JP7069567B2 - 電子チラシ関連情報処理装置、電子チラシ関連情報処理方法及びプログラム - Google Patents

電子チラシ関連情報処理装置、電子チラシ関連情報処理方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、電子チラシ関連情報処理装置、電子チラシ関連情報処理方法及びプログラムに関する。
地域別に区分された電子チラシ情報と利用者ごとに区分された地域指定情報とを保存する電子チラシサーバが、利用者の通信端末器からチラシ閲覧要求を受け付けたことに応じて、地域指定情報により指定された地域に区分された電子チラシを抽出し、通信端末器に送信する。そして、通信端末器が、受信した電子チラシの表示を終了したことに応じて完了信号を電子チラシサーバに送信するようにされた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-67017号公報
例えば電子チラシの配信を行う配信業者や電子チラシの広告主等の電子チラシの配信に関わる者としては、電子チラシを配信したことによる来客数の変化等の広告効果を把握したいとの要望がある。
しかしながら、上記特許文献1の構成の場合には、完了信号の受信に応じた、通信端末器側での利用者の電子チラシの閲覧数を把握できるに留まる。このため、電子チラシを配信したことによる広告効果の評価については、電子チラシの閲覧数が多ければ広告効果が高いといったように、感覚的、経験的な推定に留まる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、電子チラシを配信したことによる広告効果の評価を定量的に行えるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、電子チラシ配信サービスを受けるユーザに付与される第1ユーザ識別子と、前記ユーザが享受する前記電子チラシ配信サービス以外の所定のサービスに対応する顧客としての前記ユーザに付与される第2ユーザ識別子とに対して共通となる共通ユーザ識別子とを対応付けて管理するユーザ識別子管理部と、前記所定のサービスに対応して使用されるサービス対応装置に入力された第2ユーザ識別子に対応付けられた共通ユーザ識別子を取得する共通ユーザ識別子取得部と、前記共通ユーザ識別子取得部により取得された共通ユーザ識別子に基づいて、電子チラシの広告効果の評価に用いられる評価情報を生成する評価情報処理部とを備える電子チラシ関連情報処理装置である。
本発明の一態様は、電子チラシ配信サービスを受けるユーザに付与される第1ユーザ識別子と、前記ユーザが享受する前記電子チラシ配信サービス以外の所定のサービスに対応する顧客としての前記ユーザに付与される第2ユーザ識別子とに対して共通となる共通ユーザ識別子とを対応付けて管理するユーザ識別子管理ステップと、前記所定のサービスに対応して使用されるサービス対応装置に入力された第2ユーザ識別子に対応付けられた共通ユーザ識別子を取得する共通ユーザ識別子取得ステップと、前記共通ユーザ識別子取得ステップにより取得された共通ユーザ識別子に基づいて、電子チラシの広告効果の評価に用いられる評価情報を生成する評価情報処理ステップとを実行する電子チラシ関連情報処理方法である。
本発明の一態様は、コンピュータを、電子チラシ配信サービスを受けるユーザに付与される第1ユーザ識別子と、前記ユーザが享受する前記電子チラシ配信サービス以外の所定のサービスに対応する顧客としての前記ユーザに付与される第2ユーザ識別子とに対して共通となる共通ユーザ識別子とを対応付けて管理するユーザ識別子管理部、前記所定のサービスに対応して使用されるサービス対応装置に入力された第2ユーザ識別子に対応付けられた共通ユーザ識別子を取得する共通ユーザ識別子取得部、前記共通ユーザ識別子取得部により取得された共通ユーザ識別子に基づいて、電子チラシの広告効果の評価に用いられる評価情報を生成する評価情報処理部として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、電子チラシを配信したことによる広告効果の評価を定量的に行えるようになるという効果が得られる。
本実施形態における電子チラシ関連情報処理システムの構成例を示す図である。 本実施形態における電子チラシ管理サーバの構成例を示すブロック図である。 本実施形態におけるユーザ情報の一例を示す図である。 本実施形態における顧客管理サーバの構成例を示す図である。 本実施形態における顧客情報の一例を示す図である。 本実施形態における顧客管理サーバと電子チラシ管理サーバとで共通ユーザIDを共有するための手順例を示すシーケンス図である。 本実施形態におけるレジスタ装置でのポイントカードCDからの会員IDの読み取りに応じて、顧客管理サーバが来店履歴情報を更新するための手順例を示すフローチャートである。 本実施形態における評価情報の生成に関連して顧客管理サーバと電子チラシ管理サーバとが実行する手順例を示すフローチャートである。 本実施形態における店舗端末装置での評価結果画面の表示に関連して、店舗端末装置と電子チラシ管理サーバとが実行する手順例を示すフローチャートである。
[電子チラシ関連情報処理システムの全体構成例]
図1は、本実施形態の電子チラシ関連情報処理システムの全体的な構成例を示している。本実施形態の電子チラシ関連情報処理システムは、電子チラシ管理サーバ100(電子チラシ関連情報処理装置の一例)、ユーザ端末装置200、及び顧客管理サーバ300(300-1、300-2)、レジスタ装置400(400-11、400-12、400-21(サービス対応装置の一例))、店舗端末装置500(500-11、500-12、500-21)を備える。
