JP7065238B1 - コンベヤ装置を構成する部品の情報管理制御方法、管理システム - Google Patents

コンベヤ装置を構成する部品の情報管理制御方法、管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】コンベア装置を構成する部品のメンテナンスのタイミング又は交換のタイミングを効率的に管理することができる情報管理制御方法等を提供する。【解決手段】コンベヤ装置管理システム1において、各製造ラインの各コンベヤ装置を構成する部品のメンテナンス・交換の履歴を、部品管理テーブルに、製造ライン毎に時系列に沿って記憶させる処理、カメラで撮影されたコンベヤ装置の部品の外観の静止画を、部品管理テーブルに製造ライン毎に時系列に沿って記憶させる処理、部品管理テーブルに記憶された、部品の過去のメンテナンスの履歴の記入間隔、又は部品の交換間隔に基づき、部品のメンテナンスのタイミング、又は交換のタイミングを報知する処理、カメラで撮影された部品の外観の静止画と、記憶部に記憶された部品の外観の比較画像との比較に基づき、部品のメンテナンスのタイミング、又は交換のタイミングを報知する処理を実行する。【選択図】図2

Description

本発明は、製造する食品の種類に対応する複数の製造ラインを構成する、各コンベヤ装置に係る部品の情報管理制御方法、管理システムに関する。
種類の異なる食品を製造する工場では、複数の製造ラインに分けて各種の食品を製造している。各製造ラインは、複数のコンベヤ装置を配置してライン化されており、更に、各コンベヤ装置は、メンテナンスし易いように、交換可能な複数の部品から構成されている。このように、種類の異なる食品を製造する工場では、複数の製造ライン別に、複数のコンベヤ装置及び複数の部品に係る、メンテナンスのタイミングや交換のタイミングを効率的に管理する必要がある。
この点、特許文献1には、コンベヤベルトを管理し、補修や交換の要否を判断する点検情報管理システムが開示されている。
特開2019-28874号公報
しかし、特許文献1の点検情報管理システムでは、コンベヤベルトのベルトの交換時期の判断の基礎となるベルト厚みの測定を手作業で行っており、多数の製造ラインを有する工場で使用するには、手間がかかる。
また、種類の異なる食品を製造する場合、製造する食品の種類(油を使用するもの、熱を有するもの、冷凍されているもの、水分を多く含むもの)によって、コンベヤ装置及びその部品のメンテナンス(洗浄、殺菌等含む)のタイミングや交換のタイミングが異なることから、メンテナンスのタイミングや交換のタイミングをより効率的に管理する必要がある。
そこで、本発明は、コンベア装置を構成する部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを効率的に管理することができる情報管理制御方法を提供することを目的としている。
本発明は、製造する食品の種類に対応する複数の製造ラインを構成する、各コンベヤ装置に係る部品の情報管理制御方法であって、
各コンベヤ装置を構成する前記部品のメンテナンス・交換の履歴を、前記製造ライン毎に、時系列に沿って管理する、部品管理テーブル、及び、前記部品がメンテナンス対象又は交換対象になる、前記部品の外観の比較画像又は比較動画を記憶する記憶装置と、下記処理を実行する制御装置とを備えた情報処理装置によって下記処理を実行する。
(1a)入力された、前記コンベヤ装置を構成する前記部品のメンテナンス・交換の履歴を、前記部品管理テーブルに、前記製造ライン毎に、時系列に沿って記憶させる処理、
(1b)カメラで撮影された、前記コンベヤ装置の前記部品の外観の静止画又は動画を、前記部品管理テーブルに、前記製造ライン毎に、時系列に沿って記憶させる処理、
(1c)前記部品管理テーブルに記憶された、前記部品の過去のメンテナンスの履歴の記入間隔、又は、前記部品の交換間隔に基づき、前記部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを報知する処理、
(1d)前記(1b)の処理で記憶した、前記部品の外観の静止画又は動画と、前記記憶装置に記憶された、前記部品の外観の比較画像又は比較動画との比較に基づき、前記部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを報知する処理。
上記構成によれば、製造する食品の種類に応じて、複数の製造ラインを構成する、複数のコンベヤ装置に係る部品毎のメンテナンスの履歴や部品の交換日を、製造ライン毎に、時系列に沿って管理することで、これら全てのコンベア装置に関するメンテナンス管理の履歴を一元的に部品管理テーブルに記録することができる。
ここで、食品の製造ラインでは、製造する食品の種類(油を使用するもの、熱を有するもの、冷凍されているもの、水分を多く含むもの)によって、コンベア装置の部品のメンテナンス(洗浄、殺菌等含む)や交換のタイミングが異なる。
