JP7065118B2 - メタクロレインを調製するための方法 - Google Patents

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Description

本発明は、乾燥メタクロレインを調製するための方法、およびメタクリル酸メチルを作製するための方法に関する。
メタクロレイン(2-メチルプロプ-2-エナール、「MA」)は、メタクリル酸メチル(「MMA」)生成の一般的な中間体である。MAは、US4,496,770に開示されているように、液相プロピオンアルデヒド縮合を介するなど、エチレン(C)供給原料から生成され得る。MA生成物ストリームは、プロピオンアルデヒド縮合で使用されるホルムアルデヒドが供給されるメタノールを含有する。そのようなメタノールは、US5,969,178、US6,107,515、およびUS6,040,472に開示されているように、メタノールの存在下で、MAを単一ステップでMMAに変換する後続の酸化エステル化(「OER」)プロセスにおいて有利であり得る。しかしながら、MA生成物ストリームは、水も含有し、これは、後続のOERプロセスにとって有害であり得る。したがって、従来のプロセスからのMAストリームは、十分なメタノールを含有し、OERプロセスの効率に悪影響を有し得る特定の不純物(例えば、プロピオンアルデヒド、ホルムアルデヒド、酢酸、ならびにプロピオン酸、メタクロレイン二量体、2-メチル-2-ペンテナール、および他のメタクロレインオリゴマーを含むが、これらに限定されない有機重質)を実質的に含まないことに加えて、下流のOERプロセスの供給ストリームとして使用するために十分に乾燥している必要がある。
乾燥MAを調製するための方法は、当該技術分野で説明されている。例えば、US2016/0229779は、(a)MAと、メタノールと、少なくとも8重量%の水と、を含有する、湿潤MAストリームを相分離器に提供することと、(b)MAストリームを有機相と水相とに分離することと、(c)有機相を蒸留して、MAを含有する生成物ストリームおよび第1のオーバーヘッドストリームを生成することと、(d)第1のオーバーヘッドストリームを相分離器に送り返すことと、(e)水相を蒸留して、相分離器に戻りリサイクルされる第2のオーバーヘッドストリームを生成することと、を含む、方法を開示する。しかしながら、先行技術は、下流のOERプロセスで使用するためのメタノール捕捉をさらに最大化するか、またはOERプロセスの効率に悪影響を及ぼし得る、特定の不純物をさらに最小化する方法を開示していない。
したがって、エチレン(C)供給原料から調製された湿潤MAを乾燥させるための方法であって、メタノールが、下流のOERプロセスのために効率的に捕捉され、同時に有害な不純物も除去する、方法を開発する必要がある。
(a)水と、アミン酸触媒と、を混合して、触媒ストリーム[10]を提供することと、(b)触媒ストリーム、およびプロピオンアルデヒドと、ホルムアルデヒドと、メタノールと、を含む、反応ストリーム[20]を反応器[200]に送って、メタクロレインと、メタノールと、少なくとも8重量%の水と、を含む、第1の中間ストリーム[30]を生成することと、(c)第1の中間ストリーム[30]を相分離器[300]に提供して、(i)(A)4重量%未満の水と、(B)少なくとも70重量%のメタクロレインと、を含む、有機相[40]、および(ii)メタクロレインと、メタノールと、アミン酸触媒と、少なくとも70重量%の水と、を含む、水相[50]を生成することであって、相分離器[300]が、25℃未満の温度で操作される、生成することと、(d)第1の蒸留塔[400]で有機相を蒸留して、(i)(A)少なくとも95重量%の合計量のメタクロレインおよびメタノールと、(B)4重量%未満の水と、(C)酢酸、プロピオン酸、メタクロレイン二量体、および2-メチル-2-ペンテナールのうちの1つ以上を含む1重量%未満の不純物と、を含む、第1の生成物ストリーム[60]、ならびに(ii)第1の廃棄ストリーム[41]を生成することと、(e)第2の蒸留塔[500]で水相[50]を蒸留して、(i)メタクロレインと、メタノールと、5重量%未満の水と、を含む、第2の生成物ストリーム[70]、(ii)アミン酸触媒を含む底部ストリーム[51]、および(iii)水と、2重量%未満のメタノールと、を含む、サイドドローストリーム[52]を生成することと、(h)底部ストリーム[51]の少なくとも一部を触媒ストリーム[10]にリサイクルすることと、を含む、メタクロレインを調製するための方法。
