JP7069896B2 - 制御装置、移動体、自律分散制御プログラム - Google Patents

制御装置、移動体、自律分散制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、指定された監視対象が監視範囲となるように移動させる制御装置、移動体、自律分散制御プログラムに関する。
特許文献1には、監視対象に対して対処を行うのに適した位置まで飛行装置を移動制御する監視システムが記載されている。
より詳しくは、監視システムは、上空から地上を監視する飛行装置と、センタ装置を少なくとも備える。センタ装置は、制御種別ごとに監視対象に対する俯仰角を記憶する記憶部と、制御種別を含む制御信号の入力があると、記憶部を参照して制御種別に対応する俯仰角に相当する目標位置を算出する目標算出部と、目標位置に飛行装置を移動させる飛行装置制御部と、を備えている。
しかし、この特許文献1では、複数の移動体を想定したロジックになっていない。また、移動体に対してきめ細かい軌道計画を施さなければならない。
さらに、特許文献1では、センタ装置による集中処理となっているため計算負荷が高く、規模が大きくなると現実的時間内に解を求めることができない。
ここで、複数の移動体の集中管理せずに制御する技術として、ボロノイ領域を定義する分散管理技術がある。
例えば、カメラを備えた複数の移動体を、予め定めた領域内に設定されたリスクポテンシャル(監視対象領域)に移動させ、当該リスクポテンシャルを監視する場合、予め定めた領域をボロノイ領域に分割し、分割した各領域をそれぞれの移動体の担当領域として設定することで、移動体同士の衝突回避が可能となる。
ボロノイ領域を定義した技術は、複数の移動体を想定した最適なロジックを提供することができる。また、各移動体に対してきめ細かい軌道計画を施す必要がなく、各移動体が近傍とコミュニケーションをとりながら、自律分散的に意思決定することができる。
さらに、集中処理ではなく、分散処理であるため、計算負荷が小さく、規模の大きさに依存せず、現実的時間内で解を求めることができる。
なお、移動体は、移動体間の垂直二等分線で囲まれたボロノイ領域内において、リスクポテンシャルの重心位置に移動することを繰り返し行うことになる。また、ボロノイ領域の定義は、時々刻々と変化し得るものである。
さらに、本明細書において、リスクポテンシャルに対して、移動体が監視し得る監視領域の比率を「被覆率」という。被覆率は、そのままの比率(「監視領域の面積/リスクポテンシャルの面積」)でもよいし、百分率で表現してもよい(「監視領域の面積/リスクポテンシャルの面積」×100%)。ここで、センサの捕捉領域を監視領域とする。
また、参考として、非特許文献1には、移動センサ(移動体)が近傍の移動センサとの垂直二等分線で定義されるボロノイ図による領域分割を行い、自身の領域の重心へ自律分散的に移動することを繰り返す、基本的な動作が開示されている。
特開2016-118996号公報
J.Cortes,S.Martinez,T.Karatas,and F.Bullo, Coverage Control for Mobile Sensing Networks,IEEE Transactions on Robotics and Automation,20(2),pp.242-255,(2004)
しかしながら、従来のボロノイ領域を含め、特定の環境下での自律分散制御では、特に複数の移動体で複数のリスクポテンシャルを監視する場合、それぞれの移動体の移動動作に基づく総移動距離が、移動時間及びエネルギー消費量に影響を及ぼす。
本発明は上記事実を考慮し、複数の移動体の移動動作に基づく総移動距離を最小化することができ、移動時間短縮及びエネルギー消費量軽減を含む要求に応じた追従の最適化を図ることができる制御装置、移動体、自律分散制御プログラムを得ることが目的である。
