JP7065701B2 - スイッチギヤの組立方法 - Google Patents

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本願は、スイッチギヤの組立方法に関するものである。
一般的な金属閉鎖形スイッチギヤの内部は主回路を構成する主回路機器が配置された主回路室と主回路機器を制御する制御機器を集約した制御室から構成され、主回路室はスイッチギヤの後方に制御室はスイッチギヤの前方に概ね設置される。主回路機器は、例えば真空遮断器、計器用変流器、外線ケーブルで構成され、主回路室に収納される。複数のスイッチギヤが列盤され、納入先に対応した電気設備が構成される。
スイッチギヤの内部は、電気設備に必要となる電気回路の構成により異なるが、電気回路に必要な機能のまとまりを1つのモジュールとして切り分け、そのモジュールの組合せで構成される。モジュールで構成することにより、内部構成をある一定のバリエーションに集約することが可能となる。モジュールを構造上の一塊の独立した機器としてユニット化することで、各々のユニットを盤外で組立てて完成したユニットを盤内に組み付けるスイッチギヤの組立方法がある(例えば、特許文献1参照)。この組立方法によれば、ユニットの組立性が向上するだけでなく、ユニットの並行生産が可能となるため、組立工数・期間の調整が容易となる。
またユニットを盤内に組み付ける際に、ユニットを載置する載置台を有した台車を設け、台車を介してユニットを組み付ける構成が開示されている(例えば、特許文献2参照)。この組立方法によれば、ユニットの組み付けだけでなくユニットを交換する際の作業を容易化することが可能となる。
特開2002-335609号公報 特開2015-88509号公報
上記特許文献1においては、盤外で組み立てたユニットを盤内に組み付けるため、作業効率を向上させることができる。しかしながら、ユニットの装着方法において以下のような課題があった。
盤外で組立てられたユニットは、人力、クレーン、リフタ等を用いてスイッチギヤに装着されてスイッチギヤは組立てられ、電気設備の定格電圧が低い場合は、ユニットの質量、外形は小さく、比較的容易に盤内にユニットを装着することができるが、定格電圧が一定以上の場合、ユニットの質量、外形が大きくなり、スイッチギヤの筐体外形も大きくなって筐体の側壁および天井フレームなどの筐体を構成する部材に遮られるため、スイッチギヤの筐体内にユニットを装着することは容易ではない。例えば、前述したリフタでユニットを装着する場合、スイッチギヤの筐体の奥行が長くなると、ユニットの装着時に発生する曲げモーメントが大きすぎてリフタに転倒のリスクが生じることになる。また専用のユニット挿入装置なども必要となり、コストアップとなる。
上記特許文献2においては、台車を介してユニットを盤内に組み付けるため、ユニットの組み付けおよび交換の作業効率を向上させることができる。しかしながら、ユニットの装着精度において以下のような課題があった。
多くのユニットはユニット間で連結させる必要があり、特にインターフェースの箇所においてのユニット間の装着精度、および隣接させたスイッチギヤ同士の電気回路を繋げる主母線はスイッチギヤ同士を列盤する際に主母線の接続位置がずれると連結できなくなるので、スイッチギヤ間のユニットの装着精度が重要であるが、ユニットの装着精度は特許文献に記載された台車のような設置治具を介して定まるため、ユニットの装着精度を向上させるためには設けられた設置治具の位置精度を向上させる必要があった。またユニットの装着精度の向上には、専用のユニット装着装置および専用の治具を装着しても可能であるが、治具の準備、取付、取外しといった無駄な作業が発生するため、作業効率は悪化することになり、コストアップにもなる。
本願は前記のような課題を解決するためになされたものであり、容易な装着方法で装着精度が向上されたスイッチギヤの組立方法を得ることを目的とする。
本願に開示されるスイッチギヤの組立方法は、矩形状の床フレームにおける対向する辺に垂直方向の支柱を取り付ける第1の工程と、スイッチギヤを構成する複数のユニットを支柱の両側に装着する第2の工程と、両側の前記複数のユニットの前記支柱と反対側に、それぞれ柱を前記床フレーム上に取り付け、両側の前記複数のユニットが前記柱のそれぞれと前記支柱とにより両持ち構造となるように、前記柱のそれぞれを複数のユニットに取り付け、かつ天井フレームを支柱と複数の柱に取り付ける第3の工程とを有するものである。




本願に開示されるスイッチギヤの組立方法によれば、容易な装着方法で装着精度を向上させてスイッチギヤを組み立てることができる。
実施の形態1に係るスイッチギヤの断面図である。 実施の形態1に係るスイッチギヤの筐体の一部の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係るユニットを構成するフレームの概略構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係るユニットの装着を説明する図である。 実施の形態1に係る第2の工程後のスイッチギヤの断面図である。 実施の形態2に係るスイッチギヤの筐体にユニットを装着した斜視図である。 実施の形態2に係るスイッチギヤの筐体とユニットの分解斜視図である。 図7の一部を拡大して示した分解斜視図である。 図7の別の一部を拡大して示した分解斜視図である。 図6の一部を拡大して示した斜視図である。 実施の形態2に係る別の突起部を示した側面図である。 別の突起部とスリットとの嵌め合いを説明する図である。
以下、実施の形態のスイッチギヤの組立方法を図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係るスイッチギヤ1を示す断面図である。図1において、スイッチギヤ1は複数のユニット5~9と筐体2とを備え、筐体2は床フレーム3と支柱4と支柱4を取り囲む柱11a~11eと天井フレーム12とから構成される。なお、スイッチギヤ1はここでは図示していない扉、側面カバー、天井カバー、裏面カバーをさらに備える。
支柱4に装着されたユニット5~9の機能および構成は、納入先からの要求に応じて決定される。ここでは主母線から分岐された電流を開閉装置である遮断器を介して負荷側に供給するフィーダ盤を例として、ユニット5~9の機能の概略を説明する。図1において、支柱4の一方の側の上下2段に配置されたユニット5、6は、開閉装置である遮断器5a、6aを搭載した遮断器ユニットである。支柱4の他方の側の中段に配置されたユニット7は、隣接したスイッチギヤとの電気回路を接続する主母線(図示せず)と、主母線と遮断器5a、6aとを接続する分岐導体7a、7bを有するユニットである。支柱4の他方の側の上段と下段に配置されたユニット8、9は、負荷側に電流を供給する外線ケーブル(図示せず)と遮断器5a、6aとを接続する分岐導体8a、9aと、分岐導体8a、9aに流れる電流を検出する計器用変流器(CT:Current Transformer)8b、9bを有するユニットである。CTは特に分岐導体8a、9aに流れる異常な電流を検出する。分岐導体7a、7bは、ユニット5,6に設けられた端子5b、6bと連結部10a、10bで接続される。分岐導体8a、9aは、ユニット5,6に設けられた端子5c、6cと連結部10c、10dで接続される。なお、ユニット5~9の大きさおよび形状は内部の構成部材に応じて様々である。
ユニット5~9および支柱4を取り囲む柱11a~11eおよび天井フレーム12が、床フレーム3と支柱4に取り付けられて筐体2が組み立てられる。さらに図1では省略した扉、側面カバー、天井カバー、裏面カバーが取り付けられることで、スイッチギヤ1が形成される。柱11b、11cはユニット5~9とも連結される。その後スイッチギヤ1は列盤され、主母線をつなぎ合わせて隣接したスイッチギヤで電気回路が形成される。
次に、スイッチギヤ1の組立方法について説明する。スイッチギヤ1は、矩形状の床フレーム3における対向する辺に垂直方向の支柱4を取り付ける第1の工程と、ユニット5~9を支柱4の両側に装着する第2の工程と、支柱4を取り囲む柱11a~11eを床フレーム3とユニット5~9に取り付け、かつ天井フレーム12を支柱4と柱11a~11eに取り付ける第3の工程の3つの工程で組み立てられる。
各工程の詳細を説明する。最初に第1の工程について説明する。床フレーム3に支柱4を取り付けることで筐体2の一部が組み立てられる。図2は第1の工程で組み立てられる筐体2の一部の概略構成を示す斜視図である。床フレーム3と支柱4は、例えば熱間圧延鋼板であるSPHC-Pで作製されるが、後に装着するユニット5~9を支える剛性を備えた材料であればこれに限るものではない。床フレーム3は、スイッチギヤ1の底面となる矩形状のプレートである。支柱4は、図1で示したユニット5~9が装着される柱である。矩形状の床フレーム3における対向する辺3aに垂直方向に支柱4が取り付けられる。支柱4の床フレーム3内の位置は、支柱4の両側からユニット5~9の装着が可能で、装着されたユニット5~9が床フレーム3の面内に収まる位置となる。支柱4は、ユニット5~9の装着時に力が加わっても床フレーム3に対する直角度が維持される高い剛性および接続構造を有して取り付けられる。ここでは、支柱4は高い剛性を備えたパネル構造で形成される。パネル構造は複数の柱が一体として構成されており、一体で構成されているため製作精度および剛性が向上する利点を有している。また、支柱4はボルトまたはリベットなどにより複数箇所で締結する多点接続、または溶接接続により、高い剛性を有した構成で床フレーム3に取り付けられる。なお、支柱4および支柱4の取付構造はここで示したパネル構造、多点接続、溶接接続に限るものではなく、ユニット5~9の装着時および装着後に床フレーム3と支柱4との直角度が維持されるものであれば構わない。
第2の工程について説明する。床フレーム3に取り付けた支柱4の両側に複数のユニット5~9を装着する。ユニット5~9は、外枠であるフレーム13とフレーム13の内部に配置されるユニット5~9の構成部材とで構成される。図3はフレーム13の概略構成を示す斜視図である。図1において説明したようにユニット5~9の機能に応じてフレーム13の内部に配置される構成部材およびフレーム13の形状は変わるが、フレーム13が備える支柱4への装着に用いる機能については共通する。フレーム13は、支柱4に装着する装着部13aを備える。装着部13aにはボルトまたはリベットが貫通する複数の貫通穴13cが設けられる。支柱4とフレーム13はボルトまたはリベットなどで締結される。ボルトまたはリベットなどで複数箇所にて締結する多点接続または溶接接続により、高い剛性を有した構成でフレーム13は支柱4に装着される。また、支柱4との直角度が維持される剛性を備えた支持部13bをフレーム13は備える。支持部13bは、装着部13aによる片持ち構造でも他のユニットとの連結の妨げになる撓みがフレーム13に生じないような剛性を備える。なお、第3の工程においてユニット5~9のフレーム13と、柱11bまたは柱11cとが連結されてフレーム13は両持ち構造となるため、片持ち構造での維持は短期的なものである。
ユニット9の支柱4への装着について、図4により説明する。図4はユニット9の支柱4への装着を説明する斜視図である。なお、図4においてフレーム13の内部に配置される構成部材は省略している。ユニット9は汎用装置であるクレーンに連結されたワイヤ14などを用いて吊り上げられて、支柱4の一方の側から、支柱4にユニット9を直接接近させて支柱4の所定の位置に装着される。ユニット9に続いてユニット7が装着される。ユニット7~9は下から順番に垂直方向に装着される。続いて支柱4の他方の側から、ユニット6、ユニット5が装着される。図5は第2の工程後のスイッチギヤの断面図である。これらの装着によって、図5に示すユニット5~9の配置となる。なお、ここではクレーンを利用してユニット5~9を装着したがクレーンは必ずしも必要ではなく、質量、外形の小さいユニットに関してはクレーンを用いずに人力で装着しても構わない。
ユニット5~9が支柱4に装着された後、図1に示した連結部10a~10dにおいて、ユニット5~9間が接続される。本実施の形態では、ユニット5~9はユニット設置治具または専用のユニット装着装置を介することなく支柱4に直接装着されることから、ユニット設置治具等の組立精度を無視できる。このため、ユニット5~9は高い装着精度を有しており、連結部10a~10dにおいて容易に接続される。
第3の工程について説明する。支柱4を取り囲む柱11a~11eが床フレーム3とユニット5~9に取り付けられ、かつ天井フレーム12が支柱4と柱11a~11eに取り付けられる。柱11a~11eはまず床フレーム3にボルトまたはリベットなどによって複数箇所で締結する多点接続、または溶接接続により、高い剛性を有した構成で取り付けられる。柱11b、11cは床フレーム3に取り付けられた後、ユニット5~9にも取り付けられる。この連結によりユニット5~9は片持ち構造から両持ち構造となるため、輸送時および地震などの振動に耐え得る強度でユニット5~9は保持される。その後、天井フレーム12が支柱4と柱11a~11eに取り付けられ、さらに扉、側面カバー、天井カバー、および裏面カバーが同様の接続方法により取り付けられてスイッチギヤ1は完成する。
以上のように、このスイッチギヤ1の組立方法では矩形状の床フレーム3における対向する辺3aに垂直方向に取り付けられた支柱4の両側からユニット5~9を装着するため、ユニット設置治具または専用のユニット装着装置は不要であり、後の工程で取り付けられる柱11、天井フレーム12などとの接触を考慮することなく、汎用装置であるクレーンなどの利用のみで容易にユニットを筐体に装着することができる。また、ユニット5~9はユニット設置治具または専用のユニット装着装置を介することなく支柱4に直接装着されるため、ユニットの装着精度を向上することができる。また、ユニット設置治具または専用のユニット装着装置は不要なため、これらの治具の取付、取り外しといった作業も不要となり、作業効率を向上させることができる。また、支柱4の両側にユニット5~9を装着するため、支柱4の何れか一方の側にのみユニットの荷重がかかることなく、バランスよくユニットを配置することができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係るスイッチギヤ1の組立方法について説明する。図6はスイッチギヤ1の支柱4にユニット9を装着した斜視図で、図7は図6の分解斜視図である。実施の形態1では支柱4と床フレーム3、および支柱4とユニット5~9はボルトなどによる多点接続または溶接接続により取り付けられていたが、実施の形態2では一方に設けられたスリットと他方に設けられた突起部とを嵌め合わすものである。なお、他の構成については、実施の形態1の記載と同様であるため同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態1で述べたのと同様に、スイッチギヤ1は3つの工程で組み立てられる。第1の工程において、図6に示すように床フレーム3に垂直方向の2本の支柱4を取り付けることで筐体2の一部が組み立てられる。図8は図7の支柱4の床フレーム3への取り付け箇所を拡大して示した分解斜視図である。床フレーム3には、支柱4に設けられた突起部4aと嵌め合うスリット3bが設けられる。突起部4aとスリット3bを嵌め合って、支柱4は床フレーム3に取り付けられる。床フレーム3に設けられた貫通穴3cと支柱4に設けられた貫通穴4bを用いて、嵌め合いが抜けないようにボルトまたはリベットなどにより支柱4は床フレーム3と締結される。
第2の工程において、図6に示すようにまず支柱4の一方の側から支柱4にユニット9は装着される。図9は図7のユニット9を構成するフレーム13の支柱4への取り付け箇所を拡大して示した分解斜視図で、図10は図6のユニット9を構成するフレーム13の支柱4への取り付け箇所を拡大して示した斜視図である。なお、フレーム13の内部に配置される構成部材は省略している。支柱4には、フレーム13に設けられたL字形状の突起部13dと嵌め合うスリット4cが設けられる。スリット4cは垂直方向に異なる幅で設けられ、上方の幅が広く下方の幅が狭い。突起部13dはフレーム13の支持部13bに設けられる。突起部13dとスリット4cを嵌め合って、ユニット9は支柱4に装着される。突起部13dはまずスリット4cの上方に差し込まれ、その後ユニット9を押し下げることで、L字形状の突起部13dとスリット4cの下方とが図10に示すように嵌め合わされる。その後、フレーム13に設けられた貫通穴13cと支柱4に設けられた貫通穴4dを用いて、嵌め合いが抜けないようにボルトまたはリベットなどによりユニット9は支柱4と締結される。L字形状の突起部13dとスリット4cを嵌め合うことで、締結されるまでの間に生じ得るユニット9の落下および位置ずれが防止される。また、スリット4cの幅を狭めた位置で嵌め合うことでユニット9の装着精度は向上される。他のユニットについても同様にして支柱4に装着される。
第3の工程において、支柱4を取り囲む柱11a~11eが床フレーム3とユニット5~9に取り付けられ、かつ天井フレーム12が支柱4と柱11a~11eに取り付けられる。なお、第3の工程については実施の形態1と同様のため、詳細な説明は省略する。
以上のように、このスイッチギヤ1の組立方法では、支柱4と床フレーム3および支柱4とユニット5~9は一方に設けられたスリットと他方に設けられた突起部とを嵌め合わしているため、これらを高い精度で装着することができる。また、ボルトまたはリベットなどの締結に必要な部材を低減できるため、作業効率を向上することができ、材料コストを削減することができる。また、スリットと突起部を嵌め合わすことで容易に位置決めできるため、組立時間は削減され、作業効率を向上することができる。また、突起部13dをL字形状としたため、ユニットが締結されるまでの間に生じ得るユニットの落下および位置ずれを防止することができる。
なお、本実施の形態2では突起部4aを支柱4に形成しスリット3bを床フレーム3に形成したがこれに限るものではなく、スリットを支柱4に形成し突起部を床フレーム3に形成する構成でも構わない。また、突起部13dをフレーム13に形成しスリット4cを支柱4に形成したがこれに限るものではなく、スリットをフレーム13に形成し突起部を支柱4に形成する構成でも構わない。また、突起部13dの形状はL字形状に限るものではなく、長方形状など他の形状であっても構わない。
なお、本実施の形態2での突起部13dは逆向きのL字形状としたがこれに限るものではなく、図11に示すようなL字形状の突起部13dでも構わない。図12はこの突起部13dとスリット4cとを嵌め合った支柱4の一部を一方の側から示した図である。突起部13dはまずスリット4cの右側の縦長部分に差し込まれ、その後左方向にスライドすることで、突起部13dとスリット4cの右側が嵌め合わされる。この突起部13dにおいても、ユニットが締結されるまでの間に生じ得るユニットの落下および位置ずれを防止することができる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 スイッチギヤ、2 筐体、3 床フレーム、3a 辺、3b スリット、3c 貫通穴、4 支柱、4a 突起部、4b 貫通穴、4c スリット、4d 貫通穴、5~9 ユニット、10 連結部、11 柱、12 天井フレーム、13 フレーム、13a 装着部、13b 支持部、13c 貫通穴、13d 突起部、14 ワイヤ

Claims (4)

  1. 矩形状の床フレームにおける対向する辺に垂直方向の支柱を取り付ける第1の工程と、
    スイッチギヤを構成する複数のユニットを前記支柱の両側に装着する第2の工程と、
    両側の前記複数のユニットの前記支柱と反対側に、それぞれ柱を前記床フレーム上に取り付け、両側の前記複数のユニットが前記柱のそれぞれと前記支柱とにより両持ち構造となるように、前記柱のそれぞれを前記複数のユニットに取り付け、かつ天井フレームを前記支柱と前記複数の柱に取り付ける第3の工程と、を有するスイッチギヤの組立方法。
  2. 前記第1の工程において、
    前記床フレームまたは前記支柱の一方に設けられたスリットと他方に設けられた突起部とを嵌め合わすことを特徴とする請求項1に記載のスイッチギヤの組立方法。
  3. 前記第2の工程において、
    前記支柱または前記ユニットの一方に設けられたスリットと他方に設けられた突起部とを嵌め合わすことを特徴とする請求項1に記載のスイッチギヤの組立方法。
  4. 前記突起部はL字形状であることを特徴とする請求項3に記載のスイッチギヤの組立方法。
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