JP7063300B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本願は、外部記憶装置から設定情報を取得し、又は設定情報を外部記憶装置へ記憶させる技術に関するものである。
特許文献1には、画像形成装置が、自装置の記憶部に記憶された装置設定データを含む設定情報を外部記憶装置へ記憶させる技術が記載されている。また、特許文献1には、別の画像形成装置が、この外部記憶装置に記憶された設定情報を読み出して自装置の設定情報として復旧させる技術が記載されている。
特開2007-94155号公報
ところで、外部記憶装置に記憶された設定情報の用途は一通りではない。例えば、記憶された設定情報を複数の画像形成装置の記憶部に複製する用途、記憶された設定情報を単一の画像形成装置に移植する用途等、複数通りの用途が存在する。
しかし、特許文献1に記載の画像形成装置では、上記複数通りの用途のそれぞれに適した柔軟な制御処理が行われているとは言い難い。
本願は、設定情報を外部記憶装置に記憶させる場合、又は、外部記憶装置に記憶された設定情報を取得する場合において、設定情報の用途に応じて柔軟な対応を可能とする技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願の情報処理装置は、設定情報を記憶する記憶部と、第1設定情報に基づき動作する制御部と、外部記憶装置が接続される通信インタフェースと、を備え、制御部は、外部記憶装置に第1設定情報を記憶させることを指示する第1記憶指示を受け付けた場合、記憶部に記憶された設定情報を通信インタフェースを介して外部記憶装置に記憶させて、記憶部を初期化し、外部記憶装置へ設定情報を記憶させることを指示する第2記憶指示を受け付けた場合、記憶部に記憶された設定情報を、通信インタフェースを介して外部記憶装置に記憶させて、記憶部の初期化を行わない。
また上記目的を達成するため、本願の情報処理装置は、制御部と、設定情報を記憶する外部記憶装置が接続される通信インタフェースと、を備え、制御部は、外部記憶装置から設定情報を取得することを指示する第1取得指示を受け付けた場合、通信インタフェースを介して外部記憶装置から設定情報を取得して、外部記憶装置から設定情報を削除し、外部記憶装置から設定情報を取得することを指示する第2取得指示を受け付けた場合、通信インタフェースを介して外部記憶装置から設定情報を取得して、外部記憶装置から設定情報を削除しない。
本願によれば、設定情報を外部記憶装置に記憶させる場合、又は、外部記憶装置に記憶された設定情報を取得する場合において、設定情報の用途に応じて柔軟な対応を可能とする。
本願の一実施の形態に係る情報処理装置を適用した複合機の制御構成を示すブロック図である。 図1に記載のUSBメモリに記憶される設定情報の一例を示す図である。 ある複合機の設定情報をエクスポートして、別の複合機にインポートする様子を示す図である。 図1の複合機に含まれるパネルに表示された画面の一例を示す図である。 図1の複合機、特にCPUが実行するエクスポート処理Aの手順を示すフローチャートである。 図1の複合機、特にCPUが実行するインポート処理Aの手順を示すフローチャートである。 図6のインポート処理Aの続きの手順を示すフローチャートである。 図1の複合機、特にCPUが実行するエクスポート処理Bの手順を示すフローチャートである。 図1の複合機、特にCPUが実行するインポート処理Bの手順を示すフローチャートである。 図9のインポート処理Bの続きの手順を示すフローチャートである。 図1の複合機、特にCPUが実行するエクスポート処理Cの手順を示すフローチャートである。 図1の複合機、特にCPUが実行するインポート処理Cの手順を示すフローチャートである。
以下、本願の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本願の一実施の形態に係る情報処理装置を適用した複合機100の制御構成を示すブロック図である。以下、複合機100をMFP100という。なおMFPは、Multifunction Peripheral の略語である。
図1に示すように、MFP100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103及びNVRAM(Non-Volatile RAM)104を備えている。
CPU101は、MFP100全体の制御を司るものであるが、本実施形態では、設定情報に従って、エンジンIF(Interface)110を介して印刷エンジン111及び読取エンジン112をそれぞれ制御する。なお、設定情報、エンジンIF110、印刷エンジン111及び読取エンジン112については、後述する。
ROM102は、CPU101が実行する制御プログラムを記憶するメモリである。CPU101は、ROM102に記憶された制御プログラムを読み出して各種処理を実行する。
RAM103は、画像データなどを一時的に記憶するメモリである。またRAM103は、CPU101が制御プログラムを実行する際に用いるデータや信号等を一時的に記憶する記憶領域、あるいはデータ処理の作業領域としても使用される。
NVRAM104は、設定情報等を記憶する不揮発性メモリである。
またMFP100は、パネル105及びキー106を備えている。
パネル105は、本実施形態ではタッチパネルであり、パネル105には、MFP100の状態に応じて、様々な画面が表示される。ユーザは、画面上の入力ボタン(例えば、後述する図4のボタン105a,105b)を押下することで、入力操作をすることができる。
キー106は、ハードキー、つまりハードウェアにより形成されるキーである。その典型例としては、電源スイッチやリセットスイッチ(ともに図示せず)、後述する図4のスタート(Start)キー106aやストップ(Stop)キー106bなどを挙げることができる。
さらにMFP100は、USB(Universal Serial Bus)IF107及び通信IF108を備えている。
USBIF107は、外部のUSB機器を接続するためのIF(Interface)であり、本実施形態では、USBメモリ200が接続される。USBメモリは、USBフラッシュメモリ又はUSBフラッシュドライブと呼称されることもある。
通信IF108は、MFP100を通信ネットワーク(図示せず)に接続するものである。通信ネットワークは、本実施形態では有線又は無線LAN(Local Area Network)を想定しているので、通信IF108は、LANIF(Local Area Network Interface)又はWLAN IF(Wireless LAN Interface)である。もちろん、有線LANと無線LANが同時に存在する場合もあり、この場合には、通信IF108は、LANIF及びWLAN IFの両方を含んでいる。
またMFP100は、エンジンIF110を備えている。エンジンIF110には、印刷エンジン111及び読取エンジン112が接続されている。
印刷エンジン111は、シートに画像を印刷するためのエンジンであり、電子写真方式、インクジェット方式、サーマル方式等が採用される。
読取エンジン112は、原稿から画像を読み取るためのエンジンであり、CCD(Charge Coupled Devices)及びCIS(Contact Image Sensor)等を有する。
エンジンIF110は、印刷エンジン111及び読取エンジン112を制御するための制御回路であり、CPU101はエンジンIF110を介して印刷エンジン111及び読取エンジン112を制御する。
エンジンIF110は、印刷エンジン111を制御するための第1エンジンIF(図示せず)と、読取エンジン112を制御するための第2エンジンIF(図示せず)と、を有している。第1エンジンIFは、CPU101からの指令に基づき、印刷エンジン111への制御信号の出力及び印刷エンジン111への画像データの出力等を実行する。第2エンジンIFは、CPU101からの指令に基づき、読取エンジン112への制御信号の出力及び読取エンジン112からの画像データの入力等を実行する。
さらにMFP100は、画像処理回路120を備えている。
画像処理回路120は、第1画像処理回路(図示せず)と、第2画像処理回路(図示せず)とを有する。第1画像処理回路は、印刷ジョブに係る画像データをラスタライズ処理する。ラスタライズ処理された画像データは、RAM103へ一時記憶され、印刷エンジン111へ出力される。第2画像処理回路は、読取エンジン112が原稿から読み取った画像データをデジタルデータへ加工する。デジタルデータへ加工された画像データは、通信IF108を介して外部へ送信されたり、印刷エンジン111へ供給されシートへ出力されたりする。読取エンジン112が原稿から読み取った画像データは、一時RAM103に記憶され、第2画像処理回路へ出力される。ここで、本実施形態において、「読み取る」を「スキャン」と記載する場合もある。
CPU101、ROM102、RAM103、NVRAM104、パネル105、キー106、USBIF107、通信IF108、エンジンIF110及び画像処理回路120は、バス130により相互に接続されている。
本実施形態では、MFP100のNVRAM104に記憶された設定情報を、USBIF107を介して接続されたUSBメモリ200にエクスポート(export)し、そのUSBメモリ200を別のMFPに接続して、エクスポートされた設定情報をそのMFPにインポート(import)するようにしている。なお、本実施形態で用いられる複数のMFP(後述するMFP100A,MFP100B、及びMFP100C)はいずれも、MFP100と同様の構成であるとする。
図2は、USBメモリ200に記憶される設定情報220の一例を示す図である。図2に示す設定情報220は、例えば後述するMFP100AのNVRAM104Aに記憶された設定情報をエクスポートしたものである。設定情報220は、USBメモリ200にエクスポートする場合、本実施形態ではJSON(JavaScript(登録商標) object notation)形式で記憶する。もちろん、設定情報の記憶形式は、これに限らず、例えばCSV(Comma-Separated Values)形式等の他の形式であってもよい。
設定情報220は、USBメモリ200には、例えば“Backup.json”というファイル名で記憶される。
図2に示す設定情報220は、MFP100Aの設置場所:Team1、MFP100Aのユーザの連絡先:team1@mail.co.jp、MFP100AのIPアドレス:123.456.123.456、メールサーバのIPアドレス:123.123.123.456、スキャン設定、及びコピー設定を含んでいる。
スキャン設定は、読取エンジン112に関連する処理の設定であり、表示名:ScanToMike、送信先情報:123.123.123.123、スキャン解像度:300dpi、両面スキャン:On、及びカラー:Onを含んでいる。
表示名とは、設定名をMFP100Aのパネル105Aに表示するための情報である。
送信先情報は、スキャンした画像に係る画像データを通信IF108から通信ネットワークに送信する際の宛先である。送信先情報として、図2に示すIPアドレスに限らず、URLやメールアドレスを採用してもよい。
「両面スキャン:On」は、原稿の両面から画像をスキャンする設定を有効化することを意味し、「両面スキャン:Off」は、原稿の両面から画像をスキャンする設定を無効化して、原稿の片面のみから画像をスキャンする設定とすることを意味する。
「カラー:On」は、原稿からカラー画像を読取る設定を有効化することを意味し、「カラー:Off」は、原稿からカラー画像を読取る設定を無効化して、原稿からモノクロ画像を読取る設定とすることを意味する。
CPU101は、“表示名:ScanToMike”に基づき、パネル105に、設定名として“ScanToMike”を表示する。ここで、“表示名:ScanToMike”に対応付けられた図2に示す上記設定情報は、ユーザがパネル105上で複数の設定から選択可能な設定に係る設定情報を指す。但し、本発明は上記に関わらず、MFPに固定的に設定される設定に係る設定情報であってもよい。固定的とは、例えば、ユーザが他の設定を選択することが制限される、又は不可とされることを指す。
CPU101は、“スキャン送信先情報:123.123.123.123”に基づき、読取エンジン112に読み取られた画像に係る画像データを、IPアドレス:123.123.123.123へ送信する。CPU101は、“スキャン解像度:300dpi”に基づき、読取エンジン112を制御して、解像度300dpiで画像を読取る。CPU101は、“両面スキャン:On”に基づき、読取エンジン112を制御して、原稿の両面から画像を読取る。CPU101は、“カラー:On”に基づき、読取エンジン112を制御して、原稿の両面からカラー画像を読取る。
コピー設定は、読取エンジン112及び印刷エンジン111に関連する処理の設定であり、表示名:Copy1、スキャン解像度:200dpi、両面スキャン:On、カラー:On、及び両面印刷:Onを含んでいる。
「カラー:On」は、シートにカラー画像を形成する設定を有効化することを意味し、「カラー:Off」は、シートにカラー画像を形成する設定を無効化して、シートにモノクロ画像を形成する設定とすることを意味する。
「両面印刷:On」は、シートの両面に画像を形成する設定を有効化することを意味し、「両面印刷:Off」は、シートの両面に画像を形成する設定を無効化して、シートの片面のみに画像を形成する設定とすることを意味する。
CPU101は、コピー設定の“カラー:On”に基づき、印刷エンジン111を制御して、カラー画像をシートに形成する。CPU101は、コピー設定の“両面印刷:On”に基づき、印刷エンジン111を制御して、画像をシートの両面に形成する。
図3は、あるMFPの設定情報をエクスポートして、別のMFPにインポートする様子を示している。設定情報をインポートするモード(以下「インポートモード」という)として、本実施形態では交換モードと複製モードの2種類を設けている。
交換モードは、あるMFPを別のMFPと交換する目的で、あるMFPの設定情報を別のMFPにインポートするインポートモードである。図3(a)は、交換モードが選択された場合に、MFP100Aの設定情報をエクスポートしてUSBメモリ200に記憶させ、USBメモリ200に記憶された設定情報をMFP100Bにインポートする様子を示している。交換モードでは、エクスポート側のMFP100Aは、例えば、修理や廃棄などのために一時あるいは永久に使用されなくなるので、MFP100AのNVRAM104Aに記憶されている設定情報を初期化するようにしている。図3(a)では、設定情報の初期化を“×”により示している。
なお、本実施形態において「初期化する」とは、具体的には、設定値を工場出荷時の初期状態に戻すことをいう。
図3(b)は、交換モードが選択された場合に、USBメモリ200に記憶される認証情報210と設定情報220の各一例を示している。
認証情報210は、USBメモリ200内では“Import.txt”というファイル名で記憶されている。認証情報210は、デバイスパスワード(以下、「デバイスPW」という)、データパスワード(以下、「データPW」という)、及びインポートモードを含んでいる。デバイスPWは、USBメモリ200を接続するMFPにログインするためのパスワードである。データPWは、エクスポート時に暗号化された設定情報を復号化してインポートするときに用いるパスワードである。但し、デバイスPWもデータPWも、本実施形態では直接的には使用しない。
Import.txtファイル中、デバイスPWは“device_password:abcde”と記述され、データPWは“data_password:12345”と記述され、インポートモードは“mode:swap”と記述されている。なお、“swap”が交換モードを指している。
設定情報220は、上記図2に示す設定情報220であり、USBメモリ200内では“Backup.json”というファイル名で記憶されている。なお、設定情報220の詳細については、上述したので、その説明は省略する。
一方、複製モードは、あるMFPの設定と同じ設定を別のMFPにする目的で、あるMFPの設定情報を別のMFPにインポートするインポートモードである。なお、「同じ設定」には、完全一致した設定ではなく、一部項目を除外して一致した設定も含まれる。後述するように、設定項目によっては、そのままインポートできない項目もあるからである。図3(c)は、複製モードが選択された場合に、MFP100Aの設定情報をエクスポートしてUSBメモリ200に記憶させ、USBメモリ200に記憶された設定情報をMFP100B及びMFP100Cにインポートする様子を示している。
図3(d)は、複製モードが選択された場合に、USBメモリ200に記憶される認証情報215と設定情報220の各一例を示している。
認証情報215は、上記認証情報210に対して、インポートモードとIPアドレスが異なっている。Import.txtファイル中、インポートモードは“mode:copy”と記述され、IPアドレスは“IP_address:auto”と記述されている。なお、“copy”が複製モードを指している。また“auto”は、IPアドレスを、例えばルータなどが自動的に付与する設定(以下「動的割り当て」という)であることを指している。なお、動的割り当ての対義語は、静的割り当てであり、静的割り当ては、IPアドレスを固定的に設定することである。本実施形態では、“auto”に対義する用語は用いず、Import.txtファイル中に“IP_address:auto”が記載されていないことが、IPアドレスとして静的割り当てが設定されていることを意味する。
図4は、パネル105に表示された画面の一例と、キー106に含まれる一部のキーを示している。図4に示すパネル105上には、インポートモードとして、交換モード又は複製モードを選択するためのモード選択画面が表示されている。モード選択画面内には、交換モードを選択指示するための交換ボタン105aと、複製モードを選択指示するための複製ボタン105bとが表示されている。またパネル105の下方には、キー106に含まれるスタートキー106a及びストップキー106bが設けられている。
次に、MFP100、特にCPU101が実行するエクスポート処理A及びインポート処理Aを図5~図7を参照して詳細に説明する。以降、各処理の手順の説明において、ステップを「S」と表記する。
パネル105上に表示される初期画面には、各種処理をそれぞれ選択指示するためのアイコン(図示せず)が表示される。このアイコンの中に、エクスポート処理A及びインポート処理Aをそれぞれ選択指示するためのアイコンがある。ユーザが、例えばエクスポート処理Aを選択指示するためのアイコンを押下すると、CPU101は、この押下を検出し、インポート処理Aを開始する。インポート処理Aも、エクスポート処理Aと同様にして、開始される。
図5は、エクスポート処理Aの手順を示している。図5において、CPU101は、USBメモリ200が上記USBIF107に挿入されるまで待機し(S1:NO)、USBメモリ200が挿入されると(S1:YES)、ストップキー106bが押されているか否かを判断する(S2)。つまり、S1及びS2の判断では、ストップキー106bが押された状態で、USBメモリ200がUSBIF107に挿入されたか否かを判断している。USBメモリ200の通常の役割(以下「通常メモリモード」という)は、記憶媒体として各種データやファイルなどを記憶することである。本実施形態では、USBメモリ200にこの通常の役割に加え、設定情報をエクスポート及びインポートさせるために仲介する役割(以下「設定モード」という)を与えている。このため、USBメモリ200を接続したMFP100は、USBメモリ200がいずれの役割を果たしているかを知る必要がある。そこで、ストップキー106bを押しながらUSBメモリ200を接続した場合、USBメモリ200は後者の役割(設定モード)を果たしているとし、ストップキーを押下せずにUSBメモリ200を接続した場合には、USBメモリ200は前者の役割(通常メモリモード)を果たしているとしている。
上記S2の判断において、ストップキー106bが押されていると判断される場合(S2:YES)、CPU101は、エクスポートの指示があるか否かを判断する(S3)。ここで、エクスポートの指示は、例えばパネル105上にエクスポートを指示するためのエクスポートボタン(図示せず)を表示し、ユーザがエクスポートボタンを押下することにより行うようにすればよい。
S3の判断において、エクスポートの指示があると判断される場合(S3:YES)、CPU101は、パネル105上に、交換か複製かを選択する上記モード選択画面(図4参照)を表示する(S4)。
一方、S2の判断において、ストップキー106bが押されていないと判断される場合(S2:NO)、又はS3の判断において、エクスポートの指示がないと判断される場合(S3:NO)には、CPU101は、処理をS1に戻す。
次にCPU101は、ユーザがモード選択画面上の交換ボタン105aを押して交換モードを選択したか否かを判断する(S5)。この判断において、ユーザが交換モードを選択したと判断される場合(S5:YES)、CPU101は、処理をS6に進める一方、ユーザが複製モードを選択したと判断される場合(S5:NO)、CPU101は、処理をS11に進める。
S6では、CPU101は、USBメモリ200内のImport.txtファイル内に“mode:swap”を書き込む。なおImport.txtファイルは、S5の判断の前に既に、デバイスPWやデータPWなどが記載されて、USBメモリ200内に記憶されているものとする。
次にCPU101は、NVRAM104内に記憶されている全設定データをUSBメモリ200内に記憶させる(S7)。
そしてCPU101は、IPアドレスは動的割り当てか否かを判断する(S8)。S8の判断におけるIPアドレスとは、NVRAM104内に記憶されている設定データに含まれるIPアドレスである。S8の判断において、IPアドレスは動的割り当てと判断される場合(S8:YES)、CPU101は、上記Import.txtファイル内に“IP_address:auto”を書き込んだ(S9)後、処理をS10に進める。一方、IPアドレスは静的割り当てと判断される場合(S8:NO)、CPU101は、S9をスキップして処理をS10に進める。
S10では、CPU101は、本体、つまりNVRAM104を初期化する。その後CPU101は、エクスポート処理Aを終了する。
上記S11では、CPU101は、USBメモリ200内のImport.txtファイル内に“mode:copy”を書き込む。そしてCPU101は、S7の処理と同様に、NVRAM104内に記憶されている全設定データをUSBメモリ200内に記憶させた(S12)後、エクスポート処理Aを終了する。
図6及び図7は、インポート処理Aの手順を示している。図6において、CPU101は、ストップキー106bが押された状態で、USBメモリ200がUSBIF107に挿入されたか否かを判断し(S101,S102)、ストップキー106bが押された状態で、USBメモリ200がUSBIF107に挿入されると、処理をS102からS103に進める。なお、S101及びS102の各処理はそれぞれ、S1及びS2の各処理と同様であるので、これ以上の説明は省略する。
S103では、CPU101は、インポートの指示があるか否かを判断する(S103)。ここで、インポートの指示も、上述したエクスポートの指示と同様に、例えばパネル105上にインポートを指示するためのインポートボタン(図示せず)を表示し、ユーザがインポートボタンを押下することにより行うようにすればよい。
S103の判断において、インポートの指示があると判断される場合(S103:YES)、CPU101は、USBメモリ200内に全設定データが記憶されているか否かを判断する(S104)。S104の判断は、インポート対象がUSBメモリ200内に記憶されているか否かを判断するためのものである。インポート対象がUSBメモリ200内に記憶されていなければ、インポート処理ができないからである。
S104の判断において、USBメモリ200内に全設定データが記憶されていると判断される場合(S104:YES)、CPU101は、処理をS105に進める。
一方、S103の判断において、インポートの指示がないと判断される場合(S103:NO)、又はS104の判断において、USBメモリ200内に全設定データが記憶されていないと判断される場合(S104:NO)には、CPU101は、処理をS101に戻す。
S105では、CPU101は、USBメモリ200内のImport.txtファイル内に“mode:swap”が記載されているか否かを判断する。この判断は、インポートモードが交換モードであるか否かを判断するものである。S105の判断において、Import.txtファイル内に“mode:swap”が記載されていると判断される場合、つまりインポートモードが交換モードであると判断される場合(S105:YES)、CPU101は、Import.txtファイル内に“IP_address:auto”が記載されているか否かを判断する(S106)。この判断は、エクスポート側のMFP100、つまりMFP100AのIPアドレス設定が動的割り当てか静的割り当てかを判断するものである。
S106の判断において、Import.txtファイル内に“IP_address:auto”が記載されていると判断される場合、つまりMFP100AのIPアドレス設定が動的割り当てと判断される場合(S106:YES)、CPU101は、USBメモリ200内の全設定データを、IPアドレスのデータを除外してNVRAM104に書き込んだ(S109)後、処理をS108に進める。このように、MFP100AのIPアドレス設定が動的割り当てと判断される場合に、全設定データからIPアドレスのデータを除外したものをインポートするようにしたのは、全設定データに含まれるIPアドレスは、変動する可能性が極めて高いため、インポート後、誤作動(具体的には、例えばIPアドレスの重複によるもの)する虞があるからである。
一方、S106の判断において、Import.txtファイル内に“IP_address:auto”が記載されていないと判断される場合、つまりMFP100AのIPアドレス設定が静的割り当てと判断される場合(S106:NO)、CPU101は、USBメモリ200内の全設定データをNVRAM104に書き込んだ(S109)後、処理をS108に進める。
S108では、CPU101は、USBメモリ200内の全設定データを削除する。その後CPU101は、インポート処理Aを終了する。このように削除することにより、さらに他のMPFに設定がインポートされることを抑制できる。
一方、上記S105の判断において、Import.txtファイル内に“mode:copy”が記載されていると判断される場合、つまりインポートモードが複製モードであると判断される場合(S105:NO)、CPU101は、処理を図7のS110に進める。
S110~S114の処理は、複製モードにおいて、MFP100Aからエクスポートされた設定データをMFP100のNVRAM104にインポートする処理である。この処理は、上記S106~S108の処理に対して、エクスポートされた全設定データを構成する設定データ毎に、インポートするか否かを判断し、インポートすると判断される場合に、インポートする点が異なっている。
S110において、CPU101は、対象の設定データは管理者パスワードであるか否かを判断する。この判断において、対象の設定データが管理者パスワードであると判断される場合(S110:YES)、インポート先のMFP100、つまりMFP100Bの対象の設定データが初期値であるか否かを判断する(S114)。この判断において、MFP100Bの対象の設定データ、つまりMFP100BのNVRAM104B内のデバイスPWを記憶する領域に記憶されている設定データが初期値であると判断される場合(S114:YES)、CPU101は、対象の設定データをNVRAM104内の対応する領域に書き込む(S112)。
一方、S114の判断において、MFP100BのNVRAM104B内のデバイスPWを記憶する領域に記憶されている設定データが初期値でないと判断される場合(S114:NO)、CPU101は、処理をS113に進める。
つまり、S110及びS114の判断では、インポート対処の設定データが管理者パスワードである場合、インポート先のMFP100にデバイスPWが設定されていないとき(初期状態であるとき)には、管理者パスワードを設定し、インポート先のMFP100にデバイスPWが既に設定されているときには、そのデバイスPWを残すようにするための判断を行っている。
一方、上記S110の判断において、対象の設定データが管理者パスワードでないと判断される場合(S110:NO)、CPU101は、対象の設定データは装置固有のものであるか否かを判断する(S111)。ここで、装置固有のものとは、具体的には、例えばIPアドレスである。IPアドレス以外に、ノード名も挙げることができる。
S111の判断において、対象の設定データが装置固有のものでないと判断される場合(S111:NO)、CPU101は、上記S112に進む一方、対象の設定データが装置固有のものであると判断される場合(S111:YES)、CPU101は、S112をスキップして処理を上記S113に進める。
S113では、CPU101は、次の設定データが存在するか否かを判断する。この判断において、次の設定データが存在すると判断される場合(S113:YES)、CPU101は、処理を上記S110に戻す。一方、次の設定データが存在しないと判断される場合(S113:NO)、CPU101は、インポート処理Aを終了する。
次に、MFP100、特にCPU101が実行するエクスポート処理B及びインポート処理Bを図8~図10を参照して詳細に説明する。図8~図10中、図5~図7と同様の処理を行うステップには同一の番号を付して、その説明は省略する。
エクスポート処理B及びインポート処理Bは、エクスポート処理A及びインポート処理Aと異なる方法で、エクスポート処理A及びインポート処理Aと同様の処理結果を実現するものである。
図8は、エクスポート処理Bの手順を示している。エクスポート処理Bは、エクスポート処理Aに対して、S11の処理を省略した点が異なっている。つまり、エクスポート処理Bでは、パネル105上に表示されたモード選択画面からユーザが複製モードを選択した場合には(S5:NO)、CPU101は、USBメモリ200内のImport.txtファイルに何も書き込まない。
したがって、図9のインポート処理BのS120では、CPU101は、USBメモリ200内のImport.txtファイル内に“mode:swap”が記載されているか、あるいは、これに対応する記載が何もないかを判断している。これに対して、図6のインポート処理AのS105では、CPU101は、USBメモリ200内のImport.txtファイル内に“mode:swap”が記載されているか、あるいは、“mode:copy”が記載されているかを判断している。但し、S120における判断の表現と、S105における判断の表現は、同じである。
次に、MFP100、特にCPU101が実行するエクスポート処理C及びインポート処理Cを図11及び図12を参照して詳細に説明する。図11及び図12中、図5~図7と同様の処理を行うステップには同一の番号を付して、その説明は省略する。
エクスポート処理C及びインポート処理Cも、エクスポート処理A及びインポート処理Aと異なる方法で、エクスポート処理A及びインポート処理Aと同様の処理結果を実現するものである。
上記エクスポート処理Aでは、エクスポート側のMFP100、つまりMFP100AのIPアドレスの設定が動的割り当ての場合には、CPU101は、動的割り当てであることを示す“IP_address:auto”をUSBメモリ200内のImport.txtファイル内に書き込むようにしている。そして、上記エクスポート処理Aにおいて、CPU101は、USBメモリ200内のImport.txtファイル内に“IP_address:auto”が記載されているか否かを判断し、その判断結果に従って、全設定データに含まれるIPアドレスをインポートするか否かを決定している。
これに対して、図11のエクスポート処理Cでは、CPU101は、交換モードが選択され(S5:YES)、エクスポート側のMFP100、つまりMFP100AのIPアドレスの設定が動的割り当てであると判断される場合(S8:YES)、NVRAM104Aに記憶されている全設定データのうち、IPアドレスの設定データを除いたものをUSBメモリ200に記憶するようにしている(S20)。なお、MFP100AのIPアドレスの設定が静的割り当てであると判断される場合には(S8:NO)、CPU101は、NVRAM104Aに記憶されている全設定データをUSBメモリ200に記憶する(S21)。
一方、複製モードが選択された場合には(S5:NO)、CPU101は、NVRAM104Aに記憶されている全設定データのうち、装置固有情報以外の設定データをUSBメモリ200に記憶させる(S30)。
そして、図12のインポート処理Cでは、USBメモリ200内に設定データが記憶されていれば(S130:YES)、CPU101は、USBメモリ200内に記憶されている設定データをそのまま、インポート側のMFP100のNVRAM104(つまり、交換モードが選択されているときにはMFP100BのNVRAM104B、複製モードが選択されているときにはMFP100BのNVRAM104B又はMFP100CのNVRAM104C)に書き込む(S131)。
なお、S132及びS133は、上記図6及び図7のインポート処理AのS105からS108に至る処理から、S106,S107,S109及びS110~S113の処理を除いたもの、つまりS105及びS108に相当する。
以上説明したように、本実施形態のMFP100は、設定情報を記憶するNVRAM104と、第1設定情報に基づき動作するCPU101と、USBメモリ200が接続されるUSBIF107と、を備えている。
そしてCPU101は、USBIF107に第1設定情報を記憶させることを指示する交換ボタン105aの押下を受け付けた場合、NVRAM104に記憶された設定情報をUSBIF107を介してUSBメモリ200に記憶させて(S7)、NVRAM104を初期化し(S10)、USBメモリ200へ設定情報を記憶させることを指示する複製ボタン105bの押下を受け付けた場合、NVRAM104に記憶された設定情報を、USBIF107を介してUSBメモリ200に記憶させて(S12)、NVRAM104の初期化を行わない。
このように、本実施形態のMFP100では、設定情報をUSBメモリ200に記憶させる場合において、設定情報の用途に応じて柔軟な対応を可能とする。
ちなみに、本実施形態において、MFP100は、「情報処理装置」の一例である。NVRAM104は、「記憶部」の一例である。CPU101は、「制御部」の一例である。USBメモリ200は、「外部記憶装置」の一例である。「通信インタフェース」の一例である。交換ボタン105aの押下は、「第1記憶指示」の一例である。複製ボタン105bの押下は、「第2記憶指示」の一例である。
また、CPU101はさらに、交換ボタン105aの押下を受け付けた場合、交換ボタン105aの押下に対応した処理を実行したことを示す“mode:swap”を、USBIF107を介してUSBメモリ200に記憶させる(S7)。
ちなみに、“mode:swap”は、「第1記憶情報」の一例である。
また、CPU101はさらに、複製ボタン105bの押下を受け付けた場合、複製ボタン105bの押下に対応した処理を実行したことを示す“mode:copy”を、USBIF107を介してUSBメモリ200に記憶させる(S11)。
ちなみに、“mode:copy”は、「第2記憶情報」の一例である。
また、NVRAM104はさらに、IPアドレスを記憶し、CPU101は、交換ボタン105aの押下を受け付けた場合、NVRAM104に記憶されたIPアドレスをUSBIF107を介してUSBメモリ200に記憶させ(S21)、複製ボタン105bの押下を受け付けた場合、NVRAM104に記憶されたIPアドレスをUSBメモリ200に記憶させない(S30)。
ちなみに、IPアドレスは、「装置固有情報」の一例である。
また、CPU101はさらに、IPアドレスが静的に付与されたIPアドレスであると判断すると(S8:NO)、IPアドレスを、USBIF107を介してUSBメモリ200に記憶させ(S21)、IPアドレスが動的に付与されたIPアドレスであると判断すると(S8:YES)、IPアドレスをUSBメモリ200に記憶させない(S20)。
また、MFP100はさらに、パネル105に表示されたモード選択画面を備え、CPU101は、交換ボタン105aの押下及び複製ボタン105bの押下をパネル105に表示されたモード選択画面から受け付ける。
ちなみに、パネル105に表示されたモード選択画面は、「ユーザインタフェース」の一例である。
また、CPU101はさらに、交換ボタン105aの押下及び複製ボタン105bの押下を、USBIF107を介してUSBメモリ200に記憶された“mode:swap”及び“mode:copy”から受け付ける。
以上説明したように、本実施形態のMFP100は、CPU101と、設定情報を記憶するUSBメモリ200が接続されるUSBIF107と、を備えている。
そして、CPU101は、USBメモリ200から設定情報を取得することを指示する“mode:swap”を受け付けた場合(S105:YES)、USBIF107を介してUSBメモリ200から設定情報を取得して(S107,S109)、USBメモリ200から設定情報を削除し(S108)、USBメモリ200から設定情報を取得することを指示する“mode:copy”を受け付けた場合(S105:NO)、USBIF107を介してUSBメモリ200から設定情報を取得して(S112)、USBメモリ200から設定情報を削除しない。
このように、本実施形態のMFP100では、USBメモリ200に記憶された設定情報を取得する場合において、設定情報の用途に応じて柔軟な対応を可能とする。
また、設定情報は、IPアドレスを含み、CPU101はさらに、“mode:swap”を受け付けた場合(S105:YES)、USBメモリ200から取得した設定情報に含まれるIPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定し(S107)、“mode:copy”を受け付けた場合(S105:NO)、USBメモリ200から取得した設定情報に含まれるIPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定しない(S111)。