本発明の別の態様において、プロピオンアルデヒドは、ヒドロホルミル化触媒の存在下で、エチレンをCOおよびHと接触させることによって生成される。
本発明の別の態様は、酸化エステル化触媒の存在下で、メタクロレインをメタノールおよび酸素含有ガスと接触させて、メタクリル酸メチルを生成することを含むプロセスに、第1の生成物ストリームの少なくとも一部および第2の生成物ストリームの少なくとも一部を提供することをさらに含む。
図1は、本発明の実施形態の概略図である。
本発明者らはここで、驚くべきことに、エチレン(C)供給原料から調製された湿潤メタクロレイン(「MA」)を乾燥させるための方法であって、下流の酸化エステル化反応(「OER」)プロセスのためにメタノールが効率的に捕捉され、同時に有害な不純物も除去される、方法を見出した。
本発明の一実施形態が、図1に示される。触媒ストリーム10は、水と、アミン酸触媒と、を混合することによって提供される。特定の実施形態において、水および触媒は、触媒タンク100内で混合される。アミン酸触媒は、プロピオンアルデヒドおよびホルムアルデヒドのメタクロレインへのマンニッヒ縮合を触媒することができる。マンニッヒ縮合プロセスは、例えば、米国特許第4,496,770号および米国特許第7,141,702号に記載されているように、当該技術分野において既知である。好適なアミン酸触媒としては、例えば、ジメチルアミンなどの2級アミンと、酢酸などの酸と、を含むものが挙げられる。
アミン酸触媒の好適な酸としては、例えば、無機酸および有機モノ、ジ、またはポリカルボン酸が挙げられる。好適なカルボン酸としては、例えば、脂肪族C~C10モノカルボン酸、C~C10ジカルボン酸、C~C10ポリカルボン酸が挙げられる。特定の実施形態において、酸は、酢酸、プロピオン酸、メトキシ酢酸、n-酪酸、イソ酪酸、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、およびそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを含む。好適な無機酸としては、例えば、硫酸およびリン酸が挙げられる。
アミン酸触媒の好適なアミンには、例えば、式NHRのものが含まれ、式中、RおよびRは、各々独立して、C~C10アルキルであり、任意選択的に、エーテル、ヒドロキシル、第2級アミノ、もしくは第3級アミノ基で置換されるか、またはRおよびRは、隣接する窒素と一緒になって、C~C複素環を形成し得、任意選択的に、さらなる窒素原子および/もしくは酸素原子を含有し、任意選択的に、C~CアルキルもしくはC~Cヒドロキシアルキルによって置換される。特定の実施形態において、アミンは、ジメチルアミン、ジエチルアミン、メチルエチルアミン、メチルプロピルアミン、ジプロピルアミン、ジブチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジイソブチルアミン、メチルイソプロピルアミン、メチルイソブチルアミン、メチル-sec.-ブチルアミン、メチル-(2-メチルペンチル)-アミン、メチル-(2-エチルヘキシル)-アミン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、N-メチルピペラジン、N-ヒドロキシエチルピペラジン、ピペラジン、ヘキサメチレンイミン、ジエタノールアミン、メチルエタノールアミン、メチルシクロヘキシルアミン、メチルシクロペンチルアミン、およびジシクロヘキシルアミンのうちの少なくとも1つ、ならびにそれらの組み合わせを含む。
特定の実施形態において、アミン酸触媒は、ジメチルアミンおよび酢酸を含む。特定の実施形態において、アミン対酸のモル比は、得られるpHが2.5~7になるようなものである。例えば、特定の実施形態において、アミン酸触媒は、10:1~1:10、好ましくは5:1~1:5、およびより好ましくは1:1~1:1.2の量のジメチルアミン対酢酸のモル比を含有する。
