JP7067979B2 - 情報管理方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、情報管理方法及び情報管理システムに関する。
近年、スマートフォンと呼ばれるような高機能な携帯通信端末が普及し、ユーザは携帯通信端末を利用し手元で様々な情報にアクセスしたり、様々なサービスへの料金を支払ったりすることができる。
交通機関での携帯通信端末の利用シーンの一例としては、携帯通信端末で購入された定期乗車券の利用が挙げられる。携帯通信端末とサーバとの通信により、携帯通信端末により定期乗車券を購入することができ、携帯通信端末は定期乗車券の情報を記憶する。駅などに設置される自動改札機は、サーバと通信し定期乗車券の発行情報等を記憶する。また、自動改札機は、定期的にサーバと通信し定期乗車券の発行情報等を更新して記憶する。自動改札機の通信エリアへ携帯通信端末がかざれると、自動改札機は、携帯通信端末に記憶された定期乗車券の情報を読み取り、定期乗車券の発行情報と読み取った定期乗車券の情報とを照合し通行可否を判定し、判定結果に基づきゲートの開閉を制御する。或いは、自動改札機は、読み取った定期乗車券の情報をサーバへ照会し通行可否を判定する。
その他、有料駐車場において、駐車券の替わりに携帯通信端末を利用する技術も提案されている。
特開2014-137804号公報
交通機関での携帯通信端末の利用においては、自動改札機とサーバとの間の通信への依存度が高く、自動改札機には高い通信性能及び情報処理能力が求められ、このことがシステム全体のコストを押し上げている。同様に、有料駐車場での携帯通信端末の利用においても、入場機又は出場機とサーバとの間の通信への依存度が高く、入場機又は出場機には高い通信性能が求められ、このことがシステム全体のコストを押し上げている。
本発明の目的は、自動改札機等の設置端末装置とサーバとの間の通信への依存度の低減を図ること又は設置端末装置とサーバとの間の通信を不要とすることができる情報管理方法及び情報管理システムを提供することにある。
実施形態に係る情報管理方法は、設置端末装置と、上位通信装置と、前記設置端末装置及び前記上位通信装置と無線通信する携帯通信端末装置とを備える情報管理システムに適用される。前記設置端末装置は、前記設置端末装置に固有の第1の識別情報を送信する。前記携帯通信端末装置は、前記設置端末装置との無線通信により前記第1の識別情報を受信し、前記上位通信装置との無線通信により前記第1の識別情報及び前記携帯通信端末装置に固有の第2の識別情報を送信する。前記上位通信装置は、前記第1及び第2の識別情報を受信し、前記第2の識別情報が登録リストに含まれている場合に通行を許可し、前記登録リストに含まれていない場合に通行を許可しない判定結果を送信する。前記携帯通信端末装置は、前記判定結果を受信し、前記判定結果を送信する。前記設置端末装置は、前記判定結果を受信し、前記判定結果に基づきゲートの動作を制御する。
図1は、第1実施形態に係る情報管理システムの一例を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態に係る情報管理の処理の一例を示すフローチャートである。 図3は、第2実施形態に係る情報管理システムの一例を示すブロック図である。 図4は、第3実施形態に係る情報管理システムの一例を示すブロック図である。 図5は、第4実施形態に係る情報管理システムの一例を示すブロック図である。 図6は、第1乃至4の実施形態で説明した情報管理システムによるサービスの一例を示す図である。
以下、図面を参照していくつかの実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る情報管理システムの一例を示すブロック図である。図1に示すように、情報管理システムは、携帯通信端末装置1、通信装置(上位通信装置)2、連携サービス装置3、及び設置端末装置4を備える。
携帯通信端末装置1は、スマートフォンと呼ばれるような高機能な携帯通信端末装置である。携帯通信端末装置1は、制御部11、記憶部12、第1通信部13、第2通信部14、位置情報取得部15、情報出力部16、情報入力部17を備える。
制御部11は、1以上のプロセッサ及びメモリを備え、例えば、プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)である。プロセッサは、携帯通信端末装置1の各部にバスを介して接続する。プロセッサは、メモリ及び記憶部12の少なくとも一方に記憶されるプログラムを実行することにより、各部の動作を制御する。例えば、プロセッサは、オペレーティングシステム(OS)のプログラムを実行することにより携帯通信端末装置1の基本的な動作を制御する。また、プロセッサは、処理内容に応じて設計されるアプリケーションプログラム(例えば通行管理プログラム)を実行することにより各種の処理を実行する。
記憶部12は、書換え可能な不揮発性のメモリである。記憶部12は、例えば、SSD(Solid State Drive)及びEEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read-0nly Memory)などの1以上のメモリデバイスにより構成される。記憶部12は、OS、アプリケーションプログラム、制御データ、送受信データ、及び携帯通信端末装置1に固有の識別情報(携帯通信端末装置ID)等を記憶する。また、記憶部12は、プロセッサが実行する処理で生成するデータなどを保存する。また、記憶部12は、プロセッサが実行する各種の処理で使用するデータを記憶する。
第1通信部13は、3G通信、4G通信、5G通信、及びLTE(登録商標)(Long Term Evolution)通信の何れかの通信により基地局及び公衆回線(インターネット網)を介して他の通信装置(例えば通信装置2及び連携サービス装置3)と無線通信する。また、第1通信部13は、Wi-Fi等の無線LAN(Local Area Network)によりルータ及び公衆回線を介して他の通信装置(例えば通信装置2及び連携サービス装置3)と無線通信する。