そこで、部品管理テーブルに記憶された、過去の部品のメンテナンスの履歴の記入間隔、又は、部品の交換間隔に基づき、次回のコンベヤ装置の部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを報知し、更に、カメラで撮影した部品の外観の静止画又は動画と、記憶装置に記憶された、部品の外観の比較画像又は比較動画との比較に基づき、部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを報知する処理を実行する。
これにより、部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを、過去の部品のメンテナンスの履歴の記入間隔、又は、部品の交換間隔という過去のメンテナンス・交換の履歴によって客観的に判断し、更に、部品の摩耗、汚れ、傷、凹凸(ベルトであれば、ほつれ)などの外観から本来主観的に認識される、部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを、カメラで撮影した部品の外観の静止画又は動画により客観的に判断することができる。これにより、コンベア装置の部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを効率的に管理することができる。
また、本発明は、上記情報管理制御方法において、
前記(1d)の処理で、前記部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングであると判断された、前記部品の外観の静止画又は動画は、前記部品の外観の比較画像又は比較動画として、前記記憶装置に累積記憶されるようにしてもよい。
上記によれば、部品のメンテナンスの過程で、撮影された静止画又は動画と比較画像又は比較動画とが比較された結果、部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングであると判断された場合には、その撮影された静止画又は動画が、部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングの基準となる比較画像又は比較動画として取り込まれ、累積記憶される。これにより、次回の部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングの精度をより高めることができる。
また、本発明は、上記情報管理制御方法において、
前記メンテナンス・交換の履歴は、部品の洗浄、殺菌、点検の少なくとも1つを含んでいてもよい。
上記によれば、部品の洗浄、殺菌、点検のタイミングを効率的に管理することができる。
また、本発明は、製造する食品の種類に対応する複数の製造ラインを構成する、各コンベヤ装置に係る部品の管理システムであって、
各コンベヤ装置を構成する前記部品のメンテナンス・交換の履歴を、前記製造ライン毎に、時系列に沿って管理する、部品管理テーブル、及び、前記部品がメンテナンス対象又は交換対象になる、前記部品の外観の比較画像又は比較動画を記憶する記憶装置と、下記処理を実行する制御装置とを備えた情報処理装置によって下記処理を実行する。
(2a)入力された、前記コンベヤ装置を構成する前記部品のメンテナンス・交換の履歴を、前記部品管理テーブルに、前記製造ライン毎に、時系列に沿って記憶させる処理、
(2b)カメラで撮影された、前記コンベヤ装置の前記部品の外観の静止画又は動画を、前記部品管理テーブルに、前記製造ライン毎に、時系列に沿って記憶させる処理、
(2c)前記部品管理テーブルに記憶された、前記部品の過去のメンテナンスの履歴の記入間隔、又は、前記部品の交換間隔に基づき、前記部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを報知する処理、
(2d)前記(2b)の処理で記憶した、前記部品の外観の静止画又は動画と、前記記憶装置に記憶された、前記部品の外観の比較画像又は比較動画との比較に基づき、前記部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを報知する処理。
コンベア装置を構成する部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを効率的に管理することができる情報管理制御方法、管理システムを提供することができる。
実施形態に係る複数の製造ラインを有する工場でのメンテナンス態様を示す説明図である。 実施形態に係るコンベヤ装置管理システムの説明図である。 実施形態に係る、コンベヤ装置の説明図である。 実施形態に係るモバイル端末に表示される画面の一例である。 実施形態に係る管理サーバの記憶部に格納された部品管理テーブルの説明図である。 実施形態に係るメンテナンス・交換履歴の説明図である。 実施形態に係る搬送ベルトの比較画像の説明図である。 実施形態に係る写真判定処理のフローチャートである。 実施形態に係る更新処理のフローチャートである。
(実施形態)
