以下では、添付図面を参照して本出願の技術的解決策について説明する。
本出願の実施形態は、クラウドフォルダ機能をサポートするすべての端末デバイス(ユーザ機器とも呼ばれる)、例えば、携帯電話、リストバンド、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)デバイス、ワイヤレス通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、ワイヤレスモデムに接続されたコンピューティングデバイスもしくはその他の処理デバイス、車載デバイス、またはウェアラブルデバイスに適用されてもよい。端末デバイスは、通信端末に限定されない。
以下、端末デバイスが携帯電話である場合を例に、図1に示す携帯電話100の一部の構成の概略ブロック図を参照しながら、携帯電話100の構成について詳細に説明する。なお、図1に示す携帯電話は、端末デバイスの一例に過ぎず、本出願の実施形態は、これに限定されない。
図1に示すように、携帯電話100は、無線周波数(radio frequency、RF)回路110、メモリ120、別の入力デバイス130、ディスプレイ140、センサ150、オーディオ回路160、I/Oサブシステム170、プロセッサ180、および電源190などのコンポーネントを含む。
RF回路110は、情報受信/送信プロセスまたは通話プロセスにおいて信号を受信および送信するように構成され得る。特に、基地局からダウンリンク情報を受信した後、RF回路110は、ダウンリンク情報を処理のためにプロセッサ180に送信し、アップリンク関連データを基地局に送信する。一般に、RF回路は、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、カプラ、低雑音増幅器(low noise amplifier、LNA)、デュプレクサなどを含むがこれらに限定されない。また、RF回路110はまた、ネットワークおよび別のデバイスとの無線通信を実行することができる。モバイル通信のグローバルシステム(global system of mobile communication、GSM)、一般的なパケットラジオサービス(general packet radio service、GPRS)、コード分割多重アクセス(code division multiple access、CDMA)、広帯域コード分割多重アクセス(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、電子メール、およびショートメッセージサービス(short messaging service、SMS)を含むがこれらに限定されない、任意の通信規格またはプロトコルがワイヤレス通信に使用され得る。
メモリ120は、ソフトウェアプログラムおよびモジュールを格納するように構成され得る。プロセッサ180は、メモリ120に格納されたソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行することにより、携帯電話100の各種機能アプリケーションおよびデータ処理を実行する。メモリ120は、主にプログラム記憶領域とデータ記憶領域とを含むことができる。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能(ボイス再生機能または画像再生機能など)に必要なアプリケーションプログラムなどを記憶することができる。データ記憶領域は、携帯電話100の用途などに基づいて作成されたデータ(オーディオデータやアドレス帳など)を記憶することができる。また、メモリ120は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置、または他の揮発性固体記憶装置をさらに含むことができる。
別の入力デバイス130は、入力された数字または文字情報を受信し、携帯電話100のユーザ設定および機能制御に関するキー信号入力を生成するように構成され得る。具体的には、別の入力デバイス130は、物理キーボード、ファンクションキー(ボリュームコントロールキーまたはオン/オフキーなど)、トラックボール、マウス、ジョイスティック、光学式マウス(光学式マウスは、視覚出力を表示しないタッチセンシティブな表面、またはタッチスクリーンによって形成されたタッチセンシティブな表面の拡張である)などの1つまたは複数を含み得るが、これらに限定されない。別の入力デバイス130は、I/Oサブシステム170内の別の入力デバイスコントローラ171に接続され、別の入力デバイスコントローラ171の制御下でプロセッサ180との信号交換を実行する。
ディスプレイ140は、ユーザによって入力された情報またはユーザに提供された情報、および携帯電話100のさまざまなメニューを表示するように構成され得、ユーザ入力をさらに受け入れることができる。
具体的には、ディスプレイ140は、表示パネル141およびタッチパネル142を含むことができる。表示パネル141は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)などの形態で構成されてもよい。タッチスクリーン、タッチセンシティブスクリーンなどとも呼ばれるタッチパネル142は、タッチパネル142上またはその近くでユーザが行ったタッチ操作または非タッチ操作(例えば、指やスタイラスなどの任意の適切なオブジェクトやアクセサリを使用して、タッチパネル142上またはその近くでユーザが行った操作であるか、またはモーションセンシング操作を含んでもよく、この操作には、単一点制御操作や多点制御操作などの操作タイプが含まれる)を収集し、予め設定されたプログラムに従って対応する接続装置を駆動することができる。
任意選択で、タッチパネル142は、タッチ検出装置とタッチコントローラとの2つの部分を含むことができる。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方向や姿勢を検出し、タッチ操作により発生した信号を検出して、その信号をタッチコントローラに送信する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、タッチ情報をプロセッサが処理できる情報に変換して、その情報をプロセッサ180に送信し、プロセッサ180が送信したコマンドを受信して実行することができる。また、タッチパネル142は、抵抗型、静電容量型、赤外線型、弾性表面波型などの複数のタイプを用いて実現されてもよいし、あるいは、タッチパネル142は、将来開発される技術を用いて実現されてもよい。
また、タッチパネル142が表示パネル141を覆っていてもよい。ユーザは、表示パネル141に表示された内容(表示内容は、ソフトキーボード、仮想マウス、仮想キー、アイコンを含むがこれらに限定されない)に基づいて、表示パネル141を覆うタッチパネル142上またはその近くでの操作を実行することができる。タッチパネル142上またはその近くの操作を検出した後、タッチパネル142は、ユーザ入力を決定するためにI/Oサブシステム170を使用して操作に関する情報をプロセッサ180に送信し、その後、プロセッサ180は、I/Oサブシステム170を使用することによってユーザ入力に基づいて、対応する視覚的出力を表示パネル141上に提供する。
図1では、タッチパネル142および表示パネル141は、携帯電話100の入出力機能を実装するための2つの独立したコンポーネントとして使用されることを理解されたい。ただし、いくつかの実施形態では、タッチパネル142および表示パネル141は、携帯電話100の入出力機能を実装するために統合されてもよい。
携帯電話100は、光センサ、モーションセンサ、または他のセンサなどの少なくとも1つのセンサ150をさらに含むことができる。
具体的には、光センサは、周囲光センサおよび近接センサを含むことができる。周囲光センサは、周囲光の明るさに基づいて表示パネル141の輝度を調節することができる。近接センサは、携帯電話100が耳の近くに移動すると、表示パネル141および/またはバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、加速度センサは全方向(通常は3軸)の加速度の大きさを検出することができ、加速度センサが静止しているときに大きさと重力の方向を検出することができ、携帯電話の姿勢アプリケーション(横向き/縦向きモードの切り替え、関連ゲーム、磁力計の姿勢キャリブレーションなど)、振動認識関連の機能(歩数計やストロークなど)などを認識するように構成され得る。ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、および赤外線センサなど、携帯電話100のためにさらに構成され得る他のセンサについては、本明細書では詳細を説明しない。
オーディオ回路160、スピーカ161、およびマイクロフォン162は、ユーザと携帯電話100との間のオーディオインタフェースを提供することができる。オーディオ回路160は、受信したオーディオデータの変換後に得られた信号をスピーカ161に送信することができ、スピーカ161は、信号を音声信号に変換して、その音声信号を出力する。また、マイクロフォン162は、収集された音声信号を信号に変換し;オーディオ回路160は、信号を受信し、その信号をオーディオデータに変換し、そのオーディオデータをRF回路108に出力し;次に、オーディオデータは、例えば、別の携帯電話に送信されるか、またはオーディオデータは、さらなる処理のためにメモリ120に出力される。
I/Oサブシステム170は、外部入力/出力デバイスを制御するように構成され、別の入力デバイスコントローラ171、センサコントローラ172、およびディスプレイコントローラ173を含むことができる。任意選択で、1つまたは複数の別の入力制御デバイスコントローラ171は、別の入力デバイス130から信号を受信し、かつ/または別の入力デバイス130に信号を送信する。別の入力デバイス130は、物理的なボタン(プッシュボタン、ロッカーボタンなど)、ダイヤル、スライダスイッチ、ジョイスティック、クリックスクロールホイール、または光学式マウス(光学式マウスは、視覚出力を表示しないタッチセンシティブな表面、またはタッチスクリーンによって形成されたタッチセンシティブな表面の拡張である)を含むことができる。
別の入力制御デバイスコントローラ171は、前述のデバイスのうちの任意の1つまたは複数に接続され得ることに留意されたい。I/Oサブシステム170内のディスプレイコントローラ173は、ディスプレイ140から信号を受信し、かつ/またはディスプレイ140に信号を送信する。ディスプレイ140がユーザ入力を検出した後、ディスプレイコントローラ173は、検出されたユーザ入力を、ディスプレイ140に表示されたユーザインタフェースオブジェクトとの相互作用に変換する、すなわち、人間とコンピュータの相互作用を実装する。センサコントローラ172は、1つまたは複数のセンサ150から信号を受信し、かつ/または1つまたは複数のセンサ150に信号を送信することができる。
プロセッサ180は、携帯電話100の制御センタであり、各種インタフェースや回線を用いて携帯電話全体のすべての部分に接続され、メモリ120に格納されたソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを実行して、メモリ120に格納されたデータを呼び出すことによって、携帯電話100の各種機能およびデータ処理を行い、携帯電話の全体的な監視を実行するようにする。
任意選択で、プロセッサ180は1つまたは複数の処理ユニットを含むことができる。好ましくは、アプリケーションプロセッサおよびモデムプロセッサは、プロセッサ180に統合されてもよく、アプリケーションプロセッサは、主に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、アプリケーションプログラムなどを処理し、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理する。
前述のモデムプロセッサは、代替的にプロセッサ180に統合されなくてもよいことが理解され得る。
なお、別の入力デバイス130、センサ150、ディスプレイ140は、いずれも携帯電話100の外部から各種信号を受信してもよいので、最後に、プロセッサ180は、受信した信号に対してデータ処理を行い、各種機能を実行し、プロセッサ180の場合、別の入力デバイス130、センサ150、およびディスプレイ140は、すべて入力デバイスと見なすことができる。
