JP7069512B2 - 把持システムおよびその制御方法 - Google Patents
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Description
は前記アーム機構を制御することで、前記サーチ用指部における前記所定の接触部位の前記対象物への接触が該サーチ用指部の前記接触検知部によって検知されたときの接触位置が導出される。次いで、該導出された前記接触位置に基づいて、前記制御部が、前記アーム機構およびまたは前記ハンド機構を制御することで、前記ハンド機構を所定の把持可能位置へ移動させて該ハンド機構によって前記対象物を把持させるものである。そして、本発明においては、前記対象物における前記所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させる際に、前記ハンド機構を前記所定の把持可能位置へ移動させるのに適した、前記サーチ用指部以外の指部の形態である把持前形態を決定する。次いで、前記制御部は、前記サーチ用指部以外の指部の形態を前記把持前形態に制御した状態で、前記所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させるように、前記アーム機構およびまたは前記ハンド機構を制御する。
以下、本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。本実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に記載がない限りは発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
アーム機構3は、第1アームリンク部31、第2アームリンク部32、第3アームリンク部33、第4アームリンク部34、第5アームリンク部35、および接続部材36を備えている。そして、ハンド機構2のベース部20が、アーム機構3の第1アームリンク部31の一端側に形成された第1関節部30aに接続されている。第1関節部30aには、第1アームリンク部31に対してハンド機構2を該第1アームリンク部31の軸周りに回転させるためのモータ(図示略)が設けられている。第1アームリンク部31の他端側は、第2関節部30bで第2アームリンク部32の一端側に接続されている。第1アームリンク部31と第2アームリンク部32とはその中心軸が垂直に交わるように接続されている。そして、第2関節部30bには、第2アームリンク部32に対して、第1アームリンク部31を、その他端側を中心に該第2アームリンク部32の軸周りに回転させるためのモータ(図示略)が設けられている。また、第2アームリンク部32の他端側は、第3関節部30cで第3アームリンク部33の一端側に接続されている。第3関節部30cには、第3アームリンク部33に対して第2アームリンク部32を相対的に回転させるためのモータ(図示略)が設けられている。
次に、ハンド機構2の構成について図2から図9に基づいて説明する。図2はハンド機構2の斜視図である。図3はハンド機構2の上面図である。なお、図3において、矢印は、各指部21の回転可動範囲を示している。図2および図3に示すように、ハンド機構2においては、ベース部20に4本の指部21が、ハンド機構2の長手方向(図3において紙面に垂直な方向)の軸を中心とした円周上に、等角度間隔(すなわち90deg間隔)に配置されている。また、4本の指部21は全て同一の構造を有し且つ同一の長さである。ただし、各指部21の動作は、それぞれ独立して制御される。
された第2関節部23が設けられている。そして、指部21の基端部213は、該指部21の長手方向(図3において紙面に垂直な方向)の軸回りに回転自在な状態でベース部20に接続されている。
次に、台座部4に内蔵された、アーム制御装置42およびハンド制御装置43の構成について図10に基づいて説明する。アーム制御装置42はロボットアーム1のアーム機構3を制御するための制御装置である。ハンド制御装置43はロボットアーム1のハンド機構2を制御するための制御装置である。図10は、アーム制御装置42およびハンド制御装置43に含まれる各機能部を示すブロック図である。
タに供給されるように構成される。また、アーム制御装置42は、演算処理装置およびメモリを有するコンピュータを含んでいる。そして、アーム制御装置42は、機能部として、アーム制御部420およびモータ状態量取得部421を有している。これらの機能部は、アーム制御装置42に含まれるコンピュータにおいて所定の制御プログラムが実行されることで形成される。
得部432に入力される。そして、ハンド制御部431は、モータ状態量取得部432に入力された各モータ51、52、53の状態量に基づいて、例えば、複数の指部21によって対象物を把持するように、各指部21における各モータ51、52、53をサーボ制御する。
次に、ハンド機構2によって対象物10を把持する際に実行される把持動作制御の一例について、図11Aから図11Cに基づいて説明する。図11Aから図11Cは、把持動作制御が実行されたときのハンド機構2の様子を時系列に沿って示した図である。ここでいう把持動作制御は、アーム制御装置42によってアーム機構3が制御されるとともに、ハンド制御装置43によってハンド機構2が制御されることで実現される。また、図11Aから図11Cは、後述する方法によるサーチ動作制御が行われない状態で把持動作制御が行われる場合のハンド機構2の様子を示している。
