JP7062694B2 - 磁気シールドをともなう共振クロック回路 - Google Patents

磁気シールドをともなう共振クロック回路 Download PDF

Info

Publication number
JP7062694B2
JP7062694B2 JP2019564891A JP2019564891A JP7062694B2 JP 7062694 B2 JP7062694 B2 JP 7062694B2 JP 2019564891 A JP2019564891 A JP 2019564891A JP 2019564891 A JP2019564891 A JP 2019564891A JP 7062694 B2 JP7062694 B2 JP 7062694B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock circuit
circuit element
resonant
resonant clock
magnetic material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019564891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020523776A (ja
Inventor
ジョーシー、ラジブ
ワン、ナイガン
ドリス、ブルース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JP2020523776A publication Critical patent/JP2020523776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7062694B2 publication Critical patent/JP7062694B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B1/00Details
    • H03B1/04Reducing undesired oscillations, e.g. harmonics
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/08Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising lumped inductance and capacitance
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/08Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising lumped inductance and capacitance
    • H03B5/12Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising lumped inductance and capacitance active element in amplifier being semiconductor device
    • H03B5/1228Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising lumped inductance and capacitance active element in amplifier being semiconductor device the amplifier comprising one or more field effect transistors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B2201/00Aspects of oscillators relating to varying the frequency of the oscillations
    • H03B2201/02Varying the frequency of the oscillations by electronic means
    • H03B2201/025Varying the frequency of the oscillations by electronic means the means being an electronic switch for switching in or out oscillator elements
    • H03B2201/0266Varying the frequency of the oscillations by electronic means the means being an electronic switch for switching in or out oscillator elements the means comprising a transistor

