JP7065752B2 - 燃料電池スタック及び燃料電池車両 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池スタック及び燃料電池車両に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の一方の面にアノード電極が、他方の面にカソード電極が、それぞれ配設された電解質膜・電極構造体(MEA)を備える。電解質膜・電極構造体は、セパレータによって挟持されることにより、発電セル(単位セル)が構成されている。通常、所定の数の発電セルを積層することによりセル積層体が構成され、例えば、車載用燃料電池スタックとして燃料電池車両に搭載されている。
セル積層体の隙間等から水素ガスが漏れ出た場合でも、モータルーム内への水素ガスの拡散を防止するため、セル積層体をスタックケースで覆う構成が採用されている(例えば、特許文献1を参照)。スタックケースには換気機構が接続され、スタックケース内の水素ガスの濃度が一定濃度以下となるように換気される。
特開2004-186029号公報
スタックケースは、セル積層体を衝撃から保護するとともに燃料電池スタックを車体に搭載するためのマウント締結部等を含む強度部材としての機能が要求される。このため、スタックケースは、十分な強度・剛性を有する部品として構成されている。一方、燃料電池スタックは、車体の衝撃吸収ストロークを確保するために、荷重入力時においても車体側ハード部品と干渉しないような形状・レイアウトが求められる。特に、スタックケース内に補機等のデバイス類が収容される場合には、このような要求を満たすことが容易ではない。
そこで、本発明は、スタックケース内にデバイス類が収容された燃料電池スタックへの荷重入力時に衝撃吸収ストロークを有効に確保することができる燃料電池スタック及び燃料電池車両を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、発電セルが複数積層されてなるセル積層体と、前記セル積層体を収容したスタックケースとを備えた燃料電池スタックであって、前記スタックケースは、第1カバー部と、前記第1カバー部よりも低剛性に構成された第2カバー部とを有し、前記スタックケース内に配置されたデバイス類の一部が、前記第2カバー部によって覆われており、前記第2カバー部は、外部荷重の入力に伴い前記スタックケースが車体フレームに対し移動する際に車体側ハード部品に干渉する位置に設けられている、燃料電池スタックである。
本発明の第2の態様は、車体フレームと、前記車体フレームに搭載された燃料電池スタックとを備え、前記燃料電池スタックは、電解質膜・電極構造体とセパレータとを有する発電セルが複数積層されてなるセル積層体と、前記セル積層体を収容したスタックケースとを備える、燃料電池車両であって、前記スタックケースは、第1カバー部と、前記第1カバー部よりも低剛性に構成された第2カバー部とを有し、前記スタックケース内に配置されたデバイス類の一部が、前記第2カバー部によって覆われており、前記第2カバー部は、外部荷重の入力に伴い前記スタックケースが前記車体フレームに対し移動する際に車体側ハード部品に干渉する位置に設けられている、燃料電池車両である。
本発明の燃料電池スタック及び燃料電池車両によれば、燃料電池スタックへの荷重の入力に伴って燃料電池スタックが車体に対して変位した際、車体側ハード部品が当たる部位は、第1カバー部よりも柔軟な第2カバー部で構成されている。このため、第2カバー部が車体側ハード部品に当たった際には第2カバー部が変形又は破損することで、衝撃吸収ストロークは阻害されない。従って、燃料電池車両の衝撃吸収ストロークを有効に確保することができる。
本発明の実施形態に係る燃料電池車両の斜視図である。 スタックケースの分解斜視図である。 補機ケースの、第2カバー部を含む断面図である。 燃料電池車両(荷重未力時)の前部の側面図である。 燃料電池車両(荷重入力時)の前部の側面図である。 燃料電池車両に搭載された燃料電池システムの概略図である。
以下の説明において、上方(上部)とは、鉛直方向の上方(上部)を意味する。図1に示す燃料電池車両10は、燃料電池システム11を備える。燃料電池車両10は、例えば、燃料電池電気自動車である。燃料電池システム11は、燃料電池スタック12を備える。燃料電池車両10はさらに、ECU(Electronic control unit)62(図6参照)や、燃料電池システム11で発電した電力を電源として動作する走行用モータ等の電装品を備える。
燃料電池スタック12が、ダッシュボード16の前方(矢印Af方向)に形成されたフロントルーム(モータルーム)18内に配設されている。燃料電池スタック12は、複数の発電セル12cが車両幅方向(矢印B方向)に積層されてなるセル積層体12stと、セル積層体12stを覆うスタックケース13とを有する。
各発電セル12cは、電解質膜(例えば、固体高分子電解質膜)の両面にそれぞれアノード電極及びカソード電極が配置されて構成された電解質膜・電極構造体と、この電解質膜・電極構造体を両側から挟持する一対のセパレータとを有する。アノード電極と一方のセパレータとの間に燃料ガス流路が形成される。カソード電極と他方のセパレータとの間に酸化剤ガス流路が形成される。
セル積層体12stには、燃料ガス流路に燃料ガスを供給する燃料ガス入口連通孔と、燃料ガスを排出する燃料ガス出口連通孔と、酸化剤ガス流路に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス入口連通孔と、酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス出口連通孔と、冷却媒体を供給する冷却媒体入口連通孔と、冷却媒体を排出する冷却媒体出口連通孔とが、セル積層体12stの積層方向に沿って形成されている。
複数の発電セル12cは、鉛直方向(矢印C方向)に積層されてもよい。複数の発電セル12cは、車両前後方向(矢印A方向)に積層されてもよい。セル積層体12stの積層方向一端(矢印BR方向側)には、第1ターミナルプレート22a及び第1絶縁プレート24aが外方に向かって順次配設される。セル積層体12stの積層方向他端(矢印BL方向側)には、第2ターミナルプレート22b及び第2絶縁プレート24bが外方に向かって順次配設される。
スタックケース13は、平面視で略四角形状(長辺が車両幅方向に沿って延在する長方形状)である。スタックケース13は、セル積層体12stを収容するメインケース14と、燃料電池用補機70を収容する補機ケース15とを備える。メインケース14(具体的には、後述する右サイドパネル78)には、不図示のマウント部が設けられており、当該マウント部が、車体フレーム11Fの右側のフロントサイド部材11Faに固定されている。
図2に示すように、メインケース14は、平面視で四角形状のケース本体76を有する。ケース本体76は、左側(矢印BL方向側)に形成された四角形状の左開口部76aと、右側(矢印BR方向側)に形成された四角形状の右開口部76bと、後側(矢印Ar方向側)に形成された四角形状の後方開口部76cとを有し、箱型に構成されている。
ケース本体76の上部(図示例では、ケース本体76の鉛直方向の上面76s)の、補機ケース15が接合される側とは反対側の2つの角部には、メインケース14を外部に連通する孔部14hが形成されている。孔部14hは、ケース本体76の上記2つの角部のうちいずれか一方のみに設けられていてもよい。孔部14hは、メインケース14の鉛直方向の上面76s以外の側面の上部に設けられていてもよい。
メインケース14は、さらに、ケース本体76の右開口部76bを閉じる右サイドパネル78と、ケース本体76の後方開口部76cを閉じる後方サイドパネル80とを備える。右サイドパネル78は、四角形状のパネルであり、ケース本体76の右端にボルト82により接合される。
右サイドパネル78は、セル積層体12stに積層方向の締付荷重を付与する一方のエンドプレートを兼ねている。ケース本体76と右サイドパネル78との間には、弾性材料からなるシール部材81が、ケース本体76と右サイドパネル78との接合面の全周に亘って配置される。
後方サイドパネル80は、四角形状のパネルであり、ケース本体76の後端にボルト82により接合される。ケース本体76と後方サイドパネル80との間には、弾性材料からなるシール部材83が、ケース本体76と後方サイドパネル80との接合面の全周に亘って配置される。なお、後方サイドパネル80は、ケース本体76とは別部品ではなく、ケース本体76と一体であってもよい。
図1に示すように、補機ケース15は、燃料電池用補機70を保護するための保護ケースであり、メインケース14の水平方向に隣接してメインケース14に接合されている。補機ケース15内には、燃料電池用補機70として、酸化剤ガス系デバイス70B及び燃料ガス系デバイス70Aが収容されている。
補機ケース15内に収容されている酸化剤ガス系デバイス70Bは、エアポンプ48、加湿器50、バルブ51等である。補機ケース15内に収容されている燃料ガス系デバイス70Aは、インジェクタ32、エジェクタ34、水素ポンプ42、不図示のバルブ類等である。
補機ケース15は、第1カバー部88と、第1カバー部88よりも低剛性に構成された第2カバー部91とを有する。第1カバー部88は、メインケース14に隣接して設けられた凹形状の第1ケース部材89と、第1ケース部材89に接合された凹形状の第2ケース部材90とを有し、第1ケース部材89内に燃料電池用補機70の少なくとも一部が収容されている。第1カバー部88は、車両前方からの荷重F(図5参照)の入力に伴いスタックケース13が車体フレーム11Fに対し移動する際に車体側ハード部品11Hに干渉しない部位に設定されている。
本実施形態では、第1ケース部材89に、燃料ガス系デバイス70Aが収容されており、第2ケース部材90に、酸化剤ガス系デバイス70Bが収容されている。第1ケース部材89及び第2ケース部材90は、燃料ガス系デバイス70Aを荷重Fから保護する機能、及びスタックケース13を車体フレーム11Fに固定する機能を実現するのに十分な強度・剛性をもたせるために金属材料(例えば、アルミ合金)により構成されている。
図2に示すように、メインケース14と第2ケース部材90との間に第1ケース部材89が配置されている。第1ケース部材89は、ケース本体76の左端にボルト82により接合される。ケース本体76と第1ケース部材89との間には、弾性材料からなるシール部材79が、ケース本体76と第1ケース部材89との接合面の全周に亘って配置される。これにより、ケース本体76と第1ケース部材89との間に気密シールが形成されている。
第1ケース部材89は、燃料電池スタック12に積層方向の締付荷重を付与するエンドプレート部89aを一体に有する。エンドプレート部89aは、凹形状の第1ケース部材89の底壁部である。すなわち、第1ケース部材89の一部が、セル積層体12stに積層方向の締付荷重を付与する他方のエンドプレートを兼ねている。第1ケース部材89は、例えば、鋳造により成形されている。
第1ケース部材89は、メインケース14に接合された上記エンドプレート部89aと、エンドプレート部89aの周縁部全周からエンドプレート部89aの厚さ方向(メインケース14から離れる方向)(矢印BL方向)に延出した周壁部(第1周壁部)89bとを有する。エンドプレート部89aと周壁部89bとは、別々の部品を接合したものではなく、連続した一体の第1ケース部材89を構成している。
第1ケース部材89のエンドプレート部89aは、メインケース14の内部空間と補機ケース15の内部空間とを区画する。周壁部89bの突端(第2ケース部材90側の端部)には外方に突出した第1フランジ部89cが設けられている。
エンドプレート部89aの上部には、メインケース14の内部空間と補機ケース15の内部空間とを互いに連通させる複数の換気用連通孔94が設けられている。換気用連通孔94は、エンドプレート部89aを厚さ方向(矢印B方向)に貫通する孔であり、ケース本体76の左開口部76aに臨む。上記のシール部材79は、換気用連通孔94よりも外側に配置される。
第1ケース部材89のエンドプレート部89aは、メインケース14の内部空間と補機ケース15の内部空間とを区画する。第1ケース部材89のエンドプレート部89aには、燃料電池スタック12に設けられた酸化剤ガス入口連通孔、酸化剤ガス出口連通孔、燃料ガス入口連通孔、燃料ガス出口連通孔、冷却媒体入口連通孔及び冷却媒体出口連通孔にそれぞれ接続される不図示の接続配管を通すための配管用開口部96a、96bが形成されている。
第2ケース部材90は、第1ケース部材89を閉じるカバー部材であり、第1ケース部材89にボルト82により接合される。第2ケース部材90は、燃料電池スタック12から離れる方向(矢印BL方向)に凹んだ凹形状を有する。
周壁部90bの突端(第1ケース部材89側の端部)には外方に突出した第2フランジ部90cが設けられている。第2ケース部材90は、第1ケース部材89にボルト82により接合される。第1ケース部材89の第1フランジ部89cと第2ケース部材90の第2フランジ部90cとの間には、弾性材料からなるシール部材93が、第1ケース部材89と第2ケース部材90との接合面の全周に亘って配置される。これにより、第1フランジ部89cと第2フランジ部90cとの間に気密シールが形成されている。
図1において、第2ケース部材90には、不図示のマウント部が設けられており、当該マウント部が、車体フレーム11Fの左側のフロントサイド部材11Fbに固定されている。補機ケース15の上部(図示例では鉛直方向の上面72s)の、メインケース14が接合される側とは反対側の2つの角部には、補機ケース15を外部に連通する孔部15hが形成されている。具体的に、孔部15hは、第2ケース部材90の上部の2つの角部に形成されている。孔部15hは、第2ケース部材90の上部の2つの角部のうちいずれか一方のみに設けられていてもよい。孔部15hは、第2ケース部材90の鉛直方向の上面72s以外の側面の上部に設けられていてもよい。
図3に示すように、第2カバー部91は、第1カバー部88(第2ケース部材90)にボルト97により接合されている。具体的に、第2カバー部91は、凹状に凹んだ内面を有するカップ状部91aと、第2カバー部91の開口部に沿って全周に亘って設けられたフランジ部91bとを有する。第2カバー部91のフランジ部91bは、第1ケース部材89に設けられた孔部89dを囲む部位89eと、挟持プレート95との間に、全周に亘って挟持されている。挟持プレート95は、第2カバー部91のフランジ部91bに沿った枠形状に構成されている。第2カバー部91のフランジ部91bと挟持プレート95とが複数のボルト97により第1カバー部88に共締めされている。第2カバー部91は、第1カバー部88よりも低強度・低剛性(脆弱)に構成されている。
図4及び図5において、第2カバー部91は、荷重F(本実施形態では、前方から後方に向かう荷重F)の入力に伴いメインケース14が車体フレーム11F(図1参照)に対し移動する際に車体側ハード部品11Hに干渉(接触)する位置に設けられている。車両前後方向(矢印A方向)から見て、第2カバー部91は、車体側ハード部品11Hの少なくとも一部に重なる位置に設けられている。すなわち、第2カバー部91は、車両前後方向において、車体側ハード部品11Hの少なくとも一部と対向している。
車体側ハード部品11Hは、第2カバー部91よりも高強度・高剛性に構成された部品であり、例えば、ブレーキ系部品である。第2カバー部91は、第1カバー部88よりも小さい。第2カバー部91は、第1カバー部88の下部に設けられている。第2カバー部91は、第1カバー部88から突出している。第2カバー部91は、下方に突出している。第2カバー部91の下端は、車体側ハード部品11Hの上端よりも下方に位置する。なお、第2カバー部91は、第1カバー部88の下部以外の箇所(上部、後部、側部等)に設けられてもよい。
メインケース14内に配置されたデバイス類の一部が、第2カバー部91によって覆われている。第2カバー部91は、酸化剤ガス系デバイス70Bの一部を覆っている。本実施形態では、第2カバー部91は、酸化剤ガス系デバイス70Bの一部であるバルブ51を部分的に覆っている。第2カバー部91によって覆われているデバイス類の一部(バルブ51)は、前方から後方に向かう荷重Fの入力に伴って燃料電池スタック12が車体フレーム11Fに対して変位した際に車体側ハード部品11Hに接触しない位置に配置されている。第2カバー部91によって覆われているデバイス類の一部(バルブ51)の下端は、車体側ハード部品11Hの上端よりも上方に位置する。
なお、第2カバー部91によって覆われるデバイスは、バルブ51以外のデバイスであってもよい。第2カバー部91によって覆われるデバイスは、燃料ガス系デバイス70Aの一部であってもよい。
本実施形態において、第2カバー部91は、ラバー素材により構成されている。ラバー素材としては、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有する素材が挙げられる。第2カバー部91は、比較的硬質な樹脂により構成されてもよい。従って、第2カバー部91は、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ-(4-メチルペンテン-1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂等により構成されもよい。
図2において、外部からメインケース14内に空気を導入してメインケース14内を換気するために、メインケース14には換気用空気導入孔99が設けられている。換気用空気導入孔99は、メインケース14の下部(図示例では、右サイドパネル78の下部及び後方サイドパネル80の下部)に複数設けられている。また、補機ケース15の下部(図示例では、第1ケース部材89の下部及び第2ケース部材90の下部)にも換気用空気導入孔99が設けられている。
図1に示すように、燃料電池システム11は、さらに、スタックケース13(メインケース14及び補機ケース15)から燃料ガスを排出するための排気装置98を備える。セル積層体12st又は燃料電池用補機70(燃料ガス系デバイス70A及び酸化剤ガス系デバイス70B)から燃料ガスが漏出した場合に、燃料ガスが排気装置98を介して車外に排出されるようになっている。排気装置98は、メインケース14に接続された第1換気用ダクト100aと、補機ケース15に接続された第2換気用ダクト100bとを有する。
第1換気用ダクト100aの2つの接続管部102a、102bが、メインケース14の2つの孔部14hに接続されている。第1換気用ダクト100aの合流管部102cが、右側フェンダー部108Rに設けられた右側排気口110Rに接続されている。第2換気用ダクト100bの2つの接続管部104a、104bが、補機ケース15の2つの孔部15hに接続されている。第2換気用ダクト100bの合流管部104cが、左側フェンダー部108Lに設けられた左側排気口110Lに接続されている。第1換気用ダクト100aと第2換気用ダクト100bとは、連結配管112を介して相互に接続されている。
図6に示すように、燃料電池システム11は、さらに、燃料電池スタック12に燃料ガス(例えば、水素ガス)を供給する燃料ガス供給装置25と、燃料電池スタック12に酸化剤ガスである空気を供給する酸化剤ガス供給装置26と備える。図示は省略するが、燃料電池システム11はさらに、エネルギ貯蔵装置であるバッテリと、燃料電池スタック12に冷却媒体を供給する冷却媒体供給装置とを備える。
燃料ガス供給装置25は、高圧の燃料ガス(高圧水素)を貯留する燃料ガスタンク28と、燃料ガスを燃料電池スタック12へと導く燃料ガス供給ライン30と、燃料ガス供給ライン30に設けられたインジェクタ32と、インジェクタ32よりも下流側に設けられたエジェクタ34とを有する。燃料ガス供給ライン30は、燃料電池スタック12の燃料ガス入口20aに接続されている。インジェクタ32とエジェクタ34とにより燃料ガス噴射装置が構成されている。
燃料電池スタック12の燃料ガス出口20bには、燃料ガス排出ライン36が接続されている。燃料ガス排出ライン36は、燃料電池スタック12のアノードで少なくとも一部が使用された燃料ガスであるアノード排ガス(燃料オフガス)を、燃料電池スタック12から導出する。燃料ガス排出ライン36には、循環ライン40が連結されている。循環ライン40は、アノード排ガスをエジェクタ34に導く。循環ライン40には、水素ポンプ42(循環ポンプ)が設けられている。なお、水素ポンプ42は設けられなくてもよい。
燃料ガス排出ライン36には、気液分離器38が設けられる。気液分離器38の液体排出口38bには、接続ライン37が接続されている。接続ライン37には、ECU62によって開閉制御される排水バルブ39が設けられている。
酸化剤ガス供給装置26は、燃料電池スタック12の酸化剤ガス入口20cに接続された酸化剤ガス供給ライン44と、燃料電池スタック12の酸化剤ガス出口20dに接続された酸化剤ガス排出ライン46と、燃料電池スタック12に向けて空気を送給するエアポンプ48と、燃料電池スタック12に供給する空気を加湿する加湿器50とを有する。
エアポンプ48は、空気を圧縮するコンプレッサ48aと、コンプレッサ48aを回転駆動するモータ48bと、コンプレッサ48aに連結されたエキスパンダ48c(回生機構)とを有する。エアポンプ48は、ECU62により制御される。コンプレッサ48aは、酸化剤ガス供給ライン44に設けられている。酸化剤ガス供給ライン44において、コンプレッサ48aよりも上流側にはエアクリーナ52が設けられている。空気は、エアクリーナ52を介してコンプレッサ48aに導入される。
エキスパンダ48cは、酸化剤ガス排出ライン46に設けられている。エキスパンダ48cのインペラは、連結シャフト48dを介して、コンプレッサ48aのインペラに連結されている。コンプレッサ48aのインペラと、連結シャフト48dと、エキスパンダ48cのインペラとは、回転軸を中心に一体に回転する。エキスパンダ48cのインペラにはカソード排ガスが導入されて、カソード排ガスから流体エネルギを回生する。回生エネルギは、コンプレッサ48aを回転させるための駆動力の一部を賄う。
加湿器50は、水分が透過可能な多数の中空糸膜を有し、中空糸膜によって、燃料電池スタック12に向かう空気と、燃料電池スタック12から排出された多湿のカソード排ガスとの間で水分交換させて、燃料電池スタック12に向かう空気を加湿する。
酸化剤ガス供給ライン44において、加湿器50と燃料電池スタック12の酸化剤ガス入口20cとの間に、気液分離器54が設けられている。気液分離器54に接続ライン37が接続されている。気液分離器54の液体排出口54aにはドレイン管55の一端が接続されている。ドレイン管55の他端は排気管60に接続されている。ドレイン管55にはオリフィス56が設けられている。なお、気液分離器54は設けられなくてもよい。気液分離器54が設けられない場合、接続ライン37は酸化剤ガス供給ライン44に直接接続されてもよい。
排気管60はエキスパンダ48cの出口48eに接続されている。排気管60は、エキスパンダ48cの出口48eから延出し、車体底部に沿って、車体後部まで延在している。
次に、上記のように構成された燃料電池システム11の作用を説明する。
燃料電池システム11は、通常運転時において、以下のように動作する。図6において、燃料ガス供給装置25では、燃料ガスタンク28から燃料ガス供給ライン30に燃料ガスが供給される。このとき、燃料ガスは、インジェクタ32によりエジェクタ34に向けて噴射され、エジェクタ34を介して、燃料ガス入口20aから燃料電池スタック12内の燃料ガス流路へと導入され、アノードに供給される。
一方、酸化剤ガス供給装置26では、エアポンプ48(コンプレッサ48a)の回転作用下に、酸化剤ガス供給ライン44に酸化剤ガスである空気が送られる。空気は、加湿器50にて加湿された後、酸化剤ガス入口20cから燃料電池スタック12内の酸化剤ガス流路に導入され、カソードに供給される。各発電セル12cでは、アノードに供給される燃料ガスと、カソードに供給される空気中の酸素とが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
アノードで消費されなかった燃料ガスは、アノード排ガスとして燃料ガス出口20bから燃料ガス排出ライン36に排出される。気液分離器38にはアノード排ガスとともにアノードから排出された液水が導入される。アノード排ガスは気液分離器38にて液水から分離され、気液分離器38の気体排出口38aを介して循環ライン40へ流入する。気液分離器38内の液量は、ECU62の指示に基づく排水バルブ39の開閉により調整される。なお、燃料電池スタック12の運転停止時に排水バルブ39は開弁され、気液分離器38内の液水は、重力により、接続ライン37を介して、酸化剤ガス供給ライン44に設けられた気液分離器54へ排出される。液水は、気液分離器54からドレイン管55及び排気管60を介して車外へと排出される。
アノード排ガスは、燃料ガス排出ライン36から循環ライン40を介してエジェクタ34に導入される。エジェクタ34に導入されたアノード排ガスは、インジェクタ32により噴射された燃料ガスと混合されて、燃料電池スタック12へと供給される。
燃料電池スタック12の酸化剤ガス出口20dからは、カソードで消費されなかった酸素を含む多湿のカソード排ガスと、カソードでの反応生成物である水とが、酸化剤ガス排出ライン46へと排出される。カソード排ガスは、加湿器50にて、燃料電池スタック12へと向かう空気と水分交換を行った後、エアポンプ48のエキスパンダ48cに導入される。エキスパンダ48cでは、カソード排ガスからエネルギ回収(回生)を行い、回生エネルギがコンプレッサ48aの駆動力の一部となる。カソード排ガス及び水は、エキスパンダ48cから排気管60へと排出され、排気管60を介して車外へと放出される。
燃料電池システム11の運転開始時に、ECU62が燃料電池スタック12の暖機が必要と判断した場合には、通常運転に先行して暖機運転を行う。暖機運転では、ECU62の指示により、気液分離器38に接続された接続ライン37に設けられた排水バルブ39が開けられる。そして、通常運転と同様に、燃料ガス供給装置25により燃料電池スタック12のアノードに燃料ガスが供給されるとともに、酸化剤ガス供給装置26により燃料電池スタック12のカソードに酸化剤ガスが供給されて、発電が行われる。
排水バルブ39は開弁しているため、接続ライン37を介して燃料ガスが酸化剤ガス供給ライン44に導入される。従って、燃料電池スタック12のカソードには、酸化剤ガスとともに燃料ガスも供給される。その結果、酸化剤ガスと燃料ガスとにより、カソード触媒で発熱反応(触媒燃焼)が生じる。この発熱反応に伴う熱と上記の発電反応に伴う熱とによって、燃料電池スタック12が迅速に加熱される。そして、暖機完了温度に到達したと判断された場合には、排水バルブ39が閉じられて、上述した通常運転に移行する。
本実施形態に係る燃料電池スタック12及び燃料電池車両10は、以下の効果を奏する。
図1に示すように、燃料電池スタック12のスタックケース13は、第1カバー部88と、第1カバー部88よりも低剛性に構成された第2カバー部91とを有する。スタックケース13内に配置されたデバイス類(燃料電池用補機70)の一部が、第2カバー部91によって覆われている。そして、図5に示すように、第2カバー部91は、荷重Fの入力に伴いスタックケース13が車体フレーム11Fに対し移動する際に車体側ハード部品11Hに干渉する位置に設けられている。
このように、燃料電池スタック12への荷重Fの入力に伴って燃料電池スタック12が車体に対して変位した際、車体側ハード部品11Hが当たる部位は、第1カバー部88よりも柔軟な(低強度・低剛性の)第2カバー部91で構成されている。このため、図5に示すように、第2カバー部91が周辺構造である車体側ハード部品11Hに当たった際には第2カバー部91が変形又は破損することで、衝撃吸収ストロークは阻害されない。従って、燃料電池車両10の衝撃吸収ストロークを有効に確保することができる。
すなわち、荷重Fの入力時、第2カバー部91が車体側ハード部品11Hに衝突して、第2カバー部91が破損することで、燃料電池スタック12が目標ストロークまで到達することができる。これにより、エネルギが効果的に吸収され、衝撃を効率的に緩和することができる。
第2カバー部91は、ラバー素材により構成されている。この構成により、第1カバー部88と第2カバー部91との接続部のガスシール性を容易に確保することができる。従って、通常時(第2カバー部91の破損前)において、セル積層体12st又は燃料電池用補機70から燃料ガスが漏れ出た場合でも、モータルーム18内に燃料ガスが拡散することを効果的に防止することができる。
第2カバー部91は、第1カバー部88よりも小さい。この構成により、第2カバー部91の範囲が比較的小さく設定されるため、第1カバー部88に必要とされる強度を十分に確保することができる。
