JP2017157107A - サーバ装置、自動改札機、および交通利用プログラム - Google Patents

サーバ装置、自動改札機、および交通利用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自動改札機による負荷を軽減することができるサーバ装置、自動改札機、および交通利用プログラムを提供することである。
【解決手段】サーバ装置は、通信部と、通過可否要求受付部と、精算判定部と、通過可否情報送信制御部とを持つ。通信部は、自動改札機を通過しようとする利用者が所持する通信端末と通信する。通過可否要求受付部は、前記自動改札機の識別情報と前記通信端末の識別情報とが付与された前記自動改札機の通過可否要求を、前記通信部を介して前記通信端末から受け付ける。精算判定部は、通過可否要求受付部により受け付けられた通信端末の識別情報から、前記自動改札機の通過における鉄道の利用料金の精算が可能か否かを判定する。通過可否情報送信制御部は、前記精算判定部により前記鉄道の利用料金の精算が可能であると判定した場合に、前記自動改札機の通過を許可する通過許可情報を前記自動改札機または前記通信端末に送信する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、サーバ装置、自動改札機、および交通利用プログラムに関する。
従来、鉄道等の交通機関等において利用者の入出場を管理する自動改札機が知られている。例えば、無線機能を有したICカードや通信端末で自動改札機を通過する場合には、自動改札機がICカードや通信端末内に記憶された金額データを用いて精算処理を行う。したがって、各自動改札機が精算処理のための機能を有する必要がある。
特開2003−150993号公報 特開2009−42948号公報 特開2009−230216号公報
本発明が解決しようとする課題は、自動改札機による負荷を軽減することができるサーバ装置、自動改札機、および交通利用プログラムを提供することである。
実施形態のサーバ装置は、通信部と、通過可否要求受付部と、精算判定部と、通過可否情報送信制御部とを持つ。通信部は、自動改札機を通過しようとする利用者が所持する通信端末と通信する。通過可否要求受付部は、前記自動改札機の識別情報と前記通信端末の識別情報とが付与された前記自動改札機の通過可否要求を、前記通信部を介して前記通信端末から受け付ける。精算判定部は、前記通過可否要求受付部により受け付けられた前記通信端末の識別情報から、前記自動改札機の通過における鉄道の利用料金の精算が可能か否かを判定する。通過可否情報送信制御部は、前記精算判定部により前記鉄道の利用料金の精算が可能であると判定した場合に、前記自動改札機の通過を許可する通過許可情報を、前記自動改札機または前記通信端末に送信する。
実施形態における自動改札システムのシステム構成の概略図。 サーバ装置100の機能構成例を示す図。 通過可否判定情報172の一例を示す図。 料金テーブル174の一例を示す図。 精算情報176の一例を示す図。 アプリケーションプログラム178の一例を示す図。 通信端末200の機能構成例を示す図。 自動改札機300の機能構成例を示す図。 本実施形態の交通利用処理の一例を示すシーケンス図。 通信端末200における処理の一例を示すフローチャート。 通信端末200の画面例を示す図。 サーバ装置100における処理の一例を示すフローチャート。
以下、実施形態のサーバ装置、自動改札機、および交通利用プログラムを、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、自動改札機は、駅の改札口に設けられ、鉄道等を利用するために利用者が通過するものである。
図1は、実施形態における自動改札システムのシステム構成の概略図である。図1に示す自動改札システム1は、サーバ装置100と、利用者Pが所持する通信端末200と、自動改札機300とを備える。サーバ装置100と、通信端末200と、自動改札機300とは、通信ネットワーク400によりデータの送受信が可能な状態で接続されている。なお、通信端末200は、通信ネットワーク400を通信する際、基地局500を介して接続してもよい。また、自動改札機300は、中継装置600を介して通信ネットワーク400と接続されてよい。
サーバ装置100は、自動改札機300の識別情報と、自動改札機300を通過しようとする利用者Pが所持する通信端末200の識別情報とを含む自動改札機300の通過可否要求を、通信端末200から受け付ける。また、サーバ装置100は、通信端末200の識別情報から、自動改札機300の通過における鉄道の利用料金の精算が可能か否かを判定する。この場合、サーバ装置100は、例えば通信ネットワーク400に接続されたクレジットカード等による決済を行う決済サーバ700や、通信端末200のキャリア事業者等が管理する通信事業者用管理サーバ800に利用者Pの問い合わせを行い、利用者Pの信頼性(例えば、鉄道の利用料金の精算が可能か否か)に関する情報を取得して、取得した内容から利用者Pの鉄道の利用料金の精算が可能か否かを判定してもよい。サーバ装置100は、鉄道の利用料金の精算が可能であると判定した場合に、自動改札機300の通過を許可する情報を、自動改札機300または通信端末200に送信する。サーバ装置は、PC(Personal Computer)等でもよく、一以上の情報処理装置からなるクラウドコンピューティングにより構成されたクラウドサーバ等でもよい。