第2通信部14は、Felica(登録商標)及びiBeacon(登録商標)等の何れかの通信規格に基づく近距離無線通信により他の通信装置(例えば設置端末装置4)と無線通信する。なお、iBeaconに限らず、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)の通信規格に基づく他の近距離無線通信でもよい。
位置情報取得部15は、定期的にGPS(Global Positioning System)の複数の衛星からの電波を受信し、受信データをGPSサーバへ送信し、GPSサーバで求められる位置情報を受信する。また、第1通信部13は、携帯通信端末装置IDに対応付けて、定期的に取得される位置情報を通信装置2へ送信する。
情報出力部16は、表示部及びスピーカであり、表示部は各種情報を表示し、スピーカは警告音を発したりする。
情報入力部17は、例えばタッチパネルであり、表示部に対応して設けられる。タッチパネルは、表示内容に応じた位置のタッチを検知し、タッチされた位置情報をプロセッサへ通知する。
通信装置2は、クラウドサーバと呼ばれるコンピュータである。通信装置2は、制御部21、記憶部22、第1通信部23、情報出力部26、情報入力部27を備える。
制御部21は、1以上のプロセッサ及びメモリを備え、例えば、プロセッサは、CPUである。プロセッサは、通信装置2の各部にバスを介して接続する。プロセッサは、メモリ及び記憶部22の少なくとも一方に記憶されるプログラムを実行することにより、各部の動作を制御する。例えば、プロセッサは、オペレーティングシステム(OS)のプログラムを実行することにより通信装置2の基本的な動作を制御する。また、プロセッサは、処理内容に応じて設計されるアプリケーションプログラム(例えば通行管理プログラム)を実行することにより各種の処理を実行する。
記憶部22は、書換え可能な不揮発性のメモリである。記憶部22は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD、及びEEPROMなどの1以上のメモリデバイスにより構成される。記憶部22は、OS、アプリケーションプログラム、制御データ、及び送受信データ等を記憶する。また、記憶部22は、プロセッサが実行する処理で生成するデータなどを保存する。また、記憶部22は、プロセッサが実行する各種の処理で使用するデータを記憶する。
第1通信部23は、公衆回線を介して、携帯通信端末装置1と通信する通信部である。
情報出力部26は、表示部及びスピーカであり、表示部は、携帯通信端末装置1のオペレータに対して各種情報を表示し、スピーカは、オペレータに対して警告音を発したりする。
情報入力部27は、例えばタッチパネルであり、表示部に対応して設けられる。タッチパネルは、表示内容に応じた位置のオペレータによるタッチ(入力操作)を検知し、タッチされた位置情報をプロセッサへ通知する。
連携サービス装置3は、決済サービスサーバと呼ばれるコンピュータであり、制御部31、記憶部32、第1通信部33、情報出力部36、情報入力部37を備える。
制御部31は、1以上のプロセッサ及びメモリを備え、例えば、プロセッサは、CPUである。プロセッサは、連携サービス装置3の各部にバスを介して接続する。プロセッサは、メモリ及び記憶部32の少なくとも一方に記憶されるプログラムを実行することにより、各部の動作を制御する。例えば、プロセッサは、オペレーティングシステム(OS)のプログラムを実行することにより連携サービス装置3の基本的な動作を制御する。また、プロセッサは、処理内容に応じて設計されるアプリケーションプログラム(例えば決済プログラム)を実行することにより各種の処理を実行する。
記憶部32は、書換え可能な不揮発性のメモリである。記憶部32は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD、及びEEPROMなどの1以上のメモリデバイスにより構成される。記憶部32は、OS、アプリケーションプログラム、制御データ、及び送受信データ等を記憶する。また、記憶部32は、プロセッサが実行する処理で生成するデータなどを保存する。また、記憶部32は、プロセッサが実行する各種の処理で使用するデータを記憶する。
第1通信部33は、公衆回線を介して、携帯通信端末装置1及び通信装置2と通信する通信部である。
情報出力部36は、表示部及びスピーカであり、表示部は、連携サービス装置3のオペレータに対して各種情報を表示し、スピーカは、オペレータに対して警告音を発したりする。
情報入力部37は、例えばタッチパネルであり、表示部に対応して設けられる。タッチパネルは、表示内容に応じた位置のオペレータによるタッチ(入力操作)を検知し、タッチされた位置情報をプロセッサへ通知する。
設置端末装置4は、自動改札機等の端末装置であり、各駅の入口と出口に設置される。一般的に、鉄道などの交通機関では、乗車駅(入口)と降車駅(出口)で利用運賃が算出されるため、自動改札機等の設置端末装置4は、各駅の入口と出口に設置される。なお、劇場及び映画館などの施設では、各施設の入口だけに設置端末装置4を設置するようにしてもよい。設置端末装置4は、制御部41、記憶部42、第1通信部43、第2通信部44、情報出力部46、通行制御機構47を備える。
制御部41は、1以上のプロセッサ及びメモリを備え、例えば、プロセッサは、CPUである。プロセッサは、設置端末装置4の各部にバスを介して接続する。プロセッサは、メモリ及び記憶部42の少なくとも一方に記憶されるプログラムを実行することにより、各部の動作を制御する。例えば、プロセッサは、オペレーティングシステム(OS)のプログラムを実行することにより設置端末装置4の基本的な動作を制御する。また、プロセッサは、処理内容に応じて設計されるアプリケーションプログラム(例えば改札処理プログラム)を実行することにより各種の処理を実行する。
また、プロセッサは、第2通信部44で受信した情報に基づき、通行可否を判定する。さらに、プロセッサは、通行判定結果に応じて、通行制御機構47を制御する。例えば、プロセッサは、通行判定結果に応じて、通行制御機構47のゲート47aの開閉を制御するゲート制御信号を出力する。