携帯電話100は、すべてのコンポーネントに電力を供給する電源190(例えば、バッテリ)をさらに含む。好ましくは、電源は、電力管理システムを使用することによってプロセッサ180に論理的に接続され得、そのため電力管理システムを使用して充電管理、放電管理、および電力消費管理などの機能が実現される。
また、携帯電話100は、図示しないが、カメラモジュール、ブルートゥース(登録商標)モジュール、赤外線モジュールなどをさらに含むことができる。詳細はここでは説明しない。
当業者は、図1に示される携帯電話構造は携帯電話に対するいかなる制限も構成せず、携帯電話は、図に示されるものよりも多いまたは少ないコンポーネントを含み得るか、またはいくつかのコンポーネントが組み合わされるか、または一部のコンポーネントが分割されているか、コンポーネントの配置が異なっていることを理解することができる。
以下は、本出願の実施形態におけるクラウドフォルダについて簡単に説明する。
フォルダは、端末デバイスの起動ファイルのコレクションであってもよい。起動ファイルは、対応するアプリケーションを起動するために使用され得る。フォルダを使用することで、ユーザはデスクトップアプリケーションを便利に管理し、同様の機能を有するアプリケーションを同じフォルダに分類できるため、アプリケーションが多すぎる場合に、アプリケーションの閲覧や検索が不便になるという問題を解決できる。つまり、1つのフォルダ内に同様の機能を有するアプリケーションプログラム起動ファイルが複数存在してもよく、そのフォルダを使用して、アプリケーションプログラム起動ファイルが分類されて収容され得る。また、ユーザが、アプリケーションプログラム起動ファイルをフォルダにドラッグしたり、アプリケーションプログラム起動ファイルをフォルダの外にドラッグしたり、アプリケーションプログラム起動ファイルをフォルダに表示したりできる。アプリケーションファイル起動ファイルは、起動アイコン、つまり、アプリケーションを識別するために使用され、端末のデスクトップ上にあるアイコンであってもよい。
クラウドフォルダは、フォルダの基本機能を継承することで、分類機能と推奨機能を備えたフォルダである。具体的には、クラウドフォルダは、共有フォルダのすべての機能を有するだけでなく、クラウドフォルダにアプリケーションの分類機能と推奨機能が備わっていることが重要である。具体的には、ユーザがインストールしていないが同じカテゴリまたは他の情報に属するアプリケーションが、クラウドフォルダに表示され、ユーザにそのアプリケーションを推奨することができる。ユーザは、アプリケーションに関連する属性情報を閲覧し、アプリケーションを選択的にダウンロードしてそのアプリケーションをインストールすることができる。
クラウドフォルダタイプは、クラウドフォルダに追加または推奨されるアプリケーションの属性カテゴリである。例えば、クラウドフォルダタイプは、ソーシャルライフ、エンターテインメント、または軽い仕事であってもよい。具体的には、ソーシャルライフタイプのクラウドフォルダに、WeChat、QQ、およびBaidu Mapなどのアプリケーションが追加または推奨され得;エンターテインメントタイプのクラウドフォルダに、Tencent VideoやKugou Musicなどのアプリケーションが追加または推奨され得;軽い仕事タイプのクラウドフォルダに、WPS OfficeやYoudao Dictionaryなどのアプリケーションが追加または推奨され得る。
本出願の実施形態では、ユーザが作成対象のターゲットクラウドフォルダのターゲットタイプを選択する操作命令に応答して、端末デバイスがターゲットクラウドフォルダを作成し;ターゲットタイプに関連付けられ、サーバから取得した少なくとも1つのアプリケーションをユーザにプッシュし、そのためユーザは少なくとも1つのアプリケーションからターゲットアプリケーションを選択することができ;さらに、端末デバイスはターゲットアプリケーションをダウンロードしてインストールする。このようにして、一方で、ターゲットタイプに関連付けられたクラウドフォルダは、端末デバイスのオペレーティングシステムを再インストールしたり、工場出荷時の設定を復元したりすることなく作成され得、他方で、プレインストールされていないクラウドフォルダにさまざまなアプリケーションがあるという問題が回避され、それによりクラウドフォルダの分類および推奨機能が効果的に実装され、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
なお、本明細書におけるターゲットタイプは、クラウドフォルダとの関連付けに用いられ、ユーザにより選択されたアプリケーションタイプであってもよく、本明細書におけるターゲットクラウドフォルダは、ターゲットタイプに関連付けられたクラウドフォルダであってもよく、ターゲットクラウドフォルダは、ターゲットタイプに関連付けられ、サーバによってプッシュされたアプリケーションを受信することができる。
理解および説明を容易にするために、以下は、本出願の実施形態におけるアプリケーション処理方法を実行するための例としておよびエンティティとして携帯電話100を使用することによって、図2から図13を参照して本出願の実施形態を詳細に説明する。
図2は、本出願の一実施形態による端末デバイスのためのアプリケーション処理方法200の概略プロセスを示している。以下は、方法200のステップを詳細に説明する。ステップS210:少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得する。
本出願のこの実施形態では、携帯電話100は、2つの方式で少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得することができる。次に、2つの方式について詳しく説明する。
方式A
サーバから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得する。具体的な実装プロセスは次のとおりである:
携帯電話100によって、第1の要求メッセージをサーバに送信し、第1の要求メッセージは、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを要求するために使用され;そして
携帯電話100によって、第1の要求メッセージに基づいてサーバによって送信された第1の応答メッセージを受信し、第1の応答メッセージは、少なくとも1つのタイプを示すために使用される。
このようにして、携帯電話100は、サーバから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得し、そのため、作成対象のターゲットクラウドフォルダの、携帯電話100によって選択されるターゲットタイプは、サーバでサポートできるクラウドフォルダタイプであり、それによりユーザエクスペリエンスを向上させる。
本出願のこの実施形態におけるサーバは、従来の物理的なサーバであってもよく、またはクラウドサーバであってもよいことに留意されたい。クラウドサーバは、スケーラブルな処理機能を備えた、シンプルで効率的、安全、かつ信頼性の高いコンピューティングサービスである。物理サーバと比較して、クラウドサーバは管理が簡単で、管理効率が高くなっている。ユーザは、事前にハードウェアを購入することなく、任意の数量のクラウドサーバをすばやく作成またはリリースできる。
可能な実装では、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプは、携帯電話100のデバイス情報に基づいてサーバによってプッシュされる。携帯電話100のデバイス情報は、携帯電話100のモデルおよび/または携帯電話100のオペレーティングシステムなどの携帯電話100の属性に関する情報を含むことができる。
具体的には、サーバは、複数のタイプの携帯電話でサポートできるクラウドフォルダタイプを格納している。携帯電話100は、携帯電話100のデバイス情報を含む第1の要求メッセージをサーバに送信する。サーバは、第1の要求情報から携帯電話100のデバイス情報を取得した後、携帯電話100のデバイス情報に基づいて、携帯電話100でサポートできるクラウドフォルダタイプを決定し、さらに、第1の応答メッセージを使用して、携帯電話100でサポートできるクラウドフォルダのタイプをフィードバックすることができる。
このように、サーバは、携帯電話100のデバイス情報に基づいてクラウドフォルダタイプをフィードバックし、そのためサーバによってフィードバックされたクラウドフォルダタイプは、携帯電話100とマッチする、すなわち、フィードバックされたクラウドフォルダタイプは、携帯電話100がサポートできるクラウドフォルダタイプである。
制限の代わりに一例として、第1の要求メッセージは、読み取り専用メモリ(read-only memory、ROM)のバージョンをさらに含むことができる。
方式Aでは、携帯電話100は、ユーザが入力した第3の操作命令を検出した後に、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得することができる。第3の操作命令は、ディスプレイ140の空白領域でユーザが行ったタッチ操作の命令であってもよい。タッチ操作は、長押し操作、フリック操作、タッチ操作などであってもよい。ここで、ディスプレイ140は、表示パネル141およびタッチパネル142を含む。タッチパネル142は、タッチ検出装置およびタッチコントローラを含む。あるいは、第3の操作命令は、マイクロフォン162を使用してユーザが入力したボイス命令であってもよい。ユーザが携帯電話100と対話することを可能にすることができる任意の操作命令は、本出願の実施形態の保護範囲内にある。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
なお、ユーザが入力した第3の操作命令は、携帯電話100が少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得するためのトリガ条件と考えてもよいことが理解されよう。
具体的には、携帯電話100は、ユーザが入力した第3の操作命令を検出した後、クラウドフォルダタイプを選択することによってユーザがクラウドフォルダを作成する必要があると判断することができ、したがってサーバから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得する。
例えば、第3の操作命令は、長押し操作の命令である。ユーザがクラウドフォルダタイプを選択する必要がある場合、ユーザはディスプレイ140上の空白領域を長押しすることができる。タッチ検出装置は、ユーザが入力した長押し操作を検出した後、長押し操作の信号をタッチコントローラに送信する。タッチコントローラは、長押し操作の信号をプロセッサ180が処理できる信号に変換し、その信号をプロセッサ180に送る。このようにして、プロセッサ180は、ユーザが行った長押し操作を取得することができる。
図3は、本出願の一実施形態による人間とコンピュータの相互作用インタフェースの概略図である。APP1~APP8は、携帯電話100に既にインストールされているアプリケーションである。ユーザがクラウドフォルダタイプを選択する必要がある場合、ユーザはディスプレイ140の空白領域(例えば、2.1.1に示す長押し位置)で長押し操作を行うことができる。携帯電話100は、長押し操作を検出した後、サーバからクラウドフォルダタイプを取得する。
確かに、第3の操作命令が長押し操作である前述の例は、単なる概略的な説明であり、本出願のこの実施形態に対する制限を構成するものではない。例えば、端末デバイスは、代わりに、音声制御デバイスによって送信された関連信号を受信した後に、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得してもよい。具体的には、ユーザは、携帯電話100のマイクロフォンを使用して、「クラウドフォルダを作成したい」などのセンテンスを発声してもよい。この信号を受信した後、携帯電話100は、携帯電話100が最初にクラウドフォルダタイプを選択する必要があると判断し、したがって、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得する。
方式B
携帯電話100から事前構成された少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得する。
具体的には、携帯電話100のオペレーティングシステムでサポートできる少なくとも1つのクラウドフォルダタイプが携帯電話100に予め格納されている。携帯電話100は、ユーザが選択するための予め格納された少なくとも1つのクラウドフォルダタイプから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを直接取得することができる。
同様に、方式Bでは、携帯電話100は、第3の操作命令を検出した後に、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得することができる。第3の操作命令は、予め用意されたアイコンに対してユーザが行ったタッチ操作の命令であってもよく;または、第3の操作命令は、ディスプレイ上でユーザが行った長押し操作の命令であってもよく;または、第3の操作命令は、予め用意されたアイコンをユーザがタッチした後にユーザによって入力されるボイス命令であってもよい。ユーザが端末デバイスと対話することを可能にすることができる任意の操作命令は、本出願の実施形態の保護範囲内に含まれる。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
なお、ユーザが入力した第3の操作命令は、携帯電話100が少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得するためのトリガ条件と考えてもよいことが理解されよう。
例えば、第3の操作命令は、長押し操作の命令である。携帯電話100がディスプレイ上でユーザが行った長押し操作を検出した後に少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得する方式については、携帯電話100がディスプレイ上でユーザが行った長押し操作を検出した後に少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得することに関する方式Aにおける具体的な説明を参照されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を再度説明しない。
図4を参照して、第3の操作命令がタッチ操作である例を用いて、携帯電話100が、予め用意されたアイコンにユーザが行ったタッチ操作を検出した後、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得する具体的な処理について説明する。
図4は、本出願の一実施形態による別の人間とコンピュータの相互作用インタフェースの概略図である。図4に示すように、携帯電話100がターゲットクラウドフォルダを作成する例が使用されており、APP1~APP8は、携帯電話100に既にインストールされているアプリケーションである。ユーザが新しいクラウドフォルダを作成する必要がある場合、ユーザは2.1.2に示すローカルアプリケーションの「設定」をタッチする。2.1.3に示す設定メニューがポップアップされる。設定メニューは、「クラウドフォルダ」を含む複数のメニューオプションを含む。ユーザが「クラウドフォルダ」オプションをタッチすると、クラウドフォルダに関する複数の操作オプションがポップアップされる。操作オプションは、少なくとも2.1.5に示す「作成」オプションを含む。任意選択で、操作オプションは「削除」オプションを代替的に含んでもよい。このようにして、クラウドフォルダを作成する要件に従って、ユーザはディスプレイ140上の「作成」オプションにタッチする。この場合、プロセッサ180は、ディスプレイ140による信号入力に基づいて、ユーザがクラウドフォルダを作成する必要があると判断し、さらに、ユーザが最初にクラウドフォルダタイプを選択する必要があると判断し、したがってユーザが選択するための少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを携帯電話100から取得することができる。
図4に示されるメニューオプションは、単なる概略的な説明であり、本出願のこの実施形態に対する制限を構成しないことを理解されたい。実際、設定は、ローカルにインストールされたアプリケーションに関するすべてのメニューオプションを含んでもよい。
S211:少なくとも1つのクラウドフォルダタイプをディスプレイに表示する。
具体的には、携帯電話100が、携帯電話100でサポートできる少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得した後、プロセッサ180は、ユーザが少なくとも1つのタイプからターゲットタイプを選択するために、ディスプレイコントローラ173を使用することによって、少なくとも1つのタイプをユーザに表示するようにディスプレイ140を制御することができる。
このように、選択可能なクラウドフォルダタイプがディスプレイを使用してユーザに提供されるので、ユーザは、クラウドフォルダタイプを便利に決定することができ、それによって、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
図5および図6を参照して、以下では、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得する上記の2つの方式に基づく、携帯電話100の人間とコンピュータの相互作用インタフェースの変更プロセスについて説明する。
図5は、本出願の一実施形態による別の人間とコンピュータの相互作用インタフェースの概略図である。図5に示すように、携帯電話100は、ディスプレイ140上でユーザが行った長押し操作を検出した後、サーバから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得し、クラウドフォルダ分類メニューを表示するために、ディスプレイコントローラ173を使用してディスプレイ140を制御する、すなわち、2.2.1に示すクラウドフォルダ分類メニューをポップアップすると想定される。クラウドフォルダ分類メニューは、2.2.2に示す複数のメニューオプションを含み、各メニューオプションはクラウドフォルダタイプを示す。図5では、クラウドフォルダ分類メニューは、ソーシャルライフ、エンターテインメント、および軽い仕事の3つのクラウドフォルダタイプを示している。本明細書での分類は単なる例であることは理解されよう。これは本明細書に限定されない。
図6は、本出願の一実施形態による別の人間とコンピュータの相互作用インタフェースの概略図である。図6に示すように、携帯電話100は、予め用意されたシステムの「設定」アイコンに対してユーザが行ったタッチ操作を検出した後、2.1.3に示す設定メニューをポップアップし;携帯電話100は、ユーザが「クラウドフォルダ」に対して行ったタッチ操作を検出した後、2.1.5を含む少なくとも1つの操作オプションをポップアップし;そして、携帯電話100は、「作成」オプションに対してユーザが行ったタッチ操作を検出した後、ディスプレイコントローラ173を使用して、ディスプレイ140を制御して、クラウドフォルダ分類メニューを表示する、すなわち、2.2.1に示すクラウドフォルダ分類メニューをポップアップする、と想定される。クラウドフォルダ分類メニューは、2.2.2に示す複数のメニューオプションを含み、各メニューオプションはクラウドフォルダタイプを示す。図6では、クラウドフォルダ分類メニューは、ソーシャルライフ、エンターテインメント、および軽い仕事の3つのクラウドフォルダタイプを示している。同様に、ここでの分類は単なる例である。これは本明細書に限定されない。
携帯電話100がディスプレイ140を使用して少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを表示した後、ユーザは、実際の要件に従って3つのタイプから1つをターゲットタイプとして選択することができる。具体的には、ユーザは、ターゲットタイプに対応する位置でタッチ操作を行うことにより、ターゲットタイプの選択処理を完了することができる。
これに対応して、プロセッサ180は、ディスプレイ140上のターゲット位置に対してユーザが行ったタッチ操作を検出すると、ターゲット位置に対応するターゲットタイプを決定する。
実装プロセスでは、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプは、ディスプレイ140上の少なくとも1つの位置に対応し、各クラウドフォルダタイプは、1つの位置に対応する。つまり、携帯電話100は、各クラウドフォルダタイプがディスプレイ上に表示される位置を明確に知っている。したがって、ディスプレイ140が、ユーザがターゲット位置に対して行ったタッチ操作を検出した後、ディスプレイコントローラ173は、検出したタッチ操作をプロセッサ180が識別可能な信号に変換し、その信号をプロセッサ180に送信する。つまり、ユーザが行ったタッチ操作が、ディスプレイ140上の位置を示すために使用され得る。これにより、プロセッサ180は、タッチ操作の信号が示すターゲット位置に基づいて、ターゲット位置に対応するターゲットタイプを決定することができる。
また、例えば、図5または図6に示すように、ターゲットタイプが「エンターテインメント」の場合、ユーザは、メニューオプション「エンターテインメント」に対してタッチ操作を行うことにより、ターゲットタイプを選択するプロセスを完了することができる。
なお、ディスプレイは、ユーザが行ったタッチ操作を直接検出するデバイスであるが、プロセッサは、タッチ操作が行われた場合にのみ、ディスプレイコントローラから送信されたタッチ操作に関する信号を受信できるため、プロセッサがタッチ操作に関する信号を取得することは、ユーザが行ったタッチ操作をプロセッサが検出することとして理解され得ることを理解されたい。
なお、端末デバイスがディスプレイを備えたコンピュータである場合、ユーザは、マウスを使用してディスプレイ上のターゲット位置をクリックして、少なくとも1つのタイプからターゲットタイプを選択することができる。プロセッサは、クリック操作の取得された信号に基づいてターゲット位置を決定して、ターゲット位置に対応するターゲットタイプを決定することができる。
制限の代わりに一例として、携帯電話100によってネットワークデバイスから取得された少なくとも1つのクラウドフォルダタイプをユーザに通知するために、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプをディスプレイに表示する方式は単なる概略的な説明であり、代替的に、携帯電話100は、別の方式で、ユーザが少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを決定することを可能にすることができることを理解されたい。
例えば、携帯電話100は、音声制御デバイスを使用して少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを出力することができる。具体的には、プロセッサ180は、オーディオ回路160が少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを示すために使用されるオーディオデータを変換した後に得られる信号をスピーカ161に送信し、その後、スピーカ161は音声信号を出力する、すなわち、スピーカ161は、少なくとも1つのタイプを再生する。
ユーザの場合、ユーザは、マイクロフォン162を使用することにより、決定されたターゲットタイプを入力してもよい。マイクロフォン162は、受信した音声信号を信号に変換し、オーディオ回路160は、その信号を受信し、その信号をオーディオデータに変換し、オーディオデータをプロセッサ180に送信する。このようにして、プロセッサ1810は、オーディオデータに基づいてターゲットタイプを決定することができる。
ステップS220:ユーザが作成対象のターゲットクラウドフォルダのターゲットタイプを選択するという第1の操作命令を取得する。
クラウドフォルダに対するユーザの要求に応じて、ユーザは、入力デバイスを使用して第1の操作命令を入力することができる。このように、携帯電話100のプロセッサ180は、入力デバイスを使用して第1の操作命令を取得する。具体的には、入力デバイスは、携帯電話100のプロセッサ180に、ターゲットタイプを示すために使用される信号を直接送信するか、別のデバイスを使用して、ターゲットタイプを示すために使用される信号を、プロセッサ180が識別できる信号に変換し、その後処理された信号をプロセッサ180に送信する。このようにして、プロセッサ180によって最終的に得られる信号は、第1の操作命令である。
入力デバイスは、キーボード(例えば、別の入力デバイス130のうちの1つ)、ディスプレイ(例えば、ディスプレイ140)、音声制御デバイス(例えば、オーディオ回路160、スピーカ161、およびマイクロフォン162)、またはマウス(例えば、別の入力デバイス130のうちの1つ)など、ユーザによって入力された情報を受信できる任意のデバイスであってもよい。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