本実施形態では、種類の異なる5つの食品(麺類、パン、精肉、冷凍食品、菓子など)を、5つの製造ラインA~Eに分けて製造する工場を例示して説明する(図1参照)。各製造ラインA~Eは、複数のコンベヤ装置を配置してライン化されており、各コンベヤ装置は、メンテナンスし易いように、交換可能な複数の部品から構成されている。例えば、製造ラインAは、図2に示すように、複数のコンベヤ装置A1~A3を配置してライン化されており、コンベヤ装置A1は、メンテナンスし易いように、交換可能な複数の部品(搬送ベルト21、プーリ22・23、駆動ユニット24、スクレーパ25、テーブル26等:図3参照)から構成されている。そして、本実施形態に係る、製造ラインA~E毎の各コンベヤ装置A1~A3等を構成する各部品のメンテナンス・交換の履歴に関する情報管理は、下記コンベヤ装置管理システム1により実現される。
(コンベヤ装置管理システム1)
コンベヤ装置管理システム1は、図2示すように、管理サーバ10が、モバイル端末30とインターネット(ネットワーク)を介して接続可能に構成されている。なお、コンベヤ装置管理システム1は、管理サーバ10が、工場現場の担当者が保有するモバイル端末30(各種の端末装置)などとLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)を介して接続された構成でもよい(外部のネットワークと接続されたない構成)。
(コンベヤ装置A1)
図3に示すように、製造ラインAを構成する、複数のコンベヤ装置A1~A3の1つであるコンベヤ装置A1は、複数の部品(搬送ベルト21、プーリ22・23、駆動ユニット24、スクレーパ25、テーブル26等)の組み合わせにより構成されている。コンベヤ装置A1を構成する、主な部品としては、食品が載置される搬送ベルト21や、搬送ベルト21を巻き掛ける第1プーリ22・第2プーリ23や、搬送ベルト21を走行させる駆動力を供出する駆動ユニット24(モータ、駆動プーリ、電源装置等)や、搬送ベルト21に付着したゴミや汚れを除去するスクレーパ25や、第1プーリ22と第2プーリ23との間で搬送ベルト21を支えるテーブル26などが挙げられる。このコンベヤ装置A1では、搬送ベルト21は、無端状の平ベルトであり、図3に示すように、第1プーリ22と、第2プーリ23と、駆動ユニット24に搭載されている駆動プーリ(モータ駆動)とに巻き掛けられて使用される。これにより、本実施形態のコンベヤ装置A1では、搬送ベルト21の表面上に麺類などの搬送物(食品)を乗せて、第2プーリ23側から第1プーリ22側に搬送可能となる。
なお、上記で説明した、コンベヤ装置2を構成する部品は一例に過ぎず、用途により、テーブル26を支える固定脚や、搬送物を搬送ベルト21から他の場所への乗り移りをスムーズにするために取り付けられるシュートや乗り移りローラや、搬送ベルト21によって運ばれてきた搬送物をプールするステージや、バラ物を搬送する際に搬送ベルト21からのはみ出しを防止するホッパなどが付属される。
また、駆動ユニット24の側面には、QRコード29が印刷されている(図3参照)。なお、QRコード29は、駆動ユニット24の側面に、レーザ加工により刻印してもよいし、シール化したQRコード29(登録商標)が印字されている。
搬送ベルト21は、搬送面側から視認可能な透明性を有する、透明熱可塑性樹脂または透明熱可塑性エラストマーで形成された、第1樹脂層(表面層)と、経糸と緯糸を交差させて織られた織布(接着剤含浸)で形成された、第1芯体帆布層と、中間層となる第2樹脂層と、第2芯体帆布層とが積層された構造をしている。そして、透明性を有する第1樹脂層の内部には、QRコード29が印字(印刷)されている(図3参照)。なお、プーリ22・23、駆動ユニット24、スクレーパ25、テーブル26にも同様にQRコード29が印字されている。
QRコード29は、QRコード29が印字されたコンベヤ装置A1を識別する識別情報を含む情報をコード化した2次元コードの一種である。識別情報とは、どの製造ラインA~Eの、どのコンベヤ装置A1~A3のどの部品(搬送ベルト21など)であるかを特定し、識別するための情報である。例えば、図5に示すように、製造ラインAのコンベヤ装置A1の搬送ベルト21であれば、識別情報は「AA121」という英数字を含む情報で特定される。なお、QRコード29には、コンベヤ装置管理システム1にアクセスできるURLの情報が含まれていてもよい。本実施形態では、QRコード29を採用していることから、コンベヤ装置A1に識別情報等を簡単に付記することができる。
また、本実施形態では、コンベヤ装置A1及びコンベヤ装置A1を構成する各部品を特定する識別情報として、2次元コードの一種であるQRコード29を例示しているが、縦及び横の2方向(平面的)に情報を持つ、他の2次元コードを使用してもよいし、縦又は横の1方向(直線的)に情報を持つ、1次元コード(例えば、バーコード)を使用してもよいし、単に数字やアルファベット等を組み合わせた情報を使用してもよいし、単に製造ナンバーを使用してもよい。
(管理サーバ10)