本発明にかかる制御装置は、特定の領域内で、監視機能を備えた複数の移動体で複数の監視対象を監視する場合に、自律分散的に追従するように、前記移動体の移動を制御する制御装置であって、複数編成された移動体の情報を収集する収集手段と、前記移動体の数と、前記監視対象の数とを比較して、前記移動体の数が前記監視対象の数以上の場合の制約として、各移動体が何れかの前記監視対象に向かわなければならない、かつ、各監視対象には少なくとも1台の前記移動体が向かわなければならない第1制約と、前記移動体の数が前記監視対象の数未満の場合の制約として、各移動体が少なくとも1以上の監視対象を向かう先の候補にしなければならない、かつ、各監視対象が1台の前記移動体が向かう先の候補でなければならない第2制約とを設定する、設定手段と、前記設定手段で設定された制約の下で、前記複数の移動体と前記複数の監視対象との全ての組み合わせに対する移動距離を取得し、ユークリッドノルムを使用して、移動体と監視対象とを結ぶ二点間の距離の組み合わせを抽出して、各組み合わせの中から移動体と監視対象とを結ぶ二点間の距離の合計が最小となる組み合わせを選定する選定手段と、前記選定手段で選定された、移動体と監視対象とを結ぶ二点間の距離の合計が最小となる組み合わせを選択して、前記複数の移動体を前記複数の監視対象に割り当てる割り当て手段と、
を有している。
本発明によれば、制御装置は、特定の領域内で、監視機能を備えた複数の移動体で複数の監視対象を監視する場合に、自律分散的に追従するように、前記移動体の移動を制御する。
制御手段では、複数編成された移動体の情報を収集し、設定手段では、移動体の数と、監視対象の数との関係によって、移動体を前記監視対象へ向かわせるための制約を設定する。選定手段では、設定手段で設定された制約の下で、複数の移動体と複数の監視対象との全ての組み合わせに対する移動距離を取得し、取得した移動距離に基づいて、複数の移動体の総移動距離が最小化する組み合わせを選定する。
割り当て手段では、選定手段で選択された組み合わせに基づいて、複数の移動体を前記複数の監視対象に割り当てる。
これにより、複数の移動体の移動動作に基づく総移動距離を最小化することができ、移動時間短縮及びエネルギー消費量軽減を含む要求に応じた追従の最適化を図ることができる。
移動体の数と監視対象の数との差によって制約を設定することで、差に応じた適正な割り当てが可能となる。
本発明において、前記割り当て手段が、前記第2制約の下で割り当てに際し、全ての監視対象に少なくとも1台の移動体を向かわせるために、監視し終えた監視対象を除いた、残りの監視対象に対して、前記移動体の前記監視対象への割り当てを繰り返すことを特徴としている。
移動体の監視対象への追従を繰り返すことで、最終的に、移動体の数が監視対象の数よりも多くなる。
本発明において、前記選定手段が、複数の移動体の総移動距離を最小化する線形問題として定式化して、求解することを特徴としている。
計算に係る処理の負担が軽減される。
本発明において、前記線形問題を、ADMMとして求解することを特徴としている。
計算に係る処理の負担が、さらに軽減される。
本発明において、前記収集手段が、前記複数の移動体の情報を一括管理する統合機構、並びに、前記複数の移動体同士が連携して情報を伝搬する伝搬方式、の少なくとも一方によって、前記情報を収集することを特徴としている。
確実に情報を収集することができる。
本発明に係る移動体は、監視機能を備え、移動しながら複数の監視対象を監視する複数編成された移動体であって、それぞれの移動体が、他機と連携して複数の監視対象を監視する場合に、自律分散的に追従するように移動を制御する制御手段を有し、前記制御手段が、複数編成された移動体の情報を一括管理する統合機構、並びに、他機との間で連携して情報を伝搬する伝搬方式、の少なくとも一方によって収集する収集手段と、前記監視対象の数に基づき、自機の移動体の数とを比較して、編成された複数の移動体の数が前記監視対象の数以上の場合の制約として、各移動体が何れかの前記監視対象に向かわなければならない、かつ、各監視対象には少なくとも1台の前記移動体が向かわなければならない第1制約と、編成された複数の移動体の数が前記監視対象の数未満の場合の制約として、各移動体が少なくとも1以上の監視対象を向かう先の候補にしなければならない、かつ、各監視対象には、1台の前記移動体が向かう先の候補でなければならない第2制約とを設定する、設定手段と、前記設定手段で設定された制約の下で、前記収集手段で収集した情報から、複数編成された移動体と前記複数の監視対象との全ての組み合わせに対する移動距離を取得し、ユークリッドノルムを使用して、移動体と監視対象とを結ぶ二点間の距離の組み合わせを抽出して、各組み合わせの中から移動体と監視対象とを結ぶ二点間の距離の合計が最小となる組み合わせを選定する選定手段と、前記選定手段で選定された移動体と監視対象とを結ぶ二点間の距離の合計が最小となる組み合わせを選択して、前記監視対象に割り当てる割り当て手段と、備えている。
