JP7058173B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、集塵カップを備えた電気掃除機に関する。
従来、集塵カップを掃除機本体の前方に設け、ホース体等の吸込管を集塵カップの前方側に接続可能として、吸込風路を短くする電気掃除機が知られている。このような構造では、集塵カップの周囲に集塵カップを支持する部材が設けられるため集塵カップの内部に溜められた塵埃が外部から視認しにくくなっていた。このため、集塵カップの内部に溜められた塵埃を外部からより見やすくすることが望まれている。
特許第3983047号公報
本発明が解決しようとする課題は、集塵カップの内部を外部から見やすくした電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機は、掃除機本体と、集塵カップと、連結部と、接続部と、を備える。集塵カップは、掃除機本体の一方側に設けられ、含塵空気を導入する導入口を有する。連結部は、掃除機本体に対して集塵カップを挟んだ位置に設けられ、含塵空気の吸込口から導入口までの風路の一部を形成する。接続部は、集塵カップの側部に沿って位置して連結部と掃除機本体とを接続する。また、接続部は、集塵カップの長手方向における連結部の吸込口側の開口部の幅内で連結部に接続されている。集塵カップは、拡径部を有し、掃除機本体に装着された状態で、拡径部が接続部の内方に位置するとともに、連結部に対して長手方向の一方と他方とに外部から内部を視認可能な視認可能部が位置する。
一実施形態の電気掃除機を示す側面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。 同上電気掃除機の集塵カップを除いた部分の斜視図である。 同上電気掃除機の集塵カップ位置での断面を示す側面図である。 同上集塵カップ位置での断面を示す正面図である。 同上集塵カップを一側から示す斜視図である。 同上集塵カップを他側から示す斜視図である。 図4の一部を拡大して示す断面図である。
以下、一実施形態について図1ないし図8を参照して説明する。
図1および図2において、1は電気掃除機である。本実施形態の電気掃除機1は、ユーザが床面上を走行させて移動させ、床面上の塵埃を掃除する、キャニスタ型の電気掃除機を例に挙げて示す。以下、本実施形態において、前後方向および上下方向は、キャニスタ型の電気掃除機1を床面に載置した状態を基準として説明する。
そして、電気掃除機1は、掃除機本体2を備えている。掃除機本体2は、例えば合成樹脂等により形成された複数の部材により構成されている。また、掃除機本体2には、吸引源となる電動送風機3(図4)、電動送風機3を制御する制御部、および、これら電動送風機3や制御部に電源を供給する電源部等が収容されている。電源部としては、例えば外部電源を取るためのコードリール装置、あるいは二次電池等が用いられる。さらに、本実施形態では、掃除機本体2の上端は、持ち上げ用のハンドル6からなる。そして、掃除機本体2には、電動送風機3の吸気側と連通する吸気口7と、電動送風機3の排気側と連通する排気口とが形成されている。吸気口7は、吸込風路部8を介して電動送風機3の吸気側と接続されている。吸込風路部8には、例えばフィルタが配置されていてもよい。
また、電気掃除機1は、掃除機本体2を床面上で走行可能とする走行手段10を備えている。走行手段10は、例えば走行輪11と、旋回輪12とを備えている。
さらに、電気掃除機1は、連結部14を備えている。連結部14には、吸込口15と連通口16とが両端に形成され、吸込口15に対して、ホース体や延長管、手元操作部、吸込口体等からなる風路体の下流端部を構成する吸込管18が接続され、連通口16に対して、集塵カップ19が接続される。本実施形態において、連結部14は、掃除機本体2の前方に位置し、吸込口15を前端部、連通口16を後端部として、前後方向に沿って軸方向を有する筒状に形成されている。また、連結部14には、集塵カップ19へと吸い込まれる塵埃を検出する塵埃センサ20が配置されている。塵埃センサ20としては、例えば吸込口15と連通口16とを接続する軸線に対して交差する方向に発光部と受光部とが対向配置された光センサ等が用いられる。
また、電気掃除機1は、図1ないし図3に示すように、掃除機本体2と連結部14とを接続する接続部21を備えている。本実施形態において、連結部14は、接続部21だけで掃除機本体2と接続されている。このため、本実施形態の連結部14は、接続部21のみを介して掃除機本体2と接続されている。
接続部21は、集塵カップ19の側部に沿って位置している。本実施形態では、集塵カップ19が円筒形状を有するため、接続部21は、集塵カップ19の外周に沿って円弧状をなして形成される。また、接続部21は、集塵カップ19の両側部にそれぞれ位置している。また、本実施形態の接続部21は、前端部が連結部14とそれぞれ接続され、後端部が掃除機本体2とそれぞれ接続されている。このため、掃除機本体2と、連結部14と、両接続部21とにより、集塵カップ19が長手方向に沿って挿入される挿入空間23の周囲が囲まれている。また、接続部21は、集塵カップ19の長手方向における連結部14の幅H1内で連結部14と接続されている。本実施形態において、接続部21は、例えば集塵カップ19の長手方向に幅H2を有するアーム状又は帯状に形成されている。接続部21の幅H2は、集塵カップ19の長手方向において、連結部14の幅H1よりも小さく設定されている。また、本実施形態では、接続部21は、連結部14の幅H1の中央部付近に位置している。さらに、本実施形態では、接続部21は、集塵カップ19の長手方向の中点を含む位置にある。なお、本実施形態では、接続部21の幅は一定となっているが、掃除機本体2から連結部14にかけて幅広や幅狭に形成されていてもよい。また、本実施形態では、接続部21は、図1に示す掃除機本体2の高さh1の中心線C1よりも下側で掃除機本体2と接続されている。つまり、本実施形態では、接続部21は、掃除機本体2の高さ方向の下方側と連結部14とを接続している。なお、本実施形態では、接続部21は、図2に示すハンドル6を除いた部分の掃除機本体2の高さh2の中心線C2を含む位置で、掃除機本体2と接続されている。また、掃除機本体2の高さh1,h2は、掃除機本体2が平面に載置されて走行輪11と旋回輪12とで支持されている状態での高さである。
さらに、接続部21は、集塵カップ19の長手方向から見て、集塵カップ19の最外郭よりも少なくとも一部が突出している。本実施形態において、接続部21は、図5に示すように、挿入空間23側とは反対側である外側の最大径寸法D1が、集塵カップ19の最大径寸法D2よりも大きく設定されている。このため、集塵カップ19を掃除機本体2に取り付けた状態で、集塵カップ19の真上からこの集塵カップ19の長手方向に見た場合に、接続部21が集塵カップ19の外方に突出して見えるようになっている。また、接続部21は、少なくとも一部又は全部が掃除機本体2と一体に形成されていてもよいし、掃除機本体2を構成する部材とは別部材であってもよい。さらに、接続部21は、挿入空間23側である内側に、集塵カップ19の長手方向の一方側に向かって径寸法が小さくなる傾斜部24が形成されている。傾斜部24は、挿入空間23への集塵カップ19の挿入方向に狭くなるように形成されている。ここで、傾斜部24を集塵カップ19と当接するようにして、集塵カップ19の位置決め、又は、集塵カップ19を引っ掛けて保持する機能を有するようにしてもよい。また、カップ受け部材28等の他の部材により集塵カップ19の位置決めを行う場合は、傾斜部24と集塵カップ19との間にはクリアランスが形成されるものであってもよい。そして、接続部21の内部には、配線25が配置されている。配線25には、連結部14に位置する塵埃センサ20と掃除機本体2の内部の制御部や電源部等とを接続する配線や、例えば風路体に備えられる各種電動部と掃除機本体2の内部の制御部や電源部等とを接続する配線等が含まれる。本実施形態では、連結部14と掃除機本体2とは接続部21を介してのみ接続されるので、連結部14およびこれに接続される風路体と、掃除機本体2と、を接続する電力線、信号線等の配線はすべて接続部21内に挿通される。例えば、連結部14に設けられる塵埃センサ20と掃除機本体2の制御部等とを接続する配線や、吸込口体に設けられるモータや手元操作部と掃除機本体2の制御部等とを接続する配線等を設けることができる。
また、電気掃除機1は、図1ないし図5に示すように、掃除機本体2から突出するカップ受け部材28を備えている。本実施形態のカップ受け部材28は、掃除機本体2の前部から前方に突出している。また、本実施形態のカップ受け部材28は、集塵カップ19の長手方向の一方側に対向する位置に延びている。さらに、カップ受け部材28は、連結部14および接続部21に対して集塵カップ19の長手方向の一方側である下側に離れて位置している。また、カップ受け部材28は、集塵カップ19の底部の径寸法と同等又は集塵カップ19の底部の径寸法よりも僅かに大きい円形状に形成されている。さらに、カップ受け部材28には、集塵カップ19の長手方向の一方側である集塵カップ19の底部に対して対向する対向部29が形成されている。対向部29は、集塵カップ19の長手方向の一方側に面して位置するものである。また、本実施形態のカップ受け部材28は、例えば集塵カップ19の長手方向の一方側の外周を覆わないように形成されている。さらに、カップ受け部材28には、例えば集塵カップ19とは反対側の床面に対向する下部に旋回輪12が配置されている。カップ受け部材28は、掃除機本体2に対して一体に形成されていてもよいし、掃除機本体2とは別部材であってもよい。
さらに、電気掃除機1は、集塵カップ19を掃除機本体2に着脱可能に保持する保持手段である着脱機構31を備えている。着脱機構31は、本実施形態において、掃除機本体2に設けられている。着脱機構31は、集塵カップ19を保持可能な係止部32を備えている。係止部32は、本実施形態において、掃除機本体2の挿入空間23に臨む位置に配置されている。また、着脱機構31は、ユーザにより操作可能な操作部33を備えている。操作部33は、例えば掃除機本体2の上部に配置され、ユーザの操作によって係止部32による集塵カップ19の保持を解除可能となっている。
そして、集塵カップ19は、含塵空気を旋回させて塵埃を複数ステージの分離部によりそれぞれ遠心分離する、サイクロン分離式の集塵装置である。集塵カップ19は、掃除機本体1の一方側である前方側に設けられる。集塵カップ19は、風路・集塵構成として、連結部14と連通して含塵空気が導入される導入口35と、導入口35により導入された含塵空気から塵埃を遠心分離する分離部である第1サイクロン分離部36と、第1サイクロン分離部36で分離された塵埃を集積する集塵部である第1集塵部37と、第1サイクロン分離部36から排出された含塵空気を導く風路部38と、風路部38から導入された含塵空気から第1サイクロン分離部36で分離されなかった塵埃をさらに遠心分離する例えば複数の分離部である第2サイクロン分離部39と、第2サイクロン分離部39で分離された塵埃を集積する集塵部である第2集塵部40と、第2サイクロン分離部39から排出された空気を導く排気風路部41と、塵埃が分離された空気が掃除機本体2の吸気口7へと排出される排出口42とを備えている。
第1サイクロン分離部36は、粗塵を遠心分離する部分である。また、各第2サイクロン分離部39は、細塵や微細塵を遠心分離する部分である。したがって、本実施形態において、第1集塵部37は、粗塵を集積し、第2集塵部40は、細塵を集積するように構成されている。また、第1集塵部37は、第2集塵部40よりも容積が大きく設定されている。
そして、図6および図7に示すように、集塵カップ19は、構造的に、外部から内部を視認可能なカップ部44と、分離体45とを備えている。なお、外部から内部を視認可能とは、集塵カップ19を外部から見て、その内部の少なくとも一部が視認できる程度の透明性を有するものであればよい。また、分離体45は、本実施形態では、外部から内部を視認できない部材により構成しているが、分離体45についても、外部から内部を視認可能なものとしてもよい。また、集塵カップ19には、図1および図2に示すように、掃除機本体2に対して装着した状態で、少なくとも接続部21を挟んで、外部から内部を視認可能な視認可能部がカップ部44に形成される。ここで、集塵カップ19の長手方向の一方側である接続部21を挟んで下側の視認可能部を第1視認可能部46、集塵カップ19の長手方向の他方側である接続部21を挟んで上側の視認可能部を第2視認可能部47と呼ぶ。すなわち、接続部21により、カップ部44が集塵カップ19の長手方向に第1視認可能部46と第2視認可能部47とに区切られる。
カップ部44は、例えば透明な合成樹脂等、外部から内部を視認可能な部材により形成されている。また、カップ部44には、図4に示すように、連結部14と対向する位置に導入口35が形成されている。本実施形態のカップ部44では、導入口35がカップ部44の前部に位置している。なお、導入口35は、連結部14に対向する位置に設けることで導入口35までの吸込風路を短くすることができるが、これに限られるものではない。例えば、導入口35を集塵カップ19における連結部14の非対向位置に設け、連結部14から導入口35までの吸込風路が形成されるものであってもよい。
さらに、カップ部44は、有底円筒状に形成されたカップ本体部50を備えている。カップ本体部50は、外側面部である円筒面状等の外周面部51を備えている。また、カップ本体部50は、円筒面状の内周面部52を備えている。さらに、カップ本体部50は、底部53を備えている。また、カップ本体部50に導入口35が位置している。さらに、カップ本体部50の内部には、集塵カップ19の長手方向の一方側である図4中の下側に第1集塵部37が形成され、集塵カップ19の長手方向の他方側である図4中の上側に第1サイクロン分離部36が形成される。また、カップ本体部50は、集塵カップ19の長手方向の他方側の端部が接続部21の内側に位置して接続部21により外周面部51が覆われているとともに、集塵カップ19の一方側に位置する第1集塵部37に対応する底部53側が接続部21に対して集塵カップ19の一方側に延出して露出し、図1および図2に示す第1視認可能部46が形成される。さらに、図8に示すように、集塵カップ19の底部となる底部53は、集塵カップ19を掃除機本体2に装着した状態でカップ受け部材28の対向部29と対向する部分である。底部53は、例えば平面状に形成され、対向部29に対して面状に対向している。また、底部53には、カップ本体部50の外部に、凹部55が形成されている。
凹部55は、カップ受け部材28に形成された凸部56とともに、集塵カップ19を当接支持する当接部57を構成している。また、凹部55は、本実施形態において、集塵カップ19のカップ受け部材28に対向する部分である底部53の中央部を含む位置に形成されている。図4および図8に示す例において、凹部55は、底部53の中央又は略中央に位置している。さらに、本実施形態において、凹部55は、底部53の肉厚を凹ませて形成されている。本実施形態において、凹部55の背後側、つまり底部53の集塵カップ19の内側の部分は、集塵カップ19の内部に突出する内側突出部58となっている。内側突出部58は、第1集塵部37内に位置している。また、内側突出部58は、底部53の中央部を含む位置に形成されている。
凸部56は、カップ受け部材28の対向部29に形成されている。また、凸部56は、凹部55に挿入され、先端側が凹部55に対して当接することで当接部57により集塵カップ19を長手方向に支持するようになっている。さらに、凸部56の周囲には、凹部55に対して僅かなクリアランスが形成されている。
また、図6および図7に示すように、カップ部44は、拡大カップ部60を備えている。拡大カップ部60は、カップ本体部50よりも径寸法が大きく形成されているものである。本実施形態の拡大カップ部60は、カップ本体部50に対して集塵カップ19の長手方向の他方側に向かって拡径する拡径部61と、拡径部61の先端部から延出する延出部62とを備えている。そして、拡大カップ部60には、図1および図2に示す第2視認可能部47が形成される。なお、分離体45を外部から内部を視認可能とした場合は、分離体45部分にも第2視認可能部47が形成される。
図5に示すように、拡径部61は、本実施形態では、分離体45との間に第2集塵部40を区画する部分である。本実施形態では、拡径部61は、外側面側が接続部21の傾斜部24と僅かなクリアランスを有して対向する位置となる。拡径部61は、集塵カップ19を掃除機本体2に装着した状態で、接続部21の内側に位置して接続部21により覆われ、外部に露出しない位置となっている。
延出部62は、拡径部61からカップ本体部50とは反対側の集塵カップ19の長手方向の他方側に向かって延びる部分である。延出部62は、カップ本体部50の外周面部51よりも径寸法が大きく形成されている。また、延出部62は、接続部21に対して集塵カップ19の長手方向の他方側に延出して露出している。
図1および図2に示すように、第1視認可能部46は、粗塵を集積する第1集塵部37を視認可能となっている。また、第1視認可能部46は、接続部21に対して集塵カップ19の長手方向の一方側が集塵カップ19の長手方向に亘り視認可能となっている。さらに、第1視認可能部46は、掃除機本体2および連結部14との対向位置を除く部分が周方向に亘り視認可能となっている。本実施形態において、第1視認可能部46は、掃除機本体2に対向する後部と、連結部14に対向する前部の一部とを除いて、周方向に遮られることなく連続して第1集塵部37を視認可能となっている。例えば、第1視認可能部46は、接続部21および連結部14に対して集塵カップ19の長手方向の一方側の位置で、左右両側に亘って周方向に連続して第1集塵部37を視認可能となっている。本実施形態において、第1視認可能部46は、掃除機本体2の前方で、接続部21および連結部14からカップ受け部材28に亘る部分全体が視認可能となっている。また、本実施形態では、第1視認可能部46は、第2視認可能部47よりも視認可能範囲が大きい。本実施形態において、第1視認可能部46は、第2視認可能部47に対して、集塵カップ19の長手方向に広く設定され、第2視認可能部47よりも面積が大きくなっている。さらに、第1視認可能部46の位置において、集塵カップ19は、第2視認可能部47の位置よりも径寸法が小さく設定されている。本実施形態の第1視認可能部46は、カップ本体部50に形成され、第2視認可能部47は、拡大カップ部60に形成されているため、第1視認可能部46の径寸法は、カップ部44において相対的に小さいカップ本体部50の径寸法となり、第2視認可能部47の径寸法は、カップ部44において相対的に大きい拡大カップ部60の径寸法となる。
第2視認可能部47は、細塵を集積する第2集塵部40を視認可能となっている。また、第2視認可能部47は、接続部21に対して集塵カップ19の長手方向の他方側が集塵カップ19の長手方向に亘り視認可能となっている。さらに、第2視認可能部47は、掃除機本体2および連結部14との対向位置を除く部分が周方向に亘り視認可能となっている。本実施形態において、第2視認可能部47は、掃除機本体2に対向する後部と、連結部14に対向する前部の一部とを除いて、周方向に遮られることなく連続して第2集塵部40を視認可能となっている。例えば、第2視認可能部47は、接続部21および連結部14に対して集塵カップ19の長手方向の他方側の位置で、左右両側に亘って周方向に連続して第2集塵部40を視認可能となっている。
図4および図5に示す分離体45は、カップ部44に対して着脱可能となっており、カップ部44から取り外した状態で、第1集塵部37および第2集塵部40に集積された塵埃をカップ部44から排出可能となっている。また、分離体45は、例えば区画部65を備えている。区画部65は、カップ部44内に挿入され、カップ部44の長手方向の他方側を閉塞するとともに、カップ部44内を、電動送風機3の駆動により生じる負圧が作用して含塵空気が旋回する第1サイクロン分離部36および第1集塵部37側と、負圧が作用せず含塵空気が通過しない第2集塵部40とに隔離する部分である。区画部65は、例えば拡径部61の内面に圧接されるシール部材を備えている。また、区画部65には、第2サイクロン分離部39により遠心分離された塵埃を第2集塵部40に導く導塵部である傾斜部66が形成されていてもよい。
また、分離体45は、構造部である内挿部68を備えている。内挿部68は、カップ部44内に挿入され、第1サイクロン分離部36をカップ部44のカップ本体部50とともに構成する部分である。内挿部68は、例えばカップ部44に対して同軸又は略同軸に配置される。そして、内挿部68とカップ部44の内周面部52との間には、導入口35からカップ本体部50内に導入された含塵空気の旋回流が形成される。また、内挿部68は、第1サイクロン分離部36の旋回流の旋回中心となるとともに第1サイクロン分離部36から空気を排出する筒状の通気部である排気筒70を備えている。排気筒70は、円筒状に形成されている。また、排気筒70は、区画部65の内方に位置している。さらに、排気筒70は、長手方向の一方側がカップ部44のカップ本体部50に対応する位置で区画部65から突出して、カップ部44のカップ本体部50内に挿入されている。そして、排気筒70は、カップ本体部50との間に第1サイクロン分離部36を構成している。また、排気筒70は、通気穴71を備えている。通気穴71は、排気筒70の周囲に例えば複数形成されている。また、通気穴71は、風路部38と連通している。さらに、通気穴71は、例えばフィルタにより覆われていてもよい。
また、内挿部68は、筒状の拡大部73を備えている。拡大部73は、第1サイクロン分離部36と第1集塵部37との境界を形成するものである。また、拡大部73は、排気筒70の長手方向の一方側である第1集塵部37側に位置している。本実施形態の拡大部73は、カップ本体部50内に位置し、底部53に対して離れている。さらに、拡大部73は、排気筒70よりも外方に拡大されて形成されている。また、拡大部73は、排気筒70と同軸又は略同軸に配置される。さらに、拡大部73は、第1集塵部37側、すなわちカップ部44の底部53に対向する側が開口する、有蓋円筒状に形成されている。
ここで、排気筒70と拡大部73とは、集塵カップ19を掃除機本体2に装着した状態で、接続部21の内方の位置に配置される。本実施形態において、排気筒70は、区画部65から突出する部分が接続部21の内方の位置となる。また、拡大部73は、排気筒70側の端部が接続部21の内方の位置となる。図5に示す例では、第1サイクロン分離部36に対応する集塵カップ19のカップ部44の外周の位置に接続部21が配置される。つまり、本実施形態において、第1サイクロン分離部36は、側方から見て接続部21によって視認できない、又は、視認しにくい位置に配置される。特に、排気筒70は、長手方向の他方側が区画部65の内方に位置するとともに、区画部65から突出する長手方向の一方側の位置が接続部21によって覆われるため、集塵カップ19を掃除機本体2に装着した状態で、排気筒70は、第1視認可能部46および第2視認可能部47を介して外部から視認できない、又は、視認しにくい位置となっている。
さらに、分離体45は、分離本体部75を備えている。分離本体部75は、一部がカップ部44の延出部62の内部に位置し、残りの部分がカップ部44の外部に位置してカップ部44の長手方向の他方側を覆っている。また、分離本体部75の内部には、風路部38が形成されている。さらに、分離本体部75の内部には、第2サイクロン分離部39を構成するコーン部76が複数形成されている。このため、本実施形態の第2サイクロン分離部39は、接続部21に対して第1視認可能部46とは反対側である集塵カップ19の長手方向の他方側に位置している。各コーン部76は、カップ部44側に向かって縮径される円錐状に形成され、集塵カップ19の中心軸を囲む円環状に配置されている。そして、各コーン部76は、内部に導入された含塵空気を旋回させて塵埃を分離し、分離された塵埃を、傾斜部66から第2集塵部40に排出するようになっている。また、分離本体部75の内部には、排気風路部41が形成されている。排気風路部41内には、例えばフィルタが配置されていてもよい。そして、分離本体部75には、排出口42が形成されている。
また、図7に示すように、分離体45は、位置決め手段である係合部77を備えている。係合部77は、集塵カップ19を電気掃除機2に対して集塵カップ19の長手方向とは交差する方向、本実施形態では左右に位置決めするためのものである。係合部77は、掃除機本体2に対する集塵カップ19の左右の位置を規定するものである。本実施形態の係合部77は、カップ受け部材28および当接部57に対して集塵カップ19の長手方向の反対側である他方側に配置されている。本実施形態の係合部77は、分離本体部75の外部に突出して形成されている。また、本実施形態の係合部77は、左右に離れて一対形成されている。例えば、係合部77は、排出口42に対し、集塵カップ19の長手方向の一方側に離れて位置している。そして、係合部77は、図3に示すように掃除機本体2に形成された受部78にそれぞれ挿入されて係合される。各受部78は、例えば挿入空間23に臨む掃除機本体2の前部に形成されている。
さらに、図7に示すように、分離体45は、着脱機構31の係止部32が挿入される係止受部80が形成されている。このため、本実施形態の集塵カップ19は、着脱機構31により、長手方向の他方側の位置で掃除機本体2に対して保持される。係止受部80は、例えば一対の係合部77間にて分離本体部75の外部に形成されている。本実施形態の係止受部80は、例えば分離本体部75に窪んで形成されている。
次に、一実施形態の電気掃除機1を用いた掃除動作を説明する。
電気掃除機1は、集塵カップ19を掃除機本体2に取り付けて使用する。集塵カップ19は、カップ部44側を挿入空間23内に挿入しつつ係合部77をそれぞれ受部78に挿入して押し込むことで、着脱機構31の係止部32が分離体45の外側面に接触して係止受部80の位置で復帰することにより、掃除機本体2に保持される。
この状態で、底部53にある凹部55にカップ受け部材28の凸部56が挿入されて凸部56の先端部が凹部55に接触して、集塵カップ19が当接部57により支持される。カップ受け部材28は、掃除動作中に集塵カップ19の底部や下側に、物が直接当たることを保護する保護部材としても機能する。また、接続部21が集塵カップ19のカップ本体部50の長手方向の他方側から拡大カップ部60の拡径部61に亘る部分の周囲に位置し、接続部21を挟んで集塵カップ19の長手方向の一方側に第1視認可能部46が形成され、長手方向の他方側に第2視認可能部47が形成される。さらに、集塵カップ19の導入口35は、連結部14の連通口16と気密に接続され、排出口42は掃除機本体2の吸気口7と気密に接続される。このため、電動送風機3の吸気側に対して、吸込口15から、連通口16、導入口35、第1サイクロン分離部36、風路部38、第2サイクロン分離部39、排気風路部41、排出口42、吸気口7、および、吸込風路部8を介し、図4の矢印に示すように、電動送風機3の吸気側に連通する風路が形成される。そして、掃除の際には吸込口15に対し風路体の吸込管18が接続される。
ユーザは、電源部から電源を供給可能な状態とし、風路体に形成された操作部を把持し、設定ボタン等の設定手段により電動送風機3等の動作を設定すると、設定された動作で制御部が電動送風機3等を駆動させる。そして、ユーザは、風路体の上流端側を床面等で所望の位置に移動させ、電動送風機3の駆動により生じる負圧を利用して、塵埃を空気とともに吸い込む。
含塵空気は、風路体から吸込管18を経て吸込口15へと吸い込まれ、導入口35から集塵カップ19へと内周面部52に沿って導入されて、カップ本体部50内で内挿部68と内周面部52との間に旋回流を形成する。そして、第1サイクロン分離部36では、粗塵が遠心分離されて内周面部52に沿って落下し、第1集塵部37に集積される。
粗塵が分離された含塵空気は、排気筒70の通気穴71から風路部38を介して各第2サイクロン分離部39のコーン部76へと流入し、それぞれ旋回流を形成する。そして、第2サイクロン分離部39では、細塵が遠心分離されてコーン部76から排出され、例えば傾斜部66を介して第2集塵部40へと集積される。
第2サイクロン分離部39を通過した空気は、排気風路部41から排出口42を介して集塵カップ19から排出される。この後、空気は吸気口7から吸込風路部8を介して電動送風機3へと吸い込まれ、電動送風機3を冷却した後、排気口から掃除機本体2の外部に排出される。
以上説明した一実施形態によれば、連結部14に対して、接続部21が集塵カップ19の長手方向における連結部14の幅内で連結部14に接続されているので、集塵カップ19の長手方向において、接続部21を挟んだそれぞれの位置での集塵カップ19内の様子を、接続部21を挟む位置、本実施形態では視認可能部46,47から視認でき、集塵カップ19の内部を外部から見やすくすることができる。例えば、キャニスタ型の電気掃除機1のように、ユーザの視点が集塵カップ19よりも上方にある場合でも、接続部21の陰になりにくく、集塵カップ19の内部を容易に視認できる。
また、連結部14は、集塵カップ19の導入口35に対向する位置に設けられるので、導入口35の一方側と他方側とのそれぞれの集塵カップ19内の様子を外部から見やすくすることができる。
また、集塵カップ19の連結部14に対して長手方向の一方に第1視認可能部46が位置するため、連結部14の位置からでも第1視認可能部46を介して集塵カップ19の長手方向の一方側の内部を見やすくすることができる。
さらに、集塵カップ19の連結部14に対して長手方向の他方に第2視認可能部47が位置するため、連結部14の位置からでも第2視認可能部47を介して集塵カップ19の長手方向の他方側の内部を見やすくすることができる。
したがって、連結部14を挟んで視認可能部46,47により集塵カップ19の内部を外部から容易に視認できる。
また、視認可能部46,47が、接続部21を挟んでそれぞれ位置するため、これら視認可能部46,47により、少なくとも2箇所から集塵カップ19の内部を外部から視認でき、集塵カップ19の内部を外部から見やすくすることができる。特に、電動送風機3の吸気側の風路を短くして電気掃除機1を小型化・軽量化する場合、連結部14と掃除機本体2とを接続する接続部21を集塵カップ19の側部に沿って位置させると最も効率がよいため、このように形成した接続部21を挟んで視認可能部46,47を位置させることで、接続部21により集塵カップ19の側部の一部が覆われていても、視認可能部46,47を介して集塵カップ19の内部を外部から見やすくすることができる。
さらに、接続部21の下方に形成される第1視認可能部46と、接続部21の上方に形成される第2視認可能部47とから、互いに異なる集塵部37,40がそれぞれ視認可能であるため、集塵部37,40に集積された塵埃をそれぞれ第1視認可能部46と第2視認可能部47とから視認できる。
具体的に、第1視認可能部46からは粗塵を集積した第1集塵部37が視認可能であり、第2視認可能部47からは細塵を集積した第2集塵部40が視認可能であるため、粗塵を第1視認可能部46から、細塵を第2視認可能部47から、それぞれ容易に視認できる。
