JP7068551B2 - プラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する方法 - Google Patents
プラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7068551B2 JP7068551B2 JP2021519621A JP2021519621A JP7068551B2 JP 7068551 B2 JP7068551 B2 JP 7068551B2 JP 2021519621 A JP2021519621 A JP 2021519621A JP 2021519621 A JP2021519621 A JP 2021519621A JP 7068551 B2 JP7068551 B2 JP 7068551B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic substrate
- amorphous carbon
- carbon film
- improving
- plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/34—Sputtering
- C23C14/35—Sputtering by application of a magnetic field, e.g. magnetron sputtering
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/02—Pretreatment of the material to be coated
- C23C14/021—Cleaning or etching treatments
- C23C14/022—Cleaning or etching treatments by means of bombardment with energetic particles or radiation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/06—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the coating material
- C23C14/0605—Carbon
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
非晶質炭素(amorphous carbon、a-C)膜は、高い硬度、高い熱伝導率、優れたトライボロジー性能、低い誘電率、高い光透過性、優れた化学不活性及び優れた生体適合性を有し、機械、電子、航空宇宙、バイオメディカル、光学等の分野に広く用いられている。a-C膜は、金属、セラミック等の表面に堆積することができ、材料表面を改質し、耐用年数を延長することに対して極めて高い潜在力を有する。
したがって、プラスチック表面に無機非晶質炭素膜を製造し、かつ膜層の制御可能な成長を実現する製造技術を求めることは、プラスチックの工業化生産及び応用に大きな実践的意義がある。
すなわち、本発明の技術手段は、以下のとおりである。プラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する方法は、まず、アルゴンプラズマを用いてプラスチック基体の表面を電界の作用下で前処理し、次に、カーボンプラズマを用いてプラスチック基体の表面をスパッタリング衝撃して、非晶質炭素膜を形成することを特徴とする。
前記プラスチック基体の材料は、低密度ポリエチレン(LDPE)、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン三元共重合体(ABS)等を含むが、それらに限定されない。
好ましくは、前記プラスチック基体の表面を前処理する前にプラスチック基体を洗浄する。
好ましくは、プラスチック基体の表面を前処理する前に、真空度が5.0×10-3Pa未満になるまでチャンバを真空引きする。
一実施形態として、前記カーボンプラズマは、炭素ターゲットがグロー放電の作用下で生成するものである。好ましくは、カーボンプラズマのマグネトロンスパッタリング電流は、1.0~10.0Aである。
好ましくは、カーボンプラズマがプラスチック基体を衝撃し続けるプロセスにおいて、バイアス電圧は0~300Vである。
図1、9に示す符号は、1-プラスチック基体、2-有機/無機変換層、3-非晶質炭素膜である。
(1)プラスチック基体の材料は、低密度ポリエチレン(LDPE)である。購入された直径12mm、厚さ2mmの円板状LDPE基板をサンドペーパーで研磨し、サンプル周辺のバリを除去し、かつ洗浄剤で予備洗浄し、自然乾燥させた後に、無水エタノールで5~15min超音波洗浄し、かつ自然乾燥させて使用に備え、
(2)洗浄乾燥後のLDPE基板のサンプルを堆積装置の真空堆積チャンバ内の回転フレームに固定し、回転フレームと真空チャンバのベース面との絶縁、カーボンターゲットと真空チャンバのベース面との絶縁をオーム計でそれぞれ検出し、チャンバ内の基礎的真空度が5.0×10-3Pa未満になるまで真空引きし、
(3)回転フレームをオンにして反時計回りに回転させ、アルゴンガスを30~60sccm導入し、動作電圧が500~1500Vであるアノード層イオンビーム源をオンにし、アルゴンガスに対してグロー放電を行うことによりアルゴンプラズマを生成し、バイアス電圧が300~1200Vであるバイアス電源をオンにし、アルゴンプラズマを用いて電界の作用下でLDPE基板表面を前処理し、
(4)アノードイオンビーム源とバイアス電源をオフにし、マグネトロンスパッタリング電流が1.0~10.0Aである直流マグネトロンスパッタリング電源をオンにし、バイアス電圧が0~300Vであるバイアス電源をオンにし、カーボンターゲットがグロー放電の作用下でカーボンプラズマを生成し、カーボンプラズマを用いて基板の表面をスパッタリング衝撃し続け、スパッタリング時間をそれぞれ5min、10min、30min、60min、90min、120min、150min、180min、210minに制御調整して、LDPE基板の表面に非晶質炭素膜を堆積させる。
