JP7060425B2 - 吸込口体および電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、吸込口体および電気掃除機に関する。
特許文献1に吸込口体の例が記載されている。吸込口体は、回転ブラシを備える。回転ブラシは、アウターローター型のブラシレスモーターを左右の中央に内蔵する。回転ブラシは、左右の重量バランスがよい。
特開2006-223617号公報
しかしながら、特許文献1の電気掃除機において、回転ブラシを回転させるトルクを出力するために、ブラシレスモーターの径は大きくなる。このため、ブラシレスモーターを内蔵する回転ブラシの径が大きくなる。
本発明は、このような課題を解決するためになされた。本発明の目的は、回転ブラシを回転させるトルクを得つつ回転ブラシの太径化を抑えた軽量で重量バランスのよい吸込口体およびこれを備える電気掃除機を提供することである。
本発明に係る吸込口体は、外郭をなし、内部に通じる吸込口を下面に有するケースと、前記ケースの内部に回転可能に設けられ、前記吸込口から一部が突出する回転ブラシと、前記吸込口の後方に設けられ、内部の空間が前記ケースの内部に通じる接続管と、前記回転ブラシの後方で前記接続管の左右方向の一方に設けられる制御部と、ブラシレスモーターであり、前記回転ブラシの後方で前記接続管の左右方向の他方に設けられ、前記制御部に出力軸の回転を制御され、前記出力軸の回転によって前記回転ブラシを回転駆動するブラシ駆動部と、前記ケースの左右方向において前記回転ブラシおよび前記ブラシ駆動部より端部側に配置され、入力される回転を、当該回転よりトルクが大きい回転に変換して出力する変速部と、を備え、前記ブラシ駆動部は、前記出力軸の回転を前記変速部に入力し、前記変速部が出力する回転によって前記回転ブラシを回転駆動し、前記変速部は、前記回転ブラシの軸部に接続され、前記回転ブラシを回転駆動する回転ブラシギアと、前記回転ブラシの回転軸に平行な回転軸の周りに回転する中間ギアと、前記回転ブラシの回転軸に平行な回転軸の周りに回転するモーターギアと、を備え、前記中間ギアは、前記回転ブラシギアより直径が小さく、前記回転ブラシギアより歯数が少なく、前記回転ブラシギアに直接噛み合うことによって前記回転ブラシギアに回転を出力する小径ギアと、前記小径ギアに対して前記回転ブラシの軸方向についての反対側において前記小径ギアの同軸上に設けられ、前記小径ギアより直径が大きく、前記小径ギアより歯数が多く、前記ブラシ駆動部から回転が入力され、前記小径ギアと一体に形成される大径ギアと、を備え、前記モーターギアは、前記大径ギアより直径が小さく、前記大径ギアより歯数が少なく、前記出力軸に駆動されて回転し、前記大径ギアに直接噛み合うことによって前記中間ギアに回転を出力する。
本発明に係る電気掃除機は、外部から塵埃を吸引する気流を回転により発生させるファンと、前記ファンを回転駆動するファンモーターと、前記塵埃を捕集する集塵容器と、前記気流を吸込口から吸引する上記の吸込口体と、を備える。
本発明によれば、吸込口体は、ケースと、回転ブラシと、接続管と、制御部と、ブラシ駆動部と、を備える。ケースは、外郭をなし、内部に通じる吸込口を下面に有する。回転ブラシは、ケースの内部に回転可能に設けられ、吸込口から一部が突出する。接続管は、吸込口の後方に設けられ内部の空間がケースの内部に通じる。制御部は、回転ブラシの後方で接続管の左右方向の一方に設けられる。ブラシ駆動部は、ブラシレスモーターであり、回転ブラシの後方で接続管の左右方向の他方に設けられ、制御部に出力軸の回転を制御され、出力軸の回転によって回転ブラシを回転駆動する。これにより、吸込口体は、回転ブラシを回転させるトルクを得つつ回転ブラシの太径化を抑え、軽量で重量バランスがよくなる。
実施の形態1に係る掃除機ユニットの斜視図である。 実施の形態1に係る掃除機ユニットの斜視図である。 実施の形態1に係る本体の正面図である。 実施の形態1に係る本体の背面図である。 実施の形態1に係る本体の側面図である。 実施の形態1に係る本体の図3におけるA-A面での断面図である。 実施の形態1に係る電池ユニットの分解斜視図である。 実施の形態1に係る電池ユニットの斜視断面図である。 実施の形態1に係る延長管の斜視図である。 実施の形態1に係る吸込口体の分解斜視図である。 実施の形態1に係る吸込口体の斜視図である。 実施の形態1に係る吸込口体の側面図である。 実施の形態1に係る吸込口体の底面図である。 実施の形態1に係る吸込口体の図13におけるB-B面での断面図である。 実施の形態1に係る吸込口体の図13におけるC-C面での断面図である。 実施の形態1に係る吸込口体の上面図である。 実施の形態1の変形例に係る電気掃除機の斜視図である。 実施の形態2に係る変速部の構成図である。 実施の形態2に係る変速部による回転の変換を表す表である。 実施の形態2に係るブラシ駆動部の出力トルクと回転速度との関係を表す図である。 実施の形態2に係る回転ブラシの出力トルクと回転速度との関係を表す図である。 実施の形態2の変形例に係る変速部の構成図である。 実施の形態2の変形例に係る変速部の構成図である。 実施の形態2の変形例に係る変速部の構成図である。 実施の形態3に係る変速部の構成図である。 実施の形態4に係る変速部の構成図である。
本発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1および図2は、実施の形態1に係る掃除機ユニットの斜視図である。図1および図2において、紙面上下方向が電気掃除機の上下方向である。図1および図2において、矢印で示す方向が電気掃除機の前後方向である。
掃除機ユニット1は、電気掃除機2と、充電台3と、を備える。
電気掃除機2は、本体4と、延長管5と、吸込口体6と、を備える。
本体4は、電池ユニット7と、電動送風機8と、集塵容器9と、筐体10と、管部11と、ハンドル12と、充電凸部13と、第1着脱ボタン14と、を備える。
電池ユニット7は、本体4の上部に設けられる。
電動送風機8は、電池ユニット7から電力の供給を受けて気流を発生させうるように構成される。
集塵容器9は、電動送風機8が発生させる気流とともに吸引される塵埃を捕集しうるように構成される。集塵容器9は、円筒状の形状である。集塵容器9は、本体4の下部に設けられる。集塵容器9は、本体4に着脱可能に設けられる。
筐体10は、円筒状の形状である。筐体10は、電池ユニット7および電動送風機8を収納する。筐体10は、集塵容器9と同軸上に設けられる。筐体10の外径は、集塵容器9の外径と同じである。
管部11は、上下に延びる。管部11は、筐体10の前面に設けられる。管部11の内部の空間は、集塵容器9の内部の空間と通じる。管部11の中心軸は、集塵容器9および筐体10の中心軸と平行である。管部11は、案内部の例である。