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、一般にクロック回路に関し、特に磁気シールドをともなう共振クロック回路に関する。
共振クロック回路を有する半導体デバイスは、共振クロック回路への入力をバッファリングするためのバッファを含むことができ、共振クロック回路により調整されたクロック信号をこのような半導体デバイスのいたるところに配置された他の回路へ配信するためのクロック配信システムをさらに含むことができる。メッシュ型クロック配信システムは、クロック配信のための1つまたは複数のクロック・メッシュを含むメッシュ型クロック配信システムであってもよい。
共振クロック回路の使用が、全体的なクロッキング・パワーおよびタイミングの不確定性を減少させるために示されてきている。大きな全体的なクロック容量とインダクタンスとを共振させることにより、各々の期間にクロック・ノードを充電するために使用するエネルギーを、共振クロック回路のLC共振タンク・ネットワーク内でリサイクルすることができ、結果としてより小さなクロック・パワーをもたらすことができる。
典型的には、上に説明したようなこのような装置は、多数の大きなキャパシタ、ならびに多数のインダクタの使用を含む。その上、多数のインダクタを、異なる周波数に、おそらく互いに1桁またはそれ以上の違いで同調させることができる。
したがって、このような配置からもたらされることがありそして半導体デバイス性能に悪影響を及ぼすことがある望ましくない問題は、限定しないが、共振クロック回路素子(例えば、インダクタ)の真性容量ならびに共振クロック回路素子の寄生容量を含む。
加えて、共振クロック回路素子は、外部構成部品からの電磁妨害(EMI)を受けやすいことがある。
このため、上に述べた問題を克服する共振クロック回路に対する必要性がある。
本発明のある態様によれば、半導体デバイスが提供される。半導体デバイスは、共振クロック回路を含む。半導体デバイスは、インダクタをさらに含む。半導体デバイスは、共振クロック回路の一部分とインダクタとの間に配置された磁性材料から形成される磁性層もまた含む。共振クロック回路のクロック信号が、磁性層により利用される。共振クロック回路の一部分とインダクタとの間に磁性層を有することにより、外部構成部品からのEMIなどの望ましくない効果を回避するためのシールディングを与えながら、省面積化が、先行技術に比して実現される。
その上、前述の態様に関連するある実装形態では、磁性材料は、他のインダクタを含み、他のインダクタの真性容量がストレージのために使用される。このようにして、さらなる特徴/能力(すなわち、ストレージ)を実現することができる。
また、前述の態様に関連するある実装形態では、共振クロック回路のクロック信号を、共振クロック回路素子の寄生容量の効果を減少させるために磁性層により利用することができる。このようにして、総合的な回路性能が改善される。
加えて、前述の態様に関連するある実装形態では、共振クロック回路のクロック信号が、共振クロック回路素子の真性容量の効果を減少させるために磁性層により利用される。このようにして、総合的な回路性能が改善される。
本発明の他の態様によれば、方法が提供される。方法は、半導体デバイス内で共振クロック回路の共振クロック回路素子の一部分とインダクタとの間に磁性層を配置することを含む。共振クロック回路のクロック信号が、磁性層により利用される。前述の半導体デバイスと同様に、共振クロック回路の一部分とインダクタとの間に磁性層を有することにより、外部構成部品からのEMIなどの望ましくない効果を回避するためのシールディングを与えながら、省面積化が、先行技術に比して実現される。
本発明のさらに他の態様によれば、半導体デバイスが提供される。半導体デバイスは、共振クロック回路素子を有する共振クロック回路を含む。半導体デバイスは、共振クロック回路の一部分の上方に配置された磁性材料から形成される磁性層をさらに含む。共振クロック回路のクロック信号が、磁性層により利用される。共振クロック回路の一部分の上方に磁性層を有することにより、外部構成部品からのEMIなどの望ましくない効果を回避するためのシールディングを与えながら、省面積化が、先行技術に比して実現される。
本発明のさらに他の態様によれば、半導体デバイスが提供される。半導体デバイスは、共振クロック回路素子を有する共振クロック回路を含む。半導体デバイスは、共振クロック回路の一部分の下方に配置された磁性材料から形成される磁性層をさらに含む。共振クロック回路のクロック信号が、磁性層により利用される。共振クロック回路の一部分の下方に磁性層を有することにより、外部構成部品からのEMIなどの望ましくない効果を回避するためのシールディングを与えながら、省面積化が、先行技術に比して実現される。
本発明のさらなる態様によれば、方法が提供される。方法は、半導体デバイス内で共振クロック回路の共振クロック回路素子の一部分の下方に磁性層を配置することを含む。共振クロック回路のクロック信号が、磁性層により利用される。前述の半導体デバイスと同様に、共振クロック回路の一部分の下方に磁性層を有することにより、外部構成部品からのEMIなどの望ましくない効果を回避するためのシールディングを与えながら、省面積化が、先行技術に比して実現される。
これらのおよび他の特徴および利点は、添付の図面に関連して読まれるはずの例示的な実施形態の下記の詳細な説明から明らかになるだろう。
下記の説明は、下記の図を参照して好ましい実施形態の詳細を提供するだろう。
本発明のある実施形態による、例示的な半導体デバイスについての模式図である。 本発明のある実施形態による、半導体デバイスを形成するための例示的な方法についての流れ図である。 本発明のある実施形態による、例えば、半導体IC論理設計、シミュレーション、テスト、レイアウト、および製造に使用する例示的な設計フローのブロック図である。 本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示す図である。 本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示す図である。 本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示す図である。 本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示す図である。 本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示す図である。 本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示す図である。 本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示す図である。 本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示す図である。 本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示す図である。 本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示す図である。 本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示す図である。 本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示す図である。 本発明のある実施形態による、下に磁気シールドをともなう例示的な共振クロック回路を示す図である。
本発明は、磁気シールドをともなう共振クロック回路に向けられる。
図1は、本発明のある実施形態による、例示的な半導体デバイス100についての模式図を示す。
半導体デバイス100は、入力段110、プログラマブル・バッファ段120、共振クロック回路(「共振構造」とも本明細書においては互換的に呼ばれる)130、メッシュ・キャパシタ140、クロック・メッシュ150および、磁性材料160を含む。図1では、磁性材料160が、下にある構成部品および接続部を不明瞭にすることを避けるため、例示および明確さのために半透明に示されている。半導体デバイス100は、コントローラ170をやはり含むことができる。
入力段110の出力部は、プログラマブル・バッファ段120の入力部に接続される。プログラマブル・バッファ段120の出力部は、共振クロック回路130の入力部に接続される。共振クロック回路の出力部は、クロック・メッシュ150の入力部に接続される。クロック・メッシュ150は、半導体デバイス100の様々な部分/素子へクロック信号を供給するための複数のクロック信号線を含む。
入力段110は、クロック・ソース111(例えば、位相同期ループ(PLL))、およびクロック・バッファの集合112を含むことができる。クロック・バッファの集合112は、クロック・ソース111からグローバル・クロック信号を受信する。クロック・バッファの集合112内のバッファは、直列構成に配列される。
