JP7067329B2 - 樹脂成形品の接合方法 - Google Patents
樹脂成形品の接合方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7067329B2 JP7067329B2 JP2018132910A JP2018132910A JP7067329B2 JP 7067329 B2 JP7067329 B2 JP 7067329B2 JP 2018132910 A JP2018132910 A JP 2018132910A JP 2018132910 A JP2018132910 A JP 2018132910A JP 7067329 B2 JP7067329 B2 JP 7067329B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin molded
- molded product
- edge
- edges
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
また、前記基準プレートは、前記第1の樹脂成形品の前記反対側の端縁に溶着される第3の樹脂成形品をクランプするクランプユニットに取り付けられており、前記第1の樹脂成形品および前記第2の樹脂成形品の前記端縁同士が溶着された後、前記第1の樹脂成形品の前記反対側の端縁と前記第3の樹脂成形品の端縁との接合作業に当たっては、前記基準プレートが、前記クランプユニットから離脱されて、前記第1の樹脂成形品の前記反対側の端縁と前記第3の樹脂成形品の前記端縁との接触を可能にする。
圧力容器を作製するための樹脂成形品の接合方法について説明する前に、圧力容器の構成について説明する。
次に、前記センタライナ部21の両側(各端縁)にサイドライナ部22,23の端縁(開放側端縁)をそれぞれ溶着によって接合するための接合装置100について説明する。
次に、前述した接合装置100によって行われる接合作業(センタライナ部21の各端縁にサイドライナ部22,23の端縁を溶着により接合する作業)について説明する。
支持工程は、図3に示すように、前記センタライナ部21の各端縁に対して各サイドライナ部22,23の端縁が所定距離を存して対向するように、センタライナ部21をセンタライナ部支持台300上に支持すると共に、サイドライナ部22,23それぞれをサイドライナ部支持台400,400上に支持する工程である。
クランプ工程は、図4に示すように、センタライナ部21の一方側の端縁(図4における左側の端縁)に対して一方側のサイドライナ部22の端縁を当接させ、その状態で、センタライナ部クランプユニット500によってセンタライナ部21の端縁周辺を外周側から把持すると共に、サイドライナ部クランプユニット600によってサイドライナ部22を外周側から把持する工程である。
加熱溶融工程は、図5に示すように、センタライナ部21の端縁とサイドライナ部22の端縁とを離間させた状態で、これら端縁に赤外線ランプ800から赤外線を照射することによって加熱溶融させる工程である。
溶着工程は、図6に示すように、前記加熱溶融された各ライナ部21,22の端縁同士を接触させて溶着させる工程である。
以上説明したように、本実施形態では、クランプ工程において、センタライナ部21およびサイドライナ部22の端縁同士を、その全周囲が接触するように当接させた状態で、各ライナ部21,22の姿勢を維持したまま、各ライナ部21,22をクランプしている。このため、支持工程において各ライナ部21,22の端縁同士の平行度が得られていなかったとしても、各ライナ部21,22の端縁同士を当接させることでこの平行度を得ることができ、その後、各ライナ部21,22の端縁同士を離間させたとしても、両者の平行度を維持することができる。このため、各ライナ部21,22の端縁同士を離間させた状態で、この端縁を加熱溶融させ、この端縁同士を接触させて溶着させる場合には、各ライナ部21,22の端縁同士の平行度が維持された状態で溶着することができる。従って、各ライナ部21,22の端縁同士の片当たりが発生し難くなり、ビードの量を周方向の全体に亘って均一に得ることができて、各ライナ部21,22同士の接合部分での接合強度を周方向の全体に亘って均一に確保することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲および該範囲と均等の範囲で包含される全ての変形や応用が可能である。
22,23 サイドライナ部(樹脂成形品)
100 接合装置
200 ベース台
300 センタライナ部支持台(基台)
400 サイドライナ部支持台(基台)
500 センタライナ部クランプユニット
600 サイドライナ部クランプユニット
800 赤外線ランプ
900 圧着ユニット
Claims (2)
- 筒状の複数の樹脂成形品の端縁同士を溶着によって接合する樹脂成形品の接合方法において、
互いに端縁同士が溶着される一対の前記樹脂成形品を第1の樹脂成形品および第2の樹脂成形品とした場合に、軸心が水平方向に延在する状態とされた前記第1の樹脂成形品における、前記第2の樹脂成形品の端縁に溶着される端縁とは反対側の端縁に対し、鉛直方向に沿って配設された基準プレートを当接させることにより、前記第1の樹脂成形品の前記反対側の端縁が鉛直方向に沿うように当該第1の樹脂成形品の姿勢を矯正した状態で、前記第1の樹脂成形品および前記第2の樹脂成形品における互いに溶着される端縁同士が対向するように前記各樹脂成形品を基台上に支持する支持工程と、
前記支持工程の後、前記第1の樹脂成形品の前記反対側の端縁を前記基準プレートに当接させた状態のまま、前記第1の樹脂成形品および前記第2の樹脂成形品における互いに溶着される前記端縁同士を、その全周囲が接触するように当接させた状態で、これら樹脂成形品の姿勢を維持したまま、当該各樹脂成形品をクランプするクランプ工程と、
前記クランプ工程の後、前記第1の樹脂成形品および前記第2の樹脂成形品における互いに溶着される前記端縁同士を離間させた状態で、これら端縁を加熱溶融させる加熱溶融工程と、
前記加熱溶融させた前記第1の樹脂成形品および前記第2の樹脂成形品の前記端縁同士を接触させて溶着させる溶着工程と、を備えていることを特徴とする樹脂成形品の接合方法。 - 請求項1記載の樹脂成形品の接合方法において、
前記基準プレートは、前記第1の樹脂成形品の前記反対側の端縁に溶着される第3の樹脂成形品をクランプするクランプユニットに取り付けられており、
前記第1の樹脂成形品および前記第2の樹脂成形品の前記端縁同士が溶着された後、前記第1の樹脂成形品の前記反対側の端縁と前記第3の樹脂成形品の端縁との接合作業に当たっては、前記基準プレートが、前記クランプユニットから離脱されて、前記第1の樹脂成形品の前記反対側の端縁と前記第3の樹脂成形品の前記端縁との接触を可能にすることを特徴とする樹脂成形品の接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018132910A JP7067329B2 (ja) | 2018-07-13 | 2018-07-13 | 樹脂成形品の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018132910A JP7067329B2 (ja) | 2018-07-13 | 2018-07-13 | 樹脂成形品の接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020011385A JP2020011385A (ja) | 2020-01-23 |
JP7067329B2 true JP7067329B2 (ja) | 2022-05-16 |
Family
ID=69169123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018132910A Active JP7067329B2 (ja) | 2018-07-13 | 2018-07-13 | 樹脂成形品の接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7067329B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022023361A (ja) * | 2020-07-27 | 2022-02-08 | トヨタ自動車株式会社 | 赤外線溶着機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006283968A (ja) | 2005-03-07 | 2006-10-19 | Toyota Motor Corp | ガス容器の製造方法およびガス容器 |
JP2013208739A (ja) | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Sekisui Chem Co Ltd | 管軸調整治具及びバット融着機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3102667B2 (ja) * | 1994-01-28 | 2000-10-23 | 大阪機工株式会社 | 合成樹脂製品の突合せ溶着装置 |
-
2018
- 2018-07-13 JP JP2018132910A patent/JP7067329B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006283968A (ja) | 2005-03-07 | 2006-10-19 | Toyota Motor Corp | ガス容器の製造方法およびガス容器 |
JP2013208739A (ja) | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Sekisui Chem Co Ltd | 管軸調整治具及びバット融着機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020011385A (ja) | 2020-01-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6105781B2 (ja) | レーザーシンクロ溶接プロセスと装置 | |
JP4466408B2 (ja) | ガス容器およびその製造方法 | |
EP0167870B1 (en) | Welding fluoropolymer pipe and fittings | |
US8505604B2 (en) | Laser head and method of connecting tubular parts by the laser transmission method | |
JP4740028B2 (ja) | 中空体成形装置 | |
JPH01110127A (ja) | 熱可塑性材料から成る管状部材の溶接方法および装置 | |
EP3431266B1 (en) | Heat welding apparatus for combining plastic fuel tank and plastic parts and method of combining plastic fuel tank and plastic parts using the apparatus | |
JP7067329B2 (ja) | 樹脂成形品の接合方法 | |
GB2520717A (en) | Techniques for coating pipeline field joints | |
JP4766589B2 (ja) | 樹脂被覆鋼管の接続部の被覆装置および被覆方法 | |
JP2006247892A (ja) | 二部材の接合構造および接合方法、並びにガス容器およびその製造方法 | |
EP0256825B1 (en) | Structures of plastics material | |
RU2010111246A (ru) | Способ изготовления тюбиков с использованием сварки | |
JP2010167695A (ja) | 圧力容器の製造方法 | |
KR101866021B1 (ko) | 레이저 융착된 압력 용기 및 그 제조 방법 | |
JP7120188B2 (ja) | 樹脂成形品の接合方法 | |
ES2231491T3 (es) | Dispositivo de sujeccion para soldadura por infrarrojos. | |
JP5912687B2 (ja) | 熱可塑性樹脂チューブの溶着装置及び溶着方法 | |
US20220024145A1 (en) | Infrared welding machine | |
JPH06323454A (ja) | 造形ワークピース製造方法及び装置並びに造形ワークピース | |
GB1570686A (en) | Joining of polytetrafluoroethylene bodies | |
CN112739527B (zh) | 激光焊接系统和方法 | |
JP7215434B2 (ja) | 赤外線溶着装置 | |
JPWO2019003394A1 (ja) | 樹脂製チューブ部材、樹脂製チューブ部材の製造方法、樹脂製管継手及び、樹脂製配管 | |
JP2016141055A (ja) | 部品溶着装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220411 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7067329 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |