JP7057213B2 - 特装車、およびサブフレームの製造方法 - Google Patents
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Description
先ず、コンテナ荷役車両の全体構成について説明する。図1に示すように、コンテナ荷役車両1は、コンテナ2の積み込みおよび降ろしを行う荷役装置3を備えている。図1における仮想線は、積み込み中または降ろし中のコンテナ2および荷役装置3を示している。また、コンテナ荷役車両1は、図2に示すように、コンテナ2を荷役装置3によって傾動させるチルト動作を行うこともできる。以下、車両の前後方向を基準にして「前」「後」「右」「左」の語を用いて説明する。
次に、サブフレーム体100について詳細に説明する。図4に示すように、本実施形態に係るサブフレーム体100は、左右のシャシフレーム11上にそれぞれ固定具14A,14Bを用いて固定された左右のサブフレーム13と、左右のサブフレーム13の間に架設された、前部クロスメンバ15、中間部クロスメンバ16および後部クロスメンバ17とを有して構成されている。固定具14Aは、シャシフレーム11およびサブフレーム13を内側に取り込んて配置されたUボルト14Aaと、Uボルト14Aaの端部間に架け渡されたプレート14Abと、プレート14Abを押さえ付けるためにUボルト14Aaに螺着されたダブルナット14Acとを含んで構成されている。固定具14Bは、上部がサブフレーム13の側面に溶接されたプレート14Baと、プレート14Baをシャシフレーム11に締結するボルト14Bcとを含んで構成されている。
左右のシャシフレーム11の間隔が、コンテナ2の左右の主桁21の間隔と比較して、格段に小さい場合は、図9に示すように、サブフレームの第1部13Aの上板部13Acの幅を広げることで対応することが可能である。
左右のシャシフレーム11の間隔が、コンテナ2の左右の主桁21の間隔と比較して、僅かに小さい場合は、図10に示すように、サブフレームの第1部13Aの上板部を立上板部13Abの上端部から左右方向両側に延出した上板部13Ac1にすることで対応することが可能である。なお、図10に示す例では、上板部13Ac1の両側に鍔部13Ad,13Ad1が形成されている。
既述した実施形態では、特装車としてコンテナ荷役車両(脱着車両)を例示して説明したが、他の特装車、例えばダンプ車、ミキサー車等にも本発明を適用することが可能である。この場合、サブフレームにおいて、油圧シリンダの一端部が連結されたクロスメンバが架設される部分を第2部とし、サブフレームのその他の部分を第1部(又は第1部および第3部)とすることが望ましい。この場合もシャシフレームとサブフレームの第2部とをUボルト等を用いた固定具14Aを使用して固定することが望ましい。
11 シャシフレーム
13 サブフレーム
13A サブフレームの第1部
13Aa 下板部
13Ab 立上板部
13Ac 上板部
13B サブフレームの第2部
13Ba 下板部(延出下板部)
13Bb 立上板部(延出立上板部)
13Bc 補強板部
15 前部クロスメンバ
19 単一板材
19a 切欠部
2 コンテナ
21 コンテナの主桁
3 荷役装置(作業装置)
30a ボス
32 回動軸
32a 係合部
34 荷役アーム
35 リフトシリンダ(油圧シリンダ)
42 アンチフロートピン
44 リブ
45 センタピンホルダ
100 サブフレーム体
Claims (9)
- 左右のシャシフレーム上にそれぞれ固定される左右のサブフレームを有して構成されるサブフレーム体を備える特装車であって、
前記サブフレームは、
前記シャシフレームの上面に沿って配置される下板部、前記下板部に繋がって立ち上がる立上板部、および前記立上板部に繋がって前記シャシフレームよりも左右方向外側に延出する上板部を備える第1部と、
前記シャシフレームと略同一の左右幅を有して前記第1部の前方に形成され、前記シャシフレーム上に配置される第2部と、
前記第1部の後方に形成される第3部とを有し、
前記第1部は、開断面形状に形成されて前記第2部および前記第3部の前後長さよりも長い前後長さを有し、
前記立上板部の左右方向外側の面が、前記シャシフレームの左右方向外側の面と揃う、
ことを特徴とする特装車。 - 請求項1に記載の特装車において、
前記第2部は、
前記第1部の下板部および立上板部が前後方向に延出されて形成される延出下板部および延出立上板部と、
閉じた断面形状を形成するように前記延出下板部および延出立上部に繋がる補強板部と、
を備える、
ことを特徴とする特装車。 - 請求項1又は2に記載の特装車において、
前記シャシフレーム上に、前記サブフレーム体および油圧シリンダを備える作業装置を有し、
前記サブフレーム体は、前記左右のサブフレームの第2部の間に架設されたクロスメンバを備え、
前記クロスメンバに前記油圧シリンダの一端部が連結されている、
ことを特徴とする特装車。 - 請求項3に記載の特装車において、
前記作業装置は、前記油圧シリンダにより回動軸を中心に前後に回動されてコンテナを脱着する荷役アームを備える、
ことを特徴とする特装車。 - 請求項4に記載の特装車において、
前記左右のサブフレームの上板部は、前記コンテナの下部に設けられる左右の主桁と略同一の間隔を形成して前記主桁が配置される、
ことを特徴とする特装車。 - 請求項4に記載の特装車において、
前記第1部の立上板部の左右方向内側面には、左右方向内側を向いたアンチフロートピンが固定されており、
前記第1部の立上板部の左右方向内側面から下板部の上面に亘って、前記回動軸が内部に挿通されたボスを支持するセンタピンホルダが固定されており、
前記回動軸は、前記荷役アームと一体に回動するものであって、その端部に、前記荷役アームが前後に回動してコンテナを脱着する際に、上方移動が規制されるように前記アンチフロートピンに係合する係合部を有する、
ことを特徴とする特装車。 - 請求項6に記載の特装車において、
前記第1部の立上板部の左右方向外側面には、前記アンチフロートピンと同じ前後方向位置にリブが固定されている、
ことを特徴とする特装車。 - 特装車のシャシフレームの上面に沿って配置される下板部、前記下板部の左右方向外側端部に繋がって立ち上がる立上板部、および前記立上板部の上端部に繋がって左右方向外側に延出する上板部を備える第1部と、
前記第1部の下板部が前後方向に延出されて形成される下板部(以下「延出下板部」という。)、前記第1部の立上板部が前後方向に延出されて形成される立上板部(以下「延出立上板部」という。)、および閉じた断面形状を形成するように前記延出下板部および前記延出立上部に繋がる補強板部を備える第2部と、
前記第1部の後方に形成される第3部とを有し、
前記第1部は、開断面形状に形成されて前記第2部および前記第3部の前後長さよりも長い前後長さを有するサブフレームの製造方法であって、
単一板材の一部に切欠部を設ける切欠工程と、
前記切欠部が前記第1部の上板部の前後方向延長上に来るように、前記切欠部が形成された単一板材を折り曲げて、前記第1部の下板部、立上板部および上板部、並びに前記第2部の延出下板部および延出立上板部を形成する折曲工程と、
を含むことを特徴とするサブフレームの製造方法。 - 請求項8に記載のサブフレームの製造方法において、
前記折曲工程の後、前記切欠部が形成されている前後方向位置において、閉じた断面形状を形成するように、前記延出下板部および前記延出立上板部に補強板部を溶接する工程をさらに含むことを特徴とするサブフレームの製造方法。
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2018
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