JP7061505B2 - 煙感知器試験装置 - Google Patents
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Description
さらに、煙感知器試験装置の下側には、引き出し構造のオンオフ型試験部が収納されており、オンオフ型試験部は、電源スイッチ、電源灯、発報表示灯や濃度計等を備えている。
また、本発明はショルダーベルトを備えており、持ち運び時に試験可能となっているが、従来のように収容部が表示部を備えている場合、持ち運び時に表示部を確認できない。従って、本発明では、表示部を上蓋に設けることで、持ち運び時に表示部を確認することが可能となる。また、対向する壁部にショルダーベルトが取り付けられているため、検査者の正面に表示部を配置させることが可能となる。これにより、表示部が操作パネルを兼ねる場合、検査者が操作パネルを押しても収容部が検査者の体に当たるため、収容部の回転を防止することが可能となる。さらに、検査者の正面に表示部を配置させることが可能となるため、操作パネルの位置が検査者から遠くならない。
また、操作パネルを操作した際、操作パネルに力が加わっても、上蓋部の収容空間に操作パネル及び表示部が収容されているため、煙感知器試験装置が倒れにくい構成となっている。従って、操作パネルの操作性を向上させることが可能となる。さらには、上蓋部の端面よりも収容空間内に操作パネルが配置されているため、上蓋部を閉じた際、操作パネルが押圧されてしまうことを防止することができる。
本実施形態の煙感知器試験装置1は、試験空間Sに、試験対象となる5つの煙感知器2A,2B,2C,2D,2Eと、合否の基準となる基準煙感知器2Rとが収容可能に構成されている。煙感知器試験装置1は、収容部10と、中蓋部20と、煙発生部30と、表示部40と、上蓋部50とを備えている。
収容部10の底部15に対向する上面側には、厚み方向に貫通され試験空間を開放する開口部16を有する上面板17が設けられている。この開口部16から検査対象となる煙感知器2A,2B,2C,2D,2Eの出し入れが行われる。
第1のベルト取付部3は、図3に示すように、側面視において、第2のベルト取付部4より底部15側に固定されている。第1のベルト取付部3は、第2のベルト取付部4に比べて約50mmほど底部15側に固定されている。
図5の矢印Fに示すように、煙発生部30により発生された疑似煙は、台座18の下部を通り、第1壁部11に沿って上昇し、第1取付ベース60a,60bを通り、第2取付ベース62に向かう。すなわち、第2取付ベース62が疑似煙の下流側になる。この疑似煙の下流側に、上底部61が配置されている。
蓋34のスライド量Dは、図6に示すように、ファン70の外形寸法より大きく設定されている。
本実施形態の番号情報は、煙感知器2Aが、番号“1”に相当し、煙感知器2Bが、番号“2”に相当し、煙感知器2Cが、番号“3”に相当し、煙感知器2Dが、番号“4”に相当し、煙感知器2Eが、番号“5”に相当する。すなわち、取付ベースの位置と番号とが対応付けられている。このように、各煙感知器2A~2Eが発報されると、各煙感知器2A~2Eを識別する番号情報1~5が、受信部44に送られる。
また、番号情報と、番号情報に対応付けられた濃度検出値とを、記録媒体に記憶させることや、煙感知器試験装置1の外部に出力することも可能である。また、制御部42により検査日や検査者等を記憶部45に記憶させることも可能である。
判定部46は、濃度検出値が判定基準値内である場合は、煙感知器2A~2Eが正常であると判断し、判定基準値より小さい場合や大きい場合は正常ではないと判断する。また、煙感知器には1種、2種、3種があり、それぞれ公称作動濃度は減光率5%、10%、15%であり、種類ごとの判定基準値が記憶部45に記憶されている。
各煙感知器2A~2Eが発報されたときの濃度検出値が基準範囲内である場合、制御部42は合否表示灯65を点灯させる。一方、各煙感知器2A~2Eが発報されたときの濃度検出値が基準範囲外である場合、制御部42は合否表示灯65を点滅させる。例えば、合否表示灯65は、ランプ(電球)であってもよいし、液晶表示であってもよい。
まず、検査者Tが建物内の天井等に設置されている5個の煙感知器を取り外す。図12に示すように、検査者Tは、感度試験装置が正面に位置するようにショルダーベルト5を肩に掛ける。図1に示すように、5個の煙感知器を第1取付ベース60a,60b、第2取付ベース62、中蓋用取付ベース21a,21bそれぞれに取り付ける(ステップS1)。さらに、取り付けられたそれぞれの煙感知器が1種、2種、3種のいずれか操作パネル41を用いて入力する。
具体的には、煙感知器2Aが発報信号を出力すると、制御部42は、煙感知器2Aの煙感知器信号と、煙感知器2Aが発報した時の濃度検出値とを記憶部45に書き込む。これにより、煙感知器2A、すなわち、番号“1”と、濃度検出値5とが対応付けられて、記憶部45に記憶される。制御部42は、5個すべての煙感知器2A~2Eが発報されたか否かを判断する(ステップS4)。