第2カバー部91は、第1カバー部88から突出している。このように第2カバー部91は、車体側ハード部品11Hと干渉しやすい位置に設けられているが、第2カバー部91の剛性を比較的低く設定しているため、衝撃吸収ストロークを有効に確保することができる。
第2カバー部91によって覆われているデバイス類の一部は、前方から後方に向かう荷重Fの入力に伴って燃料電池スタック12が車体フレーム11Fに対して変位した際に車体側ハード部品11Hに接触しない位置に配置されている。この構成により、衝撃吸収ストロークを一層有効に確保することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
10…燃料電池車両 11…燃料電池システム
11F…車体フレーム 11H…車体側ハード部品
12…燃料電池スタック 12c…発電セル
12st…セル積層体 13…スタックケース
14…メインケース 15…補機ケース
88…第1カバー部 91…第2カバー部

Claims (9)

  1. 発電セルが複数積層されてなるセル積層体と、前記セル積層体を収容したスタックケースとを備えた燃料電池スタックであって、
    前記スタックケースは、第1カバー部と、前記第1カバー部よりも低剛性に構成された第2カバー部とを有し、
    前記スタックケース内に配置されたデバイス類の一部が、前記第2カバー部によって覆われており、
    前記第2カバー部は、燃料電池車両の前方から後方に向かう外部荷重の入力に伴い前記スタックケースが車体フレームに対し移動する際に車体側ハード部品に干渉する位置に設けられている、燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記第2カバー部は、ラバー素材により構成されている、燃料電池スタック。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記スタックケースは、前記セル積層体を収容するメインケースと、燃料電池用補機を収容する補機ケースとを備え、
    補機ケースは、前記第1カバー部と前記第2カバー部とを有する、燃料電池スタック。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記第2カバー部は、前記第1カバー部よりも小さい、燃料電池スタック。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記第2カバー部は、前記第1カバー部から突出している、燃料電池スタック。
  6. 請求項5記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記第2カバー部は、下方に突出している、燃料電池スタック。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記第2カバー部は、酸化剤ガス系デバイスの一部を覆っている、燃料電池スタック。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記第2カバー部によって覆われている前記デバイス類の一部は、前方から後方に向かう荷重の入力に伴って前記燃料電池スタックが前記車体フレームに対して変位した際に前記車体側ハード部品に接触しない位置に配置されている、燃料電池スタック。
  9. 車体フレームと、前記車体フレームに搭載された燃料電池スタックとを備え、前記燃料電池スタックは、電解質膜・電極構造体とセパレータとを有する発電セルが複数積層されてなるセル積層体と、前記セル積層体を収容したスタックケースとを備える、燃料電池車両であって、
    前記スタックケースは、第1カバー部と、前記第1カバー部よりも低剛性に構成された第2カバー部とを有し、
    前記スタックケース内に配置されたデバイス類の一部が、前記第2カバー部によって覆われており、
    前記第2カバー部は、前記燃料電池車両の前方から後方に向かう外部荷重の入力に伴い前記スタックケースが前記車体フレームに対し移動する際に車体側ハード部品に干渉する位置に設けられている、燃料電池車両。
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