プログラマブル・バッファ段120は、プログラマブル・バッファの集合121を含む。ある実施形態では、プログラマブル・バッファ121は、コントローラ170により制御される可変抵抗を有することができる。プログラマブル・バッファの集合121内のバッファは、並列構成に配列される。
共振クロック回路130は、金属-酸化物-半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)131、MOSFET132、キャパシタ133、キャパシタ134、インダクタ135、およびインダクタ136を含むことができる。キャパシタ133と134およびインダクタ135と136を、「共振クロック回路素子」と考える(そして互換的に呼ぶ)ことができる。キャパシタ133と134およびインダクタ135と136は、LC共振タンク・ネットワーク139を形成する。ある実施形態では、キャパシタ133と134を、大きなキャパシタとすることができる。
MOSFET131と132は、共振クロック回路130または共振クロック回路130の選択的モード(例えば、1つまたは複数の共振モード(例えば、低周波数共振モード、高周波数共振モード、等)および非共振モード)あるいはその両方を有効にする/無効にするために共振クロック回路130へ共振イネーブル/ディスエーブル信号を提供するために使用される。ある実施形態では、共振クロック回路素子のうちの少なくとも1つ(例えば、インダクタ135)が、共振クロック回路130に関する(例えば、低から高までの)広い周波数動作範囲を与えるために、共振クロック回路素子のうちの少なくとも1つの他の素子(例えば、インダクタ136)が同調される周波数よりも少なくとも1桁大きい周波数に同調される。高周波数共振クロック・モードは、(電圧が周波数でスケーリングされるので)低周波数共振クロック・モードより少ないクロック・パワーしか必要としないと推測される。ある実施形態では、高周波数共振クロック・モードを、2.5GHzから>5GHzへ節電のために使用することができる。当然のことながら、当業者には容易に認識されるように、含まれる選択された構成部品に応じて、他の範囲をやはり使用することができる。
ある実施形態では、共振クロック回路130は、非共振モード(例えば、MOSFET131と132が開であることをともなう)、低周波数共振モード(例えば、MOSFET131と132のうちの1つが閉であることをともなう)、および高周波数共振モード(例えば、MOSFET131と132の両方が閉であることをともなう)を可能にする。当然のことながら、モード・スイッチングのための他のスイッチ構成(例えば、示したものとは異なる数のスイッチを含むこと、または開であるもしくは閉である異なる数のスイッチを含むこと、あるいはその両方を含むこと、等)を、やはり使用することができる。共振クロック回路130のこれらのおよび他の変形形態は、本発明の思想を維持しながら、本明細書において提供される本発明の教示を与えられると当業者により容易に決定される。
共振クロック回路130は、各々の期間にクロック・ノードを充電するために使用するエネルギーが共振クロック回路130のLC共振タンク・ネットワーク139内でリサイクルされ、より低いクロック・パワーに結果としてなるように、インダクタンスとグローバル・クロックの大きなキャパシタンスとを共振させる。
メッシュ・キャパシタ140は、共振クロック回路130の出力部に接続され、クロック・メッシュ150が動作するDC電圧にほぼ近いDC電圧を設定するために使用される。
クロック・メッシュ150は、クロック信号の局所的な配信のために1つまたは複数のクロック・グリッド151を含む。
磁性材料160は、共振クロック回路130の1つまたは複数の部分の上方に配置される。例えば、磁性材料を、共振クロック回路素子同士を相互接続する導電性材料の上方に(例えば、後工程(BEOL)層内の導電性配線の上方に)配置することができる、または共振クロック回路素子それ自体の上方に(BEOL層内に)配置することができる、あるいはその両方に配置することができる。磁性材料160を、半導体デバイス100内に磁気シールドを形成するように考えることができる。
図1の例では、磁性材料160は、キャパシタ133と134とを接続している導電性材料の少なくとも一部分の上方に配置される。その上、図1の例では、磁性材料160は、インダクタ135と136とを接続している導電性材料の少なくとも一部分の上方に配置される。
磁性材料160を、任意の材料または、限定しないがインダクタを含め磁気的特性を有する回路素子、等、あるいはその両方から形成することができる。ある実施形態では、磁性材料160を、(例えば、コイル型インダクタに限定しない)インダクタから形成することができる。インダクタを、電気的エネルギーを蓄えるために使用することができる。蓄えられた電荷を、インダクタ135と136の寄生容量または真性容量、あるいはその両方などの望まれない効果を補償するために使用することができる。
ある実施形態では、バリア材料を、磁性材料160と磁性材料160が上方に配置される下にあるデバイスとの間に含むことができる。好ましくは、バリア材料は、下にあるデバイスから磁性材料160を物理的に分離し、電流に関連する電場および磁性材料160による磁気の利用を可能にする。
ある実施形態では、バリア材料を、同じ層上の磁性材料160の一部分(すなわち、磁性材料層161)を分離するために、磁性材料層161の磁性材料160の一部分同士の間に含むことができる。このようなケースでは、磁性材料層161は、共振クロック回路130の一部分を覆って配置されたBEOL内の不連続な層であるはずである。
コントローラ170は、モード変更をオンザフライで実現するために、半導体デバイス100の(バッファ、例えば、バッファ121の)バッファ強度および(スイッチ、例えば、MOSFET131と132の)スイッチ抵抗を(例えば、細かにまたは任意の所望の粗さで)変えるように構成することができるオンチップ・コントローラである。
半導体100の入力段110、プログラマブル・バッファ段120、共振クロック回路130、メッシュ・キャパシタ140、およびクロック・メッシュ150の各々1つが説明の目的で図1の実施形態に示されている一方で、他の実施形態では、これらの要素のうちのいずれかの1つまたは複数が、本明細書において提供される本発明の教示が与えられると当業者により容易に認識されるように、実装形態に応じて使用されてもよいことを認識されたい。
さらに、MOSFETが図1の実施形態には示されているが、他のスイッチング素子を、本発明の思想を維持しながら、やはり使用することができることを認識されたい。
その上、図1に示した要素が、互いに積み重ねられた2つ以上の電子集積回路チップ(ストラータ(strata)またはストラータム(stratum)と呼ばれる)を含む3次元積層型チップに適することがあることを認識されたい。ストラータを、C4または他の技術を使用することができるストラータ間インターコネクトを用いて相互に接続することができ、ストラータは、ストラータの表側から裏側へと接続するためにスルー・シリコン・ビア(TSV)を使用してもよい。ストラータを、能動電子部品が特定のストラータムの「表」側または「裏」側のいずれの上にあってもよいフェース・ツー・フェースまたはフェース・ツー・バックで積層することができる。
示さないが、他の実施形態は、セクタ・バッファおよびマルチプレクサの使用を含むことができる。セクタ・バッファを、各々が1つまたは複数のそれぞれのクロック・メッシュを有する半導体デバイスの多数のセクタを駆動するために使用することができる。マルチプレクサを、クロック信号が与えられる種々のセクタを選択するために使用することができる。
半導体デバイス100のこれらのおよび他の変形形態は、本発明の思想を維持しながら、本明細書において提供される本発明の教示を与えられると、当業者により容易に決定される。
図1の半導体デバイス100への磁性材料160の組込みは、インダクタなどの共振クロック回路素子の寄生容量および真性容量の効果を減少させることができ、したがって半導体デバイス100の総合的な性能を向上させることができることを認識されたい。その上、図1の半導体デバイス100は、インダクタを実装するために必要な面積の大きさを減少させ、したがって半導体デバイス100の改善をさらにもたらす。加えて、磁性材料160は、デバイス性能へのEMIの効果を緩和するまたは取り除くため磁気シールドとして働くことができる。本発明のこれらのおよび他の利点は、本明細書において提供される本発明の教示を与えられると、当業者により容易に確認される。
図2は、本発明のある実施形態による、(図1の半導体デバイス100などの)半導体デバイスを形成するための例示的な方法200に関する流れ図を示している。
ステップ210において、半導体デバイスの形成を開始する。当業者により容易に認識されるように、ステップ210は、基板の形成、等を含むことができる。