マンニッヒ縮合反応は、触媒ストリーム10、およびプロピオンアルデヒドと、ホルムアルデヒドと、メタノールと、を含有する、反応ストリーム20を、反応器200に送って、マンニッヒ縮合反応を介して、メタクロレインと、メタノールと、水と、を含有する、第1の中間ストリーム30を生成することによって行われる。反応は、反応が進行する任意の好適な条件下で行われ得る。例えば、反応は、少なくとも20℃の温度および少なくとも大気圧で実施され得る。特定の実施形態において、反応は、液相で、100℃超、例えば、150~220℃、超大気圧、例えば、10~80バール、および0.01~30分の反応器滞留時間で実施される。プロピオンアルデヒド対ホルムアルデヒドのモル比は、特に限定されない。例えば、特定の実施形態において、反応ストリーム20は、1.1:1~1:2、好ましくは1.1:1~1:1.5、より好ましくは1.05:1~1:1.05の量のプロピオンアルデヒド対ホルムアルデヒドの比を含有する。第1の中間ストリーム30は、それが、第1の中間ストリーム30の総重量に基づいて、少なくとも8重量%、または少なくとも10重量%の水、または少なくとも20重量%の水、または少なくとも40重量%の水を含むという点において、「湿潤」メタクロレインストリームと見なされる。特定の実施形態において、反応ストリーム20中に存在するメタノールおよびホルムアルデヒドは、ホルマリンの形態で提供される。特定の実施形態において、本発明の方法で利用されるホルマリンは、ホルマリンの総重量に基づいて、約37重量%の量のホルムアルデヒドと、10~15重量%の量のメタノールと、を含有する、飽和水溶液である。ホルマリン中に存在するメタノールは、メタノールの存在下で、メタクロレインをメタクリル酸メチルに変換する、後続の酸化エステル化プロセスで有利であり得る。特定の実施形態において、メタノールは、プロセス中の様々な場所に導入され得る。本発明者らは、驚くべきことに、後続の酸化エステル化プロセスのための原料として使用される第1の中間供給ストリーム30からのメタノールの効率的な捕捉が、本発明の方法によって有益に達成されることを見出した。
したがって、第1の中間ストリーム30は、相分離器300に送られて、有機相40および水相50を生成する。有機相40は、水と、メタノールと、主にメタクロレインと、を含有する。特定の実施形態において、メタクロレインは、有機相40の総重量に基づいて、少なくとも70重量%、好ましくは少なくとも85重量%、およびより好ましくは少なくとも90重量%の量で有機相40中に存在する。特定の実施形態において、メタノールは、有機相40の総重量に基づいて、10重量%未満、好ましくは3重量%未満、およびより好ましくは2.5重量%未満の量で有機相40中に存在する。特定の実施形態において、水は、有機相の総重量に基づいて、4重量%未満、好ましくは3重量%未満、およびより好ましくは2重量%未満の量で有機相40中に存在する。理論に拘束されることを望まないが、低温で相分離器300を操作させると、有機相40がより少ない量の水を含有することをもたらし、これは、いかなる下流の酸化エステル化プロセスにも有益であると考えられる。したがって、特定の実施形態において、相分離器300は、15℃未満、好ましくは10℃未満、およびより好ましくは5℃未満の温度で操作される。水相50は、メタクロレイン、メタノール、アミン酸触媒、および主に水を含有する。特定の実施形態において、水は、水相50の総重量に基づいて、少なくとも70重量%、好ましくは少なくとも75重量%、より好ましくは少なくとも80重量%の量で水相50中に存在する。
次いで、有機相40は、第1の蒸留塔400で蒸留されて、第1の中間ストリーム60および廃棄ストリーム41を生成する。第1の生成物ストリーム60は、水と、メタノールと、主にメタクロレインと、を含有する。特定の実施形態において、メタクロレインは、第1の生成物ストリーム60の総重量に基づいて、少なくとも70重量%、好ましくは少なくとも85重量%、およびより好ましくは少なくとも95重量%の量で第1の生成物ストリーム60中に存在する。特定の実施形態において、メタノールは、第1の生成物ストリーム60の総重量に基づいて、30重量%未満、好ましくは10重量%未満、およびより好ましくは2重量%未満の量で第1の生成物ストリーム60中に存在する。特定の実施形態において、メタクロレインおよびメタノールは、少なくとも95重量%、好ましくは少なくとも96重量%、およびより好ましくは少なくとも97重量%の合計量で第1の生成物ストリーム60中に存在する。