の表示部108への表示に反映させる。
S811において、CPU109は、メニュー画面を閉じて、表示制御装置100の表示部108へのライブビュー画像の表示を再開するよう制御する。この制御により、図2の画像表示処理では、表示部108に画像を表示する処理が再開する。S810で、S805で決定された設定を表示制御装置100の表示部108への表示に反映されている。このため、図2のS206において、CPU109は、画像処理回路102を制御して、表示制御装置100用に、S805で決定された設定に対応する画像処理を、表示制御装置100に表示させる画像データに対して行う。そして、CPU109は、表示制御装置100用に処理した画像データを、表示制御装置100の表示部108に表示するよう制御する。そして、CPU109は、図9(b)の画面908に示すように、S805で決定された画像処理の設定に対応する画像処理が行われたライブビュー画像を含む画面を表示部108に表示させる。この際に、S807で設定反映ボタン510が選択されたと判定された場合は、S805で決定された画像処理の設定が外部表示装置120への表示に反映されている。したがって、外部表示装置120の表示部125には、図9(c)の画面912に示すように、表示制御装置100の表示部108に表示される画面908と同じ画面が表示される。
以上説明したように、CPU109は、外部表示装置120にライブビュー画像を表示させたまま、表示制御装置100にメニュー画面を表示させる。よって、ユーザは、外部表示装置120にライブビュー画像を表示させた状態で、表示制御装置100の設定を変更できる。したがって、ユーザの利便性が向上する。
また、CPU109は、表示制御装置100、及び、外部表示装置120にライブビュー画像を表示させている場合に、表示制御装置100の画像処理の設定を受け付けると、表示制御装置100での表示に設定を反映させる。そして、CPU109は、外部表示装置120での表示には設定を反映させない。よって、表示制御装置100は、外部表示装置120の表示に影響されずに、設定が変更されることになる。したがって、画像処理の設定が固まっておらず、ユーザが画像処理の設定を調整している段階の画像等、ユーザが意図しない画像が外部表示装置120で表示されることが回避できる。このため、ユーザの利便性が向上する。
また、CPU109は、設定反映ボタン510の選択を受け付けた場合、表示制御装置100の画像処理の設定を表示制御装置100での表示に反映させる。よって、ユーザが画像処理の設定の調整を終了して画像処理の設定が固まった後に、この設定が外部表示装置120で表示に反映されることになる。したがって、ユーザが意図する画像が外部表示装置120で表示されることになり、ユーザの利便性が向上する。
第1の実施形態、及び、第2の実施形態では、CPU109は、表示制御装置100、及び、外部表示装置120が共にライブビュー画像を表示した状態で、画像処理の設定を変更する。しかし、CPU109は、表示制御装置100、及び、外部表示装置120が異なる画像を表示した状態で、画像処理の設定を変更してもよい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態のシステムを構成する表示制御装置100、及び、外部表示装置120について説明する。第3の実施形態の表示制御装置100、及び、外部表示装置120の構成は、第1の実施形態と同様である。第3の実施形態に特有の点について、図10、11を参照して説明する。図10は、再生動作処理の一例を示すフローチャートである。図11は、表示制御装置100、及び、外部表示装置120の画像表示の一例を示す図である。図2の画像表示処理が開始することで、本実施形態の再生動画処理の前には、表示制御装置100の表示部108には図11(b)の画面1105のようにライブビュー画像が表示されている。また、外部表示装置120の表示部125には図11(c)の画面1108のようにライブビュー画像が表示されている。このように、本実施形態の再生動画処理の前は、二画面表示の状態になっているものとする。図11(b)は、表示制御装置100の表示部108に表示される画面を示し、図11(c)は、外部表示装置120の表示部125に表示される画面を示す。画面1105に表示される画像、及び、画面1108に表示される画像は、第1の画像の一例である。
S1001において、表示制御装置100のCPU109は、ユーザによる再生ボタン1102の選択(押下)を受け付ける。再生ボタン1102は、図11(a)に示すように、表示制御装置100の筐体に設けられたボタンである。
S1002において、CPU109は、ライブビュー設定の設定情報をメモリ106に記憶する。
S1003において、CPU109は、表示制御装置100の表示部108へのライブビュー画像の表示を停止するよう制御する。
