JP7055172B2 - 車載電子制御装置 - Google Patents

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Description

本願は、車載電子制御装置に関するものである。
近年、自動車の高機能化と共に自動車の電子化が進められており、自動車における車載電子制御装置の搭載数及び制御信号の数が増加する傾向にある。そのため、車載電子制御装置の搭載スペースの制約から車載電子制御装置の小型化及び統合化のニーズがあり、車載電子制御装置の基板の中で占有割合が大きいコネクタの省スペース化、及び信号数の増加に伴ったコネクタの多数リード化が求められている。従来、車載電子制御装置に収納された基板に実装されている多数のリードを備えたコネクタの実装構造は、コネクタハウジングから引き出されたリードを基板の回路パターン接続部に設けられた貫通孔に挿入し、貫通孔の側面及び貫通孔の開口の周辺に設けられたランドとリードとをはんだ付けで接合するものであった。そのため、コネクタのはんだ付けがフロー方式で表面実装とは別工程になり車載電子制御装置の生産性が非効率であるという課題、及びフロー方式のためコネクタの実装面の反対の面には表面実装部品を配置しない領域が必要になるので車載電子制御装置の基板の中でのコネクタの占有割合が大きいという課題があった。
これらの課題を解決するために、コネクタのリードを他の表面実装部品と同じ工程ではんだ付けし、コネクタの占有割合を低下させた表面実装構造を備えた表面実装部品のコネクタが提案されている。複数のリードを備えたコネクタの実装構造は、コネクタハウジングから突出したリードを、リードが延出する方向に設けた基板の回路パターン接続部の接合パッドに当接させてはんだ付け接合する表面実装構造である。この表面実装構造においては、コネクタの製造時に生じたリードの寸法ばらつき及び曲げ角度のばらつき、もしくは基板の反り等に起因して、リードの接合部の基板の接合パッドからの浮き上がり、もしくはリードの接合部の基板の接合パッドに対する位置ずれが発生することがあった。これらの状態でコネクタと基板とがはんだ付け接合されると、はんだ付け接合不良が発生するという課題があった。
はんだ付け接合不良を抑制するために、表面実装部品として複数のリードを有したコネクタがコネクタハウジングの実装面に固定フックを備えている構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。リードは、コネクタハウジングから基板面と平行な方向に延出する接続部と、接続部から基板側へ向かって延出する延出部と、延出部から湾曲し、接続部から基板面と平行な方向に延出する接合部とを有する。基板の回路パターン接続部となる、基板を貫通しない嵌合溝がリードの基板面と平行に延出する方向に設けられ、嵌合溝の底面の接合パッドとリードの接合部とが当接する。そして固定フックを基板の固定孔に挿入してコネクタハウジングを基板に固定した状態で、接合パッドと接合部とがはんだ付け接合される構成である。コネクタハウジングが基板に固定されているため、リードに寸法ばらつき及び曲げ角度のばらつきが生じた場合でも、リードの基板からの浮きが防止され、リードと基板とのはんだ付け接合が良好に行われるようになっている。
特開2016-58459号公報
(1)従来技術の課題の説明
上記特許文献1においては、コネクタハウジングの基板と接する面に複数備えた固定フックによりコネクタハウジングを基板に固定して、リードの接合部と基板の嵌合溝の底面の接合パッドとを当接させているため、リードに寸法ばらつき及び曲げ角度のばらつきが生じた場合でも、はんだ接合時にリードの接合部が基板の接合パッドから浮き上がることが防止され、はんだ付け接合不良の発生を抑制することができる。
しかしながら、自動車の高機能化でコネクタの多数リード化が進められており、多数のリードを備えたコネクタにおいては、リードの接合部と基板の接合パッドとを当接する箇所が増加しているため、当接箇所の増加に伴ってリードを介して基板からコネクタハウジングが受ける付勢力は大きくなっている。この付勢力は、コネクタハウジングが基板と接する面に備えた固定フックで受けることになる。固定フックは直方体の形状のコネクタハウジングの基板と接する面にのみ設けられており、リード本数が多くなることで、コネクタハウジングの支持点である固定フックと付勢力の作用するリードの基板の当接点とは距離が離れてしまう。そのため、コネクタハウジングにはリードが浮き上がる方向のモーメントが作用し、リードの接合部と基板の接合パッドとが当接しない箇所が基板実装面に発生しやすくなると共に、リードの接合部の近傍に基板の歪みが生じやすくなる。