ハンドル12は、本体4の前方の上部に設けられる。ハンドル12は、管部11の中心軸の延長線上に設けられる。
充電凸部13は、管部11の背面に設けられる。充電凸部13は、集塵容器9の下方に設けられる。充電凸部13は、電池ユニット7と電気的に接続される。
第1着脱ボタン14は、管部11の下部に設けられる。
延長管5は、管状の形状である。延長管5は、上下に延びる。延長管5は、第2着脱ボタン15を有する。第2着脱ボタン15は、延長管5の下方の前面に設けられる。延長管5の上端は、本体4に着脱可能に接続される。延長管5は、管部11と同軸上に設けられる。延長管5の内部の空間は、管部11の内部に通じる。延長管5は、第1着脱ボタン14によって本体4への装着が解除される。
吸込口体6は、電気掃除機2の下端に設けられる。吸込口体6は、延長管5の下端に着脱可能に接続される。吸込口体6の内部は、延長管5の内部に通じる。吸込口体6は、吸込口6aを有する。吸込口6aは、吸込口体6の下面に設けられる。吸込口6aは、吸込口体6の内部に通じる。吸込口体6は、第2着脱ボタン15によって延長管5への装着が解除される。
充電台3は、台座16と、支柱17と、を備える。台座16は、充電台3の下端に設けられる。台座16は、前部に吸込口体収容部3dを有する。支柱17は、円筒形状である。支柱17は、台座16から上方に延びる。支柱17の外径は、筐体10の外径と同じである。支柱17は、前部の側面に支柱凹部17aを有する。支柱17は、上端に本体設置部18を有する。支柱17は、上端の前部に充電端子凹部19を有する。支柱17は、充電端子20を有する。充電端子20は、充電端子凹部19に設けられる。
電気掃除機2は、充電台3に対して着脱自在に設けられる。
図2に示されるように、電気掃除機2は、直立した状態で充電台3に取り付けられる。本体4は、支柱17の上端に接続される。筐体10の中心軸は、支柱17の中心軸と同軸上に接続される。延長管5は、支柱凹部17aに嵌り込む。吸込口体6は、吸込口体収容部3dに収容される。充電端子20は、充電凸部13と接続される。
充電台3は、図示されない電源ケーブルを介して外部の電源に接続される。充電台3は、充電端子20を通じて電気掃除機2に電力を供給する。電池ユニット7は、電気掃除機2に供給される電力によって、充電される。
電気掃除機2の使用時に、使用者は、電池ユニット7が充電された状態の電気掃除機2を充電台3から取り外す。電気掃除機2の使用時に、使用者は、ハンドル12を持って吸込口体6の吸込口6aを被清掃面に向ける。使用者は、電気掃除機2を起動する。電気掃除機2は、電池ユニット7に充電された電力によって電動送風機8の動作を開始させる。電動送風機8は、気流を発生させる。気流は、塵埃とともに、吸込口6aから吸込口体6の内部に流入する。気流は、吸込口体6の内部から延長管5に流入する。気流は、延長管5の内部から管部11に流入する。気流は、管部11の内部から集塵容器9に流入する。集塵容器9は、気流とともに流入する塵埃を捕集する。
続いて、図3から図6を用いて本体4の構成を説明する。
図3は、実施の形態1に係る本体の正面図である。図4は、実施の形態1に係る本体の背面図である。図5は、実施の形態1に係る本体の側面図である。図6は、実施の形態1に係る本体の図3におけるA-A面での断面図である。図3から図6において、紙面上下方向が本体4の上下方向である。図5および図6において、紙面左方向が本体4の前方向である。
図3に示されるように、本体4は、操作部21を備える。操作部21は、本体4の前面に設けられる。操作部21は、例えば操作ボタンである。
図4に示されるように、本体4は、集塵容器着脱レバー22を備える。集塵容器着脱レバー22は、本体4の背面に設けられる。集塵容器9は、集塵容器着脱レバー22によって本体4への装着が解除される。
図5に示されるように、本体4は、第1差込端子23を備える。第1差込端子23は、管部11の下端の前部に設けられる。第1差込端子23は、電池ユニット7と電気的に接続される。
図6に示されるように、電動送風機8は、ファン24と、ファンモーター25と、を備える。
ファン24は、上下方向を回転軸として回転可能に設けられる。ファン24は、回転により気流を発生させうるように構成される。
ファンモーター25は、電池ユニット7に充電された電力によってファン24を回転駆動しうるように、ファン24に接続される。ファンモーター25は、ブラシレスモーターである。
ブラシレスモーターは、ブラシと整流子との機械的な接触を用いずにコイルに流れる電流の切替えを行うモーターである。ブラシレスモーターは、例えば直流モーターである。ブラシレスモーターは、例えば磁気センサーによって回転子の回転角を検出する。誘起電圧方式センサーレス駆動のブラシレスモーターにおいては、ブラシレスモーターは、回転子の回転に伴いコイルに発生する誘導起電力によって回転子の回転角を検出する。ブラシレスモーターは、回転子の回転角に応じて例えば半導体素子によりコイルに流れる電流の切替えを行う。
電池ユニット7は、複数の電池7aと、電池制御基板7bと、本体制御基板7cと、を備える。
複数の電池7aの各々は、二次電池である。複数の電池7aの各々は、例えば、リチウムイオン電池である。電池制御基板7bは、複数の電池7aの出力電圧などを制御する素子を搭載する。本体制御基板7cは、ファンモーター25などの動作を制御する素子を搭載する。
本体制御基板7cは、複数の接続コネクター7dを備える。複数の接続コネクター7dは、本体制御基板7cと、操作部21、充電端子20およびファンモーター25などとを接続する際に用いられる。
本体4は、第1吸気口26を有する。第1吸気口26は、管部11の下端に設けられる。
本体4は、分離装置27を備える。分離装置27は、集塵容器9の周方向に沿って気流を案内する風路を有する。分離装置27は、集塵容器9の入り口に設けられる。
電気掃除機2の使用時に、使用者は、操作部21によって電気掃除機2を起動する。操作部21は、本体制御基板7cに起動のための制御信号を送信する。本体制御基板7cは、複数の電池7aに充電された電力によってファンモーター25の動作を開始させる。ファンモーター25は、ファン24を回転駆動する。ファン24は、回転により気流を発生させる。ファン24が発生させる気流は、第1吸気口26から管部11の内部に流入する。気流は、集塵容器9の入り口から分離装置27に流入する。気流は、集塵容器9の周方向に沿って案内される。気流は、旋回流を形成する。気流とともに本体4に流入する塵埃は、遠心力により気流から分離される。気流から分離される塵埃は、集塵容器9に捕集される。
続いて、図7および図8を用いて電池ユニット7の構成を説明する。
図7は、実施の形態1に係る電池ユニットの分解斜視図である。図8は、実施の形態1に係る電池ユニットの斜視断面図である。
