JP7058418B2 - 流路切換弁 - Google Patents

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Description

本発明は、弁体を回転させることにより流路の接続を切り換える流路切換弁に関する。
従来の流路切換弁の一例が特許文献1に開示されている。この流路切換弁は、弁室を有する弁本体と、弁室内に配置された弁体と、弁体に連結された弁軸と、弁軸を介して弁体を回転駆動するモーター、駆動ギヤ等からなる回転駆動部と、を有している。
この流路切換弁の弁体には、六角形の縦貫通穴が設けられており、この縦貫通穴の上部に断面六角形の弁軸が挿入される。これにより、弁体と弁軸とが連結され弁軸の回転に伴って弁体が回転される。また、弁体には、弁本体に設けられた2つの流出口に択一的に連通される円形の横穴が設けられている。
特開2018-115690号公報
しかしながら、上記流路切換弁の弁体では、縦貫通穴の六角形の角部が縦貫通穴と横穴との間の梁部分に配置されているので、梁部分がより細くなっている。そのため、弁体を射出成形により作製したとき梁部分で樹脂が合流してウェルドラインが生じ、梁部分の剛性が低下してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、弁体の梁部分の剛性の低下を効果的に抑制できる流路切換弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の流路切換弁は、弁室および当該弁室に通じる複数の流路が設けられた弁本体と、前記弁室内に回転可能に収容され、回転位置に応じて前記流路の接続を切り換える弁体と、前記弁体の回転軸線に沿うように当該弁体に取り付けられる弁軸と、前記弁軸を介して前記弁体を回転させる駆動部と、を有する流路切換弁であって、前記弁体は、内部に設けられた切換流路に通じる3つの横孔と、前記弁軸が挿入される縦孔と、が設けられ、前記回転軸線方向から見て、前記縦孔は、外側に凸の角部を有するとともに、当該角部が前記横孔と前記縦孔との間の梁部分からずれて配置されていることを特徴とする。
本発明において、前記縦孔は、前記切換流路に連通している。
本発明において、前記縦孔は、多角形状に形成されていることが好ましい。
本発明において、前記回転軸線方向から見て、前記横孔は、中心線が前記多角形状の辺の部分に直交するように形成されていることが好ましい。
本発明において、前記縦孔は、3または4の倍数の多角形状に形成されていることが好ましい。
本発明において、前記縦孔は、四角形状に形成されていることが好ましい。
本発明において、前記縦孔は、三角形状に形成されていることが好ましい。
本発明において、前記弁体は、球体状に樹脂成形され、前記縦孔と対向する壁部分の外側面のみにゲート痕を有することが好ましい。
上記目的を達成するために、本発明の流路切換弁は、弁室および当該弁室に通じる複数の流路が設けられた弁本体と、前記弁室内に回転可能に収容され、回転位置に応じて前記流路の接続を切り換える弁体と、前記弁体の回転軸線に沿うように当該弁体に取り付けられる弁軸と、前記弁軸を介して前記弁体を回転させる駆動部と、を有する流路切換弁であって、前記弁体は、内部に設けられた切換流路に通じる横孔と、前記弁軸が挿入される縦孔と、が設けられ、前記縦孔は、前記切換流路に連通しており、前記縦孔は、三角形状に形成されており、前記回転軸線方向から見て、前記縦孔は、外側に凸の角部を有するとともに、当該角部が前記横孔と前記縦孔との間の梁部分からずれて配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、弁軸が取り付けられる弁体は、内部に設けられた切換流路に通じる横孔と、弁軸が挿入される縦孔と、が設けられている。そして、弁体の回転軸線方向から見て、縦孔が、外側に凸の角部を有するとともに、当該角部が横孔と縦孔との間の梁部分からずれて配置されている。このようにしたことから、弁体の梁部分がより細くなってしまうことを回避して、弁体の梁部分の剛性の低下を効果的に抑制できる。また、弁軸挿入孔が三角形状や四角形状、六角形状、八角形状などの多角形状に形成されていることで、弁体が比較的簡易な構造となり、容易に作製することができる。
