JP7072975B2 - 二重容器 - Google Patents

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Description

本発明は、減容変形可能な内層体とこの内層体を内側に配置した外層体とを備える二重容器に関する。
化粧水などの化粧料や、シャンプーやリンス或いは液体石鹸、また食品調味料などを収容する容器としては、このような内容物を収容すると共に減容変形可能に設けられる内層体と、この内層体を内側に収めると共に容器の外殻を形成する外層体とを備える二重容器が知られている。この二重容器には、外層体と内層体とを最初から積層させて形成するデラミ容器(積層剥離容器)と、外層体と内層体とを個別に形成して組み付けるタイプの容器が存在する。また、デラミ容器は、加熱溶融された積層パリソンを金型で挟み、内部に空気を吹き込んで積層容器を形成するEBM(Extrusion Blow Molding:押出しブロー成形)によるものと、外側層と内側層とを備えた有底筒状に形成されたプリフォーム(容器素材)から積層容器を形成する二軸延伸ブロー成形によるものがある。このような二重容器においては、通常外層体の口部に、内容物を注出する注出筒を備えるとともに、内層体への外気の侵入を防止する逆止弁を設けた二重容器用キャップが装着される。そして、外層体を押圧することで、直接または外層体と内層体との間の空気を介して内層体内を加圧し、これによって逆止弁の弁体を開放させて内容物を注出する。また、キャップに設けた外気導入孔から外気を導入する場合には、外層体の口部に、内層体との間に外気を取り込む貫通孔を設けていて、注出後、外層体が元の形状に復元する際は、この外気導入孔及び貫通孔から外気が取り込まれ、内層体は減容変形したままで外層体のみが復元する。
特開2013-151316号公報
上記の二重容器の構成では、外気導入孔から取り込まれた外気を漏らすことなく貫通孔へと導くため、貫通孔の下方においてキャップ周壁と口部外周面とを密着させて外気の漏出を遮断するシール部を形成する必要がある。しかし、貫通孔の下方にシール部を形成せざるを得ないことでキャップ高さが必要となり、二重容器のデザイン性が阻害されることがあった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、キャップ高さを抑制してデザインの自由度を高めた二重容器を提案することである。
本発明の二重容器は、
内容物を収容する内層体と該内層体を収容するスクイズ可能な外層体とを備える二重容器本体と、
前記内層体からの内容物を注出する注出孔を有し、前記二重容器本体の口部に係合手段により装着される二重容器用キャップと、
前記注出孔から前記内層体内への外気の流入を阻止すると共に、前記外層体のスクイズによる前記内層体内の圧力上昇によって開放されて前記内層体内の内容物を通過させる逆止弁と
を備え、
前記口部における前記外層体と前記内層体との間には、周方向の少なくとも一部において前記口部の上端面に露出し該上端面から下方へ延びる外気導入空間が形成され、
前記二重容器用キャップは、前記係合手段より上方の高さ位置において前記口部の外周面に当接して空気の下方への流通を遮断するシール部を形成し、
前記外層体のスクイズ解除による復元に伴い、前記二重容器用キャップに形成された外気導入孔、及び前記外気導入空間を通して前記外層体と前記内層体との間の空間に外気を導入可能であり、
前記外気導入空間は、前記外層体の内周面又は前記内層体の外周面において、周方向の少なくとも1箇所に形成された軸方向溝又は軸方向突条により構成され、
前記内層体は、前記口部の上端面において、前記外層体の一部の周方向位置を覆うフランジ部を有し、
前記外気導入空間は、前記フランジ部により覆われていない周方向位置において、前記口部の上端面を介して前記外気導入空間の外側と常に連通することを特徴とする。
また、本発明の二重容器は、上記構成において、前記外気導入空間は周方向の2か所以上に形成され、前記フランジ部が一周内に形成される数は、前記外気導入空間が一周内に形成される数とは異なり且つ前記外気導入空間が一周内に形成される数の倍数ではないことが好ましい。