した状態で、該ハンド機構2を所定の把持可能位置に移動させるべく、アーム機構3の各モータおよびハンド機構2の各指部21における各モータが、それぞれ、アーム制御装置42およびハンド制御装置43によってサーボ制御される。なお、図11Aから図11Cに示す例における所定の把持可能位置は、第2指部21Bの先端部と第3指部21Cの先端部との間に、対象物10の2つの側面S2、S3が位置した状態となる位置である。そして、図11Bに示すように、ハンド機構2が所定の把持可能位置に到達すると(すなわち、第2指部21Bの先端部と第3指部21Cの先端部との間に対象物10の2つの側面S2、S3が位置した状態になると)、ハンド機構2の移動を停止させるべくアーム機構3が制御される。なお、図11Bにおける白抜き矢印は、ハンド機構2が所定の把持可能位置に到達するまでの移動方向を示している。
以下、本実施例に係るサーチ動作制御について述べる。このサーチ動作制御は、アーム制御装置42によってアーム機構3が制御されるとともに、ハンド制御装置43によってハンド機構2が制御されることで実現される。
で把握される。
あるサーチ用アプローチ形態とした状態で、上記のように決定された所定の目標位置Tpに向かって第1指部21Aの先端部が移動するように、アーム機構3およびまたは該ハンド機構2が制御されると、図12Bに示すように、対象物10の上面S1に該第1指部21Aの先端部が接触する。なお、図12Bにおいても、白抜き矢印は、ハンド機構2の移動方向を表している。また、図12Bにおいては、対象物10の上面S1と第1指部21Aの先端部との接触位置が一点鎖線で囲まれている。このように、対象物10の上面S1に第1指部21Aの先端部が接触すると、その接触が、該第1指部21Aの先端部(第1指リンク部211A)に設けられた感圧センサ70によって検知される。このとき、感圧センサ70の検出値がセンサ情報取得部433によって取得される。そして、第1指部21Aの感圧センサ70によって、該第1指部21Aと対象物10との接触が検知されると、接触位置導出部434がその接触位置が導出される。ここで、接触位置導出部434は、アーム制御装置42のモータ状態量取得部421によって取得されるアーム機構3の各モータの状態量、および、ハンド制御装置43のモータ状態量取得部432によって取得されるハンド機構2の各モータの状態量に基づいて、第1指部21Aの先端部と対象物10との接触位置を導出する。そして、接触位置導出部434によって導出された接触位置に関する接触位置情報に基づいて、位置情報補正部435が、対象物情報取得部430によって取得された対象物10の位置情報(垂直方向の位置情報)の補正が必要であるかを判別する。その際、例えば、接触位置導出部434によって導出された接触位置に関する接触位置情報と、対象物情報取得部430によって取得された対象物10の位置情報(垂直方向の位置情報)と、のずれが許容範囲を超えていれば、対象物情報取得部430によって取得された対象物10の位置情報(垂直方向の位置情報)の補正が必要であると判定される。このような補正が必要であると判定された場合には、接触位置導出部434によって導出された接触位置に関する接触位置情報に基づいて、位置情報補正部435が、対象物情報取得部430によって取得された対象物10の位置情報(垂直方向の位置情報)を補正する。このようにして対象物10の位置情報(垂直方向の位置情報)が求められると、対象物10の位置情報を高精度で把握することができる。
次に、上述したサーチ動作制御のフローについて図14に示すフローチャートに基づいて説明する。このサーチ動作制御のフローは、アーム制御装置42及びハンド制御装置43において所定の制御プログラムが実行されることで実現される。
実行されることに起因する、タクトタイムの増加を可及的に小さくすることができる。
前述した実施例では、対象物10を直接把持することが可能な場合を例に挙げたが、対象物10を直接把持することが不可能な場合も考えられる。ここで、ハンド機構2によって対象物10を把持する際には、該対象物10の6つの面のうちの少なくとも2つの面を所定の把持面とし、該所定の把持面それぞれにハンド機構2の何れかの指部21を接触させて該指部21によって該対象物10を挟み込む必要がある。しかしながら、図15に示すように、順次ハンド機構2による把持の対象となる複数の対象物10(10´)が互いに接触した状態で並べられて配置された状態では、対象物10の所定の把持面が、隣接する対象物10´と接触した状態に置かれる場合がある。例えば、図15に示す例では、対象物10における2つの所定の把持面S5、S6のうちの一方の把持面S6が、隣接する対象物10´と接触した状態となっている。このような場合、対象物10の把持面S6が露出していない状態となる。そのため、対象物10が図15に示す状態のままでは、ハンド機構2の指部21を該対象物10の把持面S6に接触させることができないため、該対象物10を該ハンド機構2によって把持することができない。
た状態にあるものの、該対象物10の上面S4が露出した状態にあるため、ハンド機構2の指部21を対象物10の上面S4に接触させることが可能である。そこで、本実施例における把持動作制御では、先ず、図16Aに示すように、状態変更用指部として機能する第1指部21Aの先端部を対象物10の上面S4に接触させる。なお、第1指部21Aを対象物10の上面S4に接触させる段階では、ハンド機構2における他の指部21B、21C、21Dの形態は、それらの指部21B、21C、21Dが対象物10と接触しない形態であって、且つ対象物10が後述する所定の把持可能状態となったときにそれらの指部21B、21C、21Dの各々の位置が対応する所定の把持面と対峙する形態(本発明に係わる「把持前形態」に相当。)に制御される。