本発明の一実施形態に係る流路切換弁の一部断面を含む斜視図である。 図1のA-A線に沿う断面図である。 図1の流路切換弁が有するボール弁体および弁軸の斜視図である。 ボール弁体の平面図である。 ボール弁体の変形例を示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る流路切換弁の構成について、図1~図5を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る流路切換弁の一部断面を含む斜視図である。図2は、図1のA-A線に沿う断面図である。図3は、図1の流路切換弁が有するボール弁体および弁軸の斜視図である。図4は、本実施形態の流路切換弁が有するボール弁体の平面図である。図5(a)~(e)はボール弁体の変形例を示す平面図である。以下の説明において、「上下左右」は各図において各部材の相対的な位置関係を示すために用いており、絶対的な位置関係を示すものではない。各図において、X軸方向を左右方向、Y軸方向を手前-奥方向(正面-背面方向)、Z軸方向を上下方向としている。X軸、Y軸、Z軸は互いに直交している。また、弁体の回転軸線に沿う方向(回転軸線方向)を縦方向とし、回転軸線と直交する方向を横方向としている。
図1、図2に示すように、本実施形態の流路切換弁1は、弁本体10と、ボール弁体20と、シート部材30、30と、封止部材31、31と、駆動部40と、弁軸50と、を有している。また、流路切換弁1は、回転角出力軸であるポテンショ軸60と、ベース体であるポテンショベース70と、回転角検出部であるポテンショメーター80と、をさらに有している。
弁本体10は、合成樹脂を材料として略立方体箱状に形成されている。弁本体10における左側壁部10aには、略L字状の第1流路11が設けられている。弁本体10の正面壁部10bには、直線状の第2流路12が設けられている。弁本体10の右側壁部10cには、第1流路11と面対称となる略L字状の第3流路13が設けられている。第1流路11の開口11aと、第2流路12の開口12aと、第3流路13の開口13aとは、同一方向(正面方向)に向けられている。第1流路11と第2流路12と第3流路13とは、弁本体10内に設けられた弁室14に通じている。弁室14に通じる流路として、2つまたは4つ以上の複数の流路が設けられていてもよい。
ボール弁体20は、例えば、合成樹脂などを材料として、中空ボール状(球体状)に形成されている。ボール弁体20は、後述するシート部材30、30に回転可能に支持されて弁室14に収容されている。ボール弁体20は、図2に示す回転位置において、左側に向けて開口された横孔である第1開口21と、正面に向けて開口された横孔である第2開口22と、右側に向けて開口された横孔である第3開口23と、が設けられている。ボール弁体20の内部には、第1開口21と第2開口22と第3開口23とを互いにつなげる平面視で略T字状の切換流路25が設けられている。つまり、第1開口21と第2開口22と第3開口23とは、切換流路25に連なっている。なお、ボール弁体20は、例えば、第1開口21および第2開口22のみ有し、図2に示す回転位置において、第1開口21と第2開口22とを互いにつなげる平面視で略L字状の切換流路25が設けられていてもよい。また、本実施形態では弁体としてボール弁体20を用いているが、柱状の弁体を用いてもよい。
切換流路25は、回転位置に応じて第1流路11と第2流路12と第3流路13との接続を切り換えるように構成されている。具体的には、切換流路25は、ボール弁体20が図2に示す回転位置にあるとき、第1流路11と第2流路12と第3流路13とを接続する。切換流路25は、ボール弁体20が図2に示す回転位置から平面視で時計回りに90度回転された回転位置にあるとき、第1流路11と第2流路12とを接続する。切換流路25は、ボール弁体20が図2に示す回転位置から平面視で反時計回りに90度回転された回転位置にあるとき、第2流路12と第3流路13とを接続する。
ボール弁体20の上部には、後述する弁軸50が挿入される縦孔である弁軸挿入孔24が設けられている。弁軸挿入孔24は、切換流路25に連なっている(連通している)。弁軸挿入孔24は、弁軸50が挿入されることにより当該弁軸50の回転に伴ってボール弁体20が回転軸線である軸線L周りに回転するように形成されている。具体的には、弁軸挿入孔24は、弁軸50の角柱部52における軸方向と直交する方向の断面形状(横断面形状)と同一の形状に形成されている。本実施形態において、軸線Lに沿う方向(回転軸線方向)から見て、弁軸挿入孔24は、図4に示すように、正方形状に形成されている。
弁軸挿入孔24は、正方形状であることから外側に凸の角部24aを4つ有している。そして、4つの角部24aが、第1開口21と弁軸挿入孔24との間の梁部分26a、第2開口22と弁軸挿入孔24との間の梁部分26b、および、第3開口23と弁軸挿入孔24との間の梁部分26cからずれて配置されている。換言すると、弁軸挿入孔24の4つの角部24aは、第1開口21と第2開口22との間の周壁部分27a、第2開口22と第3開口23との間の周壁部分27b、および、第3開口23と第1開口21との間の周壁部分27cを向くように配置されている。また、弁軸挿入孔24は、ボール弁体20の下部の壁部分である底壁部分28と軸線Lに沿う方向に対向している。
