JP7059050B2 - 応力推定装置、応力推定方法およびプログラム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、破面の凹凸の段差(破面における等高線の密集部分)に基づいて応力等の力学的数値を推定する方法が記載されている。特許文献1に記載の方法では、破面に任意の計測ラインを設定し、計測ライン上で破面の凹凸の段差の間隔を算出する。また、この方法では、破面の凹凸の段差の間隔と応力等の力学的数値との関係をデータベース化しておく。そして、この方法では、データベースに格納された関係に基づいて、段差の間隔の算出値から力学的数値を推定する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る応力推定システムの機能構成を示す概略ブロック図である。図1に示す構成にて、応力推定システム1は、応力推定装置100と、走査電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope;SEM)910と、マイクロビッカース(Micro Vickers)硬さ試験機920とを備える。応力推定装置100は、通信部110と、操作入力部120と、表示部130と、記憶部180と、制御部190とを備える。制御部190は、機械学習部191と、応力振幅推定部192と、最大応力推定部193と、負荷応力推定部194とを備える。
通信部110は、他の装置と通信を行う。例えば、通信部110は、操作入力部120が撮影した破面画像を画像データにて受信する。また、通信部110は、マイクロビッカース硬さ試験機920による試験結果データを受信する。また、後述する第三実施形態および第四実施形態では、通信部110は、EBSP解析装置911による解析結果データを受信する。
表示部130は、例えば液晶パネルまたはLED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)パネル等の表示画面を備え、各種画像を表示する。例えば、表示部130は、負荷応力の推定結果を表示する。
制御部190は、応力推定装置100の各部を制御して各種処理を行う。制御部190は、応力推定装置100が備えるCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)が記憶部180からプログラムを読み出して実行することで構成される。
第一実施形態では、機械学習部191が、破面画像と負荷応力との測定データとが組み合わせされた学習用データを用いて機械学習を行い、破面画像の入力に対して負荷応力を出力するモデルを更新(チューニング)する場合を例に説明する。また、後述する第二実施形態では、機械学習部191が、破面画像と破面の粗さを示すデータとが組み合わせられた学習用データを用いて機械学習を行い、破面画像の入力に対して破面の粗さを出力するモデルをチューニングする場合を例に説明する。
本実施形態、および、後述する第二実施形態では、最大応力推定部193が、ビッカース硬さに基づいて最大応力を推定する場合を例に説明する。後述する第三実施形態および第四実施形態では、最大応力推定部193が、ビッカース硬さ、および、EBSP解析の各々に基づいて最大応力を推定する場合を例に説明する。
図2は、負荷応力の例を示す図である。図2のグラフの横軸は時刻を示し、縦軸は力の大きさを示す。線L11は負荷応力を示す。
幅D11は、応力振幅を示す。幅D12は、応力範囲を示す。幅D13は、最大応力を示す。
なお、応力振幅推定部192が推定する応力振幅は、応力振幅を示すデータであればよい。例えば、応力振幅推定部192が、応力範囲(幅D12)を推定するようにしてもよい。
マイクロビッカース硬さ試験機920は、応力推定対象となっている破面におけるビッカース硬さを測定する。
最大応力推定部193は、マイクロビッカース硬さ試験機920による測定結果に基づいて硬化領域の深さを検出し、検出した深さに基づいて、最大応力を推定する。硬化領域の深さから最大応力を推定する方法として、公知の方法を用いることができる。
図5は、第一実施形態における応力推定装置100が機械学習を行う処理手順の例を示すフローチャートである。
図5の処理で、通信部110は、破面画像の画像データと負荷応力のデータとが組み合わせられた学習用データを他の装置から受信する(ステップS101)。
そして、機械学習部191は、応力振幅推定部192による応力振幅の推定値と、学習用データに含まれる応力振幅の測定値とを比較し(ステップS103)、比較結果に基づいてモデルを更新する(ステップS104)。機械学習部191がモデルを更新する方法として、学習方法に応じた公知の方法を用いることができる。
処理を完了していないデータがあると判定した場合(ステップS105:NO)、ステップS102へ戻り、未処理のデータに対する処理を引き続き行う。
一方、ステップS105で全データについて処理を完了したと判定した場合(ステップS105:YES)、図5の処理を終了する。