S1004において、CPU109は、表示制御装置100の表示部108に、再生画面を表示するよう制御する。ここで、表示部108に表示される再生画面は、図11(b)の画面1106に示す画面である。ただし、S1004の時点では、再生画面で画像を再生する処理が開始していないため、再生画面には画像は表示されていなくてもよい。また、CPU109は、二画面表示の状態になっているため、図4の設定反映ボタン出現処理により、表示部108に設定反映ボタン510を表示するよう制御する。
S1005において、CPU109は、操作部107に対するユーザの操作に基づいて、再生画面に表示する画像を、例えばメモリカード114から選択する。CPU109は、媒体制御部111を制御することでメモリカード114からデータを読み出す。
S1001、及び、S1005でCPU109が受け付ける操作は、第1の操作の一例である。S1001、及び、S1005の処理は、第1の受付処理の一例である。
S1006において、CPU109は、操作部107に対するユーザの操作を受け付けて、操作部107のタッチパネルを介して設定反映ボタン510が選択されたか否かを判定する。そして、CPU109は、設定反映ボタン510が選択されたと判定した場合、表示制御装置100の動作状態が、同期モードの場合は非同期モードに変更し、非同期モードの場合は同期モードに変更する。同期モードは、表示制御装置100と外部表示装置120とに同じ画面を表示するモードであり、非同期モードは、表示制御装置100と外部表示装置120とに異なる画面を表示するモードである。次いで、CPU109は、表示制御装置100の動作状態を非同期モードから同期モードに変更したか否かを判定する。CPU109は、非同期モードから同期モードに変更したと判定した場合、処理をS1007に進め、非同期モードから同期モードには変更していないと判定した場合、処理をS1008に進める。S1006でCPU109が受け付ける操作は、第2の操作の一例である。S1006でCPU109が操作を受け付ける処理は、第2の受付処理の一例である。
S1007において、CPU109は、外部表示装置120に再生画面を出力するよう制御する。より具体的には、CPU109は、通信部105を介して再生画面の情報を外部表示装置120に送信する。外部表示装置120のCPU126は、通信部123を介して表示制御装置100から再生画面の情報を受信して、受信した画像データを用いて、表示部125に再生画面を表示するよう制御する。
S1008において、CPU109は、S1005で選択された画像を再生する再生処理を開始する。
より具体的には、CPU109は、表示制御装置100が同期モードの場合、第1の再生処理を開始する。第1の再生処理では、CPU109は、S1005で選択された画像の、表示制御装置100の表示部108に表示された再生画面での再生を開始するよう制御する。また、第1の再生処理では、CPU109は、S1005で選択された画像の、通信部105を介した外部表示装置120への送信を開始するよう制御する。外部表示装置120のCPU126は、通信部123を介した表示制御装置100からの画像データの受信を開始し、受信した画像データを用いての表示部125への画像の表示を開始するよう制御する。
また、CPU109は、表示制御装置100が非同期モードの場合、第2の再生処理を開始する。第2の再生処理では、CPU109は、S1005で選択された画像の、表示制御装置100の表示部108に表示された再生画面での再生を開始するよう制御する。表示制御装置100が非同期モードの場合、CPU109は、ライブビュー画像の、通信部105を介しての外部表示装置120への送信を行う。外部表示装置120のCPU126は、通信部123を介した表示制御装置100からの画像データの受信を開始し、受信した画像データを用いての表示部125へのライブビュー画像の表示をするよう制御する。
S1009において、CPU109は、S1005で選択された画像についてS1008で開始した再生処理が終了したか否かを判定する。CPU109は、画像の再生処理が終了したと判定した場合、処理をS1010に進め、画像の再生処理が終了していないと判定した場合、再度S1009を実行する。
S1010において、CPU109は、操作部107に対するユーザの操作を受け付けて、操作部107のタッチパネルを介して設定反映ボタン510が選択されたか否かを判定する。そして、CPU109は、設定反映ボタン510が選択されたと判定した場合、表示制御装置100の動作状態が、同期モードの場合は非同期モードに変更し、非同期モードの場合は同期モードに変更する。次いで、CPU109は、表示制御装置100の動作状態を同期モードから非同期モードに変更したか否かを判定する。CPU109は、同期モードから非同期モードに変更したと判定した場合、処理をS1011に進め、同期モードから非同期モードには変更していないと判定した場合、処理をS1012に進める。