記憶部42は、書換え可能な不揮発性のメモリである。記憶部42は、例えば、HDD、SSDあるいはEEPROMなどのメモリデバイスにより構成される。記憶部42は、OS、アプリケーションプログラム、制御データ、送受信データ、及び設置端末装置4に固有の識別情報(設置端末装置ID)等を記憶する。また、記憶部42は、プロセッサが実行する処理で生成するデータなどを保存する。また、記憶部42は、プロセッサが実行する各種の処理で使用するデータを記憶する。
第1通信部43は、専用回線又は公衆回線を介して上位サーバと通信する通信部である。なお、第1通信部43は必須構成ではない。
第2通信部44は、Felica及びiBeacon等の何れかの通信規格に基づく近距離無線通信により他の通信装置(例えば携帯通信端末装置1)と無線通信する。
情報出力部46は、表示部及びスピーカであり、表示部は、設置端末装置4の利用者に対して各種情報を表示し、スピーカは、利用者に対して警告音を発したりする。
通行制御機構47は、開閉可能に構成されたゲート47aを備え、設置端末装置4のプロセッサからのゲート制御信号に基づき、ゲート47aを開閉する。
次に、第1実施形態に係る情報管理の処理について説明する。
図2は、第1実施形態に係る情報管理の処理の一例を示すフローチャートである。
最初に、施設(交通機関等)の利用を希望するユーザは、携帯通信端末装置1を操作してユーザ登録を行う。ユーザ操作に応じて、携帯通信端末装置1は通信装置2と通信し、通信装置2により生成される認証情報を携帯通信端末装置1及び通信装置2で共有(記憶)する。以後の通信では、必要に応じて認証情報により携帯通信端末装置1及び通信装置2が相互に認証を行う。
ユーザ操作に応じて、携帯通信端末装置1の第1通信部13は、通信装置2へ携帯通信端末装置IDを送信し、連携サービス装置3へ携帯通信端末装置IDに対応付けられる決済情報を送信する。連携サービス装置3の第1通信部33は、携帯通信端末装置IDに対応付けられる決済情報を受信し、記憶部32は、登録リストを記憶し、携帯通信端末装置IDに対応付けられる決済情報が登録リストに登録され、第1通信部33は、通信装置2へ携帯通信端末装置IDに対応付けられる決済情報を送信する。通信装置2の第1通信部23は、携帯通信端末装置IDに対応付けられる決済情報を受信し、記憶部22は、登録リストを記憶し、携帯通信端末装置IDに対応付けられる決済情報が登録リストに登録される。例えば、決済情報は、クレジットカードの情報(個人情報含む)及びクレジットカードによる支払承認情報を含む。
最初に入口処理について説明する。例えば、各駅の入口に設置される設置端末装置4の記憶部12に記憶される設置端末装置IDは入口を示す情報を含み、以下、設置端末装置ID(入口)と記載する。設置端末装置4の第2通信部44は、近距離通信のための電波を送信し、設置端末装置4(第2通信部44の通信エリア)にかざされた携帯通信端末装置1の第2通信部14は、この電波を受信し応答信号を返信する。これにより、設置端末装置4と携帯通信端末装置1との間で近距離通信が開始される。なお、携帯通信端末装置1と第2通信部14との通信距離によっては、携帯通信端末1をかざさずに、これを衣類のポケットやカバンに入れておいたまま上述の入口処理をしてもよい。
設置端末装置4の第2通信部44は、記憶部42に記憶された設置端末装置ID(入口)及び入場日時(通信日時)を送信し(ステップST101)、携帯通信端末装置1の第2通信部14は、設置端末装置ID(入口)及び入場日時を受信する(ステップST102)。携帯通信端末装置1の第1通信部13は、受信した設置端末装置ID(入口)、入場日時、記憶部12に記憶された携帯通信端末装置ID、及び同じく記憶部12に記憶された認証情報を通信装置2へ送信する(ステップST103)。
通信装置2の第1通信部23は、設置端末装置ID(入口)、入場日時、携帯通信端末装置ID、及び認証情報を受信し、記憶部22は、設置端末装置ID(入口)、入場日時、携帯通信端末装置ID、及び認証情報を記憶する(ステップST104)。例えば、通信装置2の記憶部22が、少なくとも、設置端末装置ID(入口)及び携帯通信端末装置IDを記憶することにより、携帯通信端末装置IDのユーザの施設利用を管理することができる。
制御部21は、認証情報に基づき携帯通信端末装置1を認証し、登録リストに基づき受信された携帯通信端末装置IDを照合する。受信した携帯通信端末装置IDが登録リストに含まれていれば(受信した携帯通信端末装置IDに有効な決済情報が対応付けられていれば)、制御部21は、設置端末装置ID(入口)、入場日時、及び携帯通信端末装置IDを含む入場履歴情報を記憶部22へ登録し、設置端末装置ID(入口)及び通行許可の判定結果を出力し、第1通信部23は、設置端末装置ID(入口)及び通行許可の判定結果を送信する(ステップST105)。逆に、受信した携帯通信端末装置IDが登録リストに含まれていなければ(受信した携帯通信端末装置IDに有効な決済情報が対応付けられていなければ)、制御部21は、通行不許可の判定結果を出力し、第1通信部23は、通行不許可の判定結果を送信する(ステップST105)。
なお、通信装置2の記憶部22は、設置端末装置ID(入口)に対応する駅情報(以下、入口駅情報)を記憶してもよい。この場合、第1通信部23は、設置端末装置ID(入口)、入口駅情報、及び通行許可の判定結果を送信する。
携帯通信端末装置1の第1通信部13は、設置端末装置ID(入口)、入口駅情報、及び通行許可の判定結果、又は通行不許可の判定結果を受信し(ステップST106)、第2通信部14は、通行許可又は通行不許可の判定結果を送信する(ステップST107)。設置端末装置4の第2通信部44は、通行許可又は通行不許可の判定結果を受信する(ステップST108)。設置端末装置4の制御部41は、通行許可の判定結果に基づき通行制御機構47のゲート47aを開けるゲート制御信号、及び通行許可情報を出力する。通行制御機構47は、このゲート制御信号に基づき通行制御機構47のゲート47aを開ける(ステップST109)。また、情報出力部46の表示部は、通行を許可する旨を文字及び図で表示する。また、設置端末装置4の制御部41は、通行不許可の判定結果に基づき通行制御機構47のゲート47aを閉じるゲート制御信号、及び通行不許可情報を出力する。通行制御機構47は、このゲート制御信号に基づき通行制御機構47のゲート47aを閉じる(ステップST109)。また、情報出力部46の表示部は、通行を許可しない旨を文字及び図で表示する。
