JP7059686B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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本発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池システムとして、燃料電池を含む燃料電池ユニットを複数備えるものが知られている。特許文献1に記載の燃料電池システムでは、燃料電池ユニットを2つ備えている。
特開2016-81724号公報
ところで、本願の発明者は、燃料電池ユニットが1つの外気温センサを共用し、共用する外気温センサから得られる温度情報に基づき、燃料電池ユニット内に凍結が生じ得るかを判断する冬判定を行うことを試みた。しかし、この場合、外気温センサと各燃料電池ユニットとの通信時間に差が生まれるおそれがあり、燃料電池ユニット毎に冬判定結果が異なる可能性がある。そのため、複数の燃料電池ユニットの冬判定結果が相違する可能性を低減できる技術が望まれる。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の一形態によれば、燃料電池システムが提供される。この燃料電池システムは、燃料電池とECUとをそれぞれ含む複数の燃料電池ユニットと、前記複数の燃料電池ユニットに共用され、外気温を測定する外気温センサと、を備え、各ECUは、前記外気温センサから前記外気温である第1外気温を取得してから予め定められた待機時間の間は待機し、前記待機時間が経過した後に、前記第1外気温が予め定められた温度以下か否かを判定する冬判定を実行する
本発明の一形態によれば、燃料電池システムが提供される。この燃料電池システムは、燃料電池とECUとをそれぞれ含む複数の燃料電池ユニットと;前記複数の燃料電池ユニットに共用され、外気温を測定する外気温センサと、を備え;各ECUは、前記外気温センサから前記外気温を取得してから予め定められた待機時間の間は待機し、前記待機時間が経過した後に、取得した外気温が予め定められた温度以下か否かを判定する冬判定を実行する。この形態の燃料電池システムによれば、予め定められた時間経過した後に判定を行うため、各燃料電池ユニットが外気温を確実に取得した後に冬判定を実行することができる。そのため、複数の燃料電池ユニットの冬判定結果が相違する可能性を低減できる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、複数の燃料電池システムを備えた車両、燃料電池システムの制御方法等の態様で実現することが可能である。
燃料電池システムの概略構成を示す概略図である。 掃気制御処理のフローチャートである。 冬判定処理の一例を示したフローチャートである。 第2実施形態における燃料電池システムの概略構成を示す概略図である。 第2実施形態における冬判定処理の一例を示したフローチャートである。 外気温と冬判定の変化を示した参考図である。 外気温と冬判定の変化を示したタイミングチャートである。
A.第1実施形態:
図1は、第1実施形態における燃料電池システム500の概略構成を示す概略図である。燃料電池システム500は、第1燃料電池ユニット100Aと、第2燃料電池ユニット100Bと、共用外気温センサ200と、ガスタンク300と、を備える。本実施形態において、燃料電池システム500は、車両550に搭載される。車両550は、燃料電池10Aを電力源として搭載し、動力源であるモータ(図示せず)が駆動することにより、タイヤ(図示せず)が駆動される。
第1燃料電池ユニット100Aの構成と第2燃料電池ユニット100Bの構成とは互いに同一である。従って、以下においては、第1燃料電池ユニット100Aの構成について主に説明し、第2燃料電池ユニット100Bの構成については適宜説明を省略する。図1に示すように、第1燃料電池ユニット100Aの構成要素と第2燃料電池ユニット100Bの構成要素には各構成要素の符号の「A」を「B」に置き換えた符号を付している。なお、第1燃料電池ユニット100Aと第2燃料電池ユニット100Bの各構成要素を区別する際には、例えば、「第1燃料電池10A」、「第2燃料電池10B」のように、接頭語として「第1」、「第2」を付す場合もある。
第1燃料電池ユニット100Aは、燃料電池10Aと、ECU(Electronic Control Unit)20Aと、カソードガス供給部30Aと、アノードガス供給部50Aと、冷却媒体循環部70Aと、を備える。
燃料電池10Aは、反応ガスとしてアノードガス(例えば、水素)とカソードガス(例えば、空気)との供給を受けて発電する固体高分子形燃料電池である。燃料電池10Aは、複数のセル(図示せず)が積層されて構成されている。各セルは、電解質膜の両面に電極を配置した膜電極接合体と、膜電極接合体を挟持する1組のセパレータとを有する。燃料電池10Aによって発電された電力は、二次電池(図示せず)に蓄電可能である。