また、本発明の二重容器は、上記構成において、前記外気導入空間は、前記外層体と前記内層体との間に全周に亘って形成された隙間空間であることが好ましい。
また、本発明の二重容器は、上記構成において、前記外気導入空間は、前記口部の上端面から下方へ延びる大径空間と、該大径空間の下方に連なり、該大径空間よりも縮径された小径空間とを有することが好ましい。
本発明によれば、キャップ高さを抑制してデザインの自由度を高めた二重容器を提案することができる。
本発明の一実施形態に係る二重容器のキャップ部分の、(a)平面図、(b)正面断面図である。 本発明の一実施形態に係る二重容器に用いられる二重容器本体の口部の、(a)平面図、(b)(a)のA-A断面による断面図である。 本発明の一実施形態に係る二重容器において、胴部のスクイズの解除によって、外気が導入されている状態を示す正面断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1(a),(b)は、本発明の一実施形態である二重容器100を示している。二重容器100は、内容物を収容する二重容器本体2と、二重容器本体2の口部2aに装着して内容物を注出する二重容器用キャップ1とを備えている。図1(b)は、主として二重容器用キャップ1と二重容器本体2の口部2a部分の構成を示している。二重容器用キャップ1は、キャップ本体10、中栓20、移動弁体30、結合弁40、及び蓋体50で構成されている。また、二重容器本体2は、内層体3、及び外層体4で構成されている。二重容器本体2の口部2aは、図1(b)、図2(b)に図示するように、外層体4の口部周壁4aと内層体3の口部内壁3aとを備えている。なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書および図面では、後述する注出筒14が位置する側を上方(図1(b)における上側)とし、二重容器本体2が位置する側を下方(図1(b)における下側)とする。
まず、二重容器本体2について説明する。本実施形態において、二重容器本体2は、例えば、外層体4用の有底筒状に形成されたプリフォーム(容器素材)と内層体3用のプリフォームとを、射出成形等によって個別に形成して重ねた後、二軸延伸ブロー成形することによって積層容器を形成することができる。二重容器本体2を構成する内層体3及び外層体4の材料には、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)を用いることができる。しかし、内層体3及び外層体4の材料はこれに限定されるものではなく、内層体3の材料にはポリプロピレン(PP)を用い、外層体4の材料にはポリエチレンテレフタレート(PET)を用いるなど、内層体3及び外層体4の材料には、相互に相溶性が低い他の樹脂を用いてもよい。更に、二重容器本体2は、積層剥離容器ではなく、外層体4と内層体3とを個別に形成して組み付けるものであってもよい。また、図示は省略するが、内層体3と外層体4との間に、上下方向に延在して内層体3と外層体4とを部分的に接合する、1本或いは複数本の接着帯を設けてもよい。
内層体3は、減容変形可能に形成されるものであって、本実施形態では、積層状態で形成された二重容器本体2に対し、外層体4から離間させることで得られるものである。内層体3は、その内側に内容物を収容する収容空間Sと、この収容空間Sにつながり口部内壁3aにより形成された上部開口3bを備えている。
外層体4は、円筒状の口部周壁4aに、図示を省略する復元自在な可撓性を有する胴部、及び胴部の下端を閉鎖する底部を一体に形成したものである。口部周壁4aの外周面には雄ねじ部4bを設けている。また、口部周壁4aには、内層体3との相互間に空気を取り込むための外気導入空間4cを設けている。