なお、携帯通信端末装置1の第1通信部13が、通行許可の判定結果に替えて、ゲート47aを開けるゲート制御信号を送信してもよい。同様に、第1通信部13が、通行不許可の判定結果に替えて、ゲート47aを閉じるゲート制御信号を送信してもよい。
また、携帯通信端末装置1の制御部11は、入口駅情報及び通行許可の判定結果の受信に対応して、入口駅情報及び通行許可の判定結果の出力を指示し、情報出力部16は、情報出力部16の表示部は、駅名(入口駅情報)を表示するとともに、通行を許可する旨を文字及び図で表示する(ステップST106)。或いは、携帯通信端末装置1の制御部11は、通行不許可の判定結果の受信に対応して、通行不許可の判定結果の出力を指示し、情報出力部16の表示部は、通行を許可しない旨を文字及び図で表示する(ステップST106)。
次に出場処理について説明する。例えば、各駅の出口に設置される設置端末装置4の記憶部12に記憶される設置端末装置IDは出口を示す情報を含み、以下、設置端末装置ID(出口)と記載する。設置端末装置4の第2通信部44は、近距離通信のための電波を送信し、設置端末装置4(第2通信部44の通信エリア)にかざされた携帯通信端末装置1の第2通信部14は、この電波を受信し応答信号を返信する。これにより、設置端末装置4と携帯通信端末装置1との間で近距離通信が開始される。
設置端末装置4の第2通信部44は、記憶部42に記憶された設置端末装置ID(出口)及び出場日時(通信日時)を送信し(ステップST101)、携帯通信端末装置1の第2通信部14は、設置端末装置ID(出口)及び出場日時を受信する(ステップST102)。携帯通信端末装置1の第1通信部13は、受信した設置端末装置ID(出口)、出場日時、記憶部12に記憶された携帯通信端末装置ID、及び同じく記憶部12に記憶された認証情報を通信装置2へ送信する(ステップST103)。
通信装置2の第1通信部23は、設置端末装置ID(出口)、出場日時、携帯通信端末装置ID、及び認証情報を受信し、記憶部22は、設置端末装置ID(出口)、出場日時、携帯通信端末装置ID、及び認証情報を記憶する(ステップST104)。例えば、通信装置2の記憶部22が、少なくとも、設置端末装置ID(出口)及び携帯通信端末装置IDを記憶することにより、携帯通信端末装置IDのユーザの施設利用を管理することができる。
制御部21は、認証情報に基づき携帯通信端末装置1を認証し、登録リスト及び入場履歴情報に基づき受信された携帯通信端末装置IDを照合する。受信した携帯通信端末装置IDが登録リスト及び入場履歴情報に含まれる場合、入場履歴情報を削除し、設置端末装置ID(入口)、入場日時、設置端末装置ID(出口)、出場日時、及び携帯通信端末装置IDを含む入出場履歴情報を記憶部22へ登録し、設置端末装置ID(入口)、設置端末装置ID(出口)、及び通行許可の判定結果を出力し、第1通信部23は、設置端末装置ID(入口)、設置端末装置ID(出口)、及び通行許可の判定結果を送信する(ステップST105)。逆に、受信した携帯通信端末装置IDが登録リストに含まれていない、又は入場履歴情報に含まれていなければ、制御部21は、通行不許可の判定結果を出力し、第1通信部23は、通行不許可の判定結果を送信する(ステップST105)。
なお、通信装置2の記憶部22は、設置端末装置ID(出口)に対応する駅情報(以下、出口駅情報)を記憶してもよい。この場合、第1通信部23は、設置端末装置ID(入口)、駅情報(入口)、設置端末装置ID(出口)、駅情報(出口)、及び通行許可の判定結果、又は通行不許可の判定結果を送信する。
携帯通信端末装置1の第1通信部13は、設置端末装置ID(入口)、駅情報(入口)、設置端末装置ID(出口)、駅情報(出口)、及び通行許可の判定結果、又は通行不許可の判定結果を受信し(ステップST106)、第2通信部14は、通行許可又は通行不許可の判定結果を送信する(ステップST107)。設置端末装置4の第2通信部44は、通行許可又は通行不許可の判定結果を受信する(ステップST108)。設置端末装置4の制御部41は、通行許可の判定結果に基づき通行制御機構47のゲート47aを開けるゲート制御信号、及び通行許可情報を出力する。通行制御機構47は、このゲート制御信号に基づき通行制御機構47のゲート47aを開ける(ステップST109)。また、情報出力部46の表示部は、通行を許可する旨を文字及び図で表示する。また、設置端末装置4の制御部41は、通行不許可の判定結果に基づき通行制御機構47のゲート47aを閉じるゲート制御信号、及び通行不許可情報を出力する。通行制御機構47は、このゲート制御信号に基づき通行制御機構47のゲート47aを閉じる(ステップST109)。また、情報出力部46の表示部は、通行を許可しない旨を文字及び図で表示する。
また、携帯通信端末装置1の制御部11は、入口駅情報、出口駅情報、及び通行許可の判定結果の受信に対応して、入口駅情報、出口駅情報、及び通行許可の判定結果の出力を指示し、情報出力部16は、情報出力部16の表示部は、入口の駅名、出口の駅名を表示するとともに、通行を許可する旨を文字及び図で表示する(ステップST106)。或いは、携帯通信端末装置1の制御部11は、通行不許可の判定結果の受信に対応して、通行不許可の判定結果の出力を指示し、情報出力部16は、情報出力部16の表示部は、通行を許可しない旨を文字及び図で表示する(ステップST106)。
なお、通信装置2の制御部21は、通行許可の判定結果に対応して、連携サービス装置3に対しての決済要求を送信し決済処理を完了する。記憶部22は、区間別の運賃データベースを記憶し、制御部21は、運賃データベースを参照し、設置端末装置ID(入口)に対応する入口駅情報、及び設置端末装置ID(出口)に対応する出口駅情報から定まる区間に応じた運賃(施設利用料)を取得し、第1通信部23は、携帯通信端末装置ID及び運賃を含む決済要求を送信する。連携サービス装置3の第1通信部33は、決済要求を受信し、制御部31は、決済要求に基づき決済を行う。
