JP7057894B2 - ベルト装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
且つ、前記角度を変化させないように前記保持体と前記回動体とを締結して前記保持体の動きを係止するように前記係止手段を構成したことを特徴とするものである。
まず、実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。このプリンタは、像担持体たる中間転写ベルト51を有している。また、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像を作像するための4つの作像ユニット1Y,1M,1C,1Kを中間転写ベルト51の上部走行面に沿って並べたタンデム作像部も有している。
図5は、ベルト装置(150)のベルト保持機構170を示す斜視図である。同図において、タイミングベルト151のループ内には、アイドラプーリー154、従動側プーリー152、及び原動側プーリー153が配設されている。従動側プーリー152は、カム軸(図3の61a)によって回転可能に保持されている。
図12は、第一変形例に係るプリンタのベルト保持機構(170)における回動部材157の一部を示す部分斜視図である。この回動部材157においては、係止ボルトを貫通させるための長穴を設けていない。その代わりに、図示のように、雄ネジ166を溶接によって回動部材157本体表面に固定している。この雄ネジ166を、テンションアーム(158)の長穴(158f)に通し、それに係止ナット(165)を螺号させることで、回動部材157とテンションアーム(158)とを締結する。
図13は、第二変形例に係るプリンタのベルト保持機構170を示す側面図である。このベルト保持機構170は、回動部材を有していない。保持体たるテンションアーム158は、回動軸159を中心にして回動可能であるが、図示の状態では、一端側が回動阻止手段たるボルト163によって支持部材156に固定されていることから、回動が阻止されている。
[第1態様]
第1態様は、無端ベルト(例えばタイミングベルト151)に押圧による張力を付与する張力付与体(例えばタイトナ161)と、前記張力付与体を保持する保持体(例えばテンションアーム158又はタイトナ保持軸169)と、前記保持体をベルト押圧方向に付勢する付勢手段(例えばトーションばね162、コイルばね168)とを有するベルト装置(例えばベルト装置150)において、前記保持体を前記付勢手段による付勢力で移動させないように係止する係止手段(例えば係止ボルト164、係止ナット165、軸端部雄ネジ)を設けたことを特徴とするものである
第2態様は、第1態様において、回動軸(例えば回動軸159)を中心に回動可能に前記保持体を構成し、前記回動軸を中心に回動可能に構成した回動体(例えば回動部材157)と、前記回動体の回動を阻止する回動阻止手段(例えばボルト163及び支持部材156)とを設け、前記回動軸を中心にした前記保持体の一端側と前記回動体の一端側とのなす角度を広げる方向(例えば図9の矢印A方向、B方向)に前記保持体と前記回動体とを付勢するように前記付勢手段(例えばトーションばね162)を構成し、且つ、前記角度を変化させないように前記保持体と前記回動体とを締結して前記保持体の動きを係止するように前記係止手段(例えば係止ボルト164及び係止ナット165)を構成したことを特徴とするものである。
第3態様は、第2態様において、雄ネジ(例えば係止ボルト164)が貫通せしめられる穴(例えば長穴157a、長穴158f)を前記回動体の前記一端側とは反対の他端側、及び前記保持体の前記一端側とは反対の他端側に設け、前記係止手段として、前記回動体の前記穴及び前記保持体の前記穴に貫通する前記雄ネジと、これに螺号する雌ネジ(例えば係止ナット165)とを用いたことを特徴とするものである。
第4態様は、第2態様において、前記回動体の前記一端側とは反対の他端側、及び前記保持体の前記一端側とは反対の他端側のうちの何れか一方に、雄ネジ(例えば雄ネジ166)が貫通せしめられる穴(例えば長穴157a)を設け、前記雄ネジを他方に固定し、前記係止手段として、前記雄ネジ及びこれに螺号する雌ネジを用いたことを特徴とするものである。
第5態様は、第2、3又は4態様であって、前記回動体を支持する支持体(例えば支持部材156)を設け、前記回動阻止手段として、前記回動体を前記支持体にネジ止めするネジ止め手段(例えばボルト163)を用いたことを特徴とするものである。
第6態様は、第2、3、4又は5態様において、前記付勢手段としてトーションばね(例えばトーションばね162)を用い、前記トーションばねのコイル部を前記回動軸に通して、前記トーションばねの一方のアーム部によって前記保持体の前記一端側を付勢するとともに、前記トーションばねの他方のアーム部によって前記回動体の前記一端側を付勢するようにしたことを特徴とするものである。
第7態様は、第1態様において、回動軸(例えば回動軸159)を中心に回動可能であって且つ前記保持体(例えばタイトナ保持軸169)を前記付勢手段(例えばコイルばね168)による付勢方向(例えば図13の矢印D方向)に移動可能に保持する第二保持体(例えばテンションアーム158)と、前記第二保持体の回動を阻止する回動阻止手段(例えばボルト163)とを設け、前記第二保持体上における前記保持体の前記付勢方向への移動を係止するように、前記係止手段(例えば軸端部雄ネジ及び係止ナット165)を構成したことを特徴とするものである。
第8態様は、第2、第3、第4、第5又は第6態様であって、前記無端ベルトが、そのループ内側に配設された原動側プーリー(例えば原動側プーリー153)から従動側プーリー(例えば従動側プーリー152)に駆動力を伝達するものであることを特徴とするものである。かかる構成では、駆動伝達手段としてのベルト装置から無端ベルトを取り外すときの作業者の労力を低減することができる。
第9態様は、前記従動側プーリーとは別に、アイドラプーリーを、前記回動体に設けたことを特徴とするものである。かかる構成では、無端ベルトの取り外しのために回動部材を回動させると、無端ベルトの姿勢を、無端ベルト駆動時の姿勢から変化させる。このような姿勢の変化により、無端ベルトの弛みをより大きくして無端ベルトの取り付けや取り外しの作業性を向上させることができる。
第10態様は、無端ベルトを無端移動せしめるベルト装置を備える画像形成装置(例えばプリンタ)において、前記ベルト装置として、第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8又は第9態様を用いたことを特徴とするものである。
153:原動側プーリー
154:アイドラプーリー
159:回動軸
150:ベルト装置
151:タイミングベルト(無端ベルト)
156:支持部材(回動阻止手段の一部、支持体)
157:回動部材(回動体)
157a:長穴(穴)
158:テンションアーム(保持体、第二保持体)
158f:長穴(穴)
161:タイトナ(張力付与体)と、
162:トーションばね(付勢手段)
164:係止ボルト(係止手段の一部、雄ネジ)
165:係止ナット(係止手段の一部、雌ネジ)
166:雄ネジ
163:ボルト(回動阻止手段の一部、ネジ止め手段)
165:係止ナット(係止手段の一部)
168:コイルばね(付勢手段)
169:タイトナ保持軸(保持体)
Claims (8)
- 無端ベルトに押圧による張力を付与する張力付与体と、前記張力付与体を保持する保持体と、前記保持体をベルト押圧方向に付勢する付勢手段とを有するベルト装置において、
前記保持体を前記付勢手段による付勢力で移動させないように係止する係止手段を設け、
回動軸を中心に回動可能に前記保持体を構成し、
前記回動軸を中心に回動可能に構成した回動体と、前記回動体の回動を阻止する回動阻止手段とを設け、
前記回動軸を中心にした前記保持体の一端側と前記回動体の一端側とのなす角度を広げる方向に前記保持体と前記回動体とを付勢するように前記付勢手段を構成し、
且つ、前記角度を変化させないように前記保持体と前記回動体とを締結して前記保持体の動きを係止するように前記係止手段を構成したことを特徴とするベルト装置。 - 請求項1のベルト装置において、
雄ネジが貫通せしめられる穴を前記回動体の前記一端側とは反対の他端側、及び前記保持体の前記一端側とは反対の他端側に設け、
前記係止手段として、前記回動体の前記穴及び前記保持体の前記穴に貫通する前記雄ネジと、これに螺号する雌ネジとを用いたことを特徴とするベルト装置。 - 請求項1のベルト装置において、
前記回動体の前記一端側とは反対の他端側、及び前記保持体の前記一端側とは反対の他端側のうちの何れか一方に、雄ネジが貫通せしめられる穴を設け、前記雄ネジを他方に固定し、前記係止手段として、前記雄ネジ及びこれに螺号する雌ネジを用いたことを特徴とするベルト装置。 - 請求項1、2又は3のベルト装置であって、
前記回動体を支持する支持体を設け、
前記回動阻止手段として、前記回動体を前記支持体にネジ止めするネジ止め手段を用いたことを特徴とするベルト装置。 - 請求項1、2、3又は4のベルト装置において、
前記付勢手段としてトーションばねを用い、
前記トーションばねのコイル部を前記回動軸に通して、前記トーションばねの一方のアーム部によって前記保持体の前記一端側を付勢するとともに、前記トーションばねの他方のアーム部によって前記回動体の前記一端側を付勢するようにしたことを特徴とするベルト装置。 - 請求項1、2、3、4又は5のベルト装置であって、
前記無端ベルトが、そのループ内側に配設された原動側プーリーから従動側プーリーに駆動力を伝達するものであることを特徴とするベルト装置。 - 請求項6のベルト装置において、
前記従動側プーリーとは別に、アイドラプーリーを、前記回動体に設けたことを特徴とするベルト装置。 - 無端ベルトを無端移動せしめるベルト装置を備える画像形成装置において、
前記ベルト装置として、請求項1、2、3、4、5、6又は7のベルト装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018048918A JP7057894B2 (ja) | 2018-03-16 | 2018-03-16 | ベルト装置及び画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019158089A JP2019158089A (ja) | 2019-09-19 |
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Family Applications (1)
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JP2018048918A Active JP7057894B2 (ja) | 2018-03-16 | 2018-03-16 | ベルト装置及び画像形成装置 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005163910A (ja) | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ばねテンション機構ならびにこれを備えたベルト伝導装置ならびにこれを備えた画像形成装置 |
JP2005537439A (ja) | 2001-12-12 | 2005-12-08 | デイコ プロダクツ,エルエルシー | 可逆トルク負荷式滑車を制御するための補助ベルトテンションシステム |
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2018
- 2018-03-16 JP JP2018048918A patent/JP7057894B2/ja active Active
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JP2005163910A (ja) | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ばねテンション機構ならびにこれを備えたベルト伝導装置ならびにこれを備えた画像形成装置 |
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