これに対応して、異なるタイプの入力デバイスは、異なる操作命令(例えば、第1の操作命令)に対応する。例えば、入力デバイスがディスプレイ140である場合、ディスプレイ140は、タッチパネル142を含む。プロセッサ180は、タッチパネル142に対してユーザが行ったタッチ操作を利用して、第1の操作命令を取得する。第1の操作命令は、ユーザが入力したタッチ操作の命令であってもよい。タッチ操作は、タッチ操作、長押し操作、フリック操作、ドラッグ操作などであってよい。入力デバイスが音声制御デバイスである場合、音声制御デバイスは、マイクロフォン162およびオーディオ回路160を含むことができる。ユーザは、ターゲットタイプを示すために使用される音声信号をボイスで出力する。マイクロフォン162は、収集した音声信号を信号に変換し、オーディオ回路160は、受信した信号をオーディオデータに変換する。プロセッサ180は、第1の操作命令として、オーディオデータまたはオーディオデータが別のデバイスにより処理された後に得られる信号を使用する。入力デバイスがキーボードなどの携帯電話100内のデバイス以外の別の入力デバイス130である場合、プロセッサ180は、別の入力デバイス130によって入力された信号を使用して第1の操作命令を取得してもよい。
制限の代わりに一例として、携帯電話100は、前述のステップS210およびS211を実行することによって少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得および表示する必要がない場合があり、ユーザは少なくとも1つのクラウドフォルダタイプからターゲットタイプを選択する必要がない場合もあり、音声制御デバイス(例えば、マイクロフォン162)を使用して、ボイスでターゲットタイプを直接入力する場合もある。
ステップS230:第1の操作命令に応答して、ターゲットタイプに関連付けられたターゲットクラウドフォルダを作成する。
本出願のこの実施形態では、携帯電話100は、ユーザがターゲットタイプを選択するという第1の操作命令に従って、3つの方式でターゲットクラウドフォルダを作成することができる。以下では、3つの方式について個別に説明する。
方式1
第1の操作命令に応答して、ターゲットクラウドフォルダを作成する。
具体的には、携帯電話100は、ターゲットタイプに基づいて、携帯電話100に新しいクラウドフォルダ(すなわち、ターゲットクラウドフォルダ)(または、携帯電話100には存在しないクラウドフォルダ)を作成する。
本出願のこの実施形態では、ユーザは、複数のケースに基づいてクラウドフォルダを作成することができる。例えば、ターゲットタイプのターゲットクラウドフォルダは、携帯電話100には存在しない;または、ターゲットタイプのターゲットクラウドフォルダは、以前に携帯電話100に存在したが、ユーザによって誤って削除された;または、携帯電話100内にクラウドフォルダが存在するが、クラウドフォルダは属性カテゴリを持たない(すなわち、クラウドフォルダの分類および推奨機能を実装することができない);または、携帯電話100にクラウドフォルダが存在するが、クラウドフォルダのタイプが現在のユーザの要求を満たしていない。
具体的な実装については、図5および図6に関連する説明を参照されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を再度説明しない。
方式2
ユーザが作成対象のターゲットクラウドフォルダのターゲットタイプを選択するという第1の操作命令を取得するステップは:
ユーザがターゲットタイプを既存のフォルダに追加するという操作命令を取得するステップ
を含み、
第1の操作命令に応答して、ターゲットタイプに関連付けられたターゲットクラウドフォルダを作成するステップは:
ユーザがターゲットタイプを既存のフォルダに追加するという操作命令に応答して、ターゲットクラウドフォルダを作成するためにフォルダを更新するステップ
を含む。
方式2では、方式1で説明したように新しいクラウドフォルダを作成する代わりに、携帯電話100内の既存のフォルダが更新されて、ターゲットタイプのターゲットクラウドフォルダを作成するプロセスを実施することができる。
可能な実装では、フォルダは、分類および推奨機能を備えていない共有フォルダである。この場合、推奨機能を有効または無効にするために使用されるスイッチオプションが共有フォルダに追加されて、共有フォルダをプッシュ機能のみを備えたクラウドフォルダに変換することができる(プッシュ機能は提供されているが、サーバによってプッシュされるアプリケーションはさまざまなタイプを含む)。また、プッシュ機能のみを備えたクラウドフォルダにターゲットタイプが追加され得るため、プッシュ機能のみを備えたクラウドフォルダは、ターゲットタイプに基づいたアプリケーションを推奨できるターゲットクラウドフォルダにさらに更新される。
別の可能な実装では、フォルダはプッシュ機能のみを備えたクラウドフォルダである(プッシュ機能が提供されているが、サーバによってプッシュされるアプリケーションはさまざまなタイプを含む)。プッシュ機能のみを備えたクラウドフォルダにターゲットタイプが追加され得るため、プッシュ機能のみを備えたクラウドフォルダは、ターゲットタイプに基づいたアプリケーションを推奨できるターゲットクラウドフォルダにさらに更新される。
ターゲットタイプをフォルダに追加する方式については、前述の方式Aを参照されたい。図7に示すように、ユーザは、携帯電話100の既存のフォルダ(フォルダ#1)の空白領域で関連操作(例えば、長押し操作やタップ操作)を行ってもよい。携帯電話100は、ユーザが行った操作を検出した後、携帯電話100のサーバまたはオペレーティングシステムから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得し、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを表示してもよい。次に、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプからユーザが選択したターゲットタイプに基づいて、携帯電話100は、分類および推奨機能を備えたターゲットクラウドフォルダにフォルダを自動的に更新する。
方式3
ユーザが作成対象のターゲットクラウドフォルダのターゲットタイプを選択するという第1の操作命令を取得するステップは:
ユーザが既存のクラウドフォルダのタイプをターゲットタイプに変更するという操作命令を取得するステップ
を含み、
第1の操作命令に応答して、ターゲットタイプに関連付けられたターゲットクラウドフォルダを作成するステップは、
ユーザが既存のクラウドフォルダのタイプをターゲットタイプに変更するという操作命令に応答して、ターゲットクラウドフォルダを作成するためにクラウドフォルダを更新するステップ
を含む。
既存のクラウドフォルダとは、分類および推奨機能を備えたクラウドフォルダを表し、携帯電話100の工場出荷時のオペレーティングシステム内のクラウドフォルダであってもよいし、プレインストールされたクラウドフォルダであってもよい。
同様に、方式3では、方式1で説明したように新しいクラウドフォルダを作成する代わりに、携帯電話100内の既存のクラウドフォルダが、クラウドフォルダのタイプを変更することによって更新されて、ターゲットタイプのターゲットクラウドフォルダを作成するプロセスを実装することができる。
ここで、既存のクラウドフォルダのタイプを変更する方式については、以下を参照されたい。
図7に示すものと同様に(方式3では、クラウドフォルダのタイプを変更する方法を説明するために図7が使用されるが、方式2の図7のフォルダが共有フォルダであるかクラウドフォルダであるかは無視する必要がある)、可能な実装では、ユーザはクラウドフォルダ(つまり、フォルダ#1)にタッチし、クラウドフォルダ#1の空白領域での関連操作(例えば、長押し操作やタッチ操作)を実行する。携帯電話100は、ユーザが行った関連操作を検出した後、携帯電話100のサーバまたはオペレーティングシステムから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得し、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを表示する。次に、携帯電話100は、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプからユーザが選択したターゲットタイプに基づいて、現在のクラウドフォルダをターゲットタイプのターゲットクラウドフォルダに更新する。
図8に示すように、別の実装では、クラウドフォルダのタイプを変更するためのメニューオプションが、既存のクラウドフォルダ(例えば、フォルダ#2)に提供される。ユーザはフォルダ#2のメニューオプションにタッチする。携帯電話100は、クラウドフォルダのタイプを変更するためのメニューオプションに対してユーザが行ったタッチ操作(例えば、長押し操作やタッチ操作)を検出した後、携帯電話100のサーバまたはオペレーティングシステムから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを含むメニューを取得して、メニューをポップアップする。また、携帯電話100は、ユーザが選択したターゲットタイプを検出し、現在操作されているクラウドフォルダのタイプをユーザが変更する必要があると判断し、したがって、現在のクラウドフォルダをターゲットタイプのターゲットクラウドフォルダに更新する。
ステップS231:ターゲットクラウドフォルダを作成した後、ターゲットクラウドフォルダを表示する。
具体的には、プロセッサ180は、第1の操作命令に従って、ターゲットタイプのクラウドフォルダ(すなわち、ターゲットクラウドフォルダ)を作成し、ターゲットフォルダのアイコンを携帯電話100のデスクトップに追加し、すなわち、ディスプレイコントローラ173を使用して、ディスプレイ140を制御し、ターゲットフォルダのアイコンをディスプレイ140に表示するので、ユーザは、ターゲットクラウドファイルのアイコンを使用して関連アプリケーションを便利に管理することができる。
図9は、本出願の一実施形態による別の人間とコンピュータの相互作用インタフェースの概略図である。図9に示すように、図5、図6、図7、または図8に示す少なくとも1つのタイプからユーザが選択したターゲットタイプが「エンターテインメント」である場合、プロセッサ180はターゲットタイプのターゲットクラウドフォルダを作成し、ディスプレイコントローラ173を使用して、ターゲットクラウドフォルダのアイコンをディスプレイ140に表示する。このようにして、新しいアイコン、すなわちターゲットクラウドフォルダ「エンターテインメント」のアイコンが、ディスプレイ140の人間とコンピュータの相互作用インタフェースに追加される。
ステップS232:ターゲットクラウドフォルダを作成した後、携帯電話100のオペレーティングシステムが再起動された後にターゲットクラウドフォルダのパラメータが失われないように、ターゲットクラウドフォルダのパラメータを格納する。パラメータは、ターゲットクラウドフォルダの名前、ターゲットクラウドフォルダのタイプ、ディスプレイ上のターゲットクラウドフォルダのシーケンス番号、またはディスプレイ上のターゲットクラウドフォルダの位置の少なくとも1つを含む。
ディスプレイ140上のターゲットクラウドフォルダのシーケンス番号は、端末デバイスのデスクトップ上のターゲットクラウドフォルダの位置を識別するために使用されるメッセージとして理解され得る。具体的には、各操作オブジェクトは、ディスプレイ140上の対応する位置を有する。具体的には、位置は、ディスプレイ上の操作オブジェクトの2次元座標である。ディスプレイ上の領域の座標により、操作オブジェクトが決まる。ユーザが操作オブジェクトに対して関連操作を行うと、ディスプレイ140のタッチパネル142は、操作オブジェクトに対応する位置で関連操作を検出し、プロセッサ180は、対応する位置での検出信号に基づいてユーザの関連操作またはユーザの行動を判断することができ、対応するコンテンツをユーザに出力する。したがって、ターゲットクラウドフォルダに対してユーザが関連操作を行った場合、携帯電話100は、ユーザが関連操作を行った操作オブジェクトがターゲットクラウドフォルダであると判断することができる。
可能な実装では、ユーザがターゲットクラウドフォルダを便利に識別するように、ターゲットクラウドフォルダのタイプがターゲットクラウドフォルダの名前として使用され得る。なお、図7に示すように、ターゲットクラウドフォルダのタイプが「エンターテインメント」であれば、ターゲットクラウドフォルダの名前も「エンターテインメント」となる。
