JP7068641B2 - 積層体およびそれを備える包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも、基材層と、バリア層と、シーラント層とをこの順に備える積層体に関する。さらには、該積層体を備える包装袋に関する。
液体や粉体などの流動性を有する内容物や、菓子などの固形状の内容物を収容するための袋として、PETやナイロンなどの軟包装材から構成された袋が用いられている。このような袋は、例えば特許文献1に記載されているように、互いに対向する表面フィルムおよび裏面フィルムを熱溶着してシール部を形成することによって構成されている。この場合、内容物を収容するための収容部は、フィルムおよびシール部によって囲われた空間として画成される。
特開平9-254997号公報
近年、循環型社会の構築を求める声の高まりとともに、材料分野においてもエネルギーと同様に化石燃料からの脱却が望まれている。例えば、積層体の製造にバイオマス由来の原料を用いることにより、化石燃料の使用量を削減することが望まれている。
本発明は、このような課題を効果的に解決し得る包装袋および積層体を提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも、基材層と、バリア層と、シーラント層とをこの順に備える積層体であって、前記基材層は、バイオマス由来のエチレングリコールをジオール単位とし、化石燃料由来のテレフタル酸をジカルボン酸単位とするポリエチレンテレフタレートを含み、前記バリア層は、金属箔を含む、積層体である。
本発明による積層体において、前記基材層に、前記基材層を貫通する複数の貫通孔が形成されていてもよい。
本発明は、上記記載の積層体を備える、包装袋である。
本発明によれば、環境負荷を低減することができる積層体を提供することができる。
本発明による積層体の一例を示す模式断面図である。 本発明による積層体の一例を示す模式断面図である。 本発明による積層体の一例を示す模式断面図である。 本発明による積層体の一例を示す模式断面図である。 本発明による積層体の基材層の一例を示す平面図である。 図5に示す基材層の部分拡大図である。 本発明による包装袋の一例を示す模式正面図である。 本発明による包装袋の一例を示す模式正面図である。 本発明による積層体の一例を示す平面図である。
<積層体>
本発明による積層体は、少なくとも、基材層と、バリア層と、シーラント層とをこの順に備えている。また、基材層に、基材層を貫通する複数の貫通孔が形成されていてもよい。積層体は、更に、接着層、印刷層や他の層等を備えてもよい。積層体が接着層や他の層を2層以上備える場合、それぞれが、同一の組成であってもよいし、異なる組成であってもよい。
本発明による積層体について、図面を参照しながら説明する。本発明による積層体の模式断面図の例を図1乃至図4に示す。
図1に示した積層体10は、基材層11と、接着層14を構成するアンカーコート層141と、接着層14を構成する接着樹脂層142と、バリア層12を構成する金属箔121と、接着層14を構成するアンカーコート層141と、接着層14を構成する接着樹脂層142と、シーラント層13とをこの順に備える。積層体10を備える包装袋においては、シーラント層13が内面側に位置する。
また、図2に示すように、積層体10は、基材層11に、基材層11を貫通する複数の貫通孔31が形成されていてもよい。
図3に示した積層体20は、基材層21と、接着層24を構成する接着剤層241と、バリア層22を構成する金属箔221と、接着層14を構成する接着剤層241と、シーラント層23とをこの順に備える。積層体20を備える包装袋においては、シーラント層23が内面側に位置する。
また、図4に示すように、積層体20は、基材層21に、基材層21を貫通する複数の貫通孔31が形成されていてもよい。
以下、積層体を構成する各層について説明する。
[基材層]
基材層11は、バイオマス由来のポリエチレンテレフタレート(以下、PETとも記す)を含む。バイオマス由来のPETとは、バイオマス由来のエチレングリコールをジオール単位とし、化石燃料由来のテレフタル酸をジカルボン酸単位とするPETである。基材層は、化石燃料由来のエチレングリコールをジオール単位とし、化石燃料由来のテレフタル酸をジカルボン酸単位とする、化石燃料由来のPETをさらに含んでもよい。基材層全体として、下記のバイオマス度を実現できればよい。本発明においては、基材層がバイオマス由来のPETを含むことで、従来に比べて化石燃料由来のPETの量を削減し環境負荷を減らすことができる。