電子チラシ管理サーバ100は、ユーザ端末装置200、顧客管理サーバ300、店舗端末装置500と例えばネットワーク経由で接続される。
また、第1流通業者により運用される顧客管理サーバ300-1は、同じ第1流通業者が運営する店舗A、Bのそれぞれにおけるレジスタ装置400-11、400-12とネットワーク経由で接続される。
また、第2流通業者により運用される顧客管理サーバ300-2は、同じ第2流通業者が運営する店舗Cにおけるレジスタ装置400-21とネットワーク経由で接続される。
電子チラシ管理サーバ100は、電子チラシ配信業者が運用するサーバであり、電子チラシをユーザ端末装置200に配信する。
電子チラシは、広告情報の1つであり、例えば、新聞などの折り込み広告などの形態により配布されるチラシを電子化した広告情報である。
電子チラシ管理サーバ100には、例えば広告主である店舗やサービス業者などの電子チラシが入稿される。電子チラシの入稿にあたっては、例えば、広告主が所有する端末装置から電子チラシ管理サーバ100に対して電子チラシが送信される。
なお、広告主が所有する端末装置としては、例えば店舗に備えられる店舗端末装置500を用いることができる。
顧客管理サーバ300は、流通業者が顧客管理のために運用するサーバである。本実施形態において、顧客管理サーバ300は、ポイントカードに付与されるポイントに関する情報を顧客(顧客)としてのユーザごとに管理する。
本実施形態において、顧客管理サーバ300-1に対応する第1流通業者が運用するポイントカードは、第1流通業者が関連する店舗やサービスなどで利用することができる。
つまり、ポイントカードには、顧客が提携の店舗などで商品を購入したりサービスを受けた対価(代金)を支払ったりするのに応じて、顧客が所持するポイントカードにポイントが加算される。また、顧客は、貯めたポイントを提携の店舗やサービスなどでの支払いに充てるなどして使用することができる。
顧客管理サーバ300は、例えば顧客であるユーザごとに、現在のポイント数(ポイント残高)を管理することができる。また、顧客管理サーバ300は、ポイントの加算、使用に関する履歴を管理することができる。また、顧客管理サーバ300は、例えば、顧客であるユーザごとの個人情報も管理する。ユーザの個人情報は、例えば、顧客登録の手続きの際にユーザが入力した情報や、ポイントの加算、使用に関する履歴などの情報である。
なお、ポイントカードの態様は、例えば物理的なカードとしての態様に限定されるものではなく、例えば携帯電話やスマートフォンなどに与えられるポイントカード機能としての態様などであってもよい。
顧客管理サーバ300のうち、顧客管理サーバ300-1は、第1流通業者によって運用され、顧客管理サーバ300-2は、第2流通業者によって運用される。即ち、顧客管理サーバ300-1は、第1流通業者によって運用されるポイントカード(ポイントカードCD-1)の利用に応じたポイント残高を顧客ごとに管理する。また、顧客管理サーバ300-2は、第1流通業者によって運用されるポイントカード(ポイントカードCD-2)の利用に応じたポイント残高を顧客ごとに管理する。
ユーザ端末装置200は、ユーザが使用するネットワーク端末である。具体的に、ユーザ端末装置200は、例えばパーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などである。
この場合のユーザ端末装置200のユーザは、電子チラシの配信サービスを受けることのできるユーザとして電子チラシ管理サーバ100に登録されている。
さらに、ユーザ端末装置200のユーザは、第1流通業者が運用するポイントカードCD-1を所持する顧客(会員)として顧客管理サーバ300-1に登録されている。また、ユーザ端末装置200のユーザは、第2流通業者が運用するポイントカードCD-2を所持する会員として顧客管理サーバ300-2にも登録されている。
なお、以降において、ポイントカードCD-1、CD-2について特に区別しない場合には、ポイントカードCDと記載する。
本実施形態のユーザ端末装置200は、電子チラシ閲覧アプリケーションがインストールされている。電子チラシ閲覧アプリケーションは、電子チラシ管理サーバ100から配信される電子チラシを閲覧するためのアプリケーションソフトウェアである。
電子チラシ閲覧アプリケーションが動作するユーザ端末装置200は、例えば、ユーザの操作に応じて電子チラシ管理サーバ100にアクセスして電子チラシの閲覧要求を送信し、閲覧要求に応じて電子チラシ管理サーバ100から送信された電子チラシを表示させることができる。
第1流通業者と第2流通業者は、それぞれ店舗を運営している。同図の例では、第1流通業者により店舗A、店舗Bが運営され、第2流通業者により店舗Cが運営されている例が示されている。なお、第1流通業者と第2流通業者のそれぞれが運営する店舗数については特に限定されない。また、同図では第1流通業者と第2流通業者との2つの流通業者を示しているが、本実施形態の電子チラシ関連情報処理システムに対応する流通業者の数については特に限定されない。
1つの店舗においては、レジスタ装置400と店舗端末装置500とが設置される。レジスタ装置400は、ユーザが購入した商品やサービスについての代金の支払いに応じた会計処理を実行する装置である。なお、店舗において備えられるレジスタ装置400の数については特に限定されない。
また、レジスタ装置400は、例えばカードリーダあるいはバーコードスキャナなどを備えることで、店員等の操作に応じて、対応の流通業者が運用するポイントカードCDに記録された情報を読み取ることができる。本実施形態のポイントカードCDには、ポイントカード利用サービスの会員として登録されたユーザに対して対応の流通業者が付与した会員番号(会員ID)が記録されている。