或いは、通信装置2の第1通信部23は、携帯通信端末装置1へ取得した運賃を送信し、携帯通信端末装置1の第1通信部13は、運賃を受信し、第1通信部13は、携帯通信端末装置ID及び運賃を含む決済要求を送信する。連携サービス装置3の第1通信部33は、決済要求を受信し、制御部31は、決済要求に基づき決済を行う。
なお、本システムでは、入口駅情報及び出口駅情報から定まる区間に応じた運賃(施設利用料)に基づく決済の例について説明したが、設置端末装置ID(入口)に対応する入口駅情報に基づき定額(施設利用料)を決済するようにしてもよい。この場合、第1通信部23又は第1通信部13は、携帯通信端末装置ID及び設置端末装置ID(入口)に対応する定額(施設利用料)を含む決済要求を送信する。連携サービス装置3の第1通信部33は、決済要求を受信し、制御部31は、決済要求に基づき決済を行う。また、設置端末装置ID(入口)に対応する入口駅情報に基づき定額を一次決済し、入口駅情報及び出口駅情報から定まる区間運賃から定額を差し引いた残額を二次決済するようにしてもよい。例えば、劇場及び映画館などの施設への入場時に、入口情報に基づき定額を決済することができる。
なお、本システムでは、設置端末装置4が、設置端末装置IDを送信し、携帯通信端末装置1が、設置端末装置4から送信される設置端末装置IDを受信し、通信装置2に対して設置端末装置ID及び携帯通信端末装置IDを送信し、通信装置2が、設置端末装置ID及び携帯通信端末装置IDを受信し記憶することにより、携帯通信端末装置1のユーザの動向を管理することができる。例えば、携帯通信端末装置1のユーザの施設への入出場を管理することができる。
上記したように、第1実施形態によれば、入場時に自動改札機のような設置端末装置4に、スマートフォンのような携帯通信端末装置1をタッチするだけで、携帯通信端末装置1と通信装置2とが通信し、認証後に、携帯通信端末装置1は、通行を許可する旨又はゲートを閉じる旨を案内表示し、設置端末装置4は、ゲートを開く又は閉じる。例えば、通信装置2が決済を要求し、連携サービス装置3が、設置端末装置ID(入口)に対応する入口駅情報に基づき定額(施設利用料)を決済する。
同様に、出場時に自動改札機のような設置端末装置4に、スマートフォンのような携帯通信端末装置1をタッチするだけで、携帯通信端末装置1と通信装置2とが通信し、認証後に、携帯通信端末装置1は、通行を許可する旨又はゲートを閉じる旨を案内表示し、設置端末装置4は、ゲートを開く又は閉じる。例えば、通信装置2が決済を要求し、連携サービス装置3が、設置端末装置ID(入口)及び設置端末装置ID(出口)に対応する入口駅情報及び出口駅情報に基づく課金額(施設利用料)を決済する。
以上により、設置端末装置4が、少なくとも設置端末装置IDを送信する機能を備えるだけで、入出場を管理すること、及び入出場に対応した決済を行うことができる。例えば、多くの設置端末装置4を設置するケースでは大幅なコスト削減が見込まれる。
なお、第1実施形態では、自動改札機のような設置端末装置4について説明したが、自動改札機でなくてもよい。例えば、特定のエリアを通信範囲とする第2通信部44を備える設置端末装置4を設置し、特定のエリアを通行するユーザの携帯通信端末装置1の第2通信部14と、設置端末装置4の第2通信部44とが通信するようにしてもよい。
図3は、第2実施形態に係る情報管理システムの一例を示すブロック図である。図3に示すように、情報管理システムは、携帯通信端末装置1、通信装置2、連携サービス装置3、及び設置端末装置4を備える。第2実施形態のハードウェア構成と第1実施形態のハードウェア構成は実質的に同一であり、第2実施形態は第1実施形態の全ての機能を含む。ここでは、第1実施形態と異なる部分(追加部分)を中心に説明する。
連携サービス装置3は、代替サービスサーバと呼ばれるコンピュータである。
携帯通信端末装置1の位置情報取得部15は、定期的に位置情報を取得し、第1通信部13は、定期的に、記憶部12に記憶された携帯通信端末装置ID及び取得された位置情報を通信装置2へ送信する。通信装置2の第1通信部23は、携帯通信端末装置ID及び位置情報を受信し、記憶部22は、携帯通信端末装置ID及び位置情報を記憶する。
また、通信装置2の記憶部22は、各設置端末装置4(各駅)の位置情報を記憶する。
また、携帯通信端末装置1の記憶部12は、予約アプリケーションプログラムを記憶する。ユーザ操作に応じて、制御部11は、予約アプリケーションプログラムを起動し、情報出力部16は、予約画面を表示し、情報入力部17は、第1予約情報の入力を受付ける。予約アプリケーションプログラムは、例えば特急券、指定席特急券、劇場、及び映画等の予約のためのアプリケーションプログラムである。
ユーザ操作に応じて、携帯通信端末装置1の情報入力部17は、第1予約情報の入力を受付け、第1通信部13は、携帯通信端末装置IDに対応付けられた第1予約情報を通信装置2へ送信する。通信装置2の第1通信部23は、携帯通信端末装置IDに対応付けられた第1予約情報を受信し、制御部21が、携帯通信端末装置IDに対応付けられた第1予約情報を確定すると、記憶部22は、携帯通信端末装置IDに対応付けられた第1予約情報を登録する。さらに、制御部21は、現在日時及び携帯通信端末装置IDに対応付けられた位置情報に基づき、携帯通信端末装置IDに対応付けられた第1予約情報を監視する。例えば、第1予約情報は、乗車日時(2018年4月1日15:00)及び乗車駅(駅A)の特急の予約情報とする。