ステップ220において、半導体デバイスを形成する前工程(FEOL)形成段階では、入力段、プログラマブル・バッファ段、共振クロック回路、(例えば、半導体デバイス内のローカル・クロック配信用の1つまたは複数のクロック・メッシュを有する)クロック配信段、およびロード段の形成を開始する。ロード段は、メッシュ型クロック配信段により供給されるクロックを使用する1つまたは複数の素子または回路あるいはその両方を含む。共振クロック回路は、共振クロック回路素子の集合を含む。共振クロック回路素子の集合は、例えば、インダクタ(例えば、コイル型インダクタ)およびキャパシタを含むことができる。共振クロック回路は、共振クロック回路またはそのモードあるいはその両方を有効にし、無効にするためのスイッチング素子(例えば、MOSFET、等)をやはり含むことができる。ある実施形態では、共振クロック回路素子のうちの少なくとも1つを、共振クロック回路素子のうちの少なくとも1つの他の素子を同調させることができる周波数よりも少なくとも1桁大きい周波数に同調させることができる。このように多彩に同調させることは、異なる共振クロック・モード(例えば、高周波数共振クロック・モードおよび低周波数共振クロック・モード)をサポートする。
ステップ230において、半導体デバイスを形成する後工程(BEOL)形成段階では、インダクタと共振クロック回路の一部分との間に磁性材料を配置することを含めFEOL形成段階において開始した複数の段の形成を完了する。磁性材料は、共振クロック回路のクロック信号が磁性材料により利用されるように配置される。磁気的特性を有する任意の材料を、磁性材料として使用することができることを認識されたい。ある実施形態では、磁性材料は、インダクタ(例えば、コイル型インダクタ)を含むことができる。
ある実施形態では、(例えば、インダクタとして実装された)磁性材料の真性容量をストレージ用に使用することができる。例えば、電気的エネルギーを、(例えば、インダクタとして実装された)磁性材料の磁場に蓄えることができる。ある実施形態では、磁性材料は、共振クロック回路を動作させるための共振クロック回路素子のうちの1つまたは複数の寄生容量を使用することができる。
ある実施形態では、磁性材料を、共振クロック回路素子のうちの1つまたは複数の寄生容量の効果(例えば、クロック・パワーの増加)を減少させるために使用することができる。ある実施形態では、磁性材料を、共振クロック回路素子のうちの1つまたは複数の真性容量の効果(例えば、クロック・パワーの増加)を減少させるために使用することができる。
ある実施形態では、磁性材料を、半導体デバイス上の(例えば、外部の)電磁妨害の効果を減少させるために使用することができる。
ある実施形態では、磁性材料を、共振クロック回路素子が形成されるFEOL層の上方の半導体デバイスのBEOL層内に配置することができる。
ある実施形態では、磁性材料が上方に配置される共振回路の一部分が、共振クロック回路の最上層を含む。
ある実施形態では、磁性材料を、共振クロック回路素子の上方に配置することができる。
ある実施形態では、磁性材料を、共振クロック回路素子上に配置することができる。
ある実施形態では、磁性材料を、共振クロック回路の2つ以上の素子を接続している導電性材料を覆って配置することができる。
磁気シールドをともなう共振クロック回路を、限定しないが、(オン・ボード・キャッシュありまたはなしの)マイクロプロセッサ、低電力機器学習アクセラレータ、低周波数モノのインターネット、等を含むアプリケーションに対して使用することができることを認識されたい。本発明を適用することができるこれらのおよび他のアプリケーションは、本発明の思想を維持しながら、本明細書において提供される本発明の教示を与えられると、当業者により容易に決定される。
図3は、本発明のある実施形態による、例えば、半導体IC論理設計、シミュレーション、テスト、レイアウト、および製造において使用される例示的な設計フロー300のブロック図を示している。設計フロー300は、上に説明し図1に示した設計構造またはデバイスあるいはその両方の論理的にまたは機能的に等価な表現を生成するために設計構造またはデバイスを処理するためのプロセスまたは装置またはメカニズムあるいはその組み合わせを含む。設計フロー300により処理されたまたは生成されたあるいはその両方の設計構造を、データ処理システム上で実行されるまたはそうでなければ処理されるときに、ハードウェア構成部品、回路、デバイス、またはシステムの論理的に、構造的に、機械的にまたはそうでなければ機能的に等価な表現を生成するデータまたは命令あるいはその両方を含むように機械可読伝送媒体またはストレージ媒体上でエンコードすることができる。装置は、限定しないが、回路、構成部品、デバイス、またはシステムを設計すること、製造すること、またはシミュレーションすることなどのIC設計プロセスにおいて使用される任意の装置を含む。例えば、装置は、リソグラフィ装置、マスクを生成するための装置もしくは機器あるいはその両方(例えば、電子線ライタ)、設計構造をシミュレーションするためのコンピュータもしくは機器、製造プロセスもしくはテスト・プロセスにおいて使用される任意の装置、または任意の媒体への設計構造の機能的に等価な表現をプログラミングするための任意の装置(例えば、プログラマブル・ゲート・アレイをプログラミングするための装置)を含むことができる。
設計フロー300は、設計しようとする表現のタイプに応じて変わることがある。例えば、特定用途IC(ASIC)を造るための設計フロー300は、標準部品を設計するための設計フロー300とは、またはプログラマブル・アレイ、例えば、アルテラ(Altera)社もしくはザイリンクス(Xilinx)社により提供されるプログラマブル・ゲート・アレイ(PGA)もしくはフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)へと設計をインスタンス化するための設計フロー300とは異なることがある。
図3は、設計プロセス310により好ましくは処理される入力設計構造320を含め多数のこのような設計構造を図示している。入力設計構造320を、ハードウェア・デバイスの論理的に等価な機能的表現を作成するために設計プロセス310により生成されそして処理される論理シミュレーション設計構造とすることができる。入力設計構造320は、設計プロセス310により処理される時に、ハードウェア・デバイスの物理的構造の機能的表現を生成するデータまたはプログラム命令あるいはその両方をやはりまたは代わりに含むことができる。機能的または構造的あるいはその両方の設計特徴を表現するかどうかに拘わらず、入力設計構造320を、コア開発者/設計者により実施されるような電子的コンピュータ支援設計(ECAD)を使用して生成することができる。機械可読データ伝送媒体、ゲート・アレイ、またはストレージ媒体上でエンコードされる時に、入力設計構造320を、図1および図4~図16に示したものなどの、電子部品、回路、電子モジュールもしくは論理モジュール、装置、デバイス、またはシステムをシミュレーションするまたはそうでなければ機能的に表現するために、設計プロセス310内の1つまたは複数のハードウェア・モジュールまたはソフトウェア・モジュールあるいはその両方によりアクセスしそして処理することができる。したがって、入力設計構造320は、人間または機械あるいはその両方が可読なソース・コードを含んでいるファイルまたは他のデータ構造、コンパイルされた構造、および設計システムまたはシミュレーション・データ処理システムにより処理される時に回路もしくはハードウェア論理設計の他のレベルを機能的にシミュレーションするまたはそうでなければ表現するコンピュータ実行可能コード構造を含むことができる。このようなデータ構造は、ハードウェア記述言語(HDL)設計エンティティ、またはヴェリログ(Verilog)およびVHDLなどの下位レベルHDL設計言語またはCもしくはC++などの上位レベル設計言語あるいはその両方に適合するまたは互換性のあるあるいはその両方の他のデータ構造を含むことができる。
設計プロセス310は、入力設計構造320などの設計構造を含むことができるネットリスト(Netlist)380を生成するために、図1および図4~図16に示した構成部品、回路、デバイス、または論理構造の設計/シミュレーション機能的等価物を合成する、変換する、またはそうでなければ処理するためのハードウェア・モジュールまたはソフトウェア・モジュールあるいはその両方を好ましくは利用しそして組み込む。ネットリスト380は、集積回路設計において他の素子および回路への接続を記述する配線、個別の構成部品、論理ゲート、制御回路、デバイス、モデル、等のリストを表している、例えば、コンパイルしたまたはそうでなければ処理したデータ構造を含むことができる。
ネットリスト380を、ネットリスト380がデバイスに関する設計仕様およびパラメータに応じて1回または複数回再合成される反復プロセスを使用して合成することができる。本明細書において説明した他の設計構造タイプと同様に、ネットリスト380を、機械可読データ・ストレージ媒体に記録することができる、またはプログラマブル・ゲート・アレイにプログラミングすることができる。媒体を、磁気ディスク・ドライブもしくは光ディスク・ドライブ、プログラマブル・ゲート・アレイ、コンパクト・フラッシュ、または他のフラッシュ・メモリなどの不揮発性ストレージ媒体とすることができる。加えて、または代わりに、媒体は、システム・メモリもしくはキャッシュ・メモリ、バッファ・スペース、または電気的もしくは光学的伝導性デバイス、およびデータ・パケットを、インターネットまたは他のネットワークに適した手段を介して送信しそして中間的に記憶することができる材料であってもよい。