コネクタハウジングにのみ設けられた固定フックには、固定フックとは離れた位置であるリードの接合部近傍に生じた基板の歪みを矯正する作用は見込めない。基板実装面が平面度を有している条件においてリードの接合部と基板の接合パッドとが当接する寸法公差を超える基板の歪みが基板に発生した場合、リードの接合部と基板の接合パッドとが当接しない箇所が基板実装面に発生する。リードの接合部と基板の接合パッドとが当接しない箇所が基板実装面に発生すると、リードの接合部が基板の接合パッドから浮き上がった状態ではんだ付けによる接合が行われるため、リードの接合部と基板の接合パッドとの間のはんだ付け接合不良が発生するという課題があった。
また、多数のリードと固定フックとをコネクタハウジングに備えたコネクタを基板に実装するには、コネクタハウジングから基板の接合パッドと平行な方向に延出する各リードの接合部を、各リードの接合部の先端面及び底面が基板の各嵌合溝の固定孔側とは反対側の端面及び底面に当接するように、コネクタを斜め下方に押圧しながら嵌合溝に嵌合させる工程、及びリードの接合部を嵌合溝に嵌合させた状態を維持しながら、コネクタハウジングの基板と接する面に設けられた固定フックを基板の固定孔に挿入してコネクタを基板に固定する工程を備える。コネクタを基板に実装するために複雑な2つの工程が必要になるので、コネクタを基板に容易に実装できないという課題があった。
(2)本願の目的の説明
そこで、本願は、コネクタが備えた複数のリードと基板とのはんだ付け接合の不良を抑制することができ、コネクタを基板に容易に実装することができる車載電子制御装置を得ることを目的としている。
本願に開示される車載電子制御装置は、複数の貫通孔と、一方の面に開口し、内側面に導電性のメッキが設けられた複数の穴部とを有した平板状の基板と、複数のリードと、複数のリードを保持したコネクタハウジングと、コネクタハウジングから突出し、基板の貫通孔に挿入され係止された複数の固定フックとを有し、基板の一方の面側に配置されたコネクタとを備え、コネクタハウジングは、基板の一方の面に垂直な方向に立設して平板状に形成され、コネクタハウジングの内側と外側とを隔て、複数のリードが貫通した内外隔壁と、内外隔壁から延出してコネクタハウジングの内側を取り囲む周壁と、内外隔壁からコネクタハウジングの外側に延出する複数のサポート壁とを有し、複数の固定フックは、周壁おける基板の一方の面との当接面から突出して設けられ、貫通孔を貫通して、基板の他方の面を係止する係止部と、複数の前記サポート壁における前記基板の一方の面との当接面から突出して設けられ、前記貫通孔を貫通して、前記基板の他方の面を係止する係止部を有し、リードは、内外隔壁から、コネクタハウジングの外側に、基板の一方の面に平行な方向に延出した延出部と、延出部の延出端部から基板の一方の面から離れる方向に屈曲し延出した後、基板の一方の面に近づく方向に屈曲し延出した曲り部と、曲り部の延出端部から、基板の一方の面の方向に延出した接合延出部とを有し、基板が当接面に沿って係止部で挟持され、コネクタが基板に固定されており、接合延出部の延出端部が、基板の穴部に挿入され、はんだで穴部に接合されると共に、曲り部の弾性撓みによって、接合延出部の延出端部が、穴部の底面を押圧しているものである。
本願に開示される車載電子制御装置によれば、コネクタは基板の貫通孔を貫通して、基板の他方の面を係止する係止部を有した固定フックを当接面に備え、基板が当接面に沿って係止部で挟持され、コネクタが基板に固定されているため、固定フックによりコネクタが基板に係止固定される範囲において、基板の製造時の歪み及びはんだ付け時の加熱の影響による歪みを、基板の一方の面と当接する当接面の平坦度に沿って矯正することができる。基板の歪みが矯正され基板の平坦度が確保されるため、コネクタが備えた複数のリードの接合延出部の延出端部が基板の穴部の底面から浮き上がることがなく、接合延出部の延出端部が穴部の底面を押圧するので、コネクタが備えた複数のリードと基板とのはんだ付け接合の不良を抑制することができる。また、固定フックと基板に設けられた貫通孔とを嵌め合う際、固定フックの誘導挿入に応動して接合延出部の延出端部は穴部に挿入され、接合延出部の延出端部が穴部の底面を押圧するので、コネクタを基板に容易に実装することができる。