上記得られた非晶質炭素膜に対して化学組成、ミクロ構造試験を行い、ブランクサンプルと比較する。
(1)プラスチック基体の材料は超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)である。購入された直径12mm、厚さ2mmの円板状UHMWPEプラスチック基板をサンドペーパーで研磨し、サンプル周辺のバリを除去し、かつ洗浄剤で予備洗浄し、自然乾燥させた後に、無水エタノールで5~15min超音波洗浄し、かつ自然乾燥させて使用に備え、
(2)洗浄乾燥後のUHMWPE基板のサンプルを堆積装置の真空堆積チャンバ内の回転フレームに固定し、回転フレームと真空チャンバのベース面との絶縁、カーボンターゲットと真空チャンバのベース面との絶縁をオーム計でそれぞれ検出し、チャンバ内の基礎的真空度が5.0×10-3Pa未満になるまで真空引きし、
(3)回転フレームをオンにして反時計回りに回転させ、アルゴンガスを30~60sccm導入し、動作電圧が500~1500Vであるアノード層イオンビーム源をオンにし、アルゴンガスに対してグロー放電を行うことによりアルゴンプラズマを生成し、バイアス電圧が300~1200Vであるバイアス電源をオンにし、アルゴンプラズマを用いて電界の作用下でUHMWPE基板表面を前処理し、
(4)アノードイオンビーム源とバイアス電源をオフにし、マグネトロンスパッタリング電流が1.0~10.0Aである直流マグネトロンスパッタリング電源をオンにし、バイアス電圧が0~300Vであるバイアス電源をオンにし、カーボンターゲットがグロー放電の作用下でカーボンプラズマを生成し、カーボンプラズマを用いて基板の表面をスパッタリング衝撃し続け、スパッタリング時間をそれぞれ5min、10min、30min、60min、90min、120min、150min、180min、210minに制御調整して、UHMWPE基板の表面に非晶質炭素膜を堆積させる。
上記得られた非晶質炭素膜に対して化学組成、ミクロ構造試験を行い、ブランクサンプルと比較する。
上記得られた表面に非晶質炭素膜が堆積されたUHMWPE基板とブランクUHMWPE基板(すなわち、表面に非晶質炭素膜が堆積されていないUHMWPE基板)の乱反射赤外スペクトル図は、図5に示される。
LDPE及びUHMWPEの最も主要な特徴ピークは、波数が2972-2880cm-1にあるメチレン逆対称伸縮振動-CH2-(a)、波数が2882-2843cm-1にあるメチレン対称伸縮振動-CH2-(s)、波数が1490-1350cm-1の二重ピークにある-CH2-曲げ振動、及び波数が780-680cm-1にある[CH2]n横揺れ振動の弱い吸収ピークである。図2と図5から分かるように、カーボンプラズマでスパッタリングされた後に、スパッタリング時間の増加に伴って、PEの赤外特徴ピークの強度が異なる程度に低下する。カーボンプラズマによる処理前後とカーボンプラズマで異なる時間処理された後のDRIFT赤外スペクトル曲線を比較すると、カーボンプラズマで処理された後のPE表面の赤外スペクトル曲線において、波数が約1725cm-1と1646cm-1の箇所に新たなピークが現れ、それぞれC=Oの伸縮振動とCOO-の逆対称伸縮振動であり、かつカーボンプラズマ処理時間の増加に伴って、その吸収ピーク強度が向上することが示されているが、これはPE表面がプラズマで処理された後に酸素含有基C=O及びCOOHが導入されることを表す。これらの酸素含有極性基は、サンプルの表面のポリマー鎖がアルゴンプラズマで活性化された後に活性ラジカル等を形成し、活性化されたポリマー表面が真空チャンバ内に残された酸素と反応するか、又はプラズマで処理されたサンプルが大気雰囲気に曝されると、空気中の酸素及び水を吸収して反応して、さらに酸素含有極性基C=O及びCOOHを生成するものである。
上記得られた表面に非晶質炭素膜が堆積されたUHMWPE基板とブランクUHMWPE基板(すなわち、表面に非晶質炭素膜が堆積されていないUHMWPE基板)のラマンスペクトル図は、図6に示される。
図3及び図6のラマンスペクトル図曲線の、サンプルの表面がカーボンプラズマで処理される時間の増加に伴う変化は、ポリマー表面に非晶質炭素(a-C)膜を得ることに成功したことを表せる。図3及び図6から分かるように、PE表面がカーボンプラズマで処理される時間の増加に伴って、表面ポリマー基の信号ピークは、消失するまで徐々に弱くなり、非晶質炭素の信号ピークは徐々に強くなる。PE表面がカーボンプラズマで処理される時間が60minより小さい場合に、ポリマー基の信号ピークと非晶質炭素の信号ピークが共存し、処理時間が60minより大きい場合に、ポリマー基の信号ピークがほぼ消失するが、これは、ポリマーがアルゴンプラズマ及びカーボンプラズマで処理された後にポリマー有機構造及び非晶質炭素無機構造を含むインサイチュ変換層が得られたことを表す。
Claims (10)
- まず、アルゴンプラズマを用いてプラスチック基体の表面を電界の作用下で前処理し、次に、炭素ターゲットがグロー放電の作用下で生成されたカーボンプラズマを用いてプラスチック基体の表面をスパッタリング衝撃し続けて、基体の表面に、プラスチックの表面の有機構造から無機構造への漸次的な変換を実現するプラスチックポリマー有機構造及び非晶質炭素無機構造を含むインサイチュ変換層と非晶質炭素膜がこの順に得られることを特徴とする、プラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する際に非晶質炭素膜とプラスチック基体との結合力を向上させる方法。