設計プロセス310は、ネットリスト380を含め様々な入力データ構造タイプを処理するためのハードウェア・モジュールおよびソフトウェア・モジュールを含むことができる。このようなデータ構造タイプは、例えば、ライブラリ要素330内に存在することができ、そして所与の製造技術(例えば、異なる技術ノード、32nm、45nm、90nm、等)に関するモデル、レイアウト、および象徴的な表現を含め、一般に使用される素子の集合、回路、およびデバイスを含むことができる。データ構造タイプは、設計仕様340、特性評価データ350、検証データ360、設計ルール370および入力テスト・パターン、出力テスト結果、および他のテスト情報を含むことができるテスト・データ・ファイル385をさらに含む。設計プロセス310は、例えば、ストレス解析、熱解析、機械的イベント・シミュレーション、鋳込み成型、モールディング、およびダイ・プレス成型などの作業のためのプロセス・シミュレーション、等、などの標準的な機械的設計プロセスをさらに含むことができる。機械的設計の当業者は、発明の範囲および思想から逸脱せずに、設計プロセス310において使用される可能性のある機械的設計ツールおよびアプリケーションの範囲を認識することができる。設計プロセス310は、タイミング解析、検証、設計ルール・チェック、場所およびルート演算、等などの標準的な回路設計プロセスを実行するためのモジュールをやはり含むことができる。
設計プロセス310は、第2の設計構造390を生成するために、いずれかの追加の機械的設計または(利用可能であれば)データのほかに描かれたサポート・データ構造のうちの一部またはすべてとともに入力設計構造320を処理するため、HDLコンパイラなどの論理的および物理的設計ツールならびにシミュレーション・モデル構築ツールを利用しそして組み込む。設計構造390は、機械的デバイスおよび構造のデータの交換のために使用されるデータ・フォーマット(例えば、IGES、DXF、パラソリッド(Parasolid)XT、JT、DRG、またはこのような機械的設計構造を記憶するためまたは表現するためのいずれかの他の適切なフォーマットで記憶された情報)でストレージ媒体またはプログラマブル・ゲート・アレイに存在する。入力設計構造320と同様に、設計構造390は、1つまたは複数のファイル、データ構造、または伝送媒体もしくはデータ・ストレージ媒体に存在し、そしてECADシステムにより処理されると図1および図4~図16に示した本発明の実施形態のうちの1つまたは複数の論理的にもしくはそうでなければ機能的に等価な形態を生成する他のコンピュータがエンコードしたデータもしくは命令を好ましくは含む。1つの実施形態では、設計構造390は、図1および図4~図16に示したデバイスを機能的にシミュレーションするコンパイルされ実行可能なHDLシミュレーション・モデルを含むことができる。
設計構造390は、集積回路のレイアウト・データの交換のために使用されるデータ・フォーマットまたは記号的データ・フォーマット(例えば、GDSII(GDS2)、GL1、OASIS、マップ・ファイル、もしくはこのような設計データ構造を記憶するためのいずれかの他の適したフォーマットで記憶された情報)をやはり利用することができる。設計構造390は、例えば、記号的データ、マップ・ファイル、テスト・データ・ファイル、設計コンテンツ・ファイル、製造データ、レイアウト・パラメータ、配線、金属の階層、ビア、形状、製造ラインを通るルーティングのためのデータ、ならびに上に説明しそして図1および図4~図16に示したようなデバイスまたは構造を作成する製造業者または他の設計者/開発者により必要とされるいずれかの他のデータを含むことができる。設計構造390は、次いで、例えば、設計構造390が、テープ・アウトへ進み、製造に開放され、マスク・ハウスに開放され、他の設計ハウスへ送られ、顧客へ送り返される、等のステージ395へ進むことができる。
図4~図15は、本発明のある実施形態による、磁気シールドをともなう共振クロック回路を形成するための例示的な方法400を示している。方法400に関して、ある材料が説明の目的で指定されてきている。しかしながら、本発明が記述した材料だけに限定されず、したがって、本発明の思想を維持しながら、本明細書において提供される本発明の教示を与えられると当業者により容易に認識されるように、他の材料をやはり使用することができることを認識されたい。その上、図4~図15が共振クロック回路の上方に磁気シールドを示している一方で、図16は、共振クロック回路の下方に磁気シールドをともなう本発明の実施形態を示している。
図4を参照して、ステップ405において、ウェハ基板501を用意する。
図5を参照して、ステップ410において、回路用の前工程(FEOL)/後工程(BEOL)層502を形成し、そしてFEOL/BEOL層502内に非共振クロック回路503および共振クロック回路504を形成する。
図6を参照して、ステップ415において、磁気シールドを付加するためのシーケンスを処理する。ある実施形態では、ステップ415は、例えば、low-kまたはSiO誘電体505の層を付加することを含むことができる。
図7を参照して、ステップ420において、磁性インダクタを付加するためのシーケンスを処理し続ける。ある実施形態では、ステップ420は、例えば、従来のフォトリソグラフィ、エッチング、およびメタライゼーション、ならびに化学機械研磨によりビア506を形成することを含むことができる。ある実施形態では、ステップ420に関連して、ビア506はシールドを貫通し、そしてインダクタ配線に接続する。
ステップ420および図7に関する代替の実施形態に関係する図8を参照して、ステップ420Aにおいて、磁性インダクタを付加するためのシーケンスを処理し続ける。ある実施形態では、ステップ420Aは、例えば、誘電体507Aを堆積することを含むことができ、そして次いで従来のフォトリソグラフィ、エッチング、およびメタライゼーション、ならびに化学機械研磨により配線508Aを形成することができる。
図9を参照して(そして図7に関係する実施形態を続けて)、ステップ425において、磁性インダクタを付加するためのシーケンスを処理し続ける。ある実施形態では、ステップ425は、例えば、誘電体507を堆積することを含むことができる。
図10を参照して、ステップ430において、磁性インダクタを付加するためのシーケンスを処理し続ける。ある実施形態では、ステップ430は、例えば、磁気シールドを製造するために磁性材料509を堆積することを含むことができる。ある実施形態では、磁性材料509は、磁性材料FeTaNまたはFeNiまたはFeAlOまたはこれらの任意の組み合わせあるいはそれらの組み合わせを含むコバルト(Co)から構成される。
図11を参照して、ステップ435において、磁性インダクタを付加するためのシーケンスを処理し続ける。ある実施形態では、ステップ435は、例えば、磁性材料509をパターニングすることを含むことができる。ある実施形態では、磁性材料のパターニングは、例えば、(磁性材料509から)シールドを画定するためのレジスト像511を形成するために、酸化物ハード・マスク510およびフォトリソグラフィ・プロセスを使用することを含むことができる。
ステップ435および図11に関する代替の実施形態に関係する図12を参照して、ステップ435Aにおいて、磁性インダクタを付加するためのシーケンスを処理し続ける。図14の実施形態では、シールドは、連続的に残る(したがって、レジスト像511は使用されない)。
図13を参照して、ステップ440において、磁性インダクタを付加するためのシーケンスを処理し続ける。ある実施形態では、ステップ440は、例えば、磁性材料をさらにパターニングすることを含むことができる。ある実施形態では、磁性材料をさらにパターニングすることは、例えば、フォトリソグラフィ・プロセスおよびレジスト像511をさらに使用することを含むことができる。
図14を参照して、ステップ445において、磁性インダクタを付加するためのシーケンスを処理し続ける。ある実施形態では、ステップ445は、例えば、(例えば、溶剤剥離を使用して)レジスト像511を除去すること、誘電体512を堆積すること、そしてインダクタ用のビア513およびトレンチまたはスペース514を形成するためにフォトリソグラフィおよびエッチングを実行することを含むことができる。
図15を参照して、ステップ450において、磁性インダクタを付加するためのシーケンスを処理し続ける。ある実施形態では、ステップ450は、例えば、インダクタ515を形成するためにメタライゼーションを付加することを含むことができる。ステップ450の後で、最終構造は、(共振および非共振)クロック回路をカバーしているシールドを有し、そしてインダクタ515がクロック回路の最上部に形成されることを可能にし、したがって先行技術に比して省面積化を可能にする。