レジスタ装置400は、例えば、会計処理に際して、ポイントカードCDに記録された会員IDを読み取り、読み取った会員IDを用いて顧客管理サーバ300とポイント管理に対応する通信を実行する。これにより、顧客管理サーバ300にて、ユーザによる商品やサービスの購入に応じたポイント残高の加算、また、ポイント残高の少なくとも一部を代金の支払いに充てた場合に応じたポイント残高の減算などが行われる。
店舗端末装置500は、対応の店舗にて店員等により使用される端末装置である。店舗端末装置500は、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末などのほか、例えばレジスタ装置400を統括する上位装置などであってもよい。
店員は、例えば前述のように、店舗端末装置500を利用して、電子チラシ管理サーバ100に、自店舗に対応する広告を投稿することができる。また、店員は、店舗端末装置500を電子チラシ管理サーバ100にアクセスさせることで、配信した電子チラシの広告効果を確認するチラシ応答実績画面を店舗端末装置500にて表示させることができる。これにより、店員は、電子チラシの広告効果を確認することができる。
[電子チラシ管理サーバの構成例]
図2は、本実施形態の電子チラシ管理サーバ100の構成例を示している。同図の電子チラシ管理サーバ100は、通信部101、制御部102及び記憶部103を備える。
通信部101は、ネットワーク経由で、ユーザ端末装置200、顧客管理サーバ300、店舗端末装置500などとネットワークを経由して通信を行う。
制御部102は、電子チラシ管理サーバ100としての機能を実現するための各種制御を実行する。制御部102としての機能は、例えば電子チラシ管理サーバ100が備えるCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することにより実現される。
同図の制御部102は、電子チラシ配信制御部121、ユーザ情報管理部122、共通ユーザID取得部123及び評価情報処理部124を備える。
電子チラシ配信制御部121は、電子チラシ記憶部132に記憶されている電子チラシをユーザ端末装置200に配信する。また、電子チラシ配信制御部121は、電子チラシをユーザ端末装置200に配信したことに応じて、電子チラシの閲覧履歴を更新する。
ユーザ情報管理部122(ユーザ識別子管理部の一例)は、ユーザ情報記憶部131に記憶されるユーザ情報を管理する。ユーザ情報は、電子チラシ配信業者が提供する電子チラシ配信サービスを受けるユーザとして登録されたユーザに関連する情報である。
また、ユーザ情報管理部122は、電子チラシ配信業者が提供する電子チラシ配信サービスを受けるユーザについて付与されたユーザID(第1ユーザ識別子の一例)と、流通業者が提供するポイントカード利用サービスのもとで同じユーザに付与された会員ID(第2ユーザ識別子の一例)に対応する共通ユーザID(共通ユーザ識別子の一例)とを対応付けて管理する。
共通ユーザIDは、例えば後述のように流通業者の顧客管理サーバ300により設定されればよい。
共通ユーザID取得部123は、店舗のレジスタ装置400に入力された会員IDに対応付けられた共通ユーザIDを取得する。
共通ユーザID取得部123による共通ユーザIDの取得は、具体的に、例えば以下のように行われる。
ユーザが店舗Aに赴いて買い物をし、代金の支払いを行う際に、店舗Aのレジスタ装置400-11にて会計処理が行われる。この際に、ユーザは、代金に応じたポイントを加算してもらうため、例えばレジスタ装置400-11を操作する店員にポイントカードCD-1を提示する。店員は、提示されたポイントカードCD-1に記録されている会員IDをレジスタ装置400-11に入力する操作を行う。
レジスタ装置400-11は、例えば入力された会員IDを顧客管理サーバ300に送信する。より具体的には、この場合のレジスタ装置400-11は、例えば入力された会員IDと代金に応じた加算ポイント数とを含むポイント残高更新要求を顧客管理サーバ300-1に送信する。
顧客管理サーバ300-1は、ポイント残高更新要求の受信に応じて、ポイント残高更新要求に含まれる会員IDに対応付けられたポイント残高について、同じポイント残高更新要求に含まれる加算ポイント数により増加させた値に更新する。
ここで、顧客管理サーバ300-1は、対応の第1流通業者が提供するポイントカード利用によるサービス(ポイントカード利用サービス)を受けることのできる会員として登録され、かつ、電子チラシ配信業者が提供する電子チラシ配信サービスのユーザとして登録されている顧客(重複登録ユーザ)については、共通ユーザIDを付与することができる。共通ユーザIDは、同じユーザの電子チラシ配信サービスに対応するユーザIDとポイントカード利用サービスの会員IDとに対して共通に設定されたユーザIDである。顧客管理サーバ300-1は、上記のような重複登録ユーザの顧客情報については、会員IDと共通ユーザIDとを対応付けて管理している。
そこで、この場合の顧客管理サーバ300-1は、顧客情報においてポイント残高更新要求に含まれていたのと同じ会員IDに対応付けられている共通ユーザIDのユーザが来店したことが示されるように、重複顧客の来店履歴を示す来店履歴情報を更新する。来店履歴情報としては、例えば、レジスタ装置400-11から会員IDを受信した時刻(来店時刻)ごとに対応の共通ユーザIDを対応付けた情報であればよい。
なお、上記のような処理は、店舗Bにてレジスタ装置400-12にポイントカードCD-1の会員IDが入力された場合にも同様に行われる。
このように顧客管理サーバ300-1には、店舗A、Bにて重複顧客が代金の支払いに際してポイントカードCD-1を利用したことに応じて、重複顧客についての来店履歴情報が蓄積されていく。