以下では、ターゲットクラウドフォルダのさまざまな機能ボタンについて詳しく説明する。
ターゲットクラウドフォルダは、推奨スイッチを含む。任意選択で、ターゲットクラウドフォルダは、リフレッシュボタンまたは追加ボタンの少なくとも1つをさらに含む。
図10は、本出願の一実施形態による、ターゲットクラウドフォルダが開かれた後の人間とコンピュータの相互作用インタフェースの概略図である。図10に示すように、ターゲットクラウドフォルダ「エンターテインメント」が開かれた後、3つの機能アイコン:2.3.1に示す推奨機能、2.3.2に示すリフレッシュボタン、および2.3.3に示す追加ボタンが人間とコンピュータの相互作用インタフェースに表示される。
以下に、各機能アイコンの機能について簡単に説明する。
推奨スイッチ:アプリケーションを表示するかどうかを制御するために使用される。つまり、推奨スイッチは、アプリケーションを取得するアクションを実行するかどうかを制御するために使用される。具体的には、推奨スイッチがオンになると、携帯電話100は、ディスプレイ140を使用してアプリケーションを表示する、すなわち、携帯電話100は、アプリケーションを取得するアクションを行う;または、推奨スイッチがオフになると、携帯電話100は、アプリケーションを表示しない、すなわち、携帯電話100は、アプリケーションを取得するアクションを実行せず、この場合、クラウドフォルダは、共有フォルダに変化して、アプリケーションを推奨する機能を持たない。
リフレッシュボタン:アプリケーションを更新するかどうかを制御するために使用される。つまり、リフレッシュボタンは、アプリケーションをリアルタイムで取得するアクションを実行するかどうかを制御するために使用される。具体的には、リフレッシュボタンが有効化されると、携帯電話100は、ディスプレイ140を使用してアプリケーションをリアルタイムで表示する、すなわち、携帯電話100は、アプリケーションをリアルタイムで取得するアクションを実行する;または、リフレッシュボタンが無効化されると、携帯電話100はアプリケーションを表示しない、すなわち、携帯電話100は、アプリケーションをリアルタイムで取得するアクションを実行しない。
追加ボタン:ローカルにインストールされたアプリケーションをターゲットフォルダの外部からターゲットフォルダに追加するために使用される。
以上、ステップS210からS232を用いて、ターゲットクラウドファイルを作成する具体的なプロセスについて詳細に説明した。以下、ステップS240およびステップS250を用いて、本出願のこの実施形態におけるターゲットクラウドフォルダに基づくアプリケーションをインストールするプロセスについて詳細に説明する。
ステップS240:ターゲットタイプに関連付けられ、サーバによってプッシュされた少なくとも1つのアプリケーションを取得し、少なくとも1つのアプリケーションをターゲットフォルダに表示する。
具体的には、本出願のこの実施形態では、クラウドフォルダの最も重要な機能的特徴は、分類および推奨機能にある。したがって、プロセッサ180は、ターゲットタイプに基づいて、およびサーバと情報を交換することによって、ターゲットタイプに関連する少なくとも1つのアプリケーションを取得し、ディスプレイコントローラ173を使用することによって、ディスプレイ140を制御して、ターゲットクラウドフォルダ内の少なくとも1つのアプリケーションを表示することができる。
本出願のこの実施形態では、ターゲットタイプに基づいて携帯電話100によってプッシュされるアプリケーションは、推奨アプリケーションと呼ばれることがある。
「ターゲットタイプに関連付けられた少なくとも1つのアプリケーション」は、少なくとも1つのアプリケーションの機能がすべてターゲットタイプに分類され得るものと理解され得る。
ここで、携帯電話100は、ターゲットタイプに基づいてアプリケーションを取得し、ディスプレイ140を使用してターゲットクラウドフォルダ内の少なくとも1つのアプリケーションを表示する。これは、可能性のあるフォルダの分類および推奨機能を適切に反映するだけでなく、ユーザエクスペリエンスも向上させることができる。例えば、ターゲットタイプが「エンターテインメント」である場合、「エンターテインメント」に基づいてプロセッサ180によって取得される少なくとも1つのアプリケーションは、Tencent VideoおよびKugou Musicなどのアプリケーションであってもよい。
本出願のこの実施形態では、少なくとも1つのアプリケーションはアイコンとしてディスプレイ140に表示され得る。
図11に示すように、2.3.5に示すアプリケーションアイコンは、ターゲットクラウドフォルダにインストールされているアプリケーションのアイコンであり、2.3.4に示すアプリケーションアイコンは、サーバからプッシュされたアプリケーションのアイコンである。
本出願のこの実施形態では、端末デバイスは、少なくとも1つのアプリケーションを取得するためのトリガ条件として、ユーザの関連する操作行動を使用してもよい。したがって、可能な実装では、ターゲットクラウドフォルダに対してユーザが入力した第4の操作命令をディスプレイ140上で検出した後、端末デバイスは、ターゲットタイプに関連付けられ、サーバによってプッシュされた少なくとも1つのアプリケーションを取得し、ターゲットクラウドフォルダ内の少なくとも1つのアプリケーションを表示する。
第4の操作命令は、ターゲットクラウドフォルダに対してユーザが行ったタッチ操作の命令であってもよい。タッチ操作は、長押し操作、フリック操作、タッチ操作などであってもよい。あるいは、第4の操作命令は、マイクロフォン162を使用してユーザが入力したボイス命令であってもよい。ユーザが端末デバイスと対話することを可能にすることができる任意の操作命令は、本出願の実施形態の保護範囲内に含まれる。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
第4の操作命令がタッチ操作の命令である例を用いて、以下に、ターゲットクラウドフォルダに含まれる推奨スイッチとリフレッシュボタンを用いた3つのケースにおいて、ターゲットクラウドフォルダに対してユーザが入力した第4の操作命令をディスプレイ140上で検出した後、携帯電話100が、ターゲットタイプに関連付けられ、サーバによってプッシュされた少なくとも1つのアプリケーションを取得するプロセスを詳細に説明する。
ケース1
ユーザがターゲットクラウドフォルダをタッチすると、推奨スイッチが自動的にオンになる。これに対応して、携帯電話100は、ディスプレイ140上のターゲットクラウドフォルダに対してユーザが行ったタッチ操作を検出した後、少なくとも1つのアプリケーションを取得することができる。
ケース2
ユーザはターゲットクラウドフォルダにタッチし、推奨スイッチをオンにする。これに対応して、携帯電話100は、ディスプレイ140上のターゲットクラウドフォルダ内の推奨スイッチに対してユーザが行ったタッチ操作を検出した後、少なくとも1つのアプリケーションを取得することができる。ここで、ターゲットクラウドフォルダに対してユーザが行ったタッチ操作は、ターゲットクラウドフォルダ内の推奨スイッチに対して具体的に行われたタッチ操作として理解され得る。
ケース3
ユーザはターゲットフォルダにタッチし、推奨スイッチをオンにして、リフレッシュボタンにタッチする。これに対応して、携帯電話100は、ユーザがターゲットクラウドフォルダをタッチする操作、推奨スイッチの状態がオンであること、およびユーザがリフレッシュボタンをタッチする操作を検出すると、サーバから少なくとも1つのアプリケーションを取得することができる。ここで、ターゲットクラウドフォルダに対してユーザが行ったタッチ操作は、ターゲットクラウドフォルダのリフレッシュボタンに対して具体的に行われたタッチ操作として理解され得る。
なお、ユーザがターゲットフォルダをタッチして、推奨スイッチがオンになっている場合、ユーザがリフレッシュボタンをタッチするたびに、携帯電話100は、ユーザがリフレッシュボタンに対して行った操作を検出し、サーバからの少なくとも1つのアプリケーションを取得する、すなわち、携帯電話100は、ユーザがリフレッシュボタンに対して行ったリアルタイム操作に基づいて、リアルタイムでリフレッシュされるアプリケーションをユーザに推奨する。
次に、携帯電話100によって少なくとも1つのアプリケーションを取得するプロセスについて説明し、このプロセスでは、
第2の要求メッセージをネットワークデバイスに送信し、第2の要求メッセージはターゲットタイプを含み、
第2の要求メッセージに基づいてサーバによって送信される第2の応答メッセージを受信し、第2の応答メッセージは、少なくとも1つのアプリケーションを示すために使用される。
具体的には、携帯電話100は、第2の要求メッセージをサーバに送信することができる。第2の要求メッセージを受信した後、サーバは、ネットワークから少なくとも1つのアプリケーションを取得し、サーバのネットワークインタフェースを使用することによって携帯電話100に、少なくとも1つのアプリケーションを示すために使用される第2の応答メッセージを送信する。
特定の実装では、サーバは各アプリケーションのIconのユニフォームリソースロケータ(uniform resource locator、URL)を取得することに留意されたい。Iconはアイコン形式であり、システムアイコンやソフトウェアアイコンなどに使用される。一般的なソフトウェアのIconまたはWindowsデスクトップ上のIconは通常、ICON形式である。URLは、インターネットから取得できるリソースの位置とアクセス方法を簡潔に表したもので、インターネット上の標準的なリソースアドレスである。インターネット上の各ファイルには固有のURLがある。URLに含まれる情報は、ファイルの位置とブラウザがURLを処理すべき方法を示す。
さらに、ユーザがターゲットフォルダまたはリフレッシュボタンにタッチすると、関連する操作を検出して少なくとも1つのアプリケーションを取得した後、携帯電話100は、以前に携帯電話100によってユーザに推奨されたアプリケーションのIconを置き換えることに留意されたい。
任意選択で、第2の要求メッセージは、ユーザの個人情報をさらに含んでもよい。
ユーザの個人情報は、ユーザの現在位置やユーザの利用嗜好(例えば、ユーザが閲覧したいウェブページのタイプ)などの情報を含んでもよい。
S250:ユーザが少なくとも1つのアプリケーションからターゲットアプリケーションを選択するという第2の操作命令に応答して、ターゲットアプリケーションをインストールする。
可能な実装では、第2の操作命令に応答して、ターゲットアプリケーションをダウンロードするために使用されるダウンロードリンクがディスプレイに表示され;
ターゲットアプリケーションのダウンロードリンクに対して行われたタッチ操作に応答して、ターゲットアプリケーションがインストールされ;
ターゲットアプリケーションがディスプレイに表示される。
第2の操作命令は、ターゲットアプリケーションに対してユーザが行ったタッチ操作であってもよい。タッチ操作は、長押し操作、フリック操作、タッチ操作などであってもよい。ユーザが端末デバイスと対話することを可能にすることができる任意の操作命令は、本出願の実施形態の保護範囲内に含まれる。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
具体的には、ディスプレイ140に表示された少なくとも1つのアプリケーションにおいて、ユーザは、タッチ操作を用いて、1つまたは複数のアプリケーション(すなわち、ターゲットアプリケーション)のアイコンをタッチする。携帯電話100は、検出された第2の操作命令に応じて、ターゲットアプリケーションに関する記述情報をディスプレイ140にポップアップする。ターゲットアプリケーションに関する記述情報は、少なくともターゲットアプリケーションのダウンロードリンクを含む。また、ユーザは、タッチ操作を用いて、ターゲットアプリケーションのダウンロードリンクをタッチする。これに対応して、携帯電話100は、ターゲットアプリケーションのダウンロードリンクに対して行われたタッチ操作の検出に基づいて、ターゲットアプリケーションをインストールする。可能な実装では、アプリケーションに関する記述情報は、アプリケーションの名前、アプリケーションが占有するストレージスペースのサイズ、アプリケーションのダウンロードに必要な許可、アプリケーションのアイコンURL、およびアプリケーションの開発者をさらに含んでもよい。