- 前記プラスチック基体の材料は、低密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリメチルメタクリレート、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエーテルエーテルケトン、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン三元共重合体のうちの一種又は複数種を含むことを特徴とする、請求項1に記載のプラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する際に非晶質炭素膜とプラスチック基体との結合力を向上させる方法。
- 前記プラスチック基体の表面を前処理する前にプラスチック基体の表面を洗浄することを特徴とする、請求項1又は2に記載のプラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する際に非晶質炭素膜とプラスチック基体との結合力を向上させる方法。
- プラスチック基体の表面を前処理する前に、真空度が5.0×10-3Pa未満になるまでチャンバを真空引きすることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のプラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する際に非晶質炭素膜とプラスチック基体との結合力を向上させる方法。
- 前記アルゴンプラズマは、アルゴンガスがイオンビーム及びグロー放電の作用下で生成するものであることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載のプラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する際に非晶質炭素膜とプラスチック基体との結合力を向上させる方法。
- アルゴンガスの流速は30~60sccmであり、アノード層イオンビームの動作電圧は500~1500Vであり、バイアス電圧は300~1200Vであることを特徴とする、請求項5に記載のプラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する際に非晶質炭素膜とプラスチック基体との結合力を向上させる方法。
- カーボンプラズマのマグネトロンスパッタリング電流は、1.0~10.0Aであることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載のプラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する際に非晶質炭素膜とプラスチック基体との結合力を向上させる方法。
- カーボンプラズマがプラスチック基体を衝撃し続けるプロセスにおいて、バイアス電圧は0~300Vであることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載のプラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する際に非晶質炭素膜とプラスチック基体との結合力を向上させる方法。
- カーボンプラズマの衝撃時間を制御することにより、プラスチック表面の有機構造が無機構造へ漸次的に変換することを制御することを特徴とする、請求項1~8のいずれか1項に記載のプラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する際に非晶質炭素膜とプラスチック基体との結合力を向上させる方法。
- 請求項1~9のいずれかに記載のプラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する際に非晶質炭素膜とプラスチック基体との結合力を向上させる方法により非晶質炭素膜とプラスチック基体との結合力を向上させる工程を含むことを特徴とする、表面に非晶質炭素膜を有するプラスチック基体の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201811226993.9 | 2018-10-22 | ||
CN201811226993.9A CN109023232B (zh) | 2018-10-22 | 2018-10-22 | 一种塑料基体表面形成非晶碳膜的方法 |
PCT/CN2019/112001 WO2020083116A1 (zh) | 2018-10-22 | 2019-10-18 | 一种塑料基体表面形成非晶碳膜的方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022511610A JP2022511610A (ja) | 2022-02-01 |
JP7068551B2 true JP7068551B2 (ja) | 2022-05-16 |
Family
ID=64613574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021519621A Active JP7068551B2 (ja) | 2018-10-22 | 2019-10-18 | プラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7068551B2 (ja) |
CN (1) | CN109023232B (ja) |
WO (1) | WO2020083116A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109023232B (zh) * | 2018-10-22 | 2020-12-01 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种塑料基体表面形成非晶碳膜的方法 |
CN111172512A (zh) * | 2020-02-10 | 2020-05-19 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 聚醚醚酮表面防护用非晶碳基薄膜及其制备方法与应用 |