弁軸挿入孔24に代えて採用可能な変形例を図5(a)~(c)に示す。図5(a)は、正方形状の各辺を内側に湾曲させた形状に形成された弁軸挿入孔24Aである。図5(b)は、十字形状に形成された弁軸挿入孔24Bである。図5(c)は、八角形状に形成された弁軸挿入孔24Cである。弁軸挿入孔24A、24B、24Cにおいても、本実施形態の弁軸挿入孔24と同様に、各角部24aが、梁部分26a、26b、26cからずれて配置されている。すなわち、各角部24aが、周壁部分27a、27b、27cを向くように配置されている。
さらに、図5(d)、(e)に、2つの横孔である第1開口21および第2開口22が軸線L周りに設けられたボール弁体20D、20Eを示す。図5(d)は、三角形状に形成された弁軸挿入孔24Dが設けられた変形例を示す。図5(e)は、六角形状に形成された弁軸挿入孔24Eが設けられた変形例を示す。弁軸挿入孔24D、24Eにおいても、本実施形態の弁軸挿入孔24と同様に、各角部24aが、梁部分26a、26bからずれて配置されている。すなわち、各角部24aが、周壁部分27a、27bを向くように配置されている。なお、図4および図5(a)~(e)中の破線は、各弁体内での横孔を含む流路の断面形状を表している。
図5に示すいずれのボール弁体においても、弁軸挿入孔の各角部24aが、横孔と縦孔(弁軸挿入孔)との間の梁部分26a、26b、26cからずれて配置されている。すなわち、各角部24aが、周壁部分27a、27b、27cを向くように配置されている。また、三角形状、四角形状、六角形状、八角形状などの多角形状の弁軸挿入孔が設けられたボール弁体は、軸線Lに沿う方向(回転軸線方向)から見て、横孔の中心線(軸線)が弁軸挿入孔の多角形状の辺の部分と直交している。本実施例では、軸線Lに沿う方向から見て、横孔である第1開口21、第2開口22および第3開口23の中心線が弁軸挿入孔24の四角形状の辺の部分と直交している。
シート部材30、30は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの合成樹脂を材料として、円環状に形成されている。シート部材30、30は、対をなしており、弁室14にX軸方向に互いに間隔をあけて対向して収容されている。シート部材30、30は、弁室14内においてボール弁体20を間に挟んで回転可能に支持している。
封止部材31、31は、例えば、ゴム材などの弾性材料からなるOリングであり、一方のシート部材30と弁本体10の左側壁部10aとの間、および、他方のシート部材30と弁本体10の右側壁部10cとの間に圧縮状態となるように挟まれて配置されている。本実施形態において、封止部材31は、シート部材30に設けられた環状溝30aに装着されており、一部が環状溝30aから突出している。封止部材31、31は、シート部材30、30とともに弁本体10とボール弁体20との間をシール(封止)している。なお、封止部材31、31を省略して、ゴム材などの弾性材料からなる、封止部材の機能を兼ね備えたシート部材30、30を採用した構成としてもよい。
駆動部40は、図示しないモーターおよびギヤ41を含む減速機を組み合わせた駆動機構と、この駆動機構を収容する樹脂製の下ケース43および図示しない上ケースを有している。上ケースは、ねじ止め構造やスナップフィット構造などの取付構造により下ケース43に取り付けられる。駆動部40は、後述する弁軸50を介してボール弁体20を軸線L周りに回転させる。
下ケース43は、底壁43aの中央に円筒状の軸受部45を一体に有している。軸受部45は、弁軸50が挿入されるとともに、弁軸50を回転可能に支持する。下ケース43の底壁43aに設けられた略四角筒形状の内側周壁部43bは、弁本体10の上端部と組み合わされ、互いに接合(本実施形態では、超音波溶着)されている。なお、下ケース43と弁本体10とは、ねじ止め構造などにより互いに組み付けられていてもよい。
弁軸50は、合成樹脂製であり、全体的に直線状に延びる柱形状に形成されており、円柱部51と、円柱部51の下端に同軸に連なる角柱部52と、を有している。弁軸50は軸線Lに沿うように配置される。
円柱部51は、その下端部に、径方向外側に突出した環状のストッパ部53が設けられている。ストッパ部53は、その外径が軸受部45の内径より大きくなるように形成されている。