図16を参照して、本発明のある実施形態による、下に磁気シールドをともなう共振クロック回路を有する例示的な半導体デバイス1600が示される。図4~図15からの同じ図参照番号が図16に描かれた要素に当てはまり、図15と図16との構造同士の間の違いは、磁気シールドがそれぞれ共振回路の上方に対して下であることを強調している。
本発明の態様を、与えられた例示のアーキテクチャに関して説明するが、他のアーキテクチャ、構造、基板材料、ならびにプロセス特徴およびステップを、本発明の態様の範囲内で変えてもよいことを理解されたい。
ある層、領域または基板などのある要素が他の要素の「上に(on)」または「覆って(over)」いると呼ばれるときには、その要素が他の要素の直接上にあってよいことも、介在する要素がやはり存在してもよいこともやはり理解されるだろう。対照的に、ある要素が他の要素の「直接上にある(directly on)」または「直接覆っている(directly over)」と呼ばれるときには、介在する要素は存在しない。ある要素が他の要素に「接続される(connected)」または「結合される(coupled)」と呼ばれるときには、その要素が他の要素に直接接続されるもしくは結合されてもよい、または介在する要素が存在してもよいことがやはり理解されるだろう。対照的に、ある要素が他の要素に「直接接続される(directly connected)」または「直接結合される(directly coupled)」と呼ばれるときには、介在する要素は存在しない。
本実施形態は、グラフィカル・コンピュータ・プログラミング言語で作成することができ、(ディスク、テープ、物理的ハード・ドライブ、またはストレージ・アクセス・ネットワークのような仮想ハード・ドライブなどの)コンピュータ・ストレージ媒体に記憶することができる集積回路チップに関する設計を含むことができる。設計者がチップまたはチップを製造するために使用するフォト・マスクを製造しないのであれば、設計者は、直接的にまたは間接的に、このようなエンティティに物理的な手段により(例えば、設計を記憶しているストレージ媒体のコピーを提供することにより)または(例えば、インターネットを介して)電気的に得られた設計を送ることができる。記憶された設計は、次いで、ウェハ上に形成しようとする議論されているチップ設計の多数のコピーを典型的には含むフォト・マスクの製造のために適切なフォーマット(例えば、GDSII)へと変換される。フォト・マスクは、エッチしようとするまたはそうでなければ処理しようとするウェハ(またはウェハ上の層あるいはその両方)のエリアを画定するために利用される。
本明細書において説明したような方法を、集積回路チップの製造に使用することができる。得られた集積回路チップを、ベアのダイとして生ウェハの形態で(すなわち、多数のパッケージングしないチップを有する単一のウェハとして)、またはパッケージングした形態で製造業者により流通させることができる。後者のケースでは、チップは、(マザーボードもしくは他の高次レベルのキャリアに付けられるリードをともなうプラスチック・キャリアなどの)シングル・チップ・パッケージに、または(いずれか一方もしくは両方の表面にインターコネクトをもしくは埋め込みインターコネクトを有するセラミック・キャリアなどの)マルチチップ・パッケージにマウントされる。いずれにせよ、チップは、次いで、いずれか(a)マザーボードなどの中間製品、または(b)最終製品の一部として他のチップ、個別回路素子、または他の信号処理デバイスあるいはその組み合わせと集積される。最終製品は、玩具および他のロー・エンド用途からディスプレイ、キーボードまたは他の入力デバイス、および中央処理装置を有する先端コンピュータ製品までの範囲にわたる集積回路チップ含む任意の製品であってもよい。
材料化合物が列挙した元素、例えば、SiGeの観点から説明されるだろうことをやはり理解すべきである。これらの化合物は、化合物内に異なる割合の元素を含む、例えば、SiGeは、SiGe1-xを含み、ここではxが1以下である、等。加えて、他の元素が化合物に含まれてもよく、本原理にしたがって今まで通りに機能してもよい。追加の元素を有する化合物を、合金と本明細書では呼ぼう。
「1つの実施形態(one embodiment)」または「ある実施形態(an embodiment)」、ならびにこれらの他の変形に対する明細書における参照は、実施形態に関連して記述した特定の特徴、構造、特性、等が、少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、明細書の全体を通して様々な場所で現れる「1つの実施形態では」または「ある実施形態では」、ならびにいずれかの他の変形の言い回しが現れることは、同じ実施形態をすべてが参照することを必ずしも必要としない。
下記の「/」、「または...あるいはその両方(and/or)」、および「…のうちの少なくとも1つ(at least one of)」のうちのいずれかの使用は、例えば、「A/B」、「AまたはBあるいはその両方(A and/or B)」、および「AおよびBのうちの少なくとも1つ」のケースでは、最初に記載された選択肢(A)だけの選択、または2番目に記載された選択肢(B)だけの選択、または両方の選択肢(AおよびB)の選択を含むものであることを認識されたい。さらなる例として、「AまたはBまたはCあるいはその組み合わせ(A, B, and/or C)」ならびに「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ(atleast one of A, B, and C)」のケースでは、このような言い回しは、最初に記載された選択肢(A)だけの選択、または2番目に記載された選択肢(B)だけの選択、または3番目に記載された選択肢(C)だけの選択、または最初および2番目に記載された選択肢(AおよびB)だけの選択、または最初および3番目に記載された選択肢(AおよびC)だけの選択、または2番目および3番目に記載された選択肢(BおよびC)だけの選択、または3つすべての選択肢(AおよびBおよびC)の選択を含むものである。このことを、この技術および関連する技術において当業者により容易に明らかになるので、記載した項目と同程度の数に、拡張することができる。
本明細書において使用する用語は、単に特定の実施形態を説明する目的のためであり、例の実施形態を限定するものではない。本明細書において使用されるように、「1つ(a)」、「1つ(an)」、および「その(the)」という単数形は、文脈が明らかに別なふうに指示しない限り、同様に複数形を含むものとする。「備える(comprises)」、「備えている(comprising)」、「含む(includes)」または「含んでいる(including)」あるいはその組み合わせは、本明細書において使用されるときに、述べた特徴、整数、ステップ、動作、要素、または構成部品あるいはその組み合わせの存在を特定するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成部品またはそのグループあるいはその組み合わせの存在または追加を排除しないことが、さらに理解されるだろう。
「下方に(beneath)」、「下に(below)」、「下側に(lower)」、「上方に(above)」、「上側に(upper)」、等などの空間的に相対的な用語を、図に図示されたように、1つの要素のまたは特徴の他の要素または特徴に対する関係を説明するため説明の容易さのために本明細書において使用することができる。空間的に相対的な用語は、図に描かれた向きに加えて、使用中または動作中のデバイスの異なる向きを含むものであることが理解されるだろう。例えば、図のデバイスがひっくり返されるのであれば、他の要素または特徴の「下に」または「下方に」と記述された要素は、そのときには他の要素または特徴の「上方に」向くはずである。したがって、「下方に」という用語は、上方および下方の両方の向きを含むことができる。デバイスを、別なふうに(90°回転させてまたは他の向きで)向けることができ、本明細書において使用した空間的に相対的な記述を、それに応じて解釈することができる。加えて、ある層が2つの層の「間に」あると呼ばれるときには、2つの層の間にその層だけがあることも、または1つもしくは複数の介在する層がやはり存在してもよいことがやはり理解されるだろう。
第1の、第2の、等という用語を、様々な要素を記述するために本明細書において使用することができるとは言え、これらの要素は、これらの用語により限定されるべきではないことが理解されるだろう。これらの用語は、1つの要素を他の要素とは区別するために使用されるに過ぎない。したがって、下記に論じられる第1の要素を、本概念の範囲から逸脱せずに第2の要素と名付けることができる。
(例示的であり限定するものではない)システムおよび方法の好ましい実施形態を説明してきており、修正形態および変形形態を、上記の教示を考慮して当業者なら行い得ることに留意されたい。したがって、変更を、別記の特許請求の範囲によって概要を示したように、本発明の範囲内である開示した特定の実施形態において行ってもよいことを、理解すべきである。特許法により要求される詳細および独自性とともに、本発明の態様をこのように説明してきたが、特許証によって何が権利を主張され、望ましくは保護されるかが、別記の特許請求の範囲に記載されている。