外気導入空間4cは、図1(b)、図2(b)に示すように、口部2aの上端面から口部周壁4a及び口部内壁3aに沿って下方へと延びている。本実施形態において、外気導入空間4cは、図2(a),(b)に示すように、外層体4の口部周壁4aの内周面において、周方向の4か所に等間隔で設けられた軸方向溝である。外気導入空間4cは、図1(b)、図2(b)に示すように、口部2aの上端面から下方に延び径方向に大きな寸法を有する大径空間4c1と、大径空間4c1の下部に連なり大径空間4c1よりも縮径された小径空間4c2とを有している。このように口部2aの上端部近傍に大径空間4c1を配置することで、後述する口部周壁4aの上端面を覆うフランジ部3cにおける径方向外側に突出していない領域から、外気導入空間4cを平面視でより大きな面積で露出させて、外気を外気導入空間4cを通じて外層体4と内層体3との間の空間に導入することができる。また、大径空間4c1の下方において外気導入空間4cを径方向に縮径することで、口部周壁4aの肉厚を確保して口部2aの機械的強度を確保することができる。
口部2aの上端部には、図2(a),(b)に示すように、内層体3のフランジ部3cが形成されている。フランジ部3cは、二重容器本体2を二軸延伸ブロー成形によって形成する前の段階において、内層体3用のプリフォームに対して外層体4用のプリフォームを上下方向に位置決めする役割を果たしている。すなわち、口部周壁4aの上端面をフランジ部3cの下面に当接させることで内層体3用のプリフォームに対して外層体4用のプリフォームを位置決めしている。フランジ部3cは口部内壁3aの上端部から径方向外側に向かって延びており、口部周壁4aの上端面の一部を覆っている。フランジ部3cは、図2(a)に示すように、周方向の5か所において径方向外側に突出する花びら形状を有している。この花びらに相当する部分は、周方向に等間隔で配置されており、口部周壁4aの上端面を覆っている。つまり、フランジ部3cは、周方向の5箇所において口部周壁4aの上端面を覆っている。
他方、口部周壁4aの上端部には、先述のように、周方向の4箇所に外気導入空間4cが形成されている(図2(a)参照)。外気導入空間4cは、周方向に等間隔で配置されている。このように、外気導入空間4cは周方向の4箇所に形成されており、周方向に5箇所設けられたフランジ部3cの花びら形状とは周方向の数が異なる。つまり、フランジ部3cの花びら形状と外気導入空間4cとの一方を偶数、他方を奇数としている。この構成によって、4箇所の外気導入空間4cのうちのいずれかの外気導入空間4cは、フランジ部3cと外気導入空間4cとの相対位置に依存せず、フランジ部3cに覆われることなく図2(a)に示す平面視において上方に露出する。従って、二重容器100の製造工程において、外層体4用のプリフォームと内層体3用のプリフォームを組み合わせる際に、外層体4用のプリフォームと内層体3用のプリフォームの周方向位置の位置合わせを行わなくても、いずれかの外気導入空間4cが上方に露出して外気を外気導入空間4c経由で導入可能となる。なお、外層体4用のプリフォームと内層体3用のプリフォームの周方向位置の位置合わせを行ってもよい。これによって、外気導入空間4cのより広い面積が上方に露出して、外気をよりスムーズに外気導入空間4c経由で導入可能となる。また、位置合わせを行う場合は、例えば、外気導入空間4cとフランジ部3cの形状(花びらの数)とを異ならせなくともよい。
なお、フランジ部3cの径方向外側に突出する部分の形状は、図2(a)に示す滑らかな曲線で構成された花びら形状に限定されるものではなく、例えば径方向外側に突出する部分が矩形形状で構成されるなど、他の様々な形状により構成することができる。例えば、フランジ部3cを円環状とし、その外径を外気導入空間4cの外径より小さくしてもよい。
また、フランジ部3cを外層体4の口部上端縁上に載置するのではなく、外層体内の段部に載置してもよい。さらに、フランジ部3cは設けなくともよい。また、フランジ部3cの径方向外側に突出する部分は、必ずしも周方向に等間隔で配置されている必要はない。