各移動体は、複数編成された移動体の情報を一括管理する統合機構、並びに、他機との間で連携して情報を伝搬する伝搬方式、の少なくとも一方によって収集し(収集手段)、監視対象の数に基づき、自機を監視対象へ向かわせるための制約を設定し(設定手段)、
設定された制約の下で、収集した情報から、複数編成された移動体と複数の監視対象との全ての組み合わせに対する移動距離を取得し、取得した移動距離に基づいて、複数の移動体の総移動距離が最小化する組み合わせを選定し、選定された組み合わせに基づいて、監視対象に割り当てる。
これにより、複数の移動体の移動動作に基づく総移動距離を最小化することができ、移動時間短縮及びエネルギー消費量軽減を含む要求に応じた追従の最適化を図ることができる。
移動体の数と監視対象の数との差によって制約を設定することで、差に応じた適正な割り当てが可能となる。
本発明において、前記割り当て手段が、全ての監視対象に少なくとも1台の移動体を向かわせるために、監視し終えた監視対象を除いた、残りの監視対象に対して、前記移動体の監視対象への割り当てを繰り返すことを特徴としている。
移動体の監視対象への追従を繰り返すことで、最終的に、移動体の数が監視対象の数よりも多くなる。
本発明の制御装置は、コンピュータによって自律分散制御プログラムが実行される。
以上説明した如く本発明では、複数の移動体の移動動作に基づく総移動距離を最小化することができ、移動時間短縮及びエネルギー消費量軽減を含む要求に応じた追従の最適化を図ることができるという効果を奏する。
第1の実施の形態に係る移動体の自律分散制御システムの概略図である。 第1の実施の形態に係る移動体の自律分散制御システムにおいて、移動体を動作させるための制御ブロック図である。 第1の実施の形態に係るマイクロコンピュータで実行される自律分散制御を機能別に示した機能ブロック図である。 (A)は移動体とリスクポテンシャルの分散状態を示す領域の平面図、(B)は移動体の総数n、リスクポテンシャル28の総数mを設定し、lノルムを使用した場合の移動先演算結果を示す領域の平面図である。 第1の実施の形態に係る自律分散制御の流れを示すフローチャートである。 配分制約としての射影行列の演算イメージ図である。 非負制約としての二次計画問題の演算イメージ図である。 表1の実施例1の計算を実現するための回路図である。 表1の実施例2の計算を実現するための回路図である。 表1の実施例4の計算を実現するための回路図である。 表1の実施例9の計算を実現するための回路図である。 移動体が情報を得る伝搬方式を示すグラフ理論図である。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る移動体分散制御システム50の概略図である。
第1の実施の形態の移動体分散制御システム50は、複数の移動体10、及び移動体10が監視するために移動する複数の領域12が示されている。
図1では、複数の移動体10が3つの群52に分類され、それぞれの群52が3ヶ所の領域12を担当して監視する構成としている。
なお、移動体10の群構成、監視領域数等は、図1の「3」に限定されるものではなく、単一の群52で単一の領域12を監視する構成であってもよいし、2及び4以上の群52及び領域12であってもよい。
図2は、第1の実施の形態に適用される移動体10(図1参照)を動作させるための制御系のブロック図である。
図2に示される如く、移動体10は、領域12の範囲内を無人で移動可能であり、当該移動を含む制御を実行するマイクロコンピュータを備えた制御装置14が搭載されている。
制御装置14のマイクロコンピュータは、CPU16A、RAM16B、ROM16C、入出力ポート(I/O)16D及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス16Eを有している。I/O16Dには、監視モジュール18、移動モジュール20、位置認識モジュール22及び通信モジュール24が接続されている。