また、顧客管理サーバ300-2においても、店舗Cのレジスタ装置400-21にポイントカードCD-2の会員IDが入力されたことに応じて、同様に重複顧客についての来店履歴情報が蓄積される。
また、図2の電子チラシ管理サーバ100において、共通ユーザID取得部123は、顧客管理サーバ300のそれぞれに対して来店履歴情報を要求することができる。
顧客管理サーバ300は、来店履歴情報の要求に応答して、自己が記憶する来店履歴情報を電子チラシ管理サーバ100に送信する。顧客管理サーバ300に送信される来店履歴情報には、対応の店舗を示す店舗IDあるいは対応の流通業者を示す流通業者IDが付加される。
共通ユーザID取得部123は、電子チラシ管理サーバ100にて受信された来店履歴情報を取得する。このようにして、共通ユーザID取得部123は、店舗のレジスタ装置400に入力された会員IDに対応付けられた共通ユーザIDを取得することができる。
評価情報処理部124は、共通ユーザID取得部123により取得された来店履歴情報の共通ユーザIDに基づいて、電子チラシの広告効果の評価に用いられる評価情報を生成する。
評価情報処理部124は、例えば1つの電子チラシに対応して、以下のような内容の評価情報を生成してよい。
つまり、評価情報処理部124は、電子チラシ配信サービスに登録されているユーザのうちで、評価対象の電子チラシの閲覧数を評価対象閲覧数として導出する。ここで、評価対象閲覧数は、評価対象の電子チラシの広告主である店舗が対応する流通業者の顧客管理サーバ300に登録されている重複登録ユーザに限定した評価対象の電子チラシの閲覧数であってもよいし、重複登録ユーザに限定されることなく、評価対象の電子チラシを閲覧した全ユーザによる閲覧数であってもよい。また、評価情報処理部124は、前者と後者の閲覧数の双方を、それぞれ、評価対象閲覧数として導出してもよい。
また、評価情報処理部124は、評価対象の電子チラシの広告主となる店舗に対応する来店履歴情報のうちで、例えば評価対象の電子チラシの配信期間に対応する評価期間に含まれる来店時刻に対応付けられた共通ユーザIDの数(評価基準共通ユーザID数)に基づくユーザ数を評価対象ユーザ数として導出する。なお、評価基準共通ユーザID数をそのまま評価対象ユーザ数として用いてもよい。あるいは、電子チラシを閲覧せずに来店した重複登録ユーザの存在を考慮し、評価基準共通ユーザID数から一定率を削減あるいは一定数を減算して求められた値を評価対象ユーザ数としてもよい。
なお、顧客管理サーバ300が、電子チラシ管理サーバ100からの評価期間の指定に応じて評価対象ユーザ数を導出し、来店履歴情報に代えて、導出された評価対象ユーザ数を電子チラシ管理サーバ100に送信してもよい。
評価情報処理部124は、上記のように取得した評価対象閲覧数と評価対象ユーザ数とを含む評価情報を生成する。
評価情報に含まれる評価対象閲覧数は、前述のように、評価対象の電子チラシの広告主である店舗が対応する流通業者のポイントカード利用サービスの会員である重複登録ユーザのうちで、評価対象の電子チラシを閲覧した重複登録ユーザの数を示す。
一方、同じ評価情報に含まれる評価対象ユーザ数は、対応の店舗に来店して支払いを行った重複登録ユーザの数である。従って、評価対象ユーザ数は、ユーザ端末装置200により対応の店舗の電子チラシを閲覧したことを動機として、対応の店舗に来店し、商品等の購入を行った重複登録ユーザの数(電子チラシ反応ユーザ数)であると推定できる。
例えば、これまでにおいては、広告対象の電子チラシを閲覧したユーザの数については把握できるものの、電子チラシを閲覧したユーザのうちで広告主に対応する店舗を利用したユーザの数を把握することは困難であった。このため、例えば電子チラシの広告効果を把握しようとするにあたっては、例えば電子チラシの閲覧数により推測したり、電子チラシを配信していない期間の来客数と電子チラシを配信している期間の来客数とに基づいて、感覚的にあるいは経験則等に基づいて推定したり、実際にアンケート調査を行ってアンケート結果を集計したりするといった手法にとどまっていた。
これに対して、本実施形態の評価情報であれば、広告対象の電子チラシを閲覧した重複登録ユーザのうちで、電子チラシの閲覧を動機として店舗を利用したものとして扱うことのできる重複登録ユーザの数が把握されることになる。
これにより、本実施形態においては、電子チラシを配信したことによる広告効果の評価を定量的に行うことが可能になる。このように広告効果の評価を定量的に行えるようになることで、広告効果の評価に関する信頼性も高くなる。
また、評価情報処理部124は、例えば店舗端末装置500からのアクセスに応じて、対応の評価情報を利用して評価結果が表された評価結果画面情報を生成し、店舗端末装置500に送信する。店舗端末装置500は、受信された評価結果画面情報に基づき評価結果画面を表示する。例えば、評価情報処理部124は、評価結果画面情報として評価結果画面のウェブページを生成し、店舗端末装置500で動作するウェブブラウザからのアクセスに応じて評価結果画面のウェブページのデータを送信してよい。
店舗の店員は、店舗端末装置500にて表示される評価結果画面をみることで、電子チラシの広告効果を把握できる。
図2において、記憶部103は、制御部102が利用する各種の情報を記憶する。本実施形態の記憶部103は、ユーザ情報記憶部131、電子チラシ記憶部132及び評価情報記憶部133を備える。
ユーザ情報記憶部131は、ユーザ情報を記憶する。図3は、ユーザ情報記憶部131が記憶するユーザ情報の一例を示している。
同図に示されるテーブルにおける1行(1レコード)が1ユーザのユーザ情報に対応する。1ユーザに対応するユーザ情報は、ユーザID、配信指定地域、電子チラシ閲覧履歴、第1流通業者対応共通ユーザID、第2流通業者対応共通ユーザIDの各領域を含む。