また、外気導入空間4cは、図2(a)に示す外層体4の内周面に設けられた軸方向溝に限定されるものではない。例えば、外層体4の内周面に軸方向突条が形成され、当該軸方向突条に対して周方向に隣接して外気導入空間4cが形成されるように構成してもよく、軸方向突条を周方向に複数設け、隣接する軸方向突条の間を外気導入空間4cとして構成してもよい。また、これらの軸方向溝又は軸方向突条は、必ずしも外層体4側に設けられる必要はなく、例えば軸方向溝又は軸方向突条を内層体3の外周面に設けるようにしてもよい。
フランジ部3cの径方向外側に突出する部分の数と、外気導入空間4cを形成する軸方向溝又は軸方向突条の周方向の数についても、上述の数に限定されない。軸方向溝又は軸方向突条が周方向の2か所以上に形成され、フランジ部3cの径方向外側に突出する部分が一周内に形成される数が、軸方向溝又は軸方向突条が一周内に形成される数とは異なり且つ軸方向溝又は前記軸方向突条が一周内に形成される数の倍数ではないように構成することが好ましい。ここでいう異なる数とは、例えば両者の数が奇数と偶数となる場合である。これによって、外層体4用のプリフォームと内層体3用のプリフォームの周方向位置の位置合わせを行わなくても、いずれかの外気導入空間4cが上方に露出して外気を外気導入空間4c経由で導入可能となる。
本実施形態では、外気導入空間4cは図1(b)、図2(b)に示すように二重容器本体2の口部2aのほぼ全高さ領域に亘って形成されるように構成したが、この態様には限定されない。外気導入空間4cは、口部2aの上端部から口部2aの下端部より上方の所定高さまで延びるように構成してもよい。また、外気導入空間4cは、例えば口部2aの上端部から口部2aの下端部を越えて肩部、胴部、又は底部まで延びるように構成してもよい。二重容器本体2の口部2aは二軸延伸ブロー成形の際に大きく変形しないため、プリフォームの段階で口部2aに形成しておくことで外気導入空間4cを確実に確保することができる。また、外気導入空間4cは、必ずしも大径空間4c1及び小径空間4c2を有している必要はなく、例えば口部2aの上端部から下方に向けて一定の径方向空間を有していてもよい。
また、外気導入空間4cは、必ずしも周方向に間欠的に形成されている必要は無く、全周に亘って設けられていてもよい。
外気導入空間4cは、図2(a)に示す平面視で上方に露出していればよく、必ずしも径方向への露出が妨げられるものではない。例えば、口部周壁4aとフランジ部3cとの間に、高さ方向の所定の隙間が設けられ、外気導入空間4cは、当該所定の隙間を介して口部2aの外周面に露出していてもよい。
次に、二重容器用キャップ1に関し、キャップ本体10について説明する。キャップ本体10は、口部周壁4aを取り囲む外周壁11を備えていて、外周壁11の内周面には、口部周壁4aの雄ねじ部4bに対応する雌ねじ部12が形成されている。すなわち、雄ねじ部4bと雌ねじ部12は、二重容器本体2に二重容器用キャップ1を装着するための係合手段2bを構成している。なお、係合手段2bは、口部周壁4a及びキャップ本体10に設けた円環状の突起同士を打栓によってアンダーカット係合させるもの等であってもよい。また、外周壁11の上部には、頂壁13が一体に連結している。頂壁13の上面には、注出筒14が設けられており、注出筒14の内周面には、内容物を注出する注出孔14aが形成されている。また、頂壁13の下面には、同心二重配置となる一対の上部嵌合壁15が設けられている。更に、上部嵌合壁15より径方向外側には、頂壁13を貫通する外気導入孔16を設けている。本実施形態では、頂壁13の中央部分と外周部分との間に段差を設け(中央部分に対し外周部分は高さが低くなっている)、この段差に径方向外側に向けて開口するようにして外気導入孔16を設けている。なお、外周壁11における雌ねじ部12の直上部分は、口部2aの外周面に気密に当接するシール部11aを構成している。このシール部11aによって、後述するように、外気導入孔16から導入された外気は、外気導入弁45、及び溝27を通って外気導入空間4cから外層体4と内層体3との間の空間に導入される。従って、外気導入孔16から導入された外気が口部2aの外周面とキャップ本体10の内周面の間から口部2aの外側に漏れ出ることがない。