図12および図13は、本出願の一実施形態による、ターゲットクラウドファイルの別の人間とコンピュータの相互作用インタフェースの概略図である。図12に示すように、ユーザがターゲットアプリケーション(例えば、アプリケーション2)にタッチした後、ディスプレイ140は、2.3.6に示すアプリケーション2についての記述情報をポップアップする。記述情報は、アプリケーション2が占有するストレージスペースのサイズ、アプリケーション2の開発者、アプリケーション2のダウンロードに必要な許可、およびアプリケーション2のダウンロードアドレスを含む。また、ユーザがターゲットアプリケーションのダウンロードリンクをタッチした後、携帯電話100は、ターゲットアプリケーションのダウンロードリンクに対してユーザが行ったタッチ操作に基づいて、ターゲットアプリケーションをインストールする。図13に示すように、APP1~APP4は、予めローカルにインストールされたアプリケーションであり、2.3.7に示すアプリケーション2は、図10のユーザの操作に基づいて携帯電話100がダウンロードしてインストールしたターゲットアプリケーションである。
以下は、図14から図16を使用して、ターゲットクラウドフォルダを作成する3つの方式の観点から、本出願の実施形態を別々に説明する。
図14は、本出願の別の実施形態による端末デバイスのためのアプリケーション処理方法300の概略フローチャートである。方法300は、ターゲットクラウドフォルダを作成するプロセスに基づいて説明された実施形態である。以下に各ステップについて説明する。
ステップS310:少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得する。
携帯電話100は、2つの方式で少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得することができる。
第1の方式では、ユーザは、入力デバイスを使用して、操作命令(区別および理解を容易にするために操作命令#A1と表示される)を入力することができる。携帯電話100は、操作命令#A1を検出した後、サーバから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得することができる。具体的には、携帯電話100は、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを要求するために使用される第1の要求メッセージをサーバに送信することができる。サーバは、第1の要求メッセージに基づいて、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを携帯電話100にプッシュする。
ここで、操作命令#A1は、ディスプレイ140の空白領域でユーザが行ったタッチ操作の命令であってもよい。タッチ操作は、長押し操作、フリック操作、タッチ操作などであってもよい。あるいは、操作命令#A1は、マイクロフォン162を使用してユーザが入力したボイス命令であってもよい。ユーザが端末デバイスと対話することを可能にすることができる任意の操作命令は、本出願の実施形態の保護範囲内に含まれる。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
例えば、図3を参照すると、図3に示す操作命令#A1は、長押し操作の命令である。
第2の方式では、ユーザは、入力デバイスを使用して、操作命令(区別および理解を容易にするために操作命令#A2と表示される)を入力することができる。携帯電話100は、操作命令#A2を検出した後、携帯電話100に予め格納されている少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得することができる。
ここで、操作命令#A2は、ディスプレイ140の空白領域でユーザが行ったタッチ操作の命令であってもよい。タッチ操作は、長押し操作、フリック操作、タッチ操作などであってもよい。操作命令#A2は、予め用意されたアイコンに対してユーザが行ったタッチ操作の命令であってもよい。タッチ操作は、長押し操作やタッチ操作などであってよい。また、操作命令#A2は、予め用意されたアイコンをユーザがタッチした後にユーザにより入力されたボイス命令などであってもよい。ユーザが端末デバイスと対話することを可能にすることができる任意の操作命令は、本出願の実施形態の保護範囲内に含まれる。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
例えば、図4を参照すると、図4に示す操作命令#A2は、予め用意されたアイコンに対してユーザが行ったタッチ操作の命令である。
操作命令#A1および操作命令#A2は、方法200における第3の操作命令に対応し得ることに留意されたい。
ステップS311:少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを表示する。
図5に示すように、携帯電話100は、ディスプレイ140の空白領域においてユーザが行った2.1.1に示すタッチ操作(例えば、長押し操作)を検出した後、携帯電話100のサーバまたはオペレーティングシステムから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得し、ディスプレイコントローラ173を使用することにより、ディスプレイ140を制御して、クラウドフォルダ分類メニューを表示する、すなわち、2.2.1に示すクラウドフォルダ分類メニューをポップアップすることができると想定される。クラウドフォルダ分類メニューは、ソーシャルライフ、エンターテインメント、および軽い仕事の3つのクラウドフォルダタイプを示している。
また、図6に示すように、携帯電話100は、予め用意されたシステムの「設定」アイコンに対してユーザが行ったタッチ操作(例えば、タッチ操作)を検出した後、2.1.3に示す設定メニューをディスプレイ140にポップアップし;携帯電話100は、ユーザが「クラウドフォルダ」に対して行ったタッチ操作を検出した後、2.1.5を含む少なくとも1つの操作オプションをポップアップし;そして、携帯電話100は、「作成」オプションに対してユーザが行ったタッチ操作を検出した後、2.2.1に示すクラウドフォルダ分類メニューをポップアップする、と想定される。クラウドフォルダ分類メニューは、ソーシャルライフ、エンターテインメント、および軽い仕事の3つのクラウドフォルダタイプを示している。
制限の代わりに一例として、携帯電話100は、代替的に、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを、スピーカ161を使用することによってボイスで出力してもよく、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプをディスプレイに表示する必要はない。
ステップS320:ユーザが作成対象のターゲットクラウドフォルダのターゲットタイプを選択するという第1の操作命令を取得する。
具体的には、携帯電話100が出力した(ディスプレイに表示した、または音声制御デバイスなどが出力した)少なくとも1つのクラウドフォルダタイプからターゲットタイプを選択し、入力デバイスを使用して第1の操作命令を入力することができる。携帯電話100のプロセッサ180は、入力デバイスを使用して第1の操作命令を取得する。
ステップS320で第1の操作命令を取得することの具体的な説明については、方法200のステップS220の説明を参照されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を再度説明しない。
例えば、図5を参照すると、第1の操作命令は、クラウドフォルダ分類メニューの「エンターテインメント」に対してユーザが行ったタッチ操作を検出することにより得られる。
ステップS330:第1の操作命令に応答して、ターゲットクラウドフォルダを作成する。
具体的には、携帯電話100は、ターゲットタイプに基づいて、携帯電話100に新しいクラウドフォルダ(すなわち、ターゲットクラウドフォルダ)(または、携帯電話100には存在しないクラウドフォルダ)を作成する。
ステップS330の具体的な説明については、方法200のステップS230の方式1でターゲットクラウドフォルダを作成する説明を参照されたい。
ステップS331:ターゲットクラウドフォルダを表示する。
ターゲットクラウドフォルダを作成した後、携帯電話100は、ターゲットクラウドフォルダをディスプレイ140に表示するので、ユーザは、ターゲットクラウドフォルダに対する関連操作を便利に行うことができる。
例えば、図9を参照すると、ユーザが選択したターゲットタイプが「エンターテインメント」であると仮定すると、ターゲットクラウドフォルダが作成された後、「エンターテインメント」タイプのターゲットクラウドフォルダがディスプレイ140に追加される。
例えば、図10を参照すると、ターゲットクラウドフォルダは、推奨スイッチ、リフレッシュボタン、または追加ボタンを含む。
ステップS332:ターゲットクラウドフォルダを作成した後、ターゲットクラウドフォルダのパラメータを格納する。パラメータは、ターゲットクラウドフォルダの名前、ターゲットクラウドフォルダのタイプ、ディスプレイ上のターゲットクラウドフォルダのシーケンス番号、またはディスプレイ上のターゲットクラウドフォルダの位置の少なくとも1つを含む。
パラメータの説明については、方法200のパラメータの説明を参照されたい。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
ステップS340:ターゲットタイプに関連付けられ、サーバによってプッシュされた少なくとも1つのアプリケーションを取得する。
具体的には、ユーザは、ターゲットクラウドファイルに対する関連する操作命令(例えば、第4の操作命令)を入力することができる。携帯電話100は、ユーザの第4の操作命令を検出した後、ターゲットタイプに関連付けられた少なくとも1つのアプリケーションをサーバから取得する。具体的には、携帯電話100は、少なくとも1つのアプリケーションを示すために使用される第2の要求メッセージをサーバに送信し、サーバは、第2の要求メッセージに基づいて少なくとも1つのアプリケーションをフィードバックする。第4の操作命令は、ターゲットクラウドフォルダに対してユーザが行ったタッチ操作の命令であってもよい。タッチ操作は、長押し操作、フリック操作、タッチ操作などであってもよい。あるいは、第4の操作命令は、マイクロフォン162を使用してユーザが入力したボイス命令であってもよい。
ステップS340の具体的な説明については、方法200のステップS240の具体的な説明を参照されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を再度説明しない。
例えば、図11を参照すると、2.3.5に示すアプリケーションアイコンは、ターゲットクラウドフォルダにインストールされているアプリケーションのアイコンであり、2.3.4に示すアプリケーションアイコンは、サーバからプッシュされたアプリケーションのアイコンである。
ステップS350:ユーザが少なくとも1つのアプリケーションからターゲットアプリケーションを選択するという第2の操作命令に応答して、ターゲットアプリケーションをインストールする。
具体的には、ユーザは、携帯電話100が出力した少なくとも1つのアプリケーションからターゲットアプリケーションを選択し、入力デバイスを使用して第2の操作命令を入力する。携帯電話100は、第2の操作命令を検出した後、第2の操作命令に従ってターゲットアプリケーションをダウンロードしてインストールする。第2の操作命令は、ユーザが行ったタッチ操作の命令であってもよい。タッチ操作は、長押し操作、フリック操作、タッチ操作などであってもよい。あるいは、第2の操作命令は、マイクロフォン162を使用してユーザが入力したボイス命令であってもよい。
ステップS350の具体的な説明については、方法200のステップS250の具体的な説明を参照されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を再度説明しない。
例えば、図12に示すように、ユーザがターゲットアプリケーション(例えば、アプリケーション2)にタッチした後、ディスプレイ140は、2.3.6に示すアプリケーション2についての記述情報をポップアップする。記述情報は、アプリケーション2が占有するストレージスペースのサイズ、アプリケーション2の開発者、アプリケーション2のダウンロードに必要な許可、およびアプリケーション2のダウンロードアドレスを含む。また、ユーザがターゲットアプリケーションのダウンロードリンクをタッチした後、携帯電話100は、ターゲットアプリケーションのダウンロードリンクに対してユーザが行った操作に基づいて、ターゲットアプリケーションをインストールする。図13に示すように、APP1~APP4は、予めローカルにインストールされたアプリケーションであり、2.3.7に示すアプリケーション2は、図10のユーザの操作に基づいて携帯電話100がダウンロードしてインストールしたターゲットアプリケーションである。