カソードガス供給部30Aは、カソードガス配管31Aと、エアコンプレッサ33Aと、開閉弁34Aと、カソードオフガス配管41Aと、調圧弁42Aと、を備える。カソードガス配管31Aは、燃料電池10Aに接続され、外部から取り込んだ空気を燃料電池10Aに供給する。
エアコンプレッサ33Aは、ECU20Aからの制御信号に応じて、外部から取り入れた空気を圧縮し、カソードガスとして燃料電池10Aに供給する。開閉弁34Aは、エアコンプレッサ33Aと燃料電池10Aとの間に設けられている。
カソードオフガス配管41Aは、燃料電池10Aから排出されたカソードオフガスを燃料電池システム500の外部へと排出する。調圧弁42Aは、ECU20Aからの制御信号に応じて、燃料電池10Aのカソードガス出口の圧力を調整する。
アノードガス供給部50Aは、アノードガス配管51Aと、アノードガス開閉弁53Aと、インジェクタ55Aと、アノードオフガス配管61Aと、気液分離器62Aと、排気排水弁63Aと、循環配管64Aと、アノードガスポンプ65Aと、を備える。
アノードガス配管51Aは、燃料電池10Aのアノードガス入口とガスタンク300とを接続しており、アノードガス開閉弁53A、インジェクタ55Aがこの順序で上流側、つまりガスタンク300に近い側から設けられている。
アノードガス開閉弁53Aは、ECU20Aからの制御信号に応じて開閉する。燃料電池システム500の停止時にはアノードガス開閉弁53Aは閉じられる。インジェクタ55Aは、ECU20Aによって設定された駆動周期や開弁時間に応じて、弁体が電磁的に駆動する電磁駆動式の開閉弁である。ECU20Aは、インジェクタ55Aの駆動周期や開弁時間を制御することによって、燃料電池10Aに供給されるアノードガスの流量を制御する。
アノードオフガス配管61Aは、燃料電池10Aのアノードガス出口と気液分離器62Aとを接続する配管である。アノードオフガス配管61Aは、発電反応に用いられることのなかった水素ガスや窒素ガスなどを含むアノードオフガスを気液分離器62Aへと誘導する。
気液分離器62Aは、アノードオフガス配管61Aと循環配管64Aとの間に接続されている。気液分離器62Aは、アノードオフガス配管61A内のアノードオフガスから不純物としての水を分離して貯水する。
排気排水弁63Aは、気液分離器62Aの下部に設けられている。排気排水弁63Aは、気液分離器62Aに貯水された水の排水と、気液分離器62A内の不要なガス(主に窒素ガス)の排気と、を行う。燃料電池システム500の運転中は、通常、排気排水弁63Aは閉じられており、ECU20Aからの制御信号に応じて開閉する。本実施形態では、排気排水弁63Aは、カソードオフガス配管41Aに接続されており、排気排水弁63Aによって排出された水および不要なガスは、カソードオフガス配管41Aを通じて外部へ排出される。
循環配管64Aは、アノードガス配管51Aのうちのインジェクタ55Aより下流の部分に接続されている。循環配管64Aには、ECU20Aからの制御信号に応じて駆動されるアノードガスポンプ65Aが設けられている。気液分離器62Aによって水が分離されたアノードオフガスが、アノードガスポンプ65Aによって、アノードガス配管51Aへと送り出される。この燃料電池システム500では、水素を含むアノードオフガスを循環させて、再び燃料電池10Aに供給することにより、アノードガスの利用効率を向上させている。
冷却媒体循環部70Aは、燃料電池10Aを介して冷却媒体を循環させることにより、燃料電池10Aの温度を調整する。冷却媒体循環部70Aは、冷媒供給管71Aと、冷媒排出管72Aと、ラジエータ73Aと、冷媒ポンプ74Aと、三方弁75Aと、バイパス管76Aと、を備える。冷媒としては、例えば、水、エチレングリコール等の不凍水、空気などが用いられる。
冷媒供給管71Aは、燃料電池10A内の冷却媒体入口に接続され、冷媒排出管72Aは、燃料電池10Aの冷却媒体出口に接続されている。ラジエータ73Aは、冷媒排出管72Aと冷媒供給管71Aとに接続されており、冷媒排出管72Aから流入する冷却媒体を、電動ファンの送風等により冷却してから冷媒供給管71Aへと排出する。冷媒ポンプ74Aは、冷媒供給管71Aに設けられており、冷媒を燃料電池10Aに圧送する。三方弁75Aは、ラジエータ73Aとバイパス管76Aへの冷媒の流量を調節する。
ECU20Aは、CPUとメモリと、上述した各部品が接続されるインタフェース回路とを備えたコンピュータとして構成されている。ECU20Aは、第1燃料電池ユニット100A内の各機器の起動および停止を制御する。CPUは、メモリに記憶された制御プログラムを実行することにより、燃料電池システム500による発電の制御を行うと共に、掃気処理を実現する。本実施形態において、ECU20Aは、燃料電池システム500の発電休止時に、エアコンプレッサ33Aやアノードガス開閉弁53A、排気排水弁63A、アノードガスポンプ65Aを制御して掃気処理を行う。掃気処理に用いられるこれらの部品をあわせて「掃気部品」という。本実施形態における「掃気処理」とは、一定期間、掃気部品に電力を供給して駆動し、それら掃気部品自体およびそれら掃気部品よりも下流のカソードガス流路およびアノードガス流路に存在する水を排出することである。