また、MFP100はさらに、パネル105に表示されるモード選択画面を備え、CPU101はさらに、“mode:swap”及び“mode:copy”をパネル105に表示されるモード選択画面から受け付ける。
また、CPU101はさらに、“mode:swap”及び“mode:copy”を、USBIF107を介してUSBメモリ200に記憶されたImport.txtファイルから受け付ける。
ちなみに、Import.txtファイルは、「データ」の一例である。
また、MFP100はさらに、シートに画像を印刷する印刷エンジン111を備え、設定情報は、印刷エンジン111の印刷に係る設定情報を含む。
また、MFP100はさらに、原稿から画像を読み取る読取エンジン112を備え、設定情報は、読取エンジン112の読取りに係る設定情報を含む。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
(1)上記実施形態では、情報処理装置の一例として、MFP100を例に挙げて説明したが、MFP100に限らず、情報処理装置は、単体のプリンタやスキャナ、コピー機であってもよい。
(2)上記実施形態では、MFP100の一例として、FAX機能を備えていないものを例に挙げて説明したが、これに限らず、MFP100は、FAX機能を備えていてもよい。
(3)上記実施形態では、制御部の一例として、CPU101を挙げて説明したが、制御部は、CPUと専用回路とを有していてもよい。専用回路としては、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)及びFPGA(Field Programmable Gate Array)などが挙げられる。
(4)上記実施形態では、通信インタフェースの一例として、USBIF107を挙げたが、これに限らず、通信インタフェースとして、NFC(Near Field Communication)インタフェース、Bluetooth(登録商標)インタフェース等の無線インタフェースを採用してもよい。また、通信インタフェースとして、SDIO(Secure Digital Input/Output)を採用してもよい。これらの場合、外部記憶装置は、採用される通信インタフェースに対応したインタフェースを有する装置となる。
(5)上記実施形態では、設定モードの認識は、ストップキー106bの押下を行っている状態で、USBメモリ200をMFP100に接続したときとしたが、押下するキーは、ストップキーに限らない。また本実施形態では、設定モードと認識された場合、エクスポート処理もインポート処理も(図5~図12)自動的に開始され、何の処理が開始されたか作業者に報知していない。しかしこれに限らず、何の処理が開始されるか所定の態様で作業者に報知した上で、自動で開始するようにしてもよいし、報知後にユーザの開始の指示を受け付けてから、開始するようにしてもよい。
100 MFP
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 NVRAM
105 パネル
106 キー
107 USBIF
110 エンジンIF
111 印刷エンジン
112 読取エンジン
120 画像処理回路
200 USBメモリ

Claims (18)

  1. 設定情報を記憶する記憶部と、
    前記設定情報に基づき動作する制御部と、
    外部記憶装置が接続される通信インタフェースと、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記外部記憶装置設定情報を記憶させることを指示する第1記憶指示を受け付けた場合、前記記憶部に記憶された前記設定情報を前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置に記憶させて、前記記憶部を初期化し、
    前記外部記憶装置へ設定情報を記憶させることを指示する第2記憶指示を受け付けた場合、前記記憶部に記憶された前記設定情報を、前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置に記憶させて、前記記憶部の初期化を行わない、
    情報処理装置。
  2. 前記制御部はさらに、
    前記第1記憶指示を受け付けた場合、前記第1記憶指示に対応した処理を実行したことを示す第1記憶情報を、前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置に記憶させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部はさらに、
    前記第2記憶指示を受け付けた場合、前記第2記憶指示に対応した処理を実行したことを示す第2記憶情報を、前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置に記憶させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶部はさらに、装置固有情報を記憶し、
    前記制御部は、
    前記第1記憶指示を受け付けた場合、前記記憶部に記憶された前記装置固有情報を、前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置に記憶させ、
    前記第2記憶指示を受け付けた場合、前記記憶部に記憶された前記装置固有情報を、前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置に記憶させない、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記装置固有情報は、IPアドレス及びノード名のうち、少なくとも1つを含む、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部はさらに、
    前記IPアドレスが静的に付与されたIPアドレスであると判断すると、前記IPアドレスを、前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置に記憶させ、
