JP7059809B2 - 分岐部ホルダ及びワイヤハーネス - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係るワイヤハーネスが用いられた車両の構成を示す模式図である。
図2は、ワイヤハーネス2に用いるケーブル3の断面図である。ケーブル3は、複数の電線をシース33で一括被覆して構成されている。
図3は、ワイヤハーネス2の分岐部を示す斜視図である。図4は、図3において、分岐部アウターを省略した斜視図である。図5は、ワイヤハーネス2の断面図である。
分岐部アウター5は、分岐部3aを保護すると共に、分岐部3aにおいて一対の電源線31及び一対の信号線32を固定することで、一対の電源線31及び一対の信号線32の延出方向を固定する役割を果たす部材である。分岐部アウター5は、樹脂モールドにより形成されている。本実施の形態では、分岐部アウター5として、熱可塑性ウレタンからなるものを用いた。
ワイヤハーネス2は、シース33及びシース33から延出された一対の電源線31及び一対の信号線32を覆うように設けられた熱収縮チューブである接着剤付熱収縮チューブ6と、接着剤付熱収縮チューブ6の固定用の固定用熱収縮チューブ7と、をさらに備えている。
図6(a),(b)は、本実施の形態に係る分岐部ホルダ4の斜視図である。図3乃至図6に示すように、分岐部ホルダ4は、底壁41と、底壁41の周縁から、底壁41の表面に対して垂直な方向である上方に延びる側壁42と、底壁41と側壁42とに囲まれ上方に開口する凹状の収容空間43と、を有している。以下、説明の簡略化のため、底壁41からの側壁42の突出方向を上方といい、底壁41の表面に対して垂直な方向を上下方向というが、これらの方向は便宜上のものであり、ワイヤハーネス2の使用状態における分岐部3aの配置等を限定するものではない。
以上説明したように、本実施の形態に係る分岐部ホルダ4では、底壁41と側壁42とに囲まれた凹状の収容空間43を有すると共に、側壁42には、シース33側の複数の電線(一対の電源線31及び一対の信号線32)を収容空間43に導入するための入口穴44と、収容空間43から複数の電線(一対の電源線31及び一対の信号線32)の一部を延出するための複数の出口穴45と、が形成されており、複数の電線(一対の電源線31及び一対の信号線32)が、収容空間43に、底壁41からの側壁42の突出方向に重なった状態で収容される。
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
3…ケーブル
3a…分岐部
31…電源線(第1電線)
32…信号線(第2電線)
33…シース
4…分岐部ホルダ
41…底壁
42…側壁
43…収容空間
44…入口穴
44a…シース側電線係止突起
45…出口穴
451…電源線出口穴
451a…電源線側電線係止突起
452…信号線出口穴
452a…信号線側電線係止突起
46…チューブ規制部
5…分岐部アウター
6…接着剤付熱収縮チューブ(熱収縮チューブ)
7…固定用熱収縮チューブ
Claims (6)
- 複数の電線をシースで一括被覆したケーブルに取り付けられると共に、前記シースから延出された前記複数の電線を分岐する分岐部を保持する分岐部ホルダであって、
底壁と側壁とに囲まれた凹状の収容空間を有すると共に、
前記側壁には、前記シース側の前記複数の電線を前記収容空間に導入するための入口穴と、前記収容空間から前記複数の電線の一部を延出するための複数の出口穴と、が形成されており、
前記複数の電線が、前記収容空間に、前記底壁からの前記側壁の突出方向に重なった状態で収容され、
前記シース及び前記シースから延出された前記複数の電線を覆うように設けられた熱収縮チューブの前記複数の電線の延出側の端部に干渉することで、前記熱収縮チューブの前記複数の電線の延出側への移動を規制するチューブ規制部をさらに有する、
分岐部ホルダ。 - 前記入口穴及び前記複数の出口穴は、前記底壁と反対側に開口するように形成されており、
前記入口穴及び前記複数の出口穴の少なくとも1つに、当該穴の開口周縁の前記側壁から当該穴の開口を狭める方向に突出し、前記電線を抜け止めする電線係止突起が設けられている、
請求項1に記載の分岐部ホルダ。 - 複数の電線をシースで一括被覆してなり、前記シースから延出された前記複数の電線を分岐する分岐部を有するケーブルと、
前記分岐部を保持する分岐部ホルダと、
樹脂モールドからなり、前記分岐部ホルダを覆う分岐部アウターと、を備え、
前記分岐部ホルダは、
底壁と側壁とに囲まれた凹状の収容空間を有すると共に、
前記側壁には、前記シース側の前記複数の電線を前記収容空間に導入するための入口穴と、前記収容空間から前記複数の電線の一部を延出するための複数の出口穴と、が形成されており、
前記複数の電線が、前記収容空間に、前記底壁からの前記側壁の突出方向に重なった状態で収容され、
前記複数の電線は、外径の異なる電線を含み、最も外径の大きい前記電線が最も前記収容空間の開口側となるように、前記収容空間に配置されている、
ワイヤハーネス。 - 前記複数の電線は、一対の第1電線と、前記第1電線よりも外径が小さい一対の第2電線と、を有しており、
前記収容空間において、前記底壁上に前記一対の第2電線が配置され、前記一対の第2電線上に前記一対の第1電線が配置されている、
請求項3に記載のワイヤハーネス。 - 前記シース及び前記シースから延出された前記複数の電線を覆うように設けられた熱収縮チューブをさらに備え、
前記分岐部ホルダは、前記熱収縮チューブの前記複数の電線の延出側の端部に干渉することで、前記熱収縮チューブの前記複数の電線の延出側への移動を規制するチューブ規制部を有する、
請求項3または4に記載のワイヤハーネス。 - 前記熱収縮チューブは、内部に接着剤を有する接着剤付熱収縮チューブであり、
前記接着剤付熱収縮チューブと前記接着剤付熱収縮チューブから延出されている前記シースの周囲を覆うように設けられ、前記接着剤付熱収縮チューブよりも収縮開始温度が高い固定用熱収縮チューブをさらに備えた、
請求項5に記載のワイヤハーネス。
Priority Applications (1)
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JP2018103249A JP7059809B2 (ja) | 2018-05-30 | 2018-05-30 | 分岐部ホルダ及びワイヤハーネス |
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JP2018103249A JP7059809B2 (ja) | 2018-05-30 | 2018-05-30 | 分岐部ホルダ及びワイヤハーネス |
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JP2019208325A JP2019208325A (ja) | 2019-12-05 |
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---|---|---|---|---|
JP2002367439A (ja) | 2001-06-12 | 2002-12-20 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | フラットハーネス |
JP2011239617A (ja) | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Toyota Boshoku Corp | 嵩上げ部材及びこれを備えるワイヤーハーネス組付体 |
JP2017175686A (ja) | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス |
JP2018046616A (ja) | 2016-09-13 | 2018-03-22 | 日立金属株式会社 | ワイヤハーネス |
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- 2018-05-30 JP JP2018103249A patent/JP7059809B2/ja active Active
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