Claims (4)
- 3本以上の指部を具備し、それら複数の指部により対象物を把持するハンド機構と、
前記ハンド機構の位置を変更するアーム機構と、
前記ハンド機構の前記複数の指部のうち少なくとも所定のサーチ用指部に設けられ、該サーチ用指部における所定の接触部位が物体と接触したことを検知する接触検知部と、
所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させるように前記ハンド機構およびまたは前記アーム機構を制御することで、前記サーチ用指部における前記所定の接触部位の前記対象物への接触が該サーチ用指部の前記接触検知部によって検知されたときの接触位置を導出し、該導出された前記接触位置に基づいて前記アーム機構およびまたは前記ハンド機構を制御することで、前記ハンド機構を所定の把持可能位置に移動させて該ハンド機構によって前記対象物を把持させる、制御部と、
を備え、
前記対象物における前記所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させる際に、
前記制御部が、
前記ハンド機構を前記所定の把持可能位置へ移動させるのに適した、前記サーチ用指部以外の前記対象物を把持するための把持用指部の形態である把持前形態を決定し、
前記把持用指部の形態を前記把持前形態に制御した状態で、前記所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させるように、前記アーム機構およびまたは前記ハンド機構を制御する
、把持システムにおいて、
前記制御部は、前記ハンド機構によって前記対象物を把持させるときに、前記3本以上の指部のうちの少なくとも1本の指部を、前記対象物に接触させた上で該対象物の姿勢およびまたは位置を変更する状態変更用指部として機能させるとともに、前記状態変更用指部以外の指部のうちの少なくとも2本の指部を、前記状態変更用指部によって姿勢およびまたは位置が変更された状態の該対象物を把持するための前記把持用指部として機能させるものであり、
前記所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させる際に、
前記制御部は、前記把持用指部として機能する指部の形態を前記把持前形態に制御した
状態で、前記状態変更用指部として機能する指部のうち1本の指部を前記サーチ用指部として機能させる、
把持システム。 - 3本以上の指部を具備し、それら複数の指部により対象物を把持するハンド機構と、
前記ハンド機構の位置を変更するアーム機構と、
前記ハンド機構の前記複数の指部のうち少なくとも所定のサーチ用指部に設けられ、該サーチ用指部における所定の接触部位が物体と接触したことを検知する接触検知部と、
所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させるように前記ハンド機構およびまたは前記アーム機構を制御することで、前記サーチ用指部における前記所定の接触部位の前記対象物への接触が該サーチ用指部の前記接触検知部によって検知されたときの接触位置を導出し、該導出された前記接触位置に基づいて前記アーム機構およびまたは前記ハンド機構を制御することで、前記ハンド機構を所定の把持可能位置に移動させて該ハンド機構によって前記対象物を把持させる、制御部と、
を備え、
前記対象物における前記所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させる際に、
前記制御部が、
前記ハンド機構を前記所定の把持可能位置へ移動させるのに適した、前記サーチ用指部以外の前記対象物を把持するための把持用指部の形態である把持前形態を決定し、
前記把持用指部の形態を前記把持前形態に制御した状態で、前記所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させるように、前記アーム機構およびまたは前記ハンド機構を制御する
、把持システムにおいて、
前記制御部は、前記ハンド機構によって前記対象物を把持させるときに、前記3本以上の指部のうちの前記把持用指部として機能する2本の指部の形態を、それら2本の指部の先端部の間隔が前記対象物における所定の把持面である2つの側面の間隔より大きな所定の初期間隔となる形態に制御した状態で、前記ハンド機構を前記所定の把持可能位置に移動させ、前記ハンド機構が前記所定の把持可能位置に到達した状態で、前記把持用指部として機能する前記2本の指部の先端部の間隔を前記所定の初期間隔より小さくすることで該2本の指部で前記対象物を挟んで把持するものであり、
前記所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させる際に、
前記制御部は、
前記ハンド機構によって前記対象物を把持させる際の前記把持用指部として機能する2本の指部の先端部の間隔が前記所定の初期間隔となる形態を前記把持前形態として決定し、前記ハンド機構によって前記対象物を把持させる際の前記把持用指部として機能する2本の指部の形態を該把持前形態に制御した状態で、前記ハンド機構によって前記対象物を把持させる際の前記把持用指部として機能する指部以外の1本の指部を前記サーチ用指部として機能させる、
把持システム。 - 3本以上の指部を備え、それら複数の指部により対象物を把持するハンド機構と、