本実施形態の二重容器100は、上述のように外気導入空間4cが口部2aの上端面に開口しているため、シール部11aを口部2aの上端面より下方の任意の位置に配置することができる。従って、シール部11aを口部2aの上端部近傍に配置することができる。本実施形態では、図1(b)に示すように、シール部11aを口部2aの上端部近傍における係合手段2bより上方の高さ位置に配置している。従って、係合手段2bの下方にシール部を設ける必要がないので、二重容器用キャップ1のキャップ高さを係合手段2bが確保できる必要最低限にまで抑制することができる。よって、二重容器100のデザインの自由度を高めることができる。
キャップ本体10の内側には、中栓20が設けられる。中栓20は、注出孔14aと内層体3との間に位置するとともに、内層体3の上部開口3bを覆う隔壁21を備えている。
隔壁21には、一端に、注出孔14a側に開口する注出孔14a側開口を有すると共に、他端に、内層体3の収容空間S側に開口する内層体3側開口を有する筒状壁22が設けられている。本実施形態の筒状壁22は、図1(b)に示すように、隔壁21の一部に貫通孔22aを設け、この貫通孔22aの縁部から収容空間Sに向けて円筒部22bを延在させ、傾斜部22cを介して、下端に貫通孔22dを有する円筒状の部位である。なお、本実施形態における注出孔14a側開口は貫通孔22aに対応し、内層体3側開口は貫通孔22dに対応する。また隔壁21には、筒状壁22に隣接してこの隔壁21を貫通する孔(連通口23)が設けられている。本実施形態では、連通口23は筒状壁22に隣接して設けられている。
また隔壁21は、連通口23より径方向外側において収容空間S側に屈曲する段部24を備えていて、段部24より径方向外側には、段部24との間で上向き開放の溝を形成する嵌合壁25が設けられている。そして隔壁21の下面には、外層体4との間で内層体3を挟み込む環状のシール壁26を設けている。なお、図1(b)に示すように隔壁21の外縁には、周壁29が設けられており、周壁29の下端には少なくとも1つの溝27が設けられている。
筒状壁22内には、本実施形態では球状となる移動弁体30が設けられている。筒状壁22と移動弁体30との間には、二重容器本体2の姿勢変更に応じて移動弁体30が移動可能、且つ内容物はほとんど通過させない(実質的に通過させない)程度の隙間が設けられている。なお、筒状壁22の注出孔14a側は、貫通孔22aによって開口し、収容空間S側は、貫通孔22dによって開口しているので、筒状壁22内に入り込んだ内容物が移動弁体30の移動を妨げることはない。また移動弁体30は、二重容器本体2を起立姿勢(二重容器本体2の底部を水平な台の上に載置した状態の姿勢)にすることで、筒状壁22の傾斜部22cに着座する。これによって収容空間Sをシールすることができる。
キャップ本体10と中栓20との間には、逆止弁43が設けられている。逆止弁43は、図1(b)に示すように、結合弁40の一部として、円筒状の環状壁41の径方向内側に設けられている。逆止弁43は、円板状の逆止弁本体43aの外周縁の3箇所を逆止弁アーム43bによって支持された構造を有する、いわゆる三点弁である。外層体4のスクイズによって内層体3内の圧力が高まると、その圧力によって、逆止弁アーム43bの弾性力に抗して逆止弁本体43aが図1(b)の上方に持ち上げられ、隔壁21から離間することによって逆止弁43は開放状態となる。外層体4のスクイズが解除されると、逆止弁本体43aに圧力がかからないので、逆止弁本体43aは、自重や逆止弁アーム43bの弾性力、外層体4の復元に伴う内層体3内の減圧等によって再び隔壁21に当接し、逆止弁43は閉塞する。
なお、本実施形態においては、逆止弁本体43aを円板状部材で構成したが、この態様には限定されず、逆止弁43は、必ずしも三点弁である必要はなく、二点弁や薄肉環状弁(1点弁)など、内層体3内の正圧によって開放される様々な弁を用いることができる。