特定の実施形態において、水は、第1の生成物ストリーム60の総重量に基づいて、4重量%未満、好ましくは3重量%未満、およびより好ましくは2重量%未満の量で第1の生成物ストリーム60中に存在する。特定の実施形態において、第1の生成物ストリーム60は、生成物ストリーム60の総重量に基づいて、1重量%未満、好ましくは0.5重量%未満、およびより好ましくは0.2重量%未満の合計量で、酢酸、プロピオン酸、メタクロレイン二量体、および2-メチル-2-ペンテナールのうちの1つ以上を含む、不純物を含有する。廃棄ストリーム41は、プロセスからの望ましくない有機化合物、例えば、メタクロレイン二量体、2-メチル-2-ペンテナール、阻害剤、およびプロセスからの他の重質有機化合物を含有する。
水相50は、第3の蒸留塔500で蒸留されて、第2の生成物ストリーム70、底部ストリーム51、およびサイドドローストリーム52を生成する。第2の生成物ストリーム70は、水と、メタノールと、メタクロレインと、を含有する。特定の実施形態において、水は、第2の生成物ストリーム70の総重量に基づいて、5重量%未満、好ましくは2重量%未満、さらにより好ましくは1重量%未満の量で第2の生成物ストリーム70中に存在する。特定の実施形態において、メタクロレインは、第2の生成物ストリーム70の総重量に基づいて、25重量%超、好ましくは35重量%超、およびより好ましくは45重量%超の量で第2の生成物ストリーム70中に存在する。特定の実施形態において、メタノールは、第2の生成物ストリーム70の総重量に基づいて、25重量%超、好ましくは40重量%超、およびより好ましくは55重量%超の量で第2の生成物ストリーム70中に存在する。底部ストリーム51は、本発明の方法によって回収される触媒ストリーム10のアミン酸触媒を含有する。特定の実施形態において、底部ストリーム51の少なくとも一部は、触媒ストリーム10にリサイクルされ、好ましい実施形態において、これは、触媒タンク100内で混合される。サイドドローストリーム52は、主に水と、このプロセスからの特定の有機化合物と、を含む。特定の実施形態において、サイドドローストリーム52は、2重量%未満、好ましくは1.5重量%未満、より好ましくは1重量%未満の量のメタノールを含有する。
阻害剤は、1つ以上の場所、例えば、触媒タンク100、反応器200、相分離器300、第1の蒸留塔400、第2の蒸留塔500、第1の生成物ストリーム60、および第2の生成物ストリーム70を通ってこのプロセスに導入され得る。好適な阻害剤としては、例えば、4-ヒドロキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシル(4-ヒドロキシ-TEMPO)が挙げられる。
特定の実施形態において、反応ストリーム10中のプロピオンアルデヒドは、エチレンのヒドロホルミル化によって調製される。ヒドロホルミル化プロセスは、例えば、米国特許第4,427,486号、米国特許第5,087,763号、米国特許第4,716,250号、米国特許第4,731,486号、および米国特許第5,288,916号に記載されているように、当該技術分野において既知である。エチレンのプロピオンアルデヒドへのヒドロホルミル化は、ヒドロホルミル化触媒の存在下で、エチレンをCOおよび水素と接触させることを伴う。好適なヒドロホルミル化触媒としては、例えば、金属有機リン配位子錯体が挙げられる。好適な有機リン配位子としては、例えば、有機ホスフィン、有機ホスファイト、および有機ホスホルアミダイトが挙げられる。特定の実施形態において、CO対水素の比は、1:10~100:1、好ましくは1:10~10:1の範囲である。特定の実施形態において、ヒドロホルミル化反応は、-25℃~200℃、好ましくは50℃~120℃の反応温度で実施される。