本発明において、「バイオマス度」(バイオマス由来の炭素濃度)は、放射性炭素(C14)測定によるバイオマス由来の炭素の含有量を測定した値である。大気中の二酸化炭素には、C14が一定割合(105.5pMC)で含まれているため、大気中の二酸化炭素を取り入れて成長する植物、例えばトウモロコシ中のC14含有量も105.5pMC程度であることが知られている。また、化石燃料中にはC14が殆ど含まれていないことも知られている。したがって、PET中の全炭素原子中に含まれるC14の割合を測定することにより、バイオマス由来の炭素の割合を算出することができる。本発明においては、PET中のC14の含有量をPC14とした場合の、バイオマス由来の炭素の含有量Pbioは、以下のようにして求めることができる。
bio(%)=PC14/105.5×100
PETは、2炭素原子を含むエチレングリコールと8炭素原子を含むテレフタル酸とがモル比1:1で重合したものであるため、エチレングリコールとしてバイオマス由来のもののみを使用した場合、PET中のバイオマス由来の炭素の含有量Pbioは20%となる。本発明においては、バイオマス由来のPET中の全炭素に対して、放射性炭素(C14)測定によるバイオマス由来の炭素の含有量が、10%以上20%以下であることが好ましく、10%以上19%以下であってもよい。バイオマス由来のPET中のバイオマス由来の炭素の含有量が10%以上であると、カーボンオフセット材料として好適である。また、化石燃料由来のエチレングリコールと、化石燃料由来のジカルボン酸とを用いて製造した化石燃料由来のPET中のバイオマス由来の炭素の含有量は0%であり、化石燃料由来のPETのバイオマス度は0%となる。
本発明において、基材層のバイオマス度は、5%以上であり、好ましくは10%以上であり、より好ましくは15%以上である。基材層のバイオマス度が5%以上であれば、従来に比べて化石燃料由来のPETの量を削減し環境負荷を減らすことができる。
基材層が延伸されたPETフィルムである場合、基材層に用いるPETフィルムは、引張強度が、MD方向で、好ましくは150MPa以上300MPa以下、より好ましくは200MPa以上300MPa以下、TD方向で、好ましくは150MPa以上300MPa以下、より好ましくは150MPa以上300MPa以下であり、また、引張伸度が、MD方向で、好ましくは50%以上250%以下、より好ましくは70%以上200%以下であり、TD方向で好ましくは50%以上250%以下、より好ましくは60%以上200%以下である。引張強度および引張伸度は、JIS K 7127に準拠して測定することができる。
基材層は、好ましくは5μm以上40μm以下、より好ましくは8μm以上25μm以下の厚さを有する。基材層の厚さが上記範囲程度であれば、成形加工が容易であり、また包装材料として好適に用いることができる。
次に、図2及び図4に示す基材層に形成された貫通孔について図2及び図4乃至図6を参照して説明する。ここで、図5は、基材層の一例を示す平面図であり、図6は、図5に示す基材層の部分拡大図である。
図2及び図4乃至図6に示すように、基材層11、21には、複数の傷痕群30を構成する、基材層11、21を貫通する複数の貫通孔31が形成されている。なお、複数の傷痕群30は、積層体10、20から複数の包装袋を作製した際に、各々の包装袋の所定の位置に対応する位置に設けられている。
図5及び6に示すように、貫通孔31は、積層体の長手方向である第1方向D1および第1方向D1に直交する第2方向D2に複数配列されている。第1方向D1における傷痕群30の幅W、すなわち貫通孔31の存在範囲は、例えば5mm以上且つ20mm以下である。また、第2方向D2における傷痕群30の長さL、すなわち貫通孔31の存在範囲は、例えば10mm以上且つ35mm以下である。
また、図2及び図4に示すように、貫通孔31は、基材層11、21を貫通している。このような貫通孔31は、例えば、切刃を備えたロータリーダイロールなどを用いて基材層11、21を構成するPETフィルムを加工することによって基材層11、21に形成され得る。なお、積層体10、20が用いられる包装袋の破断のし易さを高めることができる限りにおいて、貫通孔31の具体的な構造は特には限定されない。
[接着層]
接着層は、任意の2層を接着する場合に設けられる層であり、例えば、基材層とバリア層との間や、バリア層とシーラント層との間に設けることができる。