CN114182223A (zh) * | 2021-12-13 | 2022-03-15 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种提高聚合物与金属薄膜结合力的方法 |
CN114231942A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-03-25 | 浙江大学杭州国际科创中心 | 一种非晶碳膜的制备方法 |
CN115896695B (zh) * | 2023-01-09 | 2023-06-23 | 北京华锐臻隆技术有限公司 | 耐氙灯测试的复合板材及其镀膜方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005238436A (ja) | 2004-01-30 | 2005-09-08 | Mitsubishi Materials Corp | 潤滑性非晶質炭素系被膜がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具 |
CN101806928A (zh) | 2010-03-31 | 2010-08-18 | 西安交通大学 | 一种树脂镜片、有机玻璃镜片表面超硬涂层镀膜方法 |
WO2016158320A1 (ja) | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 豊田合成 株式会社 | 加飾製品、及び加飾製品の製造方法 |
WO2017192975A1 (en) | 2016-05-05 | 2017-11-09 | The Coca-Cola Company | Containers and methods for improved mechanical strength |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5171607A (en) * | 1990-01-29 | 1992-12-15 | Bausch & Lomb Incorporated | Method of depositing diamond-like carbon film onto a substrate having a low melting temperature |
CN100370281C (zh) * | 2006-01-24 | 2008-02-20 | 东北大学 | 一种在树脂镜片上沉积碳膜的方法 |
CN104630708B (zh) * | 2015-03-06 | 2017-04-12 | 重庆大学 | 一种类金刚石厚膜及其制备方法及一种工件 |
CN105441872B (zh) * | 2015-04-03 | 2018-03-13 | 中奥汇成科技股份有限公司 | 一种非晶碳复合涂层及其制备方法和应用 |
CN105039908B (zh) * | 2015-06-25 | 2017-06-06 | 西安交通大学 | 具有绝缘性能的类金刚石涂层及制备方法 |
US9840767B2 (en) * | 2016-04-04 | 2017-12-12 | Sae Magnetics (H.K.) Ltd. | Manufacturing method for a head slider coated with DLC |
CN109023232B (zh) * | 2018-10-22 | 2020-12-01 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种塑料基体表面形成非晶碳膜的方法 |
-
2018
- 2018-10-22 CN CN201811226993.9A patent/CN109023232B/zh active Active
-
2019
- 2019-10-18 JP JP2021519621A patent/JP7068551B2/ja active Active
- 2019-10-18 WO PCT/CN2019/112001 patent/WO2020083116A1/zh active Application Filing
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005238436A (ja) | 2004-01-30 | 2005-09-08 | Mitsubishi Materials Corp | 潤滑性非晶質炭素系被膜がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具 |
CN101806928A (zh) | 2010-03-31 | 2010-08-18 | 西安交通大学 | 一种树脂镜片、有机玻璃镜片表面超硬涂层镀膜方法 |
WO2016158320A1 (ja) | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 豊田合成 株式会社 | 加飾製品、及び加飾製品の製造方法 |
WO2017192975A1 (en) | 2016-05-05 | 2017-11-09 | The Coca-Cola Company | Containers and methods for improved mechanical strength |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109023232B (zh) | 2020-12-01 |
CN109023232A (zh) | 2018-12-18 |
WO2020083116A1 (zh) | 2020-04-30 |
JP2022511610A (ja) | 2022-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7068551B2 (ja) | プラスチック基体の表面に非晶質炭素膜を形成する方法 | |
Liu et al. | Comparative study on the effect of RF and DBD plasma treatment on PTFE surface modification | |
Deshmukh et al. | The mechanism of adhesion and printability of plasma processed PET films | |
Dong et al. | State-of-the-art overview: ion beam surface modification of polymers towards improving tribological properties | |
Shi et al. | Surface modification of porous poly (tetrafluoroethylene) film via cold plasma treatment | |
JP3404742B2 (ja) | プラスチック品の表面の予備処理法 | |
JP2011504207A (ja) | 通気性膜および該膜を作製する方法 | |
Khatir et al. | Coating diamond-like carbon films on polymer substrates by inductively coupled plasma assisted sputtering | |
Huang et al. | The effect of plasma surface modification from a rotary plasma reactor on the styrene grafting onto a polypropylene surface | |
JP2009127059A (ja) | ダイヤモンドライクカーボン膜の形成方法 | |
Agrawal et al. | Characterization of N2 Plasma Treated Nano Composites Polymer Membranes | |
Yu et al. | Annealing effect on the structure relaxation and mechanical properties of a Polytetrafluoroethylene film by RF-magnetron sputtering | |
Vidaurre et al. | Surface modification of porous polymeric membranes by RF-plasma treatment | |
Li et al. | Surface modification and adhesion improvement of expanded poly (tetrafluoroethylene) films by plasma graft polymerization | |
Kauling et al. | Polypropylene surface modification by active screen plasma nitriding | |
Guragain et al. | Treatment of polypropylene by dielectric barrier discharge generated at 40 Torr | |
Park et al. | Effects of surface modification by Ar+ irradiation on wettability of surfaces of poly (ethylene terephthalate) films | |
Koski et al. | Characterisation of aluminium oxide thin films deposited on polycarbonate substrates by reactive magnetron sputtering | |
Schiller et al. | Plasma immersion ion implantation of poly (tetrafluoroethylene) | |
US20050084680A1 (en) | Hard carbon films formed from plasma treated polymer surfaces | |
Cho et al. | Surface modification of polymers by ion-assisted reaction | |
Yuenyao et al. | Low pressure DC-plasma system for the modification of polymeric membrane surfaces | |
Liu et al. | Plasma enhanced CVD of fluorocarbon films by low-pressure dielectric barrier discharge | |
JONGWANNASIRI et al. | Effect of plasma treatment on friction coefficient of diamond-like carbon films | |
Lee et al. | Surface characterization of polymers modified by keV and MeV ion beams |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210408 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210408 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220428 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7068551 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |