JP7067144B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

この発明は、空気調和装置に関するものである。
可燃性冷媒が流れる熱交換器が配置された熱交換室と、熱交換器に接続された冷媒配管が配置された機械室と、熱交換室の下部から機械室の下部に向って延びるドレンパンと、機械室の下部に設けられて可燃性冷媒を検知するセンサとを備えた空気調和装置の室内機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-098346号公報
このように、特許文献1に示されるような空気調和装置は、室内機の筐体内に冷媒漏洩を検知するセンサが収容されている。センサには経年劣化等があるため、定期的に点検する必要がある。点検方法としては、検査用のガスをセンサに吹き込み、センサが検査用ガスに反応するか否かを確認する方法がある。この方法で点検を実施する場合、室内機が例えば天井等の高所に設置されている場合、検査用ガスをセンサに吹き込むのが困難である。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、室内機の設置箇所にかかわらず、室内機の筐体内に設置された、冷媒漏洩を検知するためのセンサの検査用ガスを用いた点検を容易に行うことができる空気調和装置を得ることにある。
本開示に係る空気調和装置は、冷媒が封入された冷媒配管を内部に収容した室内機の筐体と、前記筐体の内部に設けられ、雰囲気中の前記冷媒の濃度を検知可能なセンサと、前記筐体の設置箇所と異なる箇所に設けられた検査用ガス注入部と、前記検査用ガス注入部に注入された検査用ガスを前記センサが検知可能な位置にまで搬送可能な検査用ガス配管と、を備え、前記センサは、前記冷媒を検知するための感ガス素子と、前記感ガス素子を覆い、外部の雰囲気を前記感ガス素子へと導入するための通気孔が形成されセンサキャップと、を備え、前記センサキャップ内には、前記通気孔と前記感ガス素子との間にフィルタが設けられ、前記センサキャップには、前記フィルタよりも前記感ガス素子側に通じる検査用ポートが形成され、前記検査用ガス配管の一端は、前記検査用ガス注入部に接続され、前記検査用ガス配管の他端は、前記検査用ポートに接続される。
あるいは、本開示に係る空気調和装置は、冷媒が封入された冷媒配管を内部に収容した室内機の筐体と、前記筐体の内部に設けられ、雰囲気中の前記冷媒の濃度を検知可能なセンサと、前記筐体の設置箇所と異なる箇所に設けられた検査用ガス注入部と、前記検査用ガス注入部に注入された検査用ガスを前記センサが検知可能な位置にまで搬送可能な検査用ガス配管と、を備え、前記検査用ガス注入部は、空気調和装置のリモコンに設けられる。
この発明に係る空気調和装置によれば、室内機の設置箇所にかかわらず、室内機の筐体内に設置された、冷媒漏洩を検知するためのセンサの検査用ガスを用いた点検を容易に行うことができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る空気調和装置が設置された部屋の構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態1に係る空気調和装置が備えるセンサの内部構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態1に係る空気調和装置の要部の構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態2に係る空気調和装置が備えるセンサの内部構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態2に係る空気調和装置におけるテスト用ガス濃度とセンサ検出濃度との関係を調べる実験装置の構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態2に係る空気調和装置におけるテスト用ガス濃度とセンサ検出濃度との関係の実験結果の一例を示す図である。 テスト用ガス濃度とセンサ検出濃度との関係の比較例を示す図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1から図3は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1は空気調和装置が設置された部屋の構成を模式的に示す図、図2は空気調和装置が備えるセンサの内部構成を模式的に示す図、図3は空気調和装置の要部の構成を模式的に示す図である。
図1に示すように、この発明の実施の形態1に係る空気調和装置が設置される部屋10には、空気調和装置の室外機20及び室内機30が設置されている。室外機20は、部屋10の外壁11より外に設置される。室内機30は、部屋10の例えば内壁12の上方寄りの位置に固定されている。このように、室内機30は、空気調和の対象となる部屋10の室内に設置され、室外機20は、当該部屋の室外に設置される。
室外機20は、室外機熱交換器21、室外機ファン22及び圧縮機23を備えている。室内機30は、室内機熱交換器31及び室内機ファン32を備えている。室内機30と室外機20とは冷媒配管40で接続されている。冷媒配管40は、室内機熱交換器31と室外機熱交換器21との間で循環して設けられている。冷媒配管40内には冷媒が封入されている。冷媒が封入された冷媒配管40の一部は、室内機30の筐体の内部に収容されている。
冷媒配管40内に封入される冷媒は、地球温暖化係数(GWP)の小さいものを用いることが地球環境保護上の観点からいって望ましい。また、冷媒配管40内に封入される冷媒は、可燃性のガスである。この冷媒は空気よりも平均分子量が大きく(空気に対する比重が1よりも大きく)、空気中では重力方向の下方へと沈んでいく性質を持っている。
このような冷媒として、具体的に例えば、ジフルオロメタン(CH2F2:R32)、テトラフルオロプロパン(CF3CF=CH2:HFO-1234yf)、プロパン(R290)、プロピレン(R1270)、エタン(R170)、ブタン(R600)、イソブタン(R600a)、1.1.1.2-テトラフルオロエタン(C2H2F4:R134a)、ペンタフルオロエタン(C2HF5:R125)、1.3.3.3-テトラフルオロ-1-プロペン(CF3-CH=CHF:HFO-1234ze)等の中から選ばれる1つ以上の冷媒からなる(混合)冷媒を用いることができる。
圧縮機23は、室内機熱交換器31と室外機熱交換器21との間における冷媒の循環経路の一側に設けられている。圧縮機23は、供給された冷媒を圧縮して当該冷媒の圧力及び温度を高める機器である。なお、ここでは図示を省略しているが、同循環経路の他側には膨張弁が設けられている。膨張弁は、流入した冷媒を膨張させ、当該冷媒の圧力を低下させる。そして、冷媒配管40により形成された冷媒の循環経路と、当該循環経路上に冷媒配管40により接続された、室内機熱交換器31、室外機熱交換器21、四方弁(図示せず)、圧縮機23及び膨張弁により、冷凍サイクル(冷媒回路)が構成されている。
このようにして構成された冷凍サイクルは、室内機熱交換器31及び室外機熱交換器21のそれぞれにおいて冷媒と空気の間で熱交換を行うことにより、室内機30と室外機20との間で熱を移動させるヒートポンプとして働く。この際、四方弁を切り換えることにより、冷凍サイクルにおける冷媒の循環方向を反転させて冷房運転と暖房運転とを切り換えることができる。
空気調和装置の室内機30の筐体内には、センサ100が設けられている。センサ100は、雰囲気中の冷媒の濃度を検知可能である。すなわち、センサ100は、冷媒配管40に封入されたものと同種の冷媒の雰囲気中における濃度に応じた検出信号を出力する。具体的に例えば、センサ100は、雰囲気中の冷媒濃度に比例した電圧の検出信号を出力する。
図2を参照しながら、センサ100の構成について説明する。同図に示すように、センサ100は、センサモジュール基板110及びセンサキャップ120を備えている。センサモジュール基板110上には、感ガス素子111が実装されている。感ガス素子111は、冷媒を検知するための素子である。感ガス素子111は、センサ100が例えば半導体式であれば酸化スズ等の感ガス材料を備えている。
センサキャップ120は、センサキャップ120は、例えば下側が開放された中空筒状の部材である。感ガス素子111を覆うように、センサモジュール基板110に取り付けられている。センサキャップ120には、通気孔121が形成されている。通気孔121は、センサキャップ120の例えば上面に配置されている。通気孔121は、外部の雰囲気を感ガス素子111へと導入するための孔である。センサキャップ120内には、フィルタ122が設けられている。フィルタ122は、通気孔121と感ガス素子111との間に配置される。フィルタ122は、通気孔121を通ってセンサキャップ120内に導入された外気中からごみ等の異物、雑ガス等を取り除くためのものである。
図1に示すように、空気調和装置の室内機30が設置された部屋10の内壁12には、空気調和装置のリモコン50(リモートコントローラ)が設置されている。リモコン50は、室内機30の筐体の設置箇所と異なる箇所であって、人が操作しやすい位置に配置される。図3に示すように、リモコン50の前面には、リモコン蓋51が取り付けられている。リモコン蓋51の表面には、操作表示部52が設けられている。
操作表示部52は、例えばタッチパネルを備えている。使用者は、リモコン50の操作表示部52のタッチパネルに表示されたボタン等を操作することにより、空気調和装置の電源のON/OFF、風向、風量等の設定等を行うことができる。また、リモコン50の操作表示部52には、空気調和装置の運転状況等の各種の情報が使用者に対し表示される。なお、操作表示部52は、タッチパネルでなく液晶ディスプレイを備えるようにしてもよい。その場合、操作表示部52には空気調和装置の電源のON/OFF、風向、風量等の設定等を行うボタン、スイッチ類が備えられる。
リモコン蓋51は開閉可能である。リモコン蓋51を開くと、図3に示すように、リモコン50の内部が表に露出する。リモコン50の内部には、例えば、制御基板53及び検査用ガス注入部54等が設けられている。制御基板53は、リモコン50の動作を制御するためのものである。検査用ガス注入部54は、検査用ガスを注入するための開口である。検査用ガスは、センサの点検を行うためのガスである。リモコン蓋51が閉じた状態では、検査用ガス注入部54の開口が閉鎖される。リモコン蓋51が開いた状態では、検査用ガス注入部54の開口が開かれる。
前述したように、リモコン50は、室内機30の筐体の設置箇所と異なる箇所に配置される。したがって、検査用ガス注入部54も、室内機30の筐体の設置箇所と異なる箇所に配置される。なお、検査用ガス注入部54の設置箇所は、室内機30の筐体の設置箇所と異なる箇所であれば、リモコン50内に限られない。例えば、検査用ガス注入部54をリモコン50とは別に部屋10の内壁12に設けてもよい。
図1及び図3に示すように、この実施の形態に係る空気調和装置は、検査用ガス配管60を備えている。検査用ガス配管60の一端は、接続部61を介して検査用ガス注入部54に接続されている。検査用ガス配管60の中間部分は、例えば部屋10の内壁12と外壁11との間に敷設される。検査用ガス配管60の他端側は、室内機30の筐体内に収容されている。そして、検査用ガス配管60の他端は、例えば、センサ100のセンサキャップ120に形成された通気孔121の上方に配置される。
検査用ガス注入部54に検査用ガスを注入すると、検査用ガスは検査用ガス配管60を通り、室内機30の筐体内のセンサ100にまで運ばれる。そして、検査用ガス配管60から出た検査用ガスは、センサキャップ120の通気孔121を通過して感ガス素子111に達する。このように、検査用ガス配管60は、検査用ガス注入部54に注入された検査用ガスをセンサ100が検知可能な位置にまで搬送可能である。
なお、検査用ガス注入部54への検査用ガスの注入は、検査用ガスカートリッジ70を使用して行ってもよい。検査用ガスカートリッジ70内には、検査用ガスが予め封入されている。検査用ガスカートリッジ70を検査用ガス注入部54に差し込むと、検査用ガスカートリッジ70の密封が破れ、検査用ガスカートリッジ70内の検査用ガスが検査用ガス注入部54に注入される。
以上のように構成された空気調和装置によれば、室内機30とは異なる場所から、室内機30の筐体内に設置されたセンサ100へと、検査用のガスを送り込むことができる。このため、室内機30の設置箇所にかかわらず、室内機30の筐体内に設置されたセンサ100について検査用ガスを用いた点検を容易に行うことができる。
なお、センサ100の検出信号の出力端子をリモコン50に設けてもよい。このようにすることで、例えば点検作業者が所持するスマートフォン等の端末装置をリモコン50の出力端子に接続して点検結果を容易に確認できる。
また、センサ100を駆動させるための電力供給端子をリモコン50に設けてもよい。このようにすることで、例えば停電時等のセンサ100に駆動用電力が供給されていない状況でも、リモコン50の端子を介してバッテリー等の外部電源からセンサ100に駆動用電力を供給して点検を行うことができる。この際、リモコン50の電力供給端子への電力供給をスマートフォンのバッテリーから行えるようにしてもよい。このようにすることで、リモコン50にスマートフォン等の端末装置を接続すれば、空気調和装置への通電状況にかかわらずセンサ100の点検を行うことができる。
また、センサ100として半導体式センサを用いる場合、センサ100を駆動させるために感ガス素子111を加熱する必要がある。そこで、感ガス素子111を加熱するヒータへの電力供給端子もリモコン50に設けるようにしてもよい。
実施の形態2.
図4から図7は、この発明の実施の形態2に係るもので、図4は空気調和装置が備えるセンサの内部構成を模式的に示す図、図5は空気調和装置におけるテスト用ガス濃度とセンサ検出濃度との関係を調べる実験装置の構成を模式的に示す図、図6は空気調和装置におけるテスト用ガス濃度とセンサ検出濃度との関係の実験結果の一例を示す図、図7はテスト用ガス濃度とセンサ検出濃度との関係の比較例を示す図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成において、センサキャップに検査用ポートを設け、検査用ガス配管を検査用ポートに接続するようにしたものである。以下、この実施の形態2に係る空気調和装置について、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
この発明の実施の形態2に係る空気調和装置が備えるセンサキャップ120には、図4に示すように、検査用ポート123が設けられている。検査用ポート123は、例えば中空筒状の部材である。検査用ポート123の一端は、フィルタ122よりも感ガス素子111側のセンサキャップ120の内部空間に通じている。検査用ポート123の他端は、センサキャップ120の外部に開放されている。そして、図示は省略しているが、実施の形態1と同様に、検査用ガス配管60の一端は、検査用ガス注入部54に接続されている。また、検査用ガス配管60の他端は、検査用ポート123に接続されている。
なお、他の構成については実施の形態1と同様であり、ここでは、その説明を省略する。
以上のように構成された空気調和装置においても、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。さらに、センサキャップ120に検査用ポート123を設け、この検査用ポート123に検査用ガス配管60を接続したことで、検査用ガス注入部54に注入された検査用ガスを、直接的にセンサキャップ120内に送り込み、フィルタ122を介さずに感ガス素子111に触れさせることができる。このため、より正確にセンサ100の検査を行うことが可能である。
このことは、実験によっても確かめることができる。そこで、次に図5から図7を参照しながら、この実施の形態に係る検査用ポート123を備えたセンサキャップ120により得られる効果を確認する実験について説明する。
図5に示すのは、検査用ポート123有りのセンサキャップ120を用いた場合における、テスト用ガス濃度とセンサ検出濃度との関係を調べるための実験装置の構成である。同図に示すように、センサ100は、試験槽201内においてセンサキャップ120が下側になる向きに配置されている。テスト用配管202の一端は、センサキャップ120の検査用ポート123に接続されている。テスト用配管202の他端は、調整弁204を介してテスト用ガス袋203に接続されている。
テスト用ガス袋203内には、テスト用ガスが封入されている。この実験では、封入されるテスト用ガスの濃度が異なる複数のテスト用ガス袋203を用意した。テスト用ガスとしては、冷媒としてR32(ジフルオロメタン)を用い、それぞれの濃度となるようにR32と空気とを混合したものを使用した。
そして、実験では、調整弁204を開き、テスト用ガス袋203からテスト用配管202への一定の流量でテスト用ガスを送出し、センサ100の検出結果を記録した。図6に示すのは、図5の実験装置を用いて行った、検査用ガス濃度とセンサ検出濃度との関係の実験結果の一例である。図7に示すのは、検査用ガス濃度とセンサ検出濃度との関係の比較例である。この図7の比較例は、図5の実験装置においてセンサキャップ120を用いずにテスト用配管202から直接にセンサ100の感ガス素子にテスト用ガスを送った場合の結果である。
図6と図7を比較すれば明白なように、検査用ポート123有りのセンサキャップ120を用いることで、センサ100の検出値がテスト用ガスの濃度により近くなることが分かった。したがって、前述したように、この実施の形態のセンサキャップ120を備えた空気調和装置によれば、より正確にセンサ100の検査を行うことが可能である。
なお、検査用ポート123の感ガス素子111側の先端を先細りにしてもよい。このようにすることで、検査用ポート123から感ガス素子111に送出されるガスの密度を上昇させることができ、センサ100の検査精度をさらに向上できる。
また、通常時には、例えば実施の形態1で説明したリモコン蓋51等により、検査用ガス注入部54が閉塞されるようにしておくとよい。このようにすることで、通常時に雑ガス等が検査用ガス注入部54から検査用ガス配管60及び検査用ポート123を通って感ガス素子111に触れることを抑制できる。このため、雑ガス等によるセンサ100の誤検知を抑制することが可能である。
さらに、この実施の形態2においても、実施の形態1と同様、センサ100の検出信号の出力端子、及び、センサ100を駆動させるための電力供給端子をリモコン50に設けてもよい。このようにすることで、リモコン50にスマートフォン等の端末装置を接続すれば、空気調和装置への通電状況にかかわらずセンサ100の点検を行うことができる。
10 部屋
11 外壁
12 内壁
20 室外機
21 室外機熱交換器
22 室外機ファン
23 圧縮機
30 室内機
31 室内機熱交換器
32 室内機ファン
40 冷媒配管
50 リモコン
51 リモコン蓋
52 操作表示部
53 制御基板
54 検査用ガス注入部
60 検査用ガス配管
61 接続部
70 検査用ガスカートリッジ
100 センサ
110 センサモジュール基板
111 感ガス素子
120 センサキャップ
121 通気孔
122 フィルタ
123 検査用ポート
201 試験槽
202 テスト用配管
203 テスト用ガス袋
204 調整弁

Claims (4)

  1. 冷媒が封入された冷媒配管を内部に収容した室内機の筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、雰囲気中の前記冷媒の濃度を検知可能なセンサと、
    前記筐体の設置箇所と異なる箇所に設けられた検査用ガス注入部と、
    前記検査用ガス注入部に注入された検査用ガスを前記センサが検知可能な位置にまで搬送可能な検査用ガス配管と、を備え
    前記センサは、
    前記冷媒を検知するための感ガス素子と、
    前記感ガス素子を覆い、外部の雰囲気を前記感ガス素子へと導入するための通気孔が形成されセンサキャップと、を備え、
    前記センサキャップ内には、前記通気孔と前記感ガス素子との間にフィルタが設けられ、
    前記センサキャップには、前記フィルタよりも前記感ガス素子側に通じる検査用ポートが形成され、
    前記検査用ガス配管の一端は、前記検査用ガス注入部に接続され、
    前記検査用ガス配管の他端は、前記検査用ポートに接続された空気調和装置。
  2. 前記検査用ガス注入部は、空気調和装置のリモコンに設けられた請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 冷媒が封入された冷媒配管を内部に収容した室内機の筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、雰囲気中の前記冷媒の濃度を検知可能なセンサと、
    前記筐体の設置箇所と異なる箇所に設けられた検査用ガス注入部と、
    前記検査用ガス注入部に注入された検査用ガスを前記センサが検知可能な位置にまで搬送可能な検査用ガス配管と、を備え、
    前記検査用ガス注入部は、空気調和装置のリモコンに設けられた空気調和装置。
  4. 前記リモコンは、前記センサの検出信号を出力する端子を備えた請求項2又は請求項3に記載の空気調和装置。
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