ユーザIDの領域は、電子チラシ管理サーバ100による電子チラシ配信サービスの享受者として登録されているユーザを一意に示すユーザIDを格納する。
配信指定地域の領域は、配信指定地域を格納する。配信指定地域は、対応のユーザが配信を受けることを指定した電子チラシの地域を示す。電子チラシには、配信すべき地域範囲が配信対象地域として予め設定されている。ユーザ情報に格納される配信指定地域は、配信を希望する電子チラシについてユーザが指定した配信対象地域を示す。
電子チラシ閲覧履歴の領域は、電子チラシ閲覧履歴を格納する。電子チラシ閲覧履報は、対応のユーザIDが示すユーザによる電子チラシの閲覧についての履歴を示す情報である。電子チラシ閲覧履歴には、例えば、閲覧した電子チラシについての電子チラシID、カテゴリ、配信対象エリアなどのメタデータと、閲覧した日時などの情報要素が含まれる。
例えば、本実施形態においては、電子チラシのデータが電子チラシ管理サーバ100からユーザ端末装置200に送信されたことを以て、ユーザにより電子チラシが閲覧されたものとして扱うことができる。従って、電子チラシ閲覧履歴は、電子チラシ管理サーバ100から電子チラシのデータを送信した履歴によって形成されてよい。
第1共通ユーザIDの領域は、対応のユーザが第1流通業者の会員として登録されている場合において、対応のユーザIDと第1流通業者の会員IDとに対して共通となる共通ユーザID(第1共通ユーザID)を格納する。
なお、対応のユーザが、第1流通業者の会員として登録されていない場合、あるいは、第1流通業者の会員として登録されていても、共通ユーザIDの登録のための操作をユーザが行っていない場合には、第1共通ユーザIDは格納されない。
第2共通ユーザIDの領域は、対応のユーザが第2流通業者の会員として登録されている場合において、対応のユーザIDと第2流通業者の会員IDとに対して共通となる共通ユーザID(第2共通ユーザID)が格納される。
なお、対応のユーザが、第2流通業者の会員として登録されていない場合、あるいは、第2流通業者の会員として登録されていても、共通ユーザIDの登録のための操作をユーザが行っていない場合には、第2共通ユーザIDは格納されない。
説明を図2に戻す。電子チラシ記憶部132は、広告主から入稿された電子チラシのデータを記憶する。電子チラシ配信制御部121は、電子チラシ記憶部132に記憶された電子チラシのデータのうちから、ユーザ端末装置200からの配信要求により指定された電子チラシのデータを読み出し、配信要求元のユーザ端末装置200に送信する。
評価情報記憶部133は、評価情報処理部124によって前述のように生成された評価情報を記憶する。また、評価情報処理部124は、評価情報記憶部133に記憶された評価情報を利用して評価結果画面を生成することができる。
[顧客管理サーバの構成]
図4は、顧客管理サーバ300の構成例を示している。顧客管理サーバ300は、通信部301、制御部302及び記憶部303を備える。
通信部301は、ネットワークを経由して電子チラシ管理サーバ100、顧客管理サーバ300を運用する流通業者により運営される店舗のレジスタ装置400と通信を実行する。
制御部302は、顧客管理サーバ300としての機能を実現するための制御を実行する。制御部302は、共通ユーザID処理部321及び来店履歴情報管理部322を備える。
共通ユーザID処理部321は、当該顧客管理サーバ300を運用する流通業者が提供するポイントカード利用サービスに対応する重複登録ユーザの共通ユーザIDを設定する。共通ユーザID処理部321は、設定された共通ユーザIDを、顧客情報記憶部331に記憶される顧客情報のうち、対応の会員IDの顧客情報に含める。
また、共通ユーザID処理部321は、設定された共通ユーザIDを電子チラシ管理サーバ100に送信する。電子チラシ管理サーバ100は、受信された共通ユーザIDを、対応のユーザ情報に格納する。
来店履歴情報管理部322は、来店履歴情報記憶部332に記憶される来店履歴情報を管理する。例えば、来店履歴情報管理部322は、前述のようにレジスタ装置400がポイントカードCDから入力した会員IDを送信したことに応じて、来店時刻と、送信された会員IDに対応付けられた共通ユーザIDとを対応付けた来店履歴情報を来店履歴情報記憶部332に記憶させる。
記憶部303は、制御部302が利用する各種の情報を記憶する。記憶部303は、顧客情報記憶部331及び来店履歴情報記憶部332を備える。
顧客情報記憶部331は、顧客情報を記憶する。顧客情報は、対応の流通業者が提供するポイントカード利用サービスを受ける会員として登録した顧客ごとに関する情報である。
図5は、顧客情報記憶部331が記憶する顧客情報の一例を示している。同図に示されるテーブルの1レコードが1顧客に対応する顧客情報である。1顧客に対応する顧客情報は、会員ID、ポイント残高、共通ユーザID及び個人情報の各領域を含む。
会員IDの領域は、対応の会員としての顧客を一意に示す会員IDを格納する。
ポイント残高の領域は、対応の会員についての現在のポイント残高の値を格納する。同図においてポイント残高の領域に格納される「p1」、「p2」は、ポイント残高としての或る値を示す。
共通ユーザIDの領域は、対応の会員としての顧客に付与される共通ユーザIDを格納する。
個人情報の領域は、対応の会員としての顧客についての個人情報を格納する。個人情報には、例えば氏名、住所、電話番号、性別等のうちの少なくともいずれか1つが含まれる。
[手順例]
これまでの説明から理解されるように、本実施形態における電子チラシ関連情報処理システムでは、電子チラシ配信サービスを受けるユーザであり、かつ、ポイントカード利用サービスの顧客である重複登録ユーザについて、共通ユーザIDを設定することが可能とされている。設定された共通ユーザIDは、顧客管理サーバ300と電子チラシ管理サーバ100とにおいて記憶される。つまり、共通ユーザIDは、顧客管理サーバ300と電子チラシ管理サーバ100とで共有される。
そこで、図6のシーケンス図を参照して、顧客管理サーバ300と電子チラシ管理サーバ100とで共通ユーザIDを共有するための手順例について説明する。
本実施形態において、共通ユーザIDの設定は、重複登録ユーザが、ユーザ端末装置200で動作する電子チラシ閲覧アプリケーションに対する操作を行うことによって行われる。例えば、重複登録ユーザは、電子チラシ閲覧アプリケーションが動作するユーザ端末装置200に対して、例えば会員IDを入力し、共通ユーザIDの設定を指示する操作(共通ユーザID設定指示操作)を行う。
共通ユーザID設定指示操作に応じて、ユーザ端末装置200は、共通ユーザID設定要求を電子チラシ管理サーバ100に対して送信する(ステップS101)。
共通ユーザID設定要求には、ユーザ端末装置200にて動作する電子チラシ閲覧アプリケーションに対応付けられたユーザIDと、共通ユーザID設定操作において入力された会員IDとが含まれる。
なお、入力された会員IDは、電子チラシ閲覧アプリケーションが利用可能な状態でユーザ端末装置200には記憶されないようにされてよい。
共通ユーザID設定要求を受信した電子チラシ管理サーバ100は、受信された共通ユーザID設定要求を顧客管理サーバ300に転送する(ステップS102)。
なお、電子チラシ管理サーバ100は、受信された共通ユーザID設定要求の転送にあたり、共通ユーザID設定要求を記憶しないようにされてよい。この場合、電子チラシ管理サーバ100には、共通ユーザID設定要求に含まれていた会員IDは記憶されない。
電子チラシ管理サーバ100から転送された共通ユーザID設定要求を受信した顧客管理サーバ300において、共通ユーザID処理部321は、共通ユーザIDを設定する(ステップS103)。なお、共通ユーザIDの設定手法については特に限定されるものではなく、所定の数値範囲においてステップS103による処理が実行されるごとに共通ユーザIDとして異なる値が設定されればよい。
共通ユーザID処理部321は、ステップS103により設定された共通ユーザIDを、受信された共通ユーザID設定要求に含まれていた会員IDに対応付けられた顧客情報に格納するようにして記憶させる(ステップS104)。
共通ユーザID処理部321は、共通ユーザID設定通知を電子チラシ管理サーバ100に送信する(ステップS105)。共通ユーザID設定通知には、設定された共通ユーザIDと、ステップS102により転送された共通ユーザID設定要求に含まれていたユーザIDとを含む。
電子チラシ管理サーバ100において、ユーザ情報管理部122は、ステップS105により送信された共通ユーザID設定通知の受信に応じて、共通ユーザID設定通知に含まれる共通ユーザIDを、同じ共通ユーザID設定通知に含まれるユーザIDが格納されているユーザ情報に格納するようにして記憶させる(ステップS106)。
このようにユーザ情報に格納される共通ユーザIDは、共通ユーザID設定通知の送信元が、顧客管理サーバ300-1である場合には、第1共通ユーザIDとなり、顧客管理サーバ300-2である場合には、第2共通ユーザIDとなる。
上記のような処理によって、電子チラシ管理サーバ100と顧客管理サーバ300とで同じ重複登録ユーザを示す共通ユーザIDが共有される。
続いて、図7のフローチャートを参照して、レジスタ装置400でのポイントカードCDからの会員IDの読み取りに応じて、顧客管理サーバ300が来店履歴情報を更新するための手順例について説明する。
レジスタ装置400は、例えば会計処理に際して、ポイントカードCDからの会員IDの読み取りが行われるのを待機している(ステップS201-NO)。
会員IDの読み取りが行われると(ステップS201-YES)、レジスタ装置400は、例えば代金の支払いの完了に応じて、ポイント処理要求を顧客管理サーバ300に送信する(ステップS202)。この場合のポイント処理要求は、会計処理において客であるユーザにより支払われた代金に応じたポイント加算を要求するコマンド、あるいは、会計処理において代金の支払いにポイントを充てたことに応じてポイント減算を要求するコマンド、等のいずれかである。ポイント処理要求には、例えば会計処理結果に応じて算出された更新ポイント数(例えば、加算ポイント数、あるいは減算ポイント数)と、ステップS201に対応して読み取られた会員IDとが含まれる。
顧客管理サーバ300において、制御部302は、ポイント処理要求が受信されるのを待機している(ステップS301-NO)。
ポイント処理要求が受信されると(ステップS301-YES)、制御部302は、受信されたポイント処理要求に含まれるのと同じ会員IDの顧客情報に格納されるポイント残高について、同じポイント処理要求に含まれている更新ポイント数により加算、減算するようにして更新を行う(ステップS302)。
また、来店履歴情報管理部322は、今回のポイント処理要求の受信に応じて、受信されたポイント処理要求に含まれるのと同じ会員IDの顧客情報(ステップS302にてポイント残高を更新した顧客情報)に格納される共通ユーザIDを取得する(ステップS303)。
来店履歴情報管理部322は、例えばステップS301にてポイント処理要求が受信されたタイミングに対応する時刻を来店時刻として取得する。そのうえで、来店履歴情報管理部322は、上記のように取得された来店時刻に対してステップS303にて取得した共通ユーザIDを対応付けた来店履歴情報を、来店履歴情報記憶部332に記憶させる(ステップS304)。