特定の実施形態において、第1の生成物ストリーム60および第2の生成物ストリーム70のいずれかまたは両方が、下流の酸化エステル化(「OER」)プロセスで利用される。OERプロセスは、メタクリル酸メチルを生成するのに十分な反応条件下で、酸化エステル化触媒の存在下で、メタクロレインをメタノールおよび酸素含有ガスと接触させることを含む。OERプロセスは、例えば、米国特許第5,969,178号、米国特許第6,107,515号、米国特許第5,892,102号、米国特許第4,249,019号、および米国特許第4,518,796号に記載されているように、当該技術分野において既知である。特定の実施形態において、メタクロレインおよびメタノールは、第1の生成物ストリーム60によってOERプロセスに供給される。特定の実施形態において、メタクロレインおよびメタノールは、第2の生成物ストリーム70によってOERプロセスに供給される。特定の実施形態において、メタクロレインおよびメタノールは、第1の生成物ストリーム60および第2の生成物ストリーム70によってOERプロセスに供給される。第1の生成物ストリーム60および第2の生成物ストリーム70の各々における少量の水は、OERプロセスのための原料供給としてストリームの各々を特に有利にする。さらに、第2の生成物ストリーム70でプロセスから回収されたメタノールはまた、OERプロセスの原料供給として特に有利になる。OERプロセスで用いられるメタノール対メタクロレインのモル比は特に限定されず、1:10~1,000:1、好ましくは1:1~10:1などの広範囲のモル比にわたって実施され得る。OERプロセスに好適である酸素含有ガスとしては、例えば、酸素ガス、または酸素ガスと、反応に不活性な希釈剤(例えば、窒素、二酸化炭素など)と、を含む、混合ガスが挙げられる。特定の実施形態において、OERプロセスに好適な酸素含有ガスとして空気が利用され得る。好適なOER触媒としては、例えば、パラジウム系の触媒、金系の触媒、および2つ以上の金属の組み合わせを含有する金属間化合物が挙げられる。触媒元素は、担体、例えば、シリカまたはアルミナに支持され得る。特定の実施形態において、OERプロセスは、0℃~120℃、好ましくは40℃~90℃の反応温度で実施される。
ここで、本発明のいくつかの実施形態を、以下の実施例において詳細に説明する。
実施例1
メタクロレインの調製
長さ29インチ、内径0.1315インチのスタティックミキサーを反応器として使用した。ジメチルアミン、酢酸、および水を触媒混合容器内で混合し、そこからの出口流量は、550g/時間であり、4.5重量%のジメチルアミンと、ストリームのpHを5.5に維持するのに十分な量の酢酸と、を含有した。10~15%のメタノールも含有する水中のプロピオンアルデヒドおよび37重量%のホルムアルデヒド溶液(1:1のプロピオンアルデヒド:ホルムアルデヒドのモル比)を含む、ストリームを、1575g/時間の総流量で、水性触媒溶液と混合し、反応器に添加し、それを、160℃に加熱し、900psigに維持した。水中に8重量%の4-ヒドロキシ-TEMPOを含有する阻害剤溶液を、20g/時間の流量で反応器に添加した。反応器の出口を25℃まで冷却し、1気圧に減圧し、7℃の内部温度および1気圧の圧力である相分離器に送った。相分離器からの有機相の流量は705g/時間であり、94重量%のメタクロレイン、3.2重量%の水、および1.6重量%のメタノールを含有していた。有機相は、22個のトレイを備えた蒸留塔に送られ、蒸留物は、下流の酸化エステル化プロセスに送られ、底部ストリームは、廃棄に送られた。メタノール中に8重量%の4-ヒドロキシ-TEMPOを含有する阻害剤溶液を、10g/時間の流量で蒸留塔の凝縮器に添加した。蒸留物は、93重量%のメタクロレイン、3.9重量%の水、3.3重量%のメタノール、および0.2重量%未満の組み合わされた望ましくない不純物(例えば、酢酸、プロピオン酸、メタクロレイン二量体、および2-メチル-2-ペンテナール)からなる。この塔からの底部ストリームの流量は、30g/時間であった。水相は、84重量%の水を含有し、30個のトレイを備える蒸留塔に送られた。この塔からの蒸留物流量は、230g/時間であり、54重量%のメタノールと、46重量%のメタクロレインと、0.1重量%の水とからなり、それは、下流の酸化エステル化プロセスに送られた。メタノール中に8重量%の4-ヒドロキシ-TEMPOを含有する阻害剤溶液を、8g/時間の流量で蒸留塔の凝縮器に添加した。蒸留塔からのサイドドロー流量は、715g/時間であり、主に水と0.8重量%のメタノールを含んだ。メタノール中に8重量%の4-ヒドロキシ-TEMPOを含有する阻害剤溶液を、2g/時間の流量で蒸留塔のサイドドローレシーバに添加した。蒸留塔からの底部ストリームは、主に水と回収されたアミン酸触媒を含有した。蒸留塔からの底部ストリームの0.9の一部分は、触媒混合容器にリサイクルされた。
本実施例は、本発明の方法が、低濃度の水、低濃度の望ましくない不純物を含む、メタクロレイン生成物ストリームを生成するのに効果的であり、同時に、下流の酸化エステル化プロセスで使用するためのホルマリン供給原料中に含有されるメタノールも、従来技術の様々な方法によって以前に達成されなかったレベルまで効果的に捕捉することを実証する。

Claims (8)

  1. メタクロレインを調製するための方法であって、
    (a)水と、アミン酸触媒と、を混合して、触媒ストリームを提供することと、
    (b)前記触媒ストリーム、およびプロピオンアルデヒドと、ホルムアルデヒドと、メタノールと、を含む、反応ストリームを反応器に送って、メタクロレインと、メタノールと、少なくとも8重量%の水と、を含む、第1の中間ストリームを生成することと、
    (c)前記第1の中間ストリームを相分離器に提供して、(i)(A)4重量%未満の水と、(B)少なくとも70重量%のメタクロレインと、を含む、有機相、および(ii)メタクロレインと、メタノールと、アミン酸触媒と、少なくとも70重量%の水と、を含む、水相を生成することであって、前記相分離器が、25℃未満の温度で操作される、生成することと、
    (d)第1の蒸留塔で前記有機相を蒸留して、(i)(A)少なくとも95重量%の合計量のメタクロレインおよびメタノールと、(B)4重量%未満の水と、(C)酢酸、プロピオン酸、メタクロレイン二量体、および2-メチル-2-ペンテナールのうちの1つ以上を含む1重量%未満の不純物と、を含む、第1の生成物ストリーム、ならびに(ii)第1の廃棄ストリームを生成することと、
    (e)第2の蒸留塔で前記水相を蒸留して、(i)メタクロレインと、メタノールと、5重量%未満の水と、を含む、第2の生成物ストリーム、(ii)アミン酸触媒を含む底部ストリーム、および(iii)水と、2重量%未満のメタノールと、を含む、サイドドローストリームを生成することと、
    (h)前記底部ストリームの少なくとも一部を前記触媒ストリームにリサイクルすることと、を含む、方法。
  2. 前記プロピオンアルデヒドが、ヒドロホルミル化触媒の存在下で、エチレンをCOおよびHと接触させることによって生成される、請求項1に記載の方法。
  3. 酸化エステル化触媒の存在下で、前記メタクロレインをメタノールおよび酸素含有ガスと接触させて、メタクリル酸メチルを生成することを含むプロセスに、前記第1の生成物ストリームの少なくとも一部を提供することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 酸化エステル化触媒の存在下で、前記メタクロレインをメタノールおよび酸素含有ガスと接触させて、メタクリル酸メチルを生成することを含むプロセスに、前記第2の生成物ストリームの少なくとも一部を提供することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 酸化エステル化触媒の存在下で、前記メタクロレインをメタノールおよび酸素含有ガスと接触させて、メタクリル酸メチルを生成することを含むプロセスに、前記第1の生成物ストリームの少なくとも一部および前記第2の生成物ストリームの少なくとも一部を提供することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 酸化エステル化触媒の存在下で、前記メタクロレインをメタノールおよび酸素含有ガスと接触させて、メタクリル酸メチルを生成することを含むプロセスに、前記第1の生成物ストリームの少なくとも一部および前記第2の生成物ストリームの少なくとも一部を提供することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  7. 前記有機相が、10重量%未満のメタノールを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記相分離器が、5℃未満の温度で操作される、請求項1に記載の方法。
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