図1及び図2に示す積層体の接着層を構成する接着樹脂層は、従来公知の方法、例えば溶融押出しラミネート法やサンドラミネート法により形成することができる。接着樹脂層に使用できる熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、または環状ポリオレフィン系樹脂、またはこれら樹脂を主成分とする共重合樹脂、変性樹脂、または、混合体(アロイでを含む)を用いることができる。ポリオレフィン系樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン(PP)、メタロセン触媒を利用して重合したエチレン-α・オレフィン共重合体、エチレン・ポリプロピレンのランダムもしくはブロック共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン-アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン・アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン-メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン-メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、エチレン・マレイン酸共重合体、アイオノマー樹脂、また、層間の密着性を向上させるために、上記したポリオレフィン系樹脂を、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂などを用いることができる。また、ポリオレフィン樹脂に、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物、エステル単量体をグラフト重合、または、共重合した樹脂などを用いることができる。これらの材料は、一種単独または二種以上を組み合わせて使用することができる。環状ポリオレフィン系樹脂としては、例えば、エチレン-プロピレン共重合体、ポリメチルペンテン、ポリブテン、ポリノルボネンなどの環状ポリオレフィンなどを用いることができる。これらの樹脂は、単独または複数を組み合せて使用できる。なお、上記したポリエチレン系樹脂としては、上記したバイオマス由来のエチレンをモノマー単位として用いたものを使用して、バイオマス度をさらに向上させることができる。
溶融押出しラミネート法により接着樹脂層を積層する場合には、積層される側の層の表面に、アンカーコート剤を塗布して乾燥させることにより形成されるアンカーコート層を設けてもよい。アンカーコート剤としては、耐熱温度が135℃以上である任意の樹脂、例えばビニル変性樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンイミン等からなるアンカーコート剤が挙げられるが、特に、構造中に2以上のヒドロキシル基を有するポリアクリル系又はポリメタクリル系樹脂(ポリオール)と、硬化剤としてのイソシアネート化合物との硬化物であるアンカーコート剤を、好ましく使用することができる。また、これに添加剤としてシランカップリング剤を併用してもよく、また、硝化綿を、耐熱性を高めるために併用してもよい。
乾燥後のアンカーコート層は、0.1μm以上1μm以下、好ましくは0.3μm以上0.5μm以下の厚さを有するものである。乾燥後の接着剤層は、1μm以上10μm以下、好ましくは2μm以上5μm以下の厚さを有するものである。接着樹脂層は好ましくは5μm以上50μm以下、好ましくは10μm以上30μm以下の厚さを有するものである。
図3及び図4に示す積層体の接着層を構成する接着剤層は、従来公知の方法、例えばドライラミネート法により形成することができる。ドライラミネート法により2層を接着する場合、接着剤層は、積層される側の層の表面に、接着剤を塗布して乾燥させることにより形成される。塗布される接着剤としては、例えば、1液型あるいは2液型の硬化ないし非硬化タイプのビニル系、(メタ)アクリル系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポリウレタン系、エポキシ系、ゴム系、その他などの溶剤型、水性型、あるいは、エマルジョン型などの接着剤を用いることができる。2液硬化型の接着剤としては、ポリオールとイソシアネート化合物との硬化物を用いることができる。上記のラミネート用接着剤のコーティング方法としては、例えば、ダイレクトグラビアロールコート法、グラビアロールコート法、キスコート法、リバースロールコート法、フォンテン法、トランスファーロールコート法、その他の方法で塗布することができる。
[シーラント層]
シーラント層は、包装体とした場合に最内層側となるものである。シーラント層
は、熱によって相互に融着し得る熱可塑性樹脂により形成される層である。シーラント層は、化石燃料由来の樹脂材料を含んでいてもよいし、バイオマス由来の樹脂材料を含んでいてもよい。
シーラント層を形成する樹脂材料としては、熱によって相互に融着し得る樹脂であれば、特に限定されず、具体的には、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン(LLDPE)、メタロセン触媒を利用して重合したエチレン-α・オレフィン共重合体、エチレン・ポリプロピレンのランダムもしくはブロック共重合体、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン-アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン・アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン-メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン-メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、アイオノマー樹脂、ヒートシール性エチレン・ビニルアルコール樹脂、または、メチルペンテン系樹脂、エチレン-プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテンポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレンまたは環状オレフィンコポリマーなどのポリオレフィン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、その他などの樹脂などが挙げられる。これらは、単独でも二種以上の混合物として使用してもよい。シーラント層は、上記のような樹脂のフィルムないしシート、あるいはそのコーティング膜などとして使用することができる。
シーラント層を形成する樹脂材料として、ポリエチレンを用いる場合、その原料として、化石燃料から得られるエチレンの他に、バイオマス由来のエチレンを重合したものを用いてもよい。バイオマス由来のエチレンとしては、具体的には、例えば、特開2012―251006号公報に記載のものを使用することができる。バイオマス由来のエチレンを重合して得られたポリエチレンを、シーラント層を構成する材料として用いることにより、カーボンニュートラルな材料からなる層で形成できるため、基材層との併用によって、より一層、化石燃料の使用量を削減することができ、環境負荷を減らすことができる。
バイオマス由来のエチレンとしては、市販のものを使用してもよく、例えば、ブラスケム社製の「C4LL-LL118(d=0.916、MFR=1.0g/10分)」のサトウキビ由来直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂や「SBC118(d=0.918、MFR=8.1g/10分)」のサトウキビ由来低密度ポリエチレン系樹脂を使用することができる。
なお、本実施形態においては、シーラント層は一層としているが、シーラント層は二層以上設けられていてもよい。シーラント層を二層以上有する場合、それぞれが、同一の組成であってもよいし、異なる組成であってもよい。例えば、シーラント層を第1の層と第2の層と第3の層が順に積層された3層で構成し、第1の層と第3の層を化石燃料由来の樹脂材料とし、第2の層をバイオマス由来の樹脂材料を含む樹脂材料としてもよい。なお、シーラント層を2層以上で構成する場合、共押し出し法を用いて積層することができる。
シーラント層の厚さとしては、10以上80μm以下が好ましく、20以上50μm以下がより好ましい。
[バリア層]
バリア層は、金属箔を含んでいる。バリア層を構成する金属箔としては、従来公知の金属箔を用いることができる。酸素ガスおよび水蒸気等の透過を阻止するガスバリア性や、可視光および紫外線等の透過を阻止する遮光性の点からは、アルミニウム箔が好ましい。金属箔の厚さは、例えば5μm以上且つ15μm以下である。
[他の層]
本発明による積層体は、他の層として、印刷層をさらに備えていてもよい。印刷層は、装飾、内容物の表示、賞味期間の表示、製造者、販売者などの表示、その他などの表示や美感の付与のために、文字、数字、絵柄、図形、記号、模様などの所望の任意の印刷模様を形成する層である。印刷層は、必要に応じて設けることができ、例えば、基材層とバリア層との間に設けることができる。印刷層は、基材層の全面に設けてもよく、あるいは一部に設けてもよい。印刷層は、従来公知の顔料や染料を用いて形成することができ、その形成方法は特に限定されない。
印刷層は、好ましくは0.1μm以上10μm以下、より好ましくは1μm以上5μm以下、さらに好ましくは1μm以上3μm以下の厚さを有するものである。
<積層体の製造方法>
本発明による積層体の製造方法は特に限定されず、溶融押出しラミネート法等の従来公知の方法を用いて製造することができる。
本発明による積層体には、化学的機能、電気的機能、磁気的機能、力学的機能、摩擦/磨耗/潤滑機能、光学的機能、熱的機能、生体適合性等の表面機能等の付与を目的として、二次加工を施すことも可能である。二次加工の例としては、エンボス加工、塗装、接着、印刷、メタライジング(めっき等)、機械加工、表面処理(帯電防止処理、コロナ放電処理、プラズマ処理、フォトクロミズム処理、物理蒸着、化学蒸着、コーティング、等)等が挙げられる。また、本発明による積層体に、ラミネート加工(ドライラミネートや押し出しラミネート)、製袋加工、およびその他の後処理加工を施して、成型品を製造することもできる。
<包装袋>
本発明による包装袋は、例えば粉体などの流動性を有する内容物を収容する際に好適に使用することができる。このような包装袋は、例えば、上記積層体を使用し、これを二つ折若しくは三つ折にするか、又は該積層体を2枚用意し、表側の積層体のシーラント層の面と裏側の積層体のシーラント層の面とを対向させて重ね合わせ、さらにその周辺端部を、例えば、側面シール型、二方シール型、三方シール型、四方シール型、封筒貼りシール型、合掌貼りシール型(ピローシール型)、ひだ付シール型、平底シール型、角底シール型等のヒートシール形態によりヒートシールして、種々の形態の包装袋を製造することができる。また、表側の積層体と裏側の積層体との間に、折り返された状態の積層体を挿入した状態でヒートシールを行い、ガセット型の包装袋を製造することもできる。なお、包装袋を構成する積層体の全てが、本発明による上記積層体でなくてもよい。すなわち、包装袋を構成する積層体の少なくとも一部分が、バイオマス由来のPETを含む基材層を有する積層体であればよく、包装袋を構成する積層体のその他の部分が、化石燃料由来のPETからなる基材層を含む積層体であってもよい。
上記において、ヒートシールの方法としては、例えば、バーシール、回転ロールシール、ベルトシール、インパルスシール、高周波シール、超音波シール等の公知の方法で行うことができる。
包装袋は、高いバイオマス度を示しながらも、優れたガスバリア性、遮光性及びデッドホールド性や手切れ性を有することができる。このため、包装袋を、例えば、飲食料品、液体洗剤、化粧品、および化成品等の包装として好適に使用することができる。
本発明による包装袋について、図面を参照しながら説明する。以下の例では、まず、図1または図3に示す、傷痕群30が設けられていない積層体を用いて、包装袋を形成する例について説明する。
図7に、包装袋70の平面図(ピロー袋の形態)を示す。図7に示すように、包装袋70の輪郭は、第1方向D1において、互いに対向する上縁71および下縁72と、第1方向D1に直交する第2方向D2において、互いに対向する第1側縁73および第2側縁74と、を含んでいる。
また、包装袋70には、表面75を構成する積層体のシーラント層と裏面76を構成する積層体のシーラント層とが熱溶着などによって接合されたシール部が形成されている。シール部は、上縁71に沿って延びる上部シール部71aと、下縁72に沿って延びる下部シール部72aと、第1側縁73と第2側縁74の間、例えば第1側縁73と第2側縁74のほぼ中間に配置され、上縁71から下縁72に向かって延びる合掌シール部77とを有している。合掌シール部77は、背シール部とも称される部分である。
また、図7に示すように、包装袋70は、表面75と裏面76との間に折り込まれた積層体を含み、上縁71から下縁72まで第1方向D1に沿って延びるとともに、第2方向D2において、互いに対向する一対のサイドガセット部78を更に備えていている。表面75と裏面76との間の積層体は、図7に示すように、折り返し部78aが内側に位置するように折り返されている。このような包装袋は、例えば、粉体等の包装として好適に使用することができる。
次に、図2または図4に示す、複数の傷痕群30が設けられた積層体を用いて、包装袋を形成する例について説明する。
図8に、包装袋50の平面図(ピロー袋の形態)を示す。図58に示すように、袋50の輪郭は、互いに対向する上縁51および下縁52と、上縁51から下縁52に向かう方向に延び、互いに対向する第1側縁53および第2側縁54と、を含んでいる。
また、包装袋50には、表面55を構成する積層体のシーラント層と裏面56を構成する積層体のシーラント層とが熱溶着などによって接合されたシール部が形成されている。シール部は、上縁51に沿って延びる上部シール部51aと、下縁52に沿って延びる下部シール部52aと、第1側縁53と第2側縁54の間、例えば第1側縁53と第2側縁54のほぼ中間に配置され、上縁51から下縁52に向かって延びる合掌シール部57とを有している。合掌シール部57は、背シール部とも称される部分である。
図8に示すように、表面55を構成する積層体には、易開封線58が形成されている。この易開封線58は、上述した傷痕群30を含んでいる。また、図8に示すように、易開封線58は、第1側縁53から第2側縁54に向かう方向(第2方向D2)に延びるように形成されている。なお、図示はしないが、裏面56を構成する積層体にも易開封線58が形成されている。