実施の形態1に係る車載電子制御装置のコネクタと基板とを分解して示す斜視図である。 実施の形態1に係る車載電子制御装置のコネクタと基板とを分解して示すコネクタの側面図と基板の断面図である。 実施の形態1に係る車載電子制御装置のコネクタを示す背面図である。 実施の形態1に係る車載電子制御装置の基板の要部を示す断面図である。 実施の形態1に係る車載電子制御装置の要部を示す平面図と断面図である。 実施の形態2に係る車載電子制御装置のコネクタの要部を示す斜視図である。 実施の形態3に係る車載電子制御装置の要部を示す平面図と断面図である。
以下、本願の実施の形態による車載電子制御装置を図に基づいて説明する。なお、各図において同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
(1)構成と作用の詳細な説明
図1は実施の形態1に係る車載電子制御装置100のコネクタ1と基板2とを分解して示す斜視図、図2は車載電子制御装置100のコネクタ1と基板2とを分解して示すコネクタ1の側面図と基板2の断面図、図3は車載電子制御装置100のコネクタ1を示す背面図、図4は車載電子制御装置100の基板2の要部を示す断面図、図5車載電子制御装置100の要部を示す平面図と断面図である。図2において、コネクタ1はコネクタ1の側面に設けられたサポート壁14を取り除いて示し、基板2は穴部21と貫通孔22を通る断面を示している。図3は基板2の実装面2aと設置面2bとを二点鎖線で示した図である。車載電子制御装置100は、高機能化と共に電子化が進められている自動車に搭載されて用いられる装置である。車載電子制御装置100は、他の部品であるケーブルと接続され、複数のリード12を備えた表面実装部品であるコネクタ1、及びコネクタ1と表面実装構造で接続される基板2を備える。コネクタ1及び基板2は、表面実装部品の実装構造を構成する要素である。基板2には、コネクタ1以外の表面実装部品(図示せず)も表面実装構造で接続される。
<コネクタ1>
コネクタ1は、図1に示すように、複数のリード12と、複数のリード12を保持したコネクタハウジング11と、コネクタハウジング11から突出し、基板2の貫通孔22に挿入され係止される複数の固定フック13、15とを備える。コネクタ1は、基板2の一方の面側である実装面2aの側に配置される。コネクタハウジング11は、基板2の実装面2aに垂直な方向に立設して平板状に形成され、コネクタハウジング11の内側と外側とを隔て、複数のリード12が貫通した内外隔壁11bと、内外隔壁11bから延出してコネクタハウジング11の内側を取り囲む周壁11dと、内外隔壁11bからコネクタハウジング11の外側に延出する複数のサポート壁14とを備える。周壁11dは、当接面11aで実装面2aと接する。コネクタ1と接続される相手ケーブル(図示せず)は、コネクタハウジング11の内外隔壁11bと反対側で周壁11dに囲まれた開口面11cにケーブルコネクタを差し込むことでリード12に導電接触し、リード12に接続される。
リード12は、導電性を有する弾性体で作製される。材料は、例えば、銅、アルミニウムもしくはこれらを含む合金である。100を超えるような多数のリード12を備えたコネクタ1では、全てのリード12を一列に配列すると配列ピッチに比例してコネクタ1の横幅が大きくなるため、一般的にリード12の配列はコネクタ1が実装される面に垂直な方向に複数段で設けられる。本実施の形態では、リード12の配列を2段としているが、リード12の配列の段数はこれに限るものではない。
リード12は、図2に示すように、内外隔壁11bから、コネクタハウジング11の外側に、基板2の実装面2aに平行な方向に延出した延出部12aと、延出部12aの延出端部である屈曲部12eから基板2の実装面2aから離れる方向に屈曲し延出した後、基板2の実装面2aに近づく方向に屈曲し延出した曲り部12bと、曲り部12bの延出端部から、基板2の実装面2aの方向に延出した接合延出部12cとを備える。接合延出部12cの延出端部である接合部12dが、基板2の穴部21に挿入され、はんだ3(図2において図示せず)で穴部21に接合されると共に、曲り部12bの弾性撓みによって、接合部12dが、穴部21の底面21bを押圧する。穴部21の内側面に設けられたメッキ21dと接合部12dとがはんだ3で接合されることで、基板2に設けられた回路パターンとリード12とが接続される。
接合部12dが穴部21の底面21bを押圧する際、接合部12dは基板2から付勢力を受け、付勢力は接合延出部12cが延出する方向に作用する。付勢力は、延出部12aが内外隔壁11bから延出した箇所を支持点として、延出部12a、延出部12aと曲り部12bとの間の屈曲部12e、及び曲り部12bから構成された弾性変形が可能な部分によって吸収される。