制御装置14は、例えば、ROM16Cに予め記憶された移動体の分散制御プログラムをCPU16Aで起動させ、監視モジュール18、移動モジュール20、位置認識モジュール22及び通信モジュール24の動作を制御する。
(監視モジュール18)
監視モジュール18に適用されるデバイスは、例えば、カメラが代表的であり、移動体10の位置から特定の監視範囲(視野)を撮像する。
なお、監視モジュール18は、カメラによる撮像に限定されず、電波(レーダー、レーザー、超音波等)照射等による地理上の特徴物(ランドマーク)の検出等であってもよい。
(移動モジュール20)
第1の実施の形態に係る移動体10は、飛行体(一例として、ドローン)であり、移動モジュール20に適用されるデバイスとして、独立した駆動源(モータ)で駆動する複数のプロペラを備えており、モータの駆動を制御することで、目的の方向に向けて飛行可能、かつ目的の位置空間で停止(ホバリング)可能である。
なお、移動体10は、飛行体に限定されず、地上や水上を移動する移動モジュール20であってもよく、複数のデバイスを併用してもよい。さらに、広い概念では、固定配置された監視カメラを、自律分散ネットワークに組み込むことで、移動モジュール20と定義してもよい。
なお、監視カメラは、撮影範囲が固定であってもよいし、首振り動作機構を備え監視モジュール18の監視範囲が変更可能であってもよい。
(位置認識モジュール22)
位置認識モジュール22は、自機の移動体10の位置を認識する機能であり、位置情報を得るために、デバイスとして、GPS、レーザー、レーダー、超音波、モーションキャプチャー、カメラ、無線通信、無線強度(距離情報)の少なくとも1つのセンサを備えている。
位置認識モジュール22は、センサで検出した結果(検出信号)に基づき、自機の移動体10の位置を三次元空間上の座標等によって認識する。
なお、位置認識モジュール22は、自機の移動体10の位置の認識以外に、後述する通信モジュール24を介して他機の移動体10の位置情報を取得し、相互の距離を演算して複数の移動体10の相対位置関係を認識する。
(通信モジュール24)
通信モジュール24は、デバイスとして、無線通信装置を備える。無線通信は、監視を統括的に管理する基地局(サーバ)54(図1参照)及び/又は移動体10間で通信する機能として、位置情報を送受信する位置情報送受信部と、指定された監視対象(「リスクポテンシャル」、「対象」という場合がある)の監視度合い(「被覆率」という。)に関する情報(被覆率情報)を送受信する被覆率送受信部と、リスクポテンシャルの分担に関する調停情報を送受信する調停情報送受信部と、を備える。なお、通信は、移動体10間のみとし、基地局(サーバ)54は無くてもよい。
なお、移動体10が相互に情報を交換し合う機能によって移動体分散制御システム50が成立するのであれば、基地局54は必須ではない。過去の情報(ビッグデータ)を管理する情報量によって、設置又は非設置を決めればよい。
調停情報とは、移動体10がリスクポテンシャルへ移動するか否かの判定を行う情報であり、リスクポテンシャルの符号(正又は負)によって使い分ける。例えば、「正」と定義されたリスクポテンシャルは監視を必要とし、「負」と定義されたリスクポテンシャルは監視を不要とすることを示す。リスクポテンシャルは、第1の実施の形態で実行される予測制御により特定される探索領域及び追従領域となり得る領域である。
また、通信モジュール24の無線通信は、監視モジュール18で監視した結果(例えば、カメラであれば撮像情報)を、基地局54へ送信する監視情報送信部を備える。
図1に示される如く、移動体10が監視する領域12は、例えば、車両56が存在する路面(駐車場等)であり、移動体10は車両56が通行する路面を監視することで、死角の無い空間データを車両56(運転者)に提供するようになっている。
図1に示す領域12において、リスクポテンシャル28として、既知のリスクポテンシャル28と未知のリスクポテンシャル28とが存在している。
既知のリスクポテンシャル28(図1では、矩形実線枠「網状」で示している。)は、移動体10を向かわせて、リスクポテンシャルを追従する必要がある領域(追従領域)である。
未知のリスクポテンシャル28(図1では、矩形点線枠「?マーク」で示している。)は、移動体10を向かわせる必要がある領域(探索領域)である。