また、円柱部51の下端部には、ストッパ部53より上方の位置に全周にわたって溝が設けられており、この溝には、ゴム材などを材料として環状に形成されたOリング54がはめ込まれている。円柱部51は、軸受部45に挿入されて、軸受部45に回転可能に支持される。円柱部51の外径は軸受部45の内径より若干小さく、円柱部51が軸受部45に挿入されるとOリング54が弁軸50と軸受部45との隙間を封止する。これにより、弁室14内の流体が外部に漏れることを防止する。
円柱部51の上端部には、駆動部40の駆動機構が有するギヤ41が圧入により取り付けられている。また、円柱部51の上端部には、圧入されたギヤ41の空回りを抑制する平面部51aが設けられている。ギヤ41は、圧入以外の方法で弁軸50に取り付けられていてもよい。
角柱部52は、横断面形状が正方形状となる柱状に形成されている。角柱部52は、ボール弁体20の弁軸挿入孔24に挿入されることにより、軸線Lに沿うように当該ボール弁体20に取り付けられる。これにより、ボール弁体20の軸線Lが弁軸50の回転軸となり、ギヤ41の回転に伴って弁軸50が軸線L周りに回転される。弁軸挿入孔24は角柱部52の横断面形状と同一の正方形状に形成されているので、弁軸挿入孔24と角柱部52とが嵌まり合い、弁軸50の回転に伴ってボール弁体20が軸線L周りに回転される。角柱部52は、その外径がストッパ部53より小さくなるように形成されている。
また、円柱部51における上方を向く端面51bの中央には軸線Lに沿う略円柱状の取付穴55が穿たれて設けられている。取付穴55には、後述するポテンショ軸60が圧入される。
ポテンショ軸60は、例えば、ステンレスや真ちゅうなどの金属製またはポリフェニレンサルファイド(PPS)などの合成樹脂製であり、弁軸50と別体に設けられている。ポテンショ軸60は、弁軸50の取付穴55に圧入されることにより弁軸50に同軸に固定して取り付けられる。ポテンショ軸60は、上端部に設けられたDカット形状の嵌合軸部61が後述するポテンショメーター80のローター81と嵌め合わされる。
ポテンショベース70は、合成樹脂製であり、ベース本体部71と、メーター取付部72と、を一体に有している。ベース本体部71は、略平板状に形成され、下ケース43の底壁43aから上方に突出するボス(図示なし)にねじ78、78によって固定される。メーター取付部72は、略円板状に形成され、中央に後述するポテンショメーター80が取り付けられている。
ポテンショメーター80は、回転角を検出するための回転角センサーである。ポテンショメーター80は、円板状のローター81と、ローター81を回転可能に支持するとともに、ローター81の回転角に応じた信号(電圧)を出力する信号出力部であるメーター本体部82と、を有している。ローター81の中央には、平面視D字状の嵌合孔が設けられており、嵌合孔にはポテンショ軸60の嵌合軸部61が貫通しかつ嵌合軸部61とともにローター81が回転するように嵌め合わされる。ローター81は、嵌合軸部61の回転に伴って回転される。これにより、ポテンショメーター80は、ポテンショ軸60(すなわち、弁軸50およびボール弁体20)の軸線L周りの回転角を検出する。
流路切換弁1は、駆動部40のモーターの回転がギヤ41を通じて弁軸50に出力され、弁軸50が軸線L周りに回転される。この弁軸50の回転に伴ってボール弁体20が軸線L周りに回転されて、各回転位置に位置づけられる。これにより、回転位置に応じた流路の接続が実現される。また、弁軸50とともにポテンショ軸60が軸線L周りに回転され、ポテンショ軸60の回転角に応じた信号がポテンショメーター80から出力される。ポテンショメーター80から出力された信号に基づいて、ボール弁体20の回転位置を監視することができる。
以上より、本実施形態の流路切換弁1によれば、弁軸50が取り付けられるボール弁体20は、内部に設けられた切換流路25に通じる横孔である第1開口21、第2開口22および第3開口23と、弁軸50が挿入される縦孔である弁軸挿入孔24と、が設けられている。そして、弁軸挿入孔24が、外側に凸の角部24aを有するとともに、当該角部24aが第1開口21と弁軸挿入孔24との間の梁部分26a、第2開口22と弁軸挿入孔24との間の梁部分26b、および、第3開口23と弁軸挿入孔24との間の梁部分26cからずれて配置されている。このようにしたことから、ボール弁体20の梁部分26a、26b、26cがより細くなってしまうことを回避して、ボール弁体20の梁部分26a、26b、26cの剛性の低下を効果的に抑制できる。また、弁軸挿入孔24が四角形状に形成されていることで、ボール弁体20が比較的簡易な構造となり、容易に作製することができる。