一方、環状壁41の径方向外側には、図1(b)に示すように、外気導入弁45が設けられている。外気導入弁45は、頂壁13の下面に形成された円環状の弁座45bと、弁座45bに着座して外気導入孔16を下方から覆う円環状の弁体45aとを有する。外気導入弁45の開放状態において、外気導入孔16と溝27は、この弁体45aと弁座45bとの隙間を通じて連通する。本実施形態において、弁体45aは、弾性材料である樹脂材料を用いて環状壁41等の他の結合弁40の部材と共に一体成形されている(開放状態における弁体45aの形状を図1(b)に二点鎖線で示す)。
本実施形態では、弁座45b及び弁体45aを、共に円環状に構成したが、この態様に限定されない。すなわち、弁体45aが、外気導入孔16を確実に閉塞することができる任意の形状を採用することができる。
また、本実施形態では、逆止弁43及び外気導入弁45を環状壁41と一体に設けるように構成したが、この態様には限定されない。例えば、逆止弁43が第1環状壁に設けられると共に、外気導入弁45が第2環状壁に設けられるようにして両者を別体に構成してもよい。また、逆止弁43及び外気導入弁45は、環状壁41以外のものに固定されていてもよい。
本実施形態では、逆止弁本体43aの閉塞時においても、貫通孔22aと注出孔14aとは、逆止弁アーム43bの幅方向両側の隙間を通じて連通している。これにより筒状壁22の貫通孔22aは常時開放される。結合弁40は、図1(b)に示すようにキャップ本体10、中栓20に対して取り付けた際、環状壁41の下部が段部24と嵌合壁25との間で嵌合保持され、環状壁41の上部が一対の上部嵌合壁15で嵌合保持されるようになっている。これにより、図1(b)に示すように、環状壁41の径方向内側には、連通口23と注出孔14aとを連通させて内容物の流路を形成する内側空間K1が区画形成され、環状壁41の径方向外側には、外気導入孔16と溝27とを連通させて空気の流路を形成する外側空間K2が区画形成される。
蓋体50は、図1(a),(b)に示すように、ヒンジ51を介してキャップ本体10の外周壁11に連結していて、ヒンジ51で折り曲げることで、注出孔14a及び外気導入孔16を覆い隠すことができる。より詳細には、蓋体50は、平板状の上壁52と、上壁52の縁部に連結するとともに外周壁11に連なる形状となる蓋体周壁53とを備えている。蓋体50が閉塞される際は、蓋体周壁53の内周面に設けられている突部が、キャップ本体10の頂壁段部13aにアンダーカット係合して、蓋体50はキャップ本体10に対してしっかりと係合する。なお、蓋体50は、ヒンジ51を設けずにキャップ本体10とは別体のものとし、ねじやアンダーカットでキャップ本体10に装着するように構成してもよい。
上記のように構成される二重容器用キャップ1から内容物を吐出するにあたっては、図1(b)に示すように蓋体50を開き、二重容器本体2を起立姿勢から傾倒姿勢に姿勢変更して、外層体4の胴部を押圧(スクイズ)する。これにより、筒状壁22内の移動弁体30は注出孔14a側に移動し、また、内層体3と外層体4との間の空気を介して収容空間Sが加圧される。なお、外層体4の胴部を押圧しているときは、外気導入空間4c、及び溝27を通じて弁体45aにも下方から圧力がかかって弁座45bに押し付けられるため、外気導入弁45は閉塞状態に維持される。従って、外層体4を押圧しても、内層体3と外層体4との間の空気が外気導入孔16から漏れ出すことはなく、収容空間Sへの加圧が阻害されることはない。そして、収容空間S内の正圧が、逆止弁本体43aを持ち上げるため、内容物は連通口23から流出し、内側空間K1を経由して注出孔14aから外部に注出される。
なお、筒状壁22内に収容された移動弁体30は、二重容器本体2が倒立姿勢となり、外層体4の胴部が押圧された際に注出孔14a側に移動するが、突部22eと接触することによって筒状壁22からの飛び出しを防止している。