前記ハンド機構の位置を変更するアーム機構と、
前記ハンド機構の前記複数の指部のうち少なくとも所定のサーチ用指部に設けられ、該サーチ用指部における所定の接触部位が物体と接触したことを検知する接触検知部と、
所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させるように前記ハンド機構およびまたは前記アーム機構を制御することで、前記サーチ用指部における前記所定の接触部位の前記対象物への接触が該サーチ用指部の前記接触検知部によって検知されたときの接触位置を導出し、該導出された前記接触位置に基づいて前記アー
ム機構およびまたは前記ハンド機構を制御することで、前記ハンド機構を所定の把持可能位置に移動させて該ハンド機構によって前記対象物を把持させる、コンピュータと、
を備え、
前記所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させる際に、
前記コンピュータが、
前記ハンド機構を前記所定の把持可能位置へ移動させるのに適した、前記サーチ用指部以外の前記対象物を把持するための把持用指部の形態である把持前形態を決定する決定ステップと、
前記把持用指部の形態を前記把持前形態に制御した状態で、前記対象物における前記所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させるように、前記アーム機構およびまたは前記ハンド機構を制御する制御ステップと、
を実行する、
把持システムの制御方法において、
前記把持システムによって前記対象物を把持させるときに、前記コンピュータが、前記3本以上の指部のうちの少なくとも1本の指部を、前記対象物に接触させた上で該対象物の姿勢およびまたは位置を変更する状態変更用指部として機能させるとともに、前記状態変更用指部以外の指部のうちの少なくとも2本の指部を、前記状態変更用指部によって姿勢およびまたは位置が変更された状態の該対象物を把持するための前記把持用指部として機能させるものであり、
前記決定ステップでは、前記ハンド機構によって前記対象物を把持させる際の前記把持用指部として機能する指部の前記把持前形態を決定し、
前記制御ステップでは、前記ハンド機構によって前記対象物を把持させる際の前記把持用指部として機能する指部の形態を前記決定ステップで決定された前記把持前形態に制御した状態で、前記ハンド機構によって前記対象物を把持させる際の前記状態変更用指部として機能する指部のうち1本の指部を前記サーチ用指部として機能させる、
把持システムの制御方法。 - 3本以上の指部を備え、それら複数の指部により対象物を把持するハンド機構と、
前記ハンド機構の位置を変更するアーム機構と、
前記ハンド機構の前記複数の指部のうち少なくとも所定のサーチ用指部に設けられ、該サーチ用指部における所定の接触部位が物体と接触したことを検知する接触検知部と、
所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させるように前記ハンド機構およびまたは前記アーム機構を制御することで、前記サーチ用指部における前記所定の接触部位の前記対象物への接触が該サーチ用指部の前記接触検知部によって検知されたときの接触位置を導出し、該導出された前記接触位置に基づいて前記アーム機構およびまたは前記ハンド機構を制御することで、前記ハンド機構を所定の把持可能位置に移動させて該ハンド機構によって前記対象物を把持させる、コンピュータと、
を備え、
前記所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させる際に、
前記コンピュータが、
前記ハンド機構を前記所定の把持可能位置へ移動させるのに適した、前記サーチ用指部以外の前記対象物を把持するための把持用指部の形態である把持前形態を決定する決定ステップと、
前記把持用指部の形態を前記把持前形態に制御した状態で、前記対象物における前記所定の目標位置に向けて前記サーチ用指部における前記所定の接触部位を移動させるように、前記アーム機構およびまたは前記ハンド機構を制御する制御ステップと、
を実行する、
把持システムの制御方法において、
前記把持システムによって前記対象物を把持させるときに、前記コンピュータが、前記3本以上の指部のうちの前記把持用指部として機能する2本の指部の形態を、それら2本の指部の先端部の間隔が前記対象物における所定の把持面である2つの側面の間隔より大きな所定の初期間隔となる形態に制御した状態で、前記ハンド機構を前記所定の把持可能位置に移動させ、前記ハンド機構が前記所定の把持可能位置に到達した状態で、前記把持用指部として機能する前記2本の指部の先端部の間隔を前記所定の初期間隔より小さくすることで該2本の指部で前記対象物を挟んで把持するものであり、
前記決定ステップでは、前記ハンド機構によって前記対象物を把持させる際の前記把持用指部として機能する2本の指部の先端部の間隔が前記所定の初期間隔となる形態を、前記把持前形態に決定し、
前記制御ステップでは、前記ハンド機構によって前記対象物を把持させる際の前記把持用指部として機能する2本の指部の形態を前記決定ステップで決定された前記把持前形態に制御した状態で、前記ハンド機構によって前記対象物を把持させる際の前記把持用指部として機能する2本の指部以外の1本の指部を前記サーチ用指部として機能させる、
把持システムの制御方法。
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