S1011において、CPU109は、S1002でメモリ106に記憶したライブビュー設定の設定情報を読み出す。そして、CPU109は、読み出した設定情報に対応するライブビュー設定を使用して、外部表示装置120の表示部125へのライブビュー画像の表示を再開するよう制御する。より具体的には、CPU109は、読み出した設定情報に対応するライブビュー設定を使用して、ライブビュー画像を、通信部105を介して外部表示装置120に送信する処理を再開する。外部表示装置120のCPU126は、通信部123を介して表示制御装置100からライブビュー画像を受信して、表示部125にライブビュー画像を表示する制御を再開する。
S1012において、CPU109は、操作部107に対するユーザの操作に基づいて、表示部108への再生画面の表示を終了するか否かを判定する。CPU109は、表示部108への再生画面の表示を終了すると判定した場合、処理をS1013に進め、表示部108への再生画面の表示を終了しないと判定した場合、処理をS1005に進める。
S1013において、CPU109は、S1002でメモリ106に記憶したライブビュー設定の設定情報を読み出す。
S1014において、CPU109は、S1013で読み出した設定情報に対応するライブビュー設定を使用して、表示制御装置100の表示部108へのライブビュー画像の表示を再開するよう制御する。
S1015において、CPU109は、再生画面を外部表示装置120に出力するよう制御しているか否かを判定する。CPU109は、再生画面を外部表示装置120に出力するよう制御していると判定した場合、処理をS1016に進め、再生画面を外部表示装置120に出力するよう制御していないと判定した場合、図10の処理を終了する。
S1016において、CPU109は、外部表示装置120の表示部125へのライブビュー画像の表示を再開するよう制御する。より具体的には、CPU109は、ライブビュー画像を、通信部105を介して外部表示装置120に送信する処理を再開する。外部表示装置120のCPU126は、通信部123を介して表示制御装置100からライブビュー画像を受信して、表示部125にライブビュー画像を表示するよう制御する。
図10の処理の開始時は、表示制御装置100の表示部108には、図11(b)の画面1105に示すように、ライブビュー画像が表示された画面が表示される。また、外部表示装置120の表示部125には、図11(c)の画面1108に示すように、ライブビュー画像が表示された画面が表示される。
次いで、ユーザが再生ボタン1102を押下してから、設定反映ボタン510を選択しないと、S1008の処理により、表示制御装置100の表示部108には、図11(b)の画面1106に示すように、再生画面が表示される。画面1106では、S1008の処理により画像が再生される。また、外部表示装置120の表示部125には、図11(c)の画面1109に示すように、ライブビュー画像が表示された画面が継続して表示される。図11(a)は、表示制御装置100の表示部108に画面1106が表示され、外部表示装置120の表示部125に画面1109が表示された状態を示す。画面1106に表示される画像は、第2の画像の一例である。
次いで、ユーザが設定反映ボタン510を選択すると、S1008の処理により、表示制御装置100の表示部108には、図11(b)の画面1107に示すように、再生画面が表示される。また、外部表示装置120の表示部125には、図11(c)の画面1110に示すように、再生画面が表示される。画面1107、及び、画面1110では、S1008の処理により画像が再生される。画面1110に表示される画像は、第2の画像の一例である。
以上説明したように、CPU109は、外部表示装置120にライブビュー画像を表示させたまま、表示制御装置100に再生画面を表示させる。よって、ユーザは、外部表示装置120にライブビュー画像を表示させた状態で表示制御装置100の再生画面を操作できて表示制御装置100で画像を確認できる。また、ユーザが意図しない画像が外部表示装置120に表示されることを回避できる。したがって、ユーザの利便性が向上する。
また、設定反映ボタン510を用いることで表示制御装置100と外部表示装置120とは同期することができる。CPU109は、設定反映ボタン510の選択を受け付けた場合、表示制御装置100の再生画面に表示させた画像を、外部表示装置120に表示させる。よって、ユーザが意図する画像が外部表示装置120に表示することができる。したがって、ユーザの利便性が向上する。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