なお、未知のリスクポテンシャル28は、既知のリスクポテンシャル28の経時によって履歴が消去され、未知のリスクポテンシャル28となる領域を含む。
(分散制御プログラムによる情報処理制御)
図3は、移動体10のCPU16A(図2参照)で実行される自律分散制御プログラムを機能別にブロック化した図(以下、自律分散制御部58という)。なお、図3の自律分散制御部58は、自律分散制御のためのハードウェア構成を限定するものではないが、マイクロコンピュータに代えて、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の専用デバイスやプログラマブルロジックデバイス等のハードウェア構成で実現してもよいし、複数種類のハードウェア構成の組み合わせで実現してもよい。
自律分散制御部58は、監視対象情報取得部60を備えている。監視対象情報取得部60では、リスクポテンシャル28の情報を、自機の移動体10の監視モジュール18、他機の移動体10の監視モジュール18、及び基地局54から取得する。
監視対象情報取得部60は、解析部62に送出される。解析部62では、リスクポテンシャル28の位置情報、及びリスクポテンシャル28の数(m)を得て、追従比較部64へ送出する。
追従比較部64には、移動体数記憶部66が接続されている。移動体数記憶部66には、領域12において稼働している移動体10の数(n)が記憶されている。
なお、移動体10の数は、通常は固定であるが、メンテンナンスや故障による一時的な増減、或いは、意図的な増減があった場合は、移動体数記憶部66に記憶された移動体10の数(n)も更新できるようにすることが好ましい。
追従比較部64では、移動体10の数(n)と、リスクポテンシャル28の数(m)とが比較され、当該比較結果情報(n:m)は、マッチング問題解析実行部68へ送出される。
マッチング問題解析実行部68では、以下の(1)式又は(2)式に基づき、n台の移動体とm箇所のリスクポテンシャルとにおいて、それぞれの移動体10の総移動距離に基づいて、マッチング問題の解析(演算)を実行する。
マッチング問題は、n≧mの場合と、n<mの場合とで演算式が異なる。n≧mの場合は、(1)式によって解析され、n<m場合は、(2)式によって解析される。
[n≧mの場合]
Figure 0007069896000001
・・・(1)
[n<m場合]
Figure 0007069896000002
・・・(2)
Figure 0007069896000003
δijは、0または1の値とする。δij=0ならば移動体10はリスクポテンシャル28に向かわないことを表す。δij=1ならば移動体10はリスクポテンシャル28に向かうことを表す。
Figure 0007069896000004
移動体10の総数n=12、リスクポテンシャル28の総数m=10(lノルムを使用)とした場合の数値計算結果を、図4に示す。図4(A)及び(B)では、黒丸(●)が移動体10を表し、黒四角(■)がリスクポテンシャル28を表す。
図4(A)は、移動体10とリスクポテンシャル28の配置関係を示し、図4(B)に示される如く、各移動体10から出ている矢印の先が、各移動体10が向かうリスクポテンシャル28を表している。
これは、複数の移動体の総移動距離が最小化された結果であり、lノルムを使用しているため、移動に伴う移動体10の総エネルギー消費を最小化することになる。なお、n≧mのため、1つの対象に2台の移動体10が向かう場合もある。
Figure 0007069896000005
そのため、各移動体10は、向かう先の候補の中で最も近い対象に実際に向かう。
また,すべての対象にいずれかの移動体を一度は向かわせるためには、一度向かった対象を取り除いたm-nのリスクポテンシャル28と、n台の移動体10とのマッチング問題を解けばよい。
このとき、n<m-nならば、(2)式の問題を、n≧m-nならば(1)式の問題を解く。
このように、n<mの場合は、n≧m-knとなるまでk回(2)式の問題を解き、その後、(1)式の問題を解くことになる。
以下に、第1の実施の形態の作用を、図5のフローチャートに従い説明する。
ステップ100では、リスクポテンシャル28の位置情報及び数(予測を含む)を取得する。取得元は、自機の移動体10、他機の移動体10、及び基地局54の何れであってもよい。
次のステップ102では、領域12において稼働可能に存在する移動体10の数と、当該領域12内のリスクポテンシャル28の数をそれぞれ取得し、ステップ104へ移行する。
ステップ104では、移動体10の数nと、リスクポテンシャル28の数mとの比較において、n≧mか否かを判断する。
ステップ104において、肯定判定(n≧m)された場合は、ステップ106へ移行して、(1)式を用いてマッチング問題を実行し、ステップ110へ移行する。
また、ステップ104で、否定判定(m>n)と判定された場合は、ステップ108へ移行して、(2)式を用いてマッチング問題を実行し、ステップ110へ移行する。
例えば、図4は、ステップ106において、(1)式でマッチング問題を実行した結果、各移動体10のリスクポテンシャル28への移動先が確定する(図4の矢印参照)。なお、ステップ108の場合も同様である。
ステップ110では、ステップ106又はステップ108で確定した移動先のリスクポテンシャル28へ、移動体10が移動する(追従制御が実行)。
次のステップ112では、タスク、すなわち、リスクポテンシャル28の追従が達成されたか否かを判断し、否定判定された場合は、ステップ100へ戻り、上記工程を繰り返す。また、ステップ112で肯定判定された場合は、このルーチンは終了する。
以上説明したように、複数の移動体10を、自律分散的に、複数のリスクポテンシャル28に向かわせるマッチング問題として、lrノルムを用い、最長移動距離の最小化に基づく要求(例えば、移動時間の短縮が要求されている、或いは、移動体10の移動の際のエネルギー消費量の軽減が要求される等)に応じてrを設定し、(1)式又は(2)式を解くことで、要求に応じた、移動制御が可能となる。
例えば、要求として、エネルギーの消費量軽減が要求されている場合はr=2とすることで、エネルギーの消費量を軽減するように設定される。
一方、例えば、要求として、移動時間の短縮が要求されている場合はr=∞とすることで、移動体の移動時間が短縮するように設定される。
(第2の実施の形態「マッチング問題の線形計画問題への変換」)
以下に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態の特徴は、マッチング問題の実行(計算)の簡素化である。
Figure 0007069896000006
n≧mの線形計画問題計算式
Figure 0007069896000007
・・・(3)
上記(3)式の線形計画問題の変数の定義を示す。
Figure 0007069896000008
第2の実施の形態によれば、複数の移動体10と、複数のリスクポテンシャル28とのマッチング問題の解析が、離散最適化問題であったのに対し、第2の実施の形態では、線形計画問題として解くことができるため、計算負荷を大幅に軽減することができる。
(第3の実施の形態「マッチング問題の線形計画問題のADMM表現」)
第3の実施の形態では、線形計画問題を、ADMM(Alternating Direction Method of Multipliers)で表現する。
Figure 0007069896000009
ADMM表現された数式を解く分散最適化プロセスの実施例を、以下の表1に示す。
表1における各実施例のプロセスの差は、非負制約及び配分制約をどの変数で表現し、どのような方向で解くかである。
Figure 0007069896000010
表1における、主双対法、射影行列、二次計画問題、よびmax関数の具体的な中身を示す。
(主双対法)
主双対法は、以下の(4)式により更新される。
Figure 0007069896000011
Figure 0007069896000012
・・・(4)
(射影行列)
配分制約としての射影行列を用いた更新式を示す。また、演算イメージを、図6に示す。
Figure 0007069896000013
・・・(5)
(二次計画問題)
配分制約に加えて、非負制約を入れた場合は、以下の二次計画問題を用いる。演算イメージを、図7に示す。
Figure 0007069896000014
・・・(6)
(max関数)
Figure 0007069896000015