そして、このように、視認可能部46,47から、集塵部37,40に集積された塵埃を視認できるので、その視認された塵埃量によってユーザが掃除の達成感を味わうことができる。
また、接続部21が第1サイクロン分離部36の外周に対応する位置の側部に沿って位置するので、第1サイクロン分離部36により遠心分離されている最中の含塵空気や粗塵は接続部21により隠されて第1視認可能部46から視認されなくなり、又は、視認されにくくなり、第1サイクロン分離部36により分離されて第1集塵部37に集積された後の粗塵を第1視認可能部46から視認可能となる。
さらに、掃除機本体2と連結部14とが接続部21だけで接続されているため、集塵カップ19の視認可能部46,47をより広く取ることができ、集塵カップ19の内部を外部からより見やすくなる。
また、接続部21が集塵カップ19の長手方向から見て集塵カップ19の最外郭よりも少なくとも一部が突出しているので、例えば障害物等に対して集塵カップ19が直接接触することを接続部21によって抑制でき、集塵カップ19の傷付きを抑制又は防止できる。このため、視認可能部46,47が傷付いて集塵カップ19の内部が視認しにくくなることを抑制又は防止できる。
さらに、連結部14に塵埃センサ20を備えるため、連結部14を利用して簡素な構成で塵埃センサ20を適切な位置に配置することが可能となる。
また、集塵カップ19のカップ受け部材28に対向する底部53とカップ受け部材28の集塵カップ19に対向する対向部29との一方に凸部56、他方に凸部56と当接する凹部55からなる当接部57を形成することで、当接部57によって集塵カップ19を前後左右に位置ずれさせにくく安定的に支持できる。そのため、集塵カップ19の長手方向の一方側の外周を保持する壁部等をカップ受け部材28に設ける必要がなく、カップ受け部材28を小さくして電気掃除機1の小型化・軽量化を図ることができる。
さらに、接続部21の内部に、掃除機本体2と連結部14とを接続する配線25を配置することで、接続部21を利用して簡素な構成で配線25を適切な位置に配置することが可能となる。特に、連結部14に塵埃センサ20を備える場合でも、連結部14と掃除機本体2とを接続する接続部21の内部に配線25を通すことで、塵埃センサ20を掃除機本体2の内部の制御部や電源部等と容易に接続できる。
また、接続部21を集塵カップ19の長手方向の中点を含む位置に設けることで、集塵カップ19を接続部21によって安定して保持することができ、電気掃除機1の強度を高めることや接続部21の軽量化を図ることができる。
なお、上記一実施形態において、連結部14や接続部21は、視認可能部46,47が接続部21を挟んでそれぞれ形成されれば、カップ受け部材28と部分的に接続されていてもよい。
また、上記一実施形態では、第1視認可能部46からは粗塵を集積した第1集塵部37が視認可能であり、第2視認可能部47からは細塵を集積した第2集塵部40が視認可能である例を説明したが、集塵カップ19に視認可能部46,47が接続部21を挟んでそれぞれ形成されるものであればよく、集塵カップ19のサイクロン構造、集塵構造等は特に限られるものではない。例えば、異なるサイクロン構造を有する集塵カップ19として、第1視認可能部46から細塵を集積した第1集塵部37が視認可能であり、第2視認可能部47から粗塵を集積した第2集塵部40が視認可能となるものであってもよい。また、必ずしもすべての視認可能部から集塵部が視認可能である必要はなく、視認可能部から分離部が視認可能であってもよい。また、集塵部が集塵カップ19の長手方向では略同位置であって、集塵カップ19の径方向で異なる位置に形成されるようにして、一つの視認可能部から複数の集塵部が視認可能であってもよい。
また、上記一実施形態では、集塵カップ19において、カップ本体部50に第1視認可能部46が形成され、拡大カップ部60に第2視認可能部47が形成される例を説明したが、集塵カップ19に視認可能部46,47が接続部21を挟んでそれぞれ形成されるものであればよく、集塵カップ19の形状、構造等は特に限られるものではない。
また、上記一実施形態では、第1視認可能部46および第2視認可能部47は、掃除機本体2および連結部14との対向位置を除く部分が周方向に亘り視認可能である例を説明したが、これに限られるものではなく、周方向における所定範囲のみが窓状の視認可能部となっていてもよい。
また、当接部57の凹部55がカップ受け部材28に形成され、凸部56が集塵カップ19に形成されていてもよい。つまり、当接部57は、集塵カップ19のカップ受け部材28に対向する部分の少なくとも一部とカップ受け部材28の集塵カップ19に対向する部分の少なくとも一部との一方に凸部56、他方に凸部56と当接する凹部55が形成されていればよい。
なお、接続部21により集塵カップ19の第2視認可能部47を引っ掛けて保持する場合には、当接部57を形成しない構成とすることもできる。
また、カップ受け部材28を設けない構成としてもよく、この場合、第1視認可能部46を下面側から視認することができる。
また、着脱機構31が集塵カップ19に形成され、係止受部80が掃除機本体2に形成されていてもよい。つまり、着脱機構31と係止受部80とは、いずれか一方が集塵カップ19に形成され、他方が掃除機本体2に形成されていればよい。
さらに、集塵カップ19は、含塵空気から塵埃を分離する3ステージ以上の分離部を備えるように構成してもよい。
また、電気掃除機1としては、キャニスタ型に限らず、ハンディ型やアップライト型、スティック型等の電気掃除機にも適用できる。この場合、上記の上下方向や前後方向は、電気掃除機の種類や使用状態の姿勢等に応じて適宜変更される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
14 連結部
19 集塵カップ
20 塵埃センサ
21 接続部
24 傾斜部
25 配線
28 カップ受け部材
35 導入口
36 分離部である第1サイクロン分離部
37 集塵部である第1集塵部
39 分離部である第2サイクロン分離部
40 集塵部である第2集塵部
46 視認可能部である第1視認可能部
47 視認可能部である第2視認可能部
55 凹部
56 凸部
57 当接部
61 拡径部

Claims (13)

  1. 掃除機本体と、
    前記掃除機本体の一方側に設けられ、含塵空気を導入する導入口を有する集塵カップと、
    前記掃除機本体に対して前記集塵カップを挟んだ位置に設けられ、塵埃空気の吸込口から前記導入口までの風路の一部を形成する連結部と、
    前記集塵カップの側部に沿って位置して前記連結部と前記掃除機本体とを接続する接続部と、を備え、
    前記接続部は、前記集塵カップの長手方向における前記連結部の前記吸込口側の開口部の幅内で該連結部に接続され、
    前記集塵カップは、拡径部を有し、前記掃除機本体に装着された状態で、前記拡径部が前記接続部の内方に位置するとともに、前記連結部に対して長手方向の一方と他方とに外部から内部を視認可能な視認可能部が位置する
    ことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記連結部は、前記導入口に対向する位置に設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記接続部は、傾斜部を有し、
    前記拡径部は、前記集塵カップを前記掃除機本体に装着した状態で、外側面側が前記傾斜部に対してクリアランスを有して対向する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電気掃除機。
  4. 前記拡径部は、前記集塵カップを前記掃除機本体に装着した状態で、前記接続部の内側に位置して前記接続部により覆われ、外部に露出しない位置となる
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の電気掃除機。
  5. 前記集塵カップは、
    含塵空気から塵埃を分離する複数の分離部と、
    前記複数の分離部により分離された塵埃をそれぞれ集積する複数の集塵部と、を備え、
    前記接続部の下方に形成される前記視認可能部を第1視認可能部、
    前記接続部の上方に形成される前記視認可能部を第2視認可能部、とし、
    前記第1視認可能部と前記第2視認可能部とからは、互いに異なる前記集塵部がそれぞれ視認可能である
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の電気掃除機。
  6. 前記第1視認可能部からは粗塵を集積した前記集塵部が視認可能であり、前記第2視認可能部からは細塵を集積した前記集塵部が視認可能である
    ことを特徴とする請求項5記載の電気掃除機。
  7. 粗塵を分離する前記分離部は、サイクロン分離部であり、
    前記接続部は、前記サイクロン分離部の外周に対応する位置の側部に沿って設けられる
    ことを特徴とする請求項6記載の電気掃除機。
  8. 前記掃除機本体と前記連結部とは、前記接続部だけで接続されている
    ことを特徴とする請求項1ないし7いずれか一記載の電気掃除機。
  9. 前記接続部は、前記集塵カップの長手方向から見て前記集塵カップの最外郭よりも少なくとも一部が突出している
    ことを特徴とする請求項1ないし8いずれか一記載の電気掃除機。
  10. 前記連通部は、塵埃を検出する塵埃センサを備える
    ことを特徴とする請求項1ないし9いずれか一記載の電気掃除機。
  11. 前記掃除機本体から延出する位置であって、かつ前記集塵カップの長手方向の一方側に設けられたカップ受け部材を有し、
    前記集塵カップの前記カップ受け部材に対向する部分の少なくとも一部と前記カップ受け部材の前記集塵カップに対向する部分の少なくとも一部との一方に凸部、他方に前記凸部と当接する凹部からなる当接部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし10いずれか一記載の電気掃除機。
  12. 前記接続部の内部に、前記掃除機本体と前記連結部とを接続する配線を備えた
    ことを特徴とする請求項1ないし11いずれか一記載の電気掃除機。
  13. 前記接続部は、前記集塵カップの長手方向の中点を含む位置に設けられる
    ことを特徴とする請求項1ないし12いずれか一記載の電気掃除機。
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