また、第1壁部11と第3壁部13との間にショルダーベルト5が設けられて、第3壁部13に上蓋部50が設けられているため、検査者Tの正面に表示部40を配置させることが可能となる。これにより、操作パネル41を操作した際、操作パネル41に力が加わっても、収容部10が検査者Tの体に当たるため、収容部10の回転を防止することが可能となる。すなわち、煙感知器試験装置1が倒れにくい構成となっている。従って、操作パネル41の操作性を向上させることが可能となる。さらには、上蓋部50の端面50aよりも収容空間P内に操作パネル41が配置されているため、上蓋部50を閉じた際、操作パネル41が押圧されてしまうことを防止することができる。さらには、上蓋部50を開けたまま、検査を行ったり、次の検査場所に移動したりすることが可能となる。
さらには、上蓋部50の収容空間P内に収容された表示部40に煙感知器2A~2Eが発報した時の濃度値の表示及び煙感知器2A~2Eの合否判定の表示が行われるため、コンパクトな構成にすることが可能である。
また、上蓋部50の収容空間P内には、モバイルバッテリー等の電源部53を取り付け可能なベルト等の電源取付部52を備えている。電源部53は表示部40を介して全体に給電可能であり、操作表示パネル47の側面にUSBにより接続されている。本実施形態の煙感知器試験装置1への電力の供給は、特に限定されないが、電源取付部52及び電源部53を設けることにより、検査環境内に外付けの電源がない(電源が遠い)場合でも、容易に検査することが可能となる。従って、収容部の壁部から外部に電源ケーブルを引っ張る必要がないため、コンパクトな構成にすることが可能となる。
また、操作表示パネル47は、例えば、タッチパネルにより構成され、表示部40が操作パネル41を兼ねる構成であってもよい。すなわち、タッチパネルをタッチして、試験に係る情報を入力してもよい。
また、規制部材51は、角度αが110°となるように、上蓋部50を保持する構成としたが、角度αを所望の角度で停止することができる機構を有していてもよい。これにより、検査スペースに応じて、検査者が上蓋部50の角度を調節することが可能である。また、表示部40を見やすい角度や、操作パネル41を操作しやすい角度で上蓋部50の位置を保持可能となる。
また、煙感知器2A~2Eは、特に限定されず、通常の煙感知器やプチタイプの感知器を検査することが可能である。
また、機器本体の転倒防止のため、種々の転倒防止用部材を備えても良い。収容部下部より正面側に引き出し可能な転倒防止用部材を設けても良い。機器本体を地面においた状態で使用する際、転倒防止用部材を引き出し、その上に作業者が乗って機器本体の転倒を防止するようにしても良い。
1 煙感知器試験装置
2A~2E 煙感知器
10 収容部
10a 収容部の上面
16 開口部
18 台座
20 中蓋部
30 煙発生部
40 表示部
41 操作パネル
50 上蓋部
50a 上蓋部の端面
51 規制部材
Claims (6)
- 試験対象となる煙感知器が収容される試験空間と、前記試験空間に供給する疑似煙を発生させる煙発生部とを有する収容部と、
試験結果が表示される表示部と、
前記表示部が取り付けられた上蓋部と、
を備え、
前記収容部と前記上蓋部とは別体であり、
前記表示部を介して装置全体に給電する電源部と、
前記電源部を取り付ける電源取付部とを備え、
前記電源取付部は前記上蓋部に取り付けられていることを特徴とする煙感知器試験装置。 - 側面視において、前記上蓋部の端面と前記収容部の上面との前記収容部の開口部側でのなす角度が90°以上180°未満となる開状態と、前記上蓋部が前記収容部の上面に載置される閉状態とになるように、前記上蓋部が規制部材により前記収容部に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の煙感知器試験装置。
- 試験に係る情報を入力可能な操作パネルをさらに備え、
前記角度が105°~120°の範囲であることを特徴とする請求項2に記載の煙感知器試験装置。 - 前記上蓋部は、前記操作パネルを収容する収容空間を有し、
側面視において、前記操作パネルは、前記上蓋部の端面よりも前記収容空間内に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の煙感知器試験装置。 - 前記表示部は、前記操作パネルを兼ねる請求項3または請求項4に記載の煙感知器試験装置。
- 前記収容部は前記上蓋部の回転軸の延在方向に交差する対向して配置された2つの壁部を有し、
前記2つの壁部にはそれぞれベルト取付部が固定され、
前記ベルト取付部にはショルダーベルトが取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の煙感知器試験装置。
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JP2018081883A JP7061505B2 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 煙感知器試験装置 |
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- 2018-04-20 JP JP2018081883A patent/JP7061505B2/ja active Active
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