図7に示されるように、電池ユニット7は、保持体7eと、仕切体7fと、第1電池ケース7gと、第2電池ケース7hと、を備える。
保持体7eは、複数の保持部を備える。複数の保持部の各々は、樹脂で形成される。保持部の数は、電池7aの数と同じである。仕切体7fは、樹脂で形成される。第1電池ケース7gは、樹脂で形成される。第2電池ケース7hは、樹脂で形成される。
図8に示されるように、保持体7eは、複数の電池7aの各々と電池制御基板7bとの間に設けられる。保持体7eの複数の保持部の各々は、複数の電池7aの各々を保持する。仕切体7fは、電池制御基板7bと本体制御基板7cとの間に配置される。第1電池ケース7gは、電池7aと制御基板と本体制御基板7cとが並んだ方向の一側に配置される。第2電池ケース7hは、電池7aと制御基板と本体制御基板7cとが並んだ方向の他側に配置される。第1電池ケース7gと第2電池ケース7hとは、電池7aと電池制御基板7bと本体制御基板7cと保持体7eと仕切体7fとを覆う。
続いて、図9を用いて延長管5の構成を説明する。
図9は、実施の形態1に係る延長管の斜視図である。
延長管5は、第1嵌合部28と、第1電力供給ピン29と、第2差込端子30と、を備える。第1嵌合部28は、延長管5の第2着脱ボタン15と反対側の端部に設けられる。第1嵌合部28の外径は、本体4の第1吸気口26の内径より小さい。第1嵌合部28は、本体4の第1吸気口26に嵌まり合う。第1電力供給ピン29は、延長管5の第1嵌合部28と同じ側の端部に設けられる。第1電力供給ピン29は、第1差込端子23に挿入されることで電気的に接続される。第2差込端子30は、延長管5の第1電力供給ピン29と反対側の端部に設けられる。第2差込端子30は、第1電力供給ピン29と電気的に接続される。延長管5は、第2吸気口31を有する。第2吸気口31は、延長管5の内部に通じる。第2吸気口31は、延長管5の第2差込端子30と同じ側の端部に設けられる。
続いて、図10から図16を用いて吸込口体6の構成を説明する。
図10は、実施の形態1に係る吸込口体の分解斜視図である。図11は、実施の形態1に係る吸込口体の斜視図である。図12は、実施の形態1に係る吸込口体の側面図である。図13は、実施の形態1に係る吸込口体の底面図である。図14は、実施の形態1に係る吸込口体の図13におけるB-B面での断面図である。図15は、実施の形態1に係る吸込口体の図13におけるC-C面での断面図である。図16は、実施の形態1に係る吸込口体の上面図である。
図10において、紙面上下方向が吸込口体6の上下方向である。図10において、矢印で示す方向が吸込口体6の前後方向である。図10において、矢印で示す方向が吸込口体6の左右方向である。
吸込口体6は、ケース32と、接続管33と、回転ブラシ34と、ブラシ駆動部35と、変速部36と、制御部37と、を備える。
ケース32は、上カバー38と、上ケース39と、下ケース40と、一対の下カバー41と、バンパー42と、を有する。ケース32は、吸込口体6の外郭をなす。上カバー38は、ケース32の上面をなす。上カバー38は、上方から見て長方形状の形状である。上カバー38は、第1切欠き38aを有する。第1切欠き38aは、上カバー38の後部の長手方向の中心に設けられる。上ケース39は、上カバー38の下に設けられる。上ケース39は、第2切欠き39aを有する。第2切欠き39aは、第1切欠き38aの下方に設けられる。下ケース40は、上方から見て長方形状の形状である。下ケース40は、上ケース39の下に設けられる。一対の下カバー41の各々は、下ケース40の下面に設けられる。一対の下カバー41の各々は、下ケース40の左右の各々の端部に設けられる。バンパー42は、下ケース40の前部に設けられる。
接続管33は、管状の形状である。接続管33は、一方向に延びる。接続管33は、第3吸気口43を有する。第3吸気口43は、接続管33の内部に通じる。第3吸気口43は、接続管33の端部に設けられる。接続管33は、エルボー44を備える。エルボー44は、接続管33の第3吸気口43と同じ側の端部に設けられる。エルボー44は、上ケース39と下ケース40とに挟まれて保持される。エルボー44は、第2切欠き39aに設けられる。接続管33は、エルボー44を軸として回転可能に保持される。
回転ブラシ34は、軸部45と、複数の清掃体46と、を有する。軸部45は、一方向に延びる。軸部45は、一対の下カバー41の各々と、下ケース40とに挟まれて保持される。軸部45は、回転可能に保持される。複数の清掃体46の各々は、軸部45の側面に設けられる。複数の清掃体46の各々は、螺旋状に設けられる。複数の清掃体46の各々は、例えば植毛である。
ブラシ駆動部35は、ブラシレスモーターである。ブラシ駆動部35は、電力が供給される場合に、吸込口体6の左側から見て反時計回りに出力軸を回転させうるように構成される。
変速部36は、モーターギア47と、ベルト48と、回転ブラシギア49と、を備える。モーターギア47は、ブラシ駆動部35の出力軸に駆動されて回転しうるように接続される。ベルト48は、モーターギア47の回転に追従して循環移動しうるように、モーターギア47に巻きかけられる。回転ブラシギア49は、ベルト48の循環移動に追従して回転しうるように、ベルト48が巻きかけられる。回転ブラシギア49の直径は、モーターギア47の直径より大きい。回転ブラシギア49の歯数は、モーターギア47の歯数より多い。回転ブラシギア49は、回転ブラシ34を駆動しうるように、軸部45に接続される。
制御部37は、接地スイッチ52を備える。
図11に示されるように、接続管33は、第2嵌合部50と、第2電力供給ピン51と、を有する。
第2嵌合部50は、接続管33のエルボー44と反対側の端部に設けられる。第2嵌合部50の外径は、本体4の第1吸気口26の内径より小さい。第2嵌合部50は、本体4の第1吸気口26に嵌まり合う。第2嵌合部50の外径は、延長管5の第2吸気口31の内径より小さい。第2嵌合部50は、延長管5の第2吸気口31に嵌まり合う。
第2電力供給ピン51は、接続管33の第2嵌合部50と同じ側の端部に設けられる。第2電力供給ピン51は、本体4の第1差込端子23に挿入されることで電気的に接続される。第2電力供給ピン51は、延長管5の第2差込端子30に挿入されることで電気的に接続される。
図12に示されるように、接地スイッチ52は、車輪53を有する。接地スイッチ52は、下ケース40の下面から下方に突出する。接地スイッチ52は、上下方向に移動可能に構成される。接地スイッチ52は、バネなどにより下方向に押される。接地スイッチ52は、吸込口体6が下面を被清掃面に向けて接地している場合に、バネの弾性力に抗しながら被清掃面に押されて上方に移動しうるように構成される。