図6の処理で、通信部110は、走査電子顕微鏡910が撮影した破面画像を画像データにて取得する(ステップS111)。そして、応力振幅推定部192は、破面画像から応力振幅を推定する(ステップS112)。具体的には、応力振幅推定部192は、機械学習部191による機械学習にて得られたモデルに破面画像の画像データを入力して、応力振幅の推定値の出力を得る。
ステップS131の後、図6の処理を終了する。
このように、機械学習部191が、破面画像と負荷応力との関係を機械学習にて取得することで、機械学習部191は、破面画像と負荷応力との関係を自動的にモデル化することができる。従って、応力推定装置100によれば、破面の凹凸の段差の間隔と応力との関係を示すデータベースを構築する必要がなく、この点でユーザの負担なしに応力を推定することができる。
これにより、応力推定装置100では、破面画像の画像データと、破面における硬さ推定値とに基づいて、自動的に負荷応力を推定することができる。従って、応力推定装置100によれば、破面の凹凸の段差の間隔と応力との関係を示すデータベースを構築する必要がなく、この点でユーザの負担なしに負荷応力を推定することができる。
応力推定装置100が、破面の粗さに基づいて応力を推定するようにしてもよい。第二実施形態では、この場合の例について説明する。
図7は、本発明の第二実施形態に係る応力推定装置の機能構成を示す概略ブロック図である。図7に示す構成にて、応力推定システム1は、応力推定装置100と、走査電子顕微鏡910と、マイクロビッカース硬さ試験機920とを備える。応力推定装置100は、通信部110と、操作入力部120と、表示部130と、記憶部180と、制御部190とを備える。制御部190は、機械学習部191と、応力振幅推定部192と、最大応力推定部193と、負荷応力推定部194とを備える。応力振幅推定部192は、前処理部201と、推定実行部202とを備える。
図7の構成では、応力振幅推定部192が前処理部201と、推定実行部202とを備えることが明示されている点で、図1の場合と異なる。それ以外は、図1の場合と同様である。
推定実行部202は、破面の粗さに基づいて応力の振れの大きさを推定する。ここでいう応力の振れの大きさは、応力振幅(図2のD11参照)であってもよいし、応力範囲(図2のD12参照)であってもよい。推定実行部202が破面の粗さに基づいて応力の振れの大きさを推定する方法として、公知の方法を用いることができる。
図8は、第二実施形態における応力推定装置100が機械学習を行う処理手順の例を示すフローチャートである。
図8の処理で、通信部110は、破面画像の画像データと破面の粗さのデータとが組み合わせられた学習用データを他の装置から受信する(ステップS201)。
そして、機械学習部191は、前処理部201による破面の粗さの推定値と、学習用データに含まれる破面の粗さの測定値とを比較し(ステップS203)、比較結果に基づいてモデルを更新する(ステップS204)。機械学習部191がモデルを更新する方法として、学習方法に応じた公知の方法を用いることができる。
処理を完了していないデータがあると判定した場合(ステップS205:NO)、ステップS202へ戻り、未処理のデータに対する処理を引き続き行う。
一方、ステップS205で全データについて処理を完了したと判定した場合(ステップS205:YES)、図8の処理を終了する。
図9の処理で、通信部110は、走査電子顕微鏡910が撮影した破面画像を画像データにて取得する(ステップS211)。そして、前処理部201は、破面画像から破面の粗さを推定する(ステップS212)。具体的には、前処理部201は、機械学習部191による機械学習にて得られたモデルに破面画像の画像データを入力して、破面の粗さの推定値の出力を得る。
ステップS221~S222における処理は、図5のステップS121~S122における処理と同様である。
ステップS231の後、図9の処理を終了する。
破面の粗さと応力の振れの大きさとの関係は比較的よく知られており、推定実行部202が破面の粗さに基づいて応力の振れの大きさを推定する際、これまでに蓄積されている情報を用いて比較的高精度に推定を行い得る。これにより、負荷応力推定部194による負荷応力の推定精度も高まることが期待される。
応力推定装置100が、複数の方法で最大応力を推定するようにしてもよい。第三実施形態では、この場合の例について説明する。
図10は、本発明の第三実施形態に係る応力推定装置の機能構成を示す概略ブロック図である。図10に示す構成にて、応力推定システム1は、応力推定装置100と、走査電子顕微鏡910と、EBSP解析装置911と、マイクロビッカース硬さ試験機920とを備える。応力推定装置100は、通信部110と、操作入力部120と、表示部130と、記憶部180と、制御部190とを備える。制御部190は、機械学習部191と、応力振幅推定部192と、最大応力推定部193と、負荷応力推定部194と、確率分布推定部211とを備える。
図10の構成では、応力推定システム1がEBSP解析装置911を備えることが明示されている点、および、制御部190が確率分布推定部211を備えることが明示されている点で、図1の場合と異なる。それ以外は、図1の場合と同様である。