表1における、実施例1のADMM表現の計算式は、以下の通りである。
Figure 0007069896000016
・・・(7)
表1における、実施例2のADMM表現の計算式は、以下の通りである。
Figure 0007069896000017
・・・(8)
表1における、実施例3のADMM表現の計算式は、以下の通りである。
Figure 0007069896000018
・・・(9)
表1における、実施例4のADMM表現の計算式は、以下の通りである。
Figure 0007069896000019
・・・(10)
表1における、実施例5のADMM表現の計算式は、以下の通りである。
Figure 0007069896000020
・・・(11)
表1における、実施例6のADMM表現の計算式は、以下の通りである。
Figure 0007069896000021
・・・(12)
表1における、実施例7のADMM表現の計算式は、以下の通りである。
Figure 0007069896000022
・・・(13)
表1における、実施例8のADMM表現の計算式は、以下の通りである。
Figure 0007069896000023
・・・(14)
表1における、実施例9のADMM表現の計算式は、以下の通りである。
Figure 0007069896000024
・・・(15)
上記表1で示した実施例1から実施例9の内、代表的な分散最適化プロセスの例として、実施例1(図8参照)、実施例2(図9参照)、実施例4(図10参照)、及び実施例9(図11参照)の回路図を示す。なお、図8及び図9において、変数xのみを表現したが、変数yについても同様の回路で表現可能である。なお、yに関しては、C信号は入らない。
(統合機構と伝搬方式について)
配分制約及びスラック変数(どの移動体10にも属さない変数)を考慮する場合、図12に示される如く、基地局54(図1参照)があれば、当該基地局54で処理すればよく、これを統合機構と称する。
一方、基地局54が使用できない状況においては、各移動体10が統合機構の役目を担う必要がある。
その際に、自機の移動体10のそれぞれが、他機の移動体10の情報を取得する必要があり、伝搬方式により他機の移動体10の情報を取得すればよい。
通信グラフを、図12に示す。図12では、各ノード70(節点)は、移動体10を表しており、各エッジ72(枝)は、エッジ72の両端のノード70間で通信可能なことを表している。なお、図12では、各ノード70に末尾に(1)~(6)を付して区別している。
例えば、図12では、ノード70(1)は、ノード70(2)及びノード(3)とは直接繋がっているものの、他のノード70(4)、70(5)、70(6)とは直接繋がっていない。
しかし、ノード70(3)は、ノード70(4)及びノード70(5)と繋がっており、ノード70(4)及びノード70(5)は、ノード70(6)と繋がっている。
このため、ノード70(1)は、直接繋がったノード70(2)又はノード70(3)を介して、直接繋がっていないノード70(4)、70(5)、70(6)の情報を間接的に取得することが可能である(伝搬方式)。
なお、図12の情報の流れは一例であり、例えば、移動体10同士の距離や通信強度等によって、逐次変化する場合がある。
また、本発明の各実施の形態における領域12(外部環境領域、担当領域)は、陸海空を問わず設定可能である。
センシングを目的別で言えば、監視、調査、レスキュー、モニタリング、及び予報等が挙げられる。より具体的には、比較的狭い領域の場合、駐車場での車両や歩行者の監視、交差点での車両の往来のモニタリング、家屋等の不審者監視等がある。また、比較的広い領域の場合、発掘調査、災害現場での遭難者の捜索(レスキュー)、山林の状況管理、天候調査による予報等がある。
さらに移動体10(アクチュエータ)として、空撮可能なドローンを挙げたが、例えば、車両、ボート等の他の移動体を自律分散制御するようにしてもよい。
10 移動体
12 領域
16A CPU(第1選択手段、第2選択手段、確定手段)
16B RAM
16C ROM
16D 入出力ポート(I/O)
16E バス
18 監視モジュール
20 移動モジュール
22 位置認識モジュール
24 通信モジュール
58 自律分散制御部
60 監視対象情報取得部
62 解析部
64 追従比較部