図13に示されるように、下ケース40は、一対の後車輪54と、一対の前車輪55と、を有する。一対の後車輪54の各々は、下ケース40の後部に設けられる。一対の後車輪54の各々は、接続管33に対して左右の各々に設けられる。一対の前車輪55の各々は、下ケース40の下面に設けられる。一対の前車輪55の各々は、下ケース40の左右の各々の端部に設けられる。一対の前車輪55の各々は、吸込口6aより左右の各々の外側に設けられる。一対の前車輪55の各々は、一対の後車輪54の各々より前方に設けられる。一対の前車輪55の各々は、吸込口6aより後方に設けられる。
図14に示されるように、回転ブラシ34は、ケース32の内部に設けられる。複数の清掃体46の各々は、軸部45のいずれかの回転位置において、吸込口6aから下方に突出する。
接続管33は、吸込口6aの後方に設けられる。接続管33の第3吸気口43は、ケース32の内部の空間に設けられる。接続管33の内部の空間は、ケース32の内部の空間と通じる。
吸込口体6は、検知部56を備える。検知部56は、接続管33の内部の塵埃の量を検知しうるように、接続管33の内部に設けられる。検知部56は、例えばダストセンサーである。
図15に示されるように、モーターギア47は、回転ブラシギア49の後方に設けられる。モーターギア47の回転軸は、回転ブラシギア49の回転軸より上方に設けられる。
図16において、上カバー38および上ケース39は図示されない。
ブラシ駆動部35は、下ケース40の左側に設けられる。ブラシ駆動部35は、エルボー44より左側に設けられる。ブラシ駆動部35は、回転ブラシ34より後方に設けられる。ブラシ駆動部35は、左側の後車輪54の前方に設けられる。ブラシ駆動部35は、出力軸を吸込口体6の左端に向けて設けられる。ブラシ駆動部35は、第2電力供給ピン51と電気的に接続される。
制御部37は、下ケース40の右側に設けられる。制御部37は、エルボー44より右側に設けられる。制御部37は、回転ブラシ34より後方に設けられる。制御部37は、右側の後車輪54の前方に設けられる。
制御部37は、制御基板57を備える。制御基板57は、ブラシ駆動部35の動作を制御する素子を搭載する。ブラシ駆動部35の動作の制御は、出力軸の回転の開始および停止と、出力軸の回転速度の制御と、を含む。ブラシ駆動部35の出力軸の回転速度は、例えば、ブラシレスモーターであるブラシ駆動部35のコイルに流れる電流の大きさまたは印加される電圧の高さによって制御される。制御基板57は、ブラシ駆動部35の負荷を検知する素子を搭載する。ブラシ駆動部35の負荷は、例えば、ブラシレスモーターであるブラシ駆動部35のコイルに流れる電流の大きさによって検知される。制御部37は、接地スイッチ52が下方に移動している場合に、ブラシ駆動部35の出力軸の回転を停止させるように構成される。
吸込口体6は、図示されない複数のリード線を備える。複数のリード線の一部は、ブラシ駆動部35と、制御基板57と、を電気的に接続する。複数のリード線の他の一部は、検知部56と、制御基板57と、を電気的に接続する。
変速部36は、下ケース40の左端に設けられる。変速部36は、回転ブラシ34の左側に設けられる。変速部36は、ブラシ駆動部35の左側に設けられる。変速部36は、吸込口6aの左側に設けられる。
ブラシ駆動部35、制御部37および変速部36は、図16に図示されない上ケース39で上方から覆われる。
続いて、電気掃除機2の動作を説明する。
床面などの被清掃面を掃除する場合に、電気掃除機2は、本体4、延長管5および吸込口体6が接続された状態で使用される。吸込口体6の第2嵌合部50は、延長管5の第2吸気口31に嵌め合わされている。吸込口体6の第2電力供給ピン51は、延長管5の第2差込端子30に接続されている。延長管5の第1嵌合部28は、本体4の第1吸気口26に嵌め合わされている。延長管5の第1電力供給ピン29は、本体4の第1差込端子23に接続されている。
使用者は、電気掃除機2を起動する。電池ユニット7は、本体4の第1差込端子23と、延長管5の第1電力供給ピン29および第2差込端子30と、を通じて、第2電力供給ピン51から吸込口体6に複数の電池7aに充電された電力を供給する。吸込口体6に供給される電力は、ブラシ駆動部35に供給される。すなわち、電池7aはブラシ駆動部35に電力を供給する。使用者は、吸込口体6の下面を床面などの被清掃面に向けて接地させる。接地スイッチ52は、バネの弾性力に抗しながら上方に移動する。制御基板57は、接地スイッチ52の移動を検知する。制御基板57は、ブラシ駆動部35の出力軸の回転を開始する。
モーターギア47は、ブラシ駆動部35の出力軸に駆動されて回転する。ベルト48は、モーターギア47の回転に追従して循環移動する。回転ブラシギア49は、ベルト48の循環移動に追従して回転する。回転ブラシギア49の直径がモーターギア47の直径より大きいので、変速部36は、入力される回転を、よりトルクの大きい回転に変換する。回転ブラシギア49は、回転ブラシ34の軸部45を回転駆動する。
軸部45は、回転ブラシギア49に駆動されて回転する。複数の清掃体46の各々は、軸部45に追従して回転する。複数の清掃体46の各々は、回転によって被清掃面に前方から後方に向かって接触する。被清掃面の上の塵埃は、複数の清掃体46の各々によって掻き揚げられる。掻き揚げられた塵埃は、電動送風機8が発生させる気流とともに吸込口体6の内部に流入する。吸込口体6は、複数の清掃体46の各々によって、被清掃面から前方に向かう力を受ける。この力によって、使用者は、吸込口体6の自走感を得る。
制御基板57は、ブラシ駆動部35の負荷を検知する。ブラシ駆動部35の負荷は、例えば被清掃面の種類によって変化する。例えば被清掃面が絨毯である場合に、ブラシ駆動部35の負荷は大きい。例えば被清掃面がフローリングである場合に、ブラシ駆動部35の負荷は小さい。制御基板57が検知する負荷が予め定められた負荷の閾値より大きい場合に、制御基板57は、ブラシ駆動部35の出力軸の回転速度を大きくする。制御基板57が検知する負荷が予め定められた負荷の閾値より小さい場合に、制御基板57は、ブラシ駆動部35の出力軸の回転速度を小さくする。
検知部56は、吸込口体6の内部に流入する塵埃の量を検知する。検知部56が検知する塵埃の量が予め定められた値より多い場合に、制御基板57は、ブラシ駆動部35の出力軸の回転速度を大きくする。検知部56が検知する塵埃の量が予め定められた値より少ない場合に、制御基板57は、ブラシ駆動部35の出力軸の回転速度を小さくする。
使用者の手元を掃除するなどのために電気掃除機2を短くして使用する場合に、電気掃除機2は、本体4および吸込口体6が接続された状態で使用される。吸込口体6の第2嵌合部50は、本体4の第1吸気口26に嵌め合わされている。吸込口体6の第2電力供給ピン51は、本体4の第1差込端子23に接続されている。電池ユニット7は、本体4の第1差込端子23を通じて、第2電力供給ピン51から吸込口体6に電力を供給する。