この易開封線58を構成する傷痕群30は、例えば、図2及び図4に示すように、積層体の基材層を貫通するがオーバーコート層、接着樹脂層およびバリア層は貫通しないように形成された複数の貫通孔31を含む。このため、包装袋50は、優れた手切れ性を有するとともに、優れたバリア性を有することができる。なお、易開封線58は、合掌シール部57と重なるように形成されていてもよい。ここで、「重なる」とは、第1方向D1および第2方向D2のいずれにも直交する方向、すなわち包装袋50の厚み方向に沿って包装袋50を見た場合に、易開封線58と合掌シール部57とが重なることを意味している。この場合、包装袋50の手切れ性を更に向上させることができる。
このような包装袋50は、例えば、図9に示す積層体10,20を仮想線(二点鎖線)Lc、Ldが折り目となるように三つ折りにし、シール部を形成するとともに個片化することにより得ることができる。なお、図9に示す仮想線La、Lb、Lc、Ldは、それぞれ図8に示す包装袋50の上縁51、下縁52、第1側縁53、第2側縁54に対応している。このように、第1側縁53が貫通孔31の存在範囲に設けられることにより、易開封線58が表面55を構成する積層体および裏面56を構成する積層体の両方に形成される。
次に、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例の記載に限定されるものではない。
[実施例1]
上述の図1及び図3で説明した基材層として、化石燃料由来のテレフタル酸とバイオマス由来のエチレングリコール(バイオマスポリエステル)を用いて製膜した、二軸延伸されたバイオマス由来のPETフィルム(バイオマス度:13%、厚さ12μm)を準備した。続いて、バイオマス由来のPETフィルムのうち包装袋を構成する際に内面側に位置する面に、接着樹脂層として、低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン製、LC701、厚さ15μm)を、押出ラミネート法により、アンカーコート剤を介して290℃の樹脂温で押し出し、バリア層として、アルミニウム箔(6μm)を接着樹脂層の上に積層した。続いて、アルミニウム箔のうち、接着樹脂層が積層されていない面に、接着樹脂層として、低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン製、LC701、厚さ15μm)を、押出ラミネート法により、アンカーコート剤を介して290℃の樹脂温で押し出し、シーラント層として、接着樹脂層の上に直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(株式会社アイセロ製、L-143K、厚さ40μm)を積層して、図1に示す積層体10を作製した。この積層体10の層構成は、以下のように表現される。
バイオPET/AC/接/ALM/AC/接/PEF
「/」は層と層との境界を表している。左端の層が、積層体の外面を構成する層であり、右端の層が、積層体の内面を構成する層である。
「バイオPET」は、バイオマス由来のPETフィルムを意味する。「AC」は、アンカーコート層を意味する。「接」は、接着樹脂層を意味する。「ALM」は、アルミニウム箔を意味する。「PEF」は、無延伸ポリエチレンフィルムを意味する。
[比較例1]
バリア層として、アルミニウムの蒸着膜が形成された二軸延伸PETフィルム(サイチ工業社製、SSN、厚さ12μm)を用いたこと以外は、実施例1の場合と同様にして、積層体を作製した。積層体の層構成は、以下のように表現される。
バイオPET/AC/接/AL蒸着PET/AC/接/PEF
「AL蒸着PET」は、アルミニウムの蒸着膜が形成されたPETフィルムを意味する。
[比較例2]
基材層として、化石燃料由来のテレフタル酸と化石燃料由来のエチレングリコールを用いて製膜した、二軸延伸された化石燃料由来のPETフィルム(バイオマス度:0%、東洋紡製、E5100、厚さ12μm)を用いたこと以外は、実施例1の場合と同様にして、積層体を作製した。積層体の層構成は、以下のように表現される。
化石PET/AC/接/ALM/AC/接/PEF
「化石PET」は、化石燃料由来のPETフィルムを意味する。
<ガスバリア性の評価>
実施例1、比較例1および比較例2で得られた積層体の酸素透過度を、JISK7126-1に準拠した23℃×90%RH環境下でMOCON法を用いて測定した。また、実施例1、比較例1および比較例2で得られた積層体の水蒸気透過度を、JISK7129Bに準拠した40℃×90%RH環境下でMOCON法を用いて測定した。
上記の性能評価の結果を表1に示した。評価結果は表1に示す通り、比較例1に比べて、実施例1においてはガスバリア性が良好であった。また、環境負荷を低減することができるバイオマス由来品の実施例1においても、化石燃料由来品の比較例2と同様にガスバリア性が良好であった。
<遮光性の評価>