続いて、図8のフローチャートを参照して、評価情報の生成に関連して顧客管理サーバ300と電子チラシ管理サーバ100とが実行する手順例について説明する。
顧客管理サーバ300において、来店履歴情報管理部322は、来店履歴情報送信トリガが発生するのを待機する(ステップS401-NO)。来店履歴情報送信トリガは、例えば、予め指定された時間が至ったことに応じて発生されてよい。あるいは、顧客管理サーバ300を管理する管理者が来店履歴情報の送信を指示する操作を顧客管理サーバ300に対して行ったことに応じて発生されてよい。あるいは、電子チラシ管理サーバ100からの来店履歴情報要求に応じて発生されてよい。
来店履歴情報送信トリガが発生すると(ステップS401-YES)、来店履歴情報管理部322は、来店履歴情報記憶部332に記憶されている来店履歴情報を、電子チラシ管理サーバ100に対して送信する(ステップS402)。
なお、来店履歴情報送信トリガの発生に際して、例えば評価対象の電子チラシに対応して設定された評価期間が指定されてもよい。この場合、来店履歴情報管理部322は、来店履歴情報記憶部332に記憶されている来店履歴情報のうちから、指定された評価期間に含まれる来店履歴情報を抽出し、抽出された来店履歴情報を送信してもよい。
電子チラシ管理サーバ100において、評価情報処理部124は、来店履歴情報が受信されるのを待機している(ステップS501-NO)。
来店履歴情報が受信されたことに応じて(ステップS501-YES)、評価情報処理部124は、評価情報を生成する(ステップS502)。評価情報処理部124は、前述のように、評価期間における対応の評価対象閲覧数と評価対象ユーザ数とを導出し、導出した評価対象閲覧数と評価対象ユーザ数とを含む評価情報を生成する。また、評価情報には、評価対象とされた電子チラシを示す電子チラシIDも含まれてよい。
評価情報処理部124は、ステップS502により生成した評価情報を、評価情報記憶部133に記憶させる(ステップS503)。
次に、図9のフローチャートを参照して、店舗端末装置500での評価結果画面の表示に関連して、店舗端末装置500と電子チラシ管理サーバ100とが実行する手順例について説明する。
店舗の店員は、評価結果画面を表示させたい場合には、例えば電子チラシ管理サーバ100の評価結果画面表示のために提供されるウェブサイトに店舗端末装置500をアクセスさせ、評価結果画面の表示対象となる評価情報を指定する評価情報指定画面を表示させる。評価情報指定画面においては、対応の店舗に関連する評価情報のリスト項目が示されており、例えば他の流通業者の評価情報のリスト項目は示されていない。
店員は、評価情報指定画面において示される評価情報のリスト項目のうちから、評価結果画面を表示させたい評価情報のリスト項目を選択したうえで、評価結果画面の表示を指示する操作(評価結果画面表示指示操作)を行う。
評価結果画面表示指示操作が行われたことに応じて、店舗端末装置500は、電子チラシ管理サーバ100に対して評価結果画面要求を送信する(ステップS601)。評価結果画面要求には、店員の店舗端末装置500に対する操作によって選択された評価情報を指定する情報が含まれる。
評価結果画面要求の送信に応答して、電子チラシ管理サーバ100からは評価結果画面のウェブページのデータが送信される。店舗端末装置500は、受信されたウェブページのデータを利用して評価結果画面を表示させる(ステップS602)。
電子チラシ管理サーバ100において、評価情報処理部124は、店舗端末装置500から送信された評価結果画面要求が受信されるのを待機している(ステップS701-NO)。
評価結果画面要求が受信されると(ステップS701-YES)、評価情報処理部124は、受信された評価結果画面要求により指定された評価情報を評価情報記憶部133から取得する(ステップS702)。
評価情報処理部124は、ステップS702により取得された評価情報の内容が反映された評価結果画面のウェブページのデータを生成する(ステップS703)。
評価情報処理部124は、ステップS703により生成された評価結果画面のウェブページのデータを、評価結果画面要求の送信元の店舗端末装置500に送信する(ステップS704)。
なお、上記実施形態においては、代金支払いに応じたポイント加算のために、あるいはポイントを代金支払いに充てるために、レジスタ装置400にポイントカードCDから会員IDを読み取らせたことに応じて、来店履歴情報が記憶される例を示した。
しかしながら、来店履歴情報の記憶を実行させるトリガとなる会員IDの読み取りは、上記の例に限定されない。例えば、ポイントをチャージするためにレジスタ装置400に会員IDを読み取らせた場合にも来店履歴情報の記憶が行われてよい。
また、例えば、ポイントカードCDからの会員IDの読み取りに応じてユーザに向けて所定のサービス(例えば、クーポンの発行など)を提供するようにされている場合に、レジスタ装置400に会員IDを読み取らせたような場合にも来店履歴情報の記憶が行われてよい。
さらに、レジスタ装置400以外で店舗内に設置され、例えば上記のクーポン発行などの所定のサービスを提供するようにされた端末装置などに会員IDを読み取らせたような場合にも来店履歴情報の記憶が行われてよい。
なお、ユーザが享受する電子チラシ配信サービス以外の所定のサービスとしては、流通業者が提供するポイントカード利用サービスに限定されない。ユーザが享受する電子チラシ配信サービス以外の所定のサービスとして、例えば、電子マネーカード利用、クレジットカード利用、ポイント利用を伴わないが各種特典が提供される会員カード利用などであってもよい。