以上に説明したように、実施の形態1に係る電気掃除機2は、ファン24と、ファンモーター25と、集塵容器9と、吸込口体6と、を備える。ファン24は、回転により気流を発生させる。ファンモーター25は、ファン24を回転駆動する。集塵容器9は、気流により外部から吸引される塵埃を捕集する。吸込口体6は、気流を吸込口6aから吸引する。
吸込口体6は、ケース32と、回転ブラシ34と、接続管33と、制御部37と、ブラシ駆動部35と、を備える。ケース32は、吸込口体6の外郭をなす。ケース32は、内部に通じる吸込口6aを下面に有する。回転ブラシ34は、ケース32の内部に回転可能に設けられる。回転ブラシ34は、吸込口6aから一部が突出する。接続管33は、吸込口6aの後方に設けられる。接続管33は、内部の空間がケース32の内部に通じる。制御部37は、回転ブラシ34の後方で接続管33の左右方向の一方に設けられる。ブラシ駆動部35は、ブラシレスモーターである。ブラシ駆動部35は、回転ブラシ34の後方で接続管33の左右方向の他方に設けられる。ブラシ駆動部35は、制御部37に出力軸の回転を制御される。ブラシ駆動部35は、出力軸の回転によって回転ブラシ34を回転駆動する。
ブラシ駆動部35は、軽量なブラシレスモーターである。このため、吸込口体6が軽量になる。ブラシ駆動部35は、回転ブラシ34の外側に設けられる。このため、回転ブラシ34の径が小さくなる。したがって、吸込口体6は、回転ブラシ34を回転させるトルクを得つつ回転ブラシ34の大径化を抑えて軽量になる。
回転ブラシ34は大径化が抑えられる。このため、吸込口体6の前部の高さが低くなる。吸込口体6は、より狭い隙間に入りやすくなる。これにより、電気掃除機2が使いやすくなる。ブラシ駆動部35は、回転ブラシ34の後方に設けられる。このため、より大きなトルクを得るためにブラシ駆動部35の径をより大きくする場合においても、吸込口体6の前部の高さは高くならない。
制御部37およびブラシ駆動部35の各々は、接続管33の左右の各々に設けられる。ブラシ駆動部35は、軽量なブラシレスモーターである。このため、吸込口体6の左右の重量バランスが改善する。
また、吸込口体6は、変速部36を備える。変速部36は、入力される回転を、当該回転よりトルクが大きい回転に変換して出力する。ブラシ駆動部35は、出力軸の回転を変速部に入力する。ブラシ駆動部35は、変速部36が出力する回転によって回転ブラシ34を回転駆動する。
ブラシレスモーターの出力トルクは、小さい。一方、ブラシレスモーターの回転速度は、大きい。ブラシ駆動部35は、変速部36によって、回転ブラシ34をより大きいトルクで駆動できる。吸込口体6が複数の清掃体46の各々によって被清掃面から受ける力は、より大きくなる。使用者は、吸込口体6の自走感をより強く得られる。これにより、使用者は、より快適に電気掃除機2を使用できる。
また、制御部37は、ブラシ駆動部35の負荷を検知する。制御部37は、検知する負荷が予め定められた負荷より大きい場合にブラシ駆動部35の出力軸の回転速度を大きくする。制御部37は、検知する負荷が予め定められた負荷より小さい場合にブラシ駆動部35の出力軸の回転速度を小さくする。
制御部37は、ブラシ駆動部35の負荷に応じて出力軸の回転速度を制御することで、回転ブラシ34の回転速度を制御する。制御部37は、不必要に高い回転速度で回転ブラシ34を回転させない。このため、ブラシ駆動部35で消費される電力が低減される。ブラシレスモーターは、コイルに印加する電圧を制御することによって回転速度の制御が容易にできる。これによって、回転速度を制御するための複雑な構成を必要とせずに、電気掃除機2は、電力を効率よく使用できる。
また、吸込口体6は、検知部56を備える。検知部56は、接続管33の内部の塵埃の量を検知する。
ブラシレスモーターは、整流子がないため磨耗粉を発生させない。吸引される塵埃の量を検知するための検知部56は、吸引される塵埃の量を磨耗粉によって誤検知しない。
また、制御部37は、検知部56が検知する塵埃の量が予め定められた量の閾値より多い場合にブラシ駆動部35の出力軸の回転速度を大きくする。制御部37は、検知部56が検知する塵埃の量が予め定められた量の閾値より少ない場合にブラシ駆動部35の出力軸の回転速度を小さくする。
被清掃面の上の塵埃の量が少ない場合に、吸引される塵埃の量は少なくなる。被清掃面の上の塵埃の量が多い場合に、吸引される塵埃の量は多くなる。制御部37は、吸引される塵埃の量に応じて出力軸の回転速度を制御することで、回転ブラシ34の回転速度を制御する。制御部37は、不必要に高い回転速度で回転ブラシ34を回転させない。このため、ブラシ駆動部35で消費される電力が低減される。ブラシレスモーターは、コイルに印加する電圧を制御することによって回転速度の制御が容易にできる。これによって、回転速度を制御するための複雑な構成を必要とせずに、電気掃除機2は、電力を効率よく使用できる。
また、ファンモーター25は、ブラシレスモーターである。
ブラシレスモーターは、磨耗する整流子がないため長寿命である。ブラシ駆動部35とファンモーター25とのいずれか一方が寿命を迎える場合に、電気掃除機2は、寿命を迎える。ここで、ブラシ駆動部35とファンモーター25とは、両方がブラシレスモーターである。このため、電気掃除機2の全体としての寿命が長くなる。
また、電気掃除機2は、二次電池である電池7aを備える。電池7aは、ブラシ駆動部35に電力を供給する。
電気掃除機2は、二次電池に充電されている電力が利用できる間、連続使用できる。ブラシレスモーターは、高効率である。電気掃除機2は、連続使用できる時間が長くなる。
制御部37は、不必要に高い回転速度で回転ブラシ34を回転させない。このため、ブラシ駆動部35で消費される電力が低減される。これにより、電気掃除機2は、連続使用できる時間がより長くなる。
また、電気掃除機2は、管部11と、延長管5と、を備える。
管部11は、気流を集塵容器9に案内する。延長管5は、一端が管部11に着脱可能である。延長管5は、気流を管部11に案内する。吸込口体6は、延長管5の他端および管部11のいずれにも着脱可能である。
吸込口体6は、使用者が清掃する被清掃面に応じて、柔軟な使用形態で使用できる。
また、変速部36はベルト48により回転を伝達する。変速部36は、ギアが直接噛み合う音を発生しない。これにより、電気掃除機2の運転時の音が小さくなる。
なお、ブラシ駆動部35は、誘起電圧方式センサーレス駆動のブラシレスモーターであってもよい。ブラシレスモーターは、磁気センサーを用いずに回転子の回転角を検出する。このため、制御部37とブラシ駆動部35とを接続する複数のリード線のうち、磁気センサーからの信号を通信するリード線が不要になる。すなわち、複数のリード線の本数を減らすことができる。これにより、吸込口体6の製造性が向上する。