例えば、表示制御装置100や外部表示装置120のハードウェア構成として、CPUは複数存在してもよく、複数のCPUが各装置のHDD等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行するようにしてもよい。また、表示制御装置100や外部表示装置120のハードウェア構成として、CPUに替えてGPU(Graphics Processing Unit)を用いることとしてもよい。ソフトウェアの一部は、表示制御装置100や外部表示装置120のハードウェアとして実装されてもよい。また、上記の実施形態を任意に組み合わせてもよい。
以上、上述した実施形態によれば、ユーザの利便性を向上させることができる。
100 表示制御装置
108 表示部
109 CPU
120 外部表示装置
125 表示部

Claims (4)

  1. 撮像部と、
    前記撮像部により撮影された画像を表示するための表示手段と、
    二画面表示が設定されている場合に、前記表示手段に1つの画像を表示するとともに、前記表示手段に表示される画像と同じ1つの画像を外部表示装置に表示させるように制御する制御手段と、
    ユーザから画像処理の設定を受け付ける第1の受付手段と、
    前記第1の受付手段により受け付けた前記画像処理の設定を確定するユーザ操作を受け付ける第2の受付手段と、
    を有し、
    前記二画面表示が設定されている場合に、前記制御手段は、
    表示中の画像に対する画像処理の設定を受け付ける際に、前記表示手段には前記画像に重畳して画像処理の設定を受け付けるためのメニュー画面を表示し、前記外部表示装置には前記メニュー画面を表示せずに画像を表示するように制御し、
    前記第1の受付手段により画像処理の設定を受け付けたことに応じて、前記受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理が行われた第1の画像を前記表示手段に表示すると共に、前記受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理が行われていない第2の画像を前記外部表示装置に表示するよう制御し、
    前記第1の受付手段により受け付けた前記画像処理の設定を確定する操作を前記第2の受付手段により受け付けたことに応じて、前記第1の受付手段により受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理が行われた第3の画像を前記外部表示装置に表示するように制御する、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の画像、前記第2の画像、及び、前記第3の画像は、前記撮像部によって撮像されたライブビュー画像である請求項1記載の撮像装置。
  3. 撮像部と、前記撮像部により撮影された画像を表示するための表示手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    二画面表示が設定されている場合に、前記表示手段に1つの画像を表示するとともに、前記表示手段に表示される画像と同じ1つの画像を外部表示装置に表示させるように制御する制御ステップと、
    ユーザから画像処理の設定を受け付ける第1の受付ステップと、
    前記第1の受付ステップにおいて受け付けた前記画像処理の設定を確定するユーザ操作を受け付ける第2の受付ステップと、
    を含み、
    前記二画面表示が設定されている場合に、前記制御ステップは、
    表示中の画像に対する画像処理の設定を受け付ける際に、前記表示手段には前記画像に重畳して画像処理の設定を受け付けるためのメニュー画面を表示し、前記外部表示装置には前記メニュー画面を表示せずに画像を表示するように制御し、
    前記第1の受付ステップにおいて画像処理の設定を受け付けたことに応じて、前記受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理が行われた第1の画像を前記表示手段に表示すると共に、前記受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理が行われていない第2の画像を前記外部表示装置に表示するよう制御し、
    前記第1の受付ステップにおいて受け付けた前記画像処理の設定を確定する操作を前記第2の受付ステップにおいて受け付けたことに応じて、前記第1の受付ステップにおいて受け付けた画像処理の設定に対応する画像処理が行われた第3の画像を前記外部表示装置に表示するように制御する、
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  4. コンピュータを、請求項1又は2記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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