管理サーバ10は、図2に示すように、製造ライン及びコンベヤ装置の管理者が、コンベヤ装置管理システム1を運営・管理する際に利用するコンピュータであり、ユーザーが操作する、モバイル端末30から、各種のデータやリクエストを受信すると、データを記憶保存したり、リクエストされたデータ等を、モバイル端末30に送信したりすることができる。本実施形態の管理サーバ10は、制御部11と、記憶部12と、入力部13と、表示部14と、通信部15とを有している。
制御部11は、管理サーバ10でのコンピュータ制御を行うものである(CPU等)。
記憶部12は、システムプログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、書き換え可能な記憶領域であるRAM(Random Access Memory)と、フラッシュメモリ等によって構成されている。
入力部13は、管理者等が、様々な情報やコマンドを入力するための操作機器であり、例えば、キーボードやマウス等によって実現される。
表示部14は、制御部11からの指令に基づいて管理者用の操作画面を表示する。
通信部15は、各種の端末装置(モバイル端末30など)と通信を行うための機器である。
ここで、記憶部12には、識別情報に対応する、コンベヤ装置の各部品のメンテナンス記録及び交換記録を、製造ライン毎に、時系列に沿って管理する、部品管理テーブル(図5参照)、更には、各部品がメンテナンス対象又は交換対象になる、各部品の外観の比較画像又は比較動画が記憶されている。
例えば、識別情報が「AA121」であれば、部品管理テーブル(図5参照)を参照することにより、製造ラインAのコンベヤ装置A1の搬送ベルト21であることを特定することができる。そして、識別情報及び部品管理テーブルにより特定された搬送ベルト21に対応する、仕様、メンテナンス・交換履歴、次回のメンテナンス推奨時期、部品交換推奨時期などの管理情報を、制御部11からのリクエストにより参照可能とされている(図5参照)。
メンテナンス・交換履歴には、コンベヤ装置の各部品に対して行ったメンテナンス記録や部品の交換日が記憶されている(図5、詳細には図6)。例えば、メンテナンス記録としては、図6に示すように、メンテナンスを行った製造ラインAのコンベヤ装置A1の搬送ベルト21の識別情報(AA121)、メンテナンス或いは部品の交換を実施した日時、メンテナンスを行った担当者、メンテナンスの内容(ふき取り洗浄、水での洗浄、お湯での洗浄、次亜塩素酸ナトリウム洗浄、殺菌、目視での点検等)、不具合があった場合の内容(ベルトであれば、耳部ほつれ、摩耗・凹凸、エンドレスめくれ、蛇行防止桟剥離、よごれなど)、特記事項(写真の記憶など)などが例示できる。
次回のメンテナンス推奨時期は、部品管理テーブルに記憶された、部品の過去のメンテナンス記録の記入間隔により算出される。例えば、図6(A)に示すように搬送ベルト21に関して、過去「2019.10.03」、「2019.10.10」、「2019.10.17」の年月日にメンテナンスを行っていれば、そのメンテナンス記録の記入間隔(7日)から、次回のメンテナンス推奨時期「2019.10.24」を算出し記憶する。
同様に、次回の部品交換推奨時期は、部品管理テーブルに記憶された、部品の過去の部品交換の記入間隔により算出される。例えば、図6(A)に示すように搬送ベルト21に関して、過去「2018.12.10」、「2019.06.10」の年月日に搬送ベルト21の交換を行っていれば、その交換の記入間隔(6月)から、次回のメンテナンス推奨時期「2019.12.10」を算出し記憶する。
比較画像又は比較動画は、各部品がメンテナンス対象又は交換対象になる各部品の外観を示す画像又は動画である。例えば、搬送ベルト21に関して、搬送する食品との接触或いは油分に影響で、ベルト中央が摩耗・凹凸変形などが生じる場合がある。そのような場合、食品を搬送する際に、食品が搬送ルートから外れ、歩留まりの原因となる。そこで、予め、交換対象になる状態を示す外観をサンプル(比較画像又は比較動画)として、各部品に対応して記憶している。例えば、図7に示すように、比較画像81は、ベルト中央が油分により汚れており、薬品洗浄が必要な状態の外観を示し、比較画像82は、ベルト中央の摩耗・凹凸変形が若干進行し、2週間後には交換が必要な状態の外観を示し、比較画像83は、ベルト中央に摩耗・凹凸変形が生じており、直ちに交換が必要な状態の外観を示している。そして、これらの比較画像81~83は、後述するが、画像解析ソフトにより、メンテナンスの際にカメラ32で撮影された搬送ベルト21の静止画と比較され、所定の一致率を示した場合には、メンテナンス(薬品洗浄)の対象又は交換対象と判断する。
(モバイル端末30)
モバイル端末30は、ディスプレイ31、カメラ32、タッチパネル33、端末側制御部34を備え、インターネットに接続可能である。このモバイル端末30には、管理サーバ10に、インターネットを介してアクセスする専用のアプリケーションソフトがインストールされている。
ディスプレイ31には、アプリケーションソフトを使用して、タッチパネル33によるタッチ操作を行う操作アイコンや操作画面や情報提供画面が表示される。