複数のサポート壁14は、内外隔壁11bからコネクタハウジング11の外側に延出して実装面2aに垂直な方向に立設し、当接面14aで実装面2aと接する。サポート壁14は、コネクタハウジング11の両端に設けられる。内外隔壁11bの実装面2aと平行な方向の幅がリード12の本数に応じて大きくなる場合、サポート壁14はコネクタハウジング11の両端だけでなく、コネクタハウジング11の中間部の内外隔壁11bにも設けられる。
固定フック13、15は、周壁11d及びサポート壁14における基板2の実装面2aとの当接面11a、14aから突出して設けられる。固定フック13、15は同じ形状で設けられる。固定フック13、15により、コネクタ1は基板2に固定される。当接面11aの固定フック13は、当接面11aの長手方向に複数設けられる。当接面14aの固定フック15は、それぞれのサポート壁14の当接面14aに少なくとも1つ設けられる。本実施の形態では、それぞれのサポート壁14の当接面14aに固定フック15を1つ設けているが、それぞれのサポート壁14の当接面14aに複数の固定フック15を設けても構わない。
固定フック13、15は、図2に示すように、基板2の貫通孔22を貫通して、基板2の他方の面である設置面2bを係止する係止部13a、15aを有する。固定フック13、15の先端部は円錐状で、固定フック13、15と嵌め合う貫通孔22の孔径dkよりも円錐状の部分の底部径dfが大きく、dk<dfの関係を有している。円錐状の部分の底部が係止部13a、15aである。固定フック13、15は実装面2aに垂直な方向にスリット割を備え、固定フック13、15を貫通孔22と嵌め合う際に、底部径dfが縮小するように固定フック13、15は弾性変形して、貫通孔22に挿入される。固定フック13、15が設けられた当接面11a、14aから係止部13a、15aまでの距離である係止寸法は、図3に示すように、基板2の厚みと同等の寸法になっている。貫通孔22と固定フック13、15とを嵌め合うと、コネクタハウジング11は係止部13a、15aによって基板2の設置面2bに係止される。基板2は当接面11a、14aに沿って係止部13a、15aで挟持される。当接面11a、14aと基板2の実装面2aとは当接した状態で、コネクタ1は基板2に係止固定される。
このような構成としたことで、コネクタ1は基板2と当接する面で固定フック13、15により基板2を挟持して係止固定されるので、固定フック13、15によりコネクタ1が係止固定される範囲において、基板2の製造時の歪み及びはんだ付けの加熱の影響による歪みを、基板2の実装面2aと当接する当接面11a、14aの平坦度に沿って矯正することができる。基板2の歪みが矯正され基板2の平坦度が確保されるため、接合部12dが穴部21の底面21bから浮き上がることがなく接合部12dが底面21bと当接して係止され、接合部12dが底面21bを押圧するので、リード12と基板2とのはんだ付け接合の不良を抑制することができる。
コネクタハウジング11の内外隔壁11bは、図2に示すように、延出部12aの実装面2aに対向する側と反対の側に、実装面2aと平行な方向に延出するリード補強部16を備えている。延出部12aが内外隔壁11bから延出する箇所である突出端部12fをリード補強部16が支持することで、内外隔壁11bにおけるリード12の支持を強化するものである。リード補強部16を設けたことで、リード12の曲り部12bにおける弾性撓みは強化されてより撓みやすくなる。また、曲り部12bが撓みやすくなると共に突出端部12fの実装面2aから垂直方向の変形が抑制されるので、接合部12dの穴部21の底面21bからの浮き上りを抑制することができ、接合部12dが穴部21の底面21bを確実に押圧することができる。接合部12dが穴部21の底面21bを確実に押圧することができるので、リード12と基板2とのはんだ付け接合の不良を抑制することができる。コネクタハウジング11、固定フック13、固定フック15、サポート壁14、及びリード補強部16は、例えば、樹脂で一体的に作製される。
<基板2>