共用外気温センサ200は、車両550外部の気温(以下「外気温T」という)を測定する。共用外気温センサ200は、測定した外気温TをECU20A、20Bに送信する。
ガスタンク300は、アノードガス(燃料ガス)としての水素ガスを高圧で貯蔵する高圧水素ガスタンク(水素ガスタンク)である。ガスタンク300は、各燃料電池へアノードガスを供給する。
図2は、本実施形態における、掃気制御処理のフローチャートである。掃気制御処理は車両550の走行を維持するか否かを判断し、走行停止時に掃気処理を制御する処理である。この処理は、燃料電池システム500の動作中、例えば燃料電池システム500の起動直後に各ECU20A、20Bにより実行される処理である。以下では、第1ECU20Aを例として説明する。
まず、第1ECU20Aは、ステップS100において、車両550が走行を維持するか否かを判断する。第1ECU20Aは、例えば、スタートスイッチからの信号により走行を維持するか否かを判断できる。走行を維持する場合、ステップS110に進み、冬判定処理を実行し、ステップS100の処理に戻る。冬判定処理の詳細については後述する。一方、走行を終了する場合、ステップS120に進み、冬判定がONか否か判断する。冬判定がOFFの場合、システムを停止する。一方、冬判定がONの場合、ステップS130に進み、掃気処理を実行する。掃気処理として、例えば、外気温Tが掃気部品内の水蒸気が水に凝縮する温度Tx以下になった場合に、掃気処理を開始するとしてもよい。
図3は、冬判定処理の一例を示したフローチャートである。まず、第1ECU20Aは、ステップS200において、共用外気温センサ200から外気温Tを取得する。次に、第1ECU20Aは、ステップS210において、ステップS200で外気温Tを取得してから予め定めた待機時間tnが経過するまで待機し、待機時間tnが経過するとステップS220の処理に進む。待機時間tnは、予め実験的または経験的に定めることができる。
続いて、第1ECU20Aは、ステップS220において、ステップS200で取得した外気温Tが予め定めた閾値温度Th以下か否か判別する。閾値温度Thは、燃料電池システム500の各部品が凍結する可能性のある冬と判断できる温度であり、予め実験的に定めることができる。閾値温度Thは0℃以上であることが好ましく、上述した温度Tx以上であることが更に好ましい。外気温Tが閾値温度Th以下の場合、ステップS230に進み、冬判定をONとする。一方、外気温Tが閾値温度Thより高い場合、ステップS235に進み、冬判定をOFFとする。
以上で説明した本実施形態の燃料電池システム500によれば、共用外気温センサ200から取得した外気温Tを用いて冬判定処理を行うため、各ECU20A、20Bで同様の判定結果を得ることができる。また、予め定められた待機時間tn経過した後に共用外気温センサ200から取得した外気温Tが閾値温度以下か否かを判定するため、各ECU20A、20Bが外気温Tを確実に取得することができる。つまり各燃料電池ユニット100A、100Bが外気温Tを確実に取得することができる。従って、複数の燃料電池ユニットの冬判定結果が相違してしまう可能性を低減できる。
B.第2実施形態:
図4は、第2実施形態における燃料電池システム501の概略構成を示す概略図である。燃料電池システム501は、各燃料電池ユニット100A、100Bがそれぞれ外気温センサ210A、210Bを備え、共用外気温センサ200が省略されている点が第1実施形態と異なり、他の構成は同一である。第1外気温センサ210Aは測定した外気温TAを第1ECU20Aに送信し、第2外気温センサ210Bは測定した外気温TBを第2ECU20Bに送信する。
図5は、第2実施形態における冬判定処理の一例を示したフローチャートである。第2実施形態において、冬判定処理は、冬判定処理がONの場合にステップS240において他の燃料電池ユニットと判定結果の同期を行う点が第1実施形態と異なり、他の工程は第1実施形態と同じである。以下では、第1ECU20Aを例として説明する。なお、ステップS200およびステップS220における外気温Tは、第1外気温センサ210Aにより測定した外気温TAである。
第1ECU20Aは、外気温TAが閾値温度Th以下の場合にステップS230において冬判定をONにする。続いて、第2実施形態ではステップS240に進み、冬判定を同期する。より具体的には、他の燃料電池ユニットである第2燃料電池ユニット100Bの第2ECU20Bに、冬判定をONにするよう指示する。
図6および図7は、燃料電池システム501動作中の外気温と冬判定の変化を示したタイミングチャートである。図6は、同期処理を行わない場合の外気温と冬判定の変化を示した参考図であり、図7は、第2実施形態における外気温と冬判定の変化を示している。上段のグラフGr1Aは、第1外気温センサ210Aで測定された外気温TAの変化を示しており、グラフGr1Bは、第2外気温センサ210Bで測定された外気温TAを示している。下段のグラフGr2Aは、第1燃料電池ユニット100Aの冬判定処理の結果を示しており、グラフGr2Bは、第2燃料電池ユニット100Bの冬判定処理の結果を示している。なお、図6および図7の下段のグラフでは、説明の便宜上、グラフGr2Bを下方向にずらして記載しているが、実際は、グラフGr2Aのグラフと部分的に重なっている。
図6および図7に示すように、外気温TAはタイミングt1において、冬判定がONになる閾値温度Thに到達している。燃料電池システム501は、タイミングt2において走行を終了する。図6に示すように、冬判定の同期を行わない場合、外気温TBが温度Txに到達するタイミングt3において、第2燃料電池ユニット100Bにおける冬判定はOFFのままであるため、掃気処理は開始されず、外気温TAが温度Txに到達するタイミングt4において、第1燃料電池ユニット100Aの冬判定はONであるため、掃気処理が開始される。図7に示すように、本実施形態では冬判定の同期を行うため、第2燃料電池ユニット100Bにおける冬判定はONに同期する。そのため、外気温TBが温度Txに到達するタイミングt3において、掃気処理が開始される。なお、第1燃料電池ユニット100Aと第2燃料電池ユニット100Bにおける掃気処理は、例えば、同じタイミングt3またはタイミングt4で開始してもよい。
以上で説明した本実施形態の燃料電池システム501によれば、冬判定の結果を同期する。従って、より確実に複数の燃料電池ユニットの冬判定結果が相違してしまう可能性を低減できる。
C.その他の実施形態:
上記実施形態において、燃料電池システム500の起動直後に何れかの燃料電池ユニット100A、100Bで掃気処理が必要な場合、例えば、第1アノードガスポンプ65Aが凍結している場合、全ての燃料電池ユニットで掃気処理を実行してもよい。
また、上記実施形態において、ECU20A、20Bは、走行終了時に冬判定がOFFであれば(図2、ステップS120:NO)、掃気処理を行わない。これに対してECU20A、20Bは、何れかの燃料電池ユニット100A、100Bで掃気処理が必要な場合や、何れかのECU20A、20Bにおいて冬判定処理が行えない場合、例えば、通信不良により外気温Tが取得できない場合、走行終了時に全ての燃料電池ユニットで掃気処理を実行してもよい。
また、上記第2実施形態において、各ECUはそれぞれの温度センサから外気温を取得して冬判定処理を行っている。これに対して、全温度センサの測定した外気温の内で最も低い外気温を用いて冬判定処理を行ってもよい。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述した課題を解決するために、あるいは上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜削除することが可能である。
10A、10B…燃料電池
20A、20B…ECU
30A、30B…カソードガス供給部
31A、31B…カソードガス配管
33A、33B…エアコンプレッサ
34A、34B…開閉弁
41A、41B…カソードオフガス配管
42A、42B…調圧弁
50A、50B…アノードガス供給部
51A、51B…アノードガス配管
53A、53B…アノードガス開閉弁
55A、55B…インジェクタ
61A、61B…アノードオフガス配管
62A、62B…気液分離器
63A、63B…排気排水弁
64A、64B…循環配管
65A、65B…アノードガスポンプ
70A、70B…冷却媒体循環部
71A、71B…冷媒供給管
72A、72B…冷媒排出管
73A、73B…ラジエータ
74A、74B…冷媒ポンプ
75A、75B…三方弁
76A、76B…バイパス管
100A…第1燃料電池ユニット
100B…第2燃料電池ユニット
200…共用外気温センサ
210A…第1外気温センサ
210B…第2外気温センサ
300…ガスタンク
500、501…燃料電池システム
550…車両
T、TA、TB…外気温
Th…閾値温度
Tx…温度
tn…待機時間

Claims (1)

  1. 燃料電池システムであって、
    燃料電池とECUとをそれぞれ含む複数の燃料電池ユニットと、
    前記複数の燃料電池ユニットに共用され、外気温を測定する外気温センサと、を備え、
    各ECUは、前記外気温センサから前記外気温である第1外気温を取得してから予め定められた待機時間の間は待機し、前記待機時間が経過した後に、前記第1外気温が予め定められた温度以下か否かを判定する冬判定を実行する、燃料電池システム。
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