カメラ32は、搬送ベルト21や駆動ユニット24に印刷されたQRコード29を読み取り、アプリケーションソフトを使用して、QRコード29の識別情報を取得することができる。また、カメラ32は、コンベヤ装置や各部品の外観を撮影することもできる。
なお、本実施形態では、広く使用されているモバイル端末30を端末装置として使用しているが、QRコード29を読み取る専用のリーダーやスマートフォンを使用してもよい。
(コンベヤ装置管理システム1の使用態様)
次に、ユーザーが、コンベヤ装置管理システム1を使用して、製造ラインA~E毎の各コンベヤ装置A1~A3等を構成する各部品のメンテナンス・交換の履歴の情報管理を行う態様について説明する。下記では、製造ラインAのコンベヤ装置A1の搬送ベルト21のメンテナンス・交換の履歴に係る情報管理を例示して説明する。
まず、ユーザーは、モバイル端末30にインストールされたアプリケーションソフトを起動する。
次に、ユーザーは、図2に示すように、カメラ32を使用して、製造ラインAのコンベヤ装置A1を構成する搬送ベルト21のQRコード29を読み取る。これにより、モバイル端末30は、製造ラインAのコンベヤ装置A1を構成する搬送ベルト21に割り当てられた識別情報を取得することができる。例えば、本実施形態では、識別情報として「AA121」を取得する。
そして、モバイル端末30が、コンベヤ装置A1に割り当てられた識別情報を取得すると、図4(A)に示すように、ディスプレイ31に、アプリケーションソフトによる操作(指令)を行う、操作アイコンが表示される。具体的には、コンベヤ装置A1を構成する各部品の、メンテナンスの履歴を閲覧・記入する「メンテナンス」と表示された操作アイコンや、担当者を閲覧できる「担当」と表示されたアイコンや、部品の交換履歴を閲覧できる「交換」と表示されたアイコンや、後述する写真判定機能を立ち上げる「写真判定」と表示されたアイコンなどが表示される。
(メンテナンス・交換の履歴の入力)
次に、製造ラインAのコンベヤ装置A1を構成する搬送ベルト21のメンテナンス・交換の履歴を入力する際の処理態様について説明する。
ユーザーが、コンベヤ装置A1を構成する搬送ベルト21の洗浄や点検等のメンテナンスをする際に、図4(A)に示すように、「メンテナンス」と表示された操作アイコンをタッチした場合、図4(B)に示すように、コンベヤ装置A1を構成する各部品の部品情報を示すアイコン(部品の名称が付されたアイコン)が表示される。そして、例えば、ユーザーが、図4(B)に示すように、搬送ベルト21の部品情報を示すアイコンをタッチすると、図4(C)に示すように、搬送ベルト21のメンテナンス内容を入力することができる。
具体的には、搬送ベルト21の洗浄を行った日時(実施日時)、搬送ベルト21の洗浄を行った担当者、メンテナンスの内容(予め設定された、ふき取り洗浄、水での洗浄、お湯での洗浄、次亜塩素酸ナトリウム洗浄、目視での点検等の項目を選択できる)、搬送ベルト21に不具合があった場合の内容(ベルトの摩耗、ベルト表面に凹凸が発生、ベルトの耳部のほつれ、エンドレスめくれ、蛇行防止桟剥離、よごれなど)、特記事項(撮影した写真Pの保存、不具合に対する対応(再エンドレス化、中入れ、短縮、パッチ当てなどの修理事項など))を選択・記入することができる。
(写真判定処理)
ここで、図4(C)に示す、「写真判定」と表示されたアイコンをタッチすると、写真判定機能を実行することができる。この写真判定機能によれば、カメラ32でコンベヤ装置A1を構成する部品の外観を撮影することにより、その部品がメンテナンス(薬品洗浄)の対象又は交換対象となるか否かを判断することができる。以下、製造ラインAのコンベヤ装置A1の搬送ベルト21がメンテナンス(薬品洗浄)の対象又は交換対象となるか否かを判断する場合を例示して説明する(図8のフロー参照)。
ユーザーは、カメラ32により、搬送ベルト21の外観を撮影する。撮影された搬送ベルト21の外観の写真P(静止画)は、識別情報とともにモバイル端末30から、管理サーバ10に送信される。
管理サーバ10は、モバイル端末30から送信された識別情報及び写真Pを受信した場合(S1:YES)、受信した識別情報と部品管理テーブルとを参照し、受信した識別情報に対応する比較画像を読み出す。例えば、受信した識別情報が「AA121」であれば、製造ラインAのコンベヤ装置A1の搬送ベルト21、即ち、「搬送ベルト」の比較画像81~83を読み出す(図7参照)。そして、読み出した比較画像81~83と、S1の処理で受信した写真Pに写っている搬送ベルト21の外観とが画像解析ソフトにより、比較される(S2)。
S2の処理により、比較画像83(図7参照)と搬送ベルト21の外観とが、所定の一致率以上であれば(S3:YES)、搬送ベルト21は、ベルト中央の摩耗・凹凸変形が生じており、直ちに交換が必要な状態の外観を示していると判定する。
そして、管理サーバ10は、モバイル端末30に、搬送ベルト21は、ベルト中央の摩耗・凹凸変形が生じており、直ちに交換が必要な状態である旨の情報を送信する(S4)。