所要量の内容物を注出した後は、外層体4の胴部への押圧を解除する。これによって収容空間S内の正圧が低下し、逆止弁本体43aが連通口23を再び閉鎖するので、収容空間S内への外気の入り込みが防止できる。また、外層体4は、それ自身の復元力により元の形状に戻ろうとするため、内層体3と外層体4との間の空間は負圧となる。これによって、外気導入空間4c、及び溝27を通じて外気導入弁45の下方も負圧となる。弁体45aの外周端は、この負圧によって下方に引かれて弁座45bから離間するため、図3に示すように外気導入弁45は開放状態になる。外気導入弁45の開放に伴い、外気導入孔16から空気が流入し、外側空間K2、溝27、及び外気導入空間4cを経由して、外層体4と内層体3の間の空間に空気が導入される。これにより、内層体3を減容変形させたまま外層体4が復元することができる。
逆止弁本体43aが連通口23を閉鎖すると、注出筒14及び内側空間K1内には内容物が残留したままになっているものの、移動弁体30が自重等によって内層体3の収容空間S側に移動することにより、筒状壁22における注出孔14a側にはスペースが生じるとともに残留した内容物を当該スペースに引き込むことになるため、注出筒14及び内側空間K1内に残留した内容物を、貫通孔22aを通して筒状壁22側に移動させることができ(サックバック機能)、液だれを有効に防止することができる。
以上のように、本実施形態では、内容物を収容する内層体3と内層体3を収容するスクイズ可能な外層体4とを備える二重容器本体2と、内層体3からの内容物を注出する注出孔14aを有し、二重容器本体2の口部2aに係合手段2bにより装着される二重容器用キャップ1と、注出孔14aから内層体3内への外気の流入を阻止すると共に、外層体4のスクイズによる内層体3内の圧力上昇によって開放されて内層体3内の内容物を通過させる逆止弁43とを備え、口部2aにおける外層体4と内層体3との間には、周方向の少なくとも一部において口部2aの上端面に露出し当該上端面から下方へ延びる外気導入空間4cが形成され、二重容器用キャップ1は、係合手段2bより上方の高さ位置において口部2aの外周面に当接して空気の下方への流通を遮断するシール部11aを形成し、外層体4のスクイズ解除による復元に伴い、二重容器用キャップ1におけるシール部11aの上方に形成された外気導入孔16、及び外気導入空間4cを通して外層体4と内層体3との間の空間に外気を導入可能であるように構成した。この構成の採用によって、二重容器用キャップ1のキャップ高さを抑えることができるので、二重容器100のデザインの自由度を高めることができる。
また、本実施形態では、外気導入空間4cは、外層体4の内周面又は内層体3の外周面において、周方向の少なくとも1箇所に形成された軸方向溝又は軸方向突条であるように構成した。この構成の採用によって、軸方向溝が設けられていない領域又は軸方向突条の領域が骨格となって外気導入空間4cを確実に形成することができるので、外気導入空間4cを通じた外気の導入をスムーズに行うことができる。
また、本実施形態では、内層体3は、口部2aの上端面において、外層体4の一部の周方向位置を覆うフランジ部3cを有するように構成した。この構成の採用によって、二重容器本体2の製造時に、このフランジ部3cにより内層体3用のプリフォームに対して外層体4用のプリフォームを上下方向に位置決めすることができると共に、フランジ部3cの径方向外側に突出していない領域から外気導入空間4cを露出させて、外気導入孔16からの外気を外層体4と内層体3との間の空間にスムーズに導入することができる。
また、本実施形態では、外気導入空間4cは周方向の2か所以上に形成され、フランジ部3cが一周内に形成される数は、外気導入空間4cが一周内に形成される数とは異なり且つ外気導入空間4cが一周内に形成される数の倍数ではないように構成した。この構成の採用によって、二重容器100の製造工程において、外層体4用のプリフォームと内層体3用のプリフォームを組み合わせる際に、外層体4用のプリフォームと内層体3用のプリフォームの周方向位置の位置合わせを行わなくても、いずれかの周方向位置の外気導入空間4cをフランジ部3cにおける径方向外側に突出していない領域から上方に露出させて、外気導入空間4cを通じた外気の導入が可能になる。従って、二重容器100の製造コストを抑制することができる。
また、本実施形態では、外気導入空間4cは、口部2aの上端面から下方へ延びる大径空間4c1と、大径空間4c1の下方に連なり、大径空間4c1よりも縮径された小径空間4c2とを有するように構成した。この構成の採用によって、フランジ部3cにおける径方向外側に突出していない領域から外気導入空間4cを大きな面積で露出させて外気を効率良く外層体4と内層体3との間の空間に導入することができる。また、大径空間4c1の下方において外気導入空間4cを径方向に縮径することで、口部周壁4aの肉厚を確保して口部2aの機械的強度を確保することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
本発明によれば、キャップ高さを抑制してデザインの自由度を高めた二重容器100を提供することが可能となる。
1 二重容器用キャップ
2 二重容器本体
2a 口部
2b 係合手段
3 内層体
3a 口部内壁
3b 上部開口
3c フランジ部
4 外層体
4a 口部周壁
4b 雄ねじ部
4c 外気導入空間
4c1 大径空間
4c2 小径空間
10 キャップ本体
11 外周壁
11a シール部
12 雌ねじ部
13 頂壁
13a 頂壁段部
14 注出筒
14a 注出孔
15 上部嵌合壁
16 外気導入孔
20 中栓
21 隔壁
22 筒状壁
22a 貫通孔(注出孔側開口)
22b 円筒部
22c 傾斜部
22d 貫通孔(内層体側開口)
22e 突部
23 連通口
24 段部
25 嵌合壁
26 シール壁
27 溝
29 周壁
30 移動弁体
40 結合弁
41 環状壁
43 逆止弁
43a 逆止弁本体
43b 逆止弁アーム
45 外気導入弁
45a 弁体
45b 弁座
50 蓋体
51 ヒンジ
52 上壁
53 蓋体周壁
100 二重容器
K1 内側空間
K2 外側空間
S 収容空間

Claims (4)

  1. 内容物を収容する内層体と該内層体を収容するスクイズ可能な外層体とを備える二重容器本体と、
    前記内層体からの内容物を注出する注出孔を有し、前記二重容器本体の口部に係合手段により装着される二重容器用キャップと、
    前記注出孔から前記内層体内への外気の流入を阻止すると共に、前記外層体のスクイズによる前記内層体内の圧力上昇によって開放されて前記内層体内の内容物を通過させる逆止弁と
    を備え、
    前記口部における前記外層体と前記内層体との間には、周方向の少なくとも一部において前記口部の上端面に露出し該上端面から下方へ延びる外気導入空間が形成され、
    前記二重容器用キャップは、前記係合手段より上方の高さ位置において前記口部の外周面に当接して空気の下方への流通を遮断するシール部を形成し、
    前記外層体のスクイズ解除による復元に伴い、前記二重容器用キャップに形成された外気導入孔、及び前記外気導入空間を通して前記外層体と前記内層体との間の空間に外気を導入可能であり、
    前記外気導入空間は、前記外層体の内周面又は前記内層体の外周面において、周方向の少なくとも1箇所に形成された軸方向溝又は軸方向突条により構成され、
    前記内層体は、前記口部の上端面において、前記外層体の一部の周方向位置を覆うフランジ部を有し、
    前記外気導入空間は、前記フランジ部により覆われていない周方向位置において、前記口部の上端面を介して前記外気導入空間の外側と常に連通することを特徴とする二重容器。
  2. 前記外気導入空間は周方向の2か所以上に形成され、前記フランジ部が一周内に形成される数は、前記外気導入空間が一周内に形成される数とは異なり且つ前記外気導入空間が一周内に形成される数の倍数ではない、請求項1に記載の二重容器。
  3. 前記外気導入空間は、前記外層体と前記内層体との間に全周に亘って形成された隙間空間である、請求項1に記載の二重容器。
  4. 前記外気導入空間は、前記口部の上端面から下方へ延びる大径空間と、該大径空間の下方に連なり、該大径空間よりも縮径された小径空間とを有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の二重容器。
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