例えば、制御部21は、第1予約情報に含まれる乗車駅(駅A)の位置情報を取得し、携帯通信端末装置IDに対応付けられた位置情報と第1予約情報に含まれる乗車駅(駅A)の位置情報から、携帯通信端末装置1から乗車駅までの距離を取得する。この距離は、携帯通信端末装置1の移動に応じて変化する。さらに、制御部21は、第1予約情報に含まれる乗車日時と現在日時から、乗車日時までの残り時間を取得する。さらに、制御部21は、距離及び残り時間から、単位時間あたりの移動距離を算出し、単位時間あたりの移動距離と閾値とを比較して、比較結果に基づき第1又は第2アラート情報の送信要否を判定する。制御部21は、単位時間あたりの移動距離が第1基準値を超える場合に、第1予約情報及び第1アラート情報の送信を指示し、第1通信部23は、第1予約情報及び第1アラート情報を送信する。例えば、1時間あたりの移動距離が10kmを超える場合に、第1予約情報及び第1アラート情報の送信を指示する。また、制御部21は、単位時間あたりの移動距離が第2基準値(第2基準値は第1基準値より大きい値)を超える場合に、第1予約情報及び第2アラート情報の送信を指示し、第1通信部23は、第1予約情報及び第2アラート情報を送信する。例えば、1時間あたりの移動距離が30kmを超える場合に、第1予約情報及び第2アラート情報の送信を指示する。
携帯通信端末装置1の第1通信部13は、第1予約情報及び第1アラート情報を受信し、制御部11は、第1予約情報及び第1アラート情報の出力を指示し、情報出力部16は、第1予約情報及び第1アラート情報を出力する。例えば、ユーザは、第1アラート情報により、予約に間に合うように移動を開始することができる。また、第1通信部13は、第1予約情報及び第2アラート情報を受信すると、制御部11は、第1予約情報及び第2アラート情報の出力及び予約アプリケーションプログラムの起動を指示し、情報出力部16は、第1予約情報及び第2アラート情報を出力するとともに、代替手続き画面を出力する。ユーザ操作に応じて、携帯通信端末装置1の情報入力部17は、第1予約情報を別の第2予約情報(後発の特急の予約情報)へ変更する代替手続きの入力を受付け、第1通信部13は、携帯通信端末装置IDに対応付けられた第1予約情報を別の第2予約情報へ変更する代替情報を通信装置2又は連携サービス装置3へ送信する。
通信装置2の第1通信部23は、代替情報を受信し、制御部21は、登録されている予約情報を別の予約情報へ変更する。又は連携サービス装置3の第1通信部33は、代替情報を受信し、通信装置2に対して、登録されている予約情報を別の予約情報へ変更する処理を要求する。
以上により、予約した列車への乗り遅れ等を防止することができ、利便性が向上する。
図4は、第3実施形態に係る情報管理システムの一例を示すブロック図である。図4に示すように、情報管理システムは、携帯通信端末装置1、通信装置2、連携サービス装置3、及び設置端末装置4を備える。第3実施形態のハードウェア構成と第1及び第2実施形態のハードウェア構成は実質的に同一であり、第3実施形態は第1及び第2実施形態の全ての機能を含む。ここでは、第1及び第2実施形態と異なる部分(追加部分)を中心に説明する。
連携サービス装置3は、手荷物サービスサーバと呼ばれるコンピュータであり、手荷物カウンターに設置される。連携サービス装置3は、第2通信部34を備える。第2通信部34は、Felica及びiBeacon等の何れかの通信規格に基づく近距離無線通信により他の通信装置(例えば携帯通信端末装置1)と無線通信する。
携帯通信端末装置1の記憶部12は、手荷物アプリケーションプログラムを記憶する。ユーザ操作に応じて、制御部11は、手荷物アプリケーションプログラムを起動し、情報出力部16は、手荷物情報画面を表示する。
携帯通信端末装置1のユーザは、手荷物カウンターで手荷物を預け入れる。手荷物カウンターの係員は、手荷物IDを記憶したICタグ等の無線タグを連携サービス装置3の第2通信部34へかざし、第2通信部34は、無線タグから手荷物IDを読み取る。さらに、携帯通信端末装置1のユーザは、手荷物アプリケーションプログラムを起動した携帯通信端末装置1を連携サービス装置3の第2通信部34へかざし、第2通信部34は、携帯通信端末装置1から携帯通信端末装置IDを読み取り、携帯通信端末装置1へ手荷物IDを送信する。連携サービス装置3の記憶部32は、携帯通信端末装置ID、手荷物ID、及び手荷物預け入れ日時(通信日時)を含む手荷物情報を記憶する。また、携帯通信端末装置1の記憶部12も、携帯通信端末装置ID及び手荷物IDを記憶する。手荷物カウンターの係員は、預け入れられた手荷物に無線タグと取り付ける。
連携サービス装置3の制御部31は、手荷物情報の記憶に対応して手荷物管理を開始する。連携サービス装置3の第1通信部33は、携帯通信端末装置ID、手荷物ID、及び手荷物預け入れ日時を含む手荷物情報を通信装置2へ送信する。通信装置2の第1通信部23は、手荷物情報を受信し、記憶部22は、手荷物情報を記憶する。
例えば、ユーザ操作に応じて、携帯通信端末装置1は手荷物アプリケーションプログラムを起動し、第1通信部13は携帯通信端末装置ID及び手荷物IDを含む手荷物問い合わせを通信装置2へ送信する。通信装置2の第1通信部23は、手荷物問い合わせを受信し、制御部21は、手荷物問い合わせに含まれる携帯通信端末装置ID及び手荷物IDに基づき、手荷物情報を検索する。制御部21は、携帯通信端末装置ID、手荷物ID、及び手荷物預け入れ日時を含む手荷物情報の返信を指示し、第1通信部23は、手荷物情報を送信する。携帯通信端末装置1の第1通信部13は、手荷物情報を受信し、情報出力部16は、手荷物情報を出力する。
また、第1通信部13は携帯通信端末装置ID及び手荷物IDを含む手荷物問い合わせを連携サービス装置3へ送信する。連携サービス装置3の第1通信部33は、手荷物問い合わせを受信し、制御部31は、手荷物問い合わせに含まれる携帯通信端末装置ID及び手荷物IDに基づき、手荷物情報を検索する。例えば、記憶部32は、手荷物料金テーブルを記憶している。手荷物料金テーブルは、預り期間に応じて課金される料金を含む。また、手荷物料金テーブルは、最大預り期間も含む。制御部31は、手荷物情報に含まれる手荷物預け入れ日時と手荷物料金テーブルの最大預り期間から残り預り期間を算出し、また、手荷物情報に含まれる手荷物預け入れ日時と手荷物料金テーブルに基づき預り料金を算出する。制御部31は、携帯通信端末装置ID、手荷物ID、手荷物預け入れ日時、残り預り期間、及び預り料金を含む詳細手荷物情報の返信を指示し、第1通信部23は、詳細手荷物情報を送信する。携帯通信端末装置1の第1通信部13は、詳細手荷物情報を受信し、情報出力部16は、詳細手荷物情報を出力する。