そして、直ちに交換が必要な状態である旨の情報を受信した、モバイル端末30は、ディスプレイ31に、直ちに交換が必要な状態である旨のメッセージを表示する。
また、S2の処理により、比較画像82(図7参照)と搬送ベルト21の外観とが、所定の一致率以上であれば(S3:YES)、搬送ベルト21は、ベルト中央の摩耗・凹凸変形が若干進行し、2週間後には交換が必要な状態の外観を示していると判定する。
そして、管理サーバ10は、モバイル端末30に、搬送ベルト21は、ベルト中央の摩耗・凹凸変形が若干進行し、2週間後には交換が必要な状態である旨の情報を送信する(S4)。
そして、2週間後には交換が必要な状態である旨の情報を受信した、モバイル端末30は、ディスプレイ31に、2週間後には交換が必要な状態である旨のメッセージを表示する。
また、S2の処理により、比較画像81(図7参照)と搬送ベルト21の外観とが、所定の一致率以上であれば(S3:YES)、搬送ベルト21は、ベルト中央が油分により汚れており、薬品洗浄が必要な状態の外観を示していると判定する。
そして、管理サーバ10は、モバイル端末30に、搬送ベルト21は、薬品洗浄が必要な状態である旨の情報を送信する(S4)。
そして、薬品洗浄が必要な状態である旨の情報を受信した、モバイル端末30は、ディスプレイ31に、薬品洗浄が必要な状態である旨のメッセージを表示する。
また、S2の処理により、比較画像81~83と搬送ベルト21の外観とが、何れも所定の一致率未満であれば(S3:NO)、搬送ベルト21は、メンテナンス(薬品洗浄)の対象又は交換対象ではないと判定する。
そして、管理サーバ10は、モバイル端末30に、搬送ベルト21は、薬品洗浄・交換が必要ない状態である旨(正常であること)の情報を送信する(S5)。
そして、薬品洗浄・交換が必要ない状態である旨(正常であること)の情報を受信した、モバイル端末30は、ディスプレイ31に、薬品洗浄・交換が必要ない状態である旨(正常であること)のメッセージを表示する。
上記写真判定機能によれば、カメラ32でコンベヤ装置A1を構成する部品の外観を撮影することにより、その部品がメンテナンス(薬品洗浄)の対象又は交換対象となるか否かを判断することができる。この結果を踏まえて、ユーザーは、コンベヤ装置A1の搬送ベルト21に対して、どのようなメンテンナンスを行えばよいかの判断材料を得ることができる。
なお、上記写真判定機能では、カメラ32で撮影した映像と比較動画とを動画解析ソフトにより比較する態様でも使用することができる。
(更新処理)
次に、ユーザーが、上記写真判定機能の結果を踏まえて、コンベヤ装置A1の搬送ベルト21に対して、薬品洗浄(次亜塩素酸ナトリウム洗浄)を行った場合、図4(C)に示すように、搬送ベルト21のメンテナンス内容等すべてを入力すると、ディスプレイ31に「OK」ボタンが表示される。そして、ユーザーが、この「OK」ボタンをタッチしたら、アプリケーションソフトが、メンテナンスを行った、製造ラインAのコンベヤ装置A1を構成する搬送ベルト21のメンテナンス・交換の履歴を更新するために、識別情報(AA121)及びメンテナンス・交換の履歴の更新指令を、管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、モバイル端末30から送信された、識別情報及びメンテナンス・交換の履歴の更新指令を受信したら(図9のS11参照)、制御部11は、記憶部12に格納された、部品管理テーブルのメンテナンス・交換の履歴(図5、詳細は図6参照)を参照して、受信した、識別情報及びメンテナンス・交換の履歴を更新する(S12)。例えば、図6(A)に示すように、識別情報(AA121)の製造ラインAのコンベヤ装置A1の搬送ベルト21の洗浄を行った、実施日時(2019.10.17-10:23)の項目が新たに新設され、この実施日時の項目下に、モバイル端末30で記入された、搬送ベルト21のメンテナンスを行った担当者、洗浄の内容、不具合の内容、特記事項等のメンテンナンス内容が入力され、メンテナンス・交換の履歴が更新される。即ち、製造ラインAのコンベヤ装置A1を構成する搬送ベルト21のメンテナンス・交換の履歴を、部品管理テーブルに、製造ライン毎に、時系列に沿って記憶する。
また、カメラ32で撮影された、写真Pに関しても、部品管理テーブルに、製造ライン毎に、時系列に沿って記憶される。ここで、上記S2の処理で、メンテナンス対象又は交換対象と判断された、搬送ベルト21の外観の写真や動画は、新たな比較画像又は比較動画として記憶部12に累積記憶してもよい。これにより、次回の搬送ベルト21のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングの精度をより高めることができる。
次に、次回のメンテナンス推奨時期が、部品管理テーブルに記憶された、部品の過去のメンテナンス記録の記入間隔により算出・記憶される(S13)。例えば、図6(A)に示すように搬送ベルト21に関して、過去「2019.10.03」、「2019.10.10」、「2019.10.17」の年月日にメンテナンスを行っていれば、そのメンテナンス記録の記入間隔(7日)から、次回のメンテナンス推奨時期「2019.10.24」が算出され、記憶部12に記憶される。
同様に、次回の部品交換推奨時期が、部品管理テーブルに記憶された、部品の過去の部品交換の記入間隔により算出・記憶される(S13)。例えば、図6(A)に示すように搬送ベルト21に関して、過去「2018.12.10」、「2019.06.10」の年月日に搬送ベルト21の交換を行っていれば、その交換の記入間隔(6月)から、次回のメンテナンス推奨時期「2019.12.10」が算出され記憶されている。
そして、管理サーバ10は、メンテナンス・交換の履歴を更新した旨、及び、次回のメンテナンス推奨時期・次回のメンテナンス推奨時期の通知をするために、更新完了通知をモバイル端末30に送信(返信)する(S14)。
そして、更新完了通知を受信したモバイル端末30では、図4(A)に示すように、ディスプレイ31に、製造ラインAのコンベヤ装置A1の搬送ベルト21の、次回のメンテナンス推奨時期(或いは次回のメンテナンス推奨時期)が表示される。また、図4(C)に示す、「メンテナンス・交換履歴」と表示された操作アイコンをユーザーがタッチすると、更新されたメンテナンス・交換履歴を閲覧することができる。
上記構成によれば、製造する食品の種類に応じて、複数の製造ラインA~Eを構成する、複数のコンベヤ装置A1~A3に係る部品毎のメンテナンスの履歴や部品の交換日を、製造ライン毎に、時系列に沿って管理することで、これら全てのコンベア装置に関するメンテナンス管理の履歴を一元的に部品管理テーブルに記録することができる。
ここで、食品の製造ラインA~Eでは、製造する食品の種類(油を使用するもの、熱を有するもの、冷凍されているもの、水分を多く含むもの)によって、コンベア装置の部品のメンテナンス(洗浄、殺菌等含む)や交換のタイミングが異なる。
そこで、部品管理テーブルに記憶された、過去の部品のメンテナンスの履歴の記入間隔、又は、部品の交換間隔に基づき、次回のコンベヤ装置の部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを報知し、更に、カメラで撮影した部品の外観の静止画又は動画と、記憶装置に記憶された、部品の外観の比較画像又は比較動画との比較に基づき、部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを報知する処理を実行する。
これにより、部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを、過去の部品のメンテナンスの履歴の記入間隔、又は、部品の交換間隔という過去のメンテナンス・交換の履歴によって客観的に判断し、更に、部品の摩耗、汚れ、傷、凹凸(ベルトであれば、ほつれ)などの外観から本来主観的に認識される、部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを、カメラ32で撮影した部品の外観の静止画又は動画により客観的に判断することができる。これにより、コンベア装置の部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを効率的に管理することができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、搬送ベルト21を例示して説明したが、コンベア装置の部品であれば、プーリ22・23、駆動ユニット24、スクレーパ25、テーブル26等についても同様にメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを管理することができる。
また、上記実施形態で実行される製造ラインA~E毎の各コンベヤ装置A1~A3等を構成する各部品のメンテナンス・交換の履歴に関する情報管理は、ソフトウェア(プログラム、データ)として、スマートフォン等の携帯情報機器、ポータブルコンピュータやラップトップコンピュータ、ノートパソコン、タブレット型パソコン、ハンドヘルド型パソコン、PDA(Personal Data Assistant)などに例示される情報処理装置にインストールされて実行されてもよい。この場合、ソフトウェアは、サーバ等から通信手段によりダウンロードされて携帯情報機器内の記憶装置(フラッシュメモリ等)に格納されてもよい。なお、通信手段は、インターネットやケーブルテレビ等の双方向に通信可能な伝送路であってもよいし、一方向にだけ情報を送信する放送であってもよい。
また、上記実施形態の処理を実行するソフトウェアは、CD-ROM、DVD-ROM、MO(光磁気ディスク)、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体に格納され、必要に応じて記憶媒体から読み出されて、管理サーバ10やモバイル端末30にインストールされてもよい。
また、上記実施形態での説明内容は、インターネット(通信回線)を介してスマートフォンやPC等の情報端末と管理サーバ10との間で実行されるサービスとして実施されてもよい。