実施例1、比較例1及び比較例2で得られた積層体に、基材層側から光を入射させることにより、積層体の全光線透過率を測定した。測定は、株式会社村上色彩技術研究所製のHazeMeterを用いて、JISK7361に準拠して行った。
上記の性能評価の結果を表1に示した。評価結果は表1に示す通り、比較例1に比べて、実施例1においては遮光性が良好であった。また、環境負荷を低減することができるバイオマス由来品の実施例1においても、化石燃料由来品の比較例1と同様に遮光性が良好であった。
<デッドホールド性の評価>
実施例1、比較例1および比較例2で得られた積層体を各5個用意した。続いて、各積層体を、180度に折り曲げ、手によって折り曲げ状態を約5秒間維持した。次いで、手を離して折り曲げ状態を解除した後、直ちに折り曲げ部分がなす角度を分度器にて測定した。その平均値をもって180度折り曲げ後の戻り角とした。なお、測定は温度23℃、湿度55%で実施した。
(評価基準)
○:戻り角が30度未満。
×:戻り角が30度以上。
上記の性能評価の結果を表1に示した。評価結果は表1に示す通り、比較例1に比べて、実施例1においてはデッドホールド性が良好であった。また、環境負荷を低減することができるバイオマス由来品の実施例1においても、化石燃料由来品の比較例2と同様にデッドホールド性が良好であった。
Figure 0007068641000001
[実施例2]
上述の図2及び図4で説明した基材層として、準備したバイオマス由来のPETフィルムに切刃を備えたロータリーダイロールを用いて複数の貫通孔を形成したこと以外は、実施例1の場合と同様にして、積層体を作製した。積層体の層構成は、以下のように表現される。
バイオPET/AC/接/ALM/AC/接/PEF
[比較例3]
基材層として、化石燃料由来のテレフタル酸と化石燃料由来のエチレングリコールを用いて製膜した、二軸延伸された化石燃料由来のPETフィルム(バイオマス度:0%、東洋紡製、E5100、厚さ12μm)を用いたこと以外は、実施例2の場合と同様にして、積層体を作製した。積層体の層構成は、以下のように表現される。
化石PET/AC/接/ALM/AC/接/PEF
<ピロー袋の製造>
実施例2および比較例3で得られた各積層体のシーラント層同士をヒートシールして、図8に示すピロー袋を作製した。
<手切れ性の評価>
実施例2および比較例3で得られた積層体を用いて、上記と同様にして作製した図8に示すピロー袋を各5個用意した。続いて、傷痕群に沿って包装袋をカットしたときの手切れ性を確認した。
(評価基準)
○:5個のサンプルとも、過度に力を掛けることなくカットすることができた。
×:1つのサンプルでも、過度に力を掛けないとカットすることができなかった。
上記の性能評価試験の結果を表2に示した。評価結果は表2に示す通り、環境負荷を低減することができるバイオマス由来品の実施例2においても、化石燃料由来品の比較例3と同様に手切れ性が良好であった。
Figure 0007068641000002
10 積層体
11 基材層
12 バリア層
13 シーラント層
20 積層体
21 基材層
22 バリア層
23 シーラント層
31 貫通孔
50 包装袋

Claims (3)

  1. 少なくとも、基材層と、接着層と、バリア層と、シーラント層とをこの順に備える積層体を備えるピロー袋であって、
    前記ピロー袋の輪郭は、互いに対向する上縁および下縁と、前記上縁から前記下縁に向かう方向に延び、互いに対向する第1側縁および第2側縁と、を含み、
    前記ピロー袋は、前記上縁に沿って延びる上部シール部と、前記下縁に沿って延びる下部シール部と、前記第1側縁と前記第2側縁の間に配置され、前記上縁から前記下縁に向かって延びる合掌シール部と、を有し、
    前記ピロー袋の表面を構成する積層体および前記ピロー袋の裏面を構成する積層体には易開封線が形成されており、
    前記易開封線は前記第2側縁を起点として、前記第2側縁から前記第1側縁に向かう方向に延びるように形成されており、
    前記易開封線は傷痕群を含み、
    前記傷痕群は、前記積層体の前記基材層は貫通し、前記接着層および前記バリア層は貫通しないように形成された複数の貫通孔を含み、
    前記貫通孔は、前記接着層を薄肉化しないように形成されており、
    前記基材層は、バイオマス由来のエチレングリコールをジオール単位とし、化石燃料由来のテレフタル酸をジカルボン酸単位とするポリエチレンテレフタレートを含み、
    前記バリア層は、金属箔を含む、ピロー袋。
  2. 前記積層体は、前記バリア層と前記シーラント層との間に接着樹脂層を有する、請求項1に記載のピロー袋。
  3. 前記易開封線は、前記合掌シール部と重ならないように形成されている、請求項1または2に記載のピロー袋。
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