平板状の基板2は、複数の貫通孔22と、一方の面である実装面2aに開口し、内側面である側面21a及び底面21bに導電性のメッキ21dが設けられた複数の穴部21とを有する。実装面2aはコネクタ1が実装される面である。一方の面が実装面2aである基板2の他方の面は設置面2bで、設置面2bは車載電子制御装置100に基板2が設置される側の面である。部品の実装は実装面2aに限るものではなく、設置面2bに部品を実装しても構わない。穴部21が配列されたピッチpは、図1に示すように、リード12の接合部12dのピッチpと同じである。基板2の実装面2aは、図4に示すように、円形状で穴部21を取り囲んで設けられた導電性のメッキ21dであるランド21cを備える。メッキ21dは、基板2に設けられた回路パターンの一部である。ランド21cの外周部に沿った表面の部分は、実装面2aが表面に備えたソルダーレジスト24が重ねて設けられ、オーバーレジストされている。ソルダーレジスト24をオーバーレジストすることで、ソルダーレジスト24のリフト力の向上を図ることができ、ランド21cの浮き上りを抑制することができる。
実装面2aから穴部21の底面21bまでの深さは、図2に示すように、D1である。深さD1は、基板2の厚みに対して、接合部12dとメッキ21dとが確実にはんだ付けで接合されることを考慮して決定される。特に底面21bに対向する設置面2bと、底面21bと設置面2bとの間の基板2の部分が回路パターン、及び表面実装部品の配置されない部分である場合は、穴部21の底面21bと基板2の設置面2bとの間の基板2の部分は、少なくとも1層以上のプリプレグの絶縁層を備えると共に、基板2の部分の厚みD2は60μm以上である。厚みD2を60μm以上とした場合、底面21bを押圧するリード12の接合部12dから底面21bが受ける付勢力に起因した基板2の破損を抑制することができる。また、底面21bに対向した設置面2bと、底面21bと設置面2bとの間の基板2の部分には接合部12dから受ける付勢力に起因して曲げストレスが発生するため、底面21bに対向した設置面2bと、底面21bと設置面2bとの間の基板2の部分に回路パターン及び表面実装部品の配置を制限した場合、回路パターン及び表面実装部品に不具合が発生するリスクを回避することができ、車載電子制御装置100の品質向上の効果を見込むことができる。
<コネクタ1の基板2への実装>
コネクタ1が備えた複数のリード12と基板2とのはんだ付け接合の不良を抑制することができ、コネクタ1を基板2に容易に実装するための、コネクタ1と基板2の各部の寸法の関係について説明する。基板2に実装される前のコネクタ1において、実装面2aに垂直な方向の延出部12aから接合部12dの端部までの距離H1は、図2に示すように、延出部12aから当接面11a、14aまでの距離H2よりも大きい。固定フック13、15と基板2に設けられた貫通孔22とを嵌め合ってコネクタ1を基板2に実装する際に、接合部12dを穴部21に挿入するためである。
基板2に実装される前のコネクタ1において、距離H1と距離H2の差であるΔhは、当接面11a、14aから接合部12dが実装面2aの方向に突出している長さである。Δhは、距離H2の公差の範囲内で距離H1が最も小さくなった場合でも、深さD1との関係がΔh>D1となるように構成される。固定フック13、15と基板2に設けられた貫通孔22とを嵌め合ってコネクタ1を基板2に実装する際に、接合部12dが穴部21の底面21bを押圧するためである。
基板2に実装される前のコネクタ1と基板2において、実装面2aに平行な方向の固定フック13から見て遠い側の接合部12dの端部と固定フック13との間の距離L1は、図2に示すように、基板2の貫通孔22から見て遠い側の穴部21の側面21aと貫通孔22との間の距離L2よりも小さく、基板2の貫通孔22から見て近い側の穴部21の側面21aと貫通孔22との間の距離L3よりも大きい。固定フック13、15と基板2に設けられた貫通孔22とを嵌め合ってコネクタ1を基板2に実装する際に、接合部12dを穴部21に挿入して接合部12dが穴部21の底面21bを押圧するためである。
基板2に実装される前のコネクタ1と基板2において、距離L1と距離L2の差であるΔLは、貫通孔22から見て遠い側の穴部21の側面21aと固定フック13から見て遠い側の接合部12dの端部との間の隙間の距離である。ΔLは、距離L2の公差の範囲内で距離L1が最も大きくなった場合でも、隙間部分であるΔLが構成されるように設計される。固定フック13、15と基板2に設けられた貫通孔22とを嵌め合ってコネクタ1を基板2に実装する際に、接合部12dが側面21aに接触することなく接合部12dを穴部21に挿入するためである。穴部21の穴径は、配列ピッチpで隣り合う穴部21のランド21cの部分とは干渉しない大きさであり、リード12の接合部12dが穴部21に遊嵌挿入できる大きさである。
このような構成としたことで、固定フック13、15と基板2に設けられた貫通孔22とを嵌め合う際に、接合部12dは穴部21に容易に挿入され、接合部12dが穴部21の底面21bを押圧するので、コネクタ1を基板2に容易に実装することができる。リード12は弾性変形可能な形状であり、コネクタ1と基板2の各部の寸法の関係が上述した関係を維持することで、コネクタ1の製造時のリード12の寸法ばらつき及び曲げ角度のばらつきは吸収され、コネクタ1を基板2に容易に実装することができる。
コネクタ1が基板2に実装された後、図5(b)の断面図に示すように、穴部21のメッキ21dと接合部12dとははんだ3で接合される。図5に示した矢印Aはリード12の延出部12a(図5において図示せず)が延出する方向で、図5(b)は延出部12aが延出する方向に沿った断面図である。コネクタ1は、基板2に実装される他の表面実装部品と同じ工程ではんだ付けされる。図5(a)はコネクタ1の実装前の穴部21の平面図で、ランド21cの外形は穴部21の側面21aを取り囲む円形である。はんだ3は、図5(b)に示すように、穴部21の内側だけでなくランド21cの部分にも設けられ、メッキ21dと接合部12dとのはんだ3で接合される面積を増加させている。図5(b)において、ソルダーレジスト24がオーバーレジストされている部分は省略している。
(2)実施形態の要点と特徴
以上のように、実施の形態1による車載電子制御装置100において、コネクタ1は基板2の貫通孔22を貫通して、基板2の設置面2bを係止する係止部13a、15aを有した固定フック13、15を当接面11a、14aに備え、基板2が当接面11a、14aに沿って係止部13a、15aで挟持され、コネクタ1が基板2に固定されているため、固定フック13、15によりコネクタ1が基板2に係止固定される範囲において、基板2の製造時の歪み及びはんだ付け時の加熱の影響による歪みを、基板2の実装面2aと当接する当接面11a、14aの平坦度に沿って矯正することができる。基板2の歪みが矯正され基板2の平坦度が確保されるため、接合部12dが穴部21の底面21bから浮き上がることがなく接合部12dが底面21bと当接して係止され、接合部12dが底面21bを押圧するので、リード12と基板2とのはんだ付け接合の不良を抑制することができる。また、固定フック13、15と基板2に設けられた貫通孔22とを嵌め合う際、固定フック13、15の誘導挿入に応動して接合部12dは穴部21に挿入され、接合部12dが穴部21の底面21bを押圧するので、コネクタ1を基板2に容易に実装することができる。また、リード12は弾性変形可能な形状であり、コネクタ1と基板2の各部の寸法の関係が上述した関係を維持することで、コネクタ1の製造時のリード12の寸法ばらつき及び曲げ角度のばらつきは吸収され、コネクタ1を基板2に容易に実装することができる。
また、コネクタハウジング11の内外隔壁11bは延出部12aの実装面2aに対向する側と反対の側に、実装面2aと平行な方向に延出するリード補強部16を備えているため、リード12の曲り部12bにおける弾性撓みは強化されてより撓みやすくなると共に突出端部12fの実装面2aから垂直方向の変形が抑制されるので、接合部12dの穴部21の底面21bからの浮き上りを抑制することができ、接合部12dが穴部21の底面21bを確実に押圧することができる。接合部12dが穴部21の底面21bを確実に押圧することができるので、リード12と基板2とのはんだ付け接合の不良を抑制することができる。
また、穴部21の底面21bに対向する設置面2bと、底面21bと設置面2bとの間の基板2の部分に回路パターン、及び表面実装部品を配置しない場合、穴部21の底面21bと基板2の設置面2bとの間の基板2の部分は、少なくとも1層以上のプリプレグの絶縁層を備えると共に、基板2の部分の厚みD2は60μm以上であるため、底面21bを押圧するリード12の接合部12dから底面21bが受ける付勢力に起因した基板2の破損を抑制することができる。また、底面21bに対向した設置面2bと、底面21bと設置面2bとの間の基板2の部分には接合部12dから受ける付勢力に起因して曲げストレスが発生するため、底面21bに対向した設置面2bと、底面21bと設置面2bとの間の基板2の部分に回路パターン及び表面実装部品の配置を制限した場合、回路パターン及び表面実装部品に不具合が発生するリスクを回避することができ、車載電子制御装置100の品質向上の効果を見込むことができる。
実施の形態2.
(1)構成と作用の詳細な説明
実施の形態2に係る車載電子制御装置100について説明する。図6は実施の形態2に係る車載電子制御装置100のコネクタ1の要部を示す斜視図である。実施の形態2に係る車載電子制御装置100は、実施の形態1とは異なるリードとして大電流用リード17を備えた構成になっている。
コネクタハウジング11の内外隔壁11bに保持された複数のリード12は、信号用のリードと電源用のリードが混在し、大電流を通電する必要のあるリードが含まれる。隣接して設けられた、一方のリード12の延出部12aと他方のリード12の延出部12aとは連結されている。内外隔壁11bを貫通して外部に突出した隣り合うリード12の一部分である延出部12aを連結して延出部12aが一体化され、連結部17aが設けられた2つのリード12から、大電流用リード17が形成される。延出部12aを連結したことで1つの大電流用リード17の延出部12aの断面積を増加させ、大電流通電の断面積を確保することができるため、大電流用リード17にはリード12よりも大きな電流を通電することができる。連結部17aを除く他の部分の大電流用リード17の形状は、リード12の形状と同様である。そのため、穴部21の形状を変えることなく、実施の形態1と同様に、コネクタ1を基板2に実装する際、接合部12dを穴部21へ容易に挿入できるので、コネクタ1の基板2への装着性は損なわれていない。
(2)実施形態の要点と特徴
以上のように、実施の形態2による車載電子制御装置100において、隣接して設けられた、一方のリード12の延出部12aと他方のリード12の延出部12aとは連結され、延出部12aが一体化されているため、大電流通電の断面積が確保されるので、大電流用リード17にはリード12よりも大きな電流を通電することができる。また、連結された延出部12aの連結部17aを除く他の部分の大電流用リード17の形状はリード12の形状と同様であるため、穴部21の形状を変えることなく、接合部12dを穴部21へ容易に挿入できるので、装着性が損なわれることなくコネクタ1を基板2に容易に実装することができる。
実施の形態3.
(1)構成と作用の詳細な説明
実施の形態3に係る車載電子制御装置100について説明する。図7は実施の形態3に係る車載電子制御装置100の要部を示す平面図と断面図である。実施の形態3に係る車載電子制御装置100は、実施の形態1とは異なる形状のランド31cを備えた構成になっている。
基板2の実装面2aは、図7(a)の平面図に示すように、延出部12aが延出する方向に長径を備えた楕円形状で穴部31を取り囲んで設けられた導電性のメッキ31dであるランド31cを備える。図7に示した矢印Aはリード12の延出部12a(図7において図示せず)が延出する方向で、図7(a)はコネクタ1の実装前の穴部31の平面図、図7(b)は延出部12aが延出する方向に沿った断面図である。コネクタ1が基板2に実装された後、図7(b)に示すように、穴部31の内側面である側面31aと底面31bに設けられたメッキ31dと接合部12dとははんだ3で接合される。はんだ3は穴部31の内側だけでなくランド31cの部分にも設けられ、メッキ31dと接合部12dとのはんだ3で接合される面積を増加させている。
ランド31cの形状が楕円形状であるため、ランド31cの形状が円形状の場合と比較して、メッキ31dと接合部12dとのはんだ3で接合される面積及びはんだ3の量は増加している。そのため、メッキ31dと接合部12dとの接合強度を向上させることができる。また、ランド31cの形状は延出部12aが延出する方向に長径を備えた楕円形状であるため、穴部31が配列された短径の方向のピッチpを縮小することができ、コネクタ1を小型化することができる。なお、ランド31c上のはんだ3の量は増加するため、穴部31の穴径を縮小して穴部31の内部のはんだ3を減らしても構わない。穴部31の穴径を縮小することで、コネクタ1を小型化することができる。
ランド31cの外周部に沿った表面の部分は、基板2の実装面2aが表面に備えたソルダーレジスト24が重ねて設けられ、オーバーレジストされている。ソルダーレジスト24をオーバーレジストすることで、ソルダーレジスト24のリフト力の向上を図ることができ、ランド31cの浮き上りを抑制することができる。
(2)実施形態の要点と特徴
以上のように、実施の形態3による車載電子制御装置100において、基板2の実装面2aは、延出部12aが延出する方向に長径を備えた楕円形状で穴部31を取り囲んで設けられたランド31cを備えたため、メッキ31dと接合部12dとのはんだ3で接合される面積及びはんだ3の量を増加させることができる。メッキ31dと接合部12dとのはんだ3で接合される面積及びはんだ3の量を増加させることができるので、メッキ31dと接合部12dとの接合強度を向上させることができ、穴部31の穴径を縮小することで、コネクタ1を小型化することができる。また、ランド31cの外周部に沿った表面の部分にソルダーレジスト24をオーバーレジストしたため、ソルダーレジスト24のリフト力の向上を図ることができ、ランド31cの浮き上りを抑制することができる。