66 移動体数記憶部
68 マッチング問題解析実行部
70(1)~70(6) ノード
72 エッジ

Claims (6)

  1. 特定の領域内で、監視機能を備えた複数の移動体で複数の監視対象を監視する場合に、自律分散的に追従するように、前記移動体の移動を制御する制御装置であって、
    複数編成された移動体の情報を収集する収集手段と、
    前記移動体の数と、前記監視対象の数とを比較して、前記移動体の数が前記監視対象の数以上の場合の制約として、各移動体が何れかの前記監視対象に向かわなければならない、かつ、各監視対象には少なくとも1台の前記移動体が向かわなければならない第1制約と、前記移動体の数が前記監視対象の数未満の場合の制約として、各移動体が少なくとも1以上の監視対象を向かう先の候補にしなければならない、かつ、各監視対象が1台の前記移動体が向かう先の候補でなければならない第2制約とを設定する、設定手段と、
    前記設定手段で設定された制約の下で、前記複数の移動体と前記複数の監視対象との全ての組み合わせに対する移動距離を取得し、ユークリッドノルムを使用して、移動体と監視対象とを結ぶ二点間の距離の組み合わせを抽出して、各組み合わせの中から移動体と監視対象とを結ぶ二点間の距離の合計が最小となる組み合わせを選定する選定手段と、
    前記選定手段で選定された、移動体と監視対象とを結ぶ二点間の距離の合計が最小となる組み合わせを選択して、前記複数の移動体を前記複数の監視対象に割り当てる割り当て手段と、
    を有する制御装置。
  2. 前記割り当て手段が、前記第2制約の下で割り当てに際し、
    全ての監視対象に少なくとも1台の移動体を向かわせるために、監視し終えた監視対象を除いた、残りの監視対象に対して、前記移動体の前記監視対象への割り当てを繰り返す、請求項1記載の制御装置。
  3. 前記収集手段が、
    前記複数の移動体の情報を一括管理する統合機構、並びに、前記複数の移動体同士が連携して情報を伝搬する伝搬方式、の少なくとも一方によって、前記情報を収集する、請求項1又は請求項2の制御装置。
  4. 監視機能を備え、移動しながら複数の監視対象を監視する複数編成された移動体であって、
    それぞれの移動体が、他機と連携して複数の監視対象を監視する場合に、自律分散的に追従するように移動を制御する制御手段を有し、
    前記制御手段が、
    複数編成された移動体の情報を一括管理する統合機構、並びに、他機との間で連携して情報を伝搬する伝搬方式、の少なくとも一方によって収集する収集手段と、
    前記監視対象の数に基づき、自機の移動体の数とを比較して、編成された複数の移動体の数が前記監視対象の数以上の場合の制約として、各移動体が何れかの前記監視対象に向かわなければならない、かつ、各監視対象には少なくとも1台の前記移動体が向かわなければならない第1制約と、編成された複数の移動体の数が前記監視対象の数未満の場合の制約として、各移動体が少なくとも1以上の監視対象を向かう先の候補にしなければならない、かつ、各監視対象には、1台の前記移動体が向かう先の候補でなければならない第2制約とを設定する、設定手段と、
    前記設定手段で設定された制約の下で、前記収集手段で収集した情報から、複数編成された移動体と前記複数の監視対象との全ての組み合わせに対する総移動距離を取得し、ユークリッドノルムを使用して、移動体と監視対象とを結ぶ二点間の距離の組み合わせを抽出して、各組み合わせの中から移動体と監視対象とを結ぶ二点間の距離の合計が最小となる組み合わせを選定する選定手段と、
    前記選定手段で選定された移動体と監視対象とを結ぶ二点間の距離の合計が最小となる組み合わせを選択して、前記監視対象に割り当てる割り当て手段と、
    備えた移動体。
  5. 前記割り当て手段が、
    全ての監視対象に少なくとも1台の移動体を向かわせるために、監視し終えた監視対象を除いた、残りの監視対象に対して、前記移動体の監視対象への割り当てを繰り返す、請求項4記載の移動体。
  6. コンピュータを、
    請求項1~請求項3の何れか1項記載の制御装置として動作させる、自律分散制御プログラム。
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