手荷物引き取り時には、携帯通信端末装置1のユーザは、手荷物カウンターに出向き、手荷物アプリケーションプログラムを起動した携帯通信端末装置1を連携サービス装置3の第2通信部34へかざす。第2通信部34は、携帯通信端末装置1から携帯通信端末装置ID及び手荷物IDを読み取り、情報出力部36は、携帯通信端末装置ID及び手荷物IDを表示する。手荷物カウンターの係員は、該当する手荷物を探し出して、手荷物に取り付けられた無線タグを取り外し、無線タグを第2通信部34へかざす。第2通信部34は、手荷物IDを読み取り、制御部31は、携帯通信端末装置1から読み取った手荷物IDと無線タグから読み取った手荷物IDの一致に基づき、手荷物の返却を許可する情報の出力を指示し、情報出力部36は、手荷物の返却を許可する情報を表示する。手荷物カウンターの係員は、この情報を確認して、手荷物を返却する。
以上により、手荷物の受け渡しが簡単確実になり、また、手荷物情報又は詳細手荷物情報を確認することもでき、利便性が向上する。
図5は、第4実施形態に係る情報管理システムの一例を示すブロック図である。図5に示すように、情報管理システムは、携帯通信端末装置1、通信装置2、連携サービス装置3、及び設置端末装置4を備える。第4実施形態のハードウェア構成と第1乃至第3実施形態のハードウェア構成は実質的に同一であり、第4実施形態は第1乃至第3実施形態の全ての機能を含む。ここでは、第1乃至第3実施形態と異なる部分(追加部分)を中心に説明する。
第1実施形態では、携帯通信端末装置1によりゲート47aを制御するケースについて説明したが、通信装置2によりゲート47aを制御するようにしてもよい。つまり、通信装置2の第1通信部23が、通行許可の判定結果を送信し、設置端末装置4の第1通信部43が、通行許可の判定結果を受信し、制御部41が、通行許可の判定結果に基づき通行制御機構47のゲート47aを開けるゲート制御信号を出力する。通行制御機構47は、このゲート制御信号に基づき通行制御機構47のゲート47aを開ける。また、通信装置2の第1通信部23が、通行不許可の判定結果を送信し、設置端末装置4の第1通信部43が、通行不許可の判定結果を受信し、制御部41が、通行不許可の判定結果に基づき通行制御機構47のゲート47aを閉じるゲート制御信号を出力する。通行制御機構47は、このゲート制御信号に基づき通行制御機構47のゲート47aを閉じる。
以上により、ユーザの所有する携帯通信端末装置1を介さずに、設置端末装置4の動作を制御するゲート制御信号を出力することにより、不正制御等のリスクを低減することができる。
図6は、第1乃至4の実施形態で説明した情報管理システムによるサービスの一例を示す図である。図6に示すように、第1乃至4の実施形態で説明したシステムは、以下のようなサービスにも適用可能である。
例えば、店舗カウンターに設置端末装置4を設置し、通信装置2は、携帯通信端末装置1から携帯通信端末装置ID及び設置端末装置IDを受信すると、携帯通信端末装置ID及び設置端末装置IDに対してポイントを付与したり、携帯通信端末装置1へ広告を配信したりする。また、通信装置2は、列車運行情報を管理し、携帯通信端末装置1へ乗換案内、遅延証明、及び払い戻し情報等を送信することもできる。
また、携帯通信端末装置1は、予約アプリケーションプログラムを実行することにより、特急券の購入だけでなく、定期券等を購入することもできるし、購入した特急券等のキャンセル、払い戻し等の手続きも可能である。
また、バスの乗り場又はバスに設置端末装置4を設置することにより、自動改札機としての設置端末装置4に替えて、バスの料金収受や乗換案内等にも利用できる。
第1乃至第3実施形態では、通信装置2と設置端末装置4との間の通信に依存しなくても、携帯通信端末装置1と通信装置2との間の通信により、サービスを実現することができる。この場合、設置端末装置4を設置する事業者等は、リアルタイムデータ収集回線を持たずに済むため大幅なコスト削減が可能となる。また、設置端末装置4の構成を簡素化することができ、この点でも大幅なコスト削減が可能となる。さらに、事業者が鉄道やバス等を運営する場合には、鉄道用の設置端末装置4とバス用の設置端末装置4とを共通化できるメリットもある。
また、第4実施形態でも、通信装置2と設置端末装置4との間の通信への依存度を低減することができる。
なお、第1乃至第4の実施形態で説明した処理は、記憶されたプログラムに基づき、携帯通信端末装置1、通信装置2、連携サービス装置3、及び設置端末装置4の各装置の1以上のプロセッサによって実行することが可能である。情報記憶媒体又は通信回線等を介して各装置にプログラムをインストールして実行するだけで、上記処理を実行することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
設置端末装置と、上位通信装置と、前記設置端末装置及び前記上位通信装置と無線通信する携帯通信端末装置とを備える情報管理システムに適用される情報管理方法であって、 前記設置端末装置は、前記設置端末装置に固有の第1の識別情報を送信し、
前記携帯通信端末装置は、前記設置端末装置との無線通信により前記第1の識別情報を受信し、前記上位通信装置との無線通信により前記第1の識別情報及び前記携帯通信端末装置に固有の第2の識別情報を送信し、
前記上位通信装置は、前記第1及び第2の識別情報を受信し、前記携帯通信端末装置からの前記第2の識別情報が登録リストに含まれている場合に通行を許可し、前記登録リストに含まれていない場合に通行を許可しない判定結果を送信し、
前記携帯通信端末装置は、前記判定結果を受信し、前記判定結果を送信し、
前記設置端末装置は、前記判定結果を受信し、前記判定結果に基づきゲートの動作を制御する情報管理方法。
[C2]
前記携帯通信端末装置は、前記判定結果に対応するゲート制御信号を送信し、
前記設置端末装置は、前記ゲート制御信号を受信し、前記ゲート制御信号に基づきゲートの動作を制御する、C1の情報管理方法。
[C3]
前記上位通信装置は、連携サービス装置に対して、前記第2の識別情報及び前記第1の識別情報に対応する施設利用料を含む決済要求を送信するC1又は2の情報管理方法。
[C4]
前記携帯通信端末装置は、連携サービス装置に対して、前記第2の識別情報及び前記第1の識別情報に対応する施設利用料を含む決済要求を送信するC1又は2の情報管理方法。
