JP7056597B2 - ワーク被覆装置及びワーク被覆方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークをシート材で被覆する技術に関する。
下記特許文献1,2にはいずれも、ワークをシート材で被覆するこの種の技術が開示されている。
特許文献1に記載の減圧被覆装置は、ワークである芯材をシート材である表皮材で被覆するときに使用される装置である。この減圧被覆装置は、芯材を収容可能な収容体としてのチャンバーボックスを備えており、芯材と表皮材をチャンバーボックスにともに収容して密閉し、チャンバーボックス内の密閉空間で芯材及び表皮材を一体的に減圧することを利用して、芯材を表皮材で被覆するように構成されている。
特許文献2に記載の真空成形装置は、ワークである車体をシート材である加飾用のフィルムで被覆するときに使用される装置である。この真空成形装置は、車体を収容可能な収容体としての収容チャンバーを備えており、車体とフィルムを収容チャンバーにともに収容して密閉し、収容チャンバー内の密閉空間で車体及びフィルムを一体的に減圧することを利用して、車体の一部をフィルムで被覆するように構成されている。
特開2005-262501号公報 特開2015-44285号公報
特許文献1,2に開示の技術を利用する場合、ワーク全体を囲い込むことができる大きな収容体と、この収容体の内部空間を減圧可能な大型の減圧装置と、が必要になる。このため、ワークをシート材で被覆するのに使用する設備が大型化するという問題がある。このような問題は、ワークが車両のような大型であるときにより顕著になる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、ワークをシート材で被覆するための設備の小型化を図るのに有効な技術を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、
ワークをシート材で被覆するためのワーク被覆装置であって、
上記ワークに被覆面を囲むように組付けられる枠状の組付治具と、
上記組付治具に取付けられる減圧装置と、
を備え、
上記組付治具の枠内空間を一方の開口面側から上記ワークの上記被覆面で塞ぎ且つ他方の開口面側から上記シート材で塞いだ状態で上記減圧装置によって上記枠内空間を減圧することで上記シート材を上記被覆面に減圧密着させるように構成されている、ワーク被覆装置、
にある。
本発明の別態様は、
ワークをシート材で被覆するワーク被覆方法であって、
上記ワークに被覆面を囲むように枠状の組付治具を組付けるとともに、上記組付治具に減圧装置を取付け且つ上記シート材をセットする準備ステップと、
上記組付治具の枠内空間を一方の開口面側から上記ワークの上記被覆面で塞ぎ且つ他方の開口面側から上記シート材で塞いだ状態で上記減圧装置によって上記枠内空間を減圧することで上記シート材を上記被覆面に減圧密着させる被覆ステップと、
を有する、ワーク被覆方法、
にある。
上記の各態様において、ワークに枠状の組付治具が組付けられると、ワークの被覆面が組付治具によって囲まれる。その後、組付治具にシート材がセットされることによって、組付治具の枠内空間が一方の開口面側からワークの被覆面で塞がれ且つ他方の開口面側からシート材で塞がれた密閉状態になる。この密閉状態で、減圧装置によって組付治具の枠内空間を減圧することでシート材がワークの被覆面に減圧密着する。これにより、ワークの各部位のうち所望の被覆面のみがシート材によって選択的に被覆される。
この場合、組付治具の枠内空間をワークの被覆面とシート材とを利用して仕切るため、組付治具の大きさはワークの被覆面の面積に対応した大きさであればよい。このため、減圧に係る枠内空間の大きさを小さく抑えることができ、ワーク全体を囲い込むことができる大きな収容体や、この収容体の内部空間を減圧可能な大型の減圧装置などを要しない。即ち、ワークの被覆面の面積に見合った小型の組付治具と、この組付治具における低容積の枠内空間を減圧できる小型の減圧装置と、を準備すれば足りる。
以上のごとく、上記の各態様によれば、ワークをシート材で被覆するための設備の小型化を図るのに有効な技術を提供することが可能になる。