通信端末200は、利用者Pが自動改札機300を通過しようとする際、通信端末200と自動改札機300とは、近距離通信を介してデータの送受信を行う。通信端末200は、通過しようとする自動改札機300に対して通過要求を行う。例えば、通信端末200は、対象の自動改札機300の識別情報を要求する。その場合、本システムを利用可能であることを証明するために、予め設定されたアプリケーションプログラム情報を送信する。これにより、上記のアプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラム等からの要求を受け付けない等の処理を行うことができ、セキュリティを向上させることができる。
また、通信端末200は、対象の自動改札機300の識別情報を受信し、受信した自動改札機300の識別情報と、自己の通信端末200の識別情報とを付加した自動改札機の通過可否要求をサーバ装置100に送信する。この通過可否要求を受信したサーバ装置100は、自動改札機300における通過可否の判定を行うとともに、自動改札機300が配置された区間(入場および出場した区間)の鉄道の利用料金を精算する。また、通信端末200は、上述の識別情報を送信したサーバ装置100から自動改札機300の通過を許可する情報を受け付けた場合に、自動改札機300に対し、通過を許可する情報を送信する。これにより、自動改札機300の利用者Pが通過する扉部(ゲート)が開かれて、利用者Pは自動改札機300を通過することができる。
なお、図1の例に示す自動改札システム1において、自動改札機300Aは入場用の自動改札機を示し、自動改札機300Bは、出場用の自動改札機300Bを示している。また、自動改札システム1は、自動改札機300Aと300Bとが異なる場所にあるものとし、通信端末200から通信ネットワーク400に接続してサーバ装置100と通信するためのそれぞれの基地局500A,500Bと、自動改札機300A、300Bから通信ネットワーク400に接続するためのそれぞれの中継装置600A、600Bとが示されている。
自動改札機300は、自己の自動改札機300を通過しようとする利用者Pが所持する通信端末200から、自動改札機300の通過要求を受け付けた際、その通信端末200が所定のアプリケーションプログラムから通過要求を行ったか否かを判定する。また、自動改札機300は、所定のアプリケーションプログラムから通過要求があったと判定された場合に、通信端末200に対して自己の自動改札機300の識別情報を送信する。また、自動改札機300は、所定のアプリケーションプログラムから前記通過要求が送信されていないと判定された場合、または、通信端末200に自己の自動改札機300の識別情報を送信してから所定時間を超えても、その通信端末200或いはサーバ装置100から通過を許可する情報が受け付けられなかった場合には、扉部を開く制御を行わず、例えば警報等を出力して利用者Pに通知する。上述したように、自動改札機300は、サーバ装置100が判定した通過を許可する情報を、通信端末200から受信してもよく、サーバ装置100から中継装置600を介して受信してもよい。
通信ネットワーク400は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、インターネット等に代表されるネットワーク網であり、また通信事業者が提供する通信回線等でもよい。また、通信ネットワーク400は、有線でも無線でもよく、これらの組み合わせでもよい。
基地局500は、通信事業者等がサービスする無線基地局であり、例えば通信端末200とサーバ装置100との接続を可能にする。中継装置600は、自動改札機300や図示しない券売機等をLAN等のネットワークを介して通信を行う。また、中継装置600は、自動改札機300または券売機から受信した情報を、通信ネットワーク400を介してサーバ装置100に送信する。また、中継装置600は、サーバ装置100から受信した情報を自動改札機300に送信する。
決済サーバ700は、クレジット等の支払いを取り扱う事業者が管理する情報処理装置である。決済サーバ700は、サーバ装置100と通信ネットワーク400を介して接続可能であり、サーバ装置100から要求された通信端末200の利用者Pの認証を行ったり、サーバ装置100からの精算情報に基づいて、鉄道等の利用料金の請求を行う。
通信事業者用管理サーバ800は、通信端末200による通信利用料金等を管理する情報処理装置である。通信事業者用管理サーバ800は、サーバ装置100と通信ネットワーク400を介して接続可能であり、サーバ装置100から要求された通信端末200の利用者Pの認証を行ったり、サーバ装置100からの精算情報に基づいて、鉄道等の利用料金の請求を行う。
以下、サーバ装置100の機能構成例について説明する。図2は、サーバ装置100の機能構成例を示す図である。図2に示すサーバ装置100は、サーバ側通信部110と、通過可否要求受付部120と、精算判定部130と、通過可否情報送信制御部140と、精算部150と、アプリ要求受付部160と、サーバ側記憶部170とを備える。通過可否要求受付部120、精算判定部130、通過可否情報送信制御部140、精算部150、およびアプリ要求受付部160のうち一部または全部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することで機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェアによって実現されてもよい。
サーバ側通信部110は、自動改札機300を通過しようとする利用者Pが所持する通信端末200と、通信ネットワーク400および基地局500を介して通信する。また、サーバ側通信部110は、自動改札機300と、通信ネットワーク400および中継装置600を介して通信してもよい。また、サーバ側通信部110は、通信ネットワーク400を介して、決済サーバ700や通信事業者用管理サーバ800と通信する。サーバ側通信部110は、例えばNIC(Network Interface Card)等の通信インターフェースであるが、これに限定されるものではない。
通過可否要求受付部120は、自動改札機300の識別情報と、通信端末200の識別情報とを含む自動改札機300の通過可否要求を、通信端末200から受け付ける。
精算判定部130は、通過可否要求受付部120から得られる通信端末200の識別情報から、自動改札機300の通過における鉄道等の利用料金の精算が可能か否かを判定する。精算判定部130は、例えば、通信端末200の識別情報に基づいてサーバ側記憶部170に記憶された通過可否判定情報172を参照し、通信端末200の識別情報が存在する場合には、その識別情報に対応付けられた可否判定結果から通過可否を判定する。
また、通過可否判定情報172を参照しても、通信端末200の識別情報が存在しない場合、精算判定部130は、予め設定された決済サーバ700または通信事業者用管理サーバ800へアクセスし、通信端末200の識別情報を送信して、鉄道等の利用料金の精算が可能であるか否かの問い合わせを行い、その結果に基づいて通過可否判定を行ってもよい。その場合、精算判定部130は、判定結果を上述した通過可否判定情報172としてサーバ側記憶部170に記憶させてもよい。また、通過可否判定情報172に記憶されている情報であっても、例えば記憶した日時から所定期間が経過している場合には、最新の情報を決済サーバ700または通信事業者用管理サーバ800に問い合わせ、問い合わせ結果(利用者Pに対する鉄道の利用料金の精算が可能であるか否かを示す情報)に基づいて、通過可否判定情報172として記憶されている情報を、最新の情報に更新してもよい。
通過可否情報送信制御部140は、精算判定部130により鉄道等の利用料金の精算が可能であると判定した場合に、自動改札機300の通過を許可する通過可否情報を、自動改札機300または通信端末200に送信する。
精算部150は、通過可否要求受付部120で受け付けた通過可否要求から得られる入場および出場において通過した自動改札機300のそれぞれの識別情報に基づいて、通信端末200の識別情報に対応する入場から出場までの経路(区間)を取得し、取得した経路に対応する料金を精算する。精算部150は、例えば、サーバ側記憶部170に記憶されている料金テーブル174を参照して料金を精算(決定)する。精算した金額は、精算情報176としてサーバ側記憶部170に記憶される。また、精算部150は、所定のタイミング(1回ごと、週ごと、月ごと等の一定時間)で、精算情報176に基づき計算された請求額(例えば、合計請求額)の情報を、通信端末200または予め設定された通信端末200を管理する管理装置に送信する。なお、精算部150は、例えば、経路等に対応して計算された料金を、例えば通信端末200に対応付けてサーバ側記憶部170等に蓄積された金額(電子マネー)から差し引く処理を行ってもよい。また、精算部150は、上述した請求額の支払について、例えばクレジット会社(決済サーバ700)から請求させてもよく、通信事業者(通信事業者用管理サーバ800)から請求させてもよく、請求書を送付して請求してもよい。決済サーバ700や通信事業者用管理サーバ800に請求させる場合、精算部150は、請求額に関する情報を請求を行う装置に送信する。
支払方法については、例えば利用者Pや上述した管理装置の管理者等が、アプリケーションプログラム178等を用いて設定することができる。
アプリ要求受付部160は、通信端末200からアプリケーションプログラム178のダウンロード要求を受け付ける。アプリ要求受付部160は、ダウンロード要求があった場合に、サーバ側記憶部170に記憶されたアプリケーションプログラム178を取得し、取得したアプリケーションプログラム178をサーバ側通信部110により、ダウンロード要求のあった通信端末200に送信させる。このアプリケーションプログラム178を通信端末200がインストールすることで、本実施形態における自動改札機300の通過を行うことができる。なお、アプリ要求受付部160と、アプリケーションプログラム178とは、サーバ装置100内に設けられていなくてもよく、通信ネットワーク400を介して接続可能な他の外部装置に設けられ、その外部装置から取得してもよい。
サーバ側記憶部170は、本実施形態において利用される各種情報を記憶する。サーバ側記憶部170は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等によって実現される。
サーバ側記憶部170に記憶される情報の一例としては、例えば通過可否判定情報172と、料金テーブル174と、精算情報176と、アプリケーションプログラム178とであるが、これに限定されるものではなく、例えば処理経過やエラー情報等を示すログ情報等を記憶してもよく、他の各種装置にアクセスするためのアドレス情報(例えば、IPアドレス)等を記憶してもよい。
図3は、通過可否判定情報172の一例を示す図である。図3に示す通過可否判定情報172の項目としては、例えば「端末識別情報」、「通過可否判定情報」等があるが、これに限定されるものではない。「端末識別情報」は、通信端末200を識別するための情報である。「通過可否判定情報」は、端末装置の識別情報ごとに設定された通過可否の判定結果である。図3(A)の例では、通過が許可される場合には「可」を示す情報が、通過が拒否される場合には、「否」を示す情報が、それぞれ設定される。
図4は、料金テーブル174の一例を示す図である。図4に示す料金テーブル174の項目としては、例えば「自動改札機識別情報(入場)」、「自動改札機識別情報(出場)」、「料金」等であるが、これに限定されるものではない。「自動改札機識別情報(入場)」は、利用者Pが入場する自動改札機300Aの識別情報である。また、「自動改札機識別情報(出場)」利用者Pが出場する自動改札機300Bの識別情報である。「料金」は、2つの自動改札機300を通過した際の料金に関する情報である。各自動改札機300の識別情報は、例えば駅に対応付けられており、入場時と出場時における各自動改札機300の識別情報を取得することで、駅区間または経路における料金を取得することができる。精算部150では、入場時と出場時の自動改札機識別情報に基づいて図3(B)に示す情報を参照して、対応する料金を取得することができる。なお、入場と出場との関係が逆の場合であっても、その項目から料金を取得することができる。
図5は、精算情報176の一例を示す図である。図5に示す精算情報176の項目としては、例えば「端末識別情報」、「料金」等であるが、これに限定されるものではない。「端末識別情報」とは、通信端末200を識別する情報である。「料金」は、例えば1回の利用料金、または週ごとや月ごと等の一定時間における集計金額を示す。
図6は、アプリケーションプログラム178の一例を示す図である。図6に示すアプリケーションプログラム178の項目としては、例えば「アプリケーションプログラム情報」等であるがこれに限定されるものではなく、例えばアプリケーションプログラムを利用できるOS(Operating System)情報や、アプリケーションプログラムの利用回数、期限等の情報が含まれてもよい。これにより、例えば通信端末200のOSに対応するアプリケーションプログラムを提供することができ、またアプリケーションプログラムの利用回数や期限等を管理することで、通信端末200による利用制限を与えることができ、セキュリティを向上させることができる。
以下、通信端末200の機能構成例について図を用いて説明する。図7は、通信端末200の機能構成例を示す図である。図7に示す通信端末200は、端末側通信部210Aおよび210Bと、アプリ取得部220と、自動改札機情報要求部230と、通過可否情報送信制御部240と、通過許可情報送信制御部250と、端末側記憶部260と、表示部270とを備える。端末側記憶部260は、アプリケーションプログラム262と、端末識別情報264とを有する。端末側通信部210A、210B、アプリ取得部220、自動改札機情報要求部230、通過可否情報送信制御部240、通過許可情報送信制御部250、および表示部270のうち一部または全部は、例えば、CPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することで機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA等のハードウェアによって実現されてもよい。
端末側通信部210Aは、自動改札機300と通信を行う。端末側通信部210Aは、例えばISM(Industry Science Medical)帯を利用することができるが、これに限定されるものではない。また、端末側通信部210Aの通信可能範囲は、例えば数[cm]〜数十[cm]である。端末側通信部210Bは、サーバ装置100と通信を行う。端末側通信部210Bは、サーバ装置100と通信を行う場合には、図1に示すように基地局500を介して通信を行う。端末側通信部210Bは、例えばNIC等の通信インターフェースであるが、これに限定されるものではない。なお、上述した端末側通信部210Aと、端末側通信部210Bとを合わせたものを、通信部210としてもよい。
アプリ取得部220は、本実施形態における自動改札機300との間で、交通利用(通過制御)を行うためのアプリケーションプログラムをサーバ装置100から取得する。取得したアプリケーションプログラム262は、端末側記憶部260に記憶される。
通信端末200が有するCPU等のプロセッサがアプリケーションプログラム262を実行することで、例えば自動改札機情報要求部230、通過可否情報送信制御部240、および通過許可情報送信制御部250が実現される。自動改札機情報要求部230は、自動改札機情報を取得するために、自動改札機300に対して識別情報の要求を行う。この場合、自動改札機情報要求部230は、上述した要求とともに、アプリケーションプログラム262に対応する識別情報(アプリ識別情報)を、自動改札機300に送信する。自動改札機情報要求部230は、自動改札機300から自動改札機300の識別情報が得られた場合に、自動改札機300の識別情報と、端末側記憶部260に記憶された端末識別情報264とを、サーバ装置100に送信し、通過可否情報の要求を行う。
通過許可情報送信制御部250は、上述した通過可否情報送信制御部240から得られるサーバ装置100からの可否情報に基づいて、通過が許可された場合に、通過許可情報を自動改札機300に送信する。これにより、通信端末200を所持する利用者Pは、自動改札機300を通過することができる。
端末側記憶部260は、上述したアプリケーションプログラム262および端末識別情報264を記憶するが、記憶する情報については、これに限定されるものではなく、例えばサーバ装置100にアクセスするためのアドレス情報や、処理経過、エラー情報等のログ情報を記憶してもよい。表示部270は、本実施形態における各種処理を実行するための画面(例えば、通過可否要求画面)または実行結果(例えば、通過許可画面、通過拒否画面、請求画面等)を表示する。
以下、自動改札機300の機能構成例について、図を用いて説明する。図8は、自動改札機300の機能構成例を示す図である。図8の例において、自動改札機300は、改札機側制御部310と、通過センサ320と、扉部330とを備える。
改札機側制御部310は、改札機側通信部311Aおよび311Bと、通過要求受付部312と、判定部313と、識別情報送信制御部314と、通過許可部315と、警報部316と、改札機側記憶部317とを備える。改札機側記憶部317は、改札機識別情報317−1と、通過可否判定情報317−2とを有する。改札機側通信部311A、311B、通過要求受付部312、判定部313、識別情報送信制御部314、通過許可部315、および警報部316のうち一部または全部は、例えば、CPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することで機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA等のハードウェアによって実現されてもよい。
改札機側通信部311Aは、通信端末200と通信を行う。改札機側通信部311Aは、例えばISM帯を利用することができるが、これに限定されるものではない。また、改札機側通信部311Aの通信可能範囲は、例えば数[cm]〜数十[cm]である。改札機側通信部311Bは、サーバ装置100と通信を行う。改札機側通信部311Bは、サーバ装置100と通信を行う場合には、図1に示すように基地局500を介して通信を行う。改札機側通信部311Bは、例えばNIC等の通信インターフェースであるが、これに限定されるものではない。なお、上述した改札機側通信部311Aと、改札機側通信部311Bとを合わせたものを、通信部311としてもよい。
通過要求受付部312は、改札機側通信部311を介して通信端末200から自動改札機300の通過要求を受け付ける。判定部313は、通過要求受付部312で受け付けられた通過要求とともに送られてきたアプリ情報と予め設定されたアプリ情報とを比較し、それぞれのアプリ情報が合致するか否かを判定する。なお、予め設定されるアプリ情報は、予めサーバ装置100から送信され、改札機側記憶部317に記憶されている。アプリ情報が合致する場合、識別情報送信制御部314は、通信端末200に対して、改札機側記憶部317に記憶された自己の自動改札機300の識別情報(改札機識別情報317−1)を、改札機側通信部311によって送信させる。
通過許可部315は、扉部330の開閉により利用者Pの通過を制御する。通過を許可する場合、通過許可部315は、扉部330の扉を開ける制御を行う。また、通過を拒否する場合、通過許可部315は、扉部330の扉を閉じる制御を行うと共に、警報部316から警報を出力させる制御を行う。例えば通過許可部315は、識別情報送信制御部314により、自己の自動改札機300の識別情報を送信した後、改札機側通信部311が通信端末200又はサーバ装置100から、許可する情報を受信した場合に、利用者Pの通過を許可する。警報部316は、判定部313により通過を許可できない場合に、所定の音やランプの点灯等により通過が拒否された旨の通知を行う。なお、通過許可部315は、サーバ装置100から受け付けた通過可否判定情報317−2に記憶してもよい。
改札機側記憶部317に記憶される情報は、上述した改札機識別情報317−1と、通過可否判定情報317−2とに限定されるものではなく、例えば処理経過やエラー情報等を示すログ情報等を記憶してもよく、他の各種装置にアクセスするためのアドレス情報(例えば、IPアドレス)等を記憶してもよい。
通過センサ320は、例えば自動改札機300の通路側の側面に設けられ、自動改札機300により形成された通路内の利用者Pを検出する。通過センサ320は、例えば赤外線センサや、光センサ等で実現される。通過センサ320は、対向する補機に設けられた通過センサと連携して通路内の利用者を検出するものであってもよい。また、扉部330は、通過許可部315による制御により開閉動作を行う。例えば、利用者Pを通過させる場合、扉部330は開く動作を行う。また、利用者Pの通過を阻止する場合、扉部330は閉じる動作を行う。なお、自動改札機300の構成については、図8の例に限定されるものではなく、例えば磁気券や電子マネーのチャージ残高を記憶したICカードを併せて処理可能なものであってもよい。
以下、実施形態の交通利用処理の一例について、シーケンス図を用いて説明する。図9は、本実施形態の交通利用処理の一例を示すシーケンス図である。なお、図9の例では、通信端末200と、自動改札機300と、サーバ装置100とを用いて説明する。まず、自動改札機300を通過しようとする利用者Pが通信端末200に対して所定のアプリを起動させて自動改札機300に対して通過要求を行うと、通信端末200は、その要求を受け付け、対象の自動改札機300に対して、自動改札機300の識別情報の要求を送信する(ステップS100)。この場合、通信端末200は、起動したアプリ情報も送信する。
自動改札機300は、通信端末200から自己の自動改札機300の識別情報の取得要求を受け付け、受け付けた取得要求を送信した通信端末200が、所定のアプリケーションプログラムを用いて送信されてきたかを、取得要求とともに送信されたアプリ情報を用いて判定する(ステップS102)。自動改札機300は、所定のアプリケーションプログラムを用いて要求されてきたと判定した場合に、通信端末200に対して自己の自動改札機300の識別情報を送信する(ステップS104)。
通信端末200は、自動改札機300から識別情報を受信すると、受信した自動改札機300の識別情報と、自己の通信端末200の識別情報とが付与して自動改札機300の通過可否要求を生成し(ステップS106)、生成した通過可否要求を、サーバ装置100に送信する(ステップS108)。サーバ装置100は、通信端末200から送信された情報を取得し、通信端末200の識別情報から自動改札機300の通過における鉄道の利用料金の精算が可能か否かを判定する(ステップS110)。サーバ装置100は、記鉄道の利用料金の精算が可能であると判定した場合には、自動改札機300の通過を許可する通過許可情報を、通信端末200に送信する(ステップS112)。
通信端末200は、サーバ装置100から受け付けた自動改札機300の通過許可情報を自動改札機300に送信する(ステップS114)。自動改札機300は、通信端末200から得られる通過許可情報に基づいて扉部330を開いて利用者Pを通過させる(ステップS116)。なお、サーバ装置100は、通過を許可したことに伴い請求が必要な場合に、通信端末200の識別情報ごとに、自動改札機300の識別情報に基づく鉄道の乗車区間(経路)における料金の請求を行い、通信端末200または所定の外部装置(通信端末200を管理する管理装置等)に送信する(S118)。
なお、上述したステップS112の処理において、サーバ装置100は、ステップS112の送信先を、通信端末200ではなく、自動改札機300にしてもよい。この場合に、自動改札機300は、サーバ装置100から受け付けた通過許可情報に基づいて、扉部330を開いて利用者Pを通過させる。また、上述したステップS102の処理において、通信端末200が所定のアプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムから識別情報の取得要求があった場合には、ステップS104の処理として通過拒否する旨の情報を送信してもよい。また、ステップS110の処理において、サーバ装置100は、通信端末200の識別情報から、自動改札機300を通過許可できないと判定された場合には、S112の処理として、通過拒否する旨の情報を送信してもよい。
以下、通信端末200における処理について、フローチャートを用いて説明する。図10は、通信端末200における処理の一例を示すフローチャートである。なお、図10の例では、本実施形態における自動改札機300を通過するための各処理を行うアプリケーションプログラムが通信端末200にインストールされているものとする。また、インストールされていない場合には、通信端末200は、事前にサーバ装置100等から所定のアプリケーションプログラムをダウンロードする処理を行う。
図10の例において、通信端末200は、利用者Pにより所定のアプリケーションプログラムが起動され、起動したアプリケーションプログラムから自動改札機300を通過するための通過要求の指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS200)。通過要求の指示を受け付けた場合、自動改札機情報要求部230は、自動改札機300に対して通過要求として、自動改札機300の識別情報の取得要求を送信する(ステップS202)。次に、自動改札機情報要求部230は、自動改札機300から自動改札機300の識別情報を取得できたか否かを判定する。自動改札機300の識別情報を取得できた場合、通過可否情報送信制御部240は、自動改札機300の識別情報と、通信端末の識別情報とを付加した自動改札機の通過可否要求をサーバ装置100に送信する(ステップS206)。次に、端末側通信部210は、サーバ装置100から通過可否結果を受信し(ステップS208)、受信した結果から通過許可情報を受信したか否かを判定する(ステップS210)。通過許可情報を受信した場合、通過許可情報送信制御部250は、通過許可情報を自動改札機300に送信する(ステップS212)。また、表示部270は、通過が許可された旨を画面に表示する(ステップS214)。これにより、利用者は、自動改札機300を通過することができる。
また、ステップS204において、自動改札機の識別情報を取得できなかった場合、表示部270は、通過拒否された旨を画面に表示する(ステップS216)。また、ステップS204において、通過許可情報を受信できなかった場合、表示部270は、通過拒否された旨を画面に表示する(ステップS218)。なお、通信端末200は、所定のタイミング(1回ごと、週ごと、月ごと等の一定時間)で、経路に対応する料金の請求結果を受信した場合、その受信した請求情報を画面に表示してもよい。
図11は、通信端末200の画面例を示す図である。図11(A)は、通信端末200の表示部270に表示される所定のアプリケーションプログラムの起動後の画面900の一例を示している。図11(A)に示す画面900には、自動改札機300における通過可否要求を行うか否かを選択するボタン900A、900Bが表示され、利用者PがYESボタン900Aを選択することで、自動改札機300に対して、識別情報の取得要求を行う。また、図11(B)は、サーバ装置100から通過許可情報を受信した際に表示される画面910の一例である。この表示により、利用者Pは、通過が許可された旨を容易に取得することができる。またOKボタン910Aを選択することで、図11(B)の画面910を閉じることができる。
また、図11(C)は、サーバ装置100から通過拒否を受信した画面920の一例である。この画面920は、自動改札機300に対する識別情報取得要求において、識別情報を取得できなかった場合にも表示される。また、この表示により、利用者Pは、通過が拒否された旨を容易に取得することができる。またOKボタン920Aを選択することで、図11(C)の画面920を閉じることができる。
また、図11(D)は、請求画面930の一例である。この請求画面930は、例えばサーバ装置100で蓄積された精算情報176の内容が表示される。図11(D)の例では、月ごとに自動改札機300を通過した際の請求金額が表示されているが、これに限定されるものではなく、請求が発生するごと、週ごとに表示されてもよい。また、OKボタン930Aを選択することで、図11(D)の請求画面930を閉じることができる。
以下、サーバ装置100における処理について、フローチャートを用いて説明する。図12は、サーバ装置100における処理の一例を示すフローチャートである。図12の例において、通過可否要求受付部120は、通信端末200からの通過可否要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS300)。通信可否要求を受け付けた場合、精算判定部130は、サーバ側記憶部170に記憶された通過可否判定情報172を参照し、通過可否判定情報172に対象の通信端末の情報が存在するか否かを判定する(ステップS302)。通過可否判定情報172に対象の通信端末200の情報(例えば、識別情報)が存在する場合、精算判定部130は、通過可否判定情報172に基づいて通過可否を判定する(ステップS304)。
また、通過可否判定情報172に対象の通信端末200の情報(例えば、識別情報)が存在しない場合、精算判定部130は、上述した決済サーバ700または通信事業者用管理サーバ800等の外部装置に通信端末200の識別情報を送信して、通信端末200の信頼性(例えば、鉄道の利用料金の精算が可能か否か)の問い合わせを行い(ステップS306)。問い合わせ結果に基づいて通過可否を判定する(ステップS308)。精算判定部130は、例えば鉄道の利用料金の精算が可能である場合には、通過許可と判定し、鉄道の利用料金の精算が可能でない場合は、通過拒否と判定する。なお、ステップS308の処理では、判定結果を、通過可否判定情報172に記憶してもよい。
次に、通過可否情報送信制御部140は、上述した内容で得られた通過可否結果を通信端末200に送信する(ステップS310)。ここで、精算部150は、通過許可判定であり、精算が必要か否かを判定し(ステップS312)。判定が必要な場合、精算部150は、通信端末200からの通過可否要求で取得した自動改札機300識別情報から入場および出場の経路(区間)における金額を料金テーブル174から取得して、料金の精算を行う(ステップS314)。
また、精算部150は、精算結果を精算情報176として記憶すると共に、所定のタイミングで精算結果を通信端末200または通信端末200を管理する管理装置等に送信する(ステップS316)。この管理装置は、上述した例えば決済サーバ700または通信事業者用管理サーバ800等でもよいが、これに限定されるものではない。例えば、精算結果を、通信端末200を社員(利用者P)に貸与している企業に送信することで、各企業の出張費の請求や簡略化することができ、社員の行動内容を把握することもできる。なお、サーバ装置100は、例えば通信端末200からのアプリケーションプログラム取得要求を受信した場合に、通信端末200に対応するアプリケーションプログラムをサーバ側記憶部170に記憶されたアプリケーションプログラム178から抽出し、抽出したアプリケーションプログラムを要求のあった通信端末200に送信してもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、自動改札機を通過しようとする利用者が所持する通信端末と通信する通信部と、前記自動改札機の識別情報と前記通信端末の識別情報とが付与された前記自動改札機の通過可否要求を、前記通信部を介して前記通信端末から受け付ける通過可否要求受付部と、前記通過可否要求受付部により受け付けられた前記通信端末の識別情報から、前記自動改札機の通過における鉄道の利用料金の精算が可能か否かを判定する精算判定部と、前記精算判定部により前記鉄道の利用料金の精算が可能であると判定した場合に、前記自動改札機の通過を許可する通過許可情報を、前記自動改札機または前記通信端末に送信する通過可否情報送信制御部と、を備えることにより、自動改札機による負荷を軽減することができる。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
ネットワークインターフェースを有し、自動改札機を通過しようとする前記利用者が所持する通信端末と通信する通信部と、
前記自動改札機の識別情報と前記通信端末の識別情報とが付与された前記自動改札機の通過可否要求を、前記通信部を介して前記通信端末から受け付ける通過可否要求受付部と、
通信端末ごとに予め設定された通過可否判定情報を記憶する記憶部と、
前記通過可否要求受付部により受け付けられた前記通信端末の識別情報と、前記記憶部に記憶された前記通信端末の識別情報に対する通過可否判定情報とを比較して、前記自動改札機の通過における鉄道の利用料金の精算が可能か否かを判定する精算判定部と、
前記精算判定部により前記鉄道の利用料金の精算が可能であると判定した場合に、前記自動改札機の通過を許可する通過許可情報を、前記自動改札機または前記通信端末に送信する通過可否情報送信制御部と、
を備えるサーバ装置。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…自動改札システム、100…サーバ装置、110…サーバ側通信部、120…通過可否要求受付部、130…精算判定部、140…通過可否情報送信制御部、150…精算部、160…アプリ要求受付部、170…サーバ側記憶部、200…通信端末、210…端末側通信部、220…アプリ取得部、230…自動改札機情報要求部、240…通過可否情報送信制御部、250…通過許可情報送信制御部、260…端末側記憶部、270…表示部、300…自動改札機、310…改札機側制御部、320…通過センサ、330…扉部、400…通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 自動改札機を通過しようとする利用者が所持する通信端末と通信する通信部と、
    前記自動改札機の識別情報と前記通信端末の識別情報とが付与された前記自動改札機の通過可否要求を、前記通信部を介して前記通信端末から受け付ける通過可否要求受付部と、
    前記通過可否要求受付部により受け付けられた前記通信端末の識別情報から、前記自動改札機の通過における鉄道の利用料金の精算が可能か否かを判定する精算判定部と、
    前記精算判定部により前記鉄道の利用料金の精算が可能であると判定した場合に、前記自動改札機の通過を許可する通過許可情報を、前記自動改札機または前記通信端末に送信する通過可否情報送信制御部と、
    を備えるサーバ装置。
  2. 前記通過可否要求受付部により、入場時および出場時のそれぞれにおいて受け付けられた前記通過可否要求から得られる前記自動改札機の識別情報に基づいて、前記通信端末の識別情報に対応する入場から出場までの経路を取得し、取得した経路に対応する料金を精算する精算部を備える、
    請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記精算部は、
    前記経路に対応する料金を計算して得られた請求情報を、前記通信端末または予め設定された前記通信端末を管理する管理装置に送信する、
    請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記精算部は、
    前記経路に対応して計算された料金を、前記通信端末に対応付けて蓄積された金額から差し引くことで精算を行う、
    請求項2に記載のサーバ装置。
  5. 自動改札機を通過しようとする利用者が所持する通信端末と少なくとも通信する通信部と、
    前記自動改札機の通過要求を、前記通信部を介して前記通信端末から受け付ける通過要求受付部と、
    前記通過要求受付部により前記自動改札機の通過要求が受け付けられた場合に、前記通信端末に対して自己の自動改札機の識別情報を送信する識別情報送信制御部と、
    前記識別情報を送信した後、前記通信部が通信端末または鉄道の利用料金の精算を行うサーバ装置から、許可する情報を受信した場合に、前記利用者の通過を許可する通過許可部と、
    を備える自動改札機。
  6. 所定のアプリケーションプログラムから前記自動改札機の記通過要求が送信されていると判定された場合に、前記自己の自動改札機の識別情報を送信する識別情報送信制御部を備える、
    請求項5に記載の自動改札機。
  7. 自動改札機の通過に用いられる通信端末のコンピュータにより実行される交通利用プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記自動改札機に対して通過要求を行い、
    前記通過要求に対応して、前記自動改札機の識別情報を受信し、
    受信した前記自動改札機の識別情報と、自己の通信端末の識別情報とを、前記自動改札機における通過可否の判定を行うとともに、前記自動改札機が配置された区間の鉄道の利用料金を精算するサーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置から前記自動改札機の通過を許可する情報を受け付けた場合に、前記自動改札機に前記通過を許可する情報を送信する、
    処理を実行させるための交通利用プログラム。
  8. 前記自動改札機に対して通過要求をアプリ識別情報と共に送信する、
    請求項7に記載の交通利用プログラム。
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