図15は、本出願の別の実施形態による、端末デバイスのためのアプリケーション処理方法400の概略フローチャートである。
方法400は、ターゲットタイプを既存のフォルダに追加することによってターゲットクラウドフォルダを作成するプロセスに基づいて説明される実施形態である。携帯電話100内の既存のフォルダは、分類および推奨機能を備えていない共有フォルダでもよいし、推奨機能のみを備えたクラウドフォルダでもよい。以下に各ステップについて説明する。
ステップS410:少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得する。
例えば、図7を参照すると、ユーザは、既存のファイル(例えば、フォルダ#1)内の空白領域において2.1.1に示すタッチ操作(例えば、長押し操作またはタッチ操作)を行うことができる。携帯電話100は、タッチ操作の命令を検出した後、携帯電話100のサーバまたはオペレーティングシステムから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得することができる。
ステップS411:少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを表示する。
例えば、引き続き図7を参照すると、携帯電話100は、フォルダ#1の空白領域においてユーザが行った2.1.1に示すタッチ操作(例えば、長押し操作)を検出した後、携帯電話100のサーバまたはオペレーティングシステムから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得し、ディスプレイコントローラ173を使用することにより、ディスプレイ140を制御して、クラウドフォルダ分類メニューを表示する、すなわち、2.2.1に示すクラウドフォルダ分類メニューをポップアップすることができると想定される。クラウドフォルダ分類メニューは、ソーシャルライフ、エンターテインメント、および軽い仕事の3つのクラウドフォルダタイプを示している。
制限の代わりに一例として、携帯電話100は、代替的に、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを、スピーカ161を使用することによってボイスで出力してもよく、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプをディスプレイに表示する必要はない。
ステップS420:ユーザが既存のフォルダにターゲットタイプを追加するという操作命令を取得する。
具体的には、携帯電話100が出力した(ディスプレイに表示した、または音声制御デバイスなどが出力した)少なくとも1つのクラウドフォルダタイプからターゲットタイプを選択し、ターゲットタイプを既存のフォルダに追加するように携帯電話100に命令することができる。携帯電話100のプロセッサ180は、入力デバイスを使用して操作命令を取得する。
例えば、引き続き図7を参照すると、操作命令は、クラウドフォルダ分類メニューの「エンターテインメント」に対してユーザが行ったタッチ操作を検出することにより得られる。
ステップS430:操作命令に応答して、既存のフォルダにターゲットタイプを追加することにより、ターゲットクラウドフォルダを作成するために既存のフォルダを更新する。
可能な実装では、フォルダは、分類および推奨機能を備えていない共有フォルダである。この場合、推奨機能を有効または無効にするために使用されるスイッチオプションが共有フォルダに追加されて、共有フォルダをプッシュ機能のみを備えたクラウドフォルダに変換することができる(プッシュ機能は提供されているが、サーバによってプッシュされるアプリケーションはさまざまなタイプを含む)。また、プッシュ機能のみを備えたクラウドフォルダにターゲットタイプが追加され得るため、プッシュ機能のみを備えたクラウドフォルダは、ターゲットタイプに基づいたアプリケーションを推奨できるターゲットクラウドフォルダにさらに更新される。
別の可能な実装では、フォルダはプッシュ機能のみを備えたクラウドフォルダである(プッシュ機能が提供されているが、サーバによってプッシュされるアプリケーションはさまざまなタイプを含む)。プッシュ機能のみを備えたクラウドフォルダにターゲットタイプが追加され得るため、プッシュ機能のみを備えたクラウドフォルダは、ターゲットタイプに基づいたアプリケーションを推奨できるターゲットクラウドフォルダにさらに更新される。
ステップS430の具体的な説明については、方法200のステップS230の方式2でターゲットクラウドフォルダを作成する説明を参照されたい。
ステップS431:ターゲットクラウドフォルダを表示する。
ステップS432:ターゲットクラウドフォルダのパラメータを格納する。
ステップS440:ターゲットタイプに関連付けられ、サーバによってプッシュされた少なくとも1つのアプリケーションを取得する。
ステップS450:ユーザが少なくとも1つのアプリケーションからターゲットアプリケーションを選択するという第2の操作命令に応答して、ターゲットアプリケーションをインストールする。
ここで、ステップS431からS450の具体的な説明については、方法300のステップS331からS350の具体的な説明をそれぞれ参照されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を再度説明しない。
図16は、本出願の別の実施形態による端末デバイスのためのアプリケーション処理方法500の概略フローチャートである。
方法500は、既存のクラウドフォルダ内のターゲットタイプを変更することによってターゲットクラウドフォルダを作成するプロセスに基づいて説明された実施形態である。携帯電話100内の既存のクラウドフォルダは、分類および推奨機能を備えたクラウドフォルダである。以下に各ステップについて説明する。
ステップS510:少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得する。
例えば、図7を参照すると、ユーザは、既存のクラウドフォルダ(例えば、フォルダ#1)内の空白領域において2.1.1に示すタッチ操作(例えば、長押し操作またはタッチ操作)を行うことができる。携帯電話100は、タッチ操作の命令を検出した後、携帯電話100のサーバまたはオペレーティングシステムから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得することができる。
別の例として、図8を参照すると、クラウドフォルダのタイプを変更するためのメニューオプションが、既存のクラウドフォルダ(例えば、フォルダ#2)に提供される。ユーザはフォルダ#2のメニューオプションにタッチする。携帯電話100は、クラウドフォルダのタイプを変更するためのメニューオプションに対してユーザが行ったタッチ操作(例えば、長押し操作やタッチ操作)を検出した後、携帯電話100のサーバまたはオペレーティングシステムから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを含むメニューを取得して、メニューをポップアップする。
ステップS511:少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを表示する。
例えば、引き続き図7を参照すると、携帯電話100は、フォルダ#1の空白領域においてユーザが行った2.1.1に示すタッチ操作(例えば、長押し操作またはタッチ操作)を検出した後、携帯電話100のサーバまたはオペレーティングシステムから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得し、ディスプレイコントローラ173を使用することにより、ディスプレイ140を制御して、クラウドフォルダ分類メニューを表示する、すなわち、2.2.1に示すクラウドフォルダ分類メニューをポップアップすることができると想定される。クラウドフォルダ分類メニューは、ソーシャルライフ、エンターテインメント、および軽い仕事の3つのクラウドフォルダタイプを示している。
別の例として、さらに図8を参照すると、クラウドフォルダのタイプを変更するためのメニューオプションに対してユーザが行ったタッチ操作を検出した後、携帯電話100は、携帯電話100のサーバまたはオペレーティングシステムから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを含むメニューを取得し、ディスプレイ140を使用してメニューをポップアップする、すなわち、2.2.1に示すクラウドフォルダ分類メニューをポップアップすると想定される。クラウドフォルダ分類メニューは、ソーシャルライフ、エンターテインメント、および軽い仕事の3つのクラウドフォルダタイプを示している。
制限の代わりに一例として、携帯電話100は、代替的に、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを、スピーカ161を使用することによってボイスで出力してもよく、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプをディスプレイに表示する必要はない。
ステップS520:ユーザが既存のクラウドフォルダのタイプをターゲットタイプに変更するという操作命令を取得する。
具体的には、携帯電話100が出力した(ディスプレイに表示した、または音声制御デバイスなどが出力した)少なくとも1つのクラウドフォルダタイプからターゲットタイプを選択し、既存のクラウドフォルダのタイプをターゲットタイプに変更するように携帯電話100に命令することができる。携帯電話100のプロセッサ180は、入力デバイスを使用して操作命令を取得する。
例えば、引き続き図7または図8を参照すると、操作命令は、クラウドフォルダ分類メニューの「エンターテインメント」に対してユーザが行ったタッチ操作を検出することにより得られる。
ステップS530:操作命令に応答して、既存のクラウドフォルダのタイプをターゲットタイプに変更することにより、ターゲットクラウドフォルダを作成するために既存のフォルダを更新する。
具体的には、携帯電話100は、既存のクラウドフォルダでユーザからの操作命令を検出した後、ユーザが現在操作されているクラウドフォルダのタイプを変更する必要があると判断し、したがって、現在のクラウドフォルダをターゲットタイプのターゲットクラウドフォルダに更新する。
ステップS530の具体的な説明については、方法200のステップS230の方式3でターゲットクラウドフォルダを作成する説明を参照されたい。
ステップS531:ターゲットクラウドフォルダを表示する。
ステップS532:ターゲットクラウドフォルダのパラメータを格納する。
ステップS540:ターゲットタイプに関連付けられ、サーバによってプッシュされた少なくとも1つのアプリケーションを取得する。
ステップS550:ユーザが少なくとも1つのアプリケーションからターゲットアプリケーションを選択するという第2の操作命令に応答して、ターゲットアプリケーションをインストールする。
ここで、ステップS531からS550の具体的な説明については、方法300のステップS331からS350の具体的な説明をそれぞれ参照されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を再度説明しない。
以上、図2から図16を用いて、本出願の実施形態におけるアプリケーション処理方法について詳細に説明した。以下、図1および図17を参照して、本出願の実施形態におけるアプリケーション処理端末デバイスおよびアプリケーション処理装置について個別に説明する。方法の実施形態で説明される技術的特徴は、以下の装置の実施形態にも適用可能である。
図17は、本出願の一実施形態による、端末デバイスのためのアプリケーション処理装置700を示している。図17に示すように、装置700は、処理ユニット710、記憶ユニット720、および表示ユニット730を含む。処理ユニット710は:
ユーザが作成対象のターゲットクラウドフォルダのターゲットタイプを選択するという第1の操作命令を取得し、
第1の操作命令に応答して、ターゲットタイプに関連付けられたターゲットクラウドフォルダを作成し、