ブラシ駆動部35は、インナーローター型のブラシレスモーターであってもよい。ブラシ駆動部35は、よりコンパクトに構成される。
ブラシ駆動部35の相数は、3相以上が好ましい。特に誘起電圧方式センサーレス駆動
のブラシレスモーターである場合に、回転子の回転角を検出しやすい。ブラシ駆動部35のコイルの数は、3個以上が好ましい。ブラシ駆動部35の極数は、2極以上が好ましい。ブラシ駆動部35は、8極3相6コイルのブラシレスモーターであってもよい。この場合、ブラシレスモーターのコギングトルクが小さくなる。
検知部56は、ケース32の内部の空間に設けられてもよい。このとき、検知部56は、ケース32の内部の塵埃の量を検知する。検知部56は、延長管5または本体4の内部に設けられてもよい。
変速部36は、ギアに替えてプーリーで回転を伝達してもよい。変速部36は、ベルトに替えてチェーンで回転を伝達してもよい。変速部36は、ギア、プーリー、ベルトおよびチェーンなどを併用して回転を伝達してもよい。
続いて、図17を用いて実施の形態1の変形例を説明する。
図17は、実施の形態1の変形例に係る電気掃除機の斜視図である。
電気掃除機2は、キャニスター型である。
本体4は、接続部4aを備える。接続部4aの内部の空間は、集塵容器9の内部に通じる。接続部4aは、案内部の例である。本体4は、被清掃面の上を移動する。本体4は、移動用車輪を有する。
延長管5は、ホース5aとパイプ5bとを有する。ホース5aは、蛇腹により可撓性を有する。ホース5aは、延長管5の吸込口体6に接続される側の端部を構成する。パイプ5bは、管状の形状である。パイプ5bは、延長管5の本体4に接続される側の端部を構成する。パイプ5bは、本体4の接続部4aに接続される。
ハンドル12は、パイプ5bに設けられる。操作部21は、パイプ5bに設けられる。
吸込口体6は、キャニスター型の電気掃除機2においても用いることができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、実施の形態1で開示された例と相違する点について詳しく説明する。本実施の形態で説明しない特徴については、実施の形態1で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図18を用いて、変速部36の構成を説明する。
図18は、実施の形態2に係る変速部の構成図である。
変速部36は、モーターギア47と、中間ギア58と、第1ベルト48aと、第2ベルト48bと、回転ブラシギア49と、を備える。中間ギア58は、大径ギア58aと、小径ギア58bと、を有する。大径ギア58aは、小径ギア58bと同軸上に設けられる。第1ベルト48aは、モーターギア47の回転に追従して循環移動しうるように、モーターギア47に巻きかけられる。大径ギア58aは、第1ベルト48aの循環移動に追従して回転しうるように、第1ベルト48aが巻きかけられる。小径ギア58bは、大径ギア58aと一体に形成される。第2ベルト48bは、小径ギア58bの回転に追従して循環移動しうるように、小径ギア58bに巻きかけられる。回転ブラシギア49は、第2ベルト48bの循環移動に追従して回転しうるように、第2ベルト48bが巻きかけられる。
大径ギア58aの直径は、モーターギア47の直径より大きい。小径ギア58bの直径は、大径ギア58aの直径より小さい。回転ブラシギア49の直径は、小径ギア58bの直径より大きい。
大径ギア58aの歯数は、モーターギア47の歯数より多い。小径ギア58bの歯数は、大径ギア58aの歯数より少ない。回転ブラシギア49の歯数は、小径ギア58bの歯数より多い。
中間ギア58の減速比は、大径ギア58aと小径ギア58bとの減速比である。すなわち、大径ギア58aと小径ギア58bとの歯数または直径の比である。
続いて、図19から図21を用いて、変速部36による回転の変換を説明する。
図19は、実施の形態2に係る変速部による回転の変換を表す表である。図20は、実施の形態2に係るブラシ駆動部の出力トルクと回転速度との関係を表す図である。図21は、実施の形態2に係る回転ブラシの出力トルクと回転速度との関係を表す図である。
図19において、一般的なブラシレスモーターと整流子モーターとの回転速度および出力トルクが示される。ブラシレスモーターの、無負荷時の回転速度は30363rpmである。ブラシレスモーターの、ロック時の出力トルクは58mNmである。整流子モーターの、無負荷時の回転速度は10800rpmである。整流子モーターの、ロック時の出力トルクは92mNmである。
この例において、モーターギア47の歯数を12個とする。回転ブラシギア49の歯数を33個とする。中間ギア58の減速比は、0.37以上かつ0.62以下とする。総合減速比は、ブラシ駆動部35と回転ブラシ34との間の減速比である。中間ギア58を用いない場合の総合減速比は、0.36である。
中間ギア58を用いない場合に、ブラシレスモーターに駆動される回転ブラシ34の回転速度は11041rpmである。この場合に、ブラシ駆動部35に駆動される回転ブラシ34の出力トルクは160mNmである。
減速比0.62の中間ギア58を用いる場合に、ブラシレスモーターに駆動される回転ブラシ34の回転速度は6845rpmである。この場合に、回転ブラシ34の出力トルクは257mNmである。このとき、総合減速比は、0.23である。
減速比0.37の中間ギア58を用いる場合に、ブラシレスモーターに駆動される回転ブラシ34の回転速度は4085rpmである。この場合に、回転ブラシ34の出力トルクは431mNmである。このとき、総合減速比は、0.13である。
中間ギア58を用いない場合に、ブラシレスモーターに替えて整流子モーターに駆動される回転ブラシ34の回転速度は3927rpmである。この場合に、回転ブラシ34の出力トルクは253mNmである。
図20において、一般的なブラシレスモーターと整流子モーターとの回転速度および出力トルクが示される。横軸は、モーターの出力トルクを表す。縦軸は、モーターの回転速度を表す。
丸いマーカーは、ブラシレスモーターを表す。三角形のマーカーは、整流子モーターを表す。
ブラシレスモーターの無負荷時の回転速度は、整流子モーターの無負荷時の回転速度に対して大きい。一方、ブラシレスモーターのロック時の出力トルクは、整流子モーターのロック時の出力トルクに対して小さい。
図21において、回転ブラシ34の回転速度および出力トルクが示される。横軸は回転ブラシ34の出力トルクを表す。縦軸は回転ブラシ34の回転速度を表す。
