JP7065541B1 - 水槽台、水槽台キット - Google Patents
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Abstract
【課題】ホースを水槽に固定する固定具を必要とせず、水槽の清掃の際のホースの撤去、再配設の手間、労力を増大させず、鑑賞者等の不用意な引っ張りによってホースの水槽に対する挿入状態に影響を与えることを回避できる水槽台、水槽台キットの提供。【解決手段】水槽110を支持する上部枠体20と、下部枠体30と、下部枠体30上に上部枠体20を支持する3以上の支柱40と、上部枠体20上に設けられた吸込管70A及び吐出管70Bとを有し、支柱40の2本以上は外部配管接続部53を備える支柱用管部材50を有し支柱上端まで延在する支柱水通路を形成する側部ポート管路柱41であり、側部ポート管路柱41上端が上部枠体20に貫通形成された連通孔を介して吸込管70A及び吐出管70Bと接続されている水槽台10、水槽台キットを提供する。【選択図】図2
Description
本発明は、水槽を支持する水槽台、水槽台キットに関する。
観賞魚等の魚類飼育用の水槽内の水を濾過する濾過装置は、水槽の外側に設置される外部濾過式のもの(外部設置型濾過装置)が多用されている。外部設置型濾過装置には、水槽から離れた場所に設置する独立設置型のものと、水槽の周壁等に設置する水槽設置型のものがある。
独立設置型の濾過装置は、鑑賞者から見えない場所に設置できるため、水槽周りの美観確保の点で有利であり、普及が進んでいる。また、独立設置型濾過装置は、水槽設置型に比べてサイズの制約が少ない。このため、独立設置型濾過装置は、水槽設置型に比べて大型で高い濾過能力を有するものを用いることができる。
独立設置型の濾過装置は、鑑賞者から見えない場所に設置できるため、水槽周りの美観確保の点で有利であり、普及が進んでいる。また、独立設置型濾過装置は、水槽設置型に比べてサイズの制約が少ない。このため、独立設置型濾過装置は、水槽設置型に比べて大型で高い濾過能力を有するものを用いることができる。
独立設置型濾過装置には、濾過のために水槽内の水(以下、水槽水、とも言う)を循環させる循環ポンプと水槽水の濾過のための濾過ユニットとを同一筐体内に有するポンプ一体型独立濾過装置と、ポンプ別体型独立濾過装置とがある。ポンプ別体型独立濾過装置は、濾過ユニットを内蔵する濾過装置本体と濾過装置本体の外部に配置された循環ポンプとが配管を介して接続された構造のものである。
ポンプ一体型独立濾過装置は、循環ポンプと濾過ユニットとを収容する筐体に吸込ポートと吐出ポートとを有する。ポンプ一体型独立濾過装置は、吸込ポートに循環ポンプの駆動によって水槽から水槽水を吸い込むための吸水ホースが脱着可能に接続され、吐出ポートに装置内に吸い込んで濾過ユニットを通過させた水槽水を水槽へ戻すための吐水ホースが脱着可能に接続された状態で使用する(例えば特許文献1)。
ポンプ別体型独立濾過装置は、濾過装置本体に吸水ホースが脱着可能に接続される吸込ポートを有し、循環ポンプに吐水ホースが脱着可能に接続される吐出ポートを有する。循環ポンプの駆動によって水槽から吸水ホースに吸い込まれた水槽水は、濾過装置本体、循環ポンプをこの順で通過した後、吐水ホースから水槽へ戻される。
なお、吸水ホース及び吐水ホースは、可撓性に富む樹脂製チューブが一般的である。
ポンプ別体型独立濾過装置は、濾過装置本体に吸水ホースが脱着可能に接続される吸込ポートを有し、循環ポンプに吐水ホースが脱着可能に接続される吐出ポートを有する。循環ポンプの駆動によって水槽から吸水ホースに吸い込まれた水槽水は、濾過装置本体、循環ポンプをこの順で通過した後、吐水ホースから水槽へ戻される。
なお、吸水ホース及び吐水ホースは、可撓性に富む樹脂製チューブが一般的である。
水槽は支持台上に設置されることが多いのに対し、独立設置型濾過装置は水槽よりも下側の床上や支持台内側に確保されたスペースに設置されることが多い。
支持台上の水槽の下方に独立設置型濾過装置を設置した場合、吸水ホースや吐水ホースは支持台上の水槽の外側面付近に配設され水槽にその上部から引き込まれた状態に設けられる。このため、鑑賞者や通行者等が水槽の周囲のホース(吸水ホースや吐水ホース)に手等を不用意に引っ掛けてしまい、ホースの水槽に対する挿入状態に影響を与えてしまうことがあった。
支持台上の水槽の下方に独立設置型濾過装置を設置した場合、吸水ホースや吐水ホースは支持台上の水槽の外側面付近に配設され水槽にその上部から引き込まれた状態に設けられる。このため、鑑賞者や通行者等が水槽の周囲のホース(吸水ホースや吐水ホース)に手等を不用意に引っ掛けてしまい、ホースの水槽に対する挿入状態に影響を与えてしまうことがあった。
これに鑑みて、クリップ等の固定具を用いて水槽上端部にホースを固定するという対策が採られる場合もある。しかし、柔らかいホースをその流路断面積に影響を与えずに強固に固定できる固定具は無く、また固定具の使用が美観に影響を与えるといった問題もある。
鑑賞者や通行者等が水槽の周囲のホースに手等を不用意に引っ掛けてしまうことを防ぐため、ホースを、建物の壁近傍に設置した水槽と壁との間の隙間に通す、という対策が採られることも多い。しかし、この対策では、ホースを水槽における建物の壁に面していない外側面近傍に配設する場合に比べて、水槽の清掃の際のホースの撤去、再配設の手間、労力が大きくなってしまうことが多い。
本発明が解決しようとする課題は、ホースを水槽に固定する固定具等の水槽に取り付ける部材を必要とせず、水槽の清掃の際のホースの撤去、再配設の手間、労力を増大させることなく、鑑賞者等の不用意な引っ張りによってホースの水槽に対する挿入状態に影響を与えてしまうという問題を解消できる水槽台、水槽台キットを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明では以下の態様を提供する。
第1の態様の水槽台は、水槽を載置するための上部枠体と、床上に載置される下部枠体と、前記下部枠体と前記上部枠体とに締結固定されて前記下部枠体と前記上部枠体との間に設けられ前記上部枠体を前記下部枠体の上方に支持した3以上の支柱と、前記上部枠体の前記支柱の上端部に固定される下部とは逆の上部に脱着可能に取り付けられて前記上部枠体上に立設された剛体部を含む吸込管及び吐出管とを有し、前記支柱の2本以上は、前記上端部が直管部を備える支柱用管部材の前記直管部によって構成され、前記支柱用管部材を、1本だけ、あるいは前記直管部の端部同士が締結固定されて直列に配列された状態で複数本有し、しかも前記直管部の途中部の側部に形成された外部配管接続部を有する前記支柱用管部材である分岐形管部材を含む側部ポート管路柱であり、前記分岐形管部材は、前記外部配管接続部に開口する側部孔が前記直管部の内側孔に連通させて形成され、前記直管部における前記側部孔よりも下端側に前記直管部の内側孔を水密に塞ぐ閉鎖材を有し、前記吸込管の内側孔と前記吐出管の内側孔とは前記上部枠体のその周方向の互いに異なる位置に貫通形成された連通孔を介して互いに異なる前記側部ポート管路柱の上端部の前記支柱用管部材の前記直管部の内側孔と連通されている。
前記上部枠体は、前記水槽が載置される枠状本体と、前記枠状本体のその周方向の複数箇所から下側へ突出された筒状の下部連結部と、前記枠状本体に前記下部連結部の内側孔に連通させて貫通形成されたパイプ孔から上方に突出する上方突出部を確保して前記パイプ孔に通され前記下部連結部に内挿固定された中継パイプとを有し、前記吸込管及び前記吐出管は互いに異なる前記中継パイプの上端部に脱着可能に取り付けられ、前記上部枠体の前記連通孔は前記中継パイプの内側孔であり、前記下部連結部に締結固定された前記側部ポート管路柱の内側孔が前記中継パイプの内側孔と連通され、前記吸込管及び前記吐出管の内側孔がそれぞれ前記中継パイプの内側孔と連通されていても良い。
前記下部連結部は、前記上部枠体の前記枠状本体から下方へ突出された筒状壁と、前記筒状壁の下端部からその内周側全周に突出された内側フランジ部と、前記筒状壁の前記内側フランジ部から上方に離間した箇所の内周にその周方向全体にわたって連続的あるいは間欠的に設けられたパイプ支持突部とを有し、前記中継パイプの基端部は、前記下部連結部の前記内側フランジ部の周方向全周に水密性を確保して固定され、前記中継パイプにおける前記下部連結部の前記筒状壁内にて前記内側フランジ部よりも上方に位置する部分はその周囲の前記パイプ支持突部によって前記筒状壁からその内側に離間した所に支持され、前記下部連結部における前記内側フランジ部と前記パイプ支持突部との間に位置する部分とその内側の前記中継パイプとは隙間を介して互いに離間させて配置されていても良い。
前記吸込管及び前記吐出管の一方または両方が管本体と前記管本体の前記水槽に設けられる先端とは逆の基端部の周囲に突出された基端部フランジとを備えるフランジ付き上端配管であり、前記上部枠体に締結固定されることで前記フランジ付き上端配管の前記基端部フランジを前記上部枠体との間に挟み込んで固定するフランジ固定部材をさらに有し、前記フランジ固定部材は前記上部枠体に対して締結と締結解除とを切り換え可能且つ脱着可能であり、前記フランジ付き上端配管は、前記上部枠体に締結された前記フランジ固定部材を前記上部枠体から取り外すことで前記上部枠体から取り外し可能、前記フランジ固定部材の前記上部枠体に対する締結固定が解除された状態で前記上部枠体に対する前記管本体の基端部の軸回り方向の取り付け向きを調整可能であっても良い。
第2の態様の水槽台キットは、水槽を載置するための上部枠体と、床上に載置される下部枠体と、前記上部枠体を前記下部枠体の上方に支持する支柱の一部または全部を構成する支柱用管部材と、前記上部枠体の前記支柱の上端部と締結固定される下部とは逆の上部に脱着可能に取り付けられて前記上部枠体上に立設される剛体部を含む吸込管及び吐出管とを有し、前記支柱用管部材は、直管部を有し且つ前記直管部の両端部に前記直管部同士を締結するための端部締結部を備え、前記直管部の両端部の前記端部締結部の一方は前記上部枠体に締結可能、他方は前記下部枠体に締結可能に形成され、1本の前記支柱用管部材のみあるいは複数本の前記支柱用管部材を前記直管部の端部同士の締結固定によって直列に配列させて前記支柱を構成可能であり、しかも、前記支柱用管部材は、前記直管部の途中部の側部に形成された外部配管接続部を有する前記支柱用管部材である分岐形管部材を含む前記支柱である側部ポート管路柱を2本以上構成可能なように2本の前記分岐形管部材を含む複数本存在し、前記分岐形管部材は、前記外部配管接続部に開口する側部孔が前記直管部の内側孔に連通させて形成され、前記直管部における前記側部孔よりも下端側に前記直管部の内側孔を水密に塞ぐ閉鎖材を有し、前記上部枠体には、前記上部枠体に取り付けられた前記吸込管の内側孔が連通される連通孔と、前記上部枠体に取り付けられた前記吐出管の内側孔が連通される連通孔とが前記上部枠体のその周方向の互い異なる位置に形成され、これら連通孔を介して前記吸込管の内側孔及び前記吐出管の内側孔に前記側部ポート管路柱の上端部の前記支柱用管部材の前記直管部の内側孔をそれぞれ連通可能とされている。
第1の態様の水槽台は、水槽を載置するための上部枠体と、床上に載置される下部枠体と、前記下部枠体と前記上部枠体とに締結固定されて前記下部枠体と前記上部枠体との間に設けられ前記上部枠体を前記下部枠体の上方に支持した3以上の支柱と、前記上部枠体の前記支柱の上端部に固定される下部とは逆の上部に脱着可能に取り付けられて前記上部枠体上に立設された剛体部を含む吸込管及び吐出管とを有し、前記支柱の2本以上は、前記上端部が直管部を備える支柱用管部材の前記直管部によって構成され、前記支柱用管部材を、1本だけ、あるいは前記直管部の端部同士が締結固定されて直列に配列された状態で複数本有し、しかも前記直管部の途中部の側部に形成された外部配管接続部を有する前記支柱用管部材である分岐形管部材を含む側部ポート管路柱であり、前記分岐形管部材は、前記外部配管接続部に開口する側部孔が前記直管部の内側孔に連通させて形成され、前記直管部における前記側部孔よりも下端側に前記直管部の内側孔を水密に塞ぐ閉鎖材を有し、前記吸込管の内側孔と前記吐出管の内側孔とは前記上部枠体のその周方向の互いに異なる位置に貫通形成された連通孔を介して互いに異なる前記側部ポート管路柱の上端部の前記支柱用管部材の前記直管部の内側孔と連通されている。
前記上部枠体は、前記水槽が載置される枠状本体と、前記枠状本体のその周方向の複数箇所から下側へ突出された筒状の下部連結部と、前記枠状本体に前記下部連結部の内側孔に連通させて貫通形成されたパイプ孔から上方に突出する上方突出部を確保して前記パイプ孔に通され前記下部連結部に内挿固定された中継パイプとを有し、前記吸込管及び前記吐出管は互いに異なる前記中継パイプの上端部に脱着可能に取り付けられ、前記上部枠体の前記連通孔は前記中継パイプの内側孔であり、前記下部連結部に締結固定された前記側部ポート管路柱の内側孔が前記中継パイプの内側孔と連通され、前記吸込管及び前記吐出管の内側孔がそれぞれ前記中継パイプの内側孔と連通されていても良い。
前記下部連結部は、前記上部枠体の前記枠状本体から下方へ突出された筒状壁と、前記筒状壁の下端部からその内周側全周に突出された内側フランジ部と、前記筒状壁の前記内側フランジ部から上方に離間した箇所の内周にその周方向全体にわたって連続的あるいは間欠的に設けられたパイプ支持突部とを有し、前記中継パイプの基端部は、前記下部連結部の前記内側フランジ部の周方向全周に水密性を確保して固定され、前記中継パイプにおける前記下部連結部の前記筒状壁内にて前記内側フランジ部よりも上方に位置する部分はその周囲の前記パイプ支持突部によって前記筒状壁からその内側に離間した所に支持され、前記下部連結部における前記内側フランジ部と前記パイプ支持突部との間に位置する部分とその内側の前記中継パイプとは隙間を介して互いに離間させて配置されていても良い。
前記吸込管及び前記吐出管の一方または両方が管本体と前記管本体の前記水槽に設けられる先端とは逆の基端部の周囲に突出された基端部フランジとを備えるフランジ付き上端配管であり、前記上部枠体に締結固定されることで前記フランジ付き上端配管の前記基端部フランジを前記上部枠体との間に挟み込んで固定するフランジ固定部材をさらに有し、前記フランジ固定部材は前記上部枠体に対して締結と締結解除とを切り換え可能且つ脱着可能であり、前記フランジ付き上端配管は、前記上部枠体に締結された前記フランジ固定部材を前記上部枠体から取り外すことで前記上部枠体から取り外し可能、前記フランジ固定部材の前記上部枠体に対する締結固定が解除された状態で前記上部枠体に対する前記管本体の基端部の軸回り方向の取り付け向きを調整可能であっても良い。
第2の態様の水槽台キットは、水槽を載置するための上部枠体と、床上に載置される下部枠体と、前記上部枠体を前記下部枠体の上方に支持する支柱の一部または全部を構成する支柱用管部材と、前記上部枠体の前記支柱の上端部と締結固定される下部とは逆の上部に脱着可能に取り付けられて前記上部枠体上に立設される剛体部を含む吸込管及び吐出管とを有し、前記支柱用管部材は、直管部を有し且つ前記直管部の両端部に前記直管部同士を締結するための端部締結部を備え、前記直管部の両端部の前記端部締結部の一方は前記上部枠体に締結可能、他方は前記下部枠体に締結可能に形成され、1本の前記支柱用管部材のみあるいは複数本の前記支柱用管部材を前記直管部の端部同士の締結固定によって直列に配列させて前記支柱を構成可能であり、しかも、前記支柱用管部材は、前記直管部の途中部の側部に形成された外部配管接続部を有する前記支柱用管部材である分岐形管部材を含む前記支柱である側部ポート管路柱を2本以上構成可能なように2本の前記分岐形管部材を含む複数本存在し、前記分岐形管部材は、前記外部配管接続部に開口する側部孔が前記直管部の内側孔に連通させて形成され、前記直管部における前記側部孔よりも下端側に前記直管部の内側孔を水密に塞ぐ閉鎖材を有し、前記上部枠体には、前記上部枠体に取り付けられた前記吸込管の内側孔が連通される連通孔と、前記上部枠体に取り付けられた前記吐出管の内側孔が連通される連通孔とが前記上部枠体のその周方向の互い異なる位置に形成され、これら連通孔を介して前記吸込管の内側孔及び前記吐出管の内側孔に前記側部ポート管路柱の上端部の前記支柱用管部材の前記直管部の内側孔をそれぞれ連通可能とされている。
本発明に係る水槽台は、上部枠体と下部枠体との間に設けられて上部枠体を下部枠体の上方に支持する3以上の支柱のうち複数の側部ポート管路柱と、上側枠体の上部に脱着可能に取り付けられた吸込管及び吐出管とによって、水槽内の水を吸い込む吸込流路と、吸込流路から吸い込んだ水を水槽に戻すための吐出流路とを確保できる。水槽台は、水槽外側面付近への吸水ホースや吐水ホースの別途配設を省略できるため、水槽外側面付近に配設された吸水ホースや吐水ホースを水槽の鑑賞者や通行者等が不用意に手等を引っ掛けて引っ張ってしまうといった不都合を解消できる。
吸込管及び吐出管は上部枠体上に立設された剛体部を含む。このため、吸込管や吐出管は、鑑賞者や通行者が不用意に手等を引っ掛けてしまっても上部枠体に対する変位や傾動等が生じにくく、吸込管や吐出管の先端部の水槽に対する挿入状態を安定維持できる。吸込管及び吐出管は水槽に取り付ける固定具等を使用しなくても水槽に対する挿入状態を安定維持できる。
水槽台は、吸水ホースや吐水ホースの使用を省略でき、吸水ホースや吐水ホースを水槽に固定する固定具を使用して水槽及びその周囲の美観に影響を与えることを回避できる。
水槽台は、吸水ホースや吐水ホースの使用を省略でき、吸水ホースや吐水ホースを水槽に固定する固定具を使用して水槽及びその周囲の美観に影響を与えることを回避できる。
水槽内の水の独立設置型濾過装置を用いた循環、濾過のために吸水ホースや吐水ホースと言ったホースを水槽に引き込んで使用する従来技術では、水槽の清掃の際に独立設置型濾過装置から水槽まで延在するホースを巻き取り等によって撤去処理し、水槽の清掃完了後にホースを水槽に再配設する手間を要する。建物の壁とその近傍に配置された水槽との間の隙間にホースを通す場合はその手間が増大する。これに対して、本発明に係る水槽台の吸込管及び吐出管は上部枠体に対して脱着可能であり撤去、再取り付けが容易であるため、ホースを使用する従来技術に比べて水槽の清掃の際の撤去、再配設の手間、労力を軽減できる。
水槽台キットは、本発明に係る水槽台を簡単に組み立てることができる。
また、本発明に係る水槽台及び水槽台キットは、支柱を構成する支柱用管部材の直管部の長さの選択、支柱用管部材の本数の選択、上部枠体及び下部枠体のサイズ選択によって、種々サイズの水槽台を組み立てることができる。そのため、住宅内部の水槽台設置スペースに適合するサイズの水槽台を提供することが容易で、水槽台設置スペースにおける無用な空きスペースの発生や、設置スペースからの水槽台の突出を少なくできるといった利点もある。
また、本発明に係る水槽台及び水槽台キットは、支柱を構成する支柱用管部材の直管部の長さの選択、支柱用管部材の本数の選択、上部枠体及び下部枠体のサイズ選択によって、種々サイズの水槽台を組み立てることができる。そのため、住宅内部の水槽台設置スペースに適合するサイズの水槽台を提供することが容易で、水槽台設置スペースにおける無用な空きスペースの発生や、設置スペースからの水槽台の突出を少なくできるといった利点もある。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、図面中、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。なお、各図における寸法比は、説明のため誇張している部分があり、必ずしも実際の寸法比とは一致しない。また、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内であれば種々に変更して実施することができる。
なお、図面中、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。なお、各図における寸法比は、説明のため誇張している部分があり、必ずしも実際の寸法比とは一致しない。また、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内であれば種々に変更して実施することができる。
図1~図3は、本発明に係る1実施形態の水槽台10及び水槽台10を使用して組み立てたアクアリウム装置100を示す図であり、図1は正面図、図2は側面図、図3は平面図である。図4、図5は、水槽台10の側部ポート管路柱40A、40Bを示す要部拡大断面図であり、図4は水槽台10背面側の側部ポート管路柱40B(吐出側管路柱46B)、図5は水槽台10前側の側部ポート管路柱40A(吸込側管路柱46A)を示す。
水槽台10及びアクアリウム装置100について、図1、図2において上側を上、下側を下として説明する。また、図1紙面手前側、図2右側、図3下側を前側、図1紙面奥側、図2左側、図3上側を後側(あるいは背面側)として説明する。また、側部ポート管路柱について、図4、図5において上側を上、下側を下として説明する。
水槽台10及びアクアリウム装置100について、図1、図2において上側を上、下側を下として説明する。また、図1紙面手前側、図2右側、図3下側を前側、図1紙面奥側、図2左側、図3上側を後側(あるいは背面側)として説明する。また、側部ポート管路柱について、図4、図5において上側を上、下側を下として説明する。
図1~図3に示す実施形態の水槽台10は、水槽110を載置するための上部枠体20と、床上に載置された下部枠体30と、下部枠体30と上部枠体20との間に設けられ上部枠体20を下部枠体30の上方に支持する4本の支柱40と、上部枠体20上に立設された吸込管70A及び吐出管70Bとを有する。
図1~図3に示すように、水平な床(設置床T)上に設置された水槽台10の上部枠体20及び下部枠体30は、その内側空間の軸線が上下方向に延在する向きとなる。
図1~図3に示すように、水平な床(設置床T)上に設置された水槽台10の上部枠体20及び下部枠体30は、その内側空間の軸線が上下方向に延在する向きとなる。
図7に示すように、上部枠体20及び下部枠体30は四角枠状の枠状本体21、31を有する金属製枠状構造体である。
図7に示す上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31は、それぞれその周方向の一部を構成する棒状の4本の横材21a、31aによって四角枠状に構成されている。上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31は、それぞれ、互いに平行に延在する一対の横材21a、31aと、これら横材21a、31aに垂直の向きで互いに平行に延在する一対の横材21a、31aとによって四角枠状に形成されている。
図7に示す上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31は、それぞれその周方向の一部を構成する棒状の4本の横材21a、31aによって四角枠状に構成されている。上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31は、それぞれ、互いに平行に延在する一対の横材21a、31aと、これら横材21a、31aに垂直の向きで互いに平行に延在する一対の横材21a、31aとによって四角枠状に形成されている。
上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31は、それぞれ、互いに平行な2本の横材21a、31aが水槽台10の左右(図1、図3において左右)両側に前後方向に延在配置され、他の2本の横材21a、31aが水槽台10の前後(図2おいて左右、図3において上下)両側に左右方向に延在配置された構成となっている。
図1~図3等に例示した水槽台10の上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31は左右方向寸法が前後方向寸法よりも長い長方形枠状に形成されている。図1~図3等に例示した水槽台10の左右方向寸法は前後方向寸法よりも大きい。
図1~図3等に例示した水槽台10の上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31は左右方向寸法が前後方向寸法よりも長い長方形枠状に形成されている。図1~図3等に例示した水槽台10の左右方向寸法は前後方向寸法よりも大きい。
図7等に示す上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31の内周及び外周の形状及びサイズは互いに一致または概ね一致している。
図1~図3に示すように、水平な設置床T(図1、図2)上に設置された水槽台10の上部枠体20の枠状本体21の4本の横材21a及び4つの角部は、それぞれ下部枠体30の4本の横材31a及び4つの角部に対応する上方に位置する。
図1~図3に示すように、水平な設置床T(図1、図2)上に設置された水槽台10の上部枠体20の枠状本体21の4本の横材21a及び4つの角部は、それぞれ下部枠体30の4本の横材31a及び4つの角部に対応する上方に位置する。
図7に示すように、下部枠体30は、枠状本体31と、枠状本体31の4つの角部にそれぞれ1本ずつ固定して設けられた下部支柱32とを有する。
下部支柱32は、枠状本体31に固定され枠状本体31からその上下(図7上下)両側に突出させて設けられた柱部32aと、柱部32aの上下両端に柱部32a軸線に垂直に形成された端板部32b、32cとを有する。
下部支柱32は、枠状本体31に固定され枠状本体31からその上下(図7上下)両側に突出させて設けられた柱部32aと、柱部32aの上下両端に柱部32a軸線に垂直に形成された端板部32b、32cとを有する。
図7において、下部支柱32の柱部32aは、枠状本体31の4つの角部にそれぞれ上下に貫通形成された柱部挿通孔に挿入され、枠状本体31に溶接して固定されている。なお、柱部32aを枠状本体31に固定する手法としては、ねじ止め等の機械的固定であっても良い。
図7において、下部支柱32の柱部32aは円筒状に形成されている。下部支柱32の上下の端板部32b、32cは、柱部32aと同軸のリング板状に形成されている。下部支柱32の上下の端板部32b、32cは、内径が柱部32a内径と同等且つ外径が柱部32a外径に比べて径大のリング板状であり、柱部32aの軸線方向の端からその外側全周に張り出すフランジ部を形成している。
各端板部32b、32cの面方向中央部の開孔(内周側開孔)と、柱部32aの内側孔とは互いに連続して形成され、下部支柱32を貫通する貫通孔である内側孔32dを形成している。
各端板部32b、32cの面方向中央部の開孔(内周側開孔)と、柱部32aの内側孔とは互いに連続して形成され、下部支柱32を貫通する貫通孔である内側孔32dを形成している。
なお、本明細書において「リング板状」は、面方向中央部に開孔(内周側開孔)が貫通形成された円板状を指す。
図7において、下部支柱32の上下の端板部32b、32cのうち、上側の上側端板部32bは下側端板部32cに比べて外径が径小のリング板状に形成されている。
但し、リング板状の上下の端板部32b、32cは、外径が互いに同等であっても良く、上側の上側端板部32bの外径が下側端板部32cの外径に比べて径大であって良い。
上下の端板部32b、32cは、柱部32aの内側孔と連続する内周側開孔が形成された板状であれば良く、その外周形状は適宜変更可能である。上下の端板部32b、32cの外周形状は矩形状、六角形状等の多角形状であっても良い。また、上下の端板部32b、32cの外周形状は互いに異なっていても良い。
但し、リング板状の上下の端板部32b、32cは、外径が互いに同等であっても良く、上側の上側端板部32bの外径が下側端板部32cの外径に比べて径大であって良い。
上下の端板部32b、32cは、柱部32aの内側孔と連続する内周側開孔が形成された板状であれば良く、その外周形状は適宜変更可能である。上下の端板部32b、32cの外周形状は矩形状、六角形状等の多角形状であっても良い。また、上下の端板部32b、32cの外周形状は互いに異なっていても良い。
図7に示すように、上部枠体20は、枠状本体21と、枠状本体21の4つの角部からそれぞれ1本ずつ下方へ突出形成された筒状の下部連結部22と、4つの下部連結部22の2つにそれぞれ設けられて下部連結部22から枠状本体21上方へ突出された中継パイプ23とを有する。
図7に示す中継パイプ23は、基端部が下部連結部22に内挿固定されて下部連結部22から枠状本体21上方へ突出された中継パイプ本体23aと、中継パイプ本体23aの上端部に形成された上端板23bとを有する上端板付きパイプである。
図7に示す中継パイプ23は、基端部が下部連結部22に内挿固定されて下部連結部22から枠状本体21上方へ突出された中継パイプ本体23aと、中継パイプ本体23aの上端部に形成された上端板23bとを有する上端板付きパイプである。
図4、図5、図7に示すように、下部連結部22は、枠状本体21の角部から下方へ突出状態に設けられた筒状壁22aと、筒状壁22aの下端に筒状壁22aの軸線に垂直に固定されたリング板状の連結部端板22bと、筒状壁22aの上端部からその内側へ突出されたパイプ支持突部22cとを有する。連結部端板22bは筒状壁22a下端に固定されて筒状壁22a下側に設けられている。
図4、図5、図7において、筒状壁22aは円筒状に形成されている。筒状壁22aは四角枠状の上部枠体20(具体的には上部枠体20の枠状本体21)の内側空間の軸線に平行な軸線を以て枠状本体21の角部から下方へ突出状態に設けられている。
また、図4、図5、図7に例示した筒状壁22aは枠状本体21の角部に溶接固定された金属製の筒状部材である。但し、筒状壁22aを構成する筒状部材の枠状本体21に対する固定手法は溶接に限定されず、ねじ止め等の機械的固定であっても良い。
また、筒状壁22aは、枠状本体21から突出する形状に枠状本体21と一体成形されたものであっても良い。
また、図4、図5、図7に例示した筒状壁22aは枠状本体21の角部に溶接固定された金属製の筒状部材である。但し、筒状壁22aを構成する筒状部材の枠状本体21に対する固定手法は溶接に限定されず、ねじ止め等の機械的固定であっても良い。
また、筒状壁22aは、枠状本体21から突出する形状に枠状本体21と一体成形されたものであっても良い。
図4、図5に示すように、連結部端板22bは筒状壁22aに固定されて筒状壁22a下端下側に筒状壁22aと同軸に固定されている。また、連結部端板22bは筒状壁22a下端にその内周側に突出する部分及び外周側に突出する部分を確保して固定されている。
連結部端板22bは筒状壁22a下端からその内周側全周に突出する内側フランジ部22dと、筒状壁22a下端からその外周側全周に突出する外側フランジ部22eとを形成している。
連結部端板22bは筒状壁22a下端からその内周側全周に突出する内側フランジ部22dと、筒状壁22a下端からその外周側全周に突出する外側フランジ部22eとを形成している。
リング板状の連結部端板22bの面方向中央部の開孔22f(内周側開孔)は、連結部端板22bの内側フランジ部22dによって取り囲まれた内側に確保されている。
連結部端板22bは、内周側開孔22fの軸線を筒状壁22aの軸線と一致させて筒状壁22aに固定されている。連結部端板22bの内周側開孔22fは筒状壁22aの内側孔と連通されている。
連結部端板22bは、内周側開孔22fの軸線を筒状壁22aの軸線と一致させて筒状壁22aに固定されている。連結部端板22bの内周側開孔22fは筒状壁22aの内側孔と連通されている。
図4、図5、図7において、連結部端板22bは筒状壁22aの下端に溶接固定されている。
連結部端板22bの筒状壁22a下端に対する固定手法は溶接に限定されず、ねじ止め等の機械的固定であっても良い。
また、下部連結部22の内側フランジ部22dと外側フランジ部22eとは、筒状壁22a下端に固定された連結部端板22bによって確保された構成に限定されず、筒状壁22aから突出する形状に筒状壁22aと一体成形されたものであっても良い。
連結部端板22bの筒状壁22a下端に対する固定手法は溶接に限定されず、ねじ止め等の機械的固定であっても良い。
また、下部連結部22の内側フランジ部22dと外側フランジ部22eとは、筒状壁22a下端に固定された連結部端板22bによって確保された構成に限定されず、筒状壁22aから突出する形状に筒状壁22aと一体成形されたものであっても良い。
図4、図5に示すように、中継パイプ本体23aの基端部(下端部)は、下部連結部22の内側フランジ部22dの内側、すなわちリング板状の連結部端板22bの内周側開孔22fに挿入され、その基端(下端)外周部全周が内側フランジ部22dの周方向全周に溶接固定されている。中継パイプ本体23aの基端部は、内側フランジ部22dとの間に水密性を確保して内側フランジ部22dに固定されている。
図4、図5において、中継パイプ本体23aは、連結部端板22bの内周側開孔22fの径と同等の外径を有する円筒状に形成されている。中継パイプ本体23aは、連結部端板22bの内周側開孔に臨む内周面のその下端から上側にずれた位置に基端(基端側の先端)を溶接して連結部端板22bに固定されている。中継パイプ本体23aの基端と連結部端板22bとの溶接部22gは中継パイプ本体23aの基端下側に形成されその全体が連結部端板22bの内周側開孔22f内に位置している。
図4、図5に示す下部連結部22のパイプ支持突部22cは、筒状壁22aの上端部内周面に筒状壁22aの軸線に垂直の向きで固定されたリング板状のパイプ支持リング22hによって構成されている。図4、図5に示す下部連結部22のパイプ支持突部22cは、筒状壁22aの上端部内周面全周から筒状壁22a軸線に向かって突出されている。筒状壁22a上端部からその内側へ突出するパイプ支持突部22cの突端はパイプ支持リング22hにおけるその面方向中央部を貫通する内周側開孔22iに臨む内周面である。
パイプ支持リング22hの内周側開孔22iは、パイプ支持突部22c(具体的にはその突端)に取り囲まれた内側に位置する。
図4、図5に示すように、パイプ支持リング22hの内周側開孔22iには中継パイプ本体23aが通されている。パイプ支持突部22cに取り囲まれた内側の内周側開孔22iを、以下、支持突部内側孔、とも言う。
支持突部内側孔22iは、中継パイプ本体23a外径と同径の円形孔である。
図4、図5に示すように、パイプ支持リング22hの内周側開孔22iには中継パイプ本体23aが通されている。パイプ支持突部22cに取り囲まれた内側の内周側開孔22iを、以下、支持突部内側孔、とも言う。
支持突部内側孔22iは、中継パイプ本体23a外径と同径の円形孔である。
図4、図5に示すように、中継パイプ本体23aの下部連結部22の筒状壁22a内における内側フランジ部22dから上側に位置する部分は、筒状壁22a上端部内側のパイプ支持突部22cによって筒状壁22aからその内側に離間した所に支持されている。
下部連結部22の内側フランジ部22dとパイプ支持突部22cとは中継パイプ本体23aを筒状壁22aの軸線に平行に支持している。中継パイプ本体23aの軸線は筒状壁22aの軸線と平行となっている。
下部連結部22における内側フランジ部22dとパイプ支持突部22cとの間に位置する部分とその内側の中継パイプ本体23aとは隙間を介して互いに離間させて配置されている。
下部連結部22の内側フランジ部22dとパイプ支持突部22cとは中継パイプ本体23aを筒状壁22aの軸線に平行に支持している。中継パイプ本体23aの軸線は筒状壁22aの軸線と平行となっている。
下部連結部22における内側フランジ部22dとパイプ支持突部22cとの間に位置する部分とその内側の中継パイプ本体23aとは隙間を介して互いに離間させて配置されている。
図4、図5において、パイプ支持リング22hはその外周部を筒状壁22aの上端部に溶接して固定されている。パイプ支持リング22h外周部と筒状壁22a上端部との溶接部22jはパイプ支持リング22h外周部の下側に形成され、その全体が筒状壁22a内に位置する。
パイプ支持リング22hの筒状壁22a上端部に対する固定手法は溶接に限定されず、ねじ止め等の機械的固定であっても良い。
パイプ支持リング22hの筒状壁22a上端部に対する固定手法は溶接に限定されず、ねじ止め等の機械的固定であっても良い。
パイプ支持突部22cの筒状壁22aにおける存在位置は筒状壁22a上端部に限定されない。また、筒状壁22aの上端部内側に固定されたパイプ支持リング22hに限定されず、筒状壁22aからその内側に突出する形状に筒状壁22aと一体成形された突部であっても良い。
パイプ支持突部22cは、筒状壁22aにおける内側フランジ部22dから上方に離間した箇所の内周にその周方向全周にわたって連続的または間欠的に突出形成された突部であれば良く、種々構成を採用できる。筒状壁22aにおけるパイプ支持突部22cの存在位置は例えば筒状壁22aのその軸線方向中央部であっても良い。
パイプ支持突部22cは、筒状壁22aにおける内側フランジ部22dから上方に離間した箇所の内周にその周方向全周にわたって連続的または間欠的に突出形成された突部であれば良く、種々構成を採用できる。筒状壁22aにおけるパイプ支持突部22cの存在位置は例えば筒状壁22aのその軸線方向中央部であっても良い。
図4、図5に示す下部連結部22の内側孔は、下部連結部22の連結部端板22bの内周側開孔22fと筒状壁22aの内側孔とによって形成されている。
なお、パイプ支持突部22c内側の支持突部内側孔22iは筒状壁22aの内側孔の一部である。
なお、パイプ支持突部22c内側の支持突部内側孔22iは筒状壁22aの内側孔の一部である。
図7に示すように、上部枠体20には、枠状本体21の各角部を上下方向に貫通して下部連結部22の内側孔に連通されたパイプ孔21bが形成されている。
図4、図5に示すように、中継パイプ本体23aは、パイプ孔21bから上方に突出する上方突出部を確保してパイプ孔21bに通されている。
図4、図5に示すように、中継パイプ本体23aは、パイプ孔21bから上方に突出する上方突出部を確保してパイプ孔21bに通されている。
図7に示すように、中継パイプ23は、中継パイプ本体23aと、中継パイプ本体23aの上端(上方突出部の先端)に中継パイプ本体23aの軸線に垂直に延在形成されたリング板状の上端板23bとを有する。
上端板23bのその面方向中央部の開孔(内周側開孔)は中継パイプ本体23aの内側孔と連続して形成されている。上端板23bの内周側開孔は中継パイプ本体23aの内側孔とともに中継パイプ23を貫通する貫通孔である内側孔を形成している。
中継パイプ23の上端板23b(以下、中継パイプ上端板、とも言う)は、中継パイプ23に対する吸込管70Aや吐出管70Bの接続に用いられる(後述)。
上端板23bのその面方向中央部の開孔(内周側開孔)は中継パイプ本体23aの内側孔と連続して形成されている。上端板23bの内周側開孔は中継パイプ本体23aの内側孔とともに中継パイプ23を貫通する貫通孔である内側孔を形成している。
中継パイプ23の上端板23b(以下、中継パイプ上端板、とも言う)は、中継パイプ23に対する吸込管70Aや吐出管70Bの接続に用いられる(後述)。
図4、図5、図7等に示す中継パイプ23の中継パイプ本体23aは、円形の断面外形で延在する円筒状に形成されている。また、この中継パイプ23の内側孔は、断面円形で中継パイプ23に延在形成されている。
但し、中継パイプ本体23aは、円形以外の例えば四角形、六角形等の多角形状の断面外形で延在する筒状体であっても良い。中継パイプ23の内側孔の断面形状は、円形以外、四角形、六角形等の多角形状であっても良い。
但し、中継パイプ本体23aは、円形以外の例えば四角形、六角形等の多角形状の断面外形で延在する筒状体であっても良い。中継パイプ23の内側孔の断面形状は、円形以外、四角形、六角形等の多角形状であっても良い。
本明細書において、上部枠体20の枠状本体21、を上部枠体本体、とも言う。
図7に示すように、上部枠体本体21は、4本の横材21aによって四角枠状に構成されている。枠状本体21の周方向において互いに隣り合う横材21aは、溶接、ねじ等によって互いに連結されているか、あるいは一体成形されていて互いに連続している。
上部枠体本体21上に載置する水槽110は、上部枠体本体21の互いに平行に延在する横材21a上に直接載置するか、あるいは図8のように上部枠体本体21の互いに平行に延在する横材21a上に架設状態に設置した支持板24上に載置する。
図7に示すように、上部枠体本体21は、4本の横材21aによって四角枠状に構成されている。枠状本体21の周方向において互いに隣り合う横材21aは、溶接、ねじ等によって互いに連結されているか、あるいは一体成形されていて互いに連続している。
上部枠体本体21上に載置する水槽110は、上部枠体本体21の互いに平行に延在する横材21a上に直接載置するか、あるいは図8のように上部枠体本体21の互いに平行に延在する横材21a上に架設状態に設置した支持板24上に載置する。
図7、図8において上部枠体本体21の横材21aは山形鋼を用いている。図7、図8において上部枠体本体21は、横材21aである山形鋼の2つの板部の一方であり枠状本体21の軸線に垂直に延在する受け板部21cと、山形鋼のもうひとつの板部が構成する側壁部21dとを有する。受け板部21c及び側壁部21dは上部枠体本体21の周方向全周に延在している。側壁部21dは、各横材21aの受け板部21cにおける上部枠体本体21外周側の端部から上側に突出されている。
支持板24や水槽110は、例えば、図8のように、上部枠体本体21の互いに平行に延在する横材21aの受け板部21c上に架設状態に載置できる。
側壁部21dは横材21aの受け板部21c上に載置された載置物(例えば支持板24や水槽110等)の受け板部21cから上部枠体本体21外周側へのはみ出しを規制する。上部枠体本体21の受け板部21c上に載置する支持板24や水槽110といった載置物は、上部枠体本体21の各横材21aの側壁部21dによって取り囲まれる内側の領域に配置される。
側壁部21dは横材21aの受け板部21c上に載置された載置物(例えば支持板24や水槽110等)の受け板部21cから上部枠体本体21外周側へのはみ出しを規制する。上部枠体本体21の受け板部21c上に載置する支持板24や水槽110といった載置物は、上部枠体本体21の各横材21aの側壁部21dによって取り囲まれる内側の領域に配置される。
図4、図5、図7に示すように、山形鋼の横材21aを採用した上部枠体本体21の角部のパイプ孔21bは、具体的には、上部枠体本体21の受け板部21cにおける上部枠体本体21の角部に位置する部分に形成されている。パイプ孔21bは、上部枠体本体21のその角部に位置する受け板部21cを上部枠体本体21の軸線(上部枠体本体21に取り囲まれる内側の空間の軸線)方向に貫通して形成されている。
図4、図5に示すように、中継パイプ本体23aは、その基端部が内挿固定された下部連結部22から上部枠体本体21のパイプ孔21bを介して受け板部21cから上方へ突出されている。上部枠体本体21のパイプ孔21bは、下部連結部22の支持突部内側孔22iに比べて径大に形成されている。上部枠体本体21のパイプ孔21bに臨む内周面とパイプ孔21bに通された中継パイプ本体23aとの間には中継パイプ本体23aの周囲全周にわたってクリアランスが確保されている。
なお、上部枠体本体21のパイプ孔21bの径は、下部連結部22の筒状壁22aの内径と同等以下の大きさに確保される。
なお、上部枠体本体21のパイプ孔21bの径は、下部連結部22の筒状壁22aの内径と同等以下の大きさに確保される。
次に、水槽台10の支柱40について説明する。
図1、図2に示すように、水槽台10の4本の支柱40は、それぞれ1本の支柱用管部材50のみ、あるいは複数の支柱用管部材50を直列に接続した管部材接続体によって構成されている。
図1、図2に示すように、水槽台10の4本の支柱40は、それぞれ1本の支柱用管部材50のみ、あるいは複数の支柱用管部材50を直列に接続した管部材接続体によって構成されている。
支柱用管部材50は、支柱用管部材50は、真っ直ぐに延在する筒状(図1、図2等においては円筒状)の直管部51と、直管部51の延在方向両端部の端部締結部52とで構成される主管部50Mを有する。図1~図5、図9に示すように、支柱用管部材50の端部締結部52は、直管部51の延在方向(軸線方向)両端部のそれぞれの周囲全周に突出形成されたリング板状のフランジ部(以下、端部全周フランジ、とも言う)である。図4、図5に示すように、管部材接続体は、ボルト43を用いた端部全周フランジ52同士の締結固定によって主管部50Mの端部同士を接続し複数本の支柱用管部材50を直列に配列させた構造体である。
本明細書において、支柱用管部材50の主管部50Mの軸線は直管部51の軸線を指すものとして扱う。また、直管部51の内側孔51aは主管部50Mの内側孔の役割を果たす。
図1、図2に示す水槽台10の支柱40の管部材接続体を構成する複数の支柱用管部材50の直管部51は互いに同軸に位置合わせされている。管部材接続体によって構成された支柱40の軸線は、管部材接続体を構成する各支柱用管部材50の直管部51の軸線と一致する。
なお、1本の支柱用管部材50のみによって構成された支柱40の軸線は、その支柱40を構成する支柱用管部材50の直管部51の軸線である。
図1、図2に示す水槽台10の支柱40の管部材接続体を構成する複数の支柱用管部材50の直管部51は互いに同軸に位置合わせされている。管部材接続体によって構成された支柱40の軸線は、管部材接続体を構成する各支柱用管部材50の直管部51の軸線と一致する。
なお、1本の支柱用管部材50のみによって構成された支柱40の軸線は、その支柱40を構成する支柱用管部材50の直管部51の軸線である。
支柱用管部材50には、主管部50Mのみによって構成された直管形管部材50A(図9参照)、及び図1、図2に示すように主管部50Mと主管部50Mの直管部51の延在方向途中部の側部に形成された外部配管接続部53とを有する分岐形管部材50B、の2種類が存在する。
図1、図2に示す水槽台10には直管形管部材50A及び分岐形管部材50Bの両方が存在する。
図1、図2に示す水槽台10には直管形管部材50A及び分岐形管部材50Bの両方が存在する。
図4、図5に示すように、分岐形管部材50Bは、直管部51と、直管部51の延在方向両端部の端部締結部52と、外部配管接続部53と、直管部51の内側孔51aから延在形成され外部配管接続部53に開口された側部孔54と、前記直管部51における側部孔54の連通箇所よりも下端側に設けられて直管部51の内側孔51aを水密に塞ぐ閉鎖材55とを備える。
分岐形管部材50Bの外部配管接続部53には水槽台10の構成部材以外の配管(外部配管。図4、図5ではコネクタ付き中継部品80)を接続可能である。分岐形管部材50Bは外部配管接続部53に接続された外部配管内側の流路(図4、図5ではコネクタ付き中継部品80の中継流路81)を側部孔54を介して直管部51の内側孔51aと通水可能に接続できる。
分岐形管部材50Bの外部配管接続部53には水槽台10の構成部材以外の配管(外部配管。図4、図5ではコネクタ付き中継部品80)を接続可能である。分岐形管部材50Bは外部配管接続部53に接続された外部配管内側の流路(図4、図5ではコネクタ付き中継部品80の中継流路81)を側部孔54を介して直管部51の内側孔51aと通水可能に接続できる。
図4、図5に示すように、分岐形管部材50Bの外部配管接続部53は、直管部51の途中部からその側方に突出する側部突管56と、側部突管56の先端(突端)の周囲全周に突出されたリング板状の接続用突片57とを有する。図4、図5において接続用突片57は側部突管56軸線に垂直なリング板状に形成されている。
側部突管56の内側孔は側部孔54の一部である。側部孔54の一端は側部突管56先端に開口されている。側部孔54は、側部突管56内側から直管部51の壁部を貫通して直管部51の内側孔51aまで延在形成され直管部51の内側孔51aに連通されている。
側部突管56の内側孔は側部孔54の一部である。側部孔54の一端は側部突管56先端に開口されている。側部孔54は、側部突管56内側から直管部51の壁部を貫通して直管部51の内側孔51aまで延在形成され直管部51の内側孔51aに連通されている。
図4、図5に示すように、分岐形管部材50Bの外部配管接続部53に接続される外部配管(図4、図5ではコネクタ付き中継部品80)は、その内側の流路を外部配管接続部53の側部突管56先端に開口する側部孔54と連通させて外部配管接続部53に取り付けられる。
外部配管接続部53の接続用突片57は外部配管接続部53への外部配管の取り付けに利用できる。接続用突片57を利用して外部配管接続部53に外部配管を取り付ける取付構造については、外部配管接続部53へのコネクタ付き中継部品80の取り付けを例に後で説明する。
外部配管接続部53の接続用突片57は外部配管接続部53への外部配管の取り付けに利用できる。接続用突片57を利用して外部配管接続部53に外部配管を取り付ける取付構造については、外部配管接続部53へのコネクタ付き中継部品80の取り付けを例に後で説明する。
図5、図9に示すように、直管形管部材50Aには、外部配管接続部53、側部孔54、閉鎖材55は存在しない。直管形管部材50Aは、直管部51の内側孔51aがその一端から他端へ通水可能に直管部51を貫通している構成となっている。
以下、直管形管部材50Aの直管部51の内側孔51aを、直管形管部材50Aの内側孔51aとして説明する場合がある。
以下、直管形管部材50Aの直管部51の内側孔51aを、直管形管部材50Aの内側孔51aとして説明する場合がある。
各支柱40は、下部枠体30の下部支柱32の上端部に下端部をボルト43を用いて締結固定し、上部枠体20の下部連結部22の下端部に上端部をボルト43を用いて締結固定して、下部枠体30の下部支柱32と上部枠体20の下部連結部22との間に設けられている。
支柱40は、下部枠体30の4つの下部支柱32と上部枠体20の4つの下部連結部22との間のそれぞれに設けられて、上部枠体20を下部枠体30の上方に支持している。
支柱40は、下部枠体30の4つの下部支柱32と上部枠体20の4つの下部連結部22との間のそれぞれに設けられて、上部枠体20を下部枠体30の上方に支持している。
図1、図2に示す水槽台10の支柱40の上端部は、支柱40において最も上側に位置する支柱用管部材50の主管部50M(具体的には主管部50Mの上端部)によって構成されている。1本の支柱用管部材50のみによって構成された支柱40の上端部は、その支柱40を構成する支柱用管部材50の主管部50Mの上端部である。
支柱40の管部材接続体は、具体的には、支柱40上端部を構成する支柱用管部材50を含む複数本の支柱用管部材50を主管部50Mの端部同士の締結固定によって接続して直列に配列させた構造体である。図4、図5に示すように互いに隣り合う支柱用管部材50の主管部50Mの端部同士はボルト43を用いて締結固定されている。
図1、図2に示す水槽台10の4本の支柱40のうち2本は管部材接続体であり、他の2本は1本の支柱用管部材50(具体的には直管形管部材50A)のみによって構成されている。
支柱40の管部材接続体は、具体的には、支柱40上端部を構成する支柱用管部材50を含む複数本の支柱用管部材50を主管部50Mの端部同士の締結固定によって接続して直列に配列させた構造体である。図4、図5に示すように互いに隣り合う支柱用管部材50の主管部50Mの端部同士はボルト43を用いて締結固定されている。
図1、図2に示す水槽台10の4本の支柱40のうち2本は管部材接続体であり、他の2本は1本の支柱用管部材50(具体的には直管形管部材50A)のみによって構成されている。
分岐形管部材50Bを含む管部材接続体を有する支柱40、及び支柱上端部を構成する分岐形管部材50Bを有する支柱40を、以下、側部ポート管路柱41、とも言う。
図2に示すように、側部ポート管路柱41は、支柱上端部を構成する支柱用管部材50とその下方に位置する分岐形管部材50Bとを含む管部材接続体を有する支柱40(上端部直管形管路柱41A)、及び支柱上端部を構成する支柱用管部材50が分岐形管部材50Bである支柱40(上端部分岐形管路柱41B)、を指す。
図2に示すように、側部ポート管路柱41は、支柱上端部を構成する支柱用管部材50とその下方に位置する分岐形管部材50Bとを含む管部材接続体を有する支柱40(上端部直管形管路柱41A)、及び支柱上端部を構成する支柱用管部材50が分岐形管部材50Bである支柱40(上端部分岐形管路柱41B)、を指す。
図1、図2、図4等において上端部分岐形管路柱41Bは、柱上端部を構成する支柱用管部材50が分岐形管部材50Bである管部材接続体を有する支柱40(側部ポート管路柱41)である。但し、上端部分岐形管路柱41Bは支柱上端部を構成する支柱用管部材50が分岐形管部材50Bである支柱40であれば良く、必ずしも管部材接続体を有するものである必要は無い。
上端部分岐形管路柱41Bは1本の分岐形管部材50B自体によって全体が構成されている支柱40(側部ポート管路柱41)を含む。
上端部分岐形管路柱41Bは1本の分岐形管部材50B自体によって全体が構成されている支柱40(側部ポート管路柱41)を含む。
図1、図2に示す水槽台10の4本の支柱40のうち、分岐形管部材50Bを含む管部材接続体である2本は側部ポート管路柱41である。図1、図2に示す水槽台10は上端部直管形管路柱41A及び上端部分岐形管路柱41Bを1本ずつ含む。水槽台10の2本の側部ポート管路柱41の一方は上端部直管形管路柱41A、他方は上端部分岐形管路柱41Bである。
図1、図2に例示した水槽台10の2本の側部ポート管路柱41は、それぞれ直管形管部材50Aと分岐形管部材50Bとを1つずつ含む管部材接続体を有する。
但し、側部ポート管路柱41の管部材接続体は直管形管部材50Aと分岐形管部材50Bとをそれぞれ1以上含む構成であれば良い。側部ポート管路柱41の管部材接続体は、例えば、複数の直管形管部材50Aと1本の分岐形管部材50Bとが主管部50Mの端部同士の締結固定によって接続されて直列に配列された構成も採用可能である。
但し、側部ポート管路柱41の管部材接続体は直管形管部材50Aと分岐形管部材50Bとをそれぞれ1以上含む構成であれば良い。側部ポート管路柱41の管部材接続体は、例えば、複数の直管形管部材50Aと1本の分岐形管部材50Bとが主管部50Mの端部同士の締結固定によって接続されて直列に配列された構成も採用可能である。
側部ポート管路柱41は分岐形管部材50Bを複数含むものも採用可能である。側部ポート管路柱41の分岐形管部材50Bのうち最も上側に位置するものを、以下、最上分岐形管部材、とも言う。
上端部分岐形管路柱41Bの支柱上端部を構成する分岐形管部材50Bは最上分岐形管部材である。
図1、図2に例示した水槽台10の2本の側部ポート管路柱41の分岐形管部材50Bはそれぞれ最上分岐形管部材に該当する。
上端部分岐形管路柱41Bの支柱上端部を構成する分岐形管部材50Bは最上分岐形管部材である。
図1、図2に例示した水槽台10の2本の側部ポート管路柱41の分岐形管部材50Bはそれぞれ最上分岐形管部材に該当する。
上端部直管形管路柱41Aは図2等に例示した構成に限定されず、最上分岐形管部材50Bの上側に直管形管部材50Aを複数有し、最上分岐形管部材50B及びその上側の複数の直管形管部材50Aのそれぞれの直管部51が直列に配列された構成の管部材接続体を有するものであっても良い。最上分岐形管部材50Bの上側の複数の直管形管部材50Aは互いに締結固定された直管形管部材50Aの内側孔51a同士が連通されて直管部51同士が通水可能に接続される。上端部直管形管路柱41Aの最上分岐形管部材50Bとその上側の直近の直管形管部材50Aとは主管部50M同士の締結固定によって直管部51の内側孔51a同士が連通されて直管部51同士が通水可能に接続される。
上端部分岐形管路柱41Bは図2等に例示した構成に限定されず、最上分岐形管部材50Bの下側に支柱用管部材50を複数有し、最上分岐形管部材50B及びその下側の複数の支柱用管部材50のそれぞれの直管部51が主管部50M同士の締結固定によって直列に配列された構成の管部材接続体を有するものであっても良い。
上端部分岐形管路柱41Bの上端部を構成する最上分岐形管部材50Bの下側に設けられる複数の支柱用管部材50は直管形管部材50A、分岐形管部材50Bのどちらでも良くこれらの両方が混在していても良い。
上端部分岐形管路柱41Bの上端部を構成する最上分岐形管部材50Bの下側に設けられる複数の支柱用管部材50は直管形管部材50A、分岐形管部材50Bのどちらでも良くこれらの両方が混在していても良い。
図4、図5に示すように、側部ポート管路柱41の分岐形管部材50Bは、閉鎖材55が直管部51内周面に開口する側部孔54の片端よりも下側に位置する向きで用いられる。
側部ポート管路柱41の分岐形管部材50Bには、側部孔54の側部突管56先端の開口部から直管部51上端まで延在する流路孔59が確保される。分岐形管部材50Bの流路孔59は、分岐形管部材50Bの直管部51の内側孔51aにおける閉鎖材55から上側部分と側部孔54とによって構成されている。
側部ポート管路柱41の分岐形管部材50Bには、側部孔54の側部突管56先端の開口部から直管部51上端まで延在する流路孔59が確保される。分岐形管部材50Bの流路孔59は、分岐形管部材50Bの直管部51の内側孔51aにおける閉鎖材55から上側部分と側部孔54とによって構成されている。
図5に例示するように、上端部直管形管路柱41Aには、最上分岐形管部材50Bの流路孔59と最上分岐形管部材50Bから上側の全ての直管形管部材50Aの内側孔51aとが連通されて、最上分岐形管部材50Bの側部孔54の側部突管56先端の開口部から支柱上端部の直管形管部材50Aの直管部51上端まで延在する水通路が確保される。図5に示す上端部直管形管路柱41Aにおいては、最上分岐形管部材50Bの流路孔59と最上分岐形管部材50Bの上側の直管形管部材50Aの内側孔51aとが連通されて、最上分岐形管部材50Bの側部孔54の側部突管56先端の開口部から支柱上端部の直管形管部材50Aの直管部51上端まで延在する水通路が確保されている。
図4に例示するように、上端部分岐形管路柱41Bでは、支柱上端部を構成する分岐形管部材50B(最上分岐形管部材)の流路孔59自体によって、側部孔54の側部突管56先端の開口部から最上分岐形管部材50Bの直管部51上端まで延在する水通路が確保される。
図4、図5に例示するように、側部ポート管路柱41には、その最上分岐形管部材50Bの側部孔54の側部突管56先端の開口部から支柱上端部を構成する支柱用管部材50の直管部51上端まで延在する水通路が確保される。この水通路を、以下、支柱水通路、とも言う。
側部ポート管路柱41において支柱水通路の一部を構成する分岐形管部材50Bは最上分岐形管部材50Bのみである。
側部ポート管路柱41において支柱水通路の一部を構成する分岐形管部材50Bは最上分岐形管部材50Bのみである。
図4に示すように、側部ポート管路柱41の最上分岐形管部材50Bとその下側の支柱用管部材50とは主管部50Mの端部同士の締結固定(図4、図5ではボルト・ナット締結)によって接続固定できる。但し、すでに述べたように、分岐形管部材50Bは、管部材接続体において、閉鎖材55が直管部51の内側孔51aにおける側部孔54の連通箇所から下端に位置する向きで使用される。このため、分岐形管部材50Bの流路孔59と分岐形管部材50B下側の支柱用管部材50の直管部51の内側孔51aとは通水可能に接続されない。
図5に示すように、側部ポート管路柱41の分岐形管部材50Bの主管部50M下端部はその下側の下部枠体30の下部支柱32上端部と締結固定(図4、図5ではボルト・ナット締結)によって接続固定できる。側部ポート管路柱41の分岐形管部材50Bの流路孔59と、分岐形管部材50Bの主管部50M下端部に締結固定された下部枠体30の下部支柱32の内側孔32dとは通水可能に接続されない。
図1、図2に示すアクアリウム装置100は、水槽台10と、水槽台10の上部枠体本体21上に支持された水槽110と、水槽台10の上部枠体20下側の台下部スペース11に設置された独立設置型濾過装置120と、独立設置型濾過装置120から延びる装置接続配管130と、を含む。なお、水槽台10の台下部スペース11は、上部枠体20下側における水槽台10の全ての支柱40及び下部枠体30に取り囲まれた内側の領域を指す。
図2等に示すように独立設置型濾過装置120から延びる装置接続配管130は、側部ポート管路柱41の最上分岐形管部材50Bの外部配管接続部53に取り付けられたコネクタ付き中継部品80を介して最上分岐形管部材50Bの流路孔59(図4、図5参照。具体的には側部孔54)と通水可能に接続される。
図4、図5に示すようにコネクタ付き中継部品80にはコネクタ付き中継部品80の基端部を構成する取付用部材82から先端部を構成するコネクタ84に到達する中継流路81が貫通形成されている。コネクタ付き中継部品80は、中継流路81の取付用部材82側の開口部を最上分岐形管部材50Bの側部孔54に連通させ取付用部材82を最上分岐形管部材50Bの外部配管接続部53の接続用突片57にボルト85を用いて固定して外部配管接続部53に取り付けられる。
図4、図5に示すようにコネクタ付き中継部品80にはコネクタ付き中継部品80の基端部を構成する取付用部材82から先端部を構成するコネクタ84に到達する中継流路81が貫通形成されている。コネクタ付き中継部品80は、中継流路81の取付用部材82側の開口部を最上分岐形管部材50Bの側部孔54に連通させ取付用部材82を最上分岐形管部材50Bの外部配管接続部53の接続用突片57にボルト85を用いて固定して外部配管接続部53に取り付けられる。
装置接続配管130は樹脂製ホース等の手指で曲げ可能な柔軟な管体である配管本体133の先端にコネクタ134が設けられた構成のコネクタ付き配管である。装置接続配管130先端のコネクタ134はコネクタ付き中継部品80のコネクタ84に脱着可能に嵌合できる。
装置接続配管130は先端のコネクタ134をコネクタ付き中継部品80先端部のコネクタ84に嵌合して接続することでコネクタ付き中継部品80の中継流路81を介して最上分岐形管部材50Bの流路孔59と通水可能に接続される。
装置接続配管130は先端のコネクタ134をコネクタ付き中継部品80先端部のコネクタ84に嵌合して接続することでコネクタ付き中継部品80の中継流路81を介して最上分岐形管部材50Bの流路孔59と通水可能に接続される。
なお、図4、図5では、側部ポート管路柱41の最上分岐形管部材50Bの外部配管接続部53と独立設置型濾過装置120との間における装置接続配管130及びコネクタ付き中継部品80の配設状態を模式的に示している。装置接続配管130については、例えば、配管本体133に、設置床T上に配設した部分や、巻回処理した余長部分等が存在していても良い。
装置接続配管130は先端のコネクタ134をコネクタ付き中継部品80のコネクタ84に嵌合するだけで、コネクタ付き中継部品80を介して分岐形管部材50Bの流路孔59と通水可能に接続できる。
また、装置接続配管130は先端のコネクタ134のコネクタ付き中継部品80のコネクタ84に対する脱着だけで、分岐形管部材50Bの流路孔59との接続と接続解除とを簡単に切り換えることができる。
また、装置接続配管130は先端のコネクタ134のコネクタ付き中継部品80のコネクタ84に対する脱着だけで、分岐形管部材50Bの流路孔59との接続と接続解除とを簡単に切り換えることができる。
図1、図2等に示す水槽台10は、2本の側部ポート管路柱41のうち上部枠体20の連通孔23cを介して吸込管70Aと通水可能に接続された側部ポート管路柱41である吸込側管路柱46Aと、上部枠体20の連通孔23cを介して吐出管70Bと通水可能に接続された側部ポート管路柱41である吐出側管路柱46Bとを有する。
吸込側管路柱46Aと吐出側管路柱46Bとは上部枠体20の互いに異なる連通孔23cと連通されて、吸込側管路柱46Aは吸込管70Aと吐出側管路柱46Bは吐出管70Bと接続される。
吸込側管路柱46Aと吐出側管路柱46Bとは上部枠体20の互いに異なる連通孔23cと連通されて、吸込側管路柱46Aは吸込管70Aと吐出側管路柱46Bは吐出管70Bと接続される。
図1、図2に示す独立設置型濾過装置120から延びる装置接続配管130は2本存在する。図1、図2に示す独立設置型濾過装置120は具体的にはポンプ一体型独立濾過装置である。ポンプ一体型独立濾過装置は、循環ポンプ及び濾過ユニットを収容する筐体に吸込ポート121と吐出ポート122とを有する。
独立設置型濾過装置120から延びる2本の装置接続配管130はポンプ一体型独立濾過装置の吸込ポート121及び吐出ポート122に1本ずつ接続されている。
ポンプ一体型独立濾過装置は、循環ポンプの駆動力によって吸込ポート121から吸い込んだ水を筐体内の濾過ユニット及び循環ポンプにこの順で通過させて吐出ポート122から吐出する。
独立設置型濾過装置120から延びる2本の装置接続配管130はポンプ一体型独立濾過装置の吸込ポート121及び吐出ポート122に1本ずつ接続されている。
ポンプ一体型独立濾過装置は、循環ポンプの駆動力によって吸込ポート121から吸い込んだ水を筐体内の濾過ユニット及び循環ポンプにこの順で通過させて吐出ポート122から吐出する。
独立設置型濾過装置120はポンプ別体型独立濾過装置も採用可能である。
ポンプ別体型独立濾過装置は、循環ポンプの駆動力によって濾過装置本体の吸込ポートから吸い込んだ水を濾過装置本体内の濾過ユニット及び循環ポンプにこの順で通過させて循環ポンプの吐出ポートから吐出する。
独立設置型濾過装置120にポンプ別体型独立濾過装置を採用した場合、2本の装置接続配管130は濾過装置本体の吸込ポートと循環ポンプの吐出ポートとに1本ずつ接続される。
ポンプ別体型独立濾過装置は、循環ポンプの駆動力によって濾過装置本体の吸込ポートから吸い込んだ水を濾過装置本体内の濾過ユニット及び循環ポンプにこの順で通過させて循環ポンプの吐出ポートから吐出する。
独立設置型濾過装置120にポンプ別体型独立濾過装置を採用した場合、2本の装置接続配管130は濾過装置本体の吸込ポートと循環ポンプの吐出ポートとに1本ずつ接続される。
以下、2本の装置接続配管130のうち、独立設置型濾過装置120の吸込ポート121に接続されたものを吸込側接続配管131、吐出ポート122に接続されたものを吸込側接続配管131、とも言う。
吸込側接続配管131はコネクタ付き中継部品80を介して吸込側管路柱46Aの最上分岐形管部材50Bの流路孔59(図5参照)と通水可能に接続されている。
吐出側接続配管132はコネクタ付き中継部品80を介して吐出側管路柱46Bの最上分岐形管部材50Bの流路孔59(図4参照)と通水可能に接続されている。
なお、独立設置型濾過装置120の吸込ポート121及び吐出ポート122は、装置接続配管130の配管本体133の延在方向一端部である基端部を手指で脱着可能に接続できるように構成されている。
吸込側接続配管131はコネクタ付き中継部品80を介して吸込側管路柱46Aの最上分岐形管部材50Bの流路孔59(図5参照)と通水可能に接続されている。
吐出側接続配管132はコネクタ付き中継部品80を介して吐出側管路柱46Bの最上分岐形管部材50Bの流路孔59(図4参照)と通水可能に接続されている。
なお、独立設置型濾過装置120の吸込ポート121及び吐出ポート122は、装置接続配管130の配管本体133の延在方向一端部である基端部を手指で脱着可能に接続できるように構成されている。
吸込管70A及び吐出管70Bのそれぞれの先端は水槽110に挿入されている。
図1、図2等に示すアクアリウム装置100では、水槽110内の水は、独立設置型濾過装置120の循環ポンプの吸引力によって吸込管70A先端から吸込側管路柱46Aの支柱水通路、吸込側接続配管131等を経由して独立設置型濾過装置120に吸い込まれる。独立設置型濾過装置120の循環ポンプの駆動による水槽110から独立設置型濾過装置120への水の吸い込みは継続的に行われる。水槽110から独立設置型濾過装置120に吸い込まれた水は、独立設置型濾過装置120の濾過ユニットの通過によって濾過された後、独立設置型濾過装置120から吐出側接続配管132、吐出側管路柱46Bの支柱水通路等を経由して吐出管70B先端から水槽110へ戻される。
図1、図2等に示すアクアリウム装置100では、水槽110内の水は、独立設置型濾過装置120の循環ポンプの吸引力によって吸込管70A先端から吸込側管路柱46Aの支柱水通路、吸込側接続配管131等を経由して独立設置型濾過装置120に吸い込まれる。独立設置型濾過装置120の循環ポンプの駆動による水槽110から独立設置型濾過装置120への水の吸い込みは継続的に行われる。水槽110から独立設置型濾過装置120に吸い込まれた水は、独立設置型濾過装置120の濾過ユニットの通過によって濾過された後、独立設置型濾過装置120から吐出側接続配管132、吐出側管路柱46Bの支柱水通路等を経由して吐出管70B先端から水槽110へ戻される。
図1、図2等に示す水槽台10は上端部直管形管路柱41A及び上端部分岐形管路柱41Bを1本ずつ有する。この水槽台10は吸込側管路柱46Aに上端部直管形管路柱41A、吐出側管路柱46Bに上端部分岐形管路柱41Bを用いている。
但し、水槽台10の複数本の側部ポート管路柱41はそれぞれ上端部直管形管路柱41A、上端部分岐形管路柱41Bのどちらも採用可能である。水槽台10は、側部ポート管路柱41の全てが上端部直管形管路柱41Aである構成、側部ポート管路柱41の全てが上端部分岐形管路柱41Bである構成も採用可能である。
吸込側管路柱46A及び吐出側管路柱46Bは、それぞれ上端部直管形管路柱41A、上端部分岐形管路柱41Bのどちらも採用可能である。吸込側管路柱46A及び吐出側管路柱46Bは、両方とも上端部直管形管路柱41Aであっても良く、両方とも上端部分岐形管路柱41Bであっても良い。
但し、水槽台10の複数本の側部ポート管路柱41はそれぞれ上端部直管形管路柱41A、上端部分岐形管路柱41Bのどちらも採用可能である。水槽台10は、側部ポート管路柱41の全てが上端部直管形管路柱41Aである構成、側部ポート管路柱41の全てが上端部分岐形管路柱41Bである構成も採用可能である。
吸込側管路柱46A及び吐出側管路柱46Bは、それぞれ上端部直管形管路柱41A、上端部分岐形管路柱41Bのどちらも採用可能である。吸込側管路柱46A及び吐出側管路柱46Bは、両方とも上端部直管形管路柱41Aであっても良く、両方とも上端部分岐形管路柱41Bであっても良い。
図1~図3に示す水槽台10において2本の側部ポート管路柱41は水槽台10の左右片側(図1~図3では左右方向左側)に前後に1本ずつ設けられている。水槽台10の側部ポート管路柱41以外の支柱40(非循環路支柱42)も水槽台10の前後に1本ずつ設けられている。
図1~図3に示す水槽台10においては、2本の側部ポート管路柱41のうち、水槽台10の前側の上端部直管形管路柱41Aを吸込側管路柱46A、水槽台10の後側の上端部分岐形管路柱41Bを吐出側管路柱46B、に用いている。但し、水槽台10は、その左右方向片側における前側に吐出側管路柱46B、後側に吸込側管路柱46Aを有する構成も採用可能である。
図1~図3に示す水槽台10においては、2本の側部ポート管路柱41のうち、水槽台10の前側の上端部直管形管路柱41Aを吸込側管路柱46A、水槽台10の後側の上端部分岐形管路柱41Bを吐出側管路柱46B、に用いている。但し、水槽台10は、その左右方向片側における前側に吐出側管路柱46B、後側に吸込側管路柱46Aを有する構成も採用可能である。
水槽台10の周方向(上部枠体20及び下部枠体30のそれぞれの枠状本体21、31の周方向)における吸込側管路柱46A及び吐出側管路柱46Bの配置は適宜変更可能である。
水槽台10は、側部ポート管路柱41を複数有する構成であれば良く、側部ポート管路柱41を3本以上有する構成や、全ての支柱が側部ポート管路柱41である構成も採用可能である。
水槽台10は、側部ポート管路柱41を複数有する構成であれば良く、側部ポート管路柱41を3本以上有する構成や、全ての支柱が側部ポート管路柱41である構成も採用可能である。
水槽台10の側部ポート管路柱41以外の支柱40である非循環路支柱42は、分岐形管部材50Bを含む管部材接続体や、支柱上端部を構成する分岐形管部材50Bを有していない。
図1、図2に例示した水槽台10の非循環路支柱42は1本の直管形管部材50Aのみによって構成されている。但し、非循環路支柱42は1本の直管形管部材50Aのみによって構成されたものに限定されず、例えば、直管形管部材50Aのみが直列に複数配列された構成の管部材接続体であっても良い。
図1、図2に例示した水槽台10の非循環路支柱42は1本の直管形管部材50Aのみによって構成されている。但し、非循環路支柱42は1本の直管形管部材50Aのみによって構成されたものに限定されず、例えば、直管形管部材50Aのみが直列に複数配列された構成の管部材接続体であっても良い。
水槽台10の支柱40の側部ポート管路柱41及び非循環路支柱42は、例えば、下部枠体30(具体的にはその下部支柱32上端)とその上側直近の支柱用管部材50との間に中実柱部材を有する構成等も採用可能である。
側部ポート管路柱41は、最上分岐形管部材50Bから下部枠体30(具体的にはその下部支柱32上端)までの間に中実柱部材等の支柱用管部材50以外の部材を有する構成も採用可能である。
非循環路支柱42は、その全長の1以上の箇所に支柱用管部材50以外の中実柱部材等の部材を有する構成や、支柱用管部材50を有していない構成も採用可能である。
側部ポート管路柱41は、最上分岐形管部材50Bから下部枠体30(具体的にはその下部支柱32上端)までの間に中実柱部材等の支柱用管部材50以外の部材を有する構成も採用可能である。
非循環路支柱42は、その全長の1以上の箇所に支柱用管部材50以外の中実柱部材等の部材を有する構成や、支柱用管部材50を有していない構成も採用可能である。
以下、吸込側管路柱46A及び吐出側管路柱46Bを、循環用管路柱46、とも言う。
水槽台10の循環用管路柱46以外の支柱40は、必ずしも非循環路支柱42である必要はなく側部ポート管路柱41であっても良い。
水槽台10の循環用管路柱46以外の支柱40は、必ずしも非循環路支柱42である必要はなく側部ポート管路柱41であっても良い。
水槽台10の支柱用管部材50及び中継パイプ23は金属管である。但し、支柱用管部材50及び中継パイプ23は、支柱水通路の形成部分に使用することを想定して耐食性に優れるものを採用することが好ましい。
水槽台10の支柱用管部材50は、例えば特許第3559032号に開示されているように、金属製の原管の内周面に塩化ビニル樹脂がライニングされ、原管の外周面にポリアミド樹脂が内周面の塩化ビニル樹脂の膜厚に比べて薄くライニングされている構成の樹脂ライニング管を好適に用いることができる。原管は、例えば鉄管、ステンレス鋼等の鋼によって形成された鋼管などの金属管である。
水槽台10の支柱用管部材50は、例えば特許第3559032号に開示されているように、金属製の原管の内周面に塩化ビニル樹脂がライニングされ、原管の外周面にポリアミド樹脂が内周面の塩化ビニル樹脂の膜厚に比べて薄くライニングされている構成の樹脂ライニング管を好適に用いることができる。原管は、例えば鉄管、ステンレス鋼等の鋼によって形成された鋼管などの金属管である。
直管形管部材50Aは、原管内周面に塩化ビニル樹脂がライニングされ、原管外面のうち、主管部50Mの接続端面58における直管部51内側孔51aの開口部周囲の口縁部に塩化ビニル樹脂、それ以外の全体にポリアミド樹脂がそれぞれライニングされているものも採用可能である。
分岐形管部材50Bは、原管内周面に塩化ビニル樹脂がライニングされ、原管外面のうち、主管部50Mの接続端面58における直管部51内側孔51aの開口部周囲の口縁部及び外部配管接続部53の側部孔54開口部周囲の口縁部に塩化ビニル樹脂、それ以外の全体にポリアミド樹脂がそれぞれライニングされているものも採用可能である。
分岐形管部材50Bは、原管内周面に塩化ビニル樹脂がライニングされ、原管外面のうち、主管部50Mの接続端面58における直管部51内側孔51aの開口部周囲の口縁部及び外部配管接続部53の側部孔54開口部周囲の口縁部に塩化ビニル樹脂、それ以外の全体にポリアミド樹脂がそれぞれライニングされているものも採用可能である。
図1、図2等に示す水槽台10の支柱用管部材50はその全てが上述の樹脂ライニング管である。管部材接続体の支柱用管部材50(樹脂ライニング管)は内周面の塩化ビニル樹脂の膜厚が外周面のポリアミド樹脂に比べて厚い構成により、内部に流した水に混入した異物が衝突しても内周面の塩化ビニル樹脂の破壊を防ぐことができ、金属管である原管の腐食を防止できる。
図1、図2等に示す水槽台10は、少なくとも管部材接続体の最上分岐形管部材50B及び最上分岐形管部材50Bから上側の支柱用管部材50が上述の樹脂ライニング管であれば良く、最上分岐形管部材50Bから下方の支柱用管部材50は樹脂ライニング管でなくても良い。
図1、図2等に示す水槽台10は、少なくとも管部材接続体の最上分岐形管部材50B及び最上分岐形管部材50Bから上側の支柱用管部材50が上述の樹脂ライニング管であれば良く、最上分岐形管部材50Bから下方の支柱用管部材50は樹脂ライニング管でなくても良い。
図1、図2等に示す水槽台10は支柱用管部材50だけでなく中継パイプ23にも金属製の原管の内周面に塩化ビニル樹脂がライニングされ、原管の外周面にポリアミド樹脂が内周面の塩化ビニル樹脂の膜厚に比べて薄くライニングされている樹脂ライニング管を採用している。中継パイプ23の原管の材質は支柱用管部材50の原管に採用可能なものを用いることができる。
中継パイプ23の原管の中継パイプ本体23a構成部分の側面全体はポリアミド樹脂によってライニングされている。中継パイプ本体23aの基端面には樹脂ライニングは存在しない。中継パイプ本体23aの基端面はその全周にわたって下部連結部22の内側フランジ部22dの内周に溶接固定されている。
中継パイプ23の原管の上端板23b構成部分についてはその外面全体がポリアミド樹脂によってライニングされた構成や、原管の上端板23b構成部分外面のうち連通孔23cの開口部周囲の口縁部に塩化ビニル樹脂、それ以外の全体にポリアミド樹脂がライニングされている構成も採用可能である。
中継パイプ23は樹脂ライニング管以外の樹脂ライニングが形成されていない金属管(例えばステンレス管等)も採用可能である。
中継パイプ23の原管の中継パイプ本体23a構成部分の側面全体はポリアミド樹脂によってライニングされている。中継パイプ本体23aの基端面には樹脂ライニングは存在しない。中継パイプ本体23aの基端面はその全周にわたって下部連結部22の内側フランジ部22dの内周に溶接固定されている。
中継パイプ23の原管の上端板23b構成部分についてはその外面全体がポリアミド樹脂によってライニングされた構成や、原管の上端板23b構成部分外面のうち連通孔23cの開口部周囲の口縁部に塩化ビニル樹脂、それ以外の全体にポリアミド樹脂がライニングされている構成も採用可能である。
中継パイプ23は樹脂ライニング管以外の樹脂ライニングが形成されていない金属管(例えばステンレス管等)も採用可能である。
次に、コネクタ付き中継部品80の構造、及び分岐形管部材50Bの外部配管接続部53に接続用突片57を利用してコネクタ付き中継部品80を取り付ける取付構造等について説明する。
図4、図5に示すコネクタ付き中継部品80は、樹脂製ホースである中継配管83と、中継配管83の一端部(基端部)に固定された取付用部材82と、中継配管83のその基端とは逆の先端部に設けられたコネクタ84(図1、図2参照)とを有する。取付用部材82は、リング板状の基端板82aと、基端板82aの内周部から基端板82aの片面側に突出形成された円筒状の配管接続筒82bとを有する。
図4、図5に示すように、中継配管83の基端部は取付用部材82の配管接続筒82bに外挿されている。また、中継配管83の基端部はその外側に嵌合された固定用スリーブ88と取付用部材82の配管接続筒82bとの間に強固に挟持固定されて取付用部材82に取り付けられている。コネクタ付き中継部品80は固定用スリーブ88を含む。
図4、図5に示すように、中継配管83の基端部は取付用部材82の配管接続筒82bに外挿されている。また、中継配管83の基端部はその外側に嵌合された固定用スリーブ88と取付用部材82の配管接続筒82bとの間に強固に挟持固定されて取付用部材82に取り付けられている。コネクタ付き中継部品80は固定用スリーブ88を含む。
図4、図5に示すように、取付用部材82には基端板82a及び配管接続筒82bのそれぞれの内側孔が互いに連通した内側孔が貫通形成されている。中継配管83の内側孔は取付用部材82の内側孔と連通されている。中継配管83の内側孔は取付用部材82の内側孔とともに中継流路81を構成している。
図4、図5に示す分岐用管部材50B(最上分岐用管部材)の外部配管接続部53の接続用突片57の周方向複数箇所には接続用突片57の厚みを貫通するボルト挿通孔57aが形成されている。
コネクタ付き中継部品80の取付用部材82の基端板82aの周方向複数個所には基端板82aの厚みを貫通するボルト挿通孔82cが形成されている。基端板82aのボルト挿通孔82cは外部配管接続部53の接続用突片57の複数のボルト挿通孔57aに対応する複数個所に形成されている。
コネクタ付き中継部品80の取付用部材82の基端板82aの周方向複数個所には基端板82aの厚みを貫通するボルト挿通孔82cが形成されている。基端板82aのボルト挿通孔82cは外部配管接続部53の接続用突片57の複数のボルト挿通孔57aに対応する複数個所に形成されている。
図4、図5に示すように、コネクタ付き中継部品80の取付用部材82は、基端板82aと外部配管接続部53の接続用突片57とがそれぞれのボルト挿通孔82c、57aに軸部を挿し通したボルト85の頭部とボルト85の軸部に螺着されたナット86との間に締結(ボルト・ナット締結)固定されて外部配管接続部53に固定される。
図4、図5においてコネクタ付き中継部品80の取付用部材82は基端板82aと外部配管接続部53の接続用突片57との間にリング板状のパッキン87を挟み込んで接続用突片57に締結固定されている。ボルト85の軸部は、取付用部材82の基端板82a及び外部配管接続部53の接続用突片57のボルト挿通孔82c、57aだけでなくパッキン87に貫通形成されたボルト挿通孔にも通されている。
図4、図5において、コネクタ付き中継部品80の中継流路81はパッキン87内周側の開孔を介して最上分岐形管部材50Bの側部孔54と連通されている。コネクタ付き中継部品80の取付用部材82は、複数のボルト挿通孔82c、57aのそれぞれに挿し通されたボルト85によって中継流路81の取付用部材82側の開口部が最上分岐形管部材50Bの側部孔54の延長上に位置合わせされた状態で最上分岐形管部材50Bの外部配管接続部53に固定される。
コネクタ付き中継部品80の取付用部材82と外部配管接続部53の接続用突片57との固定は、ボルト85とナット86とを利用したボルト・ナット締結(図4、図5参照)に限定されない。コネクタ付き中継部品80は、例えばその基端板82aのボルト挿通孔82cに挿し通したボルト85を外部配管接続部53の接続用突片57に形成された雌ねじ孔にねじ込んで締め付けることで外部配管接続部53の接続用突片57に締結固定(ボルト締結)しても良い。
最上分岐形管部材50Bの外部配管接続部53にボルト85を用いてボルト・ナット締結あるいはボルト締結によって固定されたコネクタ付き中継部品80の取付用部材82は、ボルト85を締め付け時とは逆向きに回転操作して外部配管接続部53から抜き去ることで外部配管接続部53から取り外すことができる。コネクタ付き中継部品80は、外部配管接続部53に対する固定に使用するボルト85の回転操作によって外部配管接続部53に対して脱着できる。
コネクタ付き中継部品80の具体的構成は図4、図5等を参照して説明した構成に限定されない。コネクタ付き中継部品は、例えば、図4、図5等を参照して説明したコネクタ付き中継部品80から中継配管83を省略して、コネクタ84が取付用部材82の配管接続筒82b先端に固定されている構成等も採用可能である。
図4、図5に示すように、直管形管部材50Aには、外部配管接続部53、側部孔54、閉鎖材55は存在しない。直管形管部材50Aは、直管部51の内側孔51aがその一端から他端へ通水可能に直管部51を貫通している構成となっている。
次に、支柱用管部材50同士の締結固定構造等についてより具体的に説明する。
図4、図5、図9に示すように、支柱用管部材50の主管部50Mの端部全周フランジ52は、直管部51先端の端面とともに直管部51の軸線(直管部51の内側孔51a軸線)に垂直の接続端面58を形成している。接続端面58は、主管部50Mのその軸線方向の端面であり、主管部50Mのその軸線方向両端に形成されている。
図4、図5、図9に示すように、支柱用管部材50の主管部50Mの端部全周フランジ52は、直管部51先端の端面とともに直管部51の軸線(直管部51の内側孔51a軸線)に垂直の接続端面58を形成している。接続端面58は、主管部50Mのその軸線方向の端面であり、主管部50Mのその軸線方向両端に形成されている。
直管部51の両端部の端部全周フランジ52の周方向の3以上の箇所(図9では4か所)には、その厚みを貫通するボルト挿通孔52aが形成されている。図4、図5に示すように、端部全周フランジ52のボルト挿通孔52aは端部全周フランジ52を直管部51の軸線方向に貫通している。
図4、図5に示すように、支柱40の延在方向において互いに隣り合う支柱用管部材50の主管部50Mは、互いに接近配置した端部全周フランジ52同士をボルト挿通孔52aを利用したボルト・ナット締結によって締結固定して互いに接続される。
図4、図5に示す支柱用管部材50の主管部50M同士の接続は、具体的には、互いに隣り合う支柱用管部材50の互いに接近配置した一対の端部全周フランジ52を、それぞれのボルト挿通孔52aに軸部を挿し通したボルト43の頭部とボルト43の軸部をねじ込んだナット44との間にて締め付け固定したものである。
図4、図5に示す支柱用管部材50の主管部50M同士の接続は、具体的には、互いに隣り合う支柱用管部材50の互いに接近配置した一対の端部全周フランジ52を、それぞれのボルト挿通孔52aに軸部を挿し通したボルト43の頭部とボルト43の軸部をねじ込んだナット44との間にて締め付け固定したものである。
また、図4、図5では、締結固定によって互いに接続する支柱用管部材50の接続端面58間にリング板状のパッキン45を挟み込んでいる。
側部ポート管路柱41の管部材接続体は支柱用管部材50の接続端面58間に介挿されたパッキン45を含む。
互いに隣り合う支柱用管部材50の直管部51の内側孔51a同士はパッキン45の内周側開孔を介して互いに連通されている。
端部全周フランジ52同士を締結するボルト43の軸部は、互いに締結する端部全周フランジ52のそれぞれのボルト挿通孔52aだけでなく互いに接続する支柱用管部材50の接続端面58間のパッキン45に貫通形成されたボルト挿通孔45aにも挿し通される。
側部ポート管路柱41の管部材接続体は支柱用管部材50の接続端面58間に介挿されたパッキン45を含む。
互いに隣り合う支柱用管部材50の直管部51の内側孔51a同士はパッキン45の内周側開孔を介して互いに連通されている。
端部全周フランジ52同士を締結するボルト43の軸部は、互いに締結する端部全周フランジ52のそれぞれのボルト挿通孔52aだけでなく互いに接続する支柱用管部材50の接続端面58間のパッキン45に貫通形成されたボルト挿通孔45aにも挿し通される。
図5に示す上端部直管形管路柱41Aの最上分岐形管部材50Bの主管部50M上端とその上側直近の直管形管部材50Aとの間に介挿されたパッキン45や、上端部直管形管路柱41Aの最上分岐形管部材50B上側に複数設けられた直管形管部材50A間に介挿されたパッキン45は、互いに接続された支柱用管部材50の主管部50M間から支柱側面側への漏水を防ぐ。
図4、図5、図9等において、支柱用管部材50の主管部50Mの延在方向(軸線方向)両端部の端部全周フランジ52のボルト挿通孔52aは直管部51軸線回り方向に等間隔で形成されている。また、端部全周フランジ52のボルト挿通孔52aは、支柱用管部材50の直管部51の延在方向両端部の端部全周フランジ52において互いに対応する位置に形成されている。
図7に示すように、下部枠体30の各下部支柱32の上側端板部32bの柱部32a上端からその外側全周に張り出すフランジ部にも、支柱用管部材50の端部全周フランジ52のボルト挿通孔52aと対応する3以上の箇所にボルト挿通孔32eが貫通形成されている。下部枠体30の下部支柱32の上側端板部32bのボルト挿通孔32eは、上側端板部32bを柱部32a軸線方向に貫通して形成されている。
図1、図2において、水槽台10の各支柱40のそれぞれの最下部を構成する支柱用管部材50の主管部50Mの下端部は、その端部全周フランジ52を下部枠体30の下部支柱32の上側端板部32bにボルト・ナット締結して下部支柱32上端部に締結固定されている。
支柱40の下端部を構成する支柱用管部材50の主管部50Mは、その下端の接続端面58と下部枠体30の下部支柱32の上側端板部32bとの間にパッキン45を挟み込んで下部支柱32の上端部に締結固定されている。但し、支柱用管部材50の主管部50M下端と下部枠体30との間へのパッキン45の介挿は省略可能である。
支柱40の下端部を構成する支柱用管部材50の主管部50Mは、その下端の接続端面58と下部枠体30の下部支柱32の上側端板部32bとの間にパッキン45を挟み込んで下部支柱32の上端部に締結固定されている。但し、支柱用管部材50の主管部50M下端と下部枠体30との間へのパッキン45の介挿は省略可能である。
図1、図2に示す水槽台10は、支柱用管部材50の主管部50M下端部の端部全周フランジ52を、支柱用管部材50の端部全周フランジ52同士の締結固定に使用するボルト43及びナット44を用いて下部枠体30の下部支柱32上端部に固定できる。
但し、水槽台10は、支柱用管部材50の主管部50M下端部の下部枠体30に対する固定に、支柱用管部材50の端部全周フランジ52同士の締結固定に使用するものとは別のボルト及びナットを使用する構成も採用可能である。
但し、水槽台10は、支柱用管部材50の主管部50M下端部の下部枠体30に対する固定に、支柱用管部材50の端部全周フランジ52同士の締結固定に使用するものとは別のボルト及びナットを使用する構成も採用可能である。
図7に示すように、上部枠体20の各下部連結部22の外側フランジ部22eにも、支柱用管部材50の主管部50Mの延在方向両端部の端部全周フランジ52のボルト挿通孔52aと対応する3以上の箇所にボルト挿通孔22kが貫通形成されている。図4、図5に示すように、下部連結部22の外側フランジ部22eのボルト挿通孔22kは、外側フランジ部22eを下部連結部22の筒状壁22a軸線方向に貫通して形成されている。
図4、図5において、水槽台10の各支柱40のそれぞれの上端部を構成する支柱用管部材50の主管部50Mは、その上端部の端部全周フランジ52を上部枠体20の下部連結部22の外側フランジ部22eにボルト43及びナット44を用いてボルト・ナット締結されている。その結果、支柱40上端部の支柱用管部材50の主管部50M上端部は上部枠体20の下部連結部22の下端部に締結固定されている。循環用管路柱46上端部の支柱用管部材50の直管部51の上端部と上部枠体20の中継パイプ23とはそれぞれの内側孔51a、23c同士が連通されて通水可能に接続されている。
図1、図2等に示すように、各支柱の上端部の支柱用管部材50の主管部50Mは、その上端が位置する接続端面58と上部枠体20の下部連結部22の連結部端板22bとの間にパッキン45を挟み込んでいる。
支柱40の上端部を構成する支柱用管部材50の主管部50M上端部の端部全周フランジ52を上部枠体20の下部連結部22の外側フランジ部22eに固定するボルト43の軸部はパッキン45のボルト挿通孔45aにも挿し通される。
支柱40の上端部を構成する支柱用管部材50の主管部50M上端部の端部全周フランジ52を上部枠体20の下部連結部22の外側フランジ部22eに固定するボルト43の軸部はパッキン45のボルト挿通孔45aにも挿し通される。
循環用管路柱46上端部の支柱用管部材50の直管部51の内側孔51aはリング板状のパッキン45の内周側開孔を介して上部枠体20の中継パイプ23の内側孔である連通孔23cと連通されている。
循環用管路柱46上端部の支柱用管部材50の主管部50Mと上部枠体20の下部連結部22との間に介挿されたパッキン45は、循環用管路柱46上端部の支柱用管部材50の主管部50Mと下部連結部22との間から循環用管路柱46側面側への漏水を防ぐ。
循環用管路柱46上端部の支柱用管部材50の主管部50Mと上部枠体20の下部連結部22との間に介挿されたパッキン45は、循環用管路柱46上端部の支柱用管部材50の主管部50Mと下部連結部22との間から循環用管路柱46側面側への漏水を防ぐ。
図7に示す上部枠体20の中継パイプ23は上部枠体20の4つの下部連結部22のうち2つのみに設けられている。上部枠体20の他の2つの下部連結部22には中継パイプ23は設けられていない。
図2等に示すように、循環用管路柱46上端部の支柱用管部材50の主管部50Mは中継パイプ23が設けられている下部連結部22の下端部のみに締結固定される。
図1に示すように、非循環路支柱42の上端部の支柱用管部材50の主管部50Mは
中継パイプ23は設けられていない下部連結部22の下端部(具体的には下側端板部32c)に締結固定される。
図2等に示すように、循環用管路柱46上端部の支柱用管部材50の主管部50Mは中継パイプ23が設けられている下部連結部22の下端部のみに締結固定される。
図1に示すように、非循環路支柱42の上端部の支柱用管部材50の主管部50Mは
中継パイプ23は設けられていない下部連結部22の下端部(具体的には下側端板部32c)に締結固定される。
図1~図3に示す水槽台10の吸込管70A及び吐出管70Bは、それぞれ上部枠体20の互いに異なる中継パイプ23上(具体的には中継パイプ上端板23b上)に取り付けられている。
図4、図5に示すように、水槽台10の吸込管70A及び吐出管70Bは、中継パイプ23上端部上に立設された立ち上げ部73を含む管本体71と、管本体71の立ち上げ部73の基端部の周囲全周に突出形成されたリング板状の基端部フランジ72とを有するフランジ付き上端配管70である。以下、吸込管70A及び吐出管70Bをフランジ付き上端配管70とも言う。
吸込管70A及び吐出管70Bの内側孔は管本体71の内側孔である。フランジ付き上端配管70(吸込管70A及び吐出管70B)の管本体71の内側孔は管本体71の全長を貫通して確保されている。
図4、図5に示すように、水槽台10の吸込管70A及び吐出管70Bは、中継パイプ23上端部上に立設された立ち上げ部73を含む管本体71と、管本体71の立ち上げ部73の基端部の周囲全周に突出形成されたリング板状の基端部フランジ72とを有するフランジ付き上端配管70である。以下、吸込管70A及び吐出管70Bをフランジ付き上端配管70とも言う。
吸込管70A及び吐出管70Bの内側孔は管本体71の内側孔である。フランジ付き上端配管70(吸込管70A及び吐出管70B)の管本体71の内側孔は管本体71の全長を貫通して確保されている。
図2に示すように、中継パイプ23上端部上に取り付けられたフランジ付き上端配管70(吸込管70A及び吐出管70B)の管本体71は、立ち上げ部73と、立ち上げ部73の上端から延出されて先端が上部枠体本体21上に支持された水槽110内に挿入された延出管部74とで構成されている。
図2等に示すフランジ付き上端配管70の延出管部74は、立ち上げ部73の上端からその側方の離間した所まで真っ直ぐあるいは湾曲あるいは複数箇所で曲がって延在する上部管部74aと、上部管部74aの立ち上げ部73側の基端とは逆の先端から下方へ延びる先端管部74bとを有する。
図2等に示すフランジ付き上端配管70の延出管部74は、立ち上げ部73の上端からその側方の離間した所まで真っ直ぐあるいは湾曲あるいは複数箇所で曲がって延在する上部管部74aと、上部管部74aの立ち上げ部73側の基端とは逆の先端から下方へ延びる先端管部74bとを有する。
図1~図3において、吸込管70A及び吐出管70Bの立ち上げ部73は上部枠体本体21上に支持された水槽110の側方に位置する。吸込管70A及び吐出管70Bの先端管部74bの先端はそれぞれ上部枠体本体21上に載置された水槽110内に挿入されている。
図2に示すように、吸込管70Aの先端(管本体71先端)には水槽110中のゴミ等の吸込管70Aへの吸い込みを防ぐ透水性のフィルター75が取り付けられている。水槽台10は、吸込管70Aの先端にフィルター75が取り付けられた構成のフィルター付き吸込管を有する。
吐出管70Bの管本体71先端はフィルター等が取り付けられていない開放端となっている。
図2に示すように、吸込管70Aの先端(管本体71先端)には水槽110中のゴミ等の吸込管70Aへの吸い込みを防ぐ透水性のフィルター75が取り付けられている。水槽台10は、吸込管70Aの先端にフィルター75が取り付けられた構成のフィルター付き吸込管を有する。
吐出管70Bの管本体71先端はフィルター等が取り付けられていない開放端となっている。
本明細書において、フランジ付き上端配管70について管本体71先端側を先端側、管本体71の先端とは逆の基端側を基端側として説明する。
図4、図5に示すように、フランジ付き上端配管70の基端部フランジ72(以下、上端配管基端部フランジ、とも言う)は管本体71基端部の軸線に垂直に延在するリング板状に形成されている。フランジ付き上端配管70において、基端部フランジ72の片面は管本体71の基端側端面とともに管本体71基端の軸線に垂直に延在する基端部底面70a(フランジ付き上端配管70の基端部底面)を形成している。
フランジ付き上端配管70の管本体71の基端部は管本体71の立ち上げ部73の基端部を指す。管本体71の基端部と基端部フランジ72とはフランジ付き上端配管70の基端部を構成する。
以下、管本体71の立ち上げ部73を、管本体立ち上げ部、とも言う。
図4、図5に示すように、フランジ付き上端配管70の基端部フランジ72(以下、上端配管基端部フランジ、とも言う)は管本体71基端部の軸線に垂直に延在するリング板状に形成されている。フランジ付き上端配管70において、基端部フランジ72の片面は管本体71の基端側端面とともに管本体71基端の軸線に垂直に延在する基端部底面70a(フランジ付き上端配管70の基端部底面)を形成している。
フランジ付き上端配管70の管本体71の基端部は管本体71の立ち上げ部73の基端部を指す。管本体71の基端部と基端部フランジ72とはフランジ付き上端配管70の基端部を構成する。
以下、管本体71の立ち上げ部73を、管本体立ち上げ部、とも言う。
図6は吐出管70Bを示す。
図6に示す吐出管70Bの管本体71の先端管部74bの先端部(下端部)は、湾曲または屈曲(図6では湾曲)によって先端管部74bの先端部以外の部分に対して立ち上げ部73とは逆の側に突出する出口端部74cを形成している。管本体71先端(出口端部74c先端)の開口部は立ち上げ部73とは逆の側に向けて開口されている。
但し、管本体71先端部の出口端部74cの形状は種々採用可能であり、図6に例示したものに限定されない。
図6に示す吐出管70Bの管本体71の先端管部74bの先端部(下端部)は、湾曲または屈曲(図6では湾曲)によって先端管部74bの先端部以外の部分に対して立ち上げ部73とは逆の側に突出する出口端部74cを形成している。管本体71先端(出口端部74c先端)の開口部は立ち上げ部73とは逆の側に向けて開口されている。
但し、管本体71先端部の出口端部74cの形状は種々採用可能であり、図6に例示したものに限定されない。
図1、図2において、吸込管70Aは、管本体71の先端管部74bの全体が上部管部74a先端から下方へ延在する直管状であり先端管部74b先端(下端)にフィルター75が取り付けられている点のみが吐出管70Bと異なり、他の構成は吐出管70Bと同様になっている。
但し、フランジ付き上端配管70の管本体71の延出管部74は、立ち上げ部73先端(上端)から延出されて上部枠体20(具体的にて上部枠体本体21)上の水槽110に挿入される先端が立ち上げ部73からその側方へ離間した所に位置する構成であれば良く、その具体的形状は種々変更可能である。
例えば、吸込管70Aは、図2等に示す吐出管70Bの管本体71と同様の形状の管本体71の先端にフィルター75が取り付けられた構成も採用可能である。吐出管70Bの管本体71は、図1、図2に示す吸込管70Aの管本体71と同様のもの(但し、管本体71先端はフィルター75等が無い開放端とする)を採用可能である。
例えば、吸込管70Aは、図2等に示す吐出管70Bの管本体71と同様の形状の管本体71の先端にフィルター75が取り付けられた構成も採用可能である。吐出管70Bの管本体71は、図1、図2に示す吸込管70Aの管本体71と同様のもの(但し、管本体71先端はフィルター75等が無い開放端とする)を採用可能である。
図6に示すフランジ付き上端配管70(吐出管70B)は、具体的には、フランジ付き上端配管70の基端部を形成する基端部部材77と、管本体71の基端部以外の部分を構成する複数の管部材76a~76eとで構成されている。
基端部部材77は管本体71の基端部を構成する円筒状の筒部78と基端部フランジ72とで構成されている。
管本体71は、基端部部材77の筒部78と複数の管部材76a~76eとを繋ぎ合わせて1本の管状に形成されている。
基端部部材77は管本体71の基端部を構成する円筒状の筒部78と基端部フランジ72とで構成されている。
管本体71は、基端部部材77の筒部78と複数の管部材76a~76eとを繋ぎ合わせて1本の管状に形成されている。
図6に示すフランジ付き上端配管70の管本体立ち上げ部73は、基端部部材77の筒部78と、筒部78に内挿固定された直管状の管部材76a(以下、立ち上げ部管部材、とも言う)とによって構成されている。
立ち上げ管部材76aは、その延在方向一端部(基端部)が基端部部材77の筒部78に内挿固定され、筒部78から上方(図6上側)に突出された部分が管本体立ち上げ部73における基端部部材77から上側の部分を構成する。
図4~図6に示すフランジ付き上端配管70の基端部は、基端部部材77と、立ち上げ管部材76aの基端部部材77の筒部78に内挿部分とによって構成されている。
立ち上げ管部材76aは、その延在方向一端部(基端部)が基端部部材77の筒部78に内挿固定され、筒部78から上方(図6上側)に突出された部分が管本体立ち上げ部73における基端部部材77から上側の部分を構成する。
図4~図6に示すフランジ付き上端配管70の基端部は、基端部部材77と、立ち上げ管部材76aの基端部部材77の筒部78に内挿部分とによって構成されている。
図4~図6に示すように、基端部部材77の基端部フランジ72は筒部78の軸線方向一端部からその周囲全周に筒部78の径方向外側へ張り出すリング板状に形成されている。基端部フランジ72は筒部78の軸線に垂直のリング板状に形成されている。
基端部部材77の基端部フランジ72の筒部78軸線方向における筒部78基端側の面は筒部78の基端側端面と連続して筒部78軸線に垂直に延在形成され、筒部78の基端側端面とともに基端部部材77の底面(フランジ付き上端配管70の基端部底面70a)を形成している。
基端部部材77の基端部フランジ72の筒部78軸線方向における筒部78基端側の面は筒部78の基端側端面と連続して筒部78軸線に垂直に延在形成され、筒部78の基端側端面とともに基端部部材77の底面(フランジ付き上端配管70の基端部底面70a)を形成している。
図4~図6に示すように、立ち上げ管部材76aの基端部は基端部部材77の筒部78に挿入されて筒部78に同軸に固定されている。
図4~図6に示す立ち上げ管部材76aは円筒状の直管である。図6に示す立ち上げ管部材76aの外径は基端部部材77の筒部78の内径と同等である。
立ち上げ管部材76aの基端は基端部部材77の筒部78内に位置する。立ち上げ管部材76aには、基端部部材77からその底面(フランジ付き上端配管70の基端部底面70a)側に突出する部分は存在しない。
図4~図6に示す立ち上げ管部材76aは円筒状の直管である。図6に示す立ち上げ管部材76aの外径は基端部部材77の筒部78の内径と同等である。
立ち上げ管部材76aの基端は基端部部材77の筒部78内に位置する。立ち上げ管部材76aには、基端部部材77からその底面(フランジ付き上端配管70の基端部底面70a)側に突出する部分は存在しない。
図6に示すフランジ付き上端配管70の複数の管部材76a~76e及び基端部部材77は金属製部材である。
図4~図6において、立ち上げ管部材76aは、その基端を基端部部材77の筒部78の基端から先端側にずれた位置に溶接して基端部部材77に固定(溶接固定)されている。立ち上げ管部材76aの基端と基端部部材77の筒部78との溶接部79は立ち上げ管部材76aの基端下側に形成されている。但し、溶接部79はその全体が基端部部材77の筒部78内に位置し、基端部部材77底面側への突出部分は存在しない。
図4~図6において、立ち上げ管部材76aは、その基端を基端部部材77の筒部78の基端から先端側にずれた位置に溶接して基端部部材77に固定(溶接固定)されている。立ち上げ管部材76aの基端と基端部部材77の筒部78との溶接部79は立ち上げ管部材76aの基端下側に形成されている。但し、溶接部79はその全体が基端部部材77の筒部78内に位置し、基端部部材77底面側への突出部分は存在しない。
フランジ付き上端配管70の管本体71は、例えば、管本体立ち上げ部73の上端部に延出管部74全体を形成する1本の管部材が接続された構成や、基端部部材77の筒部78に内挿固定された基端部から管本体71先端までを形成する1本の管部材を有する構成等も採用可能である。
フランジ付き上端配管70は、基端部部材77の筒部78に管本体71の基端部以外の部分を構成する管部材が内挿された構成に限定されない。フランジ付き上端配管70は、管本体立ち上げ部73全体を形成する直管状の筒部78を有する基端部部材77を採用した構成や、フランジ付き上端配管70の全体が金属または樹脂によって形成された一体成形品である構成も採用可能である。
フランジ付き上端配管70は、基端部部材77の筒部78に管本体71の基端部以外の部分を構成する管部材が内挿された構成に限定されない。フランジ付き上端配管70は、管本体立ち上げ部73全体を形成する直管状の筒部78を有する基端部部材77を採用した構成や、フランジ付き上端配管70の全体が金属または樹脂によって形成された一体成形品である構成も採用可能である。
図1~図3に示すフランジ付き上端配管70(吸込管70A及び吐出管70B)はその全体が手指で曲げることが困難な剛体部となっている。
但し、フランジ付き上端配管70は、少なくとも管本体立ち上げ部73及び基端部フランジ72が剛体部であれば良く、管本体71の延出管部74は必ずしも剛体部である必要は無い。フランジ付き上端配管70の管本体71の延出管部74はその延在方向の一部または全部が手指で曲げ変形可能に形成された曲げ可能ホース部であっても良い。曲げ可能ホース部の手指で曲げ可能な部分は、例えば可撓性に富む柔軟な樹脂製ホースや、手指で塑性変形させて曲げ可能な金属管内に柔軟な樹脂チューブを収容した塑性変形ホース等を採用できる。
但し、フランジ付き上端配管70は、少なくとも管本体立ち上げ部73及び基端部フランジ72が剛体部であれば良く、管本体71の延出管部74は必ずしも剛体部である必要は無い。フランジ付き上端配管70の管本体71の延出管部74はその延在方向の一部または全部が手指で曲げ変形可能に形成された曲げ可能ホース部であっても良い。曲げ可能ホース部の手指で曲げ可能な部分は、例えば可撓性に富む柔軟な樹脂製ホースや、手指で塑性変形させて曲げ可能な金属管内に柔軟な樹脂チューブを収容した塑性変形ホース等を採用できる。
立ち上げ管部材76aの基端部部材77に対する固定は溶接固定に限定されず、例えばろう付けや、基端部部材77の筒部78内側への立ち上げ管部材76aの基端部のねじ込みによる締結固定等であっても良い。
基端部部材77の筒部78内側への立ち上げ管部材76aの基端部のねじ込みによる締結固定は、基端部部材77の筒部78内周に形成された雌ねじ部に立ち上げ管部材76aの基端部側面に形成された雄ねじ部を螺合させ、立ち上げ管部材76a基端部を基端部部材77に筒部78にねじ込む。そして、立ち上げ管部材76aは雄ねじ部よりも先端(上端)側に雄ねじ部以上の径で形成されたねじ込み規制部を基端部部材77に筒部78に当接させて基端部部材77に筒部78に締め付け固定(締結固定)する。
なお、図4~図6に示す基端部部材77は筒部78内周に雌ねじ部が存在しないもの、立ち上げ管部材76aは基端部側面に雄ねじ部が存在しないものを用いている。
基端部部材77の筒部78内側への立ち上げ管部材76aの基端部のねじ込みによる締結固定は、基端部部材77の筒部78内周に形成された雌ねじ部に立ち上げ管部材76aの基端部側面に形成された雄ねじ部を螺合させ、立ち上げ管部材76a基端部を基端部部材77に筒部78にねじ込む。そして、立ち上げ管部材76aは雄ねじ部よりも先端(上端)側に雄ねじ部以上の径で形成されたねじ込み規制部を基端部部材77に筒部78に当接させて基端部部材77に筒部78に締め付け固定(締結固定)する。
なお、図4~図6に示す基端部部材77は筒部78内周に雌ねじ部が存在しないもの、立ち上げ管部材76aは基端部側面に雄ねじ部が存在しないものを用いている。
図4、図5に示すように、水槽台10は、フランジ付き上端配管70の管本体立ち上げ部73に外挿されたリング板状のフランジ固定部材91を含む。
水槽台10は、フランジ付き上端配管70の基端部底面70aと中継パイプ上端板23bとの間に挟み込まれてフランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間に介挿されたリング板状のパッキン94も含む。
水槽台10は、フランジ付き上端配管70の基端部底面70aと中継パイプ上端板23bとの間に挟み込まれてフランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間に介挿されたリング板状のパッキン94も含む。
中継パイプ上端板23b、フランジ固定部材91及びパッキン94の外径は上端配管基端部フランジ72の外径よりも格段に径大である。図4、図5に示す中継パイプ上端板23b、フランジ固定部材91及びパッキン94の外径は互いに概ね同等に揃えられている。フランジ固定部材91、フランジ付き上端配管70の基端部、パッキン94は、中継パイプ23内側の連通孔23cに対して概ね同軸に位置合わせされている。
パッキン94において上端配管基端部フランジ72よりも基端部フランジ72径方向外側に位置する部分は、フランジ固定部材91に直接接してフランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間に挟み込まれている。
パッキン94において上端配管基端部フランジ72よりも基端部フランジ72径方向外側に位置する部分は、フランジ固定部材91に直接接してフランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間に挟み込まれている。
図4、図5において、フランジ固定部材91は中継パイプ上端板23bとの間に上端配管基端部フランジ72及びパッキン94を挟み込んだ状態で中継パイプ上端板23bにボルト92・ナット93締結によって固定されている。フランジ付き上端配管70の管本体立ち上げ部73は、基端部フランジ72がパッキン94とともにフランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間に締め付け固定(締結固定)されることで中継パイプ23上端部上に立設状態に固定されている。
図4~図6に示すフランジ付き上端配管70の管本体立ち上げ部73の外径は立ち上げ部73基端部を構成する基端部部材77の筒部78外径が最大である。リング板状のフランジ固定部材91内周側の開孔91a(以下、内周側開孔、とも言う)の径(フランジ固定部材91の内径)は、フランジ付き上端配管70の管本体立ち上げ部73の基端部の外径と同等かあるいは立ち上げ部73の基端部外径に比べて僅かに径大である。
図6に示すように、フランジ固定部材91は、中継パイプ上端板23bに締結固定されていないとき、フランジ付き上端配管70の管本体立ち上げ部73に対して立ち上げ部73延在方向に移動自在である。フランジ固定部材91は、フランジ付き上端配管70の管本体立ち上げ部73に対する立ち上げ部73延在方向への移動によって基端部フランジ72に接離可能である。
図4~図6に例示したフランジ固定部材91には、上端配管基端部フランジ72を収容可能なフランジ収容凹部91bが形成されている。
図4、図5に示すようにフランジ収容凹部91bはフランジ固定部材91の片面である第1主面の中央部に第1主面から第1主面とは逆側の第2主面に向かって窪んで形成されている。フランジ固定部材91におけるフランジ収容凹部91bに臨む内壁面(フランジ収容凹部91b内壁面)は、上端配管基端部フランジ72のフランジ付き上端配管70基端部底面70a以外の外面と同等の形状及び寸法に形成されている。
図4、図5に示すようにフランジ収容凹部91bはフランジ固定部材91の片面である第1主面の中央部に第1主面から第1主面とは逆側の第2主面に向かって窪んで形成されている。フランジ固定部材91におけるフランジ収容凹部91bに臨む内壁面(フランジ収容凹部91b内壁面)は、上端配管基端部フランジ72のフランジ付き上端配管70基端部底面70a以外の外面と同等の形状及び寸法に形成されている。
図4~図6に例示したフランジ固定部材91の内周側開孔91aは、フランジ固定部材91における第2主面とフランジ収容凹部91bとの間の壁部(上壁部91d)にその厚みを貫通して形成されている。フランジ固定部材91における内周側開孔91aの第2主面とは逆側の端はフランジ収容凹部91bと連通されている。
フランジ収容凹部91bは、フランジ固定部材91の第1主面から上壁部91dまでフランジ固定部材91の内周側開孔91aと同軸の断面円形で窪んで形成されている。
フランジ収容凹部91bは、フランジ固定部材91の第1主面から上壁部91dまでフランジ固定部材91の内周側開孔91aと同軸の断面円形で窪んで形成されている。
図4~図6に示すように、フランジ収容凹部91bのフランジ固定部材91の第1主面からの深さは上端配管基端部フランジ72の厚さ寸法と同等である。図4、図5に示すように、フランジ固定部材91のフランジ収容凹部91bには上端配管基端部フランジ72全体を収容できる。
フランジ固定部材91のフランジ収容凹部91bに基端部フランジ72が収容されたフランジ付き上端配管70は、フランジ固定部材91が中継パイプ上端板23bに締結固定されていないとき、フランジ固定部材91に対して、管本体立ち上げ部73におけるフランジ固定部材91の内周側開孔91aに通された部分を中心に軸回り回転可能である。このとき、フランジ付き上端配管70は、基端部フランジ72をフランジ固定部材91のフランジ収容凹部91b内壁面に摺動させつつフランジ固定部材91に対して軸回り回転させることができる。
図4、図5に示すように、フランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間に介挿されたパッキン94は、フランジ固定部材91のフランジ収容凹部91bに基端部フランジ72が収容されたフランジ付き上端配管70の基端部底面70aと中継パイプ上端板23bとの間、及びフランジ固定部材91のフランジ収容凹部91b周囲の第1主面と中継パイプ上端板23bとの間、にそれぞれ挟み込まれている。
図7に示すように、中継パイプ上端板23bの中継パイプ本体23a上端からその外周側全周に張り出されたフランジ部のその周方向3以上の箇所(図7では4箇所)には、フランジ固定部材91を中継パイプ上端板23bにボルト・ナット締結するボルト92の軸部を通すためのボルト挿通孔23dがフランジ部の厚みを貫通して形成されている。
図4、図5に示すように、フランジ固定部材91を中継パイプ上端板23bに固定するボルト92の軸部は、フランジ固定部材91における中継パイプ上端板23bのボルト挿通孔23dに対応する周方向3以上の箇所に貫通形成されたボルト挿通孔91cと中継パイプ上端板23bのボルト挿通孔23dとに挿し通されている。フランジ固定部材91を中継パイプ上端板23bに固定するボルト92の軸部は、パッキン94に貫通形成されたボルト挿通孔94aにも挿し通されている。
図4、図5において、フランジ固定部材91と、中継パイプ上端板23bと、上端配管基端部フランジ72と、パッキン94とは、フランジ固定部材91上に配置されたボルト92頭部と、中継パイプ上端板23b下側にてボルト92の軸部が螺着されたナット93との間に挟み込まれて締結固定されている。上端配管基端部フランジ72は、パッキン94とフランジ固定部材91の上壁部91dとの間に締め付け固定されている。
図4、図5に示すように、フランジ固定部材91のボルト挿通孔91cは、フランジ固定部材91のその面方向において中央部のフランジ収容凹部91bの外側の周囲部分にフランジ固定部材91の内周側開孔91aの軸線方向に貫通形成されている。
パッキン94のボルト挿通孔94aは、パッキン94におけるフランジ固定部材91のフランジ収容凹部91b周囲の第1主面と中継パイプ上端板23bとの間に挟み込まれた部分にパッキン94の厚みを貫通して形成されている。
パッキン94のボルト挿通孔94aは、パッキン94におけるフランジ固定部材91のフランジ収容凹部91b周囲の第1主面と中継パイプ上端板23bとの間に挟み込まれた部分にパッキン94の厚みを貫通して形成されている。
フランジ固定部材91、中継パイプ上端板23b、パッキン94のボルト挿通孔23d、91c、94aの数は互いに同じである。フランジ固定部材91を中継パイプ上端板23bに固定するボルト92・ナット93締結は、フランジ固定部材91、中継パイプ上端板23b、パッキン94のボルト挿通孔23d、91c、94aが互いに同軸上に配列されてなるボルト挿通孔列毎に設けられる。
フランジ固定部材91及びパッキン94は、3以上のボルト92・ナット93締結のボルト92によって、中継パイプ23の連通孔23cの同軸上に位置合わせされる。
フランジ固定部材91及びパッキン94は、3以上のボルト92・ナット93締結のボルト92によって、中継パイプ23の連通孔23cの同軸上に位置合わせされる。
図4、図5に示すフランジ付き上端配管70の管本体71の基端内径は中継パイプ23の連通孔23cの径に比べて径大である。フランジ付き上端配管70の基端部底面70aはその全体が中継パイプ上端板23b上側に位置する。
パッキン94の外径はフランジ固定部材91のフランジ収容凹部91bに比べて格段に径大である。パッキン94の内径はフランジ付き上端配管70の管本体71の基端内径に比べて径小である。フランジ付き上端配管70の基端部は、基端部底面70a全体をパッキン94に当接させて中継パイプ上端板23bとの間にパッキン94を挟み込んでいる。
パッキン94は、フランジ付き上端配管70の管本体71内側孔と中継パイプ23内側の連通孔23cとの間を流れる水のフランジ付き上端配管70基端部と中継パイプ23との間からフランジ付き上端配管70基端部外側への漏水防止の役割を果たす。
パッキン94の外径はフランジ固定部材91のフランジ収容凹部91bに比べて格段に径大である。パッキン94の内径はフランジ付き上端配管70の管本体71の基端内径に比べて径小である。フランジ付き上端配管70の基端部は、基端部底面70a全体をパッキン94に当接させて中継パイプ上端板23bとの間にパッキン94を挟み込んでいる。
パッキン94は、フランジ付き上端配管70の管本体71内側孔と中継パイプ23内側の連通孔23cとの間を流れる水のフランジ付き上端配管70基端部と中継パイプ23との間からフランジ付き上端配管70基端部外側への漏水防止の役割を果たす。
パッキン94はフランジ付き上端配管70の基端部底面70aに周接可能であれば良く、例えば、内径がフランジ付き上端配管70の管本体71の基端内径と基端部フランジ72外径との間の大きさであるものも採用可能である。
但し、フランジ付き上端配管70の管本体71内側孔と中継パイプ23内側の連通孔23cとの間を流れる水のフランジ付き上端配管70基端部と中継パイプ23との間からの漏水防止の点では、パッキン94におけるフランジ付き上端配管70の基端部底面70aと中継パイプ上端板23bとの間に挟み込まれた領域を出来るだけ大きく確保することが好ましい。この点で、図4、図5に示すように、フランジ付き上端配管70の基端部底面70a全体と中継パイプ上端板23bとの間にパッキン94を挟み込む構成は、パッキン94におけるフランジ付き上端配管70の基端部底面70aと中継パイプ上端板23bとの間に挟み込まれた領域を出来るだけ大きく確保する点で有利である。
但し、フランジ付き上端配管70の管本体71内側孔と中継パイプ23内側の連通孔23cとの間を流れる水のフランジ付き上端配管70基端部と中継パイプ23との間からの漏水防止の点では、パッキン94におけるフランジ付き上端配管70の基端部底面70aと中継パイプ上端板23bとの間に挟み込まれた領域を出来るだけ大きく確保することが好ましい。この点で、図4、図5に示すように、フランジ付き上端配管70の基端部底面70a全体と中継パイプ上端板23bとの間にパッキン94を挟み込む構成は、パッキン94におけるフランジ付き上端配管70の基端部底面70aと中継パイプ上端板23bとの間に挟み込まれた領域を出来るだけ大きく確保する点で有利である。
フランジ付き上端配管70は、管本体71の基端内径が中継パイプ23の連通孔23cの径の同等以下の大きさであるものも採用可能である。
但し、パッキン94におけるフランジ付き上端配管70の基端部底面70aと中継パイプ上端板23bとの間に挟み込まれた領域を出来るだけ大きく確保する点では、図4、図5に示すように、フランジ付き上端配管70の管本体71の基端内径が中継パイプ23の連通孔23cの径に比べて径大である構成の方が有利である。
但し、パッキン94におけるフランジ付き上端配管70の基端部底面70aと中継パイプ上端板23bとの間に挟み込まれた領域を出来るだけ大きく確保する点では、図4、図5に示すように、フランジ付き上端配管70の管本体71の基端内径が中継パイプ23の連通孔23cの径に比べて径大である構成の方が有利である。
図4、図5に示すフランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間における上端配管基端部フランジ72の締め付け力は、フランジ固定部材91を中継パイプ上端板23bにボルト・ナット締結するボルト92の回転操作によって適宜変更できる。
フランジ付き上端配管70は、ボルト92・ナット93締結のボルト92の回転操作によってフランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間に基端部フランジ72を締結固定して中継パイプ23に固定したり、中継パイプ23に固定した状態からボルト92の回転操作によって中継パイプ上端板23bとフランジ固定部材91との間における上端配管基端部フランジ72の締め付け力を弱めて、手指で直接、立ち上げ部73を中心とする軸回り回転操作(以下、手動回転操作、とも言う)可能とすることができる。
フランジ付き上端配管70は、ボルト92・ナット93締結のボルト92の回転操作によってフランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間に基端部フランジ72を締結固定して中継パイプ23に固定したり、中継パイプ23に固定した状態からボルト92の回転操作によって中継パイプ上端板23bとフランジ固定部材91との間における上端配管基端部フランジ72の締め付け力を弱めて、手指で直接、立ち上げ部73を中心とする軸回り回転操作(以下、手動回転操作、とも言う)可能とすることができる。
フランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間における上端配管基端部フランジ72の締め付け力は、ボルト92・ナット93締結のボルト92を締め付け時とは逆向きに回転操作することで弱めることができる。フランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間における上端配管基端部フランジ72の締め付け力は、ボルト92・ナット93締結のボルト92の回転操作によって弱めた後、ボルト92を締め付け操作(回転操作)することで再び強めることができ、フランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間に上端配管基端部フランジ72を締結固定することもできる。
図4、図5に示すフランジ付き上端配管70は、ボルト92の回転操作によって中継パイプ上端板23bとフランジ固定部材91との間における上端配管基端部フランジ72の締め付け力を調整することで、中継パイプ上端板23b上での管本体立ち上げ部73の立設状態を維持可能、且つ手動回転操作可能な状態(回転可能支持状態)とすることができる。
回転可能支持状態としたフランジ付き上端配管70はその基端部をフランジ固定部材91のフランジ収容凹部91b内壁面及びパッキン94に対して摺動させつつフランジ固定部材91に対して手動で軸回り回転させることができる。回転可能支持状態としたフランジ付き上端配管70は、中継パイプ23上での管本体立ち上げ部73の立設状態を維持したまま手動回転操作を行なうことができる。フランジ付き上端配管70は手動回転操作によって管本体71の延出管部74の水槽110に対する向きを変更できる。
水槽台10は、ボルト92・ナット93締結のボルト92の回転操作によってフランジ付き上端配管70の手動回転操作の可否(許可、規制)を切り換えることができる。
回転可能支持状態としたフランジ付き上端配管70はその基端部をフランジ固定部材91のフランジ収容凹部91b内壁面及びパッキン94に対して摺動させつつフランジ固定部材91に対して手動で軸回り回転させることができる。回転可能支持状態としたフランジ付き上端配管70は、中継パイプ23上での管本体立ち上げ部73の立設状態を維持したまま手動回転操作を行なうことができる。フランジ付き上端配管70は手動回転操作によって管本体71の延出管部74の水槽110に対する向きを変更できる。
水槽台10は、ボルト92・ナット93締結のボルト92の回転操作によってフランジ付き上端配管70の手動回転操作の可否(許可、規制)を切り換えることができる。
図4、図5に示すフランジ付き上端配管70、フランジ固定部材91、パッキン94は、ボルト92・ナット93締結のボルト92をその回転操作によってナット93から抜き去ることで中継パイプ23から取り外したり交換することができる。
中継パイプ23から取り外された状態のフランジ付き上端配管70、フランジ固定部材91、パッキン94は、ボルト92・ナット93締結を利用して中継パイプ23に締結固定することで、図4、図5のように、上端配管基端部フランジ72及びパッキン94をフランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間に締め付け固定した状態とすることができる。
中継パイプ23から取り外された状態のフランジ付き上端配管70、フランジ固定部材91、パッキン94は、ボルト92・ナット93締結を利用して中継パイプ23に締結固定することで、図4、図5のように、上端配管基端部フランジ72及びパッキン94をフランジ固定部材91と中継パイプ上端板23bとの間に締め付け固定した状態とすることができる。
なお、フランジ固定部材91はフランジ収容凹部91bが形成されたものに限定されず、フランジ収容凹部91bが形成されていないものを採用することも可能である。
また、パッキン94の使用は必須ではなく省略可能である。
フランジ固定部材91の中継パイプ23上端部への締結固定は、ボルト92・ナット93締結に限定されず、例えば、ナット93にかえて中継パイプ23上端部に形成された雌ねじ孔へのボルト92のねじ込み、締め付けによって実現される構造(ボルト締結)であっても良い。中継パイプ23上端部の雌ねじ孔は中継パイプ23上端面に開口させて形成される。中継パイプ23上端部の雌ねじ孔は例えば中継パイプ上端板23bに形成される。中継パイプ23は上端板23bが存在しない構成も採用可能である。中継パイプ23上端部の雌ねじ孔は中継パイプ上端板23b以外に形成されていても良い。
また、パッキン94の使用は必須ではなく省略可能である。
フランジ固定部材91の中継パイプ23上端部への締結固定は、ボルト92・ナット93締結に限定されず、例えば、ナット93にかえて中継パイプ23上端部に形成された雌ねじ孔へのボルト92のねじ込み、締め付けによって実現される構造(ボルト締結)であっても良い。中継パイプ23上端部の雌ねじ孔は中継パイプ23上端面に開口させて形成される。中継パイプ23上端部の雌ねじ孔は例えば中継パイプ上端板23bに形成される。中継パイプ23は上端板23bが存在しない構成も採用可能である。中継パイプ23上端部の雌ねじ孔は中継パイプ上端板23b以外に形成されていても良い。
フランジ付き上端配管70の基端部を中継パイプ23上に取り付ける取り付け構造(上端配管取付構造)は、フランジ付き上端配管70基端部を中継パイプ23上端部に固定可能、フランジ付き上端配管70基端部を中継パイプ23上端部に対して脱着可能、フランジ付き上端配管70基端部を中継パイプ23上端部に固定することで管本体立ち上げ部73を中継パイプ23上に立設可能、な構成であれば良く、回転可能支持状態を実現するものに限定されない。上端配管取付構造は、フランジ付き上端配管70の手動回転操作を実現できない構成であっても良い。上端配管取付構造は、例えば、フランジ固定部材91が存在せず、フランジ付き上端配管70の基端部フランジ72を基端部フランジ72に貫通形成されたボルト挿通孔に軸部を挿し通したボルト92を利用してボルト・ナット締結あるいはボルト締結によって中継パイプ23上端部に締結固定する構成も採用可能である。
図4、図5に示すように上部枠体20の中継パイプ23上に取り付けられたフランジ付き上端配管70は、その内側孔(管本体71の内側孔)を中継パイプ23の内側孔である連通孔23cと連通させて中継パイプ23上端と接続されている。上部枠体20の中継パイプ23上に取り付けられた吸込管70A及び吐出管70Bの内側孔はそれぞれ互いに異なる中継パイプ23内側の連通孔23cを介して互いに異なる循環用管路柱46の上端部の支柱用管部材50の直管部51の内側孔51aと連通されている。
上部枠体20の中継パイプ23上に取り付けられた吸込管70A及び吐出管70Bの内側孔はそれぞれ互いに異なる循環用管路柱46の支柱水通路と連通されている。
上部枠体20の中継パイプ23上に取り付けられた吸込管70A及び吐出管70Bの内側孔はそれぞれ互いに異なる循環用管路柱46の支柱水通路と連通されている。
図1、図2等に示すように水槽台10の各循環用管路柱46の最上分岐形管部材50Bは、外部配管接続部53が最上分岐形管部材50Bの直管部51に対して台下部スペース11側、あるいは水槽台10周方向において互いに隣り合う支柱40間の領域側、に位置する向きで用いられる。
図1、図2等に示す水槽台10の各循環用管路柱46の最上分岐形管部材50Bは、外部配管接続部53が最上分岐形管部材50Bの直管部51に対して水槽台10の左右方向に隣り合う支柱40間の領域側に位置する向きで設けられている。
図1、図2等に示す水槽台10の各循環用管路柱46の最上分岐形管部材50Bは、外部配管接続部53が最上分岐形管部材50Bの直管部51に対して水槽台10の左右方向に隣り合う支柱40間の領域側に位置する向きで設けられている。
循環用管路柱46の最上分岐形管部材50Bの外部配管接続部53が最上分岐形管部材50Bの直管部51に対して台下部スペース11側、あるいは水槽台10の左右方向または前後方向に隣り合う支柱40間の領域側、に位置する構成は、外部配管接続部53に接続したコネクタ付き中継部品80の中継配管83の水槽台10からその側方へのはみ出し防止に有効に寄与する。
図1~図3等に示した水槽台10の吸込側管路柱46Aの支柱水通路と上部枠体20の連通孔23cと吸込管70Aの内側孔とは、独立設置型濾過装置120の循環ポンプの吸引力によって水槽110内の水を吸い込むための吸込流路を構成する。吐出側管路柱46Bの支柱水通路と上部枠体20の中継パイプ23の連通孔23cと吐出管70Bの内側孔とは、独立設置型濾過装置120の吐出ポートから吐出された水槽水を水槽110へ流入させる吐出流路を構成する。
図1~図3等に示した水槽台10は、上部枠体20と下部枠体30と4本の支柱40とによって強固な架台を構成でき、しかも支柱40のうち吸込側管路柱46A及び吐出側管路柱46Bと上部枠体20の連通孔23cと吸込管70A及び吐出管70Bとによって水槽内の水を吸い込む吸込流路と、吸込流路から吸い込んだ水を水槽に戻すための吐出流路とを確保できる。したがって、水槽台10は、上部枠体20上に支持された水槽110に水槽水の独立設置型濾過装置120への吸い込みのための吸水ホース、及び独立設置型濾過装置120にて濾過後の水槽水の吐出のための吐水ホースを別途設ける必要が無い。水槽台10は、水槽外側面付近への吸水ホースや吐水ホースの配設を省略できるため、吸水ホースや吐水ホースを水槽の鑑賞者や通行者等が不用意に手等を引っ掛けて引っ張ってしまうといった不都合を解消できる。
図1~図3等に示した水槽台10の吸込管70A及び吐出管70Bは上部枠体20に固定されて上部枠体20上に立設された剛体部である立ち上げ部73を含む。このため、吸込管70Aや吐出管70Bは、鑑賞者や通行者が不用意に手等を引っ掛けてしまっても上部枠体20に対する変位や傾動等が生じにくく、吸込管70A先端部や吐出管70B先端部の水槽110に対する挿入状態を安定維持できる。吸込管70A及び吐出管70Bは水槽110に取り付ける固定具等を使用しなくても水槽110に対する挿入状態を安定維持できるため、固定具の使用が水槽110及びその周囲の美観に影響を与えることを回避できる。
水槽台10の吸込管70A及び吐出管70Bは、上部枠体20に対して脱着可能なため、吸込管70A及び吐出管70Bを上部枠体20から取り外すだけで、上部枠体20に支持した水槽110の上部枠体20上から清掃場所への移動、上部枠体20上への再設置の邪魔になることを回避できる。水槽台10は、上部枠体20から取り外した吸込管70A及び吐出管70Bを水槽110の上部枠体20上への再設置後に上部枠体20に取り付ける作業も楽に行える。
上部枠体20に脱着可能な吸込管70A及び吐出管70Bは、水槽110内のレイアウト等に合わせてデザインや先端部構造が異なるものに交換することも可能である。
水槽台10は、支柱を構成する支柱用管部材の直管部の長さの選択、支柱用管部材の本数の選択、上部枠体及び下部枠体のサイズ選択によって、種々サイズの水槽台を組み立てることができる。そのため、住宅内部の水槽台設置スペースに適合するサイズの水槽台を提供することが容易で、水槽台設置スペースにおける無用な空きスペースの発生や、設置スペースからの水槽台の突出を少なくできるといった利点もある。
水槽台10は、支柱を構成する支柱用管部材の直管部の長さの選択、支柱用管部材の本数の選択、上部枠体及び下部枠体のサイズ選択によって、種々サイズの水槽台を組み立てることができる。そのため、住宅内部の水槽台設置スペースに適合するサイズの水槽台を提供することが容易で、水槽台設置スペースにおける無用な空きスペースの発生や、設置スペースからの水槽台の突出を少なくできるといった利点もある。
本明細書において、ボルト・ナット締結及びボルト締結を総称してボルト固定とも言う。ボルト締結は、2部材の一方に貫通形成されたボルト挿通孔に通したボルトの軸部が2部材の他方に形成された雌ねじ孔にねじ込まれ、2部材の一方(一方の部材)がボルトの頭部と2部材の他方(他方の部材)との間に締結固定された状態を指す。
部材同士のボルト固定はボルトを締め付け時と逆向きに回転操作することで解除できる。ボルト固定のボルトは締め付け時と逆向きに回転操作することでナットまたは雌ねじ孔から抜き出すことができ、ナットまたは雌ねじ孔からボルトを抜き出すことでボルト固定により互いに固定されていた2部材の一方を他方から取り外すことができる。ボルト固定は2部材の一方を他方に脱着可能に固定できる。
部材同士のボルト固定はボルトを締め付け時と逆向きに回転操作することで解除できる。ボルト固定のボルトは締め付け時と逆向きに回転操作することでナットまたは雌ねじ孔から抜き出すことができ、ナットまたは雌ねじ孔からボルトを抜き出すことでボルト固定により互いに固定されていた2部材の一方を他方から取り外すことができる。ボルト固定は2部材の一方を他方に脱着可能に固定できる。
水槽台10におけるボルト・ナット締結による固定はボルト締結による固定に変更可能である。
水槽台10におけるボルト固定箇所は、部材同士の締結固定に使用しているボルトの締め付け時とは逆向きの回転操作、抜き取りによって部材同士の締結固定(ボルト固定)を解除して部材間を分離できる。水槽台10は各ボルト固定箇所のボルト固定の解除、ボルトの抜き出しにより分解でき、分解した状態で搬送できる。また、水槽台10は分解することで、支柱水通路を構成する支柱用管部材50の内側孔、上部枠体20の連通孔23c、吸込管70A及び吐出管70Bの清掃や交換等も楽に行える。
水槽台10はボルトを用いて構成部材間を締結固定することで分解状態から容易に組み立てることができる。
水槽台10におけるボルト固定箇所は、部材同士の締結固定に使用しているボルトの締め付け時とは逆向きの回転操作、抜き取りによって部材同士の締結固定(ボルト固定)を解除して部材間を分離できる。水槽台10は各ボルト固定箇所のボルト固定の解除、ボルトの抜き出しにより分解でき、分解した状態で搬送できる。また、水槽台10は分解することで、支柱水通路を構成する支柱用管部材50の内側孔、上部枠体20の連通孔23c、吸込管70A及び吐出管70Bの清掃や交換等も楽に行える。
水槽台10はボルトを用いて構成部材間を締結固定することで分解状態から容易に組み立てることができる。
水槽台10はその全体を組み立てた状態で販売、供給しても良いが、例えば、ユーザーにて組み立てるキット(水槽台キット)の形で販売や供給を行なっても良い。
水槽台キットの一例としては、上部枠体20と、下部枠体30と、水槽台10の各支柱40の組み立てのための複数の支柱用管部材50と、吸込管70A及び吐出管70Bとを有し、複数の支柱用管部材50は分岐形管部材50Bを複数含むものである。水槽台キットは、例えば、上部枠体20、下部枠体30、複数の支柱用管部材50、吸込管70A、吐出管70Bが、上部枠体20及び下部枠体30の両方に固定された支柱が存在しない状態、あるいは吸込管70A及び吐出管70Bの両方が上部枠体20に固定されていない状態で供給される。
水槽台キットの一例としては、上部枠体20と、下部枠体30と、水槽台10の各支柱40の組み立てのための複数の支柱用管部材50と、吸込管70A及び吐出管70Bとを有し、複数の支柱用管部材50は分岐形管部材50Bを複数含むものである。水槽台キットは、例えば、上部枠体20、下部枠体30、複数の支柱用管部材50、吸込管70A、吐出管70Bが、上部枠体20及び下部枠体30の両方に固定された支柱が存在しない状態、あるいは吸込管70A及び吐出管70Bの両方が上部枠体20に固定されていない状態で供給される。
図1~図3に示す水槽台10は、上部枠体20と支柱用管部材50、下部枠体30と支柱用管部材50、支柱40を構成する支柱用管部材50同士、吸込管70A及び吐出管70Bと上部枠体20、をそれぞれボルト・ナット締結して組み立てることができる。
水槽台10は、各支柱40を構成する支柱用管部材50の本数の選択や支柱用管部材50の主管部50Mの延在方向(軸線方向)寸法の選択によって上部枠体20の下部枠体30からの距離を変更できる。
水槽台10は、各支柱40を構成する支柱用管部材50の本数の選択や支柱用管部材50の主管部50Mの延在方向(軸線方向)寸法の選択によって上部枠体20の下部枠体30からの距離を変更できる。
水槽台キットは、上部枠体20の下部枠体30からの距離に応じて、水槽台の各支柱40を構成する支柱用管部材50の本数や支柱用管部材50の主管部50Mの延在方向(軸線方向)寸法の選択を変更することができる。但し、水槽台キットは、分岐形管部材50Bの外部配管接続部53から支柱40上端まで延在する支柱水通路が確保された側部ポート管路柱を複数組み立て可能な構成とする。
図1、図2等に示す水槽台10を構成する全ての支柱用管部材50の直管部51外径は一律に揃っている。また、この水槽台10の全ての支柱用管部材50は、端部全周フランジ52のボルト挿通孔52aのサイズ及び直管部51周囲におけるボルト挿通孔52aの配置位置が互いに同じものを採用している。
図1、図2等に示す水槽台10を組み立て可能な水槽台キットの支柱用管部材50は、端部全周フランジ52のボルト挿通孔52aのサイズ及び直管部51周囲におけるボルト挿通孔52aの配置位置と、直管部51外径とが互いに同じものを採用できる。
図1、図2等に示す水槽台10を組み立て可能な水槽台キットの支柱用管部材50は、端部全周フランジ52のボルト挿通孔52aのサイズ及び直管部51周囲におけるボルト挿通孔52aの配置位置と、直管部51外径とが互いに同じものを採用できる。
支柱用管部材50の端部全周フランジ52のボルト挿通孔52aのサイズ及び直管部51周囲におけるボルト挿通孔52aの配置位置と、直管部51外径とが互いに同じに揃っている水槽台10及び水槽台キットは、例えば支柱用管部材50の端部全周フランジ52のボルト挿通孔52aの配置が支柱40間で互いに異なる構成に比べて支柱用管部材50の種類が少なくて済み、低コスト化の点でも有利である。
但し、水槽台10及び水槽台キットは、支柱用管部材50の端部全周フランジ52のボルト挿通孔52aのサイズ及び直管部51周囲におけるボルト挿通孔52aの配置位置と、直管部51外径とが互いに同じに揃っていない構成も採用可能である。
但し、水槽台10及び水槽台キットは、支柱用管部材50の端部全周フランジ52のボルト挿通孔52aのサイズ及び直管部51周囲におけるボルト挿通孔52aの配置位置と、直管部51外径とが互いに同じに揃っていない構成も採用可能である。
上部枠体は中継パイプ23によって連通孔23cを確保した構成に限定されない。
上部枠体は、中継パイプが存在せず、上部枠体自体にその軸線方向に貫通する連通孔が形成された構成も採用可能である。
上部枠体は、下部連結部が存在せず、枠状本体自体に支柱上端部がボルト固定される構成も採用可能である。
上部枠体は、中継パイプが存在せず、上部枠体自体にその軸線方向に貫通する連通孔が形成された構成も採用可能である。
上部枠体は、下部連結部が存在せず、枠状本体自体に支柱上端部がボルト固定される構成も採用可能である。
図4、図5では、中継パイプ23(具体的には中継パイプ本体23a)の下部連結部22の筒状壁22a内に挿入された部分が、筒状壁22a上端部内側のパイプ支持突部22cと下部連結部22の内側フランジ部22dとによって、下部連結部22の筒状壁22aからその内側に離間した所に支持された構成を例示した。
図4、図5に示す上部枠体20は、上部枠体本体21のパイプ孔21bに比べて径小の中継パイプ本体23aを下部連結部22の内側フランジ部22d及びパイプ支持突部22cによって上下方向に延在する向きに支持できる。
図4、図5に示す上部枠体20は、上部枠体本体21のパイプ孔21bに比べて径小の中継パイプ本体23aを下部連結部22の内側フランジ部22d及びパイプ支持突部22cによって上下方向に延在する向きに支持できる。
中継パイプ本体23aは下部連結部22の筒状壁22a及び支柱40を構成する各支柱用管部材50の直管部51よりも径小である。このため、中継パイプ本体23a外径が支柱40を構成する各支柱用管部材50の直管部51外径以上の大きさである場合に比べて、中継パイプ本体23aの上部枠体本体21から上側に突出された部分である上方突出部(図1、図2参照)がアクアリウム装置100の美観に影響を与えることが少ない。下部連結部22の内側フランジ部22d及びパイプ支持突部22cによって上部枠体本体21のパイプ孔21bに比べて径小の中継パイプ本体23aを上下方向に延在する向きに支持した支持構造は、アクアリウム装置100の美観向上に有利である。
上部枠体20の下部連結部は図4、図5に例示した構成に限定されない。
上部枠体20の下部連結部は、図4、図5等に例示した下部連結部22からパイプ支持突部22c及び内側フランジ部22dを省略した構成(以下、支持突部無し下部連結部、とも言う)も採用可能である。但し、支持突部無し下部連結部では内径がパイプ孔21b径よりも径小の筒状壁22aを採用する。連結部端板22bは筒状壁22a内径と同等以上の内径を有するリング板状のものを採用する。
上部枠体20の下部連結部は、図4、図5等に例示した下部連結部22からパイプ支持突部22c及び内側フランジ部22dを省略した構成(以下、支持突部無し下部連結部、とも言う)も採用可能である。但し、支持突部無し下部連結部では内径がパイプ孔21b径よりも径小の筒状壁22aを採用する。連結部端板22bは筒状壁22a内径と同等以上の内径を有するリング板状のものを採用する。
支持突部無し下部連結部は筒状壁22a及び連結部端板22bのそれぞれの内側孔が互いに連通してなる内側孔を有する。支持突部無し下部連結部にはその筒状壁22a内径に一致する外径の中継パイプ本体23aの基端部が内挿固定される。支持突部無し下部連結部に内挿された中継パイプ本体23a基端部はその基端外周部全周が支持突部無し下部連結部のその内側孔に臨む内周面の下端部に溶接固定される。中継パイプ本体23a基端部は支持突部無し下部連結部との間に水密性を確保して固定される。支持突部無し下部連結部に基端部が支持された中継パイプ本体23aの支持突部無し下部連結部から上側の部分は、上部枠体本体21のパイプ孔21b内周面からその内側に離間した所に配置される。
図4、図5に例示したようにパイプ支持突部22c及び内側フランジ部22dを有する下部連結部22を、以下、支持突部有り下部連結部、とも言う。
図4、図5に示すように支持突部有り下部連結部22の筒状壁22aは上部枠体本体21のパイプ孔21b径よりも径大の外径を有する。筒状壁22aはその上端外周全体を上部枠体本体21のパイプ孔21b周囲に配置した状態で上部枠体本体21に取り付けられる。
筒状壁22aの内径は図4、図5に示すように上部枠体本体21のパイプ孔21b径と同等、あるいは、パイプ孔21b径よりも径大でも良く、パイプ孔21b径よりも径小でも良い。
図4、図5に示すように支持突部有り下部連結部22の筒状壁22aは上部枠体本体21のパイプ孔21b径よりも径大の外径を有する。筒状壁22aはその上端外周全体を上部枠体本体21のパイプ孔21b周囲に配置した状態で上部枠体本体21に取り付けられる。
筒状壁22aの内径は図4、図5に示すように上部枠体本体21のパイプ孔21b径と同等、あるいは、パイプ孔21b径よりも径大でも良く、パイプ孔21b径よりも径小でも良い。
図4、図5に示すように、支持突部有り下部連結部22は、上部枠体本体21のパイプ孔21bに比べて径小の中継パイプ本体23aを下部連結部22の内側フランジ部22d及びパイプ支持突部22cによって上部枠体本体21のパイプ孔21b内周面からその内側に離間した所に支持する。その結果、中継パイプ本体23aが上部枠体本体21に接することを確実に回避でき、中継パイプ本体23aを筒状壁22a軸線と平行に支持した状態を確実に確保できる。
支持突部有り下部連結部22は、内径が上部枠体本体21のパイプ孔21b径と同等あるいは径大の筒状壁22aを採用して中継パイプ本体23aを上部枠体本体21のパイプ孔21b内周面からその内側に離間した所に支持できる点で支持突部無し下部連結部と異なる。内径が上部枠体本体21のパイプ孔21b径と同等あるいは径大の筒状壁22aを採用した支持突部有り下部連結部22は筒状壁22a外径が同じ支持突部無し下部連結部との対比で軽量化の点で有利である。
水槽台の上部枠体は、図4、図5等を参照して説明した上部枠体20について支持突部無し下部連結部を採用し、中継パイプ23を省略し、支持突部無し下部連結部の筒状壁22aの内側孔及び筒状壁22aの内側孔に連通する上部枠体本体21のパイプ孔21bによって上部枠体を上下に貫通する連通孔を確保した構成(以下、中継パイプ無し上部枠体、とも言う)も採用可能である。中継パイプ無し上部枠体を採用した水槽台では、例えば、フランジ付き上端配管70の基端部が上部枠体本体21(具体的には受け板部21c)上に脱着可能にボルト固定されるようにし、上部枠体本体21上にボルト固定されたフランジ付き上端配管70の管本体71の内側孔が上部枠体本体21の連通孔を介して循環用管路柱46上端に開口する支柱水通路と水流通可能に連通される構成も採用可能である。上部枠体本体21の横材21aの受け板部21cと受け板部21cにボルト固定するフランジ付き上端配管70基端部との間はリング板状のパッキンを挟み込む等により漏水防止を図ることが好適である。
ところで、観賞魚等の飼育用の水槽は数十リットルの水を入れて使用するものも多く存在する。数十リットルの水を入れた水槽110を支持した上部枠体本体21には微小な弾性変形が生じ得る。
図3に示すように、以下、上部枠体本体21の前後両側に互いに平行に左右方向に延在配置された一対の横材21aを前後横材21e、上部枠体本体21の左右両側に互いに平行に前後方向に延在配置された一対の横材21aを左右横材21f、とも言う。
図8に示す上部枠体本体21に設けられた支持板24は上部枠体本体21の前後両側の前後横材21eに載置して架設されている。また、支持板24は上部枠体本体21左右方向に複数配列設置されて水槽110を載置するための載置面を形成している。
図3に示すように、以下、上部枠体本体21の前後両側に互いに平行に左右方向に延在配置された一対の横材21aを前後横材21e、上部枠体本体21の左右両側に互いに平行に前後方向に延在配置された一対の横材21aを左右横材21f、とも言う。
図8に示す上部枠体本体21に設けられた支持板24は上部枠体本体21の前後両側の前後横材21eに載置して架設されている。また、支持板24は上部枠体本体21左右方向に複数配列設置されて水槽110を載置するための載置面を形成している。
図8は、数十リットルの水を入れた水槽110を上部枠体本体21に設けられた複数の支持板24上に載置した状態を示す。水槽110の水槽台10左右方向(図8左右)の寸法は上部枠体本体21の左右両側の左右横材21f間の離間距離よりも小さい。水槽110は上部枠体本体21の左右両側の左右横材21fのそれぞれから水槽台10左右方向中央部側へ離間した所に配置されている。
図8の上部枠体本体21の前後横材21eには、上部枠体の支持板24上に水槽110が載置されていない状態との対比で、前後横材21eのその延在方向両端部の間の部分が延在方向両端部に対して僅かに下方へ変位する微小な弾性変形(撓み変形)が生じ得る。上部枠体本体21の前後横材21eは、支持板24上への水槽110の設置、撤去の度に微小な弾性変形と弾性復帰とを繰り返し生じ得る。
図8の上部枠体本体21の前後横材21eには、上部枠体の支持板24上に水槽110が載置されていない状態との対比で、前後横材21eのその延在方向両端部の間の部分が延在方向両端部に対して僅かに下方へ変位する微小な弾性変形(撓み変形)が生じ得る。上部枠体本体21の前後横材21eは、支持板24上への水槽110の設置、撤去の度に微小な弾性変形と弾性復帰とを繰り返し生じ得る。
図4、図5に例示したように、支持突部有り下部連結部または支持突部無し下部連結部と中継パイプ23とを有する上部枠体を、以下、中継パイプ付き上部枠体とも言う。
中継パイプ付き上部枠体では、上部枠体本体21とは別の下部連結部(支持突部有り下部連結部または支持突部無し下部連結部)の下端部内側に中継パイプ本体23a基端の外周部全周を溶接固定して下部連結部と中継パイプ本体23a基端外周との間の水密性も確保している。このため、中継パイプ付き上部枠体では、下部連結部に対する中継パイプ本体23a基端の溶接箇所が上部枠体本体21の横材21aの微小な弾性変形(撓み変形)や弾性復帰の影響を受けることを回避できる。
中継パイプ付き上部枠体では、上部枠体本体21とは別の下部連結部(支持突部有り下部連結部または支持突部無し下部連結部)の下端部内側に中継パイプ本体23a基端の外周部全周を溶接固定して下部連結部と中継パイプ本体23a基端外周との間の水密性も確保している。このため、中継パイプ付き上部枠体では、下部連結部に対する中継パイプ本体23a基端の溶接箇所が上部枠体本体21の横材21aの微小な弾性変形(撓み変形)や弾性復帰の影響を受けることを回避できる。
また、図4、図5に例示したように、中継パイプ付き上部枠体では、下部連結部によって支持された中継パイプ本体23aを上部枠体本体21のパイプ孔21b内周面からその内側に離間した所に配置されている。このため、水槽110の設置、撤去に伴い弾性変形あるいは弾性復帰する上部枠体本体21が中継パイプ本体23aを押圧して中継パイプ本体23a基端と下部連結部下端部との溶接固定状態に影響を与えることを回避できる。
中継パイプ付き上部枠体を採用した水槽台は、中継パイプ無し上部枠体を採用した水槽台に比べて、循環用管路柱46の支柱水通路とフランジ付き上端配管70の管本体71の内側孔との間での漏水発生を確実に防止できる。
以上、本発明を最良の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の最良の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31は四角枠状に限定されず、三角形枠状、五角形枠状等の四角形以外の多角形枠状や、楕円形枠状、円形枠状等であっても良い。支柱40の本数、上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31の周方向における取り付け位置は上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31の形状、サイズに応じて、上部枠体20を下部枠体30上に安定支持することに鑑みて設定可能である。
例えば、上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31は四角枠状に限定されず、三角形枠状、五角形枠状等の四角形以外の多角形枠状や、楕円形枠状、円形枠状等であっても良い。支柱40の本数、上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31の周方向における取り付け位置は上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31の形状、サイズに応じて、上部枠体20を下部枠体30上に安定支持することに鑑みて設定可能である。
上部枠体20及び下部枠体30の枠状本体21、31の周方向における側部ポート管路柱41の取り付け位置は適宜変更可能である。側部ポート管路柱41の数は3本以上であっても良い。但し、上部枠体の連通孔を介して吸込管と通水可能に接続された吸込側管路柱と、上部枠体の連通孔を介して吐出管と通水可能に接続された吐出側管路柱とがそれぞれ1本以上確保された構成とする。
アクアリウム装置100は、独立設置型濾過装置120をひとつだけ有する構成(図1、図2参照)に限定されず、独立設置型濾過装置120を複数有する構成も採用可能である。
アクアリウム装置100は、独立設置型濾過装置120をひとつだけ有する構成(図1、図2参照)に限定されず、独立設置型濾過装置120を複数有する構成も採用可能である。
上述の実施形態では、水槽台10の循環用管路柱46の最上分岐形管部材50Bの外部配管接続部53に脱着可能に取り付けられるコネクタ付き中継部品80を水槽台10とは別に有するアクアリウム装置100を例示した。
但し、水槽台及び水槽台キットは、その循環用管路柱46の最上分岐形管部材50Bの外部配管接続部53に脱着可能に取り付けられるコネクタ付き中継部品80を含む構成も採用可能である。
但し、水槽台及び水槽台キットは、その循環用管路柱46の最上分岐形管部材50Bの外部配管接続部53に脱着可能に取り付けられるコネクタ付き中継部品80を含む構成も採用可能である。
装置接続配管130は、その延在方向一端に、最上分岐形管部材50Bの外部配管接続部53にボルト固定して最上分岐形管部材50Bの側部孔54と通水可能に接続するための締結用先端部材を有するものも採用可能である。締結用先端部材を有する装置接続配管130は、最上分岐形管部材50Bの外部配管接続部53にコネクタ付き中継部品80を介することなく直接接続あるいはパッキン87を介して接続することが可能である。アクアリウム装置100はコネクタ付き中継部品80の使用を省略可能である。
10…水槽台、11…台下部スペース、20…上部枠体、21…枠状本体(上部枠体本体)、21a…横材、21b…パイプ孔、21c…受け板部、21d…側壁部、22…下部連結部、22a…筒状壁、22b…連結部端板、22c…パイプ支持突部、22d…内側フランジ部、22e…外側フランジ部、22f…開孔(内周側開孔)、22g…溶接部、22h…パイプ支持リング、22i…支持突部内側孔(パイプ支持リングの内周側開孔)、22j…(パイプ支持リングと筒状壁との)溶接部、22k…ボルト挿通孔、23…中継パイプ、23a…中継パイプ本体、23b…上端板、23c…連通孔、23d…ボルト挿通孔、24…支持板、30…下部枠体、31…枠状本体、31a…横材、32…下部支柱、32a…柱部、32b…上側端板部、32c…下側端板部、32d…内側孔、32e…ボルト挿通孔、40…支柱、41…側部ポート管路柱、41A…上端部直管形管路柱、41B…上端部分岐形管路柱、42…非循環路支柱、43…ボルト、44…ナット、45…パッキン、45a…ボルト挿通孔、46…循環用管路柱、46A…吸込側管路柱、46B…吐出側管路柱、50…支柱用管部材、50A…直管形管部材、50B…分岐形管部材、50M…主管部、51…直管部、51a…内側孔、52…端部締結部(締結用構造、端部全周フランジ)、52a…ボルト挿通孔、53…外部配管接続部、54…側部孔、55…閉鎖材、56…側部突管、57…接続用突片、57a…ボルト挿通孔、58…接続端面、59…流路孔、70…フランジ付き上端配管、70A…吸込管、70B…吐出管、70a…基端部底面、71…管本体、72…基端部フランジ、73…立ち上げ部、74…延出管部、74a…上部管部、74b…先端管部、74c…出口端部、75…フィルター、76a…立ち上げ管部材(管部材)、76b~76e…管部材、77…基端部部材、78…筒部、79…溶接部、80…コネクタ付き中継部品、81…中継流路、82…取付用部材、82a…基端板、82b…配管接続筒、82c…ボルト挿通孔、83…中継配管、84…コネクタ、85…ボルト、86…ナット、87…パッキン、88…固定用スリーブ、91…フランジ固定部材、91a…内周側開孔、91b…フランジ収容凹部、91c…ボルト挿通孔、91d…上壁部、92…ボルト、93…ナット、94…パッキン、94a…ボルト挿通孔、100…アクアリウム装置、110…水槽、120…独立設置型濾過装置(ポンプ一体型独立濾過装置)、121…吸込ポート、122…吐出ポート、130…装置接続配管、131…吸込側接続配管、132…吐出側接続配管、133…配管本体、134…コネクタ、T…設置床。
Claims (5)
- 水槽を載置するための上部枠体と、
床上に載置される下部枠体と、
前記下部枠体と前記上部枠体とに締結固定されて前記下部枠体と前記上部枠体との間に設けられ前記上部枠体を前記下部枠体の上方に支持した3以上の支柱と、
前記上部枠体の前記支柱の上端部に固定される下部とは逆の上部に脱着可能に取り付けられて前記上部枠体上に立設された剛体部を含む吸込管及び吐出管とを有し、
前記支柱の2本以上は、前記上端部が直管部を備える支柱用管部材の前記直管部によって構成され、前記支柱用管部材を、1本だけ、あるいは前記直管部の端部同士が締結固定されて直列に配列された状態で複数本有し、しかも前記直管部の途中部の側部に形成された外部配管接続部を有する前記支柱用管部材である分岐形管部材を含む側部ポート管路柱であり、
前記分岐形管部材は、前記外部配管接続部に開口する側部孔が前記直管部の内側孔に連通させて形成され、前記直管部における前記側部孔よりも下端側に前記直管部の内側孔を水密に塞ぐ閉鎖材を有し、
前記吸込管の内側孔と前記吐出管の内側孔とは前記上部枠体のその周方向の互いに異なる位置に貫通形成された連通孔を介して互いに異なる前記側部ポート管路柱の上端部の前記支柱用管部材の前記直管部の内側孔と連通されている水槽台。 - 前記上部枠体は、前記水槽が載置される枠状本体と、前記枠状本体のその周方向の複数箇所から下側へ突出された筒状の下部連結部と、前記枠状本体に前記下部連結部の内側孔に連通させて貫通形成されたパイプ孔から上方に突出する上方突出部を確保して前記パイプ孔に通され前記下部連結部に内挿固定された中継パイプとを有し、
前記吸込管及び前記吐出管は互いに異なる前記中継パイプの上端部に脱着可能に取り付けられ、
前記上部枠体の前記連通孔は前記中継パイプの内側孔であり、前記下部連結部に締結固定された前記側部ポート管路柱の内側孔が前記中継パイプの内側孔と連通され、前記吸込管及び前記吐出管の内側孔がそれぞれ前記中継パイプの内側孔と連通されている請求項1に記載の水槽台。 - 前記下部連結部は、前記上部枠体の前記枠状本体から下方へ突出された筒状壁と、前記筒状壁の下端部からその内周側全周に突出された内側フランジ部と、前記筒状壁の前記内側フランジ部から上方に離間した箇所の内周にその周方向全体にわたって連続的あるいは間欠的に設けられたパイプ支持突部とを有し、
前記中継パイプの基端部は、前記下部連結部の前記内側フランジ部の周方向全周に水密性を確保して固定され、
前記中継パイプにおける前記下部連結部の前記筒状壁内にて前記内側フランジ部よりも上方に位置する部分はその周囲の前記パイプ支持突部によって前記筒状壁からその内側に離間した所に支持され、前記下部連結部における前記内側フランジ部と前記パイプ支持突部との間に位置する部分とその内側の前記中継パイプとは隙間を介して互いに離間させて配置されている請求項2に記載の水槽台。 - 前記吸込管及び前記吐出管の一方または両方が管本体と前記管本体の前記水槽に設けられる先端とは逆の基端部の周囲に突出された基端部フランジとを備えるフランジ付き上端配管であり、
前記上部枠体に締結固定されることで前記フランジ付き上端配管の前記基端部フランジを前記上部枠体との間に挟み込んで固定するフランジ固定部材をさらに有し、
前記フランジ固定部材は前記上部枠体に対して締結と締結解除とを切り換え可能且つ脱着可能であり、
前記フランジ付き上端配管は、前記上部枠体に締結された前記フランジ固定部材を前記上部枠体から取り外すことで前記上部枠体から取り外し可能、前記フランジ固定部材の前記上部枠体に対する締結固定が解除された状態で前記上部枠体に対する前記管本体の基端部の軸回り方向の取り付け向きを調整可能である請求項1~3のいずれか1項に記載の水槽台。 - 水槽を載置するための上部枠体と、
床上に載置される下部枠体と、
前記上部枠体を前記下部枠体の上方に支持する支柱の一部または全部を構成する支柱用管部材と、
前記上部枠体の前記支柱の上端部と締結固定される下部とは逆の上部に脱着可能に取り付けられて前記上部枠体上に立設される剛体部を含む吸込管及び吐出管とを有し、
前記支柱用管部材は、直管部を有し且つ前記直管部の両端部に前記直管部同士を締結するための端部締結部を備え、前記直管部の両端部の前記端部締結部の一方は前記上部枠体に締結可能、他方は前記下部枠体に締結可能に形成され、1本の前記支柱用管部材のみあるいは複数本の前記支柱用管部材を前記直管部の端部同士の締結固定によって直列に配列させて前記支柱を構成可能であり、
しかも、前記支柱用管部材は、前記直管部の途中部の側部に形成された外部配管接続部を有する前記支柱用管部材である分岐形管部材を含む前記支柱である側部ポート管路柱を2本以上構成可能なように2本の前記分岐形管部材を含む複数本存在し、
前記分岐形管部材は、前記外部配管接続部に開口する側部孔が前記直管部の内側孔に連通させて形成され、前記直管部における前記側部孔よりも下端側に前記直管部の内側孔を水密に塞ぐ閉鎖材を有し、
前記上部枠体には、前記上部枠体に取り付けられた前記吸込管の内側孔が連通される連通孔と、前記上部枠体に取り付けられた前記吐出管の内側孔が連通される連通孔とが前記上部枠体のその周方向の互い異なる位置に形成され、これら連通孔を介して前記吸込管の内側孔及び前記吐出管の内側孔に前記側部ポート管路柱の上端部の前記支柱用管部材の前記直管部の内側孔をそれぞれ連通可能とされている水槽台キット。
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