また本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 コネクタ、2 基板、2a 実装面、2b 設置面、3 はんだ、11 コネクタハウジング、11a 当接面、11b 内外隔壁、11c 開口面、11d 周壁、12 リード、12a 延出部、12b 曲り部、12c 接合延出部、12d 接合部、12e 屈曲部、12f 突出端部、13 固定フック、13a 係止部、14 サポート壁、14a 当接面、15 固定フック、15a 係止部、16 リード補強部、17 大電流用リード、17a 連結部、21 穴部、21a 側面、21b 底面、21c ランド、21d メッキ、22 貫通孔、24 ソルダーレジスト、31 穴部、31a 側面、31b 底面、31c ランド、31d メッキ、100 車載電子制御装置

Claims (7)

  1. 複数の貫通孔と、一方の面に開口し、内側面に導電性のメッキが設けられた複数の穴部と、を有した平板状の基板と、
    複数のリードと、複数の前記リードを保持したコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングから突出し、前記基板の前記貫通孔に挿入され係止された複数の固定フックと、を有し、前記基板の一方の面側に配置されたコネクタと、を備え、
    前記コネクタハウジングは、前記基板の一方の面に垂直な方向に立設して平板状に形成され、前記コネクタハウジングの内側と外側とを隔て、複数の前記リードが貫通した内外隔壁と、前記内外隔壁から延出して前記コネクタハウジングの内側を取り囲む周壁と、前記内外隔壁から前記コネクタハウジングの外側に延出する複数のサポート壁と、を有し、
    複数の前記固定フックは、前記周壁おける前記基板の一方の面との当接面から突出して設けられ、前記貫通孔を貫通して、前記基板の他方の面を係止する係止部と、複数の前記サポート壁における前記基板の一方の面との当接面から突出して設けられ、前記貫通孔を貫通して、前記基板の他方の面を係止する係止部を有し、
    前記リードは、前記内外隔壁から、前記コネクタハウジングの外側に、前記基板の一方の面に平行な方向に延出した延出部と、前記延出部の延出端部から前記基板の一方の面から離れる方向に屈曲し延出した後、前記基板の一方の面に近づく方向に屈曲し延出した曲り部と、前記曲り部の延出端部から、前記基板の一方の面の方向に延出した接合延出部と、を有し、
    前記基板が前記当接面に沿って前記係止部で挟持され、前記コネクタが前記基板に固定されており、
    前記接合延出部の延出端部が、前記基板の前記穴部に挿入され、はんだで前記穴部に接合されると共に、前記曲り部の弾性撓みによって、前記接合延出部の延出端部が、前記穴部の底面を押圧している車載電子制御装置。
  2. 複数の前記穴部は、一列または複数列に並べられ、
    前記穴部を設けた列の延長線上の領域または前記穴部を設けた列の延長線に挟まれた領域に、前記貫通孔及び前記サポート壁が有した前記固定フックが設けられている請求項1に記載の車載電子制御装置。
  3. 複数の前記サポート壁は、前記穴部を設けた列の延長線上に間隔を空けて配置され、
    前記貫通孔及び前記サポート壁が有した前記固定フックのそれぞれの間に前記穴部が配置されている請求項1または請求項2に記載の車載電子制御装置。
  4. 前記基板の一方の面は、前記延出部が延出する方向に長径を有する楕円形状で前記穴部を取り囲んで設けられたランドを備え、
    前記ランドの外周に沿った表面の部分には、前記基板の一方の面が表面に備えたソルダーレジストが重ねて設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の車載電子制御装置。
  5. 前記コネクタハウジングの前記内外隔壁は、前記延出部の前記基板の一方の面に対向する側と反対の側に、前記基板の一方の面に平行な方向に延出したリード補強部を備えている請求項1から4のいずれか一項に記載の車載電子制御装置。
  6. 隣接して設けられた、一方の前記リードの前記延出部と他方の前記リードの前記延出部とが連結されている請求項1からのいずれか一項に記載の車載電子制御装置。
  7. 前記穴部の前記底面に対向する前記基板の他方の面と、前記穴部の前記底面と前記基板の他方の面との間の前記基板の部分は、回路パターン及び表面実装部品が配置されない部分であり、前記穴部の前記底面と前記基板の他方の面との間の前記基板の部分は、少なくとも1層以上のプリプレグを備えると共に、前記基板の部分の厚みは60μm以上である請求項1からのいずれか一項に記載の車載電子制御装置。
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