Claims (25)

  1. 半導体デバイス内で共振クロック回路の共振クロック回路素子の一部分とインダクタとの間に磁性層を配置することであって、前記共振クロック回路のクロック信号が、前記共振クロック回路素子の寄生容量または真性容量あるいは寄生容量および真性容量の効果を減少させるために前記磁性層により利用される、前記配置すること
    を含む、方法。
  2. 前記共振クロック回路素子が、前記インダクタを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記インダクタが、前記半導体デバイスの前工程層内に形成される、請求項2に記載の方法。
  4. 磁性材料が、前記インダクタが形成される前記前工程層の上方の前記半導体デバイスの後工程層内に配置される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記共振クロック回路素子が、キャパシタを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 磁性材料が上方に配置される前記共振クロック回路の前記一部分が、前記共振クロック回路の最上層を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 磁性材料が、前記共振クロック回路素子の上方に配置される、請求項1に記載の方法。
  8. 磁性材料が、前記共振クロック回路素子の下に配置される、請求項1に記載の方法。
  9. 磁性材料が、前記共振クロック回路素子上に配置される、請求項1に記載の方法。
  10. 磁性材料が、前記半導体デバイスの後工程層内に配置される、請求項1に記載の方法。
  11. 磁性材料が、他のインダクタを含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記他のインダクタの真性容量が、ストレージのために使用される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記共振クロック回路素子が、他の共振クロック回路素子に近接し、磁性材料が、前記共振クロック回路素子を前記他の共振クロック回路素子に接続している導電性材料の少なくとも一部分の上方に配置される、請求項1に記載の方法。
  14. 前記共振クロック回路素子は、前記他の共振クロック回路素子が同調される周波数よりも少なくとも1桁大きい周波数に同調される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記共振クロック回路が、前記共振クロック回路素子に結合されたバッファの集合を備え、磁性材料が、前記バッファの集合を前記共振クロック回路素子に接続している導電性材料の少なくとも一部分の上方に配置される、請求項1に記載の方法。
  16. 前記共振クロック回路素子が、導電性材料により他の共振クロック回路素子に電気的に接続され、磁性材料が、前記共振クロック回路素子および前記他の共振クロック回路素子の寄生容量を減少させるために前記導電性材料の上方に配置される、請求項1に記載の方法。
  17. 前記共振クロック回路素子が、導電性材料により他の共振クロック回路素子に電気的に接続され、磁性材料が、前記共振クロック回路を動作させるのに前記共振クロック回路素子および前記他の共振クロック回路素子の寄生容量を使用するために前記導電性材料の上方に配置される、請求項1に記載の方法。
  18. 前記共振クロック回路素子が、インダクタ-キャパシタ対を備える、請求項1に記載の方法。
  19. 前記共振クロック回路が、多数の共振モードを有する、請求項1に記載の方法。
  20. 共振クロック回路素子を有する共振クロック回路と、
    インダクタと、
    前記共振クロック回路の一部分と前記インダクタとの間に配置された磁性材料から形成される磁性層と
    を備え、
    前記共振クロック回路のクロック信号が、前記共振クロック回路素子の寄生容量または真性容量あるいは寄生容量および真性容量の効果を減少させるために前記磁性層により利用される、
    半導体デバイス。
  21. 磁性材料が、他のインダクタを含む、請求項20に記載の半導体デバイス。
  22. 前記共振クロック回路素子が、他の共振クロック回路素子に近接し、磁性材料が、前記共振クロック回路素子を前記他の共振クロック回路素子に接続している導電性材料の少なくとも一部分の上方に配置される、請求項20に記載の半導体デバイス。
  23. 前記共振クロック回路が、前記共振クロック回路素子に結合されたバッファの集合を備え、磁性材料が、前記バッファの集合を前記共振クロック回路素子に接続している導電性材料の少なくとも一部分の上方に配置される、請求項20に記載の半導体デバイス。
  24. 前記共振クロック回路素子が、導電性材料により他の共振クロック回路素子に電気的に接続され、磁性材料が、前記共振クロック回路素子および前記他の共振クロック回路素子の寄生容量を減少させるために前記導電性材料の上方に配置される、請求項20に記載の半導体デバイス。
  25. 前記共振クロック回路素子が、導電性材料により他の共振クロック回路素子に電気的に接続され、磁性材料が、前記共振クロック回路を動作させるのに前記共振クロック回路素子および前記他の共振クロック回路素子の寄生容量を使用するために前記導電性材料の上方に配置される、請求項20に記載の半導体デバイス。
JP2019564891A 2017-06-02 2018-05-31 磁気シールドをともなう共振クロック回路 Active JP7062694B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/612,532 US10998854B2 (en) 2017-06-02 2017-06-02 Resonant clock circuit with magnetic shield
US15/612,532 2017-06-02
PCT/IB2018/053874 WO2018220569A1 (en) 2017-06-02 2018-05-31 Resonant clock circuit with magnetic shield