また、上記実施形態で実行される処理は、スマートフォンやPCにインストールされるプログラムであってもよい。また、上記プログラムは記憶媒体(MEDIUM)に記憶されていてもよい。
また、上記実施形態で実行される処理は管理サーバ10及びモバイル端末30を使用した、情報管理制御方法として実現されてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各手段等の具体的構成は、適宜設計変更可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 コンベヤ装置管理システム
10 管理サーバ
11 制御部
12 記憶部
13 入力部
14 表示部
15 通信部
A~E 製造ライン
A1~A3 コンベヤ装置
21 搬送ベルト
22 第1プーリ
23 第2プーリ
24 駆動ユニット
25 スクレーパ
26 テーブル
29 QRコード
30 モバイル端末
31 ディスプレイ
32 カメラ
33 タッチパネル

Claims (3)

  1. 製造する食品の種類に対応する複数の製造ラインを構成する、各コンベヤ装置に係る部品の情報管理制御方法であって、
    各コンベヤ装置を構成する前記部品のメンテナンス・交換の履歴を、前記製造ライン毎に、時系列に沿って管理する、部品管理テーブル、及び、前記部品がメンテナンス対象又は交換対象になる、前記部品の外観の比較画像又は比較動画を記憶する記憶装置と、下記処理を実行する制御装置とを備えた情報処理装置によって下記処理を実行する。
    (1a)入力された、前記コンベヤ装置を構成する前記部品のメンテナンス・交換の履歴を、前記部品管理テーブルに、前記製造ライン毎に、時系列に沿って記憶させる処理、
    (1b)カメラで撮影された、前記コンベヤ装置の前記部品の外観の静止画又は動画を、前記部品管理テーブルに、前記製造ライン毎に、時系列に沿って記憶させる処理、
    (1c)前記部品管理テーブルに記憶された、前記部品の過去のメンテナンスの履歴の記入間隔、又は、前記部品の交換間隔に基づき、前記部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを報知する処理、
    (1d)前記(1b)の処理で記憶した、前記部品の外観の静止画又は動画と、前記記憶装置に記憶された、前記部品の外観の比較画像又は比較動画との比較に基づき、前記部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを報知する処理
    (1e)前記(1d)の処理で、前記部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングであると判断された、前記部品の外観の静止画又は動画は、前記部品の外観の比較画像又は比較動画として、前記記憶装置に累積記憶する処理。
  2. 前記メンテナンス・交換の履歴は、部品の洗浄、殺菌、点検の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の情報管理制御方法。
  3. 製造する食品の種類に対応する複数の製造ラインを構成する、各コンベヤ装置に係る部品の管理システムであって、
    各コンベヤ装置を構成する前記部品のメンテナンス・交換の履歴を、前記製造ライン毎に、時系列に沿って管理する、部品管理テーブル、及び、前記部品がメンテナンス対象又は交換対象になる、前記部品の外観の比較画像又は比較動画を記憶する記憶装置と、下記処理を実行する制御装置とを備えた情報処理装置によって下記処理を実行する。
    (2a)入力された、前記コンベヤ装置を構成する前記部品のメンテナンス・交換の履歴を、前記部品管理テーブルに、前記製造ライン毎に、時系列に沿って記憶させる処理、
    (2b)カメラで撮影された、前記コンベヤ装置の前記部品の外観の静止画又は動画を、前記部品管理テーブルに、前記製造ライン毎に、時系列に沿って記憶させる処理、
    (2c)前記部品管理テーブルに記憶された、前記部品の過去のメンテナンスの履歴の記入間隔、又は、前記部品の交換間隔に基づき、前記部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを報知する処理、
    (2d)前記(2b)の処理で記憶した、前記部品の外観の静止画又は動画と、前記記憶装置に記憶された、前記部品の外観の比較画像又は比較動画との比較に基づき、前記部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングを報知する処理
    (2e)前記(2d)の処理で、前記部品のメンテナンスのタイミング、又は、交換のタイミングであると判断された、前記部品の外観の静止画又は動画は、前記部品の外観の比較画像又は比較動画として、前記記憶装置に累積記憶する処理。
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