[C5]
前記携帯通信端末装置は、前記判定結果を受信し表示する、C1乃至4の何れか1つの情報管理方法。
[C6]
前記携帯通信端末装置は、定期的に位置情報を受信し、定期的に前記上位通信装置へ前記第2の識別情報及び前記位置情報を送信し、また、前記上位通信装置へ前記第2の識別情報及び第1予約情報を送信し、
前記上位通信装置は、前記第2の識別情報、前記第1予約情報、及び前記位置情報を受信し、前記第1予約情報及び前記位置情報に基づきアラート情報の送信要否を判定し、送信が必要と判定した場合には前記第2の識別情報の前記携帯通信端末装置へ前記アラート情報を送信し、
前記携帯通信端末装置は、前記アラート情報を受信し出力する、C1乃至5の何れか1つの情報管理方法。
[C7]
前記携帯通信端末装置は、前記アラート情報の受信に対応して前記第1予約情報を第2予約情報へ変更する代替情報を送信するC6の情報管理方法。
[C8]
さらに、サービス装置を備え、
前記サービス装置は、手荷物の預け入れに対応して無線タグから手荷物識別情報を受信し、前記携帯通信端末装置へ前記手荷物識別情報を送信し、
前記携帯通信端末装置は、前記手荷物識別情報を受信して記憶し、
前記サービス装置は、前記手荷物の返却に対応して前記無線タグから前記手荷物識別情報を受信し、前記携帯通信端末装置から前記手荷物識別情報を受信し、前記無線タグから受信した前記手荷物識別情報と前記携帯通信端末装置から受信した前記手荷物識別情報の一致に基づき、前記手荷物の返却を許可するC1の情報管理方法。
[C9]
設置端末装置と、上位通信装置と、前記設置端末装置及び前記上位通信装置と無線通信する携帯通信端末装置とを備える情報管理システムであって、
前記設置端末装置は、前記設置端末装置に固有の第1の識別情報を送信する通信部を備え、
前記携帯通信端末装置は、前記設置端末装置との無線通信により前記第1の識別情報を受信し、前記上位通信装置との無線通信により前記第1の識別情報及び前記携帯通信端末装置に固有の第2の識別情報を送信する通信部を備え、
前記上位通信装置は、前記第1及び第2の識別情報を受信する通信部と、前記第1及び第2の識別情報を記憶する記憶部とを備える情報管理システム。
1…携帯通信端末装置
2…通信装置
3…連携サービス装置
4…設置端末装置
11…制御部
12…記憶部
13…第1通信部
14…第2通信部
15…位置情報取得部
16…情報出力部
17…情報入力部
21…制御部
22…記憶部
23…第1通信部
26…情報出力部
27…情報入力部
31…制御部
32…記憶部
33…第1通信部
34…第2通信部
36…情報出力部
37…情報入力部
41…制御部
42…記憶部
43…第1通信部
44…第2通信部
46…情報出力部
47…通行制御機構
47a…ゲート

Claims (7)

  1. 設置端末装置と、上位通信装置と、前記設置端末装置及び前記上位通信装置と無線通信する携帯通信端末装置とを備える情報管理システムに適用される情報管理方法であって、
    前記設置端末装置は、前記設置端末装置に固有の第1の識別情報を送信し、
    前記携帯通信端末装置は、前記設置端末装置との無線通信により前記第1の識別情報を受信し、前記上位通信装置との無線通信により前記第1の識別情報及び前記携帯通信端末装置に固有の第2の識別情報を送信し、
    前記上位通信装置は、前記第1及び第2の識別情報を受信し、前記携帯通信端末装置からの前記第2の識別情報が登録リストに含まれている場合に通行を許可し、前記登録リストに含まれていない場合に通行を許可しない判定結果を送信し、
    前記携帯通信端末装置は、前記判定結果を受信し、前記判定結果を送信し、
    前記設置端末装置は、前記判定結果を受信し、前記判定結果に基づきゲートの動作を制御し、
    前記携帯通信端末装置は、定期的に位置情報を受信し、定期的に前記上位通信装置へ前記第2の識別情報及び前記位置情報を送信し、また、前記上位通信装置へ前記第2の識別情報及び第1予約情報を送信し、
    前記上位通信装置は、前記第2の識別情報、前記第1予約情報、及び前記位置情報を受信し、前記第1予約情報及び前記位置情報に基づきアラート情報の送信要否を判定し、送信が必要と判定した場合には前記第2の識別情報の前記携帯通信端末装置へ前記アラート情報を送信し、
    前記携帯通信端末装置は、前記アラート情報を受信し出力する、
    情報管理方法。
  2. 前記携帯通信端末装置は、前記判定結果に対応するゲート制御信号を送信し、
    前記設置端末装置は、前記ゲート制御信号を受信し、前記ゲート制御信号に基づきゲートの動作を制御する、請求項1の情報管理方法。
  3. 前記上位通信装置は、連携サービス装置に対して、前記第2の識別情報及び前記第1の識別情報に対応する施設利用料を含む決済要求を送信する請求項1又は2の情報管理方法。
  4. 前記携帯通信端末装置は、連携サービス装置に対して、前記第2の識別情報及び前記第1の識別情報に対応する施設利用料を含む決済要求を送信する請求項1又は2の情報管理方法。
  5. 前記携帯通信端末装置は、前記判定結果を受信し表示する、請求項1乃至4の何れか1つの情報管理方法。
  6. 前記携帯通信端末装置は、前記アラート情報の受信に対応して前記第1予約情報を第2予約情報へ変更する代替情報を送信する請求項の情報管理方法。
  7. さらに、サービス装置を備え、
    前記サービス装置は、手荷物の預け入れに対応して無線タグから手荷物識別情報を受信し、前記携帯通信端末装置へ前記手荷物識別情報を送信し、
    前記携帯通信端末装置は、前記手荷物識別情報を受信して記憶し、
    前記サービス装置は、前記手荷物の返却に対応して前記無線タグから前記手荷物識別情報を受信し、前記携帯通信端末装置から前記手荷物識別情報を受信し、前記無線タグから受信した前記手荷物識別情報と前記携帯通信端末装置から受信した前記手荷物識別情報の一致に基づき、前記手荷物の返却を許可する請求項1の情報管理方法。
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