ターゲットタイプに関連付けられ、サーバによってプッシュされた少なくとも1つのアプリケーションを取得し、ターゲットクラウドフォルダに少なくとも1つのアプリケーションを表示し、
ユーザが少なくとも1つのアプリケーションからターゲットアプリケーションを選択するという第2の操作命令に応答して、ターゲットアプリケーションをインストールする
ように構成される。
したがって、本出願のこの実施形態で提供される装置は、ユーザがターゲットタイプを選択するという第1の操作命令に従ってターゲットタイプのターゲットクラウドフォルダを作成し;ターゲットタイプに基づいて少なくとも1つのアプリケーションをユーザにプッシュし;ユーザが少なくとも1つのアプリケーションからターゲットアプリケーションを選択するという第2の操作命令に従ってターゲットアプリケーションをインストールする。一方で、ターゲットタイプに関連付けられたクラウドフォルダは、端末デバイスのオペレーティングシステムを再インストールしたり、工場出荷時の設定を復元したりすることなく作成され得、他方で、プレインストールされていないクラウドフォルダにさまざまなアプリケーションがあるという問題が回避され、それによりクラウドフォルダの分類および推奨機能が効果的に実装され、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
可能な実装では、処理ユニット710は、
少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得し、ターゲットタイプは、ユーザが少なくとも1つのクラウドフォルダタイプから選択したタイプである
ようにさらに構成される。
したがって、本出願のこの実施形態で提供される装置は、ユーザが選択するための少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを提供し、そのため、ユーザはクラウドフォルダタイプを便利に決定でき、それによってユーザエクスペリエンスを向上させる。
可能な実装では、処理ユニット710は:
サーバから少なくとも1つのクラウドファイルタイプを取得する
ように特に構成される。
したがって、本出願のこの実施形態で提供される装置は、サーバから少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得し、そのため、ターゲットクラウドフォルダの、端末デバイスによって選択されるターゲットタイプは、サーバによってサポートされるクラウドフォルダタイプであり、その後、サーバがターゲットタイプに関連付けられた少なくとも1つのアプリケーションをプッシュすると便利である。
可能な実装では、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプは、端末デバイスのデバイス情報に基づいてサーバによってプッシュされる。
したがって、本出願のこの実施形態で提供される装置では、サーバは、端末デバイスのデバイス情報に基づいてクラウドフォルダタイプをフィードバックすることができ、そのため、フィードバックされたクラウドフォルダタイプが端末デバイスのモデルとマッチする、つまり、フィードバックされたクラウドフォルダタイプは、端末デバイスでサポートできるクラウドフォルダタイプである。
可能な実装では、処理ユニット710は、
事前構成された少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを装置から取得する
ように特に構成される。
可能な実装では、処理ユニット710は:
ユーザが入力した第3の操作命令を検出した後、少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを取得する
ように特に構成される。
したがって、本出願のこの実施形態で提供される装置では、ユーザが入力した第3の操作命令を使用して、クラウドフォルダタイプを取得するように装置をトリガする方式は、単純で便利であり、操作が簡単である。したがって、ユーザエクスペリエンスが高い。
可能な実装では、表示ユニット730は:
少なくとも1つのクラウドフォルダタイプを表示する
ようにさらに構成される。
可能な実装では、処理ユニット710は:
第1の操作命令に応答して、ターゲットクラウドフォルダを作成する
ように特に構成される。
したがって、本出願のこの実施形態で提供される装置では、ユーザが作成対象のターゲットクラウドフォルダのターゲットタイプを選択するという第1の操作命令に従ってターゲットクラウドフォルダを作成する方式は、単純で便利であり、実装が簡単である。端末デバイスのオペレーティングシステムを再インストールしたり、工場出荷時の設定を復元したりすることなく、ターゲットタイプに関連付けられたクラウドフォルダが作成され得る。したがって、ユーザエクスペリエンスが高い。
可能な実装では、処理ユニット710は:
ユーザがターゲットタイプを既存のフォルダに追加するという操作命令を取得し、
ユーザが既存のフォルダにターゲットタイプを追加するという操作命令に応答して、ターゲットクラウドフォルダを作成するためにフォルダを更新する
ように特に構成される。
可能な実装では、処理ユニット710は:
ユーザが既存のクラウドフォルダのタイプをターゲットタイプに変更するという操作命令を取得し、
ユーザが既存のクラウドフォルダのタイプをターゲットタイプに変更するという操作命令に応答して、ターゲットクラウドフォルダを作成するためにクラウドフォルダを更新する
ように特に構成される。
可能な実装では、記憶ユニット720は:
ターゲットクラウドフォルダのパラメータを格納し、パラメータは、ターゲットクラウドフォルダの名前、ターゲットクラウドフォルダのタイプ、端末デバイスのディスプレイ上のターゲットクラウドフォルダのシーケンス番号、または端末デバイスのディスプレイ上のターゲットクラウドフォルダの位置の少なくとも1つを含む
ようにさらに構成される。
したがって、本出願のこの実施形態で提供される装置では、ターゲットクラウドフォルダが作成された後、ターゲットクラウドフォルダのパラメータが格納されるため、装置を搭載した端末デバイスが再起動されたときにターゲットクラウドフォルダのパラメータが失われることはない。
可能な実装では、表示ユニット730は:
ターゲットクラウドフォルダを表示する
ようにさらに構成される。
可能な実装では、処理ユニット710は:
ターゲットクラウドフォルダに対してユーザが入力した第4の操作命令を検出した後、ターゲットタイプに関連付けられ、サーバによってプッシュされた少なくとも1つのアプリケーションを取得し、ターゲットクラウドフォルダに少なくとも1つのアプリケーションを表示する
ように特に構成される。
可能な実装では、処理ユニット710は:
第2の操作命令に応答して、表示ユニット730を制御して、ターゲットアプリケーションをダウンロードするために使用されるダウンロードリンクを表示ユニット730に表示し、
ターゲットアプリケーションのダウンロードリンクに対して行われた操作に応答して、ターゲットアプリケーションをインストールする
ように特に構成される。
前述のプロセスのシーケンス番号は実行シーケンスを意味しないことを理解されたい。プロセスの実行シーケンスは、プロセスの機能や内部ロジックに応じて決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装プロセスの制限として解釈されるべきではない。
実装プロセスにおいて、前述の方法におけるステップを、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形の命令を使用することによって実施することができる。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行されてもよく、またはプロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用することによって実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの、当該技術分野で成熟した記憶媒体に配置されてもよい。記憶媒体はメモリ内に配置され、プロセッサはメモリ内の命令を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
当業者であれば、本明細書で開示された実施形態で説明した例との組み合わせで、ユニットやアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実施され得ることを認識することができる。機能がハードウェアまたはソフトウェアによって実行されるかどうかは、特定のアプリケーションおよび技術的解決策の設計制約に依存している。当業者は、特定の各アプリケーションのために説明した機能を実装するために異なる方法を使用することができるが、実装が本出願の範囲外であると考えられるべきではない。
前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な作動プロセスのための、簡便な説明の目的で、上述の方法の実施形態において対応するプロセスが参照され得ることは、当業者であれば明確に理解することができ、詳細は本明細書では再度説明しない。
本出願で提供されるいくつかの実施形態では、開示されたシステム、装置、および方法は、他の方式で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、説明した装置の実施形態は単なる例である。例えば、ユニットの部分は単に論理機能の部分であり、実際の実装においては他の部分であってもよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントが組み合わされてもよく、または別のシステムに統合されてもよく、あるいは、一部の機能が無視されて、実行されなくてもよい。また、表示されたまたは議論された相互結合または直接的な結合もしくは通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することによって実現されてもよい。装置またはユニット間の間接的な結合または通信接続は、電気的に、機械的に、または他の形式で実現されてもよい。
別々の部分として記載されたユニットは、物理的に分離されていてもいなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置されていてもよく、または複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。ユニットの一部またはすべては、本実施形態の解決策の目的を達成するために実際の要求に基づいて選択されてもよい。
また、本出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに組み込まれてもよく、または各ユニットは、単独で、物理的に存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。
機能が、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売または使用される場合、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納され得る。このような理解に基づいて、基本的に本出願の技術的解決策、または従来技術に寄与する部分、または技術的解決策のいくつかは、ソフトウェア製品の形態で実現され得る。ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、本出願の実施形態に記載の方法のステップのすべてまたは一部を実行するために、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであってもよい)を命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、例えば、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ(read-only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、またはコンパクトディスクなどの、プログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
前述の説明は、本出願の単なる特定の実装形態であり、本出願の保護範囲を限定することは意図されていない。本出願で開示された技術的範囲内で当業者が容易に考え出す任意の変化または置換は、本出願の保護範囲内に入るものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。