また、ボール弁体20は、溶融樹脂を金型のキャビティに射出充填して成形(すなわち樹脂成形)される。この金型において、キャビティに樹脂を注入するためのゲート(樹脂注入口)が、縦孔である弁軸挿入孔24と対向する底壁部分28の外側面に対応する箇所に設けられている。特に、ゲートが、底壁部分28の外側面における軸線Lが通る部分またはその近傍に対応する箇所設けられていることが好ましい。これにより、底壁部分28の外側面のみにゲートの痕跡である凹凸(ゲート痕)が形成され、ボール弁体20の外側面におけるシート部材30、30と接する梁部分26a、26b、26cや周壁部分27a、27b、27cにゲート痕が形成されることを回避できる。そのため、当該ゲート痕がシート部材30、30に接することを防いで、シール性を高めるとともにボール弁体20を滑らかに摺動させることができる。
上記に本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。前述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の趣旨に反しない限り、本発明の範囲に含まれる。
上述した実施形態においては、弁体としてボール弁体を採用した例について説明したが、本発明はボール弁体を採用した構成に限られない。例えば、ボール弁体に代えて、円筒状の弁体を採用し、当該弁体に上述の弁軸挿入孔24(縦孔)を設けてもよい。また、弁軸挿入孔24(縦孔)の角部に面取りやR形状を設けてもよい。
1…流路切換弁、10…弁本体、10a…左側壁部、10b…正面壁部、10c…右側壁部、11…第1流路、12…第2流路、13…第3流路、11a、12a、13a…開口、14…弁室、20…ボール弁体、21…第1開口、22…第2開口、23…第3開口、24…弁軸挿入孔、25…切換流路、26a、26b、26c…梁部分、27a、27b、27c…周壁部分、30…シート部材、30a…環状溝、31…封止部材、40…駆動部、41…ギヤ、43…下ケース、43a…底壁、43b…内側周壁部、45…軸受部、50…弁軸、51…円柱部、51a…平面部、51b…端面、52…角柱部、53…ストッパ部、54…Oリング、55…取付穴、60…ポテンショ軸、61…嵌合軸部、70…ポテンショベース、71…ベース本体部、72…メーター取付部、80…ポテンショメーター、81…ローター、82…メーター本体部

Claims (8)

  1. 弁室および当該弁室に通じる複数の流路が設けられた弁本体と、前記弁室内に回転可能に収容され、回転位置に応じて前記流路の接続を切り換える弁体と、前記弁体の回転軸線に沿うように当該弁体に取り付けられる弁軸と、前記弁軸を介して前記弁体を回転させる駆動部と、を有する流路切換弁であって、
    前記弁体は、内部に設けられた切換流路に通じる3つの横孔と、前記弁軸が挿入される縦孔と、が設けられ、
    前記縦孔は、前記切換流路に連通しており、
    前記回転軸線方向から見て、前記縦孔は、外側に凸の角部を有するとともに、当該角部が前記横孔と前記縦孔との間の梁部分からずれて配置されていることを特徴とする流路切換弁。
  2. 前記縦孔は、多角形状に形成されている、請求項1に記載の流路切換弁。
  3. 前記回転軸線方向から見て、前記横孔は、中心線が前記多角形状の辺の部分に直交するように形成されている、請求項に記載の流路切換弁。
  4. 前記縦孔は、3または4の倍数の多角形状に形成されている、請求項または請求項に記載の流路切換弁。
  5. 前記縦孔は、四角形状に形成されている、請求項に記載の流路切換弁。
  6. 前記縦孔は、三角形状に形成されている、請求項に記載の流路切換弁。
  7. 前記弁体は、球体状に樹脂成形され、前記縦孔と対向する壁部分の外側面のみにゲート痕を有する、請求項1~請求項のいずれか一項に記載の流路切換弁。
  8. 弁室および当該弁室に通じる複数の流路が設けられた弁本体と、前記弁室内に回転可能に収容され、回転位置に応じて前記流路の接続を切り換える弁体と、前記弁体の回転軸線に沿うように当該弁体に取り付けられる弁軸と、前記弁軸を介して前記弁体を回転させる駆動部と、を有する流路切換弁であって、
    前記弁体は、内部に設けられた切換流路に通じる横孔と、前記弁軸が挿入される縦孔と、が設けられ、
    前記縦孔は、前記切換流路に連通しており、
    前記縦孔は、三角形状に形成されており、
    前記回転軸線方向から見て、前記縦孔は、外側に凸の角部を有するとともに、当該角部が前記横孔と前記縦孔との間の梁部分からずれて配置されていることを特徴とする流路切換弁。
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