なお、第二実施形態と第三実施形態とを組み合わせて実施するようにしてもよい。図7の場合と同様に、応力振幅推定部192が前処理部201と推定実行部202とを備えていてもよい。
最大応力推定部193は、確率分布推定部211が推定した確率分布の重ね合わせに基づいて最大応力を推定する。
EBSP解析装置911は、EBSP解析にて破面の状態を解析する。EBSP解析では、傾斜した資料に電子線を照射し、回析電子線による後方散乱電子回析を解析する。EBSP解析装置911は、例えば、走査電子顕微鏡910に取り付けられるアタッチメントと、回析を解析するためのコンピュータとを含んで構成される。
以下、塑性領域の深さと最大の応力拡大係数との関係を用いる場合の例について、さらに説明する。
応力拡大係数は、荷重(応力)への変換が可能なパラメータである。最大の応力拡大係数が求まれば、最大応力に変換することができる。そこで、例えばユーザが、いろいろな最大応力について実験を行って、塑性領域の深さと最大の応力拡大係数との関係を予め求めておく。例えば、横軸に最大の応力拡大係数をとり縦軸に塑性領域の深さをとったグラフに実験結果をプロットしていき、プロットした点を直線近似する。得られた直線を示す式を、記憶部180が記憶しておく。
(1)マイクロビッカース硬さ試験機920による塑性領域の深さ測定値を取得する。
(2)記憶部180が記憶する近似直線に、得られた塑性領域の深さを適用して、対応する最大の応力拡大係数を取得する。
(3)得られた最大の応力拡大係数を最大応力に変換し、得られた最大応力を推定結果として採用する。
応力推定対象を破面から深部へ辿っていくと、硬化していない領域に到達し、図12に折れ線で示すように硬さがおよそ一定になる。そこで、硬さが変化する領域の深さ(破面からの距離)を塑性領域の深さdとして検出する。図12では、線L31で近似される測定結果の場合の塑性領域の深さdを矢印で示している。
図13では、実験で得られた応力拡大係数最大値と塑性領域の深さdとの関係をグラフに点でプロットした例を示している。図13でプロットされる各点は直線近似されているように、およそまとまっている一方で、ある程度のばらつきが生じる。このばらつきを度数分布にして、塑性領域の深さdと応力拡大係数最大値の度数分布(最大応力の度数分布)をデータベース化しておく。
図14のグラフの横軸は応力拡大係数最大値を示し、縦軸は、塑性領域の深さdを示す。図14に示す点のプロットおよび近似直線は、図13の場合と同様である。図14では、応力推定対象における塑性領域の深さdの計測結果を、上記のデータベースに適用する場合のイメージを示している。塑性領域の深さdの計測結果を、データベースに適用することで、対応する応力拡大係数の度数分布を得られる。この度数分布は、図11の線L21のように、ビッカース硬さの測定結果に基づく最大応力推定値の確率分布の例に該当する。
(1)マイクロビッカース硬さ試験機920による塑性領域の深さ測定値を取得する。
(2)記憶部180が記憶するデータベースに、得られた塑性領域の深さを適用して、対応する(最大の応力拡大係数の)確率分布を取得する。
(3)得られた最大の応力拡大係数の確率分布を最大応力の確率分布に変換し、得られた最大応力の確率分布を推定結果として採用する。
あるいは、マイクロビッカース硬さ試験機920が破面の複数個所の各々についてビッカース硬さを測定するようにしてもよい。そして、確率分布推定部211が、複数個所それぞれに最大応力を推定し、得られた複数の最大応力推定値(同一試験体内での応力推定値のばらつき)から最大応力の確率分布を推定するようにしてもよい。
また、確率分布推定部211が、同一試験体内での最大応力の確率分布に加えて、あるいは代えて、複数の試験体におけるビッカース硬さの測定結果またはEBSP解析結果に基づいて、複数の試験体における最大応力の確率分布を求めるようにしてもよい。
図15は、第三実施形態における応力推定装置100が最大応力を決定する処理手順の例を示すフローチャートである。応力推定装置100は、図6のステップS121およびS122に代えて、あるいは図9のステップS221およびS222に代えて、図15の処理を行う。
そして、最大応力推定部193は、得られた重ね合わせに基づいて最大応力を推定する(ステップS303)。
ステップS303の後、図15の処理を終了する。
このように、最大応力推定部193が確率分布に基づいて最大応力を推定することで、ビッカース硬さ計測における不確定性、および、EBSP解析における不確定性を最大応力の推定に反映させることができる。最大応力推定部193は、この点で最大応力を高精度に推定できる。
応力推定装置100が、推定した最大応力を有効とするか無効とするかを決定するようにしてもよい。第四実施形態では、この場合の例について説明する。
図16は、本発明の第四実施形態に係る応力推定装置の機能構成を示す概略ブロック図である。図16に示す構成にて、応力推定システム1は、応力推定装置100と、走査電子顕微鏡910と、EBSP解析装置911と、マイクロビッカース硬さ試験機920とを備える。応力推定装置100は、通信部110と、操作入力部120と、表示部130と、記憶部180と、制御部190とを備える。制御部190は、機械学習部191と、応力振幅推定部192と、最大応力推定部193と、負荷応力推定部194と、確率分布推定部211と、有効性決定部212とを備える。