なお、本実施形態における広告情報としては、電子チラシに限定されない。例えば、広告情報は、電子的なダイレクトメールなどであってもよい。
なお、上記実施形態では、顧客管理サーバ300が共通ユーザIDを設定するようにされている。しかしながら、共通ユーザIDについては、例えば電子チラシ管理サーバ100が設定してもよい。この場合、顧客管理サーバ300は、電子チラシ管理サーバ100により設定された共通ユーザIDを電子チラシ管理サーバ100から取得し、例えば顧客情報記憶部331の顧客情報に格納するように記憶させればよい。
なお、上述の電子チラシ管理サーバ100、ユーザ端末装置200、顧客管理サーバ300などとしての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の電子チラシ管理サーバ100、ユーザ端末装置200、顧客管理サーバ300などとしての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
100 電子チラシ管理サーバ、101 通信部、102 制御部、103 記憶部、121 電子チラシ配信制御部、122 ユーザ情報管理部、123 共通ユーザID取得部、124 評価情報処理部、131 ユーザ情報記憶部、132 電子チラシ記憶部、133 評価情報記憶部、200 ユーザ端末装置、300(300-1,300-2) 顧客管理サーバ、301 通信部、302 制御部、303 記憶部、321 共通ユーザID処理部、322 来店履歴情報管理部、331 顧客情報記憶部、332 来店履歴情報記憶部、400(400-11,400-12,400-21) レジスタ装置、500(500-11,500-12,500-21) 店舗端末装置

Claims (3)

  1. 電子チラシ配信サービスを受けるユーザに付与される第1ユーザ識別子と、前記ユーザが享受する前記電子チラシ配信サービス以外の所定のサービスに対応する顧客としての前記ユーザに付与される第2ユーザ識別子とに対して共通となる共通ユーザ識別子を、前記第1ユーザ識別子と前記ユーザが電子チラシを閲覧した履歴とに対応付けて管理するユーザ識別子管理部と、
    前記所定のサービスを利用するユーザを示し電子チラシ関連情報処理装置にて記憶されない第2ユーザ識別子であって、前記所定のサービスに対応して使用されるサービス対応装置に入力された第2ユーザ識別子に対応付けられた共通ユーザ識別子を取得する共通ユーザ識別子取得部と、
    前記共通ユーザ識別子取得部により取得され、電子チラシの配信期間に対応する評価期間に対応付けられた共通ユーザ識別子の数に基づいて導出した電子チラシ反応ユーザ数と、前記ユーザ識別子管理部が管理する第1ユーザ識別子のうちで評価対象の電子チラシを閲覧した履歴が対応する第1ユーザ識別子の数に基づいて導出した電子チラシの閲覧数とを含み、電子チラシの広告効果の評価に用いられる評価情報を生成する評価情報処理部と
    を備える電子チラシ関連情報処理装置。
  2. 電子チラシ関連情報処理装置における電子チラシ関連情報処理方法であって、
    ユーザ識別子管理部が、電子チラシ配信サービスを受けるユーザに付与される第1ユーザ識別子と、前記ユーザが享受する前記電子チラシ配信サービス以外の所定のサービスに対応する顧客としての前記ユーザに付与される第2ユーザ識別子とに対して共通となる共通ユーザ識別子を、前記第1ユーザ識別子と前記ユーザが電子チラシを閲覧した履歴とに対応付けて管理するユーザ識別子管理ステップと、
    共通ユーザ識別子取得部が、前記所定のサービスを利用するユーザを示し電子チラシ関連情報処理装置にて記憶されない第2ユーザ識別子であって、前記所定のサービスに対応して使用されるサービス対応装置に入力された第2ユーザ識別子に対応付けられた共通ユーザ識別子を取得する共通ユーザ識別子取得ステップと、
    評価情報処理部が、前記共通ユーザ識別子取得ステップにより取得され、電子チラシの配信期間に対応する評価期間に対応付けられた共通ユーザ識別子の数に基づいて導出した電子チラシ反応ユーザ数と、前記ユーザ識別子管理ステップが管理する第1ユーザ識別子のうちで評価対象の電子チラシを閲覧した履歴が対応する第1ユーザ識別子の数に基づいて導出した電子チラシの閲覧数とを含み、電子チラシの広告効果の評価に用いられる評価情報を生成する評価情報処理ステップと
    を実行する電子チラシ関連情報処理方法。
  3. コンピュータを、
    電子チラシ配信サービスを受けるユーザに付与される第1ユーザ識別子と、前記ユーザが享受する前記電子チラシ配信サービス以外の所定のサービスに対応する顧客としての前記ユーザに付与される第2ユーザ識別子とに対して共通となる共通ユーザ識別子を、前記第1ユーザ識別子と前記ユーザが電子チラシを閲覧した履歴とに対応付けて管理するユーザ識別子管理部、
    前記所定のサービスを利用するユーザを示し電子チラシ関連情報処理装置にて記憶されない第2ユーザ識別子であって、前記所定のサービスに対応して使用されるサービス対応装置に入力された第2ユーザ識別子に対応付けられた共通ユーザ識別子を取得する共通ユーザ識別子取得部、
    前記共通ユーザ識別子取得部により取得され、電子チラシの配信期間に対応する評価期間に対応付けられた共通ユーザ識別子の数に基づいて導出した電子チラシ反応ユーザ数と、前記ユーザ識別子管理部が管理する第1ユーザ識別子のうちで評価対象の電子チラシを閲覧した履歴が対応する第1ユーザ識別子の数に基づいて導出した電子チラシの閲覧数とを含み、電子チラシの広告効果の評価に用いられる評価情報を生成する評価情報処理部
    として機能させるためのプログラム。
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