丸いマーカーは、中間ギア58を用いない場合の、ブラシレスモーターに駆動される回転ブラシ34を表す。三角形のマーカーは、減速比0.62の中間ギア58を用いる場合の、ブラシレスモーターに駆動される回転ブラシ34を表す。四角形のマーカーは、減速比0.37の中間ギア58を用いる場合の、ブラシレスモーターに駆動される回転ブラシ34を表す。逆三角形のマーカーは、中間ギア58を用いない場合の、整流子モーターに駆動される回転ブラシ34を表す。
中間ギア58の減速比が0.37以上であれば、無負荷時の回転ブラシ34の回転速度は4000rpm以上になる。中間ギア58の減速比が0.62以下であれば、ロック時の回転ブラシ34の出力トルクは253mNm以上になる。
電気掃除機2の使用時に、モーターギア47は、ブラシ駆動部35の出力軸に駆動されて回転する。第1ベルト48aは、モーターギア47の回転に追従して循環移動する。大径ギア58aは、第1ベルト48aの循環移動に追従して回転する。中間ギア58の減速比は、0.37以上かつ0.62以下である。小径ギア58bは、大径ギア58aと一体に回転する。第2ベルト48bは、小径ギア58bの回転に追従して循環移動する。回転ブラシギア49は、第2ベルト48bの循環移動に追従して回転する。回転ブラシギア49は、回転ブラシ34の軸部45を回転駆動する。
以上に説明したように、変速部36は、ブラシ駆動部35から入力される回転のトルクを変換する。無負荷時の回転ブラシ34の回転速度は、4000rpm以上である。ロック時の回転ブラシ34の出力トルクは、253mNm以上である。
回転ブラシ34の回転速度が4000rpm以上である場合に、回転ブラシ34が被清掃面に接触する頻度は、整流子モーターに駆動される場合の当該頻度以上になる。このため、被清掃面の上の塵埃は、より掻き揚げられやすくなる。回転ブラシ34の出力トルクが253mNm以上である場合に、吸込口体6が被清掃面から受ける前方に向かう力の大きさは、整流子モーターに駆動される場合の当該力の大きさ以上になる。このため、使用者は、吸込口体6の自走感をより得やすくなる。したがって、使用者は、電気掃除機2をより快適に使用できる。
続いて、図22を用いて実施の形態2の変形例を説明する。
図22は、実施の形態2の変形例に係る変速部の構成図である。
変速部36は、モーターギア47と、中間ギア58と、ベルト48と、回転ブラシギア49と、を備える。大径ギア58aは、モーターギア47の回転に追従して回転しうるように、モーターギア47と直接に噛み合う。ベルト48は、小径ギア58bの回転に追従して循環移動しうるように、小径ギア58bに巻きかけられる。回転ブラシギア49は、ベルト48の循環移動に追従して回転しうるように、ベルト48が巻きかけられる。
ブラシ駆動部35は、電力が供給される場合に、吸込口体6の左側から見て時計回りに出力軸を回転させうるように構成される。
変速部36は、モーターギア47と大径ギア58aとが直接噛み合う。これにより、ギアの回転軸の間の距離が小さくなる。このため、変速部36がコンパクトになる。したがって、吸込口体6がコンパクトになる。
続いて、図23を用いて実施の形態2の他の変形例を説明する。
図23は、実施の形態2の変形例に係る変速部の構成図である。
変速部36は、モーターギア47と、反転ギア59と、中間ギア58と、ベルト48と、回転ブラシギア49と、を備える。反転ギア59は、モーターギア47の回転に追従して回転しうるように、モーターギア47と直接に噛み合う。大径ギア58aは、反転ギア59の回転に追従して回転しうるように、反転ギア59と直接に噛み合う。ベルト48は、小径ギア58bの回転に追従して循環移動しうるように、小径ギア58bに巻きかけられる。回転ブラシギア49は、ベルト48の循環移動に追従して回転しうるように、ベルト48が巻きかけられる。
ブラシ駆動部35は、電力が供給される場合に、吸込口体6の左側から見て反時計回りに出力軸を回転させうるように構成される。
反転ギア59を用いることで、ギアの噛合わせによる回転の方向を反転できる。
続いて、図24を用いて実施の形態2の他の変形例を説明する。
図24は、実施の形態2の変形例に係る変速部の構成図である。
変速部36は、モーターギア47と、中間ギア58と、ベルト48と、回転ブラシギア49と、を備える。ベルト48は、モーターギア47の回転に追従して循環移動しうるように、モーターギア47に巻きかけられる。大径ギア58aは、ベルト48の循環移動に追従して回転しうるように、ベルト48が巻きかけられる。回転ブラシギア49は、小径ギア58bの回転に追従して回転しうるように、小径ギア58bと直接に噛み合う。
大径ギア58aは、小径ギア58bに対して回転ブラシ34の反対側に設けられる。すなわち、大径ギア58aは、小径ギア58bの左側に設けられる。
ブラシ駆動部35は、電力が供給される場合に、吸込口体6の左側から見て時計回りに出力軸を回転させうるように構成される。
変速部36は、小径ギア58bと回転ブラシギア49とが直接噛み合う。これにより、ギアの回転軸の間の距離が小さくなる。このため、変速部36がコンパクトになる。したがって、吸込口体6がコンパクトになる。
大径ギア58aは、小径ギア58bに対して回転ブラシ34の反対側に設けられるので、大径ギア58aが回転ブラシ34に接触して干渉しない。
実施の形態3.
本実施の形態では、実施の形態1または実施の形態2で開示された例と相違する点について詳しく説明する。本実施の形態で説明しない特徴については、実施の形態1または実施の形態2で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図25を用いて、変速部36の構成を説明する。
図25は、実施の形態3に係る変速部の構成図である。
変速部36は、モーターギア47と、中間ギア58と、回転ブラシギア49と、を備える。大径ギア58aは、モーターギア47の循環移動に追従して回転しうるように、モーターギア47と直接に噛み合う。回転ブラシギア49は、小径ギア58bの回転に追従して回転しうるように、小径ギア58bと直接に噛み合う。
大径ギア58aは、小径ギア58bに対して回転ブラシの反対側に設けられる。すなわち、大径ギア58aは、小径ギア58bの左側に設けられる。
ブラシ駆動部35は、電力が供給される場合に、吸込口体6の左側から見て時計回りに出力軸を回転させうるように構成される。
以上に説明したように、変速部36は、互いに歯数の異なるモーターギア47、大径ギア58a、小径ギア58bおよび回転ブラシギア49が直接噛み合うことによって、入力される回転を変換して出力する。
変速部36は、回転の伝達にベルトを用いない。変速部36は、モーターギア47と大径ギア58aとが直接噛み合う。変速部36は、小径ギア58bと回転ブラシギア49とが直接噛み合う。これにより、複数のギアの回転軸の間の距離がより小さくなる。したがって、変速部36がよりコンパクトになる。
実施の形態4.
本実施の形態では、実施の形態1から実施の形態3で開示された例のいずれともと相違する点について詳しく説明する。本実施の形態で説明しない特徴については、実施の形態1から実施の形態3で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図26を用いて、変速部36の構成を説明する。
図26は、実施の形態4に係る変速部の構成図である。図26において、下面を水平面に対向させた状態の吸込口体6の変速部36が示される。
変速部36は、モーターギア47と、中間ギア58と、第1ベルト48aと、第2ベルト48bと、回転ブラシギア49と、を備える。第1ベルト48aは、モーターギア47の回転に追従して循環移動しうるように、モーターギア47に巻きかけられる。大径ギア58aは、第1ベルト48aの循環移動に追従して回転しうるように、第1ベルト48aが巻きかけられる。小径ギア58bは、大径ギア58aと一体に形成される。第2ベルト48bは、小径ギア58bの回転に追従して循環移動しうるように、小径ギア58bに巻きかけられる。回転ブラシギア49は、第2ベルト48bの循環移動に追従して回転しうるように、第2ベルト48bが巻きかけられる。
ブラシ駆動部35の外径は、回転ブラシ34の外径より小さい。
回転ブラシ34の上限は、軸部45の全ての回転位置における清掃体46の上端の位置のうち最も高い位置である。回転ブラシ34の下限は、軸部45の全ての回転位置における清掃体46の下端の位置のうち最も低い位置である。
第1平面Uは、回転ブラシ34の上限を通る。第1平面Uは、上下方向に垂直である。第2平面Lは、回転ブラシ34の下限を通る。第2平面Lは、第1平面に平行である。
ブラシ駆動部35は、第1平面Uより下方に設けられる。ブラシ駆動部35は、第2平面Lより上方に設けられる。
大径ギア58aの直径は、回転ブラシ34の外径より小さい。回転ブラシギア49の外径は、回転ブラシ34の外径より小さい。
変速部36は、第1平面Uより下方に設けられる。変速部36は、第2平面Lより上方に設けられる。
以上に説明したように、ブラシ駆動部35は、第1平面Uより下方に、かつ、第2平面Lより上方に設けられる。変速部36は、第1平面Uより下方に、かつ、第2平面Lより上方に設けられる。
変速部36およびブラシ駆動部35が回転ブラシ34の上限を上に超えない。このため、吸込口体6の高さが低くなる。吸込口体6は、より狭い隙間により奥まで入りやすくなる。変速部36およびブラシ駆動部35が回転ブラシ34の下限を下に超えない。このため、変速部36およびブラシ駆動部35は、被清掃面に接触しない。これにより、電気掃除機2が使いやすくなる。
1 掃除機ユニット、 2 電気掃除機、 3 充電台、 3d 吸込口体収容部、 4 本体、 4a 接続部、 5 延長管、 5a ホース、 5b パイプ、 6 吸込口体、 6a 吸込口、 7 電池ユニット、 7a 電池、 7b 電池制御基板、 7c 本体制御基板、 7d 接続コネクター、 7e 保持体、 7f 仕切体、 7g 第1電池ケース、 7h 第2電池ケース、 8 電動送風機、 9 集塵容器、 10 筐体、 11 管部、 12 ハンドル、 13 充電凸部、 14 第1着脱ボタン、 15 第2着脱ボタン、 16 台座、 17 支柱、 17a 支柱凹部、 18 本体設置部、 19 充電端子凹部、 20 充電端子、 21 操作部、 22 集塵容器着脱レバー、 23 第1差込端子、 24 ファン、 25 ファンモーター、 26 第1吸気口、 27 分離装置、 28 第1嵌合部、 29 第1電力供給ピン、 30 第2差込端子、 31 第2吸気口、 32 ケース、 33 接続管、 34 回転ブラシ、 35 ブラシ駆動部、 36 変速部、 37 制御部、 38 上カバー、 38a 第1切欠き、 39 上ケース、 39a 第2切欠き、 40 下ケース、 41 下カバー、 42 バンパー、 43 第3吸気口、 44 エルボー、 45 軸部、 46 清掃体、 47 モーターギア、 48 ベルト、 48a 第1ベルト、 48b 第2ベルト、 49 回転ブラシギア、 50 第2嵌合部、 51 第2電力供給ピン、 52 接地スイッチ、 53 車輪、 54 後車輪、 55 前車輪、 56 検知部、 57 制御基板、 58 中間ギア、 58a 大径ギア、 58b 小径ギア、 59 反転ギア

Claims (10)

  1. 外郭をなし、内部に通じる吸込口を下面に有するケースと、
    前記ケースの内部に回転可能に設けられ、前記吸込口から一部が突出する回転ブラシと、
    前記吸込口の後方に設けられ、内部の空間が前記ケースの内部に通じる接続管と、
    前記回転ブラシの後方で前記接続管の左右方向の一方に設けられる制御部と、
    ブラシレスモーターであり、前記回転ブラシの後方で前記接続管の左右方向の他方に設けられ、前記制御部に出力軸の回転を制御され、前記出力軸の回転によって前記回転ブラシを回転駆動するブラシ駆動部と、
    前記ケースの左右方向において前記回転ブラシおよび前記ブラシ駆動部より端部側に配置され、入力される回転を、当該回転よりトルクが大きい回転に変換して出力する変速部と、
    を備え、
    前記ブラシ駆動部は、前記出力軸の回転を前記変速部に入力し、前記変速部が出力する回転によって前記回転ブラシを回転駆動し、
    前記変速部は、
    前記回転ブラシの軸部に接続され、前記回転ブラシを回転駆動する回転ブラシギアと、
    前記回転ブラシの回転軸に平行な回転軸の周りに回転する中間ギアと、
    前記回転ブラシの回転軸に平行な回転軸の周りに回転するモーターギアと、
    を備え、
    前記中間ギアは、
    前記回転ブラシギアより直径が小さく、前記回転ブラシギアより歯数が少なく、前記回転ブラシギアに直接噛み合うことによって前記回転ブラシギアに回転を出力する小径ギアと、
    前記小径ギアに対して前記回転ブラシの軸方向についての反対側において前記小径ギアの同軸上に設けられ、前記小径ギアより直径が大きく、前記小径ギアより歯数が多く、前記ブラシ駆動部から回転が入力され、前記小径ギアと一体に形成される大径ギアと、
    を備え、
    前記モーターギアは、前記大径ギアより直径が小さく、前記大径ギアより歯数が少なく、前記出力軸に駆動されて回転し、前記大径ギアに直接噛み合うことによって前記中間ギアに回転を出力する
    吸込口体。
  2. 前記変速部は、無負荷時の前記回転ブラシの回転速度が4000rpm以上であり、かつ、ロック時の前記回転ブラシの出力トルクが253mNm以上であるように、入力される回転を変換して出力する請求項1に記載の吸込口体。
  3. 前記ブラシ駆動部は、前記回転ブラシの上限を通り上下方向に垂直な第1平面より下方に、かつ、前記回転ブラシの下限を通り前記第1平面に平行な第2平面より上方に設けられ、
    前記変速部は、前記第1平面より下方に、かつ、前記第2平面より上方に設けられる請求項1または請求項2に記載の吸込口体。
  4. 前記制御部は、前記ブラシ駆動部の負荷を検知し、検知する負荷に応じて回転速度を可変する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の吸込口体。
  5. 前記ケースまたは接続管の内部の塵埃の量を検知する検知部
    を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の吸込口体。
  6. 前記制御部は、前記検知部が検知する塵埃の量に応じて回転速度を可変する請求項5に記載の吸込口体。
  7. 回転により気流を発生させるファンと、
    前記ファンを回転駆動するファンモーターと、
    前記気流により外部から吸引される塵埃を捕集する集塵容器と、
    前記気流を吸込口から吸引する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の吸込口体と、
    を備える電気掃除機。
  8. 前記ファンモーターは、ブラシレスモーターである請求項7に記載の電気掃除機。
  9. 前記ブラシ駆動部に電力を供給する二次電池
    を備える請求項7または請求項8に記載の電気掃除機。
  10. 前記気流を前記集塵容器に案内する案内部と、
    一端が前記案内部に着脱可能であり、前記気流を前記案内部に案内する延長管と、
    を備え、
    前記吸込口体は、前記延長管の他端および前記案内部のいずれにも着脱可能である請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の電気掃除機。
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