図16の構成では、制御部190が有効性決定部212を備えることが明示されている点で、図10の場合と異なる。それ以外は、図10の場合と同様である。
なお、第二実施形態および第三実施形態と第四実施形態とを組み合わせて実施するようにしてもよい。図7の場合と同様に、応力振幅推定部192が前処理部201と推定実行部202とを備えていてもよい。
図17は、複数の最大応力の確率分布の例を示す図である。図17に示すグラフの横軸は力の大きさを示し、縦軸は確率密度を示す。線L41は、マイクロビッカース硬さ試験機920によるビッカース硬さの測定結果に基づく最大応力推定値の確率分布を示す。線L42は、EBSP解析装置911によるEBSP解析結果に基づく最大応力推定値の確率分布を示す。
pは、確率分布の重なりの程度の評価値である。pは、2つの測定方法で同じ最大応力が推定される確率の累積値を示している。
有効性決定部212が、pの値が所定の閾値(例えば0.5)以上である場合に確率分布を有効とするようにしてもよい。
図18は、第四実施形態における応力推定装置100が最大応力を決定する処理手順の例を示すフローチャートである。応力推定装置100は、図6のステップS121およびS122に代えて、あるいは図9のステップS221およびS222に代えて、図18の処理を行う。
ステップS403の後、確率分布推定部211は、得られた複数の確率分布が重なりあう領域を抽出する(ステップS404)。
そして、有効性決定部212は、ステップS401で得られた確率分布が有効か否かを決定する(ステップS405)。確率分布を無効にした場合(ステップS405:NO)、ステップS401へ戻る。この場合、例えば、マイクロビッカース硬さ試験機920およびEBSP解析装置911がそれぞれ測定および解析を行い、確率分布推定部211は新たな確率分布を取得して図18の処理を繰り返す。
一方、ステップS405で確率分布を有効とした場合(ステップS405:YES)、図18の処理を終了する。
これにより、応力推定装置100は、破面の硬さの測定条件が悪い等によって複数の確率分布がかけ離れている場合に、これらの確率分布を無効として排除することができ、この点で、最大応力の推定精度の低下を避けることができる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
100 応力推定装置
110 通信部
120 操作入力部
130 表示部
180 記憶部
190 制御部
191 機械学習部
192 応力振幅推定部
193 最大応力推定部
194 負荷応力推定部
201 前処理部
202 推定実行部
211 確率分布推定部
212 有効性決定部
910 走査電子顕微鏡
911 EBSP解析装置
920 マイクロビッカース硬さ試験機
Claims (5)
- 破面画像と負荷応力に相関する測定データとの組み合わせを学習用データとして機械学習を行う機械学習部と、
前記機械学習部の学習結果に基づいて、破面画像から応力振幅を推定する応力振幅推定部と、
複数の方法の各々で最大応力の確率分布を推定する確率分布推定部と、
前記確率分布推定部が推定した確率分布の重ね合わせに基づいて最大応力を推定する最大応力推定部と、
前記応力振幅と、前記最大応力とに基づいて負荷応力を推定する負荷応力推定部と、
を備える応力推定装置。 - 前記機械学習部は、前記破面画像と破面の粗さを示すデータとの組み合わせを学習用データとして機械学習を行い、
前記応力振幅推定部は、
前記機械学習部の学習結果に基づいて、破面画像から破面の粗さを推定する前処理部と、
前記破面の粗さに基づいて応力の振れの大きさを推定する推定実行部と、
を備える請求項1に記載の応力推定装置。 - 前記重なり部分と元の確率分布との関係に基づいて、前記確率分布を有効とするか無効とするかを決定する有効性決定部
を備える請求項1または請求項2に記載の応力推定装置。 - 破面画像と負荷応力に相関する測定データとの組み合わせを学習用データとして機械学習を行う機械学習ステップと、
前記機械学習ステップでの学習結果に基づいて、破面画像から応力振幅を推定する応力振幅推定ステップと、
複数の方法の各々で最大応力の確率分布を推定するステップと、
推定した確率分布の重ね合わせに基づいて最大応力を推定するステップと、
前記応力振幅と、前記最大応力とに基づいて負荷応力を推定するステップと、
を含む応力推定方法。 - コンピュータに、
破面画像と負荷応力に相関する測定データとの組み合わせを学習用データとして機械学習を行う機械学習ステップと、
前記機械学習ステップでの学習結果に基づいて、破面画像から応力振幅を推定する応力振幅推定ステップと、
複数の方法の各々で最大応力の確率分布を推定するステップと、
推定した確率分布の重ね合わせに基づいて最大応力を推定するステップと、
前記応力振幅と、前記最大応力とに基づいて負荷応力を推定するステップと、
を実行させるためのプログラム。
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