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020523776A JP2020523776A (ja) 2020-08-06
JP7062694B2 true JP7062694B2 (ja) 2022-05-06

Family

ID=64454486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019564891A Active JP7062694B2 (ja) 2017-06-02 2018-05-31 磁気シールドをともなう共振クロック回路

Country Status (6)

Country Link
US (2) US10998854B2 (ja)
JP (1) JP7062694B2 (ja)
CN (1) CN110679086B (ja)
DE (1) DE112018001833B4 (ja)
GB (1) GB2577210B (ja)
WO (1) WO2018220569A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10998854B2 (en) * 2017-06-02 2021-05-04 International Business Machines Corporation Resonant clock circuit with magnetic shield
US11205620B2 (en) * 2018-09-18 2021-12-21 International Business Machines Corporation Method and apparatus for supplying power to VLSI silicon chips

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003051543A (ja) 2001-08-03 2003-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路
JP2003197441A (ja) 2001-12-06 2003-07-11 Samsung Electronics Co Ltd 高q値を有するインダクタ素子
JP2008294084A (ja) 2007-05-22 2008-12-04 Toshiba Corp 平面磁気素子およびそれを用いた電子機器
JP2010278418A (ja) 2009-04-30 2010-12-09 Renesas Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2012161039A (ja) 2011-02-02 2012-08-23 Renesas Electronics Corp クロックバッファ回路及びこれを用いたクロック分配回路
JP2014522561A (ja) 2012-05-29 2014-09-04 富士電機株式会社 アイソレータおよびアイソレータの製造方法
US20150234422A1 (en) 2013-02-05 2015-08-20 International Business Machines Corporation Tunable Sector Buffer for Wide Bandwidth Resonant Global Clock Distribution
WO2016048749A1 (en) 2014-09-27 2016-03-31 Qualcomm Incorporated Configurable last level clock driver for improved energy efficiency of a resonant clock

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7876188B2 (en) * 2006-11-06 2011-01-25 Tang System Green technologies: the killer application of EMI-free on-chip inductor
US5990776A (en) * 1994-12-08 1999-11-23 Jitaru; Ionel Low noise full integrated multilayers magnetic for power converters
US5831331A (en) * 1996-11-22 1998-11-03 Philips Electronics North America Corporation Self-shielding inductor for multi-layer semiconductor integrated circuits
US7259625B2 (en) 2005-04-05 2007-08-21 International Business Machines Corporation High Q monolithic inductors for use in differential circuits
JP2006303776A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd インダクタユニットおよびこれを用いた発振器
US7323948B2 (en) * 2005-08-23 2008-01-29 International Business Machines Corporation Vertical LC tank device
JPWO2009041304A1 (ja) * 2007-09-28 2011-01-27 日本電気株式会社 発振回路
US7811919B2 (en) * 2008-06-26 2010-10-12 International Business Machines Corporation Methods of fabricating a BEOL wiring structure containing an on-chip inductor and an on-chip capacitor
US7906831B2 (en) * 2008-09-23 2011-03-15 Infineon Technologies Ag Semiconductor device with capacitor arrangement electrically coupled to inductor coil
US8197335B2 (en) 2008-11-14 2012-06-12 Igt Gaming system, gaming device, and method for enabling a current bet to be placed on a future play of a wagering game
US8729975B2 (en) * 2011-08-23 2014-05-20 International Business Machines Corporation Implementing differential resonant clock with DC blocking capacitor
US8779824B2 (en) 2012-12-17 2014-07-15 Qualcomm Incorporated Clock distribution using MTJ sensing
US8887118B2 (en) 2013-02-22 2014-11-11 International Business Machines Corporation Setting switch size and transition pattern in a resonant clock distribution system
US20150302976A1 (en) 2014-04-17 2015-10-22 Qualcomm Incorporated Effective magnetic shield for on-chip inductive structures
US9484312B2 (en) * 2015-01-20 2016-11-01 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Inductor shielding structure, integrated circuit including the same and method of forming the integrated circuit
US20170033429A1 (en) * 2015-07-31 2017-02-02 Qualcomm Incorporated Tunable cavity resonator
CN105472873A (zh) 2015-12-28 2016-04-06 联想(北京)有限公司 一种谐振组件及电子设备
US10998854B2 (en) * 2017-06-02 2021-05-04 International Business Machines Corporation Resonant clock circuit with magnetic shield

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003051543A (ja) 2001-08-03 2003-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路
JP2003197441A (ja) 2001-12-06 2003-07-11 Samsung Electronics Co Ltd 高q値を有するインダクタ素子
JP2008294084A (ja) 2007-05-22 2008-12-04 Toshiba Corp 平面磁気素子およびそれを用いた電子機器
JP2010278418A (ja) 2009-04-30 2010-12-09 Renesas Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2012161039A (ja) 2011-02-02 2012-08-23 Renesas Electronics Corp クロックバッファ回路及びこれを用いたクロック分配回路
JP2014522561A (ja) 2012-05-29 2014-09-04 富士電機株式会社 アイソレータおよびアイソレータの製造方法
US20150234422A1 (en) 2013-02-05 2015-08-20 International Business Machines Corporation Tunable Sector Buffer for Wide Bandwidth Resonant Global Clock Distribution
WO2016048749A1 (en) 2014-09-27 2016-03-31 Qualcomm Incorporated Configurable last level clock driver for improved energy efficiency of a resonant clock

Also Published As

Publication number Publication date
CN110679086A (zh) 2020-01-10
US10998854B2 (en) 2021-05-04
DE112018001833T5 (de) 2019-12-19
GB2577210B (en) 2022-05-11
US10797642B2 (en) 2020-10-06
US20180351506A1 (en) 2018-12-06
US20180351507A1 (en) 2018-12-06
CN110679086B (zh) 2023-04-28
DE112018001833B4 (de) 2022-06-30
JP2020523776A (ja) 2020-08-06
GB201917541D0 (en) 2020-01-15
WO2018220569A1 (en) 2018-12-06
GB2577210A (en) 2020-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bobba et al. CELONCEL: Effective design technique for 3-D monolithic integration targeting high performance integrated circuits
US7920020B2 (en) System and method for auto-power gating synthesis for active leakage reduction
JP6037570B2 (ja) 複数の電圧閾値を有するデバイスのための二重のポリラインパターニングを用いたスタンダードセルのアーキテクチャ
WO2014137736A1 (en) Flip-flop in a monolithic three-dimensional integrated circuit (3dic) and related method
US20130032885A1 (en) Area efficient gridded polysilicon layouts
JP7062694B2 (ja) 磁気シールドをともなう共振クロック回路
US8086989B2 (en) Structure for glitchless clock multiplexer optimized for synchronous and asynchronous clocks
JP6307506B2 (ja) 共振クロッキングモードと通常のクロッキングモードとの間の遷移
US8791726B2 (en) Controlled resonant power transfer
EP2586128B1 (en) Rescaling
JP7083558B2 (ja) 動的内部電源ノードへの供給電圧の提供
Sarhan et al. 3DCoB: A new design approach for Monolithic 3D Integrated Circuits
US10778146B2 (en) Integrated circuit voltage-controlled oscillator with late-stage fabrication tuning
Chou et al. Ping-pong mesh: A new resonant clock design for surge current and area overhead reduction
JP2008059225A (ja) 半導体回路を構成するセルまたはマクロに放熱コンポーネントを配置しうる放熱形成領域を設定する方法、半導体回路を構成するセルまたはマクロに対する放熱コンポーネント配置方法、放熱形成領域設定プログラム、および、放熱コンポーネント配置プログラム
Zhou et al. Design for manufacturability of a VDSM standard cell library

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7062694

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150