実施形態1のフィルム貼付装置の分解斜視図。 図1の組付治具をワークに組付けられた状態にて示す斜視図。 図2のA領域を拡大して示す斜視図。 図2のB領域を拡大して示す斜視図。 図2のV-V線矢視断面。 図2のVI-VI線矢視断面。 図2のVII-VII線矢視断面。 図2のVIII-VIII線矢視断面。 実施形態1のフィルム貼付方法のフローチャート。 図9中の第1ステップの様子を模式的に示す斜視図。 図9中の第1ステップの様子を模式的に示す斜視図。 図9中の第1ステップの様子を模式的に示す断面図。 図9中の第2ステップの様子を模式的に示す断面図。 図9中の第3ステップの様子を模式的に示す断面図。 図9中の第4ステップの様子を模式的に示す断面図。 図9中の第5ステップの様子を模式的に示す断面図。 図9中の第6ステップの様子を模式的に示す断面図。 図9中の第7ステップの様子を模式的に示す断面図。 図9中の第8ステップの様子を模式的に示す断面図。 図9中の第9ステップの様子を模式的に示す断面図。 実施形態2のフィルム貼付装置について図1に対応した分解斜視図。
上述の態様の好ましい実施形態について説明する。
上記のワーク被覆装置において、上記組付治具は、上記ワークに設けられた被係合部に係合可能な位置決め部を有するのが好ましい。
このワーク被覆装置によれば、組付治具の位置決め部をワークの被係合部に係合させることによって、組付治具をワークの所望の位置に容易に組付けることができる。
上記のワーク被覆装置において、上記組付治具は、互いに分離可能に連結された複数のフレームによって構成されているのが好ましい。
このワーク被覆装置によれば、組付治具を不使用時に複数のフレームに分離することによって、組付治具が運搬や保管の際に嵩張るのを防ぐことができる。
上記のワーク被覆装置において、上記シート材を上記枠内空間の反対側から加熱するための加熱装置を備えるのが好ましい。
このワーク被覆装置によれば、シート材を枠内空間の減圧状態で加熱装置により加熱することによって、三次元形状を含むワークの被覆面に倣うようにシート材を容易に軟化させることができる。
上記のワーク被覆装置において、上記組付治具は、上記ワークの上記被覆面との間に介装されるシール部材を備えるのが好ましい。
このワーク被覆装置によれば、組付治具がシール部材を介してワークの被覆面に接触するため、組付治具の枠内空間の減圧時にこの枠内空間の密閉度合いをシール部材によって高めることができる。
上記のワーク被覆装置において、上記シール部材は、柔軟で多孔質の材料からなり、上記枠内空間の減圧時に上記シート材が上記組付治具を引っ張る引張荷重により上記シール部材が潰れることによって上記枠内空間の密閉度合いが高まるように構成されているのが好ましい。
このワーク被覆装置によれば、柔軟で多孔質の材料からなるシール部材を使用することによって、このシール部材に、組付治具の枠内空間の密閉度合いに応じて潰れて、組付治具とワークの被覆面との間のシール性能を調節する機能を付与することができる。
上記のワーク被覆方法において、上記準備ステップでは、上記ワークに設けられた被係合部に上記組付治具に設けられた位置決め部を係合させて上記ワークに上記組付治具を組付けるのが好ましい。
このワーク被覆方法によれば、準備ステップで組付治具の位置決め部をワークの被係合部に係合させることによって、組付治具をワークの所望の位置に容易に組付けることができる。
上記のワーク被覆方法は、上記被覆ステップによって上記被覆面に減圧密着した上記シート材の余り部分をカットするカットステップと、
上記カットステップで上記余り部分がカットされた上記シート材の縁部を、上記ワークのうち上記組付治具の上記位置決め部との係合が解除された後の上記被係合部に巻き込む巻込ステップと、
を有するのが好ましい。
このワーク被覆方法によれば、ワークのうち組付治具の位置決め部と係合する被係合部を、この係合の解除後にシート材の縁部を巻き込む箇所として利用することができる。
上記のワーク被覆方法において、上記被覆ステップでは、上記シート材を上記枠内空間の反対側から加熱して上記ワークの上記被覆面に倣うように軟化させるのが好ましい。
このワーク被覆方法によれば、シート材を枠内空間の減圧状態で加熱することによって、三次元形状を含むワークの被覆面に倣うようにシート材を容易に軟化させることができる。
以下、ワーク被覆装置及びワーク被覆方法の具体的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、この実施形態の説明のための図面において、車両前方を矢印FRで示し、車両上方を矢印UPで示し、車両内方を矢印INで示している。
また、特にことわらない限り、組付治具の長手方向である第1方向を矢印Xで示し、組付治具の幅方向である第2方向を矢印Yで示し、第1方向X及び第2方向Yのいずれにも直交する方向であって組付治具の高さ方向である第3方向を矢印Zで示している。
(実施形態1)
図1に示されるように、ワーク被覆装置としてのフィルム貼付装置1は、ワーク2をシート材としてのフィルム30で被覆するためのものである。
本実施形態では、ワーク2を自動車の車体とし、ワーク2の被覆面2aを車体の外装であるルーフパネル3の外表面としている。また、フィルム30として、ワーク2の被覆面2aを装飾するための加飾用の樹脂フィルムシートを使用している。このフィルム30は、可撓性を有する。このフィルム30は、防水や防汚などの機能も併せ持つのが好ましい。
フィルム貼付装置1は、組付治具10と、減圧装置20と、加熱装置24と、を備えている。
組付治具10は、ワーク2に被覆面2aを囲むように組付けられる枠状の治具である。この組付治具10は、第3方向Zの平面視が略矩形をなすように構成されている。組付治具10は、枠内空間10aと、枠内空間10aに対する一方の開口面10bと、枠内空間10aに対する他方の開口面10cと、を有する。
詳細については後述するが、フィルム貼付装置1は、組付治具10の枠内空間10aを一方の開口面10b側からワーク2の被覆面2aで塞ぎ且つ他方の開口面10c側からフィルム30で塞いだ状態で減圧装置20によって枠内空間10aを減圧することでフィルム30を被覆面2aに減圧密着させるように構成されている。
組付治具10は、互いに分離可能に連結された4つのフレーム11,12,13,14によって構成されている。4つのフレーム11,12,13,14はいずれも樹脂材料からなる。4つのフレーム11,12,13,14のうちの少なくとも1つのフレーム13には、枠内空間10aに連通するように貫通形成された貫通孔10dが設けられている。
なお、組付治具10を構成するフレームの数は4つに限定されるものではなく、必要に応じて変更可能である。例えば、4つのフレーム11,12,13,14の少なくとも1つを複数に分割することもできる。
また、4つのフレーム11,12,13,14の材料は、組付治具10の軽量化のために樹脂材料であるのが好ましいが、樹脂材料のみに限定されるものではなく、例えば、樹脂材料に代えて金属材料を用いることもできる。
減圧装置20は、組付治具10に対する外付けの装置であり、減圧管21と、真空ポンプ22と、真空圧力計23と、を備えている。減圧管21は、その一端部21aが組付治具10の貫通孔10dに接続可能であり、その他端部21bが真空ポンプ22に接続されている。真空ポンプ22は、密閉空間の真空状態を形成することが可能な能力を有する吸引ポンプである。減圧管21のうち一端部21aと他端部21bとの間の領域に、枠内空間10aの密閉度合いを視認可能な真空圧力計23が接続されている。
加熱装置24は、フィルム30を組付治具10の枠内空間10aの反対側から加熱するためのものである。具体的な構造についての説明は省略するが、この加熱装置24は、ファンヒータ、赤外線ヒーター、ドライヤーなどによって構成されている。
図2に示されるように、減圧装置20は、減圧管21の一端部21aが組付治具10の貫通孔10dに接続されることによって、組付治具10に取付けられる。この減圧装置20によれば、真空ポンプ22が起動されることによって組付治具10の枠内空間10aが真空吸引される。
図3に示されるように、組付治具10のA領域(図2参照)において、2つのフレーム11,13は、一方のフレーム11の第2方向Yの左端部11aと、他方のフレーム13の第1方向Xの前端部13aとが互いに係合することによって連結される。フレーム11の左端部11aにおける係合面15には、第3方向Zに立設した複数の係合ピン15aが設けられている。これに対して、フレーム13の前端部13aのうちフレーム11の係合面15に対向する係合面16には、第3方向Zに延びる複数の係合孔16aが設けられている。
ここで、係合ピン15aは、その立設高さが係合孔16aの深さと同等若しくは係合孔16aの深さを若干下回るように寸法設定されている。また、係合ピン15aは、その外径が係合孔16aの内径と同等若しくは係合孔16aの内径を若干下回るように寸法設定されている。このため、フレーム11の係合面15とフレーム13の係合面16とを互いに合わせたときに、複数の係合ピン15aのそれぞれが複数の係合孔16aのそれぞれに嵌合可能になっている。
なお、特に図示しないものの、組付治具10のC領域(図2参照)における2つのフレーム11,14の連結構造も図3に示される連結構造と同様である。
図4に示されるように、組付治具10のB領域(図2参照)において、2つのフレーム12,13は、一方のフレーム12の第2方向Yの左端部12aと、他方のフレーム13の第1方向Xの後端部13bとが互いに係合することによって連結される。フレーム12の左端部12aにおける係合面17には、第3方向Zに立設した複数の係合ピン17aが設けられている。これに対して、フレーム13の後端部13bのうちフレーム12の係合面17に対向する係合面18には、第3方向Zに延びる複数の係合孔18aが設けられている。
ここで、係合ピン17aは、その立設高さが係合孔18aの深さと同等若しくは係合孔18aの深さを若干下回るように寸法設定されている。また、係合ピン17aは、その外径が係合孔18aの内径と同等若しくは係合孔18aの内径を若干下回るように寸法設定されている。このため、フレーム12の係合面17との係合面18とを互いに合わせたときに、複数の係合ピン17aのそれぞれが複数の係合孔18aのそれぞれに嵌合可能になっている。
なお、特に図示しないものの、組付治具10のD領域(図2参照)における2つのフレーム12,14の連結構造も図4に示される連結構造と同様である。
図5に示されるように、組付治具10のフレーム11は、互いに接合された上側部材11A及び下側部材11Bからなり、上側部材11Aと下側部材11Bとの間に位置決め部としての隙間11cを有する。この隙間11cは、ワーク2に設けられた被係合部としての突出部3cに係合可能に構成されている。
ワーク2のルーフパネル3は、いずれも金属材料からなる薄板状のルーフアウターパネル3a及びルーフインナーパネル3bを有し、ルーフアウターパネル3aとルーフインナーパネル3bとを互いに接合することによって構成されている。ルーフアウターパネル3aの上面によってワーク2の被覆面2aが形成されている。
ワーク2の突出部3cは、ルーフパネル3の第1方向Xの前端部によって構成されている。フレーム11は、その隙間11cに突出部3cを挿入するようにしてワーク2に組付けられる。
組付治具10のフレーム11は、ワーク2の被覆面2a(ルーフアウターパネル3aの上面)との間に介装されるシール部材19を備えている。シール部材19は、スポンジ(フォーム材)のように柔軟で多孔質の材料からなる。
このシール部材19は、フレーム11と被覆面2aとの間をシールするシール機能を有するとともに、フレーム11をルーフパネル3に組付けるときに、フレーム11が被覆面2aに直に接触して被覆面2aが傷付くのを防ぐ機能を果たす。
また、このシール部材19は、通気性を有し、その通気性は外部荷重を受けて潰れるほどに低下していくため、組付治具10の枠内空間10aの密閉度合いに応じて潰れて、組付治具10とワーク2の被覆面2aとの間のシール性能を調節する機能を果たす。
図6に示されるように、組付治具10のフレーム13は、位置決め部としての凸部13cを有する。この凸部13cは、ワーク2に設けられた被係合部としてのモヒカン部7に係合可能に構成されている。
ワーク2のモヒカン部7は、ルーフパネル3の左端部と左側のルーフサイドパネル4との間に形成された凹部である。フレーム13は、その凸部13cをモヒカン部7に挿入するようにしてワーク2に組付けられる。このフレーム13は、フレーム11の場合と同様に、ワーク2の被覆面2aとの間に介装されるシール部材19を備えている。
ワーク2のルーフサイドパネル4は、いずれも金属材料からなる薄板状のルーフサイドアウターパネル4a及びルーフサイドインナーパネル4bを有し、ルーフサイドアウターパネル4aとルーフサイドインナーパネル4bとを互いに接合することによって構成されている。
図7に示されるように、組付治具10のフレーム14は、位置決め部としての凸部14cを有する。この凸部14cは、ワーク2に設けられた被係合部としてのモヒカン部8に係合可能に構成されている。
ワーク2のモヒカン部8は、ルーフパネル3の右端部と右側のルーフサイドパネル5との間に形成された凹部である。フレーム14は、その凸部14cをモヒカン部8に挿入するようにしてワーク2に組付けられる。このフレーム14は、フレーム11の場合と同様に、ワーク2の被覆面2aとの間に介装されるシール部材19を備えている。
ワーク2のルーフサイドパネル5は、いずれも金属材料からなる薄板状のルーフサイドアウターパネル5a及びルーフサイドインナーパネル5bを有し、ルーフサイドアウターパネル5aとルーフサイドインナーパネル5bとを互いに接合することによって構成されている。
図8に示されるように、組付治具10のフレーム12は、位置決め部としての凸部12bを有する。この凸部12bは、ワーク2に設けられた被係合部としての隙間9に係合可能に構成されている。
ワーク2の隙間9は、ルーフパネル3の後端部とバックドア6との間に形成されている。フレーム12は、その凸部12bを隙間9に挿入するようにしてワーク2に組付けられる。このフレーム12は、フレーム11の場合と同様に、ワーク2の被覆面2aとの間に介装されるシール部材19を備えている。
ワーク2のバックドア6は、いずれも金属材料からなる薄板状のバックドアアウターパネル6a及びバックドアインナーパネル6bを有し、バックドアアウターパネル6aとバックドアインナーパネル6bとを互いに接合することによって構成されている。
次に、図9~図20等を参照しながら、実施形態1のフィルム貼付方法について説明する。このフィルム貼付方法は、上記のワーク2の被覆面2aをフィルム30で被覆するワーク被覆方法である。
図9に示されるように、このフィルム貼付方法は、第1ステップS101~第9ステップS109までの処理を順次実行することによって可能になる。
なお、これらのステップに対して、必要に応じて1または複数のステップが追加されてもよいし、或いは複数のステップが統合されてもよい。
図9中の3つのステップS101,S102,S103は、ワーク2に被覆面2aを囲むように組付治具10を組付けるとともに、この組付治具10に減圧装置20を取付け且つフィルム30をセットする準備ステップである。
第1ステップS101は、上記の準備ステップの中で、ワーク2に組付治具10を組付けるステップである。
この第1ステップS101の第1段階では、図10に示されるように、組付治具10を構成する2つのフレーム11,12をワーク2に組付ける。このとき、フレーム11の隙間11cにワーク2の突出部3cを挿入することによって係合させてワーク2に対して位置決めする(図5参照)。また、フレーム12の凸部12bをワーク2の隙間9に挿入することによって係合させてワーク2に対して位置決めする(図8参照)。
この第1ステップS101の第2段階では、図11に示されるように、組付治具10を構成する残りの2つのフレーム13,14をワーク2に組付ける。このとき、フレーム13を2つのフレーム11,12のそれぞれに連結しつつ(図3及び図4参照)、フレーム13の凸部13cをワーク2のモヒカン部7に挿入することによって係合させてワーク2に対して位置決めする(図6及び図12参照)。また、フレーム14をフレーム13と同様にして2つのフレーム11,12のそれぞれに連結しつつ、フレーム14の凸部14cをワーク2のモヒカン部8に挿入することによって係合させてワーク2に対して位置決めする(図7及び図12参照)。
上記の第1ステップS101によれば、組付治具10の位置決め部をワーク2の被係合部に係合させることによって、組付治具10をワーク2の所望の位置に容易に組付けることができる。このとき、4つのフレーム11,12,13,14はいずれも、シール部材19を介してワーク2の被覆面2aに接触した状態で組付けられる。
第2ステップS102は、上記の準備ステップの中で、組付治具10に減圧装置20を取付けるステップである。この第2ステップS102では、図13に示されるように、減圧装置20の減圧管21の一端部21aを組付治具10の貫通孔10dに接続する。これにより、組付治具10の枠内空間10aは、減圧管21を介して真空ポンプ22と連通する。
第3ステップS103は、上記の準備ステップの中で、組付治具10に減圧装置20を取付けるステップである。この第3ステップS103では、図14に示されるように、組付治具10にその枠内空間10aを上方から覆うようにフィルム30をセットする。
フィルム30は、その両面のうち接着剤が全体に塗布されている接着面30aがワーク2の被覆面2aに対向するように配置され、接着面30aの外縁が組付治具10に接着されることによって、組付治具10にセットされる。このとき、フィルム30は、予めカットされた状態で組付治具10に接着されてもよいし、巻出し装置(図示省略)から巻き出されたフィルム30が組付治具10に接着された状態で所定の大きさにカットされてもよい。
この第3ステップS103によれば、組付治具10の枠内空間10aを一方の開口面10b側からワーク2の被覆面2aで塞ぎ且つ他方の開口面10c側からフィルム30で塞いだ状態(以下、「枠内空間10aの密閉状態」という。)が形成される。
図9中の3つのステップS104,S105,S106は、組付治具10の枠内空間10aの密閉状態で減圧装置20によって枠内空間10aを減圧することでフィルム30をワーク2の被覆面2aに減圧密着させる被覆ステップである。ここでいう「減圧密着」とは、枠内空間10aの減圧によってフィルム30がワーク2の被覆面2aに密着する態様をいう。
第4ステップS104は、上記の被覆ステップの中で、組付治具10に取付けた減圧装置20を運転開始するステップである。この第4ステップS104では、図15に示されるように、真空ポンプ22を起動して、組付治具10の枠内空間10aを真空吸引することで減圧する。
この第4ステップS104によれば、図16に示されるように、枠内空間10aの減圧によってその容積が減少し、それに伴って可撓性のフィルム30は、その接着面30aがワーク2の被覆面2aに引き寄せされるように変形する。即ち、フィルム30は、接着面30aがワーク2の被覆面2aに密着する方向に付勢される。これにより、フィルム30の接着面30aの一部がワーク2の被覆面2aに接着される。
このとき、枠内空間10aの減圧時にフィルム30が組付治具10を内側に向けて引っ張る引張荷重(図16では、フレーム13,14に作用する引張荷重Fが示されている。)によりシール部材19が潰れることによって枠内空間10aの密閉度合いが高まる。枠内空間10aの密閉度合いは真空圧力計23によって視認される。
第5ステップS105は、上記の被覆ステップの中で、フィルム30の表面を組付治具10の枠内空間10aの反対側から加熱するステップである。この第5ステップS105では、図17に示されるように、三次元形状を含むワーク2の被覆面2aに倣うようにフィルム30を軟化させるために、加熱装置24で生じた熱をフィルム30の表面の必要部位に供給する。これにより、フィルム30の接着面30aは、ワーク2の被覆面2aに倣って減圧密着して接着する。
このとき、フィルム30を枠内空間10aの減圧状態で加熱することによって、三次元形状を含むワーク2の被覆面2aに倣うようにフィルム30を容易に軟化させることができる。また、フィルム30の全体を加熱する必要がないため、加熱に要する加熱装置24の消費エネルギーを低く抑えることができる。
第6ステップS106は、上記の被覆ステップの中で、減圧装置20を運転停止するステップである。この第6ステップS106では、図18に示されるように、真空ポンプ22を停止する。
第7ステップS107は、図18に示されるように、上記の被覆ステップでワーク2の被覆面2aに減圧密着したフィルム30の余り部分31,32を切断用治具Cでカットするカットステップである。この第7ステップS107によれば、フィルム30がワーク2の被覆面2aの大きさに応じた形状になる。
第8ステップS108は、図19に示されるように、ワーク2に対して組付治具10及び減圧装置20を取外すステップである。この第8ステップS108によれば、ワーク2の被係合部(図19では、被係合部としてのモヒカン部7,8を示している。)と組付治具10の位置決め部(図19では、位置決め部としての凸部13c,14cを示している。)との係合が解除される。
第9ステップS109は、図20に示されるように、第7ステップS107で余り部分31,32がカットされたフィルム30の縁部31a,32aを、第8ステップS108で組付治具10の位置決め部との係合が解除された後の被係合部に巻き込む巻込ステップである。これにより、フィルム30によるワーク2の被覆面2aの被覆が完了する。
この第9ステップS109によれば、ワーク2のうち組付治具10の位置決め部と係合する被係合部を、この係合の解除後にフィルム30の縁部31a,32aを巻き込む箇所として利用することができる。
上述の実施形態1によれば、以下のような作用効果が得られる。
上記のフィルム貼付装置1において、ワーク2に枠状の組付治具10が組付けられると、ワーク2の被覆面2aが組付治具10によって囲まれる。その後、組付治具10にフィルム30がセットされることによって、組付治具10の枠内空間10aが密閉状態になる。この密閉状態で、減圧装置20によって組付治具10の枠内空間10aを減圧することでフィルム30がワーク2の被覆面2aに減圧密着する。これにより、ワーク2の各部位のうち所望の被覆面2aのみがフィルム30によって選択的に被覆される。
この場合、組付治具10の枠内空間10aをワーク2の被覆面2aとフィルム30とを利用して仕切るため、組付治具10の大きさはワーク2の被覆面2aの面積に対応した大きさであればよい。このため、減圧に係る枠内空間10aの大きさを小さく抑えることができ、ワーク2全体を囲い込むことができる大きなボックスや、このボックスの内部空間を減圧可能な大型の減圧装置などを要しない。即ち、ワーク2の被覆面2aの面積に見合った小型の組付治具10と、この組付治具10における低容積の枠内空間10aを減圧できる小型の減圧装置20と、を準備すれば足りる。また、ワーク2の広範囲を加熱するためにエネルギー消費量が多い大型の加熱装置などを要しない。
従って、実施形態1によれば、ワーク2をフィルム30で被覆するためのフィルム貼付装置1を小型化でき、またこのフィルム貼付装置1に要する初期投資を低減できる。
上記のフィルム貼付装置1によれば、組付治具10の位置決め部である隙間11c、凸部12b,13c,14cを、ワーク2の被係合部である突出部3c、モヒカン部7,8、隙間9に係合させることによって、組付治具10をワーク2の所望の位置に容易に組付けることができる。
上記のフィルム貼付装置1によれば、組付治具10を不使用時に4つのフレーム11,12,13,14に分離することによって、組付治具10が運搬や保管の際に嵩張るのを防ぐことができる。
上記のフィルム貼付装置1によれば、フィルム30を枠内空間10aの減圧状態で加熱装置24により加熱することによって、三次元形状を含むワーク2の被覆面2aに倣うようにフィルム30を容易に軟化させることができる。
上記のフィルム貼付装置1によれば、組付治具10がシール部材19を介してワーク2の被覆面2aに接触するため、組付治具10の枠内空間10aの減圧時にこの枠内空間10aの密閉度合いをシール部材19によって高めることができる。
以下、上述の実施形態1に関連する他の実施形態について図面を参照しつつ説明する。他の実施形態において、実施形態1の要素と同一の要素には同一の符号を付しており、当該同一の要素についての説明を省略する。
(実施形態2)
図21に示されるように、実施形態2のフィルム貼付装置101は、組付治具110の構造についてのみ実施形態1の組付治具10のものと相違している。この組付治具110は、組付治具10と同様に枠状である一方で、樹脂材料からなる一体成型品として構成されている。
なお、組付治具110の材料は、軽量化のために樹脂材料であるのが好ましいが、樹脂材料のみに限定されるものではなく、例えば、樹脂材料に代えて金属材料を用いることもできる。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態2のフィルム貼付装置101によれば、組付治具110の構造の簡素化を図ることができる。
その他、実施形態1の場合と同様の作用効果を奏する。
本発明は、上述の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の応用や変形が考えられる。例えば、上述の実施形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上述の実施形態では、第3方向Zの平面視が略矩形をなす組付治具10,110について例示したが、組付治具10,110の第3方向Zの平面視形状は略矩形に限定されるものではなく、ワーク2の被覆面2aの形状に応じて、例えば円形、楕円形、三角形、多角形などに変更することもできる。
上述の実施形態では、減圧装置20が組付治具10,110に対する外付けの装置である場合について例示したが、これに代えて、減圧装置20或いは減圧装置20と同様の機能を果たす要素が組付治具10,110に内蔵された構造を採用することもできる。
上述の実施形態では、組付治具10,110のシール部材19として、スポンジ(フォーム材)のように柔軟で多孔質の材料からなるシール部材を使用する場合について例示したが、シール機能を少なくとも有するものであれば別の種類のシール部材を使用することもできる。
上述の実施形態では、フィルム30を加熱する加熱装置24を使用する場合について例示したが、ワーク2の被覆面2aが平坦面であってフィルム30の加熱を要しないようなときには、加熱装置24を省略することもできる。
上述の実施形態では、フィルム30の接着面30aの全体に接着剤が塗布される形態について例示したが、これに代えて、フィルム30の接着面30aのうち組付治具10,110との接着部位のみに接着剤が塗布され、且つワーク2の被覆面2aに接着剤が塗布される形態や、フィルム30の接着面30aの全体とワーク2の被覆面2aとの両方に接着剤が塗布される形態を採用することもできる。
上述の実施形態では、ワーク2が自動車の車体であり、この車体の外装であるルーフパネルがフィルム30によって被覆される場合について例示したが、被覆対象は車体のルーフパネルのみに限定されるものではない。例えば、車体のボンネット、サイドドア、バックドア等の外装、インストルメントパネル等の内装、更には、航空機の内装や外装、建材の内装や外装、電子部品、電化製品などを被覆対象にすることができる。
また、フィルム30に代えて、表皮材などのシート材を使用することもできる。
1,101 フィルム貼付装置(ワーク被覆装置)
2 車体(ワーク)
2a 被覆面
3c 突出部(被係合部)
7,8 モヒカン部(被係合部)
9 隙間(被係合部)
10,110 組付治具
10a 枠内空間
10b 一方の開口面
10c 他方の開口面
11,12,13,14 フレーム
11c 隙間(位置決め部)
12b,13c,14c 凸部(位置決め部)
19 シール部材
20 減圧装置
24 加熱装置
30 フィルム(シート材)
31,32 余り部分
31a,32a 縁部
S101~S109 フィルム貼付方法(ワーク被覆方法)
S101 第1ステップ(準備ステップ)
S102 第2ステップ(準備ステップ)
S103 第3ステップ(準備ステップ)
S104 第4ステップ(被覆ステップ)
S105 第5ステップ(被覆ステップ)
S106 第6ステップ(被覆ステップ)
S107 第7ステップ(カットステップ)
S109 第9ステップ(巻込ステップ)

Claims (10)

  1. ワークをシート材で被覆するためのワーク被覆装置であって、
    上記ワークに被覆面を囲むように組付けられる枠状の組付治具と、
    上記組付治具に取付けられる減圧装置と、
    を備え、
    上記組付治具の枠内空間を一方の開口面側から上記ワークの上記被覆面で塞ぎ且つ他方の開口面側から上記シート材で塞いだ状態で上記減圧装置によって上記枠内空間を減圧することで上記シート材を上記被覆面に減圧密着させるように構成されている、ワーク被覆装置。
  2. 上記組付治具は、上記ワークに設けられた被係合部に係合可能な位置決め部を有する、請求項1に記載のワーク被覆装置。
  3. 上記組付治具は、互いに分離可能に連結された複数のフレームによって構成されている、請求項1または2に記載のワーク被覆装置。
  4. 上記シート材を上記枠内空間の反対側から加熱するための加熱装置を備える、請求項1~3のいずれか一項に記載のワーク被覆装置。
  5. 上記組付治具は、上記ワークの上記被覆面との間に介装されるシール部材を備える、請求項1~4のいずれか一項に記載のワーク被覆装置。
  6. 上記シール部材は、柔軟で多孔質の材料からなり、上記枠内空間の減圧時に上記シート材が上記組付治具を引っ張る引張荷重により上記シール部材が潰れることによって上記枠内空間の密閉度合いが高まるように構成されている、請求項5に記載のワーク被覆装置。
  7. ワークをシート材で被覆するワーク被覆方法であって、
    上記ワークに被覆面を囲むように枠状の組付治具を組付けるとともに、上記組付治具に減圧装置を取付け且つ上記シート材をセットする準備ステップと、
    上記組付治具の枠内空間を一方の開口面側から上記ワークの上記被覆面で塞ぎ且つ他方の開口面側から上記シート材で塞いだ状態で上記減圧装置によって上記枠内空間を減圧することで上記シート材を上記被覆面に減圧密着させる被覆ステップと、
    を有する、ワーク被覆方法。
  8. 上記準備ステップでは、上記ワークに設けられた被係合部に上記組付治具に設けられた位置決め部を係合させて上記ワークに上記組付治具を組付ける、請求項7に記載のワーク被覆方法。
  9. 上記被覆ステップによって上記被覆面に減圧密着した上記シート材の余り部分をカットするカットステップと、
    上記カットステップで上記余り部分がカットされた上記シート材の縁部を、上記ワークのうち上記組付治具の上記位置決め部との係合が解除された後の上記被係合部に巻き込む巻込ステップと、
    を有する、請求項8に記載のワーク被覆方法。
  10. 上記被覆ステップでは、上記シート材を上記枠内空間の反対側から加熱して上記ワークの上記被覆面に倣うように軟化させる、請求項7~9のいずれか一項に記載のワーク被覆方法。
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