    前記IPアドレスが動的に付与されたIPアドレスであると判断すると、前記IPアドレスを前記外部記憶装置に記憶させない、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置はさらに、ユーザインタフェースを備え、
    前記制御部は、
    前記第1記憶指示及び前記第2記憶指示を前記ユーザインタフェースから受け付ける、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 制御部と、
    設定情報を記憶する外部記憶装置が接続される通信インタフェースと、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記外部記憶装置から設定情報を取得することを指示する第1取得指示を受け付けた場合、前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置から前記設定情報を取得して、前記外部記憶装置から前記設定情報を削除し、
    前記外部記憶装置から設定情報を取得することを指示する第2取得指示を受け付けた場合、前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置から前記設定情報を取得して、前記外部記憶装置から前記設定情報を削除しない、
    情報処理装置。
  9. 前記設定情報は、IPアドレスを含み、
    前記制御部はさらに、
    前記第1取得指示を受け付けた場合、前記外部記憶装置から取得した前記設定情報に含まれる前記IPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定し、
    前記第2取得指示を受け付けた場合、前記外部記憶装置から取得した前記設定情報に含まれる前記IPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定しない、
    請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記情報処理装置はさらに、
    ユーザインタフェース
    を備え、
    前記制御部はさらに、
    前記第1取得指示及び前記第2取得指示を前記ユーザインタフェースから受け付ける、請求項又はに記載の情報処理装置。
  11. 前記制御部はさらに、
    前記第1取得指示及び前記第2取得指示を、前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置に記憶されたデータから受け付ける、
    請求項乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記通信インタフェースは、USB(Universal Serial Bus)通信インタフェースであり、
    前記外部記憶装置は、USBメモリである、
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記情報処理装置はさらに、
    シートに画像を印刷する印刷エンジン
    を備え、
    前記設定情報は、前記印刷エンジンの印刷に係る設定情報を含む、
    請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記情報処理装置はさらに、
    原稿から画像を読み取る読取エンジン
    を備え、
    前記設定情報は、前記読取エンジンの読取りに係る設定情報を含む、
    請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 外部記憶装置へ設定情報を記憶させることを指示する第1記憶指示を受け付けた場合、情報処理装置の記憶部に記憶された設定情報を、前記情報処理装置の通信インタフェースを介して前記外部記憶装置へ記憶させて、前記記憶部を初期化し、
    前記外部記憶装置へ設定情報を記憶させることを指示する第2記憶指示を受け付けた場合、前記記憶部に記憶された前記設定情報を、前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置へ記憶させて、前記記憶部の初期化を行わない、
    情報処理方法。
  16. 設定情報を記憶する記憶部と、外部記憶装置が接続される通信インタフェースと、を備えた情報処理装置に、
    前記外部記憶装置へ設定情報を記憶させることを指示する第1記憶指示を受け付けた場合、
    前記記憶部に記憶された前記設定情報を、前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置へ記憶させる第1記憶処理と、
    前記記憶部の初期化を行う初期化処理と、
    を実行させ、
    前記外部記憶装置へ設定情報を記憶させることを指示する第2記憶指示を受け付けた場合、
    前記記憶部に記憶された前記設定情報を、前記通信インタフェースを介して前記外部記憶装置へ記憶させる第2記憶処理
    を実行させる、
    情報処理プログラム。
  17. 外部記憶装置から設定情報を取得することを指示する第1取得指示を受け付けた場合、情報処理装置の通信インタフェースを介して、前記外部記憶装置から前記設定情報を取得して、前記外部記憶装置から前記設定情報を削除し、
    前記外部記憶装置から前記設定情報を取得することを指示する第2取得指示を受け付けた場合、前記通信インタフェースを介して、前記外部記憶装置から前記設定情報を取得して、前記外部記憶装置から前記設定情報を削除しない、
    情報処理方法。
  18. 設定情報を記憶する外部記憶装置が接続される通信インタフェースを備えた情報処理装置に、
    前記外部記憶装置から設定情報を取得することを指示する第1取得指示を受け付けた場合、
    前記通信インタフェースを介して、前記外部記憶装置から前記設定情報を取得する第1取得処理と、
    前記外部記憶装置から前記設定情報を削除する削除処理と、
    を実行させ、
    前記外部記憶装置から設定情報を取得することを指示する第2取得指示を受け付けた場合、
    前記通信インタフェースを介して、前記外部記憶装置から前記設定情報を取得する第2